2006年11月28日

欧州勢の壁高し!!   【バレーボール男子  世界選手権】

  バレーボール男子の世界選手権は2次ラウンドが行われた。
  グループEでは、既にベスト8以上が確定している日本がセルビア・モンテネグロと対戦し、第1セットこそ善戦したものの、続く第2、第3セットは相手の高さと強烈なサーブに屈し3−0で敗れた。セルビア・モンテネグロはこれで6戦全勝で女子に続き準決勝進出を決めた。準決勝へのもう1つのイスを巡る戦いはポーランドがロシアに3−2で競り勝ち、こちらも6戦全勝で準決勝の切符を手にした。 

  一方のグループFはブルガリアが6戦全勝で20年ぶりに準決勝進出となった。もう1つのイスはブラジルイタリアフランスの間で争われる。


【主な試合結果】
 ◎グループE 
  セルビア・モンテネグロ  3−0   日 本
  6勝                 4勝2敗

  ポーランド        3−2   ロシア    
  6勝                 4勝2敗 

<コメント>
  24年ぶりに8強以上が決まったバレーボールの日本男子だったが、セルビア・モンテネグロの高さと速さについて行く事が出来なかった。これで1次ラウンドのポーランドに続いて欧州勢に屈した事になる。2次ラウンド最終戦はロシア、その後の5〜8位決定戦も全て欧州勢との対戦になる公算が大きい。

 この大会で日本の男子バレーに光が見えてきたと言うコメントもあるが、地の利の恩恵もあった今大会だけでそう見るのは早計のような気がする。その光が幻とならないよう、残り3戦奮起して欲しい。


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2006年11月20日

北京五輪への道険し!!  【陸上 東京国際女子マラソン 】

  来夏、大阪で開催される世界選手権の代表選考を兼ねて、東京国際女子マラソンが19日行われた。注目された土佐礼子(三井住友海上)と高橋尚子(ファイテン)の対決は、勝負所の30キロ過ぎで引き離した土佐に軍配が上がった。一方、2連覇を狙った高橋は後半失速し3位に終わった。

【レース結果】

 1位  土佐 礼子   2時間26分15秒
 2位  尾崎 朱美   2時間28分51秒
 3位  高橋 尚子   2時間31分22秒


<コメント>  
 降りしきる雨と震え上がるほどの寒さ。マラソンとしては最悪の条件の下で行われた東京国際女子マラソンは戦前の予想通り、土佐と高橋の一騎打ちとなったが、粘りの走りを見せた土佐に軍配が上がった。世界選手権の選考基準には届かなかったが過酷な気象条件だった事を考えると、まずまずのタイムだったと言えるだろう。

 一方、昨年このレースで復活を遂げ2連覇と世界選手権出場権を狙った高橋は、土佐の執拗な揺さぶりに次第にスタミナを奪われ、30キロ過ぎに土佐が仕掛けたスパートについて行けず、その後失速し後続の選手にも抜かれた。マラソン界にその名を轟かせて、初めて日本人に敗れると言う惨敗劇だった。

 誰にも師事せず自ら「選手兼監督」と言う立場で練習に励んで来たのだろうが、やはりそこには「妥協」の2文字がどうしても出てしまう。マラソンはストイックな競技である。小出監督に師事した時の「走るのが楽しい」の裏側にあったであろうストイックな気持ちを取り戻す事が出来るかどうか。

 今後は、引退せずに北京五輪を目指すと言う。層が厚い女子マラソン界のサバイバルレースで生き残る事が出来るだろうか。3月の名古屋国際に出場し、再び世界選手権への切符を目指すと言う情報もあるが、そこに今回の不甲斐ない走りを早く払拭したいと言うある種、焦りのような物が見え隠れしているような気がする。仮に来年の3月走るとして、そこでも結果を残す事が出来なければ・・・・。無類の強さを誇った金メダリストの称号が次第に色褪せようとしている。


