2009年12月28日

「政権交代」を迫る若駒を黙らせた「閃光の末脚」!!【競馬  第54回有馬記念結果】

  競馬の第54回有馬記念(GT)が27日、中山競馬場芝2,500mで行われ、2番人気に支持されたドリームジャーニーが最後の直線で前を行くブエナビスタをかわし今年最後のビックレースを制すると共に宝塚記念に続くグランプリレース連覇を果たした。同一年のグランプリレース連覇は史上9頭目。
  2着には1番人気のブエナビスタ、3着には8歳馬エアシェイディが入った。


【第54回有馬記念競走成績】
1着 ◎ドリームジャーニー   池添謙一  2分30秒0
2着 ×ブエナビスタ      横山典弘
3着 △エアシェイディ     後藤浩輝
4着 ○フォゲッタブル     ルメール
5着  マイネルキッツ     三浦皇成

<コメント>
  勢いの3歳か。それとも古馬が意地を見せるか。2009年の競馬を締めくくるグランプリレースは、夏(春)のグランプリホースが連覇を果たし、「政権交代」に待ったをかけた。
  
  日本の政権が民主党に代わって我々の生活も変わろうとする等、まさに激動の一年だった日本社会。競馬界でも、今年最後のビックレースに3歳勢が大挙押し寄せ「政権交代」を迫った。また、長年代わらなかった騎手リーディングトップの座も交代した。何か節目の年になるような予感がする中で迎えた有馬記念。しかし今回のメンバーの中では古馬の大将格とも言えるドリームジャーニーが、それはまだ早いとばかりに閃光の如き末脚でそれらの勢いを封じ込め、今年の中央競馬を締めた。
  
  レースは大方の予想通り、リーチザクラウンがレースを引っ張る展開。澱みのない流れになった事もドリームジャーニーや3着に入ったエアシェイディ等、後方でチャンスを窺っていた馬に味方したと言えるだろう。
  逆に味方しなかったのは2着に入ったブエナビスタだろうか。秋に入り、ゴール直前で捕らえ切れないレースが続いた事もあってか、新パートナーの横山騎手は馬の行く気に任せて前の位置でレースを進めたがゴール前で同じ脚質の馬に差されたのは、何と皮肉な事か。しかし差されてなお食い下り、能力の高さを示したブエナビスタ。今回のレースで引き出しが増えた事で来年がますます楽しみである。

  さてドリームジャーニーに話を戻すと、この馬の父はステイゴールド、母の父はメジロマックイーン。共に現役時代、ターフを沸かせた馬である。しかし惜しいながらも有馬記念のタイトルには手が届かなかった。前者はグラスワンダー、そして後者は「あっと驚く」と言う冠まで付いたダイユウサクに屈した。
  今年は父子制覇など「ブラットスポーツ」と言われる競馬の醍醐味味を感じる機会が多かったような気がする。最後も血統の世界を楽しむ事が出来る結果となった。血統的には晩成型の部類に入るであろうドリームジャーニー。来年更にパワーアップした姿を見たいものであると共にこれからの活躍が楽しみである。







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2009年12月26日

伝説再びか?それとも古馬の意地か?誰にも読めないシナリオの結末は果たして…【競馬 第54回有馬記念】

 競馬のグランプリレース、第54回有馬記念が27日、中山競馬場芝2,500mで行われる。
  「伝説の新馬戦」に出走、その後GTタイトルを獲得したブエナビスタ、アンライバルド、スリーロールスや「中山巧者」に逃げ切って波乱を目論む馬など個性的なメンバーが揃った2009年中央競馬の最後を飾るビックレース。果たしてドラマの結末やいかに…。



【本紙予想】
  オグリキャップ、トウカイテイオーの涙の復活&引退劇やグラスワンダー、スペシャルウィークのミクロの激闘、最近だとダイワスカーレットの鮮やかな逃走劇など数々のドラマを生んで来た1年納めのグランプリレース。3歳GTタイトルホルダーが再び伝説を作るのか。それとも古馬が意地を見せるのか。
  逃げ、先行馬の出方次第で結果が異なる事が予想され、例年以上に難解なレースである。1番人気の信頼度は比較的高い反面、荒れる時は大いに荒れる傾向にあるグランプリレース。今年は果たして…。そこで本紙予想。


◎(本 命)5枠9番ドリームジャーニー
  5歳になって成績が安定し春のグランプリを制した同馬。前走の天皇賞は6着と掲示板を逃したが、左回り不得手なこの馬にとっては致し方ないと言える。
  天皇賞後も引き続き好状態をキープしており、安定感のある成績に加えて得意の右回り、逃げ・先行馬が引っ張るであろうレース展開、勝負所で外に出しやすい真ん中の枠と今回は条件が揃った感があり、春に続くグランプリ連覇の可能性は高いと見て、この馬を本命に推したい。勢いのある3歳勢を黙らせる事が出来るか。

○(対 抗)8枠16番フォゲッタブル
  春から使い詰めの上に有利とは言えない大外枠など不安材料が多いのは確かだが、ここは1つ「血の勢い」に懸けてみたい。調教師、オーナーは平成の名馬、ディープインパクトと同じ。更に鞍上は、ハーツクライでそのディープインパクトに唯一土を付け、先月のジャパンカップでウオッカを蘇らせたルメール騎手。混戦と言われる今回。何かやってくれそうな気がする。

▲(単 穴)4枠8番 リーチザクラウン
  「伝説の新馬戦」に出走し上位4頭の中でGTタイトルに近いと言われながら、クラシックのタイトルに手が届かなかった同馬。この馬が恐らくレース展開のカギを握るであろう。落ち着きが出て折り合いが付けば、と言う条件はあるものの、それがクリアされ能力を十分に発揮できる状態になれば、小回りの中山コースで他馬を寄せ付けず押し切る可能性は十分あると思う。
  鞍上の武豊騎手も、今シーズンは目立った成績を残る事が出来ず、長年君臨して来たリーディングの座も明け渡す可能性が高い。最後に名手の意地を見せる事が出来るか。

×(注 意)1枠2番 ブエナビスタ
  実績、能力はこのメンバーでもトップクラスなのは言うまでも無いが、秋になって勝ちきれないレースが続いている事、降着となった秋華賞と同様、内枠に入った事が引っ掛かり評価を下げた。新パートナー横山騎手が、果たしてどんな手綱さばきを見せるのか注目したいが…。

  
  この他△(連下)としては、昨年のこのレース3着、先月のジャパンカップ5着と8歳になっても衰えを見せていない3枠6番エアシェイディ、菊花賞を制した勢いでグランプリレース制覇を目論む5枠10番スリーロールス、2歳時の勢いが目覚めたのかどうか分からないが、前走のようにマイペースで逃げれば見せ場は作るであろう6枠12番テイエムプリキュア、安定した成績を残している昨年の2歳チャンピオン、7枠14番セイウンワンダーまで挙げておきたい。

  まとめると

◎5枠 9番 ドリームジャーニー
○8枠16番 フォゲッタブル
▲4枠 8番 リーチザクラウン
×1枠 2番 ブエナビスタ
△3枠 6番 エアシェイディ
△5枠10番 スリーロールス
△6枠12番 テイエムプリキュア
△7枠14番 セイウンワンダー


 馬券は馬連で◎から○▲×△への流し馬券。2−9、6−9、8−9、9−10、9−12、9−14、9−16の7点。






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2009年12月24日

夢を託す馬は決まりましたか?フィナーレを飾る約2分半のドラマ、間もなく開演!! 【競馬 第54回有馬記念枠順決定】

  2009年の競馬界の総決算、第54回有馬記念(GT)の枠順が24日、JRAから発表された。

  春の牝馬クラシックレースである桜花賞とオークスを制し、有馬記念で49年ぶりの3歳牝馬制覇を狙うブエナビスタは1枠2番、宝塚記念に続くグランプリレース連覇を狙うドリームジャーニーは5枠9番、このレースが引退レースとなる一昨年のグランプリホース、マツリダゴッホは4枠7番にそれぞれ決定した。

  グランプリレース、第54回有馬記念は27日、中山競馬場芝2,500mで行われる。発走は15:25。

【第54回有馬記念枠順】
1(1)アンライバルド   55 M・デムーロ
1(2)ブエナビスタ    53 横山典
2(3)ミヤビランベリ   57 吉田隼
2(4)マイネルキッツ   57 三浦
3(5)コスモバルク    57 五十嵐冬
3(6)エアシェイディ   57 後藤
4(7)マツリダゴッホ   57 蛯名
4(8)リーチザクラウン  55 武 豊
5(9)ドリームジャーニー 57 池添
5(10)スリーロールス   55 浜中
6(11)イコピコ      55 内田博
6(12)テイエムプリキュア 55 熊沢
7(13)シャドウゲイト   57 田中勝
7(14)セイウンワンダー  55 藤田
8(15)ネヴァブション   57 北村宏
8(16)フォゲッタブル   55 C・ルメール

