2008年05月26日

お兄ちゃんの無念を晴らす復活V!!  【競 馬  第69回オークス結果】

 競馬の第69回優駿牝馬(オークス)が25日、東京競馬場で行われ4番人気に推された2歳女王トールポピーが最後の直線で抜け出し、桜花賞で8着に敗れた雪辱を果たした。2着に桜花賞でも2着だったエフティマイア、3着に桜花賞馬レジネッタが入った。

  一方、このレース1番人気だったリトルアマポーラは直線で伸びず7着に終わった。

  尚、トールポピーに騎乗した池添騎手は最後の直線の内斜行で2日間の騎乗停止となった。


【第69回優駿牝馬競走成績】
1着  △トールポピー    池添謙一  2分28秒84
2着   エフティマイア  蛯名正義
3着  ▲レジネッタ      小牧太
4着  △ブラックエンブレム  松岡正海
5着   オディール      安藤勝己


<コメント>
  最後の直線の攻防で物議を醸した69回目のオークス。騎手の騎乗ぶりは置いといて、終わってみれば実力のある馬、GTで連対実績のある馬が上位に入線する結果となった。 

  レースは、大方の予想に反して縦長の速い展開となった。最後の直線で、外から来られたトールポピーは、僅かな隙間を突いて切れ込みそのまま先頭でゴールに駆け込んだ。だが、内に切れ込んだ事が他馬の進路を妨害した可能性があると言う事でその後の審議が長引いた。最近のGTレースで1着降着となったのはエリザベス女王杯でのカワカミプリンセス。あの時のシーンが頭をよぎった関係者、ファンは多かったと思うが、裁きを受けたのは騎手のみだった。
  ゴールを駆け抜けた時の池添騎手の勝ち誇った顔と勝利ジョッキーインタビューを受けた時の神妙な顔つきが印象的たっだ。また、JRAからはっきりしたした説明もなく、一生に一度の晴れ舞台は後味の悪さだけが残ってしまった。

  勝ったトールポピーは、前走での惨敗と減った馬体がそれほど戻っていなかった事が嫌われてか人気を落としていたが、桜花賞で実力通りの走りをしていれば、今回のレースも恐らく1番人気だっただろう。
  かくして、「隠れ1番人気」だった2歳女王は、期待されながらGTタイトルを取る事無くターフを去った兄(フサイチホウオー)の無念をも晴らし見事に復活した。この後、米オークスに出走するプランもあるとの事。今後の活躍が楽しみである。

  最後に来週行われる競馬の祭典、日本ダービーでは、誰が見ても納得するようなレースを期待したい。












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2008年05月24日

一生に一度の乙女の祈りが通じるのは果たして・・・   【競 馬  第69回優駿牝馬予想】  

  牝馬クラシック第2弾、競馬の第69回優駿牝馬(オークス)が25日、東京競馬場芝2,400mで行われる。
  
  昨年のオークスは有力候補だった2頭、ダイワスカーレットが感冒で、ウオッカがダービーに出走するためそれぞれこのレースを回避した。本命なき争いとなったレースを制したのは、外国産馬のローブデコルテだった。
  今年のオークスも第1弾の桜花賞同様、展開や当日の馬の調子によって結果が大きく左右されるような雰囲気が漂っている。一生に一度の舞台に立つ事が出来た18頭の中で、スポットライトを浴びる事が出来るのは果たしてどの馬なのか。


【本紙予想】

◎(本 命)2枠4番  レッドアゲート
 前走のフローラSでは、それまでの後方一辺倒から前々で競馬する器用さを見せて勝利をモノにした。元々、距離延長はプラスで東京コース、出走馬中唯一この距離を経験するなど強調材料も多い。他の馬が距離未経験である事から、上がりの競馬になる事が予想されこの馬の決め手が生きる展開となれば、樫の冠に最も近いと言えるだろう。不安材料は、当日の気配(牝馬の場合はどの馬もそうだが)と雨か?


○(対 抗)8枠18番 リトルアマポーラ
  桜花賞はスタートで終わってしまったかに思われたが、それでも最後に上がり最速となる脚を見せて掲示板に載った。この馬も距離延長は問題なさそうで、道悪も経験している事から苦にしないだろう。また、スタートが不得手な同馬にとってゲート内で待たされる時間が短い大外枠はプラス。本命と甲乙付けがたいが、距離経験の差でこちらを対抗にした。(上がりの競馬であれば余り関係のない要素ではあるが・・・。)


▲(単 穴)5枠10番  レジネッタ  
 唯一、牝馬2冠の資格があるレジネッタ。桜花賞を制したにも関わらず、前日オッズでは低い評価となっている。距離延長がこの馬にとってプラスとは言えないが、昨年のローブデコルテもそうだったように決め手勝負になれば、この馬の出番もありそうだ。


 この他、△(連下)には、前々で競馬をするとしぶとい4枠7番ブラックエンブレム、安定した成績を残している6枠12番ソーマジック、減った馬体が戻ればやはり怖い2歳女王7枠15番トールポピーまで挙げておきたい。

 馬券は人気が割れそうなので、◎○▲のBOXと◎から△へ流す事にする。

 まとめると4−10、4−18、10−18、4−7、4−12、4−15の6点で勝負!!
 
 余談だが、カジノドライヴの騎乗がご破算となり、米国クラシック制覇の夢破れた名手の怒りの?一発が怖い気がする。騎乗する馬に強調材料がないので今回は切ったのだが・・・。)
 







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2008年05月23日

混迷極める樫の舞台  カーテンコールを受けるのはどの馬か?  【競 馬 第69回優駿牝馬枠順】 

〜スポーツナビ より〜
  
  JRA3歳牝馬クラシック第二冠目の女王決定戦、第69回GIオークス(25日、東京競馬場2400メートル芝)の枠順が22日、JRAから発表された。
 桜花賞馬のレジネッタは5枠10番から5年ぶりの牝馬二冠制覇に挑戦。オークストライアルを快勝したレッドアゲートは2枠4番、復権にかける2歳女王トールポピーは7枠15番からの発走となった。

■第69回 GT優駿牝馬(オークス)
5月25日(日)東京競馬場2400メートル 芝・左
サラ系3歳 オープン 牝(指定) 定量 発走15:40

1(1)シャランジュ 横山典
1(2)ハートオブクィーン 幸
2(3)アロマキャンドル 田中勝
2(4)レッドアゲート 内田博
3(5)ムードインディゴ 福永
3(6)エフティマイア 蛯名
4(7)ブラックエンブレム 松岡
4(8)マイネレーツェル 武豊
5(9)ライムキャンディ 四位
5(10)レジネッタ 小牧太
6(11)ジョイフルスマイル 吉田豊
6(12)ソーマジック 後藤
7(13)スペルバインド 勝浦
7(14)カレイジャスミン 柴田善
7(15)トールポピー 池添
8(16)エアパスカル 藤岡佑
8(17)オディール 安藤勝
8(18)リトルアマポーラ 武幸

<コメント>
  25日に行われる優駿牝馬(オークス)の枠順が22日発表された。
  牝馬クラシック第一弾の桜花賞は人気薄の馬が連対し波乱となった。牝馬クラシック2冠目のオークスも、未知の距離、馬場状態、おまけに軸馬不在と不確定要素が多く、予想人の頭を悩ませるレースとなりそうだ。この時期の3時歳牝馬は実績がアテにならないのが、悩ましさを更に増幅させる。