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2006年11月18日

指定席となってしまったメダル圏内の後ろ 【バレーボール女子 世界選手権】  

   バレーボール女子の世界選手権。日本は最終戦で中国に敗れ6位に終わり2年後の北京五輪に向けて、課題が残る結果となった。

  メダル奪取を目標に挑んだ世界選手権だったが、蓋を開けてみれば近年指定席となった6位に終わった。惨敗だった前回大会に比べれば躍進したと言えば聞こえは良いが、日本より上位だった国との間にかなり高い壁がある事を露呈した大会であった。日本がいかに自分達の形に持ち込んでも相手が崩れない限り相手を上回る事が出来ない。

  組織力と速さで相手の陣形を崩すのが、日本のバレーだと思うが、上位チームとの対戦では、それが余り見られなかった。6位を死守するのがやっとだった感がある。たら、ればの話になってしまうが、初戦を落としたのが全てだった。格下に取りこぼすようではメダルはおぼつかない。北京五輪まであと2年。次の大会は各国とも日本の選手、戦術を研究してくるだろう。高さのパワーがものを言う昨今のバレー界。欧州勢の高さ、大和撫子の細腕をへし折らんばかりの中国のパワフルなスパイク。果たして2年後の五輪で、これらを凌ぐ戦術が見出されるのだろうか。

  もし、本気でメダルを狙うのならば、現体制の抜本的な刷新を図るなど思い切った「賭け」をしないと、アテネよりも悲惨な結果が待ち受けているような気がしてならない。

  さて、息つく間もなく昨日から男子大会が始まった。男子は昨日も接戦だったように厳しい試合が続くと思われる。果たして結果やいかに?



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2006年11月12日

奇跡への序章!!  【バレーボール 世界選手権】

  バレーボール女子の世界選手権は2次ラウンドが行われ、準決勝進出へ後が無くなった日本は、土壇場でセルビア・モンテネグロに競り勝ち準決勝進出に僅かに望みを残した。


【試合結果】
 
 日 本 3−2  セルビア・モンテネグロ
 (4勝2敗)    (5勝1敗)

<コメント> 
 前の試合でイタリアが勝った為、準決勝へ進出するには勝つしか術が無くなった日本。第1、第2セットとセルビア・モンテネグロの高さやサーブに対応できず先取された。しかし第3セットに入り、セッター竹下がブロックを決める等、流れが日本に向き始め、続く第4、第5セットと奪い返し逆転で勝利を収めた。

 一方セルビア・モンテネグロは第1、第2セットを連取し油断したのか、第3セット以降は失う物が無くなった日本の勢いに押された格好となった。ミスも目立ち始めチームがガラっと変わってしまったかのような消沈ぶりで今大会初黒星を喫した。


 これで、準決勝進出の行方は最終戦までもつれ込む事になった。日本が準決勝に進出する為にはイタリアに勝つ事、それも各セット大差を付けなければ、対象チームの中で最も得点率が低い現状ではヨーロッパの強豪に勝ったと言う事実だけしか残らない。

 依然として厳しい状況に変わりはない訳だが、それでもこの試合のような奇跡に近い勝ち方が、最後の最後で更なる奇跡を起こしてくれそうな、そんな予感がする。



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2006年11月09日

厳しくなったメダルへの道  【バレーボール 世界選手権】

  バレーボール女子の世界選手権は2次リーグが始まり、キューバと対戦したE組の日本は第1セットを先取したものの、続く第2〜第4セットを奪われ逆転負けを喫した。これで日本の対戦成績は2勝2敗となり、準決勝進出は厳しくなった。E組は、韓国を下したセルビアモンテネグロが4勝でトップ。続いてイタリアと、トルコに敗れた台湾が3勝1敗となっている。2次リーグ各組上位2チームが決勝ラウンド(準決勝)へ進む事が出来る。

 【試合結果】
 キューバ  3−1  日 本
 (2勝2敗)      (2勝2敗)


<コメント> 
 キューバの高さに速さと組織力でどこまで対抗出来るかが焦点となったこの試合。第1セットは相手のサーブミスにも助けられ先取したものの、第2セットになるとキューバの各選手のエンジンが温まったのか、カルデロンとルイスを中心に打点の高いスパイクが決まり出し、カリーヨのブロックが日本の攻撃の前に立ちはだかった。日本も高橋を中心に必死に食らい付いたが、最後は決定力の差が出てしまい、続く第3、第4セットも奪われ痛い星を落とした。
 ミスが多く緻密なバレーをしているようには見えなかったキューバに対し、そこに付け込む事が出来なかったのはやはり地力の差なのだろうか。8月のワールドグランプリで破り、自信を持って臨んだであろうキューバの前にその自信は脆くも崩れ去った。

