2009年05月31日

一生に一度の晴れ舞台!!2週連続2冠馬の誕生か?それとも下克上か?  【競馬 第76回東京優駿予想】

  競馬の祭典、第76回東京優駿(日本ダービー)が31日、東京競馬場芝2,400mで行われる。
  皐月賞で剛脚を見せ付けて強い勝ち方をしたアンライバルドがクラシック2冠目を獲得するのか。それとも人気を集めながら惨敗を喫したロジユニヴァースらの巻き返しはあるのか。

  およそ7,700頭の中から選ばれた18頭が織りなす珠玉のドラマ。果たして76代目のダービー馬に輝くのはどの馬か。


【本紙予想】
  この世代で生まれたサラブレットは約7,700頭。その中から激戦を勝ち抜いてこの晴れ舞台に上りつめた18頭だけあって、どの馬も見劣りしない。また、手綱を取る騎手も既にダービージョッキーの称号を手にしている騎手や、これからその座を狙う若手騎手まで多士済々である。その中から栄えあるダービー馬、ダービージョッキーの称号を手にするのはどの馬、騎手なのか。

  過去の傾向を探ると1番人気の信頼度が比較的高く、堅い決着で収まる事が多かったが、ここ2年は先行した人気薄の馬が粘り波乱となっている。また外枠は不利とされており、過去5年で優勝した馬の内、最も外枠だったのはキングカメハメハの12番枠、2着でもアサクサキングスの16番枠である。
  また予想する諸氏が心配しているであろう天気であるが、良馬場は期待できないが思ったほど悪くならないと思われ、重馬場の巧拙の差はさほど出ないと見る。そこで本紙予想。


◎(本 命)6枠12番 リーチザクラウン
  前走の皐月賞では休み明け、大外枠と不利な材料が重なり見せ場なく敗れ、レース後の武豊騎手のコメントも間違って取り上げられるなど散々な結果に終わった同馬。
  本来ならこの馬を本命に推すのはかなり勇気がいるが、今回は同型のゴールデンチケットが外枠に行った事からスタートさえ良ければ単騎で逃げる事は可能と見る。単騎で逃げる事が出来て、自らのペースでレースを進められれば、最後の直線で後続を寄せ付けない脚があり押し切る事が出来るだろう。今年の東京でのGTレースは先行した馬が粘るケースが多い。人気の落ちた今であれば、1番人気の馬を気にして各馬牽制し合えば・・・。ダービージョッキーの称号を何度も手にした名手の手綱さばきへの期待も込めてこの馬を本命に推したい。

○(対 抗)1枠2番 アプレザンレーヴ 
  トライアルレースの青葉賞では最後の直線で並びかける間もなく他馬を抜き去り完勝した。成績も安定しており、何よりダービーと同じコースを経験しているのは強みである。また、内田騎手皐月賞で3着だったセイウンワンダーではなくこちらを選んだ事も強調材料として挙げられる。父シンボリクリスエスと同じ道を辿って上りつめたこの舞台。強い相手とは今回が初対決となるが、その父を越える素養は十分あると見る。


×(注 意)8枠18番 アンライバルド
  2冠を目指すアンライバルド。皐月賞での剛脚を見せ付けられれば、今回のレースで1番人気となるのも当然である。今回もアッサリ勝つ可能性は確かにある。が、しかし先週のブエナビスタほど鉄板かと言うとそうでもないような気がする。皐月賞はよどみない流れもこの馬に味方したような気がしてならない。更に大外枠はマイナス材料で、コースロスを強いられる事も十分考えられる。後ろから行く馬だけに上手く内を掬えるかどうか。有力候補である事は間違いないが、今回は3番手評価としたい。逆にここもアッサリ勝つようだと3冠の器とも言えるのか。

▲(単 穴)5枠9番 ジョーカプチーノ
  距離適性があるかどうかが最大のネックだが、NHKマイルカップでの内容は優秀だった。今回も前に目標とする馬(リーチザクラウン)がいると予想される事、人気もさほどない事からその時の再現があり得ると踏んだ。

 その他△(連下)としては、前走の敗因が馬体重減にあるとすれば、馬体が戻った今回こそ反撃が期待できる1枠1番ロジユニヴァース、東京コース2戦2勝の4枠7番ナカヤマフェスタ、前走不利があった8枠17番アイアンルック まで挙げておきたい。

  まとめると
◎6枠12番 リーチザクラウン
○1枠 2番 アプレザンレーヴ
×8枠18番 アンライバルド
▲5枠 9番 ジョーカプチーノ
△1枠 1番 ロジユニヴァース
△4枠 7番 ナカヤマフェスタ
△8枠17番 アイアンルック


 馬券は馬連で◎○×▲のBOXと◎から△への流し馬券。2−9、2−12、2−18、9−12、9−18、12−18、1−12、7−12、12−17の9点。




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2009年05月27日

欧州へ羽ばたこうとしている人(馬)、欧州で輝いた人、そして欧州から戻って来る?人 〜その1〜 【競馬 第70回優駿牝馬結果】

  週末の土曜日(23日)から日曜日(24日)にかけて行われたスポーツの内、「欧州」をキーワードに取り上げてみた。第1弾は、競馬のオークス。


【驚愕の末脚で2冠達成!!次の舞台はロンシャンか?】
  競馬の第70回優駿牝馬(オークス)が24日、東京競馬場で行われ、断然の1番人気に支持されたブエナビスタが、最後の直線でレッドディザイアなどをかわして優勝し、クラシック2冠を達成した。桜花賞、オークスを制したのは2003年のスティルインラブ以来。次の目標は世界最高峰のレース、凱旋門賞の予定。

【第70回優駿牝馬競走結果】
1着 ◎ブエナビスタ    安藤 勝己  2分26秒1
2着 ○レッドディザイア  四位 洋文
3着  ジェルミナル     福永 祐一
4着 △ブロードストリート 藤田 伸二
5着 △ディアジーナ    内田 博幸

<コメント>
  桜花賞に続き圧倒的な支持を集めたブエナビスタが、桜に続き樫の舞台でも主役を演じるのか注目された70回目の優駿牝馬(オークス)。道中後方から前を窺う展開、そして内に比べて伸びない外よりのコース取り、果たして届くのか半信半疑で見ていたファンも多かっただろう。鞍上の安藤騎手も乗り方を間違え負けを覚悟した、と言うような事をレース後に語っていたが、当の馬の方はそんな不安をよそに桜花賞同様、火の出るような豪脚を繰り出し、前を行くレッドディザイアなどをまとめて差し切った。届かないと誰もが思った位置から進めたレース運びが、かえってこの馬の強さを際立たせる結果となった。
  一方、2着に敗れたレッドディザイアは、これ以上ない完璧な展開で最後も押し切るかと思われたが、ライバルに再び屈した。しかし、ひひと夏越してどう成長するかにもよるが、順調に行けばブエナビスタがいない可能性がある秋の最後の1冠では間違いなく中心的な存在となるであろう。

  さて、まるで父のスペシャルを彷彿とさせる末脚で桜、樫の2つの冠を獲得したブエナビスタ。馬の状態に問題がなければ、それを手土産に次は世界最高峰のレース、凱旋門賞に出走予定との事。世界の強者を相手にどんなレースをするのか。そして名だたる日本の名馬がことごとく厚い壁に阻まれた世界No.1の冠を獲得する事が出来るのか。今から楽しみである。と同時に無事に夏を過ごし、来るべき戦いに臨んで欲しい。多くのファンはそう願っているだろう。



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2009年05月24日

一生に一度の樫の舞台!!ステージの真ん中でスポットライトを浴びるのは果たして・・・?  【競馬 第70回優駿牝馬予想】

  競馬の第70回優駿牝馬(オークス)が24日、東京競馬場2,400mで行われる。桜花賞に続く2冠目を目指すブエナビスタが圧倒的な支持を集めている今年のオークス。ほとんどの馬が経験した事のない2,400mと言う距離の、その先に見える樫の座を射止めるのは桜花賞馬なのか。それとも・・・・。発走時刻の15:40、そのドラマが幕を開ける。