  2歳女王の巻き返しはあるのか。それともアッと驚く末脚を見せた桜花賞馬が二つ目のタイトルをさらうのか、或いは今春のG1未だ未勝利のあの名手が一発を目論むのか。はたまた桜花賞に続いてファンをアッと驚かせる馬が現れるのか。

  まさに出たとこ勝負の樫の冠を巡る女の戦いは、日曜日の15時40分ゲートが開かれる。

  本紙の予想は明日(24日)掲載の予定












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2008年05月18日

シンデレラガール誕生!!その一方でダービー馬復活への道は険しく・・・  【競 馬 第3回ヴィクトリアマイル結果】 

 春の女王決定戦、競馬の第3回GIヴィクトリアマイル(芝1,600m)が18日、東京競馬場で行われ、藤田伸二騎乗の5番人気エイジアンウインズ(牝4)が優勝し、初のGTタイトルを獲得した。
  一方、昨年のダービー馬で武豊騎乗の1番人気ウオッカ(牝4)は、最後の直線で追いすがったが届かず2着に終わり、ダービー以来の勝利を手にする事が出来なかった。3着にはブルーメンブラット(牝5)が入線した。


【第3回 ヴィクトリアマイル競走成績】
1着 △エイジアンウインズ   藤田伸二  1分33秒7
2着 ◎ウオッカ         武 豊
3着 △ブルーメンブラット   後藤浩輝
4着  ヤマニンメルベイユ    柴山雄一
5着 ○ニシノマナムスメ     吉田隼人
 
 △−◎で的中。ウオッカ絡みで1670円の配当はオイシイ馬券だったのかも?
<コメント>
  昨年のダービー馬の復活なるかで注目された今年のヴィクトリアマイルを制したのは、同じ4歳世代のエイジアンウインズだった。前走、初の重賞挑戦でいきなり優勝するとその勢いをそのまま持ち込んだ恰好となった。テン乗りだった藤田騎手は、3年ぶりにGTのタイトルを手にした。

  レースは道中スローペースで進み、最後の直線勝負。馬群を割って抜け出したエイジアンウインズがゴール前でも脚色が鈍る事は無く、先頭でゴールを駆け抜けた。初のマイル戦となったが、難なくクリアしたエイジアンウインズ。この後のマイル〜短距離戦線での活躍が楽しみである。

  一方、ファンの期待を一心に背負った昨年のダービー馬ウオッカは、騎乗した武豊騎手が剛脚を繰り出してくれる事を信じたのか、最後の直線でギリギリまで追い出しを我慢した。上がりのタイムは出走馬中最速を記録したが、遠征が帰りの疲れがあったのか最後のゴール前まで続く事は無く、ブルーメンブラッドをかわすが精一杯だった。
  2着に入った事で次のレースに期待が持てたのも確かだが、1年近く勝利から遠ざかっている上にライバル、ダイワスカーレットのいない、牝馬同士のこのレースで負ける訳には行かなかった。産経大阪杯で牡馬をなで斬りしたダイワスカーレットとの差がこれでまた広がってしまったような気がする。ダービーの称号が少しずつ色褪せて行く感があるウオッカ。果たして長いトンネルから抜け出すのはいつの事になるか。(それとも、抜け出す事は無いのだろうか。)











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2008年05月17日

春の女王決定戦 ダービー馬の復活劇か?それとも不発弾もビックリの結果となるか?   【競 馬  第3回ヴィクトリアマイル予想】

  春の女王を決める競馬の第3回ヴィクトリアマイルが18日、東京競馬場1,600mで行われる。昨年このレースを制したのは、歌手の前川清の持ち馬コイウタだった。今年も芸能人が馬主の馬が出走するようだが、何と言っても注目は昨年のダービー馬、ウオッカがどのようなレースをするかだろう。前日オッズでも断然の1番人気となっており、予想としては2着探しの様相を呈している。スンナリ本命馬が実力を発揮するのか。それとも牝馬の気まぐれで荒れた結果となるのか。

【本紙予想】

◎(本 命)5枠9番 ウオッカ 
 出走馬の中で実績は抜きん出ている。何と言ってもダービー馬である。ダービーを制した後は煮え切らないレースが続いており、1年近くゴール板をトップで通過していないが、ドバイW杯では久々に「らしい」レースを見せた。不安材料はドバイ遠征後の疲れがどの程度かと、レース当日の気配ぐらいである。(実は牝馬はそれが重要ファクターだと言う人もいるが・・・。)しかし牝馬同士、しかもライバルのダイワスカーレットが出走しないとあって負ける訳には行かないだろう。他馬を圧倒する形で勝って欲しいと願うファンは多いはずである。


○(対 抗)7枠13番 ニシノマナムスメ
  ウオッカが本来の走りをすれば、今回は2着探しが難解なレースと言う事になる。どれを対抗馬にするか迷う所だが、本紙はニシノマナムスメを推したい。オープン入りした後は常に掲示板を外さない堅実な走りを見せている。特に前走のマイラーズカップでは、ゴール前で見せ場を作った。父アグネスタキオン、母ニシノフラワーは、管理する河内調教師も手綱を取った思い入れのある馬である。その娘が、師にGTのタイトルをプレゼントする事が出来るか。


▲(単 穴)8枠17番ベッラレイア  
 長期休養明けがマイナスポイントだが、決め手のある脚は東京のコースに合うような気がする。底力もあり軽視は出来ない。当日の気配次第ではいきなり大駆けも有り得る。乗り役が秋山騎手に戻って初のGTタイトルをプレゼントすると言うストーリーも悪くはないだろう。
 

 その他、△(連下)としては、前走初のオープンレースとなった阪神牝馬Sを制し勢いに乗る3枠6番エイジアンウインズ 、その時2着だった1枠2番ブルーメンブラッド、距離が合いそうな6枠11番トウカイオスカー、近走不振もそろそろ走りそうな2枠3番ローブデコルテ3枠5番ピンクカメオの東京コースでGTタイトルを獲得した2頭まで挙げておきたい。

 馬連で2−9、3−9、5−9、6−9、9−11、9−13、9−17の7点で勝負!!

 明日は調布市内で不発弾処理が行われる為、京王線が運転中止となるらしい。競馬観戦される方はご注意を・・・。








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2008年05月03日

3分ドラマの結末は実績馬の復活か?それとも2度ある事は3度ある、か?  【競馬 第137回天皇賞予想】

  競馬の第137回天皇賞が4日、京都競馬場(芝3,200m)で行われる。
 
  今年春のGTは、本命不在の混戦が続いており天皇賞も軸となる馬がおらず混戦が予想されている。前日オッズの人気は、昨年の菊花賞馬アサクサキングス、3連覇を狙うメイショウサムソン、前走の阪神大賞典を制したアドマイヤジュピタの順となっているが、人気が割れている。果たして主役に踊り出るのはどの馬なのか。


【天皇賞(春)の傾向】
かつて春の天皇賞と言えば、GTレースの中でも比較的堅く収まるレースの1つだったが、ここ数年は人気薄の馬が1、2着に入るケースが目立ち荒れている。最近1、2番人気で収まったのはディープインパクト&リンカーンぐらいだろうか。昨年のメイショウサムソンでさえ2番人気での優勝だった。

  今年の天皇賞も人気が割れており、展開一つで順位がガラッと変わりそうな雰囲気を漂わせている。
  今春のGTは桜花賞、皐月賞と人気馬が敗れ馬券的に荒れる結果となっているが、それに歯止めが掛かるか?それとも・・・?