 これで2勝2敗となり準決勝進出の望みが消えた訳ではないが、残りの対戦相手を考えると、この後も厳しい戦いを強いられる事が予想され、決勝ラウンド進出は遠のいたと言わざるを得ない。崖っぷちに追い込まれた柳本ジャパンは、この後どのようにして道を切り開いて行くのだろうか。


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2006年11月01日

柳本ジャパンに思わぬ落とし穴!!  【バレーボール 世界選手権】

 バレーボールの世界選手権が開幕し、格下の台湾と対戦した日本は、第1セットを先取したものの第2セット以降、台湾の硬軟を織り交ぜた攻撃にサーブレシーブを乱され主導権を奪われると、攻撃も単調になり、まさかの黒星スタートとなった。第2戦はコスタリカと対戦する。

【一次予選A組】

 台 湾  3−1 日 本
(1勝)       (1敗)


<コメント>  
  アテネ五輪後、若干の選手の入れ替えを行い今大会メダル獲得が目標だった「柳本ジャパン」だが、思わぬ落とし穴が待っていた。第2セット以降で台湾に主導権を奪われると、流れを引き戻す力は残っていなかった。格下相手に、一度失った流れを引き戻すのは容易ではないと言う典型的な展開となった。

  原因は選手の慢心なのか、それとも選手が思っているほどチーム力が上がっていないのか。確かに一発で局面を打開出来る大砲の大山を欠いているのはマイナスだが、それでも格下の台湾にに敗れると誰が予想しただろう。

 一次リーグは6チーム中上位4チームまでに入れば突破となる事から、突破するのに1つの負けが大きく左右される事はないと思うが、勝敗数は以降のラウンドに持ち越される事になり、格下への取りこぼしが場合によっては命取りになりかねない。
 この敗戦で果たして選手が目を覚ますか。疑心暗鬼のまま、第2戦を迎えるようだといよいよ非常事態となってくる。今日のコスタリカ戦が今後の戦いを占う意味で試金石となるだろう。
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2006年09月25日

無敵の3人衆  【スポーツアラカルト】

1.1人だけ「別次元」の試合運び 女子ゴルフ 宮里 藍
 
  先日まで行われたミヤギテレビ杯ダンロップ女子ゴルフ。各選手スコアメークに苦しむ中、常に安定した戦いぶりを見せた宮里藍が、現在、国内賞金女王の大山に3打差をつけて優勝した。常に米ツアーを想定してラウンドしていると言う心構えに、ただただ感心するばかりである。
 これで、帰国してから2戦2勝。次週の国内メジャー大会、日本女子オープンで2連覇を狙う。一方、レベルの差をまざまざと見せ付けられた国内選手。次週、宮里の3週連続優勝を阻止する選手が出てくるかどうか。国内のレベルが問われる1戦になりそうだ。
 

2.国内はおろか地球上に敵なしか?  
ハンマー投げ 室伏 広治

 
  もはやこの男の相手は記録だけなのか。セイコースーパー陸上で室伏広治が81m00で優勝した。これで今季8戦全勝となり、今シーズンはまさに絶好調である。来年、大阪で開催される世界選手権、2年後の北京五輪へ視界良好といった所か。


3.懸賞金も記録更新「ごっつぁんです!!」 大相撲 朝青龍

今場所は大関白鵬の横綱昇進、雅山の大関復帰など話題の多かった場所だったが、終わってみれば横綱朝青龍の1人舞台だった。勢いのある若手が相手でも落ち着いた取り口である。また最近は、インタビューの受け答えも大人になり、更に横綱としての風格が出てきたように思える。(千代大海戦は珍しくカッカしていたが・・・。)
 現在の大関陣の成績を考えると、暫く1人横綱の状態が続くと思われ、仮にこの男が引退の2文字を口にした時、横綱が果たして存在しているのか心配である。