<コメント>
  ブエナビスタの驚愕の末脚から始まった2009年のGT戦線(実際にはその前にフェブラリーSや高松宮記念があるが…)も、もうすぐ終わりを告げようとしている。
  
  2009年の最後を飾るグランプリレース、有馬記念の枠順が24日、JRAより発表された。
  今年3つのG1タイトルを獲得したウオッカやそのウオッカとジャパンCで死闘を演じたオウケンブルースリ等は出走しないものの、昨秋行われ、その後「伝説の新馬戦」と称されたレースの上位4頭が揃って出走、他にもこのレースが現役最後となる中山巧者、マツリダゴッホ等、話題性のあるメンバーが揃った。
  
  過去にオグリキャップやトウカイテイオー等、幾多のドラマが繰り広げられ、時にファンの涙を誘うシーンもあった1年納めのグランプリレース。2009年のレースでは、3歳勢による「新たな伝説」の誕生となるのか。それとも古馬の逆襲はあるのか。クリスマスの余韻残る中、27日15時25分、今年最後のドラマが幕を開ける。
   
本紙予想は26日夜か27日朝掲載の予定。 









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2009年12月21日

一族悲願のGTタイトル獲得!!クラシック3冠へ膨らむ期待!! 【競馬 第61回朝日杯FS結果】

  来年のクラシック戦線を占う上で重要なレースである、競馬の第61回朝日杯FSが20日、中山競馬場芝1,600mで行われ、1番人気に支持されたローズキングダムが最後の直線で抜け出すとエイシンアポロン以下を寄せ付けず3連勝でGTのタイトルを獲得。来年のクラシック有力候補に名乗りを上げた。これで、先週の阪神JFを勝ったアパパネに続き、今年の2歳GTはキングカメハメハ産駒がタイトルを独占した。
  また2着には2番人気のエイシンアポロン、3着にはダイワバーバリアンが入った。
  今年のGT戦線は残す所、後1レース。今度の日曜日(27日)に1年の総決算である有馬記念が行われる。


【第61回朝日杯FS競走成績】
1着  ローズキングダム   小牧太  1分34秒0
2着  エイシンアポロン   池添謙一
3着  ダイワバーバリアン  蛯名正義
4着  ガルボ        吉田隼人
5着  ニシノメイゲツ    北村宏司

<コメント>
  競馬界で「バラ一族」と言えば、ロゼカラーやローズバド等、今まで重賞レースで好成績を収めた実績のある血統である。しかし、何故かG1レースになると惜敗が続き縁がなかった。
  
  現役時に後一歩のところでビックタイトルを逃した母の、そして一族悲願のGTタイトル獲得の期待を一身に背負ったローズキングダム。その期待に応え、無傷のまま見事G1タイトルを獲得し、来年のクラシックレースの有力候補に名乗りを上げた。
  最後の直線でも小牧騎手が殆どステッキを使わないまま突き抜けると他馬を寄せ付けず、最後は余力を残してゴール板を通過した。その姿を見ると来年のクラシック戦線で主役を演じるだけでなく、将来大物になる可能性を秘めているのでは…。そんな事を感じさせるレース振りだった。
  
  ここ数年、話題となるのは牝馬の活躍ぶりばかりで蚊帳も外に置かれている感のある牡馬だが、久々に期待出来る一頭が誕生した。期待しているのはファンだけではなく厩舎スタッフもそうだろう。橋口調教師は今年、クラシックタイトル獲得を目指すべく期待をこめてリーチザクラウンを送り出した。ダービーで2着には入ったが野望は叶わなかった。それだけに、この馬に懸ける思いは人一倍あると思う。

  無傷で2歳チャンピオンとなったローズキングダム。来年のクラシックレースを制し、果てはディープインパクト等、歴代の名馬に肩を並べるような成績を残す事が出来るだろうか。「バラ一族」の孝行息子の挑戦は続くのである。





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2009年11月30日

府中で始まった「女王伝説」  フィナーレの舞台も府中となってしまうのか? 【競馬 第29回ジャパンカップ結果】

   競馬の第29回ジャパンカップ(GT)が29日、東京競馬場で行われ、1番人気に支持されたウオッカ(牝5歳)が、オウケンブルースリ(牡4歳)の猛追をかわして優勝した。これで牝馬としては史上初の7つ目のGTタイトルを獲得した。またジャパンカップで日本馬の牝馬の優勝も史上初。

  レースは、ルメール騎手騎乗のウオッカが好位でレースを進め最後の直線で早めに抜け出すと、強烈な末脚を繰り出し追いすがったオウケンブルースリを僅か2センチ差でかわした。また、3着には秋華賞を制したレッドディザイア(牝3歳)が入り、今年のジャパンカップは牝馬の活躍が目立つ結果となった。

  尚、優勝したウオッカはレース後、鼻出血を発症している事が判明した。規定により1カ月の出走停止となる為、有馬記念を含め年内のレースに出走する事が不可能となった。これがラストランとなるのか。今後の動向から目が離せない。


【第29回ジャパンカップ競走成績】
1着 × ウオッカ        ルメール  2分222秒4
2着 ◎ オウケンブルースリ  内田博幸
3着 △ レッドディザイア    四位洋文
4着 △ コンデュイット     ムーア 
5着   エアシェイディ     後藤浩輝

<コメント>
  春はG1タイトルを2つ獲得し女王の座を確固たるものにしたウオッカ。しかし、秋に入って逃げてはかわされ、追っかけては届かずと惜しいレースが続いた。天皇賞の走りを見る限り、決して衰え始めているとは思えなかったが、もう勝てないのではないか。天皇賞のレース後、陣営から発せられた即引退とも受け取れるコメントを聞いてそう思ったファンもいたに違いない。
  そんな中、今度こそ負けてはいけないと言う重圧が押し寄せる中で迎えたこのレース。だが、1番人気に支持されファンもそして勝利の女神も彼女を見捨てる事はなかった。

 脚質に幅が出て来た事で乗り方が難しくなったウオッカ。新パートナーとして迎えられたフランスの名手は、どんな手綱さばきを見せるのか注目が集まったが、天皇賞とは真逆に近い先行策だった。最後の直線でいち早く抜け出して他馬を突き放しにかかると、後方から猛追してきたオウケンブルースリを振り切り、伝説に新たな1ページを加えた。いや、もしかしたらこれが最後の1ページになるかも知れない。
  一方、ハナ差届かなかったオウケンブルースリは、メンバー最速の上がりタイムを叩き出したが及ばなかった。惜しまれるのはレース後、内田騎手等も語っていたように4コーナーで外に出した時に下がってしまった事だろうか。ただ最後は僅か2センチの差。いずれ近い内に大きなレースでタイトルを獲得すると言う期待を抱かせる走りだった。

  さて、ウオッカの話に戻るとマスコミ等で報道されている通り、年内はレースに出る事が出来ない。まだ第一線で活躍出来るような気がする反面、この後、第2のウオッカを生み出すと言う大事な仕事が残されている事を考えると、もう勝たなければいけない重圧から解放させてあげても良いような気がする。府中で始まった伝説は府中で完結してこそ絵になると思う。果たしてオーナー始め関係者がどんな結論を出すのか。
  どちらにしても現時点で1つ言える事は、このレースが彼女にとって今年のラストランになったと言う事なのである。











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2009年11月28日

府中の森で行われる今年最後のビックレース!!外国馬vs日本馬 勝つのはどっちだ? 【競 馬  第29回ジャパンカップ予想】

   競馬の第29回ジャパンカップ(GT)が29日、東京競馬場2,400mで行われる。
  昨年の続く連覇を目指すスクリーンヒーローや天皇賞の雪辱を果たせるかに注目が集まるウオッカ、そしてBCターフ連覇など輝かしい実績を引っ下げて来日した世界屈指の強豪馬コンデュイットなどが参戦して熱戦が繰り広げられる。秋深まった府中の森で笑うのは果たしてどの馬か。