【本紙予想】
  桜花賞に続き断然の1番人気に支持されている桜花賞馬、ブエナビスタ。これまで「牝馬3冠」の称号を獲得したのはメジロラモーヌ(1986年)とスティルインラブ(2003年)のみ。(3冠目はメジロラモーヌがエリザベス女王杯、スティルインラブが秋華賞。)果たしてブエナビスタがその称号を得る素養を兼ね備えているのかどうか。それとも、桜花賞で後塵を拝した馬の巻き返し、或いは別路線からこの舞台に挑む馬の大駆けがあるのか。そこで本紙予想。



◎(本 命)4枠7番  ブエナビスタ
  これまでの実績は文句のつけようがない。唯一、黒星を喫した新馬戦も負けた相手が皐月賞馬アンライバルド、同じく皐月賞で人気を集めたリーチザクラウンと言うレベルの高いメンバー構成だった。
  上がり33秒前半から34秒台をコンスタントに出せる末脚は、広い東京コースにピッタリと言えよう。府中で行われた今春のGTでは内枠の馬が上位に入るケースが多いが、内過ぎず外過ぎずの枠も好材料と言える。
  現時点で同世代の中では1頭抜けた存在の感があり、先週のウオッカ同様、最後の直線で独走と言うシーンさえあるような気がする。
  勿論、初の東京コース、初の距離、そして雨で馬場が渋って末脚が生きないケースと言う不安材料が挙げられるが、他の馬も条件は同じ。陣営はこの後、凱旋門賞に出走させるプランを持っていると言う事だが、であるならばここはあっさり勝って欲しい所。桜花賞、オークスを手土産に海外に羽ばたいて欲しいと言う願いも込めて本命に推したい。


○(対 抗)2枠3番 レッドディザイア
  2着探しがポイントとなりそうな今回のレース。キャリア2戦で迎えた桜花賞。ブエナビスタの豪脚に屈したものの、2着は立派な成績である。4戦目となるオークスだが、伸びしろはむしろブエナビスタよりこちらの方があるような気がする。今回が走り頃かもしれない。内枠と言う利点もあって、ブエナビスタの対抗1番手に推したい。


▲(単 穴)7枠15番ハシッテホシーノ
  競馬番組或いはテレビ局とのタイアップと言う匂いが漂い、そう言うのが個人的には余り好きではないのだが(勿論、馬に罪は無い)、今回のメンバーで唯一、コース、距離とも経験している馬である。追い出してからしぶとい脚を持つ同馬。悪天候が予想される今回。馬場の渋り方によっては粘り込むシーンもありそうだ。


 その他△(連下)として、内枠先行馬と言う条件で2枠4番ヴィーヴァヴォドカ3枠5番ダノンベルベール 、フローラS覇者、伝統の「メジロ」の血を継ぐ4枠8番ディアジーナ、前走忘れな草賞を制した「無敗馬」8枠17番デリキットピースとそのレース2着でその後スイートピーSを制した7枠13番ブロードストリート まで挙げておきたい。

 まとめると

◎4枠 7番  ブエナビスタ
○2枠 3番  レッドディザイア
▲7枠15番  ハシッテホシーノ
△2枠 4番  ヴィーヴァヴォドカ
△3枠 5番  ダノンベルベール
△7枠13番  ブロードストリート
△8枠17番  デリキットピース


  馬券は馬連で◎から○▲△への流し馬券。3−7を厚めに、4−7、5−7、7−13、7−15、7−17の6点。馬券的な妙味がなく、個人的には今回は「見るレース」だと思っているのだが・・・。



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2009年05月18日

格が違う!!エンジンが違う!!全てが違う!!美しすぎる女王の走り!!  【競 馬 第4回ヴィクトリアマイル結果】

   競馬の第4回ヴィクトリアマイル(GT)が17日、東京競馬場芝1,600mで行われ、断然の1番人気に支持された昨年の年度代表馬ウオッカが、2位に7馬身差を付ける圧勝で5つめのGTタイトルを獲得した。このレースで1番人気の馬が優勝するのは初めて。また、騎乗した武豊騎手は22年連続G1制覇、現JRAの牝馬限定G1全6レース完全制覇を達成した。

   レースは最後の直線に入った所でウオッカが抜け出すと他馬との差が見る見るうちに広がり、世代交代を目論んだリトルアマポーラも、復活を目指したカワカミプリンセスも、そしてあわよくば優勝を狙った他馬も追いつく事が出来なかった。


【第4回ヴィクトリアマイル競走成績】
1着◎ウオッカ        武 豊   1分32秒4
2着  ブラボーデイジー   生野賢一
3着  ショウナンラノビア  柴田善臣
4着△ザレマ        安藤勝己
5着  ジョリーダンス    四位洋文

<コメント>
  雨が降ろうが、風が吹こうが、ウオッカはやはりウオッカだった。「現役最強牝馬」の称号は渡さない。そんな事を思いながら走ってるかのようだった。

  最後の直線で抜け出して先頭に立ってからは、まさにウオッカの独壇場、「ウオッカのウオッカによるウオッカの為のレース」だった。ウオッカを応援していた人もそうでなかった人も、恐らくその走りに酔いしれ、改めて強さを実感したのではないだろうか。
  
  レース自体はやや遅いペースで流れた。その為、先行した馬が上位に食い込んだ。ブラボーデイジーもショウナンラノビアも健闘したが2着以下の馬は、スポットライトを浴びた最強牝馬の引き立て役でしかなかった。

  また、鞍上の武豊騎手は今年初のG1獲得。名手である事は誰もが認めるだろうが(名手であるが故に「アンチ」もいると思うのだが)、今年はとにかくG1とは縁がなかった。先週のマイルカップを狙って獲れなかったのに続き、今回も逃したとしたら、ウオッカの状態が良いと言われていた(武豊自身もコメントしていた)だけに、ファンや関係者からの風当たりが今まで以上に強くなる可能性もあった。それだけにホッとしたのではないだろうか。良い馬に乗っているとは言え、22年連続でG1タイトルを獲得した事は凄いの一言に尽きる。

  さて話をウオッカの事に戻して・・・。これで5個目のG1タイトル獲得したウオッカ。海外に遠征するプランは今のところ無く、その雄姿を見られるのは今年限りとの事。海外で彼女の走りを見たかったような気もするが・・・。この後、どんな走りでファンを魅了するのだろうか。取り敢えず新旧ダービー馬対決となるであろう安田記念が楽しみである。



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2009年05月17日

カプチーノの次はウオッカで乾杯か?それとも「大荒れGT」続行か?   【競馬 第4回ヴィクトリアマイル予想】

  競馬の第4回ヴィクトリアマイル(GT)が17日、東京競馬場芝1,600mで行われる。
  現役最強牝馬のウオッカを始め、昨年のエリザベス女王杯を制したリトルアマポーラ、衰えを知らないジョリーダンスなど役者が揃った春の女王決定戦。果たして4代目の女王の座に就くのはどの馬か。


【本紙予想】
  先週のNHKマイルカップと同様、GTレースとしては歴史の浅いこのレース。過去のデータのサンプルが少ないので傾向が掴みづらいレースであるが、1つ言える事が過去3回は何れも1番人気が敗れている事、しかも昨年のウオッカの2着以外は掲示板すら載らない、と言う事である。しかも今日(17日)の天気は雨。土砂降りと言う訳ではないので極端な不良馬場になるとは考えにくいが、この事が難解な予想に拍車を掛ける。そこで、本紙予想。


◎(本 命)  3枠6番  ウオッカ
  ドバイのレースでウオッカは終わってしまったのか。そんな声も囁かれ始めている同馬。確かにあの失速ぶりは気になるが帰国後の調教を見ると、復調していると言って良いだろう。昨年と同じローテーションだが、状態は雲泥の差だと言う陣営の言葉から実力を発揮できる状態にあると見た。
  であるならば、今回のメンバー構成、3つのGTタイトルを獲得した東京コース、距離・・・。全てこの馬が優勝する為の条件にピッタリと言える今回は負ける訳には行かないだろう。不安材料は、馬場状態と今年GTレースで「ノレていない」鞍上だが、力で押し切ってくれると判断し本命に推す。果たして昨年の忘れ物を取り戻す事が出来るか。