【本紙の予想】
◎(本 命) 8枠13番アサクサキングス
 昨年菊花賞を制した後は、ジャパンカップやグランプリレースには見向きもせず鋭気を養った。休み明けの産経大阪杯では、久々のレースだった上に59キロの斤量を背負った。にも関わらず勝ったダイワスカーレットを追いかけての3着と上々の出来だった。ターゲットはあくまで天皇賞で、大阪杯はトライアルの意味で使ったと陣営が語っている事から想定内の結果だったのだろう。
このレースは、菊花賞馬との相性が良く、おまけに京都では負けなしと得意のコースなだけに上昇度を買って本命に推したい。


○(対 抗)5枠8番メイショウサムソン 
  昨年の有馬記念、前走の産経大阪杯と精彩を欠いている。前走の敗因が遠征取り止めにより調整計画が狂った事なのか、それともこの馬の闘争心が萎えてしまったのか。ここの所掲示板にすら載らない成績が続いている事からもう少し評価を下げようと思ったが、他に推したい馬もいない事や、追い切りの動き自体に問題はなさそうなので、これまでの実績も考えて対抗にする。競馬は、馬7騎手3と言われるが、長距離レースではその割合が逆転する言われている。平成の盾男、武豊騎手がどんな手綱さばきでこの馬を復活させるのか。

×(注 意)8枠14番アドマイヤジュピタ
 前走の阪神大賞典は、スローペースの決め手勝負で勝利をモノにした。後述するホクトスルタンがどのように逃げるのかにもよるが、前走同様、最後の直線での決め手勝負になるとこの馬の出番もありそうだ。逆にスタミナ勝負になると血統的に苦しい。母の父であり天皇賞と言えばかつて出馬表を賑わせた事もあったリアルシャダイの助けをどこまで借りる事が出来るか。

▲(単 穴)3枠4番ホクトスルタン
  今年の天皇賞の展開のカギを握っているのがこの馬である。重賞勝ちこそ無いが、前走の準オープンでの勝利は圧巻だった。メジロアサマに始まる血統は、まさに天皇賞向きである。伝統あるメジロの血が騒ぐとしたらこのレースのような気がする。
  また、騎乗する横山典騎手は2004年の天皇賞でイングランディーレに騎乗し、アッと言わせる逃げで穴を開けた。今回はどんな逃げを見せるのか。策士の手綱さばきが今年の天皇賞の結果を左右しそうだ。


△(連 下)5枠7番ドリームパスポート
  勝つには、パンチ力に欠けるがここの所安定した成績を残しており、そろそろ復活があるのではないかと予想して・・・。

△(連 下)6枠10番ポップロック
  勝ちきれないレースが続いているが、安定した成績を残しており軽視は出来ない。


 馬券は、今回も人気が割れている事から◎○×▲のBOXと◎から△へ流す事にする。

 馬連で4−8、4−13、4−14、8−13、8−14、13−14、7−13、10−13の8点。


 最後に気になる点が1つ。アドマイヤ一族から4頭出走する事である。展開が大きく勝敗を左右しそうな今回のレース。レースのカギを握っているのは実はこの4頭かも知れない。












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2008年05月01日

伝統のレースの結果は、カップラーメンの出来上がりを待つ気分!?  【競 馬  第137回天皇賞枠順】

 競馬の第137回天皇賞・春(京都競馬場芝3,200m)の枠順が1日、JRAから発表された。
 昨年の同レース覇者で天皇賞・春&秋を通じて3連覇を狙う武豊騎乗のメイショウサムソン(牡5)は5枠8番。昨年の菊花賞馬で最優秀3歳牡馬に選出されたアサクサキングス(牡4)は8枠13番、前哨戦の阪神大賞典を快勝したアドマイヤジュピタ(牡5)は8枠14番に決定した。
 また、曽祖父メジロアサマ、祖父メジロティターン、父メジロマックイーンに続く天皇賞父子四代制覇の偉業を目指すホクトスルタン(牡4)は3枠4番からの発走となる。

第137回 GI天皇賞・春
5月4日(日)京都競馬場 3200メートル 芝・右(外)
サラ系4歳以上 (国際)(指定)オープン 定量
発走 15:40

1(1)サンバレンティン    佐藤哲
2(2)アドマイヤフジ     川 田
3(3)アドマイヤモナーク  安藤勝
3(4)ホクトスルタン     横山典
4(5)トウカイエリート    上 村
4(6)アドマイヤメイン    福 永
5(7)ドリームパスポート  松 岡
5(8)メイショウサムソン  武 豊 
6(9)ドリームパートナー  和 田
6(10)ポップロック      内田博
7(11)トウカイトリック    幸
7(12)アイポッパー      藤田伸
8(13)アサクサキングス   四 位
8(14)アドマイヤジュピタ   岩 田

<コメント>
  JRAの中でも長い歴史と伝統を誇る天皇賞がGW真っ只中の4日に京都競馬場で行われる。長いのは歴史だけではなく、勝負が付くまでに要する時間もそうである。その時間およそ3分。例え方が正しいかどうかは別にしてカップラーメンが出来上がるのとほぼ同じ時間である。

  その天皇賞の枠順が1日発表された。今年のメンバーを見ると盾3連覇を目指すメイショウサムソンを筆頭に、昨年の菊花賞馬アサクサキングスなど役者が揃った。
 その他に勝てば史上初の4代制覇と言う偉業達成となるホクトスルタンも参戦する。曽祖父メジロアサマから続く伝統のメジロの血を受け継ぎ、このレースに出走するあたり競馬の歴史を感じさせる。

 今春のGT戦線は、本命不在の混戦が続いており、馬券的にも荒れている。果たして春の淀の舞台の主役に踊り出るのは、どの馬なのか?そして、用意したカップラーメンを美味しく啜れる予想人は果たして誰なのか?

 
※ご注意
  天皇賞春での1着のタイムは3分10秒から20秒。カップラーメンが出来上がる方が若干早い。本当にカップラーメンを勝利の美酒代わりにするのならば、テレビの前でレースに熱中していると麺が延びてしまうのでご注意を!?更にレース結果に興奮して食べ忘れてしまう事にもご注意を!?