【本誌予想】
  ジャパンカップ創設時は、外国馬が席巻するイメージがあったが最近は強力な外国馬が来日するケースが少なくなった事もあり、日本の馬が優勢で、暮れに行われる有馬記念よりもメンバーが揃うという印象がある。
  今年のメンバーも中々の役者が揃った。更に外国からも強力な馬が1頭参戦。果たして今年最後の府中の森でのビックレースを制するのは果たして・・・。そこで本誌予想。

◎(本 命)5枠10番  オウケンブルースリ
  前走の天皇賞ではスタートで出遅れ、最後も瞬発力勝負になるなどこの馬には展開が向かなかった感がある。それでも最後に追い込んで4着に食い込み実力の片鱗を見せた。
  この馬にとって距離が2ハロン延びる事はプラス材料で更に先行してレースを引っ張る馬がいる今回は展開も向くと予想し本命に推す。果たして京都大賞典で見せた末脚が炸裂するか。

○(対 抗)8枠18番  スクリーンヒーロー
  前走の天皇賞は休み明けながら2着と好走した。引き続き状態も良さそうで、レース展開に余り左右されないイメージがあるので本命にしたい所だが、コースロスを強いられる大外枠とこのレースでかつてどの馬も達成していない連覇が出来るか、と言う点が引っ掛かり対抗にする。

▲(単 穴)5枠9番 リーチザクラウン
  恐らくこのレースの展開のカギを握るであろう同馬。とにかく当日落ち着くかどうかがポイントとなる。菊花賞では距離が長かったのか最後は足が上がってしまったが、ダービーでも経験しているこの距離なら見せ場は作るだろう。登録したマイルチャンピオンシップではなく、こちらのレースを選んだ所に陣営の勝算ありの姿勢がうかがえる。追い切りの動きも良かったようなので、軽視すると痛い目に遭うような気がする。


×(注 意)3枠5番  ウオッカ
  春はマイル戦のGTタイトルを2つ獲得した同馬もこの秋はまだ先頭でゴール板を駆け抜けていない。この距離でダービーを制した事実はあるが、この馬の近走の実績を見るとやはりマイラーという印象は拭えず、今回は距離が少し長いような気がする。日本のGTレースと相性の良いC・ルメール騎手の一発は怖いが…。


  その他△(連下)としては、長距離輸送の馬にしてはローテーションがきつく、遠征疲れの不安はあるもののやはり怖い存在の8枠16番のコンデュイット、近走目立った成績は残していないが、コース・距離適性そして内枠と条件が揃った感のある1枠1番アサクサキングス、左回りに実績がある4枠7番ジャストアズウェル、底を見せておらず斤量も軽い3枠6番レッドディザイアまで挙げておきたい。

 まとめると

◎ 5枠10番  オウケンブルースリ
○ 8枠18番  スクリーンヒーロー
▲ 5枠 9番  リーチザクラウン
× 3枠 5番  ウオッカ
△ 1枠 1番  アサクサキングス
△ 3枠 6番  レッドディザイア
△ 4枠 7番  ジャストアズウェル
△ 8枠16番  コンデュイット 


  馬券は馬連で◎から○▲×△へ流す。1−10、5−10、6−10、7−10、9−10、10−16、10−18の7点。








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2009年11月02日

オジサンの底力に屈した稀代の女傑!! ちらつき始めた?「あの2文字」!!  【競馬 第140回天皇賞結果】

  競馬の第140回天皇賞(秋)が1日、東京競馬場芝2,000mで行われ、5番人気だったカンパニーが中団から鋭い末脚を見せ、13度目の挑戦で悲願のGTタイトルを獲得した。
  2着には7番人気のスクリーンヒーローが入り、1番人気に支持され連覇の期待が懸かったウオッカは3着に終わった。


【第140回天皇賞(秋)競走成績】
1着 △カンパニー    横山典弘   1分57秒2
2着  スクリーンヒーロー 北村宏司
3着 ◎ウオッカ      武 豊
4着 ×オウケンブルースリ 内田博幸
5着 ▲シンゲン      藤田伸二

<コメント>
  昔の馬柱表記だと天皇賞を制したカンパニーの馬齢は9歳となる。
  この歳で未だ現役である事が信じられないのに、GTのタイトルまで取ってしまうとは・・・。まさにアンビリーバブルである。しかも上がり3Fの32.9秒は馬齢を考えるとまさに人間の想像を越える鬼脚だった。

  「変則2冠馬」キングカメハメハ、ディープインパクトに唯一土を付けた後、海外に飛び出したハーツクライ、幾つものGTタイトルを獲得したダイワメジャー。数々の歴戦を繰り広げてターフを去って行った名馬。全てカンパニーの同期である。馬も騎手も惜しいレースが続き、なかなかG1のタイトルに手が届かなかったが、毎日王冠で女傑ウオッカを破ったレースを見た勝利の女神が、更にご褒美をもたらした。遅まきながら上に書いた同期に肩を並べる時がついにやってきたと言えるだろうか。
  そしてカンパニーの父であるミラクルアドマイヤは、既に廃用となり今はどこで何をしているのか不明だと言う。ロマンたる競馬はその反面、非情なスポーツでもあると言う事実もまた垣間見えたような気がする。

  一方、1番人気に支持されながら期待に応える事が出来なかったウオッカ。本馬場入場で観客の近い所を悠然と歩みを進める姿は女王(王者)の風格と言うに相応しいシーンだった。それを見て誰もが勝利を信じて疑わなかった。
  しかし「絶対」と言う2文字が存在しないのが競馬である。直線に入り、勝負所で待ち受けていた思わぬ壁。安田記念と同じような状況となったが、ようやく抜け出した時にカンパニーは戴冠ヘ向けてゴール板を駆け抜けようとしており、それを追うスクリーンヒーローを抜かす脚も残っていなかった。
   上がり3F32.9秒と言う末脚を繰り出しながら、毎日王冠と同じ相手に勝てなかった事で陣営はかなりショックを受けているようだ。既定路線だったジャパンカップの他、今後のローテーションは白紙となった。今春の安田記念の後、来年も現役を続行すると明言した角居調教師からは引退を示唆するようなコメントも出た。33秒を切る脚を出せるとは言っても、昨年のレースと比べ走破タイムは遅くなっている。まだGT戦線で活躍する力は持っていると思う一方で、これまで並み居る牡馬をなで斬りにした「オーラ」が徐々に消えつつあるような気もする。
  稀代の名牝の走りをターフで見る事はもう出来ないのだろうか。もう一度戻って来て再び輝きを取り戻して欲しいが・・・。








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2009年11月01日

歴史的瞬間、再びか?それとも久々に魔物が顔を出すか?  【競馬 第140回天皇賞予想】

  秋のGTシリーズ第4弾、競馬の第14回天皇賞(秋)が1日、東京競馬場芝2,000mで行われる。
  注目は、昨年、ダイワスカーレットとの激戦を制したウオッカがこのレースで連覇を果たす事が出来るか。それとも、ウオッカを負かす牡馬が現れるかどうか。GT馬9頭(海外GTを制したコスモバルクを含む)と豪華メンバーが揃った伝統のレース。15時40分、その幕が開く。



【本誌予想】
  昨年、ダイワスカーレットとウオッカの歴史的な激戦が記憶に新しいこのレース。あれから1年。ダイワスカーレットはターフを去ってしまったが、ウオッカは秋の府中の舞台に戻って来た。そして牝馬初の天皇賞2連覇、GT最多勝タイ記録となる7勝目と言う偉業を達成しようとしている。
  また、そうはさせじと多くのGT馬がウオッカを負かすべく参戦してきた。魔物が潜むと言われている秋の府中の舞台。その魔物を歴史的名牝の仲間入りを果たしたウオッカが昨年に続きシャットアウトするのか。それとも・・・。そこで、本誌予想。


◎(本 命)4枠7番  ウオッカ  
  実績は今更紹介する事も無いだろう。そして、前走の毎日王冠でマイペースで逃げての2着も昨年と同じパターン。勝ったカンパニーに上手く乗られた感があり、悲観する内容でもないだろう。直前の追い切りでも抜群の動きを見せていた。前走と違い、他にも前でレースを進めると予想される馬も今回は出走する為、無理に逃げる必要も無く、脚を貯められる展開に持ち込む事が出来るのもこの馬にとってはプラス材料だろう。枠順、コース適性等を考えるとやはりこの馬が戴冠に最も近い存在と言えると判断し本命に推したい。敢えて不安要素を挙げるとするならば、天皇賞に強いとは言え近走GTレースで目立った成績を残していない鞍上と前走後、角居調教師が発した「成長していないのかなあ。」の一言か。