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2006年09月22日

ブッシュにはまって、さあ大変!? 【ゴルフ】

男子ゴルフツアーのアコム・インターナショナル第1ラウンドが21日石岡ゴルフクラブで行われ、立山光広プロが1ホールで実質ツアーワースト記録の「19」をたたいた。純粋なプレーで出た最多記録となる。
 悪夢の始まりは225ヤードの8番(パー3)だった。第1打をグリーン右に広がる深いブッシュへ打ち込んだ。脱出を試みた第2打が強く出て今度はグリーン後方のブッシュへ。1罰打で球を動かせる救済措置もあるが、移動可能範囲はすべて草むら。そのまま打つしかなかった。
 ブッシュは密集して所々でひざが隠れるほど。「球がほとんど見えず、この辺りにあるなと想像をして打った」。サンドウエッジでたたいてもたたいてもブッシュから出せず、結局16打目で脱出。17打目でグリーンに乗せて2パットの19となった。 立山プロは通算13オーバーの84で120選手中の119位だった。

スポーツナビより〜


<コメント> 
  「弘法も筆の誤り」と言うべきか。今回、純粋なプレーでのワースト記録19打を叩いた立山プロ。「弘法も・・・」の諺が当てはまるかどうか分からないがツアー未勝利ながらここ数年はシード圏内に入っているプロである。
  他のプロスポーツ、例えば野球ならばストライクが入らない、守備機会で確実に捕球が出来ない。サッカーならば、ゴールキーパーが正面に来たシュートをキャッチ出来ないのと同じ事か。そう考えてみると滅多に起きないプレーが起きてしまったと言う事だろう。残りのホールでノーボギーだったのがプロとしてのせめてもの意地だった。

 ゴルフは、メンタルのスポーツと言われている。特に深いブッシュやバンカーにはまると、プロと言えども出すのに苦労すると言う光景は過去にも何度か見られた。
 今回、蟻地獄のようなブッシュの犠牲になった立山プロ。ホールアウト後のインタビューでは笑い飛ばしていたが、心中穏やかではないだろう。果たして今後、汚名返上する事が出来るか。





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2006年09月17日

綱の夢遠のく!!  【大相撲】

  大相撲秋場所7日目は16日、両国国技館で行われ、白鵬は琴光喜にいいところなく送り出されて早くも3敗目。まだ優勝の可能性は残っているが、これまでの相撲内容を考えると、場所後の横綱昇進は厳しくなった。朝青龍は前日の黒星のショックを感じさせずに、把瑠都との注目の初顔合わせを制した。安馬が岩木山に敗れたため、全勝力士がいなくなった。

【7日目主な結果】(左が勝ち力士)
朝青龍    押し倒し   把瑠都
千代大海   押し出し   出 島
玉乃島    不戦勝    魁 皇
琴欧州   上手投げ    時天空
栃 東    寄り切り    黒 海
琴光喜   送り出し    白 鵬


<コメント>
  中日を前に全勝力士がいなくなった為、白鵬の優勝のチャンスが消えた訳ではないが、先場所までの内容と今場所の内容を比べると横綱昇進は非常に厳しくなったと言わざるを得ない。本人が場所前に「勝ち続けるのは難しい。」と不安を漏らしていた通り、今場所は立ち会いから勢いがない。先場所後半から訴えている腰の痛みが悪化したのか、それとも横綱へのプレッシャーなのか。

 ここ数場所で捕らえかけていた「青い龍」の姿。今、その姿が再び消えようとしている。他の大関と同様、横綱への昇進は夢物語となってしまうのだろうか。
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2006年09月11日

秋の訪れを告げる話題  【スポーツ アラカルト】

  9月に入り、朝夕を中心に幾分涼しさが出て来た。と言っても日曜日の東京はうだるような暑さだったが、天気予報を見るとこの後はそう暑くならない様子である。天候不順だった今年の夏も終わりを告げようとしている。