本紙予想は、土曜日夜に掲載の予定

















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2008年04月23日

ターフを駆け抜ける白肌のお姫様 樫の舞台まで辿り着けるか? 【競 馬  注目の白毛馬】

〜史上初、白毛馬による重賞初制覇を目指す
その名は「ユキチャン」〜
 
 
  波乱続きの今年春のGT戦線だが、今度の土、日はひと休み。東京競馬場ではオークストライアルとなるフローラSが27日行われる。桜花賞組が出走しない予定で小粒なメンバー構成となりそうだが、出走メンバーの中に注目の馬がいる。全身真っ白の白毛馬、その名もユキチャンである。

  歳を重ねると白くなる、いわゆる芦毛の馬は多くはないがそれなりにいる。メジロマックイーンを始めオグリキャップ、ビワハヤヒデなどGTを勝った芦毛馬も存在する。ユキチャンの父、クロフネもその中の1頭である。
  このように白毛に近い芦毛馬の活躍は時々あるが、白毛馬は突然変異の反動なのか、血統的なものなのか勝つ事は稀である。(ユキチャンの場合は、母のシラユキヒメが白毛である事から突然変異ではなく母系から受け継いだものと思われる。母のシラユキヒメが突然変異で生まれてきたとされている。)

  ユキチャンの話しに戻したい。デビュー戦となった芝1,200mでスピードに乗れず大敗したが、その後のダート戦(1,200m)で初勝利を挙げた。この事からダートの方に適性があると陣営は踏んでいたようだが、3戦目となるミモザ賞(芝2,000m)で最後に鋭い差し脚を見せて勝利を収め、芝のレースにも適応する事を示した。

  オークス行きのキップを懸けたフローラSでも前走の勝ちっぷりや物珍しさも手伝って、恐らく上位人気になると思うが、もし他馬を寄せ付けない勝ち方をしたら、目玉不在の樫の舞台で台風の目になる事は間違いなく、久々の「アイドルホース」誕生の予感さえする。白馬王子ならぬ白馬のお姫様は日曜にどんなレースをするのか。その走りに注目したい。


ユキチャンが2勝目を上げたミモザ賞





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2008年04月21日

ある有名騎手の予言通りとなって、またまた波乱の結果に!! 【競 馬  第68回皐月賞結果】

  競馬の第68回皐月賞が20日、中山競馬場芝2,000mで行われ、7番人気のキャプテントゥーレがスタートから先頭に立ち、そのまま逃げ切って今年の牡馬クラシックの1冠目を獲得した。騎乗した川田騎手は初のGT制覇。2着には6番人気のタケミカヅチが入り、1番人気だったマイネルチャールズは3着に終わった。

  牡馬クラシック第2弾、東京優駿(日本ダービー)は、6月1日に東京競馬場で行われる。


【第68回皐月賞競走成績】

1着 キャプテントゥーレ   川田将雅   2分01秒77
2着△タケミカヅチ      柴田善臣
3着○マイネルチャールズ   松岡正海
4着 レインボーペガサス  安藤勝己
5着 レッツゴーキリシマ   幸英明

<コメント>
  クラシックウィークとなった先週、皐月賞で有力馬に騎乗したある有名な騎手が自身のブログでこんな事を言っていた。
 「実力以外のなにかの後押しがあった馬が勝つような気がしています。それがボクに向いてくれますように…。」

  本命不在の今年の皐月賞。終わってみれば、この有名騎手の予言通りの結果となった。勝負事に「たら」、「れば」は禁句だが、もしキャプテントゥーレが人気になっていたら、恐らく川田騎手は今回のような思い切った戦法は採らなかっただろう。一か八かの逃げは結果的には吉と出て、初めてG1のタイトルを獲得した若武者の好騎乗が讃えられた。

  弥生賞で4着となり、隠れた有力馬だったが先行する馬が多く、その波に飲み込まれると踏み無印にした。しかしレースを振り返るとどうして印を付けなかったのだろうと考えてしまった。本紙ではフサイチアソートを穴馬候補にしたが、トライアルレースでそのフサイチアソートよりも先にゴールしていた芦毛の馬こそが今回のレースの穴馬だった。

  この他の馬は直線で潰れる事を恐れてか、それとも1番人気のマイネルチャールズの位置を気にしてか、逃げたキャプテントゥーレを追いかける事もなく淡々とレースを進め、気がつけば獲物ははるか前方を走っており捕える事も出来なかった。まさに逃げた者勝ちのレースだった。特に展開に泣かされたのが、人気を背負ったマイネルチャールズ。道中、内に包まれ身動きが取れなくなり、最後の直線で必死に追ったが、渋った馬場が影響したのかいつものような鋭い脚は影を潜め、二の脚を駆使したキャプテントゥーレに届かなかった。

  かくして牡馬クラシック第一弾も、桜花賞同様、思わぬ結果となった。次は広いコース、長い直線の府中の森で行われるダービー。今度のレースも馬の実力だけでなく、他のファクターが結果に大きく左右しそうな気がする。「何かの後押し」がどの馬に幸運をもたらすのか。混戦の牡馬3歳戦線の天下統一はしばらく先になりそうだ。











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2008年04月19日

激戦必至!!「種の保存」を巡る争い第1弾  【競馬 第68回皐月賞予想】

  今年の牡馬クラシック第1弾、第68回皐月賞が20日、中山競馬場芝2,000mで行われる。3歳牝馬同様、今年の3歳牡馬も混戦が予想されており、どの馬にもチャンスがあると言われている。果たして先週に引き続き、万馬券が飛び出し紙くずが散乱するレースとなるのか。それとも、人気通りの決着となるのか。

  今年の皐月賞。先週の桜花賞同様、前日オッズは人気が割れており、昨年に続いて荒れる匂いはプンプン漂っている。傾向としてはトライアルレース(弥生賞、スプリングS)で好走している馬が好成績を収めるケースが多い。従って桜花賞のような誰もがあっと驚くような結果にはならないような気がするが・・・。


【本紙予想】

◎(本命)2枠2番 スマイルジャック 
 混戦必至の皐月賞。出走馬の取捨選択さえ難しい今回のレースで、どの馬を本命にするか非常に迷う所だが、本紙の本命はスマイルジャックを挙げたい。スプリングSでは終始先行し、最後の直線でショウナンアルバをかわして制した。先行させるとしぶといのは、その前のきさらぎ賞でも同じだった。また7戦して全て3着以内と安定感もある。更に騎乗する小牧騎手は先週の桜花賞で波乱の主役を担った張本人。今回もさほど人気にはなっておらず、そんな時こそ勢いに乗っている騎手は怖い。初めての距離になるが血統的には問題ないと思われるので、この馬を本命に推したい。


○(対抗)5枠9番 マイネルチャールズ 
  出走馬の中で唯一重賞を2勝している実績を考えるとこの馬を外すわけにはいかないだろう。前走の弥生賞で同じコースを経験している上にそのレースを勝っている事も大きなプラスポイント。人気になっている事で他馬からマークされる厳しい立場になる事が予想され、敢えて対抗に評価を留めたが、これまでの安定したレース振りから大崩れする事は無いと思われる。


×(注意)5枠10番ブラックシェル
  前回のレースを見ると上位争いは可能で、今後に期待の持てる潜在能力を有しているのは確かだが、出遅れ癖があるのが心配材料。恐らく馬群の中段か後方から差す競馬になると思うが、直線が長いとは言えない中山で果たして届くのか。先週の桜花賞でスタートラインにすら立てなかった武豊騎手の一発は怖いが、現段階では上2頭の次の評価に留めておきたい。

▲(単穴)2枠3番 フサイチアソート 
 2歳時はクラシック候補の呼び声が高かった馬だが、前走の弥生賞の惨敗ですっかり評価を落としてしまった。ただ、現在の状態を考えると軽視出来ないような気がする。血統的にダービーよりも皐月賞の方が向いており、陣営はここに勝負を懸けているようである。2匹目のドジョウではないが昨年のサンツェッペリンのような事があるとすれば、その一翼を担うのはこの馬のような気がする。