○(対 抗)4枠8番  キャプテントゥーレ
  昨年の皐月賞馬。その後怪我で長期休養を余儀なくされたが、復帰後の関屋潟記念4着、そして前走の朝日CCでは2着馬に迫られながら粘り腰を見せ復活を遂げた。東京コース初と言う事もあり未知の要素があるのも確かだが、充実期を迎えた今、得意の先行力を発揮する展開に持ち込めれば他の馬の追随を許さないシーンも見られるような気がする。菊花賞では、若いジョッキーがクラシックのタイトルを獲得した。今回も若手有望株の川田騎手が2つ目のタイトルを獲り「世代交代」を印象付ける事が出来るか、注目したい。


×(注 意)7枠15番 オウケンブルースリ
  前走の京都大賞典で見事な末脚を披露して勝利を収めた同馬。もう少し距離が欲しいのと、時計勝負になるとどうかと言う不安要素はあるものの勢いを考えると軽視は出来ない。ステイヤー色の強い同馬が新境地を見せる事が出来るか。

▲(単 穴)5枠10番 シンゲン
  GTのタイトルを獲得していないだけに実績だけ見ると見劣りはするが、今年に入って左回りのレースで3連勝、前走のオールかマーで3着とその充実ぶりには目を見張るものがある。得意の東京コースでウオッカを始め並み居るGTホースをまとめて負かす可能性もある。


  その他連下(△)としては、前走でウオッカを負かし過去のレースでも好走している2枠3番カンパニー、強調できる材料はないが、スワンSでのレース振りを見ると騎手がどうも気になって仕方がない2枠4番アドマイヤフジ、休み明けでどのような状態分からないものの東京コースは得意な3枠6番アサクサキングス、宝塚記念2着以来となる7枠14番サクラメガワンダーまで挙げておきたい。

まとめると
◎4枠 7番 ウオッカ
○4枠 8番 キャプテントゥーレ
×7枠15番 オウケンブルースリ
▲5枠10番 シンゲン
△2枠 3番 カンパニー 
△2枠 4番 アドマイヤフジ
△3枠 6番 アサクサキングス
△7枠14番 サクラメガワンダー


  馬券は馬連で◎から○×▲△への流し馬券。3−7、4−7、6−7、7−8、7−10、7−14、7−15の7点。








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2009年10月26日

父子制覇に「Blood Sports」の真髄を見た牡馬クラシックレース最終章!!  【競 馬  第70回菊花賞結果】

  3歳牡馬クラシックレースの最後を飾る競馬の第70回菊花賞が25日、京都競馬場芝3,000mで行われ、8番人気のスリーロールスが最後の直線で抜け出すと、内から迫るフォゲッタブルを振り切り、クラシック最後の一冠を獲得した。2着にはフォゲッタブルが入り、ダンスインザダーク産駒のワンツーフィニッシュとなった。手綱を取ったデビュー3年目の浜中騎手は初のGTタイトル獲得。このレースを制したダンスインザダークとの父子制覇は史上9組目。今年のクラシックレースは3レースとも父子制覇と言う事になった。

  一方1番人気に支持されたリーチザクラウンはゴール直前まで逃げ粘ったが5着に敗れ、皐月賞馬アンライバルドも見せ場無く15着。春の実績馬が菊の舞台で主役を演じる事は出来なかった。


【第70回菊花賞競走成績】
1着  スリーロールス   浜中俊   3分03秒5
2着 ▲フォゲッタブル   吉田隼人
3着  セイウンワンダー  福永祐一
4着 △イコピコ      四位洋文
5着 ◎リーチザクラウン  武 豊

<コメント>
  昨年の今頃、後に「伝説の新馬戦」と謳われたレースがあった。そのレースを制したのは皐月賞を制したアンライバルド、2着がリーチザクラウン、3着がブエナビスタ。この3頭は、その後GT戦線で中心的な存在となり、内2頭はGTのタイトルホルダーとなった。そしてこの3頭に続いたのが、菊の舞台で主役となったスリーロールスである。

  親から子へ受け継がれる世代の系譜。競馬は「Blood Sports」と言われ、血統を追う事も醍醐味の1つである。かつて菊花賞などの長距離レースは、その血統の影響が最も色濃く出ていた。長距離に強かったメジロ一族、リアルシャダイ等…。

  しかし、稀代の大種牡馬サンデーサイレンスの登場によりスタミナよりもスピードがもてはやされる時代へと移り変わった。スローペースの上がり勝負と言う展開が増えて来た事もあり、菊花賞でも以前ほど血統が重要なファクターではなくなって来た。

  今回の1、2着馬の父は十数年前にこのレースを制したダンスインザダーク。更に菊の舞台で主役となったスリーローマンは母系からブライアンズタイムの血を受け継いでいる。ブライアンズタイムと言えばナリタブライアンやマヤノトップガンなど長距離レースで活躍した馬を輩出している。まさに「菊花賞仕様」の血統と言えるのではないだろうか。
  また2着に入ったフォゲッタブルの母は、並み居る牡馬を向こうに回し伝統の天皇賞を制したエアグルーヴ。久々に血統のロマンを堪能したレースだった。

  そして晴れてGTジョッキーとなった浜中騎手。勝利ジョッキーインタビューでの受け答えが初々しかった。ゴール前でヨレタ馬をコントロール出来なかったのは少々いただけない気もするが、今後の活躍に期待したい。

  さて、上に書いた伝説のレースの面々で唯一、タイトルを獲得していないリーチザクラウン。是が非でもこのレースを取ると意気込んだ陣営だったが、レース前から発汗が目立ちイレ込んでいた。それでもマイペースで逃げて最後まで見せ場を作った。最後は息切れで後退したが、能力の片鱗は見せた。この馬にとって今回の距離は長かったような気がする。今後の成長次第だが、何れGTを獲る器だと改めて思った。
 橋口調教師と武豊騎手のコンビと言えばダンスインザダークで獲った菊花賞だが、それにしても目の前でその子供に悲願だった最後の一冠をさらわれるとは、何とも皮肉な出来事である。
  
  今年の3歳牡馬のクラシックレースは全て父子制覇となった。この後も、血統のロマンが感じ取れるようなレースが見られればと思う。








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2009年10月25日

2冠達成か?それとも悲願のGTタイトル獲得か?   【競 馬 第70回菊花賞予想】

  競馬の第70回菊花賞が25日、京都競馬場芝3,000mで行われる。
  「3強」と言われた今年の3歳牡馬戦線。3年連続ダービー馬不在となった3分間のドラマの主役は春の実績馬か。それとも夏に力を付けてきた上がり馬なのか。発走は15時40分。


【本誌予想】
  「強い馬が勝つ」と言われる菊花賞。春のクラシックレースである皐月賞を制したアンライバルド、ダービーで2着と好走したリーチザクラウンの、いわゆる「3強」が最後の1冠も制するのか。それとも秋のトライアルレースで出現した新星、或いは伏兵馬がさらって行くのか。騎手の技量、折り合いも重要なポイントとなる長丁場のレースの結末は果たして…。そこで本誌予想。


◎(本 命)5枠9番  リーチザクラウン
  早くから大物と言われ注目され続けた同馬。折り合いを欠き幼さを見せた皐月賞、道悪と言うコンディションの中で本来の走りを見せたダービー。菊花賞ではどちらの姿を見せるのか。前日オッズでは1番人気となっているようだが気性を考えると、とても危険な1番人気馬である事は確かだと思う。
  しかし、前走の神戸新聞杯では休み明け、馬体重減の中2着とまずまずの走りを見せた。中間の調教でも陣営から不安視するようなコメントは出ておらず、減った馬体重も元に戻っている様子。他に逃げ馬もいないのでスタートさえ上手く出来れば自らのペースで最後まで押し切れる能力はあると見る。鞍上は菊花賞に強い武豊騎手。3強の中でGTタイトルを獲得していない同馬がラストチャンスをモノに出来るか。己に勝てればその道は見えて来るだろう。

○(対 抗)3枠5番 アンライバルド
  この馬もリーチザクラウン同様、気性面でアテに出来ない。豪快な末脚を見せた皐月賞、折り合いを欠き実力を発揮できなかったダービー。どちらの姿を見せるのかはレースにならないと分からない。
  前走の神戸新聞杯では後者の姿をさらけ出しながらも最後に追い込んで4着と実力の片鱗は見せた。ひと叩きされ、落ち着きが出て来れば実力を発揮できると思われる。リーチザクラウンが暴走しペースが速くなれば皐月賞の時のような末脚が炸裂するシーンが見られるだろうと言う事で対抗に推す。

