2009年12月16日

ゴジラ 西海岸に上陸ス!! 新天地でも火を噴き暴れる事が出来るか?  【メジャーリーグ 松井選手移籍先】  

  メジャーリーグ、ヤンキースに7年間在籍し、11月のワールドシリーズでMVPに輝いた後にフリーエージェント(FA)となっていた松井秀喜外野手がエンゼルスと1年契約で基本合意したと14日、米紙ニューヨーク・タイムズなど複数のメディアが報じた。
  それによると合意した主な内容は、契約期間は1年で、年俸は今季の半分の650万ドル(約5億8千万円)とみられる。早ければ現地時間16日(日本時間17日)にも記者会見が行われるとされている。  
  松井選手は巨人の主軸として10年間活躍し、2003年にヤンキース入団。契約最終年だった今季は指名打者で活躍し、フィリーズとのワールドシリーズでは3本塁打を放った。しかし、若返りと人件費抑制をはかるヤンキースとの残留交渉は、進展していなかった。
       

<コメント>
  ヤンキースとの契約満了に伴い、その去就が注目されていたゴジラこと松井選手の移籍先。越年も有り得ると言われて来たが、年内に決着する事となった。(正式にはメディカルチェックの後であるが…。)
 
膝等の怪我で守備に不安を抱える松井選手を契約満了に伴い今シーズン限りで放出すると言う話はシーズン中、球団幹部の口から発せられ一時は日本の球団が獲得に動く可能性も示唆されていた。
  しかし、ワールドシリーズでの活躍によりファンなどから残留を望む声が上がるなど、ゴジラの行き先がますます世間の注目を集める事になった。そして様々な噂が行き交った末に、これまで活躍の場として来た東海岸に別れを告げ、来シーズンは西海岸に活躍の場を移す事になった。
  また今回の件では、あくまでビジネスを貫き通すアメリカのドライさが垣間見えたような気がする。日本ならポストシーズンでに活躍したら、球団側が「情」を見せるような気もする一方で、そこは文化の違いだから致し方ないと言う気もする。
  ただ今年の契約更改を見ていると、日本の球団も昨今の経済情勢の悪化からか、選手の年俸も今までのように青天井とは行かないようだが…。

  さて松井選手の話に戻るが、寒冷の東海岸から温暖な西海岸に移る事は故障を抱える松井選手にとっては良い事だし、日本人も多く住む土地柄である事から溶け込むのに時間は掛からないだろう。エンゼルスはプレーオフに何度も進出する等、地区でも強豪のチームで、松井選手にとっては打ってつけの球団だと思う。
  ただ半分に抑えられた年俸もさる事ながら、短い期間で結果を残さなければならない事を考えると、手放しで喜べる状況では無いだろう。結果が出なければ来年の今頃、再び新天地を探さなければならない可能性もある。1年契約で仮にシーズン中に怪我などで戦線離脱した場合は契約内容にもよるが、即戦力外通告となる事も有り得る。その厳しさを乗り越える事が出来るか。
  節目節目で名を残す活躍をして来た松井選手の新天地での活躍を期待したい。














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2009年12月14日

4年に一度の檜舞台へ… 本格化する代表権争いの行方は?【スピードスケート 五輪代表争い】

〜スポーツナビ より〜
  スピードスケートのW杯前半戦が13日閉幕のソルトレークシティー大会で終了し、日本勢は個人種目で男子の加藤条治と長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)、女子の小平奈緒(相沢病院)、吉井小百合(日本電産サンキョー)の短距離陣に、女子3000メートルの穂積雅子(ダイチ)を加えた計5選手が来年2月のバンクーバー五輪代表に決まった。
 日本スケート連盟は、前半戦5大会のいずれかのレースで3位以内に入ることなどを代表内定の条件としており、W杯総合成績8位以内を満たして代表入りした吉井以外の4選手は今季、それぞれ表彰台に立った。
 加藤と長島は500メートルで、小平と吉井は500メートル、1000メートル2種目の出場権を得た。 

<コメント>
  来年2月にカナダのバンクーバーで行われるウインタースポーツの祭典、冬季オリンピックに向けて各種目で代表が決まり始めている。フィギュアスケートやスキーモーグルに続き、メダルの期待が懸かるスピードスケートでもW杯前半戦の成績での代表内定の条件をクリアし、カルガリー行きのチケットを獲得した選手が現れた。この後、年末に長野で行われる代表選考会を経て全ての代表が決まる。
  前回のトリノ五輪では期待されながらメダルに手が届かなかったスピードスケート。残った代表枠に誰が滑り込むのか。そしてバンクーバーの地で日の丸を掲げる事が出来るのか。4年の一度の檜舞台を目指す戦いは、佳境を迎えようとしている。