○(対 抗)  7枠13番  リトルアマポーラ
  昨年のエリザベス女王杯、3歳ながら古馬を圧倒しGTタイトルを獲得した同馬。休み明けだった前走のマイラーズカップは7着だったがタイム差を見ると悲観する内容ではないだろう。叩き2走目で上積みが期待できる事、実績のある東京で最強女王交代のシーンがあるとしたら、この馬にその資格があると見て対抗に推す。


▲(単 穴)  8枠17番  レジネッタ
  昨年の桜花賞馬。その後目立った成績を残していないが、前走の阪神牝馬Sで復調の兆しを見せた。叩き2戦目の今回、そして桜花賞と同じマイルの舞台。一発あってもおかしくないような気がする。

  その他△(連下)としては、近走不振も昨年重馬場のローズSを制した事が妙に引っ掛かる2枠3番マイネレーツェル、 前走2着と好走した3枠5番ザレマ、昨年このレース4着、渋った馬場で時計が掛かった時に出番がありそうな気がする6枠11番ヤマニンベルメイユ、実績は文句ないが「降着事件」を境に勝ち運から見放されている事で評価を下げた7枠14番カワカミプリンセスまで挙げておきたい。

 まとめると
◎ 3枠 6番  ウオッカ
○ 7枠13番  リトルアマポーラ
▲ 8枠17番  レジネッタ
△ 2枠 3番  マイネレーツェル
△ 3枠 5番  ザレマ  
△ 6枠11番  ヤマニンベルメイユ
△ 7枠14番  カワカミプリンセス 


  馬券は、◎から○▲△への流し馬券。3−6、5−6、6−11、6−13、6−14、6−17の6点。



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2009年05月11日

アッと驚く逃走劇!!勝利の乾杯は美酒ならぬカプチーノで・・・   【競馬 第14回NHKマイルカップ結果】

  競馬の第14回NHKマイルカップ(GT)が10日、東京競馬場芝1,600mで行われ、藤岡康太騎手騎乗の10番人気ジョーカプチーノが優勝し3歳マイル王に輝いた。ジョーカプチーノ、藤岡騎手とも初のGTタイトル獲得となった。
  
  レースは、逃げたゲットフルマークスを2番手で追走したジョーカプチーノが最後の直線で捕らえ、そのまま逃げ切った。
  一方、人気を集めたブレイクランアウト、アイアンルックは見せ場なく着外に敗れ去った。
  尚、4コーナーでアイアンルック、最後の直線でダイワプリベールの走行を妨害したサンカルロが18着に降着となった。鞍上の吉田豊騎手は、史上初となる開催日8日間の騎乗停止処分となった。


【第14回NHKマイルカップ競走成績】
1着  ジョーカプチーノ  藤岡康太   1分32秒4
2着 △レッドスパーダ   横山典弘
3着  グランプリエンゼル 内田博幸
4着 △マイネルエルフ   松岡正海
5着 ×フィフスペトル   安藤勝己

<コメント>
  今春のG1戦線は桜花賞を除き、人気馬がことごとく馬群に沈み、荒れる結果が続いている。NHKマイルカップは元々荒れる傾向にあるが、またしても人気馬が敗れ場内がどよめく結果となった。

  まず、人馬初のGTタイトルをさらったジョーカプチーノと藤岡騎手。逃げ宣言をしていたゲットフルマークスが宣言通り逃げる形でレースが始まった。一か八かの逃げを打った同馬を終始マークし、最後の直線で逃げ馬を捕えると、後方で牽制し合いなかなかエンジンの掛からない他馬を尻目にまんまと逃げ切って波乱の主役となった。人気があれば恐らくあのような騎乗は出来ないと思うが、20歳の若武者の思い切った騎乗ぶりが光るレースでもあった。
  確か昨年、キャプテントゥーレに騎乗した川田騎手が逃げを打って皐月賞を制した時も人気がなかったからこそ出来た乗り方だと言うような事を書いたと記憶しているが、若手ジョッキーの思い切った騎乗が功を奏したと言えるのかも知れない。
  次はダービーに進むとの事。今回以上にレベルの高いメンバーが揃うダービー。再び展開の助けがないと厳しいような気もするが、今度はどんなレースでファンを湧かせるのだろうか。

  
【GTで勝てない西の「ユタカ」、レースを壊した東の「ユタカ」】

  一方、変則二冠の夢破れ、共倒れとなった人気の2頭。アイアンルックは不利による影響をもろに被ってしまった。上がり3Fのタイムが良かっただけに陣営としては悔しい思いだっただろう。ダービーで再考の余地はあると思うが賞金的に微妙な位置にいるだけに果たして晴れの舞台に立てるかどうか。

  そして1番人気に応える事が出来なかったブレイクランアウト。レース間隔が空いた事が敗因だったのか、それとも馬場か。人気を集めた馬の敗因がはっきりしないと言うのがここ最近のGTレースだが、この馬の敗因はどこにあるのか。そして次走のダービーで巻き返す事が出来るだろうか。
  また、これまで天才の名を欲しいままに次々とGTタイトルを手に入れて来た武豊騎手だが、その「ユタカ神話」に陰りが見え始めているような気がする。今年に入ってGTレースの表彰台に上がるシーンを見る事が出来ない。勿論、馬の巡り合わせもあるだろうが、昨年の落馬負傷がまだ尾を引いているのだろうか。来週も人気を集めそうな馬(ウオッカ)に騎乗するが人気に応える事が出来るのか不安である。

  話をクラシック戦線に戻して「STOP THE アンライバルド」が合言葉の各陣営。だがこのレースで好敵手となるような馬は現れなかった。今年の競馬の祭典は、馬の名の通り皐月賞馬の一人舞台となってしまうのだろうか。






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2009年05月09日

今後の競馬界の主役への登竜門!!「主役候補」の称号を得るのはどの馬か?  【競馬 第14回NHKマイルカップ予想】 

   春のGTレース第5弾、競馬の第14回NHKマイルカップが10日、東京競馬場芝1,600mで行われる。

   エルコンドルパサー、クロフネ、キングカメハメハそして昨年のダービー馬ディープスカイ等、後に日本の競馬界の主役となった馬を輩出したこのレース。果たして今年出走するメンバーからも、後に競馬界で主役となる馬が出て来るのかどうか。


【本紙予想】
  GTレースとしての歴史は浅いが、上にも書いた通りその後、主役を担う名馬を多く輩出している、言わば「主役への登竜門」的な位置付けとなっているレースとも言える。過去13回の傾向を見ると、キャリアが浅い3歳馬、しかも展開の紛れがある1,600mと言う距離から人気通りの決着とならないケースが多い。そこで本紙の予想。


◎(本 命)3枠6番 アイアンルック  
  デビュー戦での衝撃的な走り、そして前走の毎日杯での届きそうもない所から繰り出した末脚と強烈な印象を残してGTを獲るべく府中にやって来た。特に毎日杯で下した馬がその後、重賞レースを勝っている事からこの馬の能力の高さが窺える。
  キャリアの浅さと初の東京コースが不安材料ではあるが、毎日杯組はこのレースと相性が良い事と能力の高さを買い本命に推す。昨年、このレースからダービーを制したディープスカイに続く事が出来るか。「主役候補」の称号を得る為の重要な1戦となるだろう。


○(対 抗)2枠4番 サンカルロ
  トライアルレースのニュージーランドTで2着以下を引き離して勝利を収めた同馬。デビュー以来、掲示板を外していない安定さと東京コースでの実績を加味し対抗に推したい。

×(注 意)8枠18番 フィフスペトル
  前が詰まって行く手を阻まれた前走の皐月賞を除けば安定した成績を残している。大外枠がどうのように影響するかだが、広い東京コースなら吉と出るような気もする。軽視する事は出来ない。

▲(単 穴)4枠7番  ワンカラット
  近年、隔年で牝馬が勝っているこのレース。2007年のピンクカメオで大荒れになった事は記憶に新しい。直線の長い東京コースで桜花賞の時のような切れ味鋭い脚を繰り出せれば2007年の再現も有り得るか。