×(注 意)8枠16番 ナカヤマフェスタ
  地味な印象の同馬だが、前走のセントライト記念では、それまで3連勝と勢いのあったアドマイヤメジャーを子供扱いにした。道悪のダービーで4着とタフさやしぶとさもあり、距離も問題ないだろう。上の「2強」が気性面で崩れれば、この馬にもチャンスが出てくる。

▲(単 穴)2枠3番 フォゲッタブル
  父は菊花賞馬、母は天皇賞馬とまさに良血を引き継いだ同馬。実績は無いに等しく、最後のクラシックレースに間に合ったと言う印象は拭えないが、人気上位馬が磐石とは言えない今回のレース。敢えてその血に賭けてみたい。

  その他連下(△)としては距離適性に疑問符が付くものの前走の内容から見限れない7枠14番イコピコ、牝馬だが距離適性は申し分ない7枠15番ポルカマズルカ、スローペースの決めて勝負なら出番がありそうな8枠18番ブレイクランアウトまで挙げておく。

 まとめると

◎5枠 9番 リーチザクラウン
○3枠 5番 アンライバルド
×8枠16番 ナカヤマフェスタ
▲2枠 3番 フォゲッタブル
△7枠14番 イコピコ
△7枠15番 ポルカマズルカ
△8枠18番 ブレイクランアウト
 
  
 馬券は◎から○×▲△への流し馬券。3−9、5−9、9−14、9−15、9−16、9−18の6点。秋華賞に続いて的中なるか。








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2009年10月19日

トリッキーなコースの罠にはまった「3歳最強牝馬」!!  【競 馬 第14回秋華賞結果】

3度目の正直で悲願のGTタイトル奪取!!

  牝馬3冠最終戦、競馬の第14回秋華賞が18日、京都競馬場芝2,000mで行われ、2番人気に支持されたレッドディザイアが初のGTタイトルを獲得した。2着には3番人気のブロードストリートが入り、3冠の期待が懸かった1番人気のブエナビスタは2番目に入線したものの4コーナーで外側に斜行した事でブロードストリートの進路を妨害したと判断され3着に降着となった。

  勝ったレッドディザイアを管理する松永調教師は、第1回のこのレースの優勝ジョッキー。自身が騎手時代に制したレースで嬉しいGT初制覇を果たした。

【第14回秋華賞競走成績】
1着 ◎レッドディザイア    四位洋文  1分58秒2
2着 ▲ブロードストリート   藤田伸二
3着 ○ブエナビスタ      安藤勝己
4着 △クーデグレイス     川田将雅
5着 △ミクロコスモス     武 豊 

<コメント>
   3冠達成か。それとも3度目の正直で悲願のG1タイトル獲得か。3歳牝馬最後の大舞台、秋華賞は春も凌ぎを削った2頭の叩き合いとなったがゴール板通過後、思わぬシナリオが用意されていた。

   まず悲願のG1タイトルを獲得したレッドディザイアの馬体重を見て驚いた。前走がやや太めだったとは言え、かなり絞ってきたな、と・・・。このレースを是が非でも獲りたいと言う陣営が渾身の仕上げを施した結果か、それとも馬自身の調子が下降線を辿っているのか。しかしレースが始まると後者を心配する必要は無かった。いつも通り中団に位置し、最後の直線でいち早く抜け出して押し切る正攻法の戦法でタイトルを奪取した。
  レッドディザイアを管理する松永調教師と言えば、このレース最初の優勝ジョッキーである。今度は調教師としてこのレースを制した。喜びもひとしおだろう。
  その他、上位に入った馬もそれぞれ持ち味を出した。特に繰り上がりで2着となったブロードストリートはスタートで出遅れ、勝負所で不利を受けながらも怯まなかった。前走レコードタイムを叩き出した脚はダテではなかった。最も強いレースをしたのはこの馬だったような気がする。

  上位入線馬が持ち味を出したのに対し、牝馬3冠の偉業を達成出来なかったブエナビスタは不完全燃焼のまま終わった。
  敵はレッドディザイア1頭と踏んだのか、道中常に後ろに付けピタリとマークした。後方から剛脚を繰り出して他馬を一気にかわす、いつもの戦法とは違っていた。そして明暗を分けた4コーナー。先に行ったライバルを捕らえようにも前も外も開かず、一歩遅れたのが致命傷となり、更に後ろから来たブロードストリートの進路を妨害したと判断され順位を下げた。枠順も内に包まれやすい内枠だった上に最後の直線付近で馬がばらけない、トリッキーなコースの罠にはまって3冠の夢は潰えた。詰まりながらも最後は何とか突き抜け、「らしさ」を見せただけに降着処分は勿体無かった。

  かくして3度目となったライバルの対決は、春のクラシックレースで泣かされ続けたレッドディザイアが雪辱を果たした。次の直接対決ではどんな結果になるのか。今後の2頭の動向に注目したい。





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2009年10月18日

3歳乙女が踏む最後の大舞台!!タイトルは、「牝馬3冠」か?「3度目の正直」か?「波乱再び」か?   【競 馬 第14回秋華賞予想】

  秋のGTシリーズ第2弾、競馬の第14回秋華賞が18日、京都競馬場芝2,000mで行われる。
  注目は何と言っても春のクラシックレースである桜花賞、オークスを制した史上3頭目の牝馬3冠の期待が懸かるブエナビスタ。一方、そのブエナビスタに2度敗れているレッドディザイアは「3度目の正直」なるか。15時40分、3歳乙女最後のドラマが幕を開ける。



【本誌予想】
  桜花賞、オークスと豪快な末脚で他馬を圧倒しファンを魅了したブエナビスタ。当初、凱旋門賞を目指していたが前走の札幌記念で最低条件とされていた勝利を挙げる事が出来ず、ターゲットを「牝馬3冠」に絞ってこのレースに挑む。その影響がどう出るのか。そして2度後塵を拝しているレッドディザイアは悲願のGT制覇なるか。
  傾向としては、人気上位馬が連に絡む傾向にある一方で昨年のように人気薄の馬が上位に食い込み波乱となるケースもあり掴みどころの無いレースと言える。気紛れな3歳乙女の女心。最後に微笑むのは果たして・・・。そこで本誌予想。


◎(本 命)3枠5番 レッドディザイア
  実績ではブエナビスタの方が明らかに上だが、3歳牝馬のこの時期は実績だけでは判断出来ない。このレースに向けたローテーションなど順調度ではこちらが上と見た。前走のローズSでは2着に敗れたものの
レコード決着のクビ差なら悲観する事はないだろう。その後の調教でも意欲的な動きを見せており、実力を発揮できる状態にあると思われる。
  最後の直線で涙を飲んだ春のクラシックレース。今度は彼女が笑う番である。また余談であるが、この馬を所有する東京ホースレーシング の社長はあの菊地桃子の夫である西川哲氏。同氏に初のGTタイトルをもたらす事が出来るか。


○(対 抗)2枠3番 ブエナビスタ
  実績は申し分なく本命の印を打ちたい所。しかし、当初目標にしていた凱旋門賞を取り止めた事による影響やこの馬にとって有利とは言えない直線の短い京都内回りのコースなど不安要素があるのも確かである。今年の3歳最強牝馬である事は認めつつ、この時期の牝馬は「格より調子」の格言を信じ、今回は敢えて評価を落とした。逆にこのレースもあっさり勝つようだと、まさに本物の「女傑」である。


▲(単 穴)6枠12番 ブロードストリート 
  上記2頭以外は横一線。その中でこの2頭に割って入る或いは打ち負かすとしたらこの馬だろう。オークスで4着と健闘し、前走のローズSではレッドディザイアを破っただけでなくレコードタイムのオマケまで付いた。前走の反動が気になる所だが、上位に食い込む力は十分あると思われ、スプリンターズSを制した藤田騎手が何かやってくれるような予感がする。

  この他△(連下)としては、連勝の勢いを買って1枠1番ホクトグレイン、折り合いに注文が付くが展開が嵌れば決め手がある2枠4番ミクロコスモス、前残りの展開なら出番がありそうな5枠10番クーデグレイス、ホクトグレイン同様、連勝でこのレースに挑む8枠16番モルガナイトまで挙げておきたい。

 まとめると

◎3枠 5番 レッドディザイア
○2枠 3番 ブエナビスタ
▲6枠12番 ブロードストリート
△1枠 1番 ホクトグレイン
△2枠 4番 ミクロコスモス
△5枠10番 クーデグレイス
△8枠16番 モルガナイト