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2009年12月12日

J1クラブを次々と撃破しサッカーの聖地へ…!! J1昇格即ACL出場権獲得の快挙なるか? 【サッカー 天皇杯準々決勝】

  サッカーの第89回全日本サッカー選手権大会(天皇杯)準々決勝の内、3試合が12日行われ、今シーズンJ2を制したベガルタ仙台がJ1準優勝の川崎フロンターレを延長の末下し、クラブ初のベスト4進出を決めた。
  試合終了間際に同点に追い付かれた仙台は延長後半、クロスボールを平瀬が頭で決めて勝ち越し、そのまま逃げ切った。
  
  この他、ガンバ大阪が鹿島アントラーズを2−1で、清水エスパルスがアルビレックス新潟を3−2でそれぞれ下しベスト4にコマを進めた。鹿島アントラーズは今シーズンJリーグに続く2冠獲得はならなかった。

  準々決勝の残る1試合、名古屋グランパス×FC岐阜は13日、瑞穂陸上競技場で行われる。



【第89回天皇杯試合結果】
仙 台  2−1  川崎F

G大阪  2−1  鹿 島

清 水  3−2  新 潟


【準決勝組合せ】 
G大阪 ×  仙 台 (29日 15:00  国 立)

清 水 ×  名古屋と岐阜の勝者
           (29日 13:00  エコパ)      
<コメント>
  J1、J2クラブと各都道府県の代表など合わせて80チーム余りが参加して9月から熱戦が繰り広げられてきた89回目の天皇杯もいよいよ大詰めを迎えた。元旦に国立競技場で行われる晴れの舞台を目指し、またJ1で上位に入ったクラブ(鹿島、川崎F、G大阪)を除くクラブは、次回ACL出場権を目指すべく準々決勝が行われ、次のステージに進む事を許される4チームの内、3チームが決まった。

  今シーズンJ2を制し久々にJ1への昇格を果たしたベガルタ仙台。毎シーズンJ2の上位争いをしながら中々J1の扉をこじ開ける事が出来ず、昨シーズン入れ替え戦に出場したものの、ジュビロ磐田に敗れ、J1の壁に跳ね返された。
  毎年コロコロ指揮官が代わるイメージがあったが(かつて率いていたサンタナ監督は、最近まで南アフリカ代表監督を務めていた。)手倉森監督続投となった2シーズン目の今年、ついに悲願達成となった。

  J2優勝の勢いは天皇杯でも衰える事無く、ナビスコ杯覇者のFC東京、J1で最後まで優勝争いをした川崎FなどJ1チームを次々と撃破し、クラブ初のビックタイトル獲得まで後少しの所まで来た。我が故郷のクラブが、ここまで勝ち上がって来た事を嬉しく思う。
  次の相手は、昨年アジアを制したG大阪。J2に在籍してのACL参戦は過去に東京Vの例があるが、J1昇格即ACL出場権の例はまだ無い。「ベガルタ仙台」の名を全国にアジアに轟かす事が出来るか。
  
  仙台と言えば、今年の秋にプロ野球の楽天が世間の注目を浴び、リーグ制覇まで後一歩の所まで行った。実績では他のチームに劣るが、臆する事無く戦って野球に続いて欲しい。29日の国立の試合は仕事があって応援に行く事が出来ないが、良い試合をする事を期待したい。












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2009年12月10日

戦いの場に加わる者、去る者、居続ける事を決断した者!! それぞれの次へのステップ!! 【プロ野球など 去る者来る者etc】 

  今年も残りあと僅かとなった。WBC連覇や岡田ジャパンのW杯出場など熱戦が繰り広げられた2009年。
  今回は、惜しまれながら戦いの舞台から去る者、新たにその場に加わるもの、そして年齢など関係なく戦いの場に居続ける事を決断した選手について書きたいと思う。


【球界に衝撃が走った電撃的な引退】
   戦う事を許される者の枠が決まっているプロという名の戦場。毎年の光景だが、新たに戦いの場に来る者がいれば、その分弾き出される者も出てくる。今年も華やかな舞台で活躍し続け惜しまれつつ去る者がいる一方で、多くの選手が志半ばでグラウンド等を去って行く事になる。

  その中で昨日発表された阪神、赤星選手の引退は衝撃的な出来事だった。ダイビングキャッチの際に首を痛めて戦列を離れた事はニュース等で知っていたが来シーズン、グラウンドに戻って来ると思っていた。まさか生活に支障を来たすほどの重傷だったとは・・・。記者会見で見せた無念さが印象的だった。
  プロ野球選手としては恵まれた体ではなかったが、足を武器に体の大小は関係ないと言わんばかりに、ガッツ溢れるプレーで存在感を十分見せ付けた。とにかく赤星選手ほど塁上にいるだけで、相手に神経を使わせる選手はここ最近いなかったように思う。
 
  これからの人生が長いと思うので、まずは体調を万全にして第二の人生を歩んで欲しい。(出来れば野球界で・・・。)