△(連下)1枠1番タケミカヅチ 
 相手なりに堅実に走ると言う事で・・・。

△(連下)8枠18番ショウナンアルバ
  先行馬不利の大外枠だが、これまでの実績から・・・。

馬券は、馬連で人気が割れている事から◎○×▲のBOXと◎から△へ流す。整理すると

2−3、2−9、2−10、3−9、3−10、9−10、1−2、2−18の8点。









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2008年04月18日

今日の嵐は波乱の前兆か?  【競 馬  第68回皐月賞枠順】

〜スポーツナビ より〜  
  JRAの3歳牡馬クラシック第一冠、第68回GI皐月賞(20日、中山競馬場2000メートル芝)の枠順が10日、JRAから発表された。
  出走メンバー唯一の重賞2勝馬で、本番と同じコース・距離で行われた最重要ステップレースのGII弥生賞を制覇したマイネルチャールズ(牡3=稲葉厩舎)は5枠9番に決定。同レース2着で武豊騎乗のブラックシェル(牡3=松田国厩舎)はライバルの1つの外、5枠10番に決定した。
  また、前週の3歳牝馬クラシック第一冠、GI桜花賞を12番人気レジネッタで制覇し、悲願のJRA・GI初勝利を挙げた小牧太は、GIIスプリングS勝ち馬スマイルジャック(牡3=小桧山厩舎)に騎乗。1枠2番のスタートから2週連続のクラシック制覇を狙う。

■第68回 GI皐月賞
4月20日(日)千葉・中山競馬場 2000メートル 芝・右 発走15:40
サラ系3歳 オープン 牡・牝(指定) 定量

1(1)タケミカヅチ     柴田善
1(2)スマイルジャック   小牧太
2(3)フサイチアソート   横山典
2(4)スズジュピター    後藤
3(5)レインボーペガサス  安藤勝
3(6)キャプテントゥーレ  川田
4(7)オリエンタルロック  武幸
4(8)ダンツウィニング   池添
5(9)マイネルチャールズ  松岡
5(10)ブラックシェル    武豊
6(11)スマートファルコン  福永
6(12)ベンチャーナイン   武士沢
7(13)ドリームシグナル   吉田隼
7(14)ノットアローン    藤岡佑
7(15)サブジェクト     岩田
8(16)レッツゴーキリシマ  幸
8(17)フローテーション   内田博
8(18)ショウナンアルバ   蛯名

<コメント>
  桜もビックリするほどの結果で幕を開けた今年のクラシックレース。第2弾は「最も速い馬が勝つ」と言われる皐月賞。昨年は人気薄のヴィクトリーが勝利を収め、万馬券が飛び出す大荒れのレースとなった。今年も掴み所のないメンバーが揃った。加えて嵐のような週末の天候が波乱の予感を増長させている。果たして人気馬が実力を発揮するのか。それとも・・・。

  本紙の予想は明日(19日)の夜、掲載する予定である。








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2008年04月13日

仁川の桜はファンの嘆き声を聞くのがお好きなようで・・・  【競 馬  第68回桜花賞結果】

  クラシックレース第1弾、第68回桜花賞が13日、阪神競馬場で行われ12番人気のレジネッタが最後の直線で豪快な伸び脚を見せて優勝した。騎乗した小牧騎手はGT初制覇。2着にも人気薄のエフティマイア、3着に5番人気のソーマジックが入り、1番人気のトールポピーは8着に終わった。3連単でクラシックレース史上1位の高配当となる等、荒れる結果となった。

  クラシックレース第2弾、皐月賞は20日、中山競馬場で行われる。

【第68回桜花賞レース結果】
1着   レジネッタ          小牧太  1分34秒4
2着   エフティマイア       蛯名正義
3着  △ソーマジック        後藤浩輝
4着   ハートオブクィーン    幸英明 
5着  △リトルアマポーラ     武幸四郎


<コメント>
  満開の桜の下行われた68回目の桜の舞台は、咲き乱れる桜もビックリするような誰も予想し得ない、ファンのため息だけが残る結果となった。昨年春のGT戦線も荒れたレースが多かったが、今年の春も万馬券が乱れ飛ぶシーンが続くのだろうか。

  前半ハイペースで進んだレースは、最後の直線で各馬横一線となる大混戦となり、一世一代とも言えるような伸び脚を最後に見せたレジネッタが抜け出し、桜の戴冠を勝ち取った。先日書いた予想記事で「それまでの実績が繋がり難いレースの1つ」と書いたが、まさにその通りの結果となってしまった。この時期は特に気まぐれな乙女心だが、ファンはそれに翻弄された。
  
  勝ったレジネッタに騎乗した小牧騎手は、中央のGT初制覇。地方の星がJRAに移籍して4年目。喜びもひとしおだろう。レース後のインタビューでの「吐くまで飲みたい。」と言う言葉には実感がこもっていた。

  馬券的には狙いにくい馬が上位を占めた一方で、人気を集めた3頭は見せ場を作る事無く揃って馬群に沈んだ。1番人気のトールポピーは道中良い位置につけたが、最後の直線で伸びを欠いた。馬体重減が響いたのか、それとも他に原因があるのか。次のレースでの巻き返しに期待したい。

  人気薄の馬が上位を占める波乱の結果となった事で、次の樫の舞台は更に混戦を極めるだろう。ただでさえ掴むのが難しい乙女心がますます分からなくなりそうな今年の3歳牝馬戦線である。








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2008年04月12日

仁川の桜が微笑みかけるのはどの馬か?  【競 馬 第68回桜花賞予想】

  第68回桜花賞が13日、阪神競馬場1,600mコースで行われる。昨年のダイワスカーレットやウオッカのような絶対的な強さを持っている馬がなく、混戦模様となっている今年の3歳牝馬。果たして68回目の桜の戴冠を獲得するのはどの馬か。

 かつて桜花賞は各馬が折り合いを欠き、前半からハイペースとなるいわゆる「魔の桜花賞ペース」で、波乱の結果を生む予想し難いレースだった。
 しかし、近年は後半ペースが上がる「上がりの競馬」の傾向が見られ、コースが改修されて今後、展開の紛れは起きにくくなると予想されている。現に昨年、コース改修後初めて行われた桜花賞は堅い決着となった。

 今年の3歳牝馬は、重賞2勝以上した馬がおらず、そういった意味ではどの馬にもチャンスがあると思われる。加えて人間で言えば思春期に当たるこの歳の牝馬は、実績よりも当日の気配や馬体重などで結果が大きく左右される。
 最も堅実なのは、このレースは馬券を購入せず観戦のみに留めておく事だが、楽しみにしている競馬ファンの心をくすぐるような前日オッズとなっている。


【本紙の予想】

本命◎5枠10番 トールポピー 
  昨年抽選で阪神JFに出走し2歳女王に輝いたトールポピー。休み明け初戦となったチューリップ賞は、逃げた馬を捕らえ切れず2着に敗れたが、スローペースに泣かされた事を考えると内容自体は悪くなかった。叩き2戦目となる今回は前走からの上積みも見込める。未勝利戦とGT以外は全て2着と勝ちきれないのが弱点で、昨年のような絶対的な軸とは言えないものの、連を外す事はないだろうと考えこの馬を本命に推したい。兄フサイチホウオーはクラシック前哨戦を賑わせたものの、クラシックレースで好成績を残す事が出来ず不振に喘いでいる。兄の無念を妹が果たす事が出来るか。 