  
 馬券は馬連で◎から○▲△への流し馬券。3−5を厚めに1−5、4−5、5−10、5−12、5−16の6点。








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2009年10月05日

ターフを去った僚馬に捧ぐV!!  驚異の粘り腰で激戦を制した春のスプリント王!!   【競 馬  第43回スプリンターズS結果】

   秋のGTシリーズ第1弾、競馬の第43回スプリンターズステークスが4日、中山競馬場芝1,200mで行われ、6番人気のローレルゲレイロが逃げ粘り、春の高松宮記念に続いてGTのスプリント戦を制した。2着には2番人気のビービーガルダンが入り、1番人気に支持されたアルティマトゥーレは最後の直線で伸びを欠き5着と言う結果に終わった。
  レースは最後の直線、内で逃げ粘るローレルゲレイロをビービーガルダンが外から強襲しほぼ同時に入線した。10分を超える長い写真判定の結果、ローレルゲレイロの鼻が僅かに残っていた。その差は1センチだった。

  秋のGTシリーズ第2弾、秋華賞は10月18日京都競馬場で行われる。


【第43回スプリンターズステークス競走成績】
1着 △ローレルゲレイロ  藤田伸二  1分07秒5
2着 ○ビービーガルダン  安藤勝己
3着 △カノヤザクラ     小牧太
4着  アイルラヴァゲイン 津村明秀
5着 ◎アルティマトゥーレ 松岡正海

<コメント>
  勝負事はどんな些細な要素でも、対決する者の間に差が生じた場合、白黒付けなければならない。非情ではあるが差を付ける事が勝負事の醍醐味でもある。

  戦前から混戦必至と言われた今秋のスプリント王(女王)決定戦は、10分を超える長い写真判定の末、僅か鼻面1センチの差で春のスプリント王者に軍配が上がった。
  テレビでレースの模様を見ていたが、あっという間に駆け抜けるサラブレッドがもたらす僅か1センチの差。肉眼でどちらが先にゴール板を通過したのか分かる筈もなく、その結果が出るのを固唾を飲んで見ていた。今朝買ったスポーツ紙に写真判定の結果が出ていたが、ローレルゲレイロの方が先に入っているのが辛うじて分かる程度だった。まさにミクロの争いだった。
 

   G1レースでの僅差による決着と言えば、昨秋の天皇賞でのダイワスカーレット×ウオッカを始め、今回と同じスプリンターズSでのフラワーパーク×エイシンワシントン、有馬記念でのスペシャルウイーク×グラスワンダーなどの勝負が思い浮かぶが、今回のレースはそれらに匹敵する名勝負だったのではないだろうか。予想記事で16頭全てに優勝のチャンスがあると書いたが、4着以下も写真判定で順位が決まると言う、まさに「戦国スプリント王決定戦」を象徴するレース内容だった。

   持ち前の粘り腰で後ろから迫って来た他馬を振り切り春秋連覇を果たしたローレルゲレイロ。苦しんだ末にGTタイトルを獲得した父を超えて2つ目のGTタイトルを獲得した。それとローレルゲレイロが所属する昆厩舎と言えば、先日ターフを去ったディープスカイが所属していた厩舎でもある。GT制覇の志半ばでターフを去った僚馬に捧げる優勝であると共にディープスカイに代わって厩舎を背負って立つ存在になったと言えるだろうか。

  この後は年末に行われる香港のレースを目指すとの事。異国の地でどんなレースをするのか、今後が楽しみである。





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2009年10月04日

新・韋駄天娘の誕生か?それとも波乱の幕開けか?2009年秋のGTシリーズ間もなく開演!!   【競馬 第43回スプリンターズS予想】

  競馬の秋のGTシリーズ第1弾、第43回スプリンターズステークスが4日、中山競馬場芝1,200mで行われる。
  昨年このレースを制し、今年も有力馬の1頭と見られていたスリープレスナイトが屈腱炎を発症しターフを去る事になった事で混戦に拍車が掛かった43回目の韋駄天王(女王)決定戦。果たしてどんな結果になるのか。


【本誌予想】
  今年もこの季節がやって来た。いよいよ秋のGTシリーズの開幕である。例年通り暮れの有馬記念まで、GTレースが行われる前日は予想に関する記事を書いていきたいと思う。

  43回目となるスプリント王(女王)決定戦。毎年、このレースは予想が難しい。実績よりも、当日の馬の気配や枠順、展開がレースの行方を左右しそうな気がする。但し、ここ数年1、2着は人気上位馬が入るケースが多い。今年はどうか。
  昨年このレースを制し、今年も中心視されていたスリープレスナイトが引退し混戦は必至の情勢。出走する16頭全てにチャンスがあると思われる。そこで本誌の予想。

◎(本 命)1枠2番 アルティマトゥーレ 
  前走のセントウルSでは最後の直線で突き抜けて、スリープレスナイトに2馬身半差をつけた。相手との斤量差等、恵まれた点はあるが強い勝ち方だったのは事実である。更に強化された相手、中山の最後の坂など克服すべき点があるのは確かだが、勢いを買って本命に推す事にする。フジキセキ×エアトゥーレと言う血統も魅力。

○(対 抗) 5枠9番 ビービーガルダン
  昨年このレース3着馬。春先は調子を落としていたが、前走のキーンランドCで巻き返した。中山のこのコースには実績があり調子が上がって来ている事を考えると、上位に食い込むチャンスは十分あると見た。雨で馬場が渋れば尚良いだろう。


×(注 意) 3枠6番 グランプリエンゼル
  3歳馬でキャリアと言う点では劣るが、短距離でこれまで大崩れしていないのは魅力。今回の一戦が今後に向けての試金石となるが、軽視は出来ない。

▲(単 穴)4枠7番 シーニックブラスト
  外国馬なので環境に適応出来ているかが最大の焦点だが、スプリント戦の実績や持ち時計があり侮れない1頭。展開などが嵌ればアッと言わせるシーンもあるような気がする。

   この他連下(△)として、昨年の2着馬。今回は鞍上に若手のホープ、三浦騎手を迎え人馬とも悲願のGT制覇を目指す2枠4番キンシャサノキセキ、馬場の状態がどうかだがスピードが生かせる展開なら浮上しそうな6枠12番カノヤザクラ、春のスプリント王、その後は不振が続くも人気が落ちた時の鞍上の一発が怖い7枠13番ローレルゲレイロまで挙げておきたい。 


 まとめると

◎1枠 2番 アルティマトゥーレ
○5枠 9番 ビービーガルダン
×3枠 6番 グランプリエンゼル
▲4枠 7番 シーニックブラスト
△2枠 4番 キンシャサノキセキ
△6枠12番 カノヤザクラ
△7枠13番 ローレルゲレイロ


 馬券は馬連で◎から○×▲△へ流す事にする。2−4、2−6、2−7、2−9、2−12、2−13の6点。










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2009年09月28日

最後の1冠目指して…役者が揃い舞台は晩秋の淀へ!!  【競馬  神戸新聞杯結果】

   競馬の菊花賞トライアル、第57回神戸新聞杯が27日、阪神競馬場芝2,400mで行われ、7番人気のイコピコが最後の直線で切れのある末脚を見せ重賞初制覇を飾った。2着には3番人気のリーチザクラウン、3着には5番人気のセイウンワンダーと言った春の実績馬が入った。一方、1番人気に支持された皐月賞馬、アンライバルドは最後の直線で伸びを欠き4着に終わった。

  3歳牡馬クラシック戦線最後の1冠となる菊花賞は10月25日、京都競馬場(芝3,000m)で行われる。


【第57回神戸新聞杯結果】
1着 イコピコ      四位洋文  2分24秒2
2着 リーチザクラウン 武 豊
3着 セイウンワンダー 福永祐一
4着 アンライバルド   岩田康誠
5着 トップカミング   幸英明

<コメント>
  新潟や小倉など、地方で行われていた夏競馬も終わり、秋競馬が本格的に始まっている。春のG1戦線で活躍した馬が夏の間、北海道や或いは自らの厩舎で鋭気を養い、続々とターフに戻って来ている。今度の日曜日に行われるスプリンターズステークスを皮切りに秋のGTもスタートする。