  この他△(連下)として、実績で推せる要素は無いものの、「マイネル」&「松岡騎手」と言う組合せが妙に引っ掛かる5枠9番マイネルエルフ、スプリングSで皐月賞馬アンライバルドと好勝負を繰り広げた7枠13番レッドスパーダまで挙げておく。

 尚、実績とコース適性では重い印を付けるべきだろうが、間隔が空いている事とここの所、GTレースでの成績が余り良くない武豊騎手を考慮して8枠16番ブレイクランアウトも△(連下)とする。

 まとめると

◎ 3枠 6番 アイアンルック
○ 2枠 4番 サンカルロ
× 8枠18番 フィフスペトル
▲ 4枠 7番 ワンカラット
△ 5枠 9番 マイネルエルフ
△ 7枠13番 レッドスパーダ
△ 8枠16番 ブレイクランアウト


  馬券は◎○×▲△への流し馬券。4−6、6−7、6−9、6−13、6−16、6−18の6点。







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2009年05月03日

春の淀を制するのは菊の王者か?それとも・・・   【競馬 第139回天皇賞予想】 

  競馬の第139回天皇賞が3日、京都競馬場芝3,200mで行われる。今年の競馬の中・長距離界の主役をどの馬が担うのかを占う重要な1戦だが、前日オッズの通り主役不在の混戦が予想されている。果たして長いドラマの結末は・・・。


【本誌予想】
  明日行われる伝統の天皇賞。かつてはリアルシャダイ産駒など、ステイヤーの代名詞のような馬が制する事が多かったこのレースも年々そのような血統を有する少なくなってきている。中距離路線が主軸となっている今の競馬界を考えると仕方ない事か。
  さて、牝馬の活躍に比べて貧弱と言われて来た5歳牡馬。何せダービー馬を輩出出来なかった世代である。しかし、ここに来てようやく頭角を現すようになって来た。今回のレースでもこの世代が中心になるであろう。フルゲートの春の天皇賞は波乱が起きる事が多いが今回はどうなるだろうか。そこで本紙の予想。


◎(本 命)8枠17番 アサクサキングス
  3歳時菊花賞を制した同馬。4歳は天皇賞3着以降、目立った成績を残していなかったが、5歳になって京都記念、阪神大賞典で勝利を収め復調を印象付けた。距離、コースともこの馬にピッタリの条件と言える天皇賞。絶対的な本命とは言えないまでもこのメンバーなら連を外す事はないと見て本命に推す。秋の淀を制したアサクサキングス。春の淀でも舞う事が出来るか。

○(対 抗)2枠4番アルナスライン
  3歳時の菊花賞でアサクサキングスの2着だった同馬。前走の日経賞で初めて重賞を制覇した。距離、京都コースとも問題は無いだろう。中間の調整や追い切りの様子から上位争いは可能な状態と見た。課題は折り合いか。

×(注 意)8枠16番スクリーンヒーロー
  本命馬、対抗馬とも遜色ない実績がある同馬だが初の京都初コースがどう出るか。実績は文句ないが今回は3番手評価とした。

▲(単 穴)7枠15番モンテクリスエス 
  昨年の秋以降、充実した成績を残している同馬。今冬のダイヤモンドステークスを制している事から見ても距離に問題は無い。鞍上に「平成の楯男」武豊騎手を迎え一発ムードが漂う。

  この他△(連下)としては、昨年の天皇賞4着でこのレースの展開の鍵を握るであろう5枠9番ホクトスルタン、3連勝の勢いが侮れない5枠10番ゼンノグッドウッド 、前走アサクサキングスと接戦を演じた8枠18番ヒカルカザブエ まで挙げておきたい。

  まとめると

◎ 8枠17番 アサクサキングス
○ 2枠 4番 アルナスライン
× 8枠16番 スクリーンヒーロー
▲ 7枠15番 モンテクリスエス
△ 5枠 9番 ホクトスルタン
△ 5枠10番 ゼンノグッドウッド
△ 8枠18番 ヒカルカザブエ


 馬券は、馬連で◎○×▲のBOXと◎から△への流し馬券。4−15、4−16、4−17、15−16、15−17、16−17、9−17、10−17、17−18の9点。
 
  最後に余談だが、GWで家族と共に実家に帰省している小生。実家のPCで書いているが、さすがにメモリ64MBだと処理が遅くて書きづらい。
(とボヤイてみる。) 

 






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2009年04月27日

伝統の「メジロ」の血が本番でも騒ぐのか?そして「ホシーノ」は、次こそ「ハシル」のか?   【競 馬  フローラS結果】

  競馬のオークストライアル、第44回サンケイスポーツ賞フローラステークスが26日、東京競馬場で行われ2番人気に支持されたディアジーナが快勝し、桜花賞馬ブエナビスタへの挑戦権を獲得した。熾烈だった2着争いはワイドサファイアが入り、話題のハシッテホシーノが3着となり、ここまでがオークス行きのキップを獲得した。
  勝ったディアジーナは重賞2勝目。父は日本の競馬史に名を残したメジロマックイーンである。

  樫の女王を決めるオークスは5月24日、東京競馬場で行われる。



【フローラS競走成績】
1着   ディアジーナ   内田博幸 2.02.2
2着   ワイドサファイア 岩田康誠
3着   ハシッテホシーノ 松岡正海
(以上、オークスへの優先出走権獲得)
4着   アイアムネオ    戸崎圭太
5着   エオリアンハープ 田中勝春


<コメント>
  先週、皐月賞が終わって東の春競馬の舞台は今週から府中に移った。5月3日の春の天皇賞を皮切りに6月初旬の安田記念までほぼ毎週のようにGTレースが行われ、競馬ファンにとっては日曜日が来るのが待ち遠しい季節となる。(中には、週末は懐と相談しつつ、と言ううファンもいるだろう。)

  さて、桜花賞ではブエナビスタが強い勝ち方をしてオークスでも人気が集中する事が予想される今年の3歳牝馬だが、そのブエナビスタに挑戦状を叩き付ける馬が現れるかどうか、そして某芸能人が名付けた馬がオークス行きのキップを獲得出来るかで注目されたフローラS。1番人気のミクロコスモスが見せ場なく敗れ去ったが、その他は概ね順当な結果だった。
  
  勝ったディアジーナは派手さはないものの好位でレースを進める事が出来て、最後の脚もしっかりしていた。オークスでも今回のようなレースが出来れば面白いが、しかし現時点でブエナビスタに勝てるかと言うとまだその段階までは行っていないと思う。果たしてオークスまでにその先行力に磨きをかけて、女王ブエナビスタの末脚を封じ込める事が出来るか。
  
  そしてディアジーナの父と言えば競馬ファン、特にオールドファンなら誰でも知っているであろう、あのメジロマックイーンである。現役時代の活躍とは裏腹に、種牡馬としては目立つような成績を残す事が出来ず(現役馬だと他にホクトスルタン、母の父としてはドリームジャーニーぐらいだろうか。)、既にこの世を去っている。
  3歳乙女にとって未知の距離となるオークスの舞台で日本の伝統「メジロ」のステイヤーとしての血が騒ぐのか。それとも90年代から日本の競馬を席巻しているサンデーサイレンスを引き継ぐ血が強さを発揮するのか。樫の女王決定戦、オークスが今から楽しみである。







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2009年04月20日

ド肝を抜く凄脚でライバル蹴散らしタイトル獲得!!ダービーも「敵なし」か? 【競馬 第69回皐月賞結果】

  競馬の牡馬クラシック第1弾、第69回皐月賞が19日、中山競馬場芝2,000mで行われ、3番人気に支持されたアンライバルドが優勝しクラシック1冠目を獲得した。鞍上の岩田騎手は、2004年の菊花賞、デルタブルースで勝って以来のクラシックレース制覇となり皐月賞は初勝利。また父ネオユニヴァースに続く父子制覇は6組目。

  レースはやや速いペースで流れ、中団から追走したアンライバルドが最後の直線で爆発的な末脚で一気に他馬をかわした。2着にはトライアンフマーチ、3着には2歳王者のセイウンワンダーが入り、1番人気ロジユニヴァース、2番人気リーチザクラウンは共に見せ場なく敗れ去った。