対抗○3枠5番 オディール
  休み明けのチューリップ賞は、トールポピー同様追い込んでの3着だった。距離がやや長い気がするが、脚質に自在性が出来きたのはプラス材料。このレース3連覇が懸かっている安藤騎手がどんな作戦を練っているか。

注意×2枠3番 エイムアットビップ
  前走のフィリーズレビューの惨敗は中間の熱発が原因と理由がはっきりしている。実績ではメンバーの中でも上位なだけに体調が戻った今回は一発あってもおかしくない。前走の大敗がかえって不気味である。

単穴▲8枠16番ブラックエンブレム
  種牡馬として鳴り物入りで日本に来たものの、牝馬に興味を示さないと言う別な意味で話題となってしまったウォーエンブレム。その数少ない産駒からクラシックを狙える馬が登場した。前走勝ったフラワーCは過去桜花賞とは直結しないレースだったが、近年はキストゥーヘブンやダンスインザムード等の桜花賞馬を輩出しており相性が良い。前走のような逃げ・先行策がスムーズに出来れば、そのまま押し切るシーンが見られるかも知れない。


連下△5枠9番リトルアマポーラ
  単穴をブラックエンブレムかこちらにするかで迷ったが、クイーンCと桜花賞との相性を考えて、こちらを連下とした。だた、牝馬に負けていないと言う実績から上位に来てもおかしくない1頭である。

連下△7枠13番ソーマジック
  相手が一気に強化されたが、3連勝の勢いを買って・・・。

消した有力馬
 6枠11番エアパスカル
 チューリップ賞を勝ったのは紛れも無い事実だが、展開に恵まれた感がありここでは役不足と見た。

 
馬券は馬連で、◎○×▲のBOXと◎から△へ流す。

まとめると
3−5、3−10、3−16、5−10、5−16、10−16、9−10、10−13の8点とする。 







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2008年04月11日

「桜の牝格」!!相応しいのはどの馬か? 【競 馬  第68回桜花賞枠順】

〜スポーツナビ より〜

 第68回GI桜花賞(13日、阪神競馬場1600メートル芝)の枠順が10日、JRAから発表された。
 昨年の2歳女王トールポピー(牝3=角居厩舎)は5枠10番。その2歳女王を前哨戦のチューリップ賞で破ったエアパスカル(牝3=池江寿厩舎)は一つ隣の6枠11番に決定した。また、同レース史上最多の5勝を上げている“桜花賞男”武豊が騎乗するエアグルーヴの仔・ポルトフィーノ(牝3=角居厩舎)は4枠7番、桜花賞3連覇を狙う安藤勝己騎乗のオディール(牝3=橋口厩舎)は3枠5番からのスタートとなる。発走時間は13日、15時40分。
 桜花賞の枠順は以下の通り。

■第68回GI桜花賞(GI)
4月13日(日)阪神競馬場 1600メートル芝・右 外 発走15:40
サラ系3歳 オープン 牝(指定) 定量

1(1)デヴェロッペ     吉田豊
1(2)エーソングフォー   四位
2(3)エイムアットビップ  福永
2(4)マイネレーツェル   内田博
3(5)オディール      安藤勝
3(6)マダムルコント    角田
4(7)ポルトフィーノ    武豊
4(8)ハートオブクィーン  幸
5(9)リトルアマポーラ   武幸
5(10)トールポピー     池添
6(11)エアパスカル     藤岡佑
6(12)ベストオブミー    岩田
7(13)ソーマジック     後藤
7(14)ルルパンブルー    吉田隼
7(15)レジネッタ      小牧太
8(16)ブラックエンブレム  松岡
8(17)シャランジュ     村田
8(18)エフティマイア    蛯名

<コメント>
  クラシックレース第1弾、第68回桜花賞の枠順が10日、発表された。
  昨年の3歳牝馬はダイワスカーレットやウオッカが無類の強さを発揮し競馬界を盛り上げた。
  今年の3歳牝馬は、昨年のような中心となる馬が存在せず混戦が予想されている。果たして68代目の「桜の女王」を襲名するのはどの馬なのか。
  また、騎手で見ると安藤騎手はこのレース3連覇が懸かっている。そして桜の舞台に強い武豊騎手は、自身がかつて騎乗したエアグルーヴの仔、ポルトフィーノでこのレース最多勝更新を目指す。どんな手綱さばきを見せるか楽しみだ。
 
  本紙では、明日(12日)の夜、桜花賞の予想を掲載する。














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2008年03月30日

遠い異国の地から朗報は届かず!! 【競 馬 ドバイワールドカップ】

 競馬の祭典、「ドバイ・ワールドカップデー」が29日、ドバイ(UAE)のナドアルシバ競馬場で行われ、日本から参戦しているの競走馬は何れも敗れた。

 この内、ドバイワールドカップ(ダート2000m)で昨年の4着から巻き返しを期したヴァーミリアン(牡6歳)は、終始良い所なく最下位という結果に終わった。

 この他、昨年の日本ダービーを制し話題となったウオッカ(牝4歳)は、バイデューティフリー(芝1777m)で4着、アドマイヤオーラ(牡4歳)は9着だった。


【上記以外の日本馬の競争成績】 
◎UAEダービー(ダート1800m)
8着 イイデケンシン(牡3歳)

<コメント>
  春の訪れと共に日本の競馬もいよいよ今週からGTレースが目白押しとなる。本紙でも、桜花賞からGTレースの前日予想及び結果の掲載を再開する予定である。と言う事で競馬の話題を取り上げるのは、昨年暮れの有馬記念以来となる。

  さて世界最高峰の賞金レース、ドバイワールドカップが遠い異国の地、UAEで行われた。優勝の期待が懸かったヴァーミリアンだったが最下位に敗れ、ファンの期待に応える事は出来なかった。日本のダートでは無類の強さを誇っていたが、やはり世界の壁は厚かったと言う事だろうか。日本の競走馬は近年、積極的に海外へ遠征しており現地での調整方法などに関するノウハウは蓄えられているとは思うが、長距離の移動などで人間には想像できない負担が馬に掛かっているのだろう。やはり馬は繊細な生き物である。

 この他、昨年日本の競馬界に一大センセーションを巻き起こしたウオッカ等もトップでゴール板を通過する事は出来ず、関係者にとっては改めて海外遠征の難しさを思い知らされた「ドバイワールドカップデー」となった。

 その一方で、ドバイシーマクラシック(芝2400m)で優勝したのが、フジキセキ産駒の馬だったとか。既に国内ではGTレースを勝った産駒が出る等、お馴染みの種牡馬だが、シャトル種牡馬で種付けされた産駒が優勝し、サンデーサイレンスの血を引くこの馬の、種牡馬としての奥の深さを感じた。

 2008年の競馬界。新たなスターホースの誕生は?そして、どんなドラマが展開されるかのか?今年も楽しみである。














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2007年12月24日

忘れた頃にやって来た中山巧者!!と思っても後のマツリ  【競 馬  第52回有馬記念結果】

 今年の競馬界の総決算、第52回有馬記念が23日、中山競馬場で行われ、9番人気の伏兵マツリダゴッホが最後の直線で先頭に立つと、そのまま粘り、波乱の多かった2007年のGTレースを締めくくった。2着には追い込んだダイワスカーレット、3着には引退となるダイワメジャーが入った。
 一方、人気を集めた新旧ダービー馬、メイショウサムソンとウオッカは共に見せ場無く、着外に沈んだ。