  そんな中、牡馬クラシック最後の1冠の座を争うべく、その舞台に立つ資格を得る為のトライアルレース、神戸新聞杯が行われ春のクラシックレースを賑わせた馬が勢揃いした。ダービー2着のリーチザクラウン、2歳王者セイウンワンダーが上位に入線し、秋初戦としてはまずまずの出来を見せたが、それ以上にファンの度肝を抜いたのが、これらの実力馬を纏めて差し切りレコードのオマケまで付いたイコピコの末脚だった。春のクラシックには縁が無かった同馬。最後の1冠に間に合っただけでなく、一躍主役候補に踊り出た。血統的には母の父、ジェイドロバリーが少し気になる所だが、父がマンハッタンカフェである事から長丁場となる距離も何とかこなせるだろう。マークが厳しくなるであろう本番で果たしてどんな走りを見せるのか今から楽しみだ。

  それに対してこのレースが始動戦となった春の実績馬は明暗が分かれた感がある。馬体重を減らしながらも持ち味を発揮したリーチザクラウン、好位置から最後まで食い下がったセイウンワンダーは本番での走りに期待が持てる内容だったが、皐月賞馬のアンライバルドはダービーと同じ距離のこのレースで再び引っ掛かって伸び切れず、更に距離が延びる本番に向けて不安の残る結果となった。

 ダービー馬、ロジユニヴァースが昨年のディープスカイ同様、古馬のGT戦線に参戦する公算が高い事から菊花賞は恐らく回避するだろう。ダービー馬が出て来ないのは少し残念ではあるが、前の週に行われたセントライト記念の結果と合わせて、最後の1冠を目指す役者は揃った。
 10月、秋深まる淀の舞台で大輪の菊を咲かせるのは、春の実績馬か。新星か。それとも伏兵馬か。淀の舞台は、今や遅しとその時が来るのを待っている。 








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2009年08月09日

実りの秋に向けて…人馬とも飛躍のきっかけを掴んだ新潟の夏!!   【競馬 関屋記念&三浦皇成】 

  競馬の第44回関屋記念が9日、新潟競馬場芝1,600mで行われ、2番人気のスマイルジャックが道中、中団後方を進み、最後の直線で一気に伸びて他馬を突き放し、2008年のスプリングステークスに続く、重賞2勝目を挙げた。スマイルジャックと同期で皐月賞を制したとき以来のレースとなったキャプテントゥーレは4着に入り、次のレースに期待を持たせる結果となった。
  また、スマイルジャックに騎乗した三浦皇成騎手は昨年の函館2歳ステークス以来となる自身2度目の重賞制覇となった。


【第44回関屋記念競走成績】
1着 スマイルジャック  牡4   三浦皇成  1分32秒7
2着 ヒカルオオゾラ   牡5   武 豊
3着 マイネルスケルツィ 牡6   石橋脩 
4着 キャプテントゥーレ 牡4   川田将雅
5着 キャプテンベガ   牡6   吉田 豊 

<コメント>
  このブログを立ち上げたのが確かトリノオリンピックが開催される前の2006年1月。よく続いたと個人的に感心している。競馬もスポーツの1つとして、これまでGTレースを中心に取り上げているが、恐らく夏競馬の行われるこの時期に競馬に関する記事を書くのは初めてのような気がする。いや、馬インフルエンザが流行った時に一度書いたような気もするが、どちらにしても頻度としてはかなり少ない。この時期はどうしても高校野球が中心となってしまう。

  さて、来年のクラシック候補生が続々デビューする夏競馬であるが、春のGT戦線で活躍した馬はそろそろ鋭気を養い、美浦或いは栗東の厩舎に戻って秋の競馬に備える準備を始める頃だろうか。

  そんな中行われた関屋記念。GVの重賞レースであるが、秋のGT戦線に直結すると言うよりも、秋に行われるGTレースや重賞レースで除外されない為に賞金を加算しておくと言うような意味合いの強いレースである。(勿論、ダイワメジャーのようにこのレースをステップにGT戦線で活躍する馬もいるが…)
  そのGT戦線での活躍が期待される馬が今年は2頭参戦してきた。昨年の皐月賞を制した後、怪我で長期休養を余儀なくされたキャプテントゥーレと、期待されながらクラシックには手が届かなかったスマイルジャック。そしてそのスマイルジャックに騎乗したのが昨年、数々の新人記録を塗り替え各メディア等で注目を集めた三浦皇成騎手である。
 
  そしてこのレースを制したのは、三浦騎手騎乗のスマイルジャックだった。キャプテントゥーレも4着に敗れはしたものの次に繋がるレース内容だった。三浦騎手は重賞2勝目。ここまで昨年とほぼ同じペースで勝ち鞍を挙げているが、騒がれた昨年と比べると注目度は低くなっている。(その代わり競馬以外の事で話題となったが…。)この優勝をきっかけに秋のGT戦線で名前を残すような活躍が出来るか。

  キャプテントゥーレ、スマイルジャックそして三浦騎手。新潟で得たきっかけを糧に実り多き秋となる事を願うと共にレースぶりにも注目したい。








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2009年06月29日

夢を叶えた「2歳王者」!!ロンシャンへの夢が潰えた「ダービー馬」!!  【競馬 第50回宝塚記念結果】

  競馬の第50回宝塚記念が28日、阪神競馬場で行われ2番人気のドリームジャーニーが最後の直線で外から豪快に差し切り、2歳時の朝日杯FS以来、2年半ぶりのGTタイトルを獲得した。2着には3番人気のサクラメガワンダーが入った。
  一方、圧倒的な1番人気だったディープスカイが最後の直線で持ち前の末脚を発揮出来ず3着に終わり、内容次第で凱旋門賞への挑戦が噂されていたが、この結果を受けてディープスカイを管理する昆調教師は凱旋門賞は断念し秋は国内のレースに専念する事を表明した。


【第50回宝塚記念競走成績】
1着 △ドリームジャーニー  池添謙一  2分11秒3
2着 ▲サクラメガワンダー  福永祐一
3着 ◎ディープスカイ     四位洋文
4着  カンパニー        岩田康誠
5着  スクリーンヒーロー   横山典弘

<コメント>
  宝塚記念が行われた28日の日曜日。阪神競馬場は天気に恵まれ夏本番を思わせるような陽気だった。そして澄んだ青空がロンシャンの舞台へ向かおうとしている主役を祝福しているかのようだった。

 しかし、圧倒的支持を受けた主役たるディープスカイはドラマのエンディングを飾る事は出来なかった。主役の座を奪い去ったのは、もう1頭のG1ホース、ドリームジャーニーだった。朝日杯を制した馬は早熟と言うイメージがあり、明けて3歳になるとあまり活躍出来ない傾向にあり、せいぜいクラシック戦線の馬柱表に名を残す程度である。勿論、ナリタブライアンやグラスワンダーなど例外もあるが・・・。
 ドリームジャーニーも2歳王者に就いた後、重賞を勝つ事はあってもGTタイトルになかなか手が届かず、「善戦マン」と言うイメージが強かった。しかし、適距離とは言えない前走の天皇賞で好走した事で馬に変化が生じたのか、それとも得意の阪神コースが吉と出たのか、はたまたディープスカイを後ろでマークし続けた池添騎手の好騎乗のお陰なのか、最後の直線でレース前まで主役だったディープスカイを置き去りにし、前を行くサクラメガワンダーも捕らえる見事な脚を披露した。朝日杯FS以来、萎み続けていた花を再び咲かせた瞬間だった。大器晩成と言う言葉が当てはまるかどうかは分からないが、母の父であるメジロマックイーンの血が色濃く滲み出ているような気もするのだが・・・。
  秋は天皇賞から香港へ。ドリームジャーニーの旅はまだまだ続くのである。


  一方、主役の座を奪われたディープスカイ。勝たなければいけないレースで勝てなかった事で関係者はかなりショックを受けているようだ。馬体も絞れて走れる状態にあり、他の馬が上がりで驚異的なタイムを出した訳でもない。最後は前を行くサクラメガワンダーをかわす事さえ出来なかった。休み明け&負担重量(59キロ)が敗因だった産経大阪杯。ウオッカの剛脚が想定外だった安田記念。そして今回の宝塚記念。なぜ最後の直線を待たずして脚色が鈍ったのだろうか。
 これで陣営が描いていたロンシャンへの道は泡と消え、昨年の秋の天皇賞から続く「惜敗」と言うレッテルがまた1枚貼られる事となった。ひと夏越したその後、秋のレースで昨年のダービー馬がゴール板をトップで駆け抜けるシーンを見る事が果たして出来るのだろうか。