  クラシック第2弾、日本ダービーは5月31日東京競馬場で行われる。

【第69回皐月賞競走成績】
1着 アンライバルド   岩田康誠   1分58秒7
2着 トライアンフマーチ 武幸四郎 
3着 セイウンワンダー  内田博幸
4着 シェーンヴァルト  北村友一
(以上、日本ダービーへの優先出走権獲得)
5着 ベストメンバー   四位洋文

<コメント>
  土、日と出掛けていた為、予想の方は一休み。レースの様子もさっきJRAのホームページで確認した。とにかく圧巻の末脚だったと言うのが率直な感想である。

  3強と言われた今年の牡馬クラシック第一弾、皐月賞を制したのはその一角に名を連ねたアンライバルドだった。折り合いが課題だった同馬だが、ペースがやや速くなった道中、鞍上の岩田騎手が上手く折り合いをつけ最後に他馬の追随を許さないほどの剛脚を引き出した。全勝での皐月賞を狙ったロジユニヴァースや、早くから大器と騒がれたリーチザクラウンに比べると少し地味な印象があったが、それを吹き飛ばすような圧勝劇だった。これで父子制覇を果たし、馬の名の通り敵無しの印象をファンに植え付けた。
  
  さて2冠獲得への期待が膨らむ日本ダービー。今回は圧倒的な強さを見せたアンライバルドだが、その一方で折り合いの課題が今回のレースでクリアされたのかどうかは何とも言えない気もする。皐月賞はペースが速くなり、上位に入ったのは道中後ろにいた馬ばかりだった。今度も果たしてそんなペースになるのか。ダービーでは父子と共に兄弟制覇(兄はフサイチコンコルド)の期待が懸かるが、どんな走りを見せてくれるのか楽しみである。

【脆くも崩れ去った「2強」の牙城】
  一方、惨敗を喫した残る2強。最後の直線ではどこにいるのか見つけるのが難しいほど馬群の中でもがいていた。リーチザクラウンは気性の成長がないと距離が延びるダービーでも苦しいだろう。
  そして土が付いたロジユニヴァースは、敗因が距離にあるのか、経験した事がない高速レースに対応出来なかった事によるものなのか。何れにせよ見せ場なく敗れた事、アンライバルドに差を付けられたのは事実である。「競馬の祭典」日本ダービーで巻き返せるか注目したい。

  「最も速い馬が勝つ」と言われる皐月賞はその通りの結果となった。今度は「最も幸運な馬が勝つ」と言われる日本ダービー。幸運の女神は果たしてどの馬に微笑むのだろうか。







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2009年04月13日

まず1冠目を獲得し、「名馬誕生の予感」のシナリオは第2幕へ・・・  【競 馬 第69回桜花賞結果】

  競馬の第69回桜花賞が12日、阪神競馬場で行われ圧倒的支持を集めたブエナビスタが、最後の直線で見事な末脚を披露して人気に応え牝馬クラシック1冠目を獲得した。また鞍上の安藤勝騎手は、クラシック最年長ジョッキーとなった。
  2着にはレッドディザイアが入った。荒れる事が多かった桜花賞。今年は1番、2番人気がその通りの実力を発揮し堅い決着となった。
  牝馬クラシック第2弾、オークスは5月24日東京競馬場で行われる。

【第69回桜花賞競走成績】
1着 ◎ブエナビスタ    安藤勝己  1分34秒0
2着 ▲レッドディザイア  四位洋文
3着   ジェルミナル   福永祐一
4着 △ワンカラット    藤岡佑介
5着   ルージュバンブー  小牧太

<コメント>
  単勝1.2倍が示す通り圧倒的な支持を集めたブエナビスタが、その期待に応えて牝馬3冠に向けて順調なスタートを切った。それと共に母ビワハイジを始め、クラシックレースに縁がなかった一族の無念を晴らした。
  
  レースのハイライトは最後の直線の入り口。ブエナビスタの行く道をレッドディザイアとジェルミナルが壁となって立ちはだかった。外に出し直した時は届かないのではと思ったが、そこからが彼女の真骨頂。上がり33.3秒の鬼脚で、大外から前を行く馬を次々とかわし、最初にゴール板を駆け抜けた。
  強いとは分かっていてもそこは3歳牝馬。レース当日になって気難しい心が顔を出し実力を発揮出来ないのではと言う心配もあっただろがそれをも一掃し、2冠目のオークスに向けて視界が更に広がったと言っても良いだろう。晩春の府中の森でどんな走りを見せるのか。今から楽しみである。

  2着に入ったレッドディザイアも健闘した。上がり33.7秒は限界に近い末脚だったと思うが、それ以上の脚を出されては勝てないのも仕方がない。桜花賞が3戦目。成長度と言う点ではブエナビスタよりも魅力があるかも知れない。こちらも次走はオークスとの事。2冠を狙うブエナビスタにどこまで迫れるか。この2頭の走りから目が離せない。

  「名馬誕生の予感」で始まった2009年のクラシックロード。果たしてこの後、どんなドラマが繰り広げられるのだろうか。






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2009年04月12日

仁川の桜が描くシナリオのタイトルは、「名馬誕生の予感」か?それとも「波乱の幕開け」か?  【競 馬 第69回桜花賞予想】

 2009年のクラシックレース第1弾、競馬の桜花賞が12日、阪神競馬場芝1,600mで行われる。

 昨年2歳女王に輝いたブエナビスタが前日オッズが示す通り一頭抜けた存在となっており、早くも3冠牝馬が誕生するのでは、とさえ言われている。果たして前評判通り圧倒的な強さで1冠目を獲得するのか。それとも気難しい乙女心が顔を出し波乱が起きるのか。


【本紙予想】
  この時期の3歳牝馬は実績があまり当てにならない事は、人気通りならない過去の結果を見ても分かる。人間に例えるならば気難しい心を持つ思春期の年代に相当する3歳牝馬。とにかく当日の気配、走る気などが左右する。
  またかつてこのレースは関西馬が圧倒的に強かったが、ここ数年は関東馬の健闘が目立つ事や不利と言われた外枠の馬が改修後、上位に来るようになった事も特徴として挙げられる。そこで本紙予想。


◎(本 命) 5枠9番 ブエナビスタ
  人気通りの決着とならない桜花賞であるが、この馬の強さを無視する事は出来ないだろう。早くも白旗を上げている陣営もあるほどだ。4戦3勝、唯一負けた新馬戦で先着を許したのが、アンライバルドやリーチザクラウンと言った、恐らく3歳牡馬戦線の中心となるであろう馬だったのであまり気にしなくて良い。チューリップ賞後の調整、追い切りが順調だった事や好枠を引いた事を考えると「名馬誕生の予感」と言うシナリオも間違いでないではないような気がする。
  敢えて不安材料を挙げれば、血統的に距離はもう少し長い方が良い、つまり脚を余す可能性がある事ややはり当日の気配ぐらいだろうか。
  母ビワハイジも2歳女王に輝き、桜花賞の有力候補と言われながら夢は叶わなかった。果たしてその仔が母の無念を晴らし、3冠獲得の足がかりを掴む事が出来るか。

○(対 抗) 4枠7番 サクラミモザ
  今回はブエナビスタの相手探しが難解である。どの馬もその資格を持っているような気がして目移りしそうである。その中で対抗に推したいのがこの馬。前走のチューリップ賞では、最後にブエナビスタに差されて敗れたが見せ場を作った。戦績の少なさが気になる所だが、逆にそれが魅力でもある。今回は先行すると予想される馬が多いが、最後に残るのはこの馬と信じ対抗に推したい。


▲(単 穴) 8枠18番 レッドディザイア
  この馬も今回が3走目。だが前走のエルフィンSでは前が詰まる不利を受けながらそれをこじ開ける強さを見せた。大外枠であまり揉まれないのも好材料だろう。鞍上は牝馬との相性が良い四位騎手。調教師は、これまた現役時代牝馬との相性が良かった松永幹師。波乱を起こすとしたらブエナビスタと対戦していないこの馬のような気がする。

この他連下(△)としては、前走くクイーンCで脚質の幅を広げた1枠1番ダノンベルベール、トライアルレースなどの勝ち馬2枠4番ヴィーヴァヴォドカ3枠6番ワンカラットとここ数戦の成績から強気にはなれないのだが、前に行く馬が総崩れとなった時に出番がありそうな予感がする6枠12番イナズマアマリリスまでを挙げておきたい。