【第52回有馬記念 結果】
1着   マツリダゴッホ   牡4  蛯名正義  2分33秒69
2着  ×ダイワスカーレット  牝3  安藤勝己
3着   ダイワメジャー    牡6  デムーロ
4着  ▲ロックドゥカンブ   牡3  キネーン
5着  ○ポップロック     牡6  ペリエ


<コメント>
  豪華メンバーが揃った今年のグランプリレースを制したのは、新旧ダービー馬ではなく、ダイワ兄妹でもなければ人気薄の伏兵マツリダゴッホだった。考えてみれば勝ったマツリダゴッホは、中山競馬場で良績を上げている馬だった。が、それに気付いても後の祭りだと言う事か。答えを思い出せず、言われて「あ〜そうか。」と言うファンも多かったのではないだろうか。しかし、いくら中山が得意とは言えこのレースで快走する事を想像した者は少なかっただろう。かつて、ゴール前で突っ込んできたダイユウサクやメジロパーマーの大逃げなど、アッと驚く結果だった年もあったが、それ以来の衝撃的な結果となった。

  2、3着だったダイワ兄妹は自分のレースをした。有馬記念は、これまでも様々なドラマによりファンを感動の渦に巻き込んできた。今回のレースでは、兄妹のワンツーフィニッシュと言う偉業、そして兄の引退レースに妹が彩りを添えると言うシナリオが最もドラマチックなストーリーであったが、それもマツリダゴッホの一世一代を懸けた大勝負の前にかき消されてしまった。

  一方、意外だったのは新旧ダービー馬の結果。特にこれまでの堅実な走りで人気を集めたメイショウサムソンの走りっぷりの悪さには驚いた。これまでの疲れが一気に出たのか、他に原因があるのか。サラブレットレットは、繊細な生き物なのだと改めて実感した。レース後、武豊騎手が「難しい。」とコメントしていたのが印象的だった。また、ダービー馬の称号を獲得し脚光を浴び続けたウオッカにしても、とうとうライバルのスカーレットを越える事は出来なかった。

  今年のGTは荒れたレースの多い、いわゆる「祭り」の状態だった。秋になって強い馬が強い勝ち方をして落ち着いたかに見えたが、締めくくりとなるグランプリレースで再び「マツリ」が訪れるとは・・・。信じられない事が起きたこの1年の世相を象徴するような納めのグランプリレースだった。

  最後に余談であるが、NHKは例年以上に紅白歌合戦の宣伝に力を入れているように思えるのだが、競馬中継でアナウンサーがゴール前で「マツリダ、マツリダ・・・」と連呼していたのは、大晦日の紅白歌合戦の宣伝も兼ねているのだろうか。(北島三郎は「まつり」を歌う訳ではないが・・・。)











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2007年12月22日

今年最後のビックレースを制するのは、ダイワかサムソンか音楽関係(ロックorブルース)か?  【競馬 第52回有馬記念予想】

 第52回有馬記念が23日、中山競馬場2,500mで行われる。ダイワ兄妹の初対決、メイショウサムソン、ウオッカの新旧ダービー馬対決など、話題の多い今年のグランプリレース。果たしてファンにクリスマスプレゼントをもたらすのはどの馬なのか。

【本紙予想】
  今年の競馬はハイレベルの3歳牝馬、小粒な3歳牡馬と言うのが特徴として挙げられる。最後のビックレース、3歳牝馬のトップ2であるダイワスカーレットとウオッカが出走する一方、皐月賞馬、菊花賞馬が揃って出走回避したと言うのが、今年の競馬を物語っているような気がする。
  一方、古馬は今年もメイショウサムソン、ダイワメジャーなど昨年活躍した馬が引き続き好調を維持した。

  さて、目移りしそうな豪華メンバーが揃った今年最後のGTレースの予想に入りたいと思う。
  まず、本紙本命には1枠1番メイショウサムソンを挙げたい。前走のジャパンカップでは、前を行くアドマイヤムーンを捕えきれず敗れたが、安定感では出走馬の中では一番だろう。加えて明日の午前中まで雨が予想され、パンパンの良馬場で行われる事は考えにくい。馬場が渋るのはこの馬にとってプラスであり、鞍上はこの秋好調の武豊騎手とも考慮し本命に推す。現役最強古馬の実力を見せて欲しいところだ。

  続く対抗には3枠6番ポップロック。勝ちきれず惜敗続きの同馬だが、大崩れせず安定感があると言う事や距離適性を考えて対抗に推したい。鞍上のペリエ騎手がこの馬を悲願のGTタイトルに導く事が出来るか。

  続く3番手評価は4枠7番ダイワスカーレット。安藤騎手がダイワメジャーとどちらを選択するか注目が集まったが、同馬を選択した。と言う事はこちらの馬に勝算有り、と踏んだのだろう。今の中山競馬場は、先行馬有利と言われている。この馬の先行力なら、最後まで粘れる可能性は十分あると思う。有馬記念は牝馬不利とされている事を割り引いて3番手にしたが、展開次第では久々の牝馬制覇と言う事も考えられる。

  そして、このレースの穴馬は4枠8番ロックドゥカンブ。前走の菊花賞では窮屈な所から3着に突っ込み実力の片鱗を見せた。負担重量や鞍上(キネーン騎手)を考えると一発があってもおかしくない。

  その他、骨折前は評判が高く、叩き2戦目での一発が怖い1枠2番ドリームパスポート、前走で復調気配を見せた7枠13番デルタブルースが押さえ。
  尚、今年のダービー馬8枠16番ウオッカは実力は認めるが、前走のジャパンカップを見るとやはり古馬相手では連に絡むのが精一杯である事、有利とは言えない大外枠である事を考慮し押さえ。また、このレースで引退となる2枠4番ダイワメジャーは、距離適性や明日の馬場状態を考慮し無印とする。

 まとめると以下となる。

◎1枠1番  メイショウサムソン
○3枠6番  ポップロック
×4枠7番  ダイワスカーレット
▲4枠8番  ロックドゥカンブ
△1枠2番  ドリームパスポート
△7枠13番 デルタブルース
△8枠16番 ウオッカ

馬連で1−2、1−6、1−7、1−8、1−13、1−16の6点。







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2007年12月20日

感動のラストラン!!【競 馬 有馬記念回顧録 Vol.4(最終回)】

過去の有馬記念を振り返るシリーズ。最終回(4回目)は、感動的なラストランで人々の涙を誘ったトウカイテイオーとオグリキャップを取り上げる。


【第38回有馬記念】
  無敗のままダービーを制しスターホースの仲間入りをしたトウカイテイオー。しかし翌年、GTを制したのはジャパンカップのみ。しかも次走の有馬記念(第37回)は見せ場無く11着と惨敗した。6歳(現5歳)になり、3度目の骨折を起こし復帰は難しいと思われていた。その間、ビワハヤヒデなど次世代の馬が主役を奪い、この馬の存在はすっかり薄くなってしまった中で行われた38回目の有馬記念。骨折明けで、しかも1年のブランクがあり誰もが無事にゴールしてくれれば、と思っていたはずである。しかしこれが最後のレースだと悟ったのか、渾身の力を振り絞り先頭でゴールを駆け抜け、見事に有終の美を飾った。レース後、騎乗した田原騎手は人目もはばからず男泣きした。