 
【40代になって、なお現役にこだわる「あの選手」】
  種目にもよるがプロのスポーツ選手にとって40代になって現役でいられる事は奇跡に近い。普段の生活で余程、節制しないと難しいと思う。
  今秋、去就が注目されたJリーグ、前ジュビロ磐田の中山選手とプロ野球、前横浜の工藤投手は、まだ燃え尽きたと感じていないのか、来シーズンも現役を続ける事を表明した。工藤は古巣の西武に落ち着き先が決まり、中山もJ2の横浜FCなどからオファーがあるようだ。今日行われたトライアウトでも精力的な動きを見せていた。果たして、ゴンとカズのツートップは実現するのか。世界に出ようと苦闘していた10数年前の頃の代表の匂いがする。

【新たに「戦場」に加わる者】
  プロ野球は、ドラフトで指名された選手の仮契約も一通り終了し、各球団の入団発表会が行われている。今年、高校野球界を沸かせ、西武から指名された菊地投手(花巻東高校)も先日入団会見を済ませ、いよいよプロの荒波に出る事になった。まずは早く一軍に上がる事が目標と謙虚な姿勢を見せたが、果たしてどんなパフォーマンスをファンの前で披露するのか。また他の新人選手の中で誰がいち早く表舞台に出て来るのだろうか。









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2009年12月08日

アジアの頂点を目指す「赤」&来シーズン復活を期す「赤」 立場が入れ替わった両チームの行く先はどこか?  【サッカー JリーグJ1】

  サッカーのJリーグJ1は5日、最終節の9試合が行われ、鹿島アントラーズが浦和レッズを1−0で下し、リーグ3連覇を成し遂げた。アントラーズと優勝争いを演じていた川崎Fも最終戦を白星で飾ったが及ばなかった。尚、後日行われたJリーグアワードで小笠原満男選手がMVPに、新人王には13得点を上げ、新人最多得点記録を塗り替えた横浜Fマリノスの渡辺千真選手が選ばれた。
  Jリーグは今シーズンの全日程を終え、J2から仙台、C大阪、湘南が昇格し、柏、千葉、大分がJ2に降格する事になった。


【J1最終順位】
 1 鹿 島  66
 2 川崎F  64
 3 G大阪  60
〜以上、次回ACL出場権獲得〜

 4 広 島  56
 5 FC東京 53
 6 浦 和  52
 7 清 水  51
 8 新 潟  50(得失点差+11)
 9 名古屋  50(得失点差+4)
10 横 浜  46
11 磐 田  41(得失点差−10)
12 京 都  41(得失点差−12)
13 大 宮  39(得失点差−7)
14 神 戸  39(得失点差−8、総得点40)
15 山 形  39(得失点差−8、総得点32)

〜以下、来シーズンJ2降格〜
16 柏    34
17 大 分  30
18 千 葉  27
<コメント>
  サッカーのJリーグJ1は鹿島アントラーズが最終節の浦和戦に勝ち、史上初のリーグ3連覇を成し遂げた。
  
  今シーズンのアントラーズはアジアNo1のタイトルこそ取れなかったものの、Jリーグに加えてACLにも出場する等、タイトな日程を強いられた。そんな中で勝ち取ったリーグ優勝だけに価値がある。途中、連敗しトップの座を川崎Fに譲るなど、万事上手く事が運んだとは言えないのかも知れないが、それでも最後はその座を奪い返した。代表経験もありベテランの域に達した小笠原や本山などの79年組と、内田、興梠と言ったこれからのアントラーズを背負う若手選手との歯車が噛み合ったシーズンだったと言えるのではないだろうか。
   来シーズンはいよいよアジアの天下獲りに挑む。果たして、第2の黄金期を迎える事になるのだろうか。

   一方、数年前にアジアを制し世界を見据えたはずのもう1つの赤の軍団、レッズはチームにとって今シーズンは試行錯誤、サポーターにとっては我慢の1年だった。
  フィンケ監督の育成重視の方針を考えると、結果が出るのはもう少し先になるのだろうか。そう考えると確かに天皇杯でアマチュアチームに敗れる失態を演じる等、不甲斐ない面はあったが、リーグ6位はまずまずの結果だったと言えるような気もする。若い芽も少しずつではあるが伸びて来ている。
  しかし、一度世界の扉の入口を見たレッズサポーターにとっては、そろそろ我慢の限界だろう。三都主が去り闘莉王や高原も今シーズン限りてチームを去ると言われ、来シーズンに向けて若手の有望選手を補強するようだ。結果を求められるであろう来シーズン。ダイヤモンドは輝きを取り戻す事が出来るだろうか。

 2年前、アジアを制しながら最後の最後で逆転されアントラーズの復活を許したレッズ。あれから2年。立場がすっかり入れ替わってしまった「それぞれの赤」が最終節で相対するとは・・・。何か因縁めいたものを感じると共に時代の流れの早さを感じる最終節、両チームの対戦だった。

最後に余談だが、我が地元の仙台が久々にJ1の舞台に登場する。どんな戦いを見せるのか注目したい。











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