  今回は「秋」を告げる話題を取り上げたいと思う。


<その1>
  中央競馬はサマーシリーズが先週終了し、今週から舞台を中山、阪神競馬場に移し、いよいよ秋のG1レースへ向けたトライアルレース、ステップレースが開催される。ここの所、ディープインパクトばかりが話題になっている競馬界であるが果たして、新星は誕生するのか?春の皐月賞、日本ダービーを制したメイショウサムソンには3冠の期待がかかる。
  尚、ディープインパクトが出走予定の凱旋門賞をNHKが生中継する事が決まっている。


<その2>
  プロ野球も大詰めを迎え、セリーグでは中日がマジックを減らし優勝へ近づきつつある。一方、パリーグはプレーオフに進出するチームが、西武、ソフトバンク、日本ハムに決定し順位がどのようになるかに焦点が絞られた。昨年、日本一となったロッテは4位でプレーオフ進出を逃した。ここの所、勢いが出てきている日本ハムが、この後2強にどこまで迫れるのか?


<その3>
  今夏の甲子園を湧かせた「ハンカチ王子」こと斎藤投手の進路が11日にも発表される見通しとなった。進学か、それともプロ入りを表明するのか。一番気をもんでいるのは、プロのスカウト達だろう。


<その4>
  アイルトン・セナ亡き後、F1界を引っ張り数々の記録を打ち立てたM・シューマッハが今シーズン限りでの引退を表明した。通算90勝、PP68度獲得などの記録を残しそして記憶にも残るであろう同選手が、跳ね馬のシートから去って行く。


 スポーツの秋、今年はこれからどんなドラマが展開されるのだろうか?
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2006年08月06日

ライバルまたも世界記録更新!! 【競 泳】

  競泳の全米選手権の平泳ぎが5日、カリフォルニア州で行われアテネ五輪にも出場した。ブレンダン・ハンセンが100mに続き200mでも自ら持つ世界記録を更新した。タイムは、2分8秒74で従来の世界記録よりも0秒30速いタイムである。

<コメント>
 2004年のアテネ五輪では、2冠を達成した北島康介の強力なライバルと目されていたが、不本意な成績(100m銀メダル、200m銅メダル)に終わった。しかしそれからは昨年の世界水泳で金メダルを獲得し記録も順調に伸ばしてきている。(北島は、100mで銀、200mは不出場)
 来年3月に行われる世界選手権では、この種目での優勝候補筆頭となる事は間違いないだろう。

 一方、アテネ五輪で2冠を達成した北島であるが、その後はケガ等にも泣かされ順調とは言えないシーズンを送っている。200mでは自力で世界選手権に出れないだけにパンパシフィックでどんな泳ぎを見せることが出来るか。北京五輪に向けて試練の日は続く。 
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2006年08月03日

世論が作り上げた王者の行方 【ボクシング】

 プロボクシングWBA世界ライトフライ級王座決定戦が2日、横浜アリーナで行われ、同級2位の亀田興毅(協栄)が、同級1位のファン・ランダエタ(ベネズエラ)を僅差の判定(2−1)で下し、新王者となった。

<コメント>

 1Rにいきなり不用意なパンチを貰ってダウンし、その後も動きにいつものキレがなく精彩を欠いた。微妙な判定で王座に就いたが、試合後の表情を見るとどちらが勝ったのか分からない位だった。
 敗れたランダエタはミニマム級元王者らしく老獪なボクシングをしていた。手数では勝っていたと思うが、亀田のようにジャッジに訴えるようなパンチがなかった事が採点に響いたのだろうか。近年、手数でポイントを稼ぐ方が、判定になった場合は有利となる傾向があっただけに意外な結果だった。

  
 何はともあれ19歳の少年は、世論の期待通りチャンピオンになった。メディアの思惑、協会の思惑、ジム始め陣営の思惑、色々な思惑が交錯し、今後もしていくだろうが、ここでは詳しくコメントしない。

 ただ、これで少年に重い十字架を背負わせてしまったのは事実である。これからは追われる立場になり、いつか訪れるであろう敗北と言う恐怖とも戦わなければならない。もちろん、敗北を見ずしてリングアウトするという手もあるが・・・。
 特に今回、誰が見ても首を傾げたくなるような勝ち方だっただけに、防衛戦は内容も問われる事になる。次戦はWBAの指名試合となりランダエタとの再戦の可能性もある。或いはあっさり王者を返上し本職であるフライ級に階級を上げるのか。どちらにしても非常に厳しい試合になるだろう。現役の世界王者を倒さずして王者になった少年は、この先どんな道を歩む事になるのだろうか。
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2006年08月01日