◎第38回有馬記念レース結果
1着 トウカイテイオー    牡6   田原成貴
2着 ビワハヤヒデ      牡4   岡部幸雄
3着 ナイスネイチャ     牡6   松永昌博
4着 マチカネタンホイザ    牡5   柴田善臣
5着 レガシーワールド     せん5  河内 洋

【第38回有馬記念のレースはこちら】



【第35回有馬記念】
  今でこそ競馬場に若い女性が観戦に来る事に違和感が無くなったが、当時、競馬と言えばギャンブルと言うイメージが強かった。それを変えた最大の功労馬と言えるオグリキャップ。トウカイテイオー同様、故障明けで出走した天皇賞、ジャパンカップと惨敗しもう終わったと誰もが思って迎えた有馬記念。しかし、武豊騎手を背に劇走し最後を飾った。レース後「オグリ、オグリ」の大歓声が上がった事、レース実況で大川慶次郎が「ライアン、ライアン」と叫んでいたのが印象的であった。

◎第35回有馬記念レース結果
1着  オグリキャップ   牡6   武豊
2着  メジロライアン    牡4   横山典弘
3着  ホワイトストーン  牡4   柴田政人
4着  オサイチジョージ  牡5   丸山勝秀
5着  オースミシャダイ   牡5   松永昌博

【第35回有馬記念のレースはこちら】


 52回目を迎える有馬記念の枠順が20日発表された。ダイワの兄妹対決、メイショウサムソン、ウオッカの新旧ダービー馬対決など例年にも増して見所の多い今年のグランプリレース。今年最後のビックレースを制するのは果たしてどの馬か。尚、本紙予想は土曜日発表の予定。
 












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2007年12月19日

あっと驚く逃走劇!!  【競 馬 有馬記念回顧録 Vol.3】

  過去の有馬記念を振り返るシリーズ。3回目は、後続に捕まる事無く逃げ切ってグランプリを制したマヤノトップガンとメジロパーマーを取り上げる。

【第40回有馬記念】
  ナリタブライアンが名手武豊騎手を背に復活なるか、注目されたこの年の有馬記念だったが、勝ったのはナリタブライアンと同じブライアンズタイム産駒のマヤノトップガンだった。菊花賞を制して臨んだこのレース。大舞台に強い田原騎手が思い切った先行策で絶妙なペースを作るとそのままゴールまで逃げ切り、田原騎手は菊花賞の時と同じく十字を切るパフォーマンスを見せた。トウカイテイオーの感動的なラストランで男泣きし、そして十字を切るポーズと善くも悪くもファンを楽しませてくれた同騎手。どうしてあんな事件を起こしてしまったのだろう。

◎第40回有馬記念レース結果
1着 マヤノトップガン    牡4   田原成貴
2着 タイキブリザード    牡5   坂本勝美
3着 サクラチトセオー    牡6   小島太
4着 ナリタブライアン    牡5   武 豊
5着 ヒシアマゾン      牝5   中舘英二

【第40回有馬記念のレース内容はこちら】
http://event.yahoo.co.jp/keiba/
arima2007/legend/1995.html




【第37回 有馬記念】
 「あっと驚くダイユウサク」で波乱だった前年の有馬記念。続く37回目のグランプリレースもあっと驚く大波乱のレースとなった。
 この年の宝塚記念を制したにも関わらず評価が低く、このレースでもブービー人気だったメジロパーマー。無理もない。トウカイテイオーやライスシャワーなどスターホースの中にあっては、夏のグランプリ制覇の称号も霞んでしまうと言う事だろう。それとも、何れ馬群に飲み込まれる運命にある逃げ馬だからか。
 しかし、蓋を開けてみると人気を集めたトウカイテイオー、ヒシマサル、ライスシャワーが後方で牽制しあうのを尻目にスイスイと逃げ、ついにはこれらのスターホースに影すら踏ませる事なく、グランプリ連覇を果たした。レース実況の「ヒシマサルもトウカイテイオーも、そしてライスシャワーも・・・、一体どうしたんだ。」と言うフレーズが未だに耳に残っている。

◎第37回有馬記念レース結果
1着  メジロパーマー      牡6    山田泰誠
2着  レガシーワールド    せん4   小谷内秀
3着  ナイスネイチャ     牡5    松永昌博
4着  レッツゴーターキン   牡6    大崎昭一
5着  オースミロッチ      牡6    松本達也

【第37回有馬記念のレース内容はこちらでどうぞ】







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2007年12月18日

グランプリレースを席巻した外国産馬  【競 馬 有馬記念回顧録 Vol.2】

  過去の有馬記念を振り返るシリーズ。2回目は、外国産馬として共に有馬記念2連覇を達成したグラスワンダーとシンボルクリスエスを取り上げる。

【第44回有馬記念】
 圧倒的な強さからマルゼンスキーの再来、と言われたグラスワンダー。しかし当時は外国産馬がクラシックレースに出る事は許されず、また4歳春に骨折を患い決して順風満帆と言う訳ではなかった。故障明けのレースで不甲斐ない負けが続き存在感が薄くなってしまったがしかし、有馬記念(第43回)で見事に復活した。
 翌年の宝塚記念で同期のスペシャルウイークを下し、そして迎えた44回目の有馬記念。レースは、グラスワンダーとこのレースを最後に引退するスペシャルウィークとの一騎打ちとなり、ゴール前で差し切られたかに見えたが、鼻面が残っており再び同期のライバルを倒した、改めてその強さをしらしめた。特にスペシャルウイークの引退レースとなったこのレース。誰もがスペシャルウイークの勝利を信じて疑わなかった中で、鼻面で相手を蹴落としファンをため息を誘ったのは記憶に新しい。
 ちなみにこのレースの3着だったのがこの後、古馬中長距離のGTレースを総ナメにし獲得賞金の世界記録を作ったテイエムオペラオーである。
 有馬記念史上初の外国産馬による優勝、グランプリレース3連覇など今後破られないであろう記録と強烈な印象を残し6歳(現5歳)で引退した。引退後も種牡馬として活躍している。

◎第44回有馬記念レース結果
1着 グラスワンダー      牡5  的場均
2着 スペシャルウィーク   牡5  武 豊
3着 テイエムオペラオー   牡4  和田竜二
4着 ツルマルツヨシ      牡5  藤田伸二
5着 メジロブライト      牡6  河内洋

【第44回有馬記念のレース内容はこちらをどうぞ】






【第48回有馬記念】
  前回、ディープインパクトが衝撃的な強さで最後を飾ったと言う事を書いたが、この馬も有馬記念が引退レースだった。もしかしたらディープインパクト以上に衝撃的な内容で最後を飾ったと言えるかも知れない。最後の直線で先頭に立つと後続を置き去りにし、つけた差が9馬身。有馬記念最大の馬身差だった。
 2007年、つまり今年から初年度産駒がデビューしているが、これからどんな仔が出てくるのか楽しみである。

◎第48回有馬記念レース結果
1着 シンボリクリスエス  牡4  ペリエ
2着 リンカーン       牡3  武 豊
3着 ゼンノロブロイ     牡3  柴田善臣
4着 ツルマルボーイ    牡5  横山典弘
5着 ウインブレイズ    牡6  木幡初広

【第48回有馬記念のレース内容はこちらをどうぞ】











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