 
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2009年06月28日

世界へ向けて跳べるか?それとも外れ馬券の紙屑が飛ぶか?  【競馬 第50回宝塚記念予想】

  競馬の第50回宝塚記念が28日、阪神競馬場2,200mで行われる。ファン投票によって出走馬が決まる「夏のグランプリレース」。ファン投票1位のウオッカが回避し、ここを勝って凱旋門賞に向かうと言われているディープスカイがキッチリ勝ちを収めるのか。それとも他の馬がそれに待ったをかけるのか。発走は15時40分。


【本紙予想】
  ファン投票1位のウオッカは回避したものの、昨年のダービー馬で凱旋門賞を目指すディープスカイや今年春の天皇賞を制したマイネルキッツなどメンバーが揃った今回のグランプリレース。ディープスカイにとっては負けられない1戦となるが、果たしてどんな結果になるのか。そこで本紙予想。


◎(本 命)7枠11番 ディープスカイ
  前走の安田記念では太め残りのせいか、最後はウオッカの剛脚に屈したが悲観する内容ではなかった。叩き3戦目となる今回はキッチリ仕上がっている様で更に調子を上げてくるだろう。ダービーを制した後は惜敗続きだが、凱旋門賞を目指す同馬にとっては相手関係を考えるとここは勝たなければならない1戦となる。天国に旅立った父に良い報告が出来るかどうか。


○(対 抗)5枠7番  アルナスライン
  前走の天皇賞では落鉄の不利がありながら2着に入った。距離短縮に不安があるものの、今年に入って安定した成績を残しており、このメンバーでも好走する事は可能と見た。淀の借りを仁川で返せるか。


▲(単 穴)5枠8番  サクラメガワンダー
  7勝の内、4勝が阪神競馬場で挙げていると言う仁川巧者。前走の金鯱賞を制し本格化の兆しが窺える今回は侮れない1頭である。

  その他、△(連下)としては天皇賞がフロックでない事を証明したい1枠1番マイネルキッツ、前残りの展開も考え3枠4番アドマイヤフジ、距離短縮は好材料、得意の阪神で一発がありそうな6枠9番ドリームジャーニーまで挙げておきたい。

 まとめると
◎ 7枠11番 ディープスカイ
○ 5枠 7番 アルナスライン
▲ 5枠 8番 サクラメガワンダー
△ 1枠 1番 マイネルキッツ
△ 3枠 4番 アドマイヤフジ
△ 6枠 9番 ドリームジャーニー


 馬券は馬連で◎から○▲△へと流す。1−11、4−11、7−11、8−11、9−11の5点


    
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2009年06月05日

春の東京GIシリーズを締めくくるのはどっちの「ダービー馬」か?   【競馬 安田記念枠順決定】

  7日に東京競馬場で行われる競馬の第59回安田記念(GT)の枠順が5日、JRAから発表された。
  ヴィクトリアマイルを圧勝したウオッカは2枠3番、昨年のダービー馬ディープスカイは3枠6番に入った。
  春のマイル王を決める第59回安田記念は7日、15:40発走となる。

【第59回安田記念 枠順】
1枠 1番 スズカコーズウェイ(牡5 後藤浩輝)
1枠 2番 スマイルジャック(牡4 岩田康誠)
2枠 3番 ウオッカ(牝5 武 豊)
2枠 4番 ファリダット(牡4 安藤勝己)
3枠 5番 ホッカイカンティ(牡4 石橋脩)
3枠 6番 ディープスカイ(牡4 四位洋文)
4枠 7番 ライブコンサート(セン5 和田竜二)
4枠 8番 アブソリュート(牡5 田中勝春)
5枠 9番 カンパニー(牡8 横山典弘)
5枠10番 タマモサポート(牡6 津村明秀)
6枠11番 コンゴウリキシオー(牡7 戸崎圭太)
6枠12番 トウショウカレッジ(牡7 内田博幸)
7枠13番 スーパーホーネット(牡6 藤岡佑介)
7枠14番 マルカフェニックス(牡5 福永祐一)
7枠15番 リザーブカード(牡6 三浦皇成)
8枠16番 アルマダ(セン8 D.ホワイト)
8枠17番 ローレルゲレイロ(牡5 藤田伸二)
8枠18番 サイトウィナー(セン6 B.プレブル)

<コメント>
  NHKマイルカップから始まった春の東京競馬場でのGTシリーズもいよいよラストとなった。
  「競馬の祭り」日本ダービーが終わって春競馬も一段落と言った所だが、今年はシリーズ最後を飾るに相応しい対決が見られる事で注目されている。
  このレースをステップに凱旋門賞を目指す昨年のダービー馬、ディープスカイと先月のヴィクトリアマイルで格の違いを見せ付けて圧勝し、安田記念連覇を目指す一昨年のダービー馬、ウオッカ。果たして軍配が上がるのはどちらなのか。それとも、他の馬が波乱を演出するのか。先週のダービーに引き続き、今週も悪天候による馬場状態の悪化が心配されるが、是非良いコンディションでダービー馬同士の一騎打ちが見たいものである。

 
 
ウオッカの背中

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2009年05月31日

皐月賞惨敗組の逆襲!!親の跡目争いは秋に持ち越し!!  【競馬 第76回東京優駿結果】

  競馬の祭典、第76回東京優駿(日本ダービー)が31日、東京競馬場芝2,400mで行われ、2番人気に支持されたロジユニヴァースが皐月賞の雪辱を果たし、史上6組目の親子ダービー制覇となった。鞍上の横山典弘騎手は初のダービージョッキーの称号を獲得した。また、関東馬のダービー制覇は、サニーブライアン以来12年ぶり。
  2着には逃げ粘ったリーチザクラウンが入り、皐月賞1、2番人気に支持されながら期待を裏切った馬のワンツーフィニッシュという結果になった。
  一方、2冠獲得の期待が懸かった1番人気のアンライバルドは渋った馬場の影響もあってか見せ場なく敗れ、皐月賞で上位に入った馬もことごとく馬群に沈んだ。



【第76回東京優駿競走成績】
1着  △ロジユニヴァース  横山 典弘  2分33秒7
2着  ◎リーチザクラウン  武 豊  
3着   アントニオバローズ 角田 晃一
4着  △ナカヤマフェスタ  蛯名 正義
5着  ○アプレザンレーヴ  内田 博幸

<コメント>
  今年の競馬の祭典は馬場状態が明暗を分ける結果となった。あそこまで急激に天気が悪くなるとは予想出来なかった。現に多摩北部にある我が家の周辺は昼間、ぱらつく程度しか降っていなかった。秋の天皇賞では「魔物が棲む」と言われているが、まさかこの時期から府中の森に棲みつくとは・・・。厄介な魔物である。

  さて、「最も運がある馬が勝つ。」と言われる日本ダービー。「渋った馬場」を味方に付ける事が出来たか否かで明暗が分かれる結果となった今回のレース。1番人気に支持されたアンライバルドにとっては後方から行く脚質、渋った馬場とこの馬に味方する要素がなかった。切れる脚は泥んこと化した馬場に封じ込まれ、まさに不運としか言いようがない状況だった。

  勝ったロジユニヴァースは前走から馬体を戻し、力を出し切れる状態だったのだろう。良く考えればダービーへの登竜門と言われる昨年暮れのラジオNIKKEI杯、そしてダービーとの関係が深い弥生賞を制している馬である。「ダービー馬」の称号を得る資格は十分にあった訳である。時計の掛かる馬場、そして先行馬有利な展開も味方し、アンライバルドとは対照的にツキがあった今回のレースだったと言えるだろう。
  同じ父を持つアンライバルドと春のクラシックを分け合った同馬。父の跡目を継ぐ争いは秋に行われる最後の1冠までお預けとなった。

  そして2着に入った本紙本命のリーチザクラウン。ジョーカプチーノが暴走気味に飛ばしたものの2番手に付けたこの馬が事実上、レースの鍵を握っていたと言っても過言ではない。やはり、単騎で逃げて折り合いが付けば、最後にしぶとい脚を持っている。それを実証するレースとなった。そしてこの馬も時計の掛かる馬場が味方したといえるだろうか。それにしてもゴール前で良く粘った。やはり地力があると言う事なのだろう。

  今年のクラシック戦線で3強と言われたアンライバルド、ロジユニヴァース、リーチザクラウン。皐月賞では1頭だけが笑い、ダービーでは皐月賞で泣いた2頭が逆襲した。ひと夏越してどのように成長してターフに戻って来るのか。そして、それ以外の馬がこの3強に割って入る事が出来るのか。クラシック最終章まで目が離せない。



  
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