汚れた栄光  【陸 上】

   ドーピング(禁止薬物使用)検査で筋肉増強作用のあるテストステロンに陽性反応を示した陸上男子100メートルの世界記録保持者、ジャスティン・ガトリン(米国)について、予備検体に当たるBサンプルでも陽性反応を示したことが30日、明らかになった。。
 ガトリンは2001年にもドーピング違反で資格停止処分を受けているため、今回の陽性反応で2度目の違反となり、WADAと国際陸連の規定により永久資格停止処分となる公算が大きくなった。
 

<コメント>
  アテネ五輪で金メダルを獲得し世界記録保持者の称号も得たガトリンだったが、2001年に続きまたしてもドーピング検査で陽性反応が出た。反論出来る証拠を提出出来ない限り規定により永久追放となるだろう。彼ほどの能力の持ち主でもやはり薬物の助けを借りなければ王者の称号を維持するのは難しいのだろうか。
 
  過去にはあのベン・ジョンソンがドーピング検査で2度陽性反応を示し、永久追放処分となった事がある。他にもモンゴメリが同様に世界記録の肩書きを剥奪され引退に追い込まれた経緯がある。

  以前から黒い噂が絶えないとは言え、陸上の花形である男子100mでここまで薬物が蔓延していると、果たして世界記録の9秒77はもちろん、9秒台の記録が正しいのかどうか、疑問を感じてしまう。人間の限界は計り知れないと思うが、これが薬物の助けを借りてと言う事があっては決してならない。
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2006年07月24日

横綱昇進へ仕切り直し!!  【大相撲】

  大相撲名古屋場所は朝青龍が14勝1敗で、17度目の賜杯を手にした。また2場所続けて優勝に準ずる成績を収めた大関白鵬の横綱昇進と関脇雅山の大関復帰は見送られた。

<コメント> 
  数字上の成績から言えば、白鵬の横綱昇進に誰も口を挟む事は出来ないだろう。だが審判部が見送ったポイントとして挙げたのは、2敗の内容だった。序盤戦で2つ負けて朝青龍の独走を許した事がネックとなり昇進は見送られた。「準優勝の内容」が問われた訳であるが、もし仮にこれが日本人だったら、どう言う結果になっただろうか。

 朝青龍の1人横綱が長く続いている。そろそろ東西に横綱が揃っても良い時期ではないだろうか。そう言った意味で、一番旬である白鵬を準優勝の内容で推薦しなかった審判部の決定が、今後どのような波紋を呼ぶだろうか。何れにしろ、結果を出さなければならないのは白鵬本人である。この結果に腐る事無く来場所こそ、審判部を納得させるような結果を残して欲しい。
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2006年05月14日

杜の都の早慶戦  【高校野球】

 今回は少しマイナーな話題を取り上げてみる。

 杜の都と言えば仙台の代名詞であるのは、全国的にも知られていると思われるのだが、「杜の都の早慶戦」と聞いて知っている人がいるとすれば、かなりの「仙台通」と言えるかも知れない。(最近、仙台も首都圏から人が流入していると聞いているので、最近住み損めた人は知らないと思うが・・・。)

 別に杜の都で早慶戦を行う訳ではない。仙台にある仙台一高(小生の母校)と仙台ニ高と言う古くからライバル関係にある公立男子校の野球部の定期戦を指してこのように言われる。杜の都の早慶戦は毎年G.Wの翌週辺りにフルスタ宮城で行われる。今年も13日に行われた。