まとめると
◎ 5枠 9番 ブエナビスタ
○ 4枠 7番 サクラミモザ
▲ 8枠18番 レッドディザイア
△ 1枠 1番 ダノンベルベール
△ 2枠 4番 ヴィーヴァヴォドカ
△ 3枠 6番 ワンカラット
△ 6枠12番 イナズマアマリリス


 馬券は、馬連で◎から○▲△への流し馬券。1−9、4−9、6−9、7−9、9−12、9−18の6点。 


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2009年04月10日

2歳女王が1冠目を制するか?それとも伏兵馬の出番があるのか?【第69回桜花賞枠順】

 競馬のクラシックレース第1弾、第69回桜花賞の枠順が9日JRA(日本中央競馬会)より発表された。
 牝馬3冠の期待が懸かる2歳女王のブエナビスタは5枠9番となった。この他では、チューリップ賞2着のサクラミモザは4枠7番、フィリーズレビューを勝ったワンカラットは3枠6番、レッドディザイア が8枠18番等となっている。

  第69回桜花賞は阪神競馬場芝1,600mで行われ、12日15時40分発走となる。

【第69回桜花賞枠順】
1枠1番 ダノンベルベール   後藤浩輝
1枠2番 ツーデイズノーチス  松岡正海
2枠3番 ショウナンカッサイ  幸英明
2枠4番 ヴィーヴァヴォドカ  村田一誠
3枠5番 アイアムカミノマゴ  武 豊
3枠6番 ワンカラット     藤岡佑介
4枠7番 サクラミモザ     北村宏司
4枠8番 デグラーティア    浜中俊
4枠9番 ブエナビスタ     安藤勝己
5枠10番 コウエイハート 川田将雅
5枠11番 レディルージュ    鮫島良太
6枠12番 イナズマアマリリス 池添謙一
7枠13番 カツヨトワイニング  大庭和弥
7枠14番 ルージュバンブー   小牧太
7枠15番 ジェルミナル     福永祐一
8枠16番 ルシュクル      佐藤哲三
8枠17番 アンプレショニスト  横山典弘
8枠18番 レッドディザイア   四位洋文

<コメント>
  中央競馬の春のGTシーズン到来を告げるクラシックレース第1弾、桜花賞の枠順が発表された。
  今年は牝馬3冠の期待が懸かる2歳女王、ブエナビスタが圧倒的人気を背負う事が予想されるが、人気通りの決着となるのか。それとも他の馬が付け入るスキを見い出す事が出来るのか。阪神競馬場の桜は今が見頃のようだが、果たして桜の花びらをまとった勝利の女神はどの馬に微笑むのか。乙女の熱き戦いに注目したい。


本紙予想は土曜日(11日)夜か日曜日(12日)朝に掲載する予定







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2009年02月17日

夢の続きは子供達に・・・!! 【競 馬 ダイワスカーレット引退】

〜スポーツナビ より〜
  左前浅屈腱炎が判明し、動向が注目されていたダイワスカーレット(牝5歳)が16日、現役を引退し繁殖入りすることが大城敬三オーナーら関係者の協議で決定した。牝馬として37年ぶりに有馬記念を制すなど、GT4勝を挙げた名牝。18日付で競走馬登録を抹消し、北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬となる。なお、今年は仏G1馬チチカステナンゴとの交配を予定している。

<コメント>
  昨秋行われた天皇賞でウオッカと激闘を繰り広げ、暮れの有馬記念では牡馬を撫で斬りにして歴史を塗り替えたダイワスカーレットがターフを去る事になった。並み居るダートの強豪を破って世界最高峰のレースで躍動する姿を見るのを楽しみにしていたので残念である。恐らく多くのファンが同じ想いをしているのではないだろうか。
  
  GT4勝もさる事ながら、一度も連対を外さないパーフェクトな逃げ脚はまさに芸術品であり、競馬史に名を刻むに相応しい名馬と言っても過言ではない。。屈腱炎は治療に長い期間を要するだけでなく完治する事が難しい、馬にとっては不治の病である。2度の屈腱炎を克服し復帰後、GTを制したカネヒキリは稀なケースである。特に今回ダイワスカーレットが発症した箇所は極めて稀で、治療にどのくらいの期間が必要なのか判断が難しいらしい。

  現役を続けて欲しいと願うファンもいると思うが、復帰後も今まで通りの走りが出来るとは限らない。繁殖シーズンが近づいている事、超良血と言われる血統背景を考えると、引退を決めた関係者の決断は妥当だと思う。

  これでダイワスカーレットが主役となる舞台は終わりを告げる事になってしまうが、その続きはダイワスカーレットの子供がきっと演じてくれるだろう。その日が来るのを楽しみに待ちたいと思う。

◎ダイワスカーレットの主な戦績
○競走成績
 12戦8勝、2着4回
○獲得したGT
 桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯(以上2007年)、有馬記念(2008年) 



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2009年02月16日

偉大な父の背中を追って・・・ 【競馬 第49回きさらぎ賞】

  競馬の第49回きさらぎ賞が15日、京都競馬場芝1,800mで行われ1番人気に支持されたリーチザクラウンが逃げ切って優勝し、父スペシャルウィークとの父子制覇を果たし、クラシック候補に名乗りを上げた。また、鞍上の武豊騎手は3週連続重賞制覇となった。


【第49回きさらぎ賞競走結果】
1着 リーチザクラウン   牡3  武 豊  1分48秒9
2着 リクエストソング   牡3  後藤浩輝
3着 エンブリオ      牡3  安部幸夫
4着 ベストメンバー    牡3  四位洋文
5着 キタサンガイセン  牡3  安藤勝己


<コメント>
   春のクラシックレース出走を目指しトライアルレースが本格的に行われる3月。その一方で牡馬の出世レースと位置付けられているのが、8日に東京競馬場で行われた共同通信杯と昨日、京都競馬場で行われたきさらぎ賞である。前者の勝ち馬として有名なのが、ナリタブライアンやエルコンドルパサー、後者はスペシャルウィークやネオユニヴァース等である。
  
  その、「西の出世レース」を今年制したのがリーチザクラウン。デビュー当時から騒がれた素質馬である。前走のラジオNIKKEI杯で敗れ、今回どんなレースをするのか注目されたが、スタートから先頭に立つと最後の直線でも他馬に影すら踏ませず、あっさりと逃げ切って大物の片鱗を見せ付けた。父はこのレースを制した後、ダービーなどGT4勝を上げた名馬スペシャルウィーク。現時点で脚質は違うものの、白と紫の勝負服、そして同じ騎手と父の姿と重ね合わせて見るファンも多いのではないだろうか。
  また、鞍上の武豊騎手はこれで3週連続重賞制覇。昨年は重賞で中々勝てず、落馬で骨折するなど散々な1年だったが、今年はこれまでの所、本来の調子を取り戻しているようである。果たしてこの後も重賞やGTレースを勝ちまくる事が出来るか。

  馬の名前の通り「クラウン(冠)」に手が届く所まで来た名馬の仔。この後はトライアルレースを挟まず皐月賞に直行するようだが、果たして父が成し得なかった皐月賞制覇を成し遂げる事が出来るか。そしてその先は・・・。春のクラシック戦線に向けて馬も騎手も非常に楽しみである。


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2008年12月29日

もはや芸術の域に達した逃げ脚!! 彼女に追いつける馬は国内にいないのか?  【競馬 第53回有馬記念結果】   

   中央競馬(JRA)のフィナーレを飾る第53回有馬記念が28日中山競馬場で行われ、1番人気に支持されたダイワスカーレットが圧倒的な強さを見せつけ優勝した。ダイワスカーレットはこれでGT4勝目。有馬記念での牝馬制覇は37年ぶり。
   2着には最後方から追い込んできた14番人気のアドマイヤモナークが入り枠連、馬連で万馬券が飛び出すなど、今年の世相を象徴するかのような波乱の結果となった。
   一方、このレースが引退レースとなったメイショウサムソンは最後の直線で失速し8着に敗れ有終の美を飾る事は出来なかった。 


【第53回有馬記念競走成績】 
1着 ○ダイワスカーレット  牝4  安藤勝 2分31秒5  
2着  アドマイヤモナーク  牡7  川 田
3着  エアシェイディ     牡7  後 藤
4着  ドリームジャーニー  牡4  池 添
5着 △スクリーンヒーロー  牡4  デムーロ

<コメント>
  土曜日(27日)に予想記事を書く前に、YouTubeでオグリキャップとトウカイテイオーのラストランを何度も見た。それを見てしまった事と、ここ数年有馬記念では人々を泣かせるようなドラマが無かった事もあり、情に流されてメイショウサムソンに◎印を打った。
  しかし勝負事は情に流されてはいけないと言う事をダイワスカーレットから教わったレース結果だった。強いのは分かっていたが、あれほどまでに完璧な勝ち方をするとは・・・。改めてその強さに脱帽した。

  先行逃げ切り型のスカーレットにとって外枠は有利とは言えない。しかしそんな事はこの馬に関係なかった。好スタートを切るとすぐにマイボジションを確保し、天皇賞の時と同じくハイラップを刻むと最後の直線に入る直前ですぐ後方から彼女を捕えに掛かったメイショウサムソンらを難無く振り切ると、2着争いに凌ぎを削る他の馬を尻目に颯爽とゴールを駆け抜けた。影すら踏ませぬまさに完勝だった。これでGTレース4勝目。そして連対率100%も更新、更にはハイペースを作り出し追い込み馬の強襲による波乱を演出するオマケまでつけた。強い牝馬を「女傑」と言う事があるが、この馬を形容する言葉は存在しないのではないだろうか。

  かつてイギリスのサッチャー首相は、自ら掲げた政策を強引に推し進める強硬的な態度から「鉄の女」と呼ばれていた。一度先頭に立ったら譲らない強硬な走りは、その態度とダブるような気がするが、「鉄」は風雨に晒されいつか錆びて行く。しかしこの馬の走りには錆びる事のない、プラチナのような強さを改めて感じた。来年は海外へ遠征すると言う話が出ている。既にドバイ遠征を表明しているライバルのウオッカ共々、同期の牝馬の動向から目が離せない。

   一方、このレースでターフを去る本紙本命のメイショウサムソン。騎乗した武豊騎手は、馬の底力と奇跡を信じたのだろう、オグリキャップのラストランの時と同様、最後のコーナーで前を行くダイワスカーレットに迫ろうとしたが、引退を控えた馬にその余力は残っておらず、奇跡を起こす事は出来なかった。最後を飾れなかった同馬だが、クラシック2冠を含むGT4勝は、名馬と呼ぶに相応しい成績である。今後は種牡馬として第2、第3のサムソンを輩出して欲しい。

  牝馬の活躍が目立った今年の中央競馬。グランプリレースはそれを象徴するような結果となった。「牝高牡低」の状態は果たしていつまで続くのだろうか。














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2008年12月27日

馬に夢託す「清き一票」!!その先にドラマは生まれるのか?   【競 馬   第53回有馬記念予想】   

  中央競馬(JRA)のフィナーレを飾る第53回有馬記念が28日、中山競馬場芝2,500mで行われる。
  今年2つのGTタイトルを獲得しファン投票1位に選出されたウオッカやダービーを制したディープスカイなどが回避したものの、このレースを最後に引退するメイショウサムソンや久々の牝馬制覇を目指すダイワスカーレットなど話題の多い今年のグランプリレース。色々あった2008年の最後を飾るのは果たしてどの馬なのか?


【本紙予想】
  過去多くの名勝負やドラマを生んで来たグランプリレース。秋のレース不調で「もう終わった」と言われながら最後に劇的な走りを見せ、競馬ブームの火付け役となったオグリキャップ。骨折による1年のブランクがありながら、それをはねのけて最後を飾り、ファンの涙を誘ったトウカイテイオー。そしてグラスワンダーとスペシャルウィークのゴール直前での叩き合いなど・・・。果たして今年はどんなドラマが生まれるのか。有馬記念はこれまで応援して来た馬に一票を投じる、と言う事が馬券の買い方として言われているが、「感動のドラマ」と言うロマンを買うのか。それとも非情に徹し、あくまでこれまでの実績で買うのか。ファンも悩む今年最後の週末である。そこで本紙予想。


◎(本 命)6枠9番 メイショウサムソン
  常識的に考えれば前日オッズでも1番人気に支持されているダイワスカーレットから入るのが妥当であろうし、今年のレースを見る限り往年の勢いが感じられないメイショウサムソンに、前を行くであろうダイワスカーレットを捕らえる力は無いだろう。6着に敗れたジャパンカップ以後、良化してはいるが大きい変わり身は見られない、と言う状況から前日オッズの4番人気の見立ては正しいと言える。
  しかし、ダイワスカーレットには来年があるのに対しメイショウサムソンには明日が無い。過去、オグリキャップもトウカイテイオーも中間の気配は良くなかった。にも関わらず本番ではキッチリ結果を出して有終の美を飾った。加えて怪我の癒えた名手武豊騎手はこのレース2勝しているが、オグリキャップもディープインパクトも共に引退レースだった。明日の乗り鞍はこの1レースのみで、まさにメイショウサムソンの為に中山にやって来る。馬のフィナーレ、騎手の復活。これ以上のドラマは無い。不思議な力が宿るグランプリレース。渾身の仕上げで乗り込んで来たであろう陣営に対して「報い」と言う奇跡が起きると信じてこの馬を本命に推したい。

○(対 抗)8枠13番  ダイワスカーレット
  連対率100%と言う驚異的な数字を誇る同馬の実績を今更語る必要は無いだろう。ハイペースでもスローペースでもうまく立ち回れるのが強みで、特に休み明け初戦となった天皇賞で、ハイペースでゴール寸前でウオッカに食い下がった脚は、この馬の強さを改めて実感させられるレースだった。敢えて不安材料を挙げるとすれば外枠からのスタートで、いつものポジションをスムーズに確保する事が出来るか、と言う事くらいで前述の「感動のドラマ」が無ければ、あっさり逃げ切る事も有り得るだろう。牝馬が勝てないこのレースだが、この馬はもはや牝馬の域を超えているような気がする。


×(注 意)6枠10番  マツリダゴッホ
 昨年のこのレースを制した同馬。あれが一世一代の大駆けだと思っていたが、その後も好走しすっかり本格化した。前走のジャパンカップで苦手とされていた左回りで4着に入ったのは成長の証だろうか。今回は人気になりマークされる立場となるが、得意の中山で再び「マツリ囃子」を轟かせる事が出来るか。

▲(単 穴)5枠7番  アルナスライン 
  ジャパンカップを制したスクリーンヒーローは確かに強いが、アルゼンチン共和国杯でスクリーンヒーロよりも重い負担重量を課せられながら3着に入った同馬の方に魅力を感じる。休み明け後、5着、3着と来て次は・・・。 


この他△(連 下)として、ジャパンカップを制し父子制覇を狙う5枠8番スクリーンヒーロー(父はグラスワンダー)、今秋の菊花賞で穴を開けその後も好調を維持しているグラスワンダーのライバルだったスペシャルウィークを父に持つ4枠5番フローテーション、近走目立った活躍をしていないものの四位騎手に戻って一発を目論む昨年の菊花賞馬、7枠12番アサクサキングスまで挙げておきたい。

まとめると

◎ 6枠 9番 メイショウサムソン
○ 8枠13番 ダイワスカーレット
× 6枠10番 マツリダゴッホ
▲ 5枠 7番 アルナスライン
△ 4枠 5番 フローテーション
△ 5枠 8番 スクリーンヒーロー
△ 7枠12番 アサクサキングス


馬券は馬連で、◎〜△へ流す。5−9、7−9、8−9、9−10、9−12、9−13の6点。今秋はスプリンターズS、天皇賞、エリザベス女王杯、マイルCSを的中させた本紙だが、果たして最後を飾る事は出来るだろうか。












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2008年12月25日

今年最後のドラマのタイトルは「感動のラストラン」か?「祭り再び」か?それとも「馬も女性(牝馬)の時代」か?  【競 馬  有馬記念枠順】

〜スポーツナビ より〜
 JRAの1年を締めくくるグランプリレース、第53回GI有馬記念(28日、中山競馬場2500メートル芝)の枠順が25日、JRAより発表された。
 連覇を狙う昨年の王者マツリダゴッホは6枠10番、昨年2着で今年こその優勝を目指す女傑ダイワスカーレットは8枠13番に決定。武豊を背に引退レースでの有終Vへ全力投球のメイショウサムソンは6枠9番、ジャパンカップの勝ち馬スクリーンヒーローは5枠8番からの発進となる。

■第53回GI有馬記念
12月28日(日)中山競馬場 2500メートル 芝・右
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 発走15:25

1(1)カワカミプリンセス 55 横山典
2(2)ベンチャーナイン  55 柴田善
3(3)コスモバルク    57 松岡
3(4)エアジパング    57 藤田
4(5)フローテーション  55 C.ルメール
4(6)エアシェイディ   57 後藤
5(7)アルナスライン   57 O.ペリエ
5(8)スクリーンヒーロー 57 M.デムーロ
6(9)メイショウサムソン 57 武 豊
6(10)マツリダゴッホ   57 蛯名
7(11)ドリームジャーニー 57 池添
7(12)アサクサキングス  57 四位
8(13)ダイワスカーレット 55 安藤勝
8(14)アドマイヤモナーク 57 川田

<コメント>
  1年納めのレースとなる競馬の有馬記念の枠順が確定した。今年で53回目となる年末の風物詩。普段馬券を買わない人でも、この時ばかりは運試しとばかりに馬券売り場に足を運ぶ人も多いだろう。

  今回の出走メンバーを見ると、これまで実績を残して来た馬が数多く出ているのは確かだが、良く見ると今年GTのタイトルを獲得したのは、先日のジャパンカップを制したスクリーンヒーローただ1頭だけである。歴史に残る叩き合いを演じたファン投票1位のウオッカを始め、ダービー馬ディープスカイ、菊花賞馬オウケンブルースリなどが軒並み回避し夏のグランプリホース、エイシンデピュティも脚部不安から直前になって出走を取りやめた。今年の最強馬決定戦と言うにはいささか疑問が残るのも事実である。

  それはさて置き、JRA競馬のフィナーレを飾るグランプリレース。ドラマの最後のタイトルは、「あの馬」が主演の「感動のラストラン」なのか。それとも「あの馬」が主演の「祭り再び」なのか、はたまた「あの馬」が主演の「馬も女性の時代よ!!」なのか。その答えは日曜日の夕方に出る。

   ところで余談ではあるが、JRAのCMと言えばこれまで数々のタレントや俳優が出演して来た。今年は「CLUB KEIBA」と称し佐藤浩一や大泉洋などが出演している。ちなみに小生が今までのJRAのCMで一番好きなシリーズCMを紹介しておく。(下は有馬記念編)今考えると、こんな内容のCMをよくJRAが承諾しキムタクが出演したなあ、と思う。恐らく当時と同じようなCMで、と今オファーをしても首を縦に振ってくれる事は無いような気がするが・・・。

本紙予想記事の掲載は土曜日夜の予定











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ラベル:競馬 有馬記念
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2008年12月22日

怪物と言われた父を追い越せるか?  【競馬 朝日FS結果】

 2歳王者を決める第60回朝日杯フューチュリティステークスが21日中山競馬場で行われ、2番人気のセイウンワンダーが最後の直線で内ラチ沿いを上手く抜け出すと、大外から追い込んだフィフスペトルなどを抑えて今年の2歳牡馬チャンピオンに輝いた。
  勝ったセイウンワンダーは父グラスワンダー、母セイウンクノイチの血統で、重賞は新潟2歳Sに続いて2勝目。また、このレース父子2代に渡っての制覇となった。鞍上の岩田騎手は今年のGT4勝目となり今年のGT最多勝が確定した。
  2着には5番人気のフィフスペトルが入り、骨折から復活を期す武豊騎乗の1番人気、ブレイクランアウトは3着に終わった。


【第60回朝日FS競走成績】
1着  セイウンワンダー   岩田康誠  1分35秒12
2着  フィフスペトル    ルメール
3着  ブレイクランアウト  武 豊
4着  ホッコータキオン   飯田祐史
5着  ピースピース     吉田隼人 

<コメント>
  来年の牡馬クラシックレースを占う2歳王者決定戦、朝日杯フューチュリティステークスが行われ、夏の新潟を制したセイウンワンダーが勝ち、来年のクラシック候補に名乗りを上げた。

  先週の阪神JFで2歳女王に輝いたブエナビスタの観客のド肝を抜くようなレースぶりと比べると地味な内容ではあったが、大外から強襲した他馬をしぶとくかわし栄冠を勝ち取った。鞍上の岩田騎手が上手くの内ラチ沿いを抜け出す好騎乗も光った。この事によってもたらされた勝利と言っても良いだろう。来週のグランプリレースは騎乗出来ない為、ここで存在感を示した格好となった。

  夏の王者が翌年のクラシック戦線を賑わす例はあまりない。果たして外国産であるがゆえにクラシックレースとは縁がなかった父にその称号をプレゼントする事が出来るだろうか。

  2着のフィフスペトル、3着のブレイクランアウトも最後追い込んだが、外を回った分だけ届かなかった。特に3着に入ったブレイクランアウトに騎乗した武騎手は、ここで完全復活をアピールしたかっただけに余計、悔しいだろう。それとも、完全復活のドラマは今度の日曜日に行われる大舞台まで取っておいたと言う事だろうか。

  ここ数年続く「牝高牡低」。今年の2歳チャンピオンの戦いを見ていると来年もその傾向は続くような気がする。果たして今回のメンバーからクラシッ3冠馬或いはそれを予感させる雰囲気を漂わせた馬が誕生するのか。来年のクラシックレースが今から楽しみである。












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2008年12月14日

大物感漂うクラシック候補の誕生!!  【競馬  阪神JF結果】

  2歳女王を決める、競馬の第60回阪神ジュベナイルフィリーズ(GT)が14日、阪神競馬場で行われ、ブエナビスタが1番人気に応え今年の2歳女王に輝くと共に来春のクラシック候補に名乗りを上げた。優勝したブエナビスタは父スペシャルウィーク、母ビワハイジの血統でこのレース母娘2代に渡っての制覇となる。また、鞍上の安藤騎手は今シーズン初のGT制覇となった。
   2着にはダノンベルベール、さらに1馬身半差の3着にはミクロコスモスが入った。


【レース結果】
1着 ブエナビスタ      安藤勝己   1分35秒21
2着 ダノンベルベール   後藤浩輝
3着 ミクロコスモス    鮫島良太
4着 ショウナンカッサイ  幸英明 
5着 イナズマアマリリス  吉田豊

<コメント>
  JRA秋のGTシリーズもこのレースを含めて残り3レース。本紙の予想記事は有馬記念までお休み。(2歳戦は出たとこ勝負で予想が非常に難しい為。)今日は来年のクラシック候補の品定めという視点でテレビ観戦した。

  そのクラシック戦線を占う上で重要なレースとなる阪神JFを制したのは、1番人気に支持されたブエナビスタだった。かつて母ビワハイジも制したこのレースだが、その子ブエナビスタにもDNAはしっかりと受け継がれていた。
  後方からレースを進める同馬にとって決して楽とは言えないスローペースとなったが、最後の直線で大外から17頭をまとめて差し切った末脚はお見事の一言に尽きる。もしかしたら母よりも大物になるのではないかと感じさせるレース内容だった。
  デビューしてまだ3戦目。鞍上の安藤勝騎手が直線でまだ遊んでいると、レース後のインタビューで話していたが、これから調教を積みレースを重ねて行けば、光り輝くダイヤモンドになるだろう。

  早くからクラシック候補と騒がれながら縁がなく、その後の骨折などで不完全燃焼のまま現役生活を終えた母に代わって悲願のクラシック制覇なるか。来春に向けてとても楽しみな馬が登場した。まずは故障する事なく無事に来春を迎えて欲しい。 












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