 神宮の早慶戦は六大学野球の中でもOBを中心に、テレビ中継される程の盛り上がりを見せているが、「杜の都の早慶戦」も六大学野球同様、毎年、多くのOBやファンが駆けつけ、テレビで中継される(最近はテレビで中継されるのかどうか分からないが・・・。)ほど盛り上がる行事の一つである。4月になると両校の校門には「定期戦まで後○日。」と言う大きな看板が掲げられ、試合の何日か前には仙台市の繁華街を応援団や1年生等が練り歩く、いわゆる「アピール(ピーアール)行進」が行われる。(これらも最近行われているかどうかどうか、仙台在住ではない小生は分からないのだが・・・。)試合当日は、男子校ならではの「熱い?」応援合戦が繰り広げられる。
 
 
 この両校を取り巻く環境も時代と共に変化しており、仙台二高は応援団が消滅したと聞く。定期戦自体も以前は2戦先勝方式で土、日、月曜と3戦行われるケースもあり、授業が休みとなる事もあったがこれも2戦に減り、現在は1試合のみとなってしまった。
 また、両校とも近々共学化される事となり、全国的にも珍しい公立男子校独特の校風が消えつつある。OBを中心に共学化されることに対して根強い反対があるようだが、男女共同参画社会と言う時代の流れから仕方ない部分もあるのかな、と思いつつ少々寂しいと言う気持ちが1OBとしてはある。

 いずれにしても、伝統あるこの定期戦の火だけは消えることなく今後も続いて欲しいと願わずにはいられない。
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2006年05月07日

横綱獲りへ茨の道!!  【大相撲夏場所】

  大相撲夏場所が両国国技館で初日を迎えた。新大関白鵬は若の里を突き落とし、先場所に続いて横綱昇進を目指す大関栃東は小結旭天鵬を押し出してともに好スタートを切った。

<主な結果>
朝青龍     上手投げ   安 馬
栃 東      押し出し    旭天鵬
稀勢の里    掬い投げ   琴欧州
千代大海    叩き込み    垣 添
朝赤龍     送り出し    魁 皇
若の里     突き落とし   白 鵬



<コメント>
 今場所の注目は、栃東が横綱に昇進できるかどうかだが、先日行われたけいこ総見での出来が不甲斐ないものだった事から、北の湖理事長による具体的な「合格ライン」の公表がなかった。つまり優勝する事はは論の事、横綱に昇進するに相応しい取り口でないと昇進厳しいと言う状況である。今場所、大関に昇進し勢いのある白鵬や、百戦錬磨の横綱 朝青龍等越えるべき壁は大きいが、自力で突破して欲しい所である。その為、不用意な取りこぼしは許されない。  
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2006年04月23日

不振にあえぐ2人の王者 【競泳 日本選手権】 

 競泳の日本選手権第3日は22日、東京辰巳国際水泳場で男女計8種目の決勝などが行われ、男子50メートル平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)は28秒30の2位で、この種目が採用された2001年からの6連覇はならなかった。
 また、女子800メートル自由形は山田沙知子(コナミ東日本)が8分28秒07で2年ぶり8度目の優勝を飾り、世界選手権(来年3―4月・メルボルン)の代表に内定。アテネ五輪金メダルの柴田亜衣(チームアリーナ)は8分36秒74の2位に終わった。
 
 一方、男子50メートル背泳ぎは、アテネ五輪100メートル銅メダリスト森田智己(セントラルスポーツ)が25秒39の日本新記録で優勝し、世界選手権代表に内定した。

<コメント>
 アテネ五輪で金メダルを獲得した2人の王者がもがいている。2人とも故障明けで万全ではない状態でこの大会に臨んだが、納得のいく結果を得る事は出来なかった。特に北島は200メートル、50メートル共に序盤先行して後半追い付かれると言うレース展開で、失速の原因が調整不足にあったのか、或いは1つの目標を達成してしまいモチベーションが上がらないのか。後者が原因だと、今後のレースにも影響を及ぼすのではないだろうか。柴田も同様だろう。かつて女子長距離を引っ張ってきた山田沙知子(コナミ)に400、800とも完敗だった。

 共に連覇を目指す北京五輪まで、あと2年。まだ先のように思えるが、その日はあっという間にやってくる。特に前年の2007年夏季は、大きな国際大会がないだけに、今回選考の対象となった世界選手権(2007年3〜4月)が大きな意味を持つ。果たして2人がかつての泳ぎを取り戻す事が出来るのだろうか。
 
 それともう1つ。今回の選手権の上位の顔ぶれを見ると、国際大会経験豊富なベテラン勢が目立つ。近年、科学的なトレーニングが進んだ事や選手の競技環境の改善もあって競技寿命が延びた。それはいいことだと思うのだが、ベテランを脅かす若手の台頭が無いのが気にかかる。このままベテランに頼るような状態が続けば、トリノ五輪の二の舞になりそうな気がしてならない。
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2006年03月14日

アジア大会代表決まる!! 【陸上 マラソン】

 日本陸連は、12月にカタールのドーハで行われるアジア大会マラソンの代表(男女各2名)を以下の通り発表した。
 尚、アジア大会で優勝すれば自動的に世界選手権(大阪)の代表に決定する。

 ◎男 子
  入船敏(カネボウ
  大崎悟史(NTT西日本)

 ◎女 子
  小幡佳代子(アコム)
  嶋原清子(資生堂)

<コメント>
 各選考会で上位3位に入った選手に意思確認したところ、東京国際で優勝した高橋や、先日の名古屋国際で優勝した弘山等、女子の小幡を除き軒並み辞退したという事らしい。これは駅伝シーズンと重なる事が原因で、チームを優先したと言う事だろうか。
 確かにアジア大会は、世界選手権や五輪と比べると格落ちなのはやむを得ない。ただ、高橋尚子の名前が世間に知られるようになったのも、アジア大会での好走が最初だった。そういった意味では、一流選手の仲間入りをするきっかけとなるレースとも言える。
 今回出場する選手は、是非一流選手を脅かすような走りをして、地元で開催される世界選手権のキップを手にして欲しいと思う。
 

 
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2006年03月10日

佐々木健闘、2位に食い込む!! 〜アルペンスキー W杯回転〜

  アルペンスキーのワールドカップ(W杯)志賀高原大会第1日は10日、志賀高原焼額山で男子回転第8戦を行い、佐々木明(ガーラ湯沢)が1回目6位から巻き返し、合計タイム1分36秒83(非公式記録)で自己最高タイの2位に入った。
  この種目で優勝したのは、トリノ五輪の覇者、ベンヤミン・ライヒ(オーストリア)で1分36秒66(同)だった。
  同五輪4位の皆川賢太郎(アルビレックス新潟)は1回目の5位から順位を落として14位。同五輪7位の湯浅直樹(北海道東海大)
は1回目で途中棄権した。

<コメント> 
  トリノ五輪では残念な結果に終わった佐々木だったが、地元開催のW杯で自身3度目の2位に食い込み、第一人者の存在感を見せつけた。4年後のバンクーバでも、この男がアルペンスキーの主役となるであろう。
  また、五輪7位入賞の湯浅も今回は棄権と言う結果に終わってしまったが、全体のレベルアップのため皆川、佐々木を脅かす存在になって欲しい。
 
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2006年02月05日

生まれ変わったヒンギスに脱帽!! 〜東レパンパシフィック〜

 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンは第5日は4日、東京体育館で行われ、シングルス準決勝で、前回大会優勝のマリア・シャラポワ(ロシア)と元世界ランキング1位のマルチナ・ヒンギス(スイス)が対戦、ヒンギスがシャラポワを圧倒し、4年ぶりに決勝へ進出した。

  ヒンギス2(6−3,6−1)0シャラポワ

<コメント> 
 テレビで放映されていたので、見ていましたが、これが3年間全く試合に出ていなかったプレーヤーなのかと驚くくらいヒンギスは洗練された「 大人のテニス」をしていました。

 第1セット途中までは、互いのサービスゲームをキープすると言う一進一退の展開でしたが、第8ゲームでヒンギスがブレークすると、後はヒンギスの一方的な試合展開でした。
 シャラポワは、終始右へ左へ走り回らされついていくのが精一杯だった感があります。パワフルなサーブも余り効果が無く、今日のところはヒンギスの引き立て役でしたね。

 この後の全仏、全豪、全米での再戦が見ものです。こちらの方が本気モードになるでしょうから・・・。





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posted by スポーツ職人 at 09:50| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(3) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする