2099年12月31日

ブログリニューアルに関するお知らせ

  当ブログにアクセスして頂き有難うございます。  

  このブログを立ち上げたのが、確かトリノ五輪が行われた2006年1月。もうすぐ丸4年を迎えます。これまで様々なスポーツ(と言ってもサッカー、野球、競馬が中心でしたが…)の結果を取り上げ、拙い文章ながらも何とか頑張ってコメントを書いて来たつもりです。

  今回、気分を一新したいと思い、年が変わるのを機に当ブログを一旦閉鎖し、新たにブログを立ち上げたいと思います。

  1月以降、以下のタイトル、URLにて国内外のスポーツの結果やコメント、そして余裕があれば世の中の出来事について書きたいと考えています。新ブログは1月から始める予定ですが、最初の内は移行期間として両方に同じ記事を掲載するつもりです。似たようなタイトルのTBを送る場合もありますが、ご容赦下さい。完全移行の後も当ブログは一部ブログパーツを除き残しておきますが、TB、コメントの受付は致しませんのでご了承願います。 

  突然の発表ですいませんが、今までTBなどでお付き合い頂いた方々に感謝申し上げると共に、引き続きご愛顧の程、宜しくお願い致します。

  それと相互リンクされている方、ブックマーク登録されている方はお手数ですがURL等の変更をお願いします。(現在、相互リンクされているブログについては、新ブログでも引き続きリンクします。)
 
  それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。 
 

◎新ブログタイトル
 不定期更新のスポーツニュース201X (ちょっと時事ネタも) 
◎新ブログURL
 http://renewal-sports2010.seesaa.net/
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相互リンク募集のお知らせ

 当ブログでは相互リンクして下さる方を募集しております。
ご希望の方は、各記事のコメント欄にご記入下さいますよう
宜しくお願いします。
  
posted by スポーツ職人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(30) | TrackBack(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月01日

謹賀新年!!

   旧年中は、当ブログをご愛顧頂き有難うございます。先日お伝えした通り、近日中に当ブログでの更新を終了し、新たに立ち上げた以下ブログで引き続き記事を掲載したいと思います。引き続き、以下ブログへアクセス下さるよう宜しくお願い致します。

◎新ブログタイトル
不定期更新のスポーツニュース201X(ちょっと時事ネタも) 


◎新ブログURL
http://renewal-sports2010.seesaa.net/ 


それでは、2010年が皆様にとって良い1年でありますように…。

posted by スポーツ職人 at 21:30| Comment(14) | TrackBack(25) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

4年に一度の檜舞台へ… 本格化する代表権争いの行方は?【スピードスケート 五輪代表争い】

〜スポーツナビ より〜
  スピードスケートのW杯前半戦が13日閉幕のソルトレークシティー大会で終了し、日本勢は個人種目で男子の加藤条治と長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)、女子の小平奈緒(相沢病院)、吉井小百合(日本電産サンキョー)の短距離陣に、女子3000メートルの穂積雅子(ダイチ)を加えた計5選手が来年2月のバンクーバー五輪代表に決まった。
 日本スケート連盟は、前半戦5大会のいずれかのレースで3位以内に入ることなどを代表内定の条件としており、W杯総合成績8位以内を満たして代表入りした吉井以外の4選手は今季、それぞれ表彰台に立った。
 加藤と長島は500メートルで、小平と吉井は500メートル、1000メートル2種目の出場権を得た。 

<コメント>
  来年2月にカナダのバンクーバーで行われるウインタースポーツの祭典、冬季オリンピックに向けて各種目で代表が決まり始めている。フィギュアスケートやスキーモーグルに続き、メダルの期待が懸かるスピードスケートでもW杯前半戦の成績での代表内定の条件をクリアし、カルガリー行きのチケットを獲得した選手が現れた。この後、年末に長野で行われる代表選考会を経て全ての代表が決まる。
  前回のトリノ五輪では期待されながらメダルに手が届かなかったスピードスケート。残った代表枠に誰が滑り込むのか。そしてバンクーバーの地で日の丸を掲げる事が出来るのか。4年の一度の檜舞台を目指す戦いは、佳境を迎えようとしている。











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2009年12月10日

戦いの場に加わる者、去る者、居続ける事を決断した者!! それぞれの次へのステップ!! 【プロ野球など 去る者来る者etc】 

  今年も残りあと僅かとなった。WBC連覇や岡田ジャパンのW杯出場など熱戦が繰り広げられた2009年。
  今回は、惜しまれながら戦いの舞台から去る者、新たにその場に加わるもの、そして年齢など関係なく戦いの場に居続ける事を決断した選手について書きたいと思う。


【球界に衝撃が走った電撃的な引退】
   戦う事を許される者の枠が決まっているプロという名の戦場。毎年の光景だが、新たに戦いの場に来る者がいれば、その分弾き出される者も出てくる。今年も華やかな舞台で活躍し続け惜しまれつつ去る者がいる一方で、多くの選手が志半ばでグラウンド等を去って行く事になる。

  その中で昨日発表された阪神、赤星選手の引退は衝撃的な出来事だった。ダイビングキャッチの際に首を痛めて戦列を離れた事はニュース等で知っていたが来シーズン、グラウンドに戻って来ると思っていた。まさか生活に支障を来たすほどの重傷だったとは・・・。記者会見で見せた無念さが印象的だった。
  プロ野球選手としては恵まれた体ではなかったが、足を武器に体の大小は関係ないと言わんばかりに、ガッツ溢れるプレーで存在感を十分見せ付けた。とにかく赤星選手ほど塁上にいるだけで、相手に神経を使わせる選手はここ最近いなかったように思う。
 
  これからの人生が長いと思うので、まずは体調を万全にして第二の人生を歩んで欲しい。(出来れば野球界で・・・。)

 
【40代になって、なお現役にこだわる「あの選手」】
  種目にもよるがプロのスポーツ選手にとって40代になって現役でいられる事は奇跡に近い。普段の生活で余程、節制しないと難しいと思う。
  今秋、去就が注目されたJリーグ、前ジュビロ磐田の中山選手とプロ野球、前横浜の工藤投手は、まだ燃え尽きたと感じていないのか、来シーズンも現役を続ける事を表明した。工藤は古巣の西武に落ち着き先が決まり、中山もJ2の横浜FCなどからオファーがあるようだ。今日行われたトライアウトでも精力的な動きを見せていた。果たして、ゴンとカズのツートップは実現するのか。世界に出ようと苦闘していた10数年前の頃の代表の匂いがする。

【新たに「戦場」に加わる者】
  プロ野球は、ドラフトで指名された選手の仮契約も一通り終了し、各球団の入団発表会が行われている。今年、高校野球界を沸かせ、西武から指名された菊地投手(花巻東高校)も先日入団会見を済ませ、いよいよプロの荒波に出る事になった。まずは早く一軍に上がる事が目標と謙虚な姿勢を見せたが、果たしてどんなパフォーマンスをファンの前で披露するのか。また他の新人選手の中で誰がいち早く表舞台に出て来るのだろうか。









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2009年12月01日

ゴルフに相撲にボクシング… 話題の人、渦中の人の活躍ぶりは…?  【週末のスポーツいろいろ】

  ここ最近、記事の内容が競馬とサッカーに偏っているので、今回はこれら以外のスポーツの結果について取り上げたいと思う。という訳で、週末行われたスポーツの内、男子ゴルフ大相撲、そして因縁の対決と騒がれたボクシングの結果を取り上げる。



【史上最年少の賞金王か?それとも奇跡の大逆転か?…男子ゴルフ】
  カシオ・ワールドオープン最終日(29日・高知県Kochi黒潮CC=7300ヤード、パー72)賞金ランキングトップで、首位タイからスタートした石川遼は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算18アンダーの270で2位だった。一方、石川と賞金王の座を争っている池田勇太は10アンダーで19位だった。
  この結果、賞金王争いは最終戦の日本シリーズJTカップに持ち越され、池田選手が逆転で賞金王となる為にはJTカップで優勝する事が条件となる。
<コメント>
  一時は僅かの差でデッドヒートが繰り広げられていた石川、池田選手による賞金王争い。しかし、手首の負傷等、満身創痍の池田選手に対し、シーズン終盤になっても大崩れしない石川選手。その差はみるみる広がり(やく2,400万円差)、石川選手が史上最年少での賞金王に手が届きかけている。池田選手が逆転するには、最終戦となる日本シリーズで優勝するしかない。賞金ランク上位の選手のみ出場が許される最高峰の大会で、果たして女子ゴルフのような奇跡は起きるのだろうか。


【白鵬の一人舞台だった一年納めの九州場所 そしてあの力士の再起は?…大相撲九州場所】
  大相撲九州場所は29日千秋楽を迎え、既に優勝を決めていた横綱白鵬が朝青龍を下し、12度目の優勝を全勝で飾った。
  一方の朝青龍は今年、本割で白鵬に一度も勝つ事が出来なかった。来場所の成績次第で再び進退問題が浮上しそうだ。
<コメント>
  両横綱が全勝で後半戦を迎えたが、朝青龍が息切れし終わってみれば白鵬の強さが際立った一年納めの場所だった。
  それよりもクローズアップされたのが、大関を陥落する事になった千代大海。来場所10番勝てば復帰出来る事から現役を続け大関復帰を目指すと言う事だが、最近の成績を見るとハードルはかなり高いような気がする。まさに相撲人生最大のピンチと言える状況で迎える来場所。果たしてどんな相撲を見せてくれるのだろうか。


【国民のおよそ2人に1人が見た「因縁の対決」…ボクシングWBCフライ級タイトルマッチ】
   世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦が29日、さいたまスーパーアリーナで行われ、挑戦者の亀田興毅(23)=亀田=がチャンピオンの内藤大助(35)=宮田=に判定勝ちし、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級に続く2階級制覇を達成した。2階級制覇は日本のジムの所属選手では史上7人目。
<コメント>
  テレビの視聴率から察するにおよそ2人に1人は見ていた事になる因縁の対決。小生は試合を見なかったので、試合の内容についてはコメント出来ないが、何はともあれ新チャンピオンとなった亀田選手は、これからチャンピオンとしての品格が問われる事になる。一度付いてしまったダーティーなイメージを払拭するのは、並大抵の努力では出来ない。(これまで様々なバッシングを受けて来た本人が一番分かっているとは思うが…。)
  以前のように天狗にならずに謙虚な姿勢を持ち続ける事が、本人が望む「尊敬されるボクサー」となる唯一の方法だろう。言葉だけでなく本当に「尊敬されるボクサー」となれるよう願いたいものである。

  最後にゴルフでのカート事故、ボクシングでの採点結果公表の隠蔽を図った某テレビ局には猛省を促したい。












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2009年11月22日

記事更新再開に関するお知らせ

  当ブログにアクセス頂き有難うございます。

  左足の怪我により記事更新を一時休止しておりました。ギプスが外れるには、もう少し時間が掛かりそうですが、順調に回復している為、近日中に記事更新を少しずつ再開して行きたいと思います。
  最初は、来週行われる競馬のジャパンカップの予想か或いは先日、出場国が出揃ったサッカーのワールドカップ予選の雑感を書こうと考えています。
  
  今後とも、当ブログを宜しくお願い致します。
 

posted by スポーツ職人 at 12:12| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

ブログ一時休止のお知らせ

  いつも当ブログにアクセスして頂き有難うございます。

  先週の金曜日に会社に出勤する途中、不慮の事故に遭い、左足を負傷してしまいました。(膝のサラにヒビが入っている状態です。)
  入院するほどではありませんが、体調の回復に努めたい為、当ブログの更新を一時休止したいと思います。

  体調が戻り次第、復帰したいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
posted by スポーツ職人 at 20:53| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

世界最高峰の舞台から消え行く「日本ブランド」!!  【F1 トヨタ撤退】

〜スポーツナビ より〜
  トヨタ自動車が、自動車レースの最高峰F1世界選手権から2009年限りで撤退する方向で最終調整を進めていることが4日分かった。同日午後にも発表する。
  トヨタは2002年からF1に参戦。レースを統括する国際自動車連盟(FIA)とは2012年まで出場する協定を結んでいたが、今期で2期連続となる赤字業績の立て直しを優先するため、数百億円の参戦費用がかかるとされるF1からの撤退を決めた。今後、F1チームの譲渡先を探すとみられる。
 F1をめぐっては、ホンダが昨年限りでレースから撤退したほか、今月にはブリヂストンも来年限りでタイヤ供給をやめると発表しており、日本勢が完全に撤退することになる。
 トヨタは今年7月に、子会社が運営する「富士スピードウェイ」(静岡県小山町)でのF1レースを2010年以降は開催しないと表明していた。 

<コメント>
  昨年、F1の舞台からホンダが撤退し、残ったトヨタの動向が注目されていた。当初はF1参戦を継続すると表明していたが、やはり不況と言う時代の波には勝てなかった。

  最近、ハイブリッド車の登場で売上が上向きかけているとは言え、F1マシンに掛かる莫大な開発費や運営費を会社として見過ごす訳には行かないと言う事なのだろう。参戦後は優勝こそ出来なかったものの何度か表彰台にも上がり、将来有望なドライバーも現れているだけに残念である。
  
  更にタイヤ供給で独占契約を結んでいるブリジストンも、来季で契約が切れるのに伴いその後は契約を更新しないと発表している。(新たなタイヤメーカーを探す必要があると言う点でこちらの方がFIAにとっては痛手なのかも知れない。)また、他のカテゴリー(世界ラリー選手権など)でも日本の自動車メーカーが次々と撤退する事を表明しており、モータースポーツの最高峰であるF1からの撤退と併せて、世界のモータースポーツの舞台から「日本ブランド」の灯火が完全に消えようとしている。

  日本の自動車業界は今、コスト削減、環境への配慮にどう取り組むかが問われている。それらの対極にあるF1で今後「日本ブランド」が再び名を連ねる日は訪れるのか。現在の自動車業界を取り巻く環境等を考えると、クリアすべきハードルはかなり高いような気がする。














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2009年10月25日

長いトンネルを抜け出せるか?試練が続くプリンセス!!  【フィギュアスケート女子 ロシア杯】

〜スポーツナビ より〜
  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯最終日は24日、モスクワで行われ、女子で安藤美姫(トヨタ自動車)が3シーズンぶり2度目のGP優勝を果たし、浅田真央(中京大)は5位だった。浅田はGP通算14戦目で初めて表彰台を逃し、12月のファイナル(東京)進出は厳しくなった。
 安藤はフリーの序盤に2回転半とのコンビネーションで跳んだ3回転ジャンプで転倒したが、その後を手堅くまとめ、合計171・93点で前日のショートプログラム(SP)3位から逆転した。SP6位の浅田は2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が転倒と回転不足に終わり、フリー5位で合計150・28点にとどまった。

【女子GPシリーズロシア杯最終結果】
1安藤美姫(日本)      171.93(SP3位 FS1位)
2アシュレイ・ワグナー(米国)163.97(SP5位 FS2位)
3アリーナ・レオノワ(ロシア)160.06(SP4位 FS3位)
4アリッサ・シズニー(米国) 158.30(SP2位 FS4位)
5浅田真央(日本)      150.28(SP6位 FS5位)

<コメント>
   来年行われるバンクーバー五輪を控える大事な今シーズン。その開幕戦となるGPフランス大会でライバル、キム・ヨナ選手に大差を付けられ、今回のロシア大会での出来が注目された浅田選手だったが、ジャンプの失敗が響き5位に終わりライバルの背中がますます遠のく結果に終わった。
  昨日放送されたSPでの演技を見たが表情が硬く、昨年までのような躍動感がない。もっと平たく言えば元気がないように見えた、と言うのが率直な感想である。これまで彼女の代名詞だったジャンプが、ルール変更などの影響もあって昨シーズン辺りから逆にネックとなっており、今シーズンもそれを引きずっているのだから無理も無いのだが、かなり深刻な状況のような気がする。メンタル的な事が不調の原因のようで、練習では出来ても本番で上手くいかないと言う悪循環。このまま金メダル獲得と言う周囲の期待に押し潰されてしまうのだろうか。
  反対に安藤選手はオリンピックへ向けて好スタートを切ったと言えるだろうか。思えば、前回のオリンピックでは浅田選手のような立場だった安藤選手。悩める後輩をどう見ているのだろうか。

  長いトンネルを抜け出せない浅田選手。ただ、課題がはっきりしている事とグランプリファイナル出場が厳しくなった事でターゲットが1つに絞られ、そこに向けて少ないながらも自分を見つめ直す時間が取れるのは救いだろうか。(その前にバンクーバー行きのチケットを得る必要があるが・・・。)
  オリンピック前哨戦となるであろうグランプリファイナルに出場出来くなれば、大きなマイナスだが今の状態で試合をこなしても急激には良くならないだろう。オリンピックまでに課題を克服し、元気な姿を見せて復活して欲しい。











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2009年08月18日

人類はどれだけ速く走る事が出来るのだろうか?   【陸上 世界陸上男子100m】

〜スポーツナビ より〜
  陸上の世界選手権第2日は16日、ドイツ・ベルリンで行われ、男子100メートル決勝でウサイン・ボルト(ジャマイカ)が9秒58の世界新記録で優勝した。これまでの世界記録は、ボルトが北京五輪で出した9秒69。タイソン・ゲイ(米国)が9秒71で2位、アサファ・パウエル(ジャマイカ)が9秒84で3位に入った。

【男子100m決勝結果】
1 ウサイン・ボルト(ジャマイカ)   9秒58  世界新記録
2 タイソン・ゲイ(アメリカ)      9秒71
3 アサファ・パウエル(ジャマイカ) 9秒84

<コメント>
  まさに驚愕の世界記録である。北京五輪で、それまでの世界記録9秒69を叩き出したボルト。その時、ゴール直前で流すシーンを見て近い内に9秒5台が出るだろうとは思っていたが、こんなに早い時期に世界記録を塗り替えるとは…。人間の肉体には限界があると思うのだが、100mにおけるその限界は一体どこにあるのか。今回の走りを見ていると、ロンドンオリンピックまでには9秒5を切るのではないだろうか。そんな事を予感させる走りだった。
  日本の100mの現状を見ると、これまでの最高記録は11年前に伊東浩司氏が出した10秒00。誰が9秒台を出すのか注目され続けている内に世界は9秒5台の争いに突入した。世界の潮流がとにかく早過ぎる。もはや9秒9台を出したとしても世界では戦えないだろう。
 9秒5台の世界記録誕生。この後、人類はどれだけ速く走る事が出来るのだろうか。そして日本の短距離界、特に100mは世界の早過ぎる潮流に流されて行ってしまうのだろうか。











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2009年07月30日

ラグビーブームは再びやって来るのか?  【ラグビー 2019年W杯日本開催】

〜スポーツナビ より〜

  国際ラグビーボード(IRB)は28日、ダブリンで理事会を開き、日本を2019年ワールドカップ(W杯)の開催地に決めた。W杯のアジア開催は初めて。日本は11年大会に立候補してニュージーランドに敗れており、2度目の挑戦で招致に成功した。15年大会はイングランドに決まった。
  2015年と2019年の両大会を対象とした今回の招致争いでは、大会を運営する「W杯リミテッド」(RWCL)が6月末に、15年はイングランド、19年は日本を開催地に推薦。理事会ではこのセット案を投票にかけ、賛成16票、反対10票で可決した。両大会にはイタリアと南アフリカも立候補していた。
 W杯は1987年の第1回大会から4年ごとに、欧州と南半球のラグビー伝統国・地域のみで開催が続いていた。日本は招致活動を通じてアジアを含む世界的な競技普及を訴え、6月にU−20(20歳以下)世界選手権を成功させるなど開催能力の高さもアピールした。
 日本ラグビー協会は東京、横浜、大阪など国内9カ所を会場候補とし、一部の試合を香港、シンガポールで実施する計画を示してきた。しかし決定後の記者会見で、海外の2会場についてはIRBと協議した上で再検討する可能性も示唆した。

<コメント>
  国際的なスポーツイベントとしてはオリンピック、サッカーW杯に次ぐビックイベントと称されるラグビーのW杯が、日本で開催される事になった。世界一流のプレーが間近で見られるとあってファンや関係者にとって、これほど喜ばしい話はないだろう。仮に2016年の夏季オリンピック、2018年或いは2022年にサッカーW杯も日本で行われる事になったら、「スポーツバブル」が訪れる感じさえする。

 ヨーロッパではサッカーなどと共に人気のあるスポーツであるラグビーだが、日本では人気が低迷し競技人口も減って来ているのが実情である。これまで強豪国でしか開催されなかったラグビーの世界一決定戦が、世界的に見ても強豪とは言えない、且つ、国内ではメジャースポーツとは言えない日本で開催される事は、ラグビーの国際化を促進させると言う意味では意義のある事だと思う。
 
  前述の通り人気低迷に歯止めが掛からない日本のラグビーだが、1980年〜1990年代前半、当時まだプロ化されていなかったサッカーよりも人気があった。特に早明戦では国立競技場が満員になる等、学生スポーツの花形的な存在だった。平尾、大八木(何れも同志社大)や堀越(早大)、吉田(明大)などスター選手も多かった。
  一方1987年からW杯が始まり、第1回大会からアジア代表として出場し続けている日本は、その都度世界との実力差を見せ付けられた。決勝トーナメント進出はおろか、1勝するのがやっとと言う状態で今日に至っている。更に国内では社会人と大学との実力差が開き、スター選手も少なくなった事やサッカーがプロ化された事も重なって、徐々に人気は下降線を辿って行った。

  上に書いた通り、国際的なビックイベントが日本で行われるのは喜ばしい事だが、多額の経費が掛かる事や、何よりこれまで世界に打ちひしがれて来た日本代表をどうやってレベルアップしていくのか。課題が多く手放しで喜べないのも事実である。
  これまでホスト国が予選敗退した例はないラグビーW杯。大会が成功するかどうかは、今後代表チームが世界と如何に対等に渡り合い活躍するかに懸かっている。限られた時間と人材の中でどうやって強化していくのか。その為に残されている時間は余り多くない。
  果たして1980年代のような「ラグビーブーム」は再びやって来るのだろうか。






日本ラグビー復活の鼓動

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  • 作者: 日本ラグビー狂会
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2006/12
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ラグビーワールドカップ2007 総集編 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東宝
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2009年06月28日

今度は実力で海外メジャーへの扉をこじ開けた「ゴルフ界の王子」!!  【ゴルフ  ミズノ・オープンよみうりクラシック最終日】

〜スポーツナビ より〜
  
  ミズノ・オープンよみうりクラシック最終日(28日・兵庫県よみうりCC=7230ヤード、パー72)全英オープン選手権の最終予選。石川遼は12番(パー4)で9打をたたくなど73とスコアを落としたが、前日からの首位を守り、通算13アンダーの275で今季初勝利、優勝賞金2600万円とともに7月の全英オープンの出場権も獲得した。
 石川はアマチュア時代の2007年に15歳で優勝したマンシングウェアKSBカップ、昨年プロ初優勝を果たしたマイナビABCチャンピオンシップに続き、ツアー通算3勝目。


<コメント>
  2008年に16歳でプロに転向した「ハニカミ王子」こと石川遼選手。長らく人気低迷が続いていた日本の男子ゴルフ界で、まさに救世主となり、彼の一挙手一投足に注目が集まっている。

  その石川選手。今シーズンは招待と言う形で海外4大メジャーの火1つであるマスターズに出場し、同じ大会に出場した片山晋呉選手から「今度は実力で出場するように」とアドバイスもされていた。

  マスターズ終了後、日本のツアーで今ひとつ波に乗り切れない成績が続いていたが、全英オープンの予選をを兼ねる今大会を制するあたり、やはり何かを持っている「大器」と言う事なのだろうか。それにしても優勝の懸かった最終日、12番(パー4)で9打を叩き貯金を使い果たしたものの、16番(パー5)でイーグル、18番(パー5)でバーディーを決めて後続を引き離すとは・・・。安定感に欠けると言うかギャラリーに魅せると言うか・・・。この辺が全英オープンやその後のツアーに向けての課題と言えるのだろうか。
  4月のマスターズでは予選突破出来なかった石川選手。実力で権利をもぎ取った全英オープンではどんなゴルフを見せる(魅せる)のか注目したい。  




石川遼のゴルフ上達日記

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  • 作者: 石川 遼
  • 出版社/メーカー: ゴルフダイジェスト社
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本




遼、走る―石川少年マスターズへの道

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  • 作者: 早瀬 利之
  • 出版社/メーカー: 元就出版社
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 単行本




石川遼に学ぶメンタルの極意

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  • 作者: 児玉光雄
  • 出版社/メーカー: 日刊スポーツ出版社
  • 発売日: 2009/03/14
  • メディア: 単行本





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2009年06月23日

世界記録より速い日本記録って?水泳界にも起きた「ねじれ現象」!!  【水 泳 世界記録公認問題】

〜 スポーツナビ より〜
   国際水泳連盟は22日、男子200メートル背泳ぎで入江陵介(19)=近大=が5月10日の日豪対抗(キャンベラ)でマークした1分52秒86のタイムについて、認可された水着を着用していなかったという理由で世界新記録に公認しなかったと発表した。
   入江はライアン・ロクテ(米国)が昨年の北京五輪で出した1分53秒94の世界記録を1秒08も上回った。しかし、3月に導入した水着の新規定に基づき審査した国際水連は、入江が着用したデサント社製水着は「空気をためる効果を発揮する構造をつくってはいけない」というルールに抵触するため認可しなかった。国際水連は3月から世界記録公認の条件に、認可水着の着用を追加し、入江の記録公認の結論を出していなかった。
  国際水連は22日、これより先に入江が着たデサント社製など、5月に認可せずに改良後に再提出された世界20社の計188タイプを認可したと発表した。
  この日の発表で、世界選手権(7〜8月・ローマ)で着用できる水着が出そろった。認可された水着はラベルが付けられ、競技前にチェックを受ける。入江は認可された水着を着用し、世界選手権で再びロクテの世界記録に挑むことになる。
  入江と同様に認可されなかった水着を着た、男子100メートル自由形のアラン・ベルナール(フランス)が4月に出した46秒94も世界記録に公認しなかった。  

<コメント>
  政治の世界では衆議院と参議院で与野党が逆転する、いわゆる「ねじれ現象」が起きて久しいが、水泳界でも世界記録より速い日本記録が誕生すると言う「ねじれ現象」が起きる事になった。

  北京五輪前から問題となっている水着。今回、入江選手は未認可の水着を着用して出した記録の為、国際水練は世界記録として公認しなかった。一方、日本水連はこの記録を公認した為、上に書いたような「ねじれ現象」が起きた。(但し、「未公認水着着用」と言う注釈を付けて混乱を避けるようであるが・・・。)
 
  何より複雑な心境なのは入江選手本人だろう。昨年、レザーレーサの水着が話題となった時、平泳ぎの北島選手が「泳ぐのは僕だ。」と言うようなフレーズがプリントされたTシャツを着て競技会場に姿を見せた事があったが、まさにその心境だろう。他に公認されなかったアラン・ベルナール選手(フランス)の陣営は、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てする可能性を示唆していると言う。
  入江選手も色んな思いはあると思うが、ともあれ7月に行われる世界水泳で着用出来る水着が出揃った訳だから、その場で再び世界記録を塗り替えるような泳ぎを見せて、正真正銘の世界チャンピオンである事を証明して欲しい。
  
  それと共に、記録を出すのはあくまでアスリート本人である。技術の進歩で選手が身に付ける道具がその一翼を担うのは仕方が無い事としても、道具が好記録の主な要因になる事はあってはならないと思うし、今回のような混乱が今後起きない事を願いたい。






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2009年05月10日

新「日本のエース」誕生!! 次のターゲットは表彰台のてっぺんか?  【水泳 日本人選手世界新記録樹立】

〜スポーツナビ より〜
  2012年ロンドン五輪に向けて始動した競泳日本代表の初の国際大会、第1回日豪対抗は10日、キャンベラのオーストラリア・スポーツ院(AIS)で行われ、男子200メートル背泳ぎで昨年の北京五輪5位の入江陵介(19)=近大=が1分52秒86の世界新記録をマークして1位となった。
  日本選手が世界新を出したのは、北京五輪男子100メートル平泳ぎ決勝の北島康介(日本コカ・コーラ)以来で、入江は北京五輪決勝でライアン・ロクテ(米国)がマークした従来の世界記録1分53秒94を1秒08も上回った。北島が今季の主要大会を欠場し、昨季限りで主力の多数が引退する中、新世代のエースとしての活躍を見せた。

<コメント>
  日本の競泳界は北京五輪終了後、それまで第一線で活躍して来た選手の多くが引退し、日本のエースとして世界に君臨した北島選手の去就もどうなるのか分からない状況となっている。ただ、3年後のロンドン五輪に向けて世代交代が進んでいるのは事実である。
  
  そんな中、北京五輪でこの種目5位入賞を果たし次世代のエースとして期待が懸かる入江選手。ここの所、世界記録に迫るタイムを次々と出していたが、ついにその壁を突破した。今夏行われる世界水泳を前に世界新記録を出した事は本人にとっても日本の競泳界にとっても明るい話題と言えるだろう。この大会は即時公認となる大会ではないので公認記録となるには時間が掛かると思われるが、それまでの記録を1秒以上上回る記録を叩き出した事で世界への強烈なアピールとなった。

  男子の背泳ぎは、ソウル五輪で金メダルを獲得した鈴木大地選手や最近では森田智己選手など世界と対等に渡り合って来た種目である。この後、マークが厳しくなる事が予想されるが世界水泳やロンドン五輪で表彰台の一番高い所に立てるよう精進して欲しい。







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2009年03月29日

【速 報】連覇もメダルも逃す!!  【女子フィギュアスケート 世界選手権】

【速 報】
  フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、ロサンゼルスで女子フリーを行い、日本人初の2連覇を目指した浅田真央(愛知・中京大中京高)は188・09点で4位だった。安藤美姫(トヨタ自動車)が190・38点で3位に入り、キム・ヨナ(韓国)が207・71点で初優勝した。

【世界選手権最終成績】
1位  キム・ヨナ(韓 国)   207.71 
(SP1位、FS1位)  
2位  ロシェット(カナダ)   191.29
(SP2位 FS3位)
3位  安藤 美姫(日 本)   190.38
(SP4位 FS2位) 
4位  浅田 真央(日 本)   188.09
(SP3位 FS4位)

※SP・・・ショートプログラム FS・・・フリー
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2009年02月27日

「複合ジャパン」復活の狼煙!!  【ノルディックスキー 世界選手権複合男子団体】

  ノルディックスキーの世界選手権第8日は26日、チェコのリベレツで行われ、複合団体の日本が逆転優勝し、今大会日本勢初のメダルを獲得した。複合団体の金メダルは荻原健司らを擁した1995年大会以来で、表彰台も7大会ぶり。
 エース高橋大斗(土屋ホーム)を外した日本は前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で加藤大平(サッポロノルディックク)が128メートルを飛ぶなど452・4点の5位につけた。後半距離(20キロ)は第1走の湊祐介(東京美装)から首位争いを演じ、加藤、渡部暁斗(早大)とつないで最終の小林範仁(東京美装)がゴール前でドイツ選手に競り勝った。

【複合男子団体結果】
1位:日本 - 48分32秒3
2位:ドイツ - 48分32秒3
3位:ノルウェー - 48分35秒9
4位:フランス - 48分49秒4
5位:オーストリア - 49分37秒3


<コメント>
  1990年代前半、アルベールビル、リレハンメルオリンピックで金メダルを獲得する等、世界を席巻した日本のノルディック複合。その後、クロスカントリーに比重を置くルールに改正された事や各国のジャンプのレベルが飛躍的に向上した影響もあって、1990年代後半から徐々に世界のトップから離され、オリンピックでも日陰の存在になりつつあった。当時の中心選手だった荻原健司氏は今や「先生」と言われる職に就き、河野、阿部氏は現ナショナルチームのコーチとして後進の指導に当たっている。

  今回の優勝を選手以上に喜んでいるのは、スポットライトを浴び注目された現役時代から低迷期までを知る河野、阿部両コーチかも知れない。地道に若手選手を強化した結果が報われた事は良かったと思うし、ようやく長いトンネルから抜け出したと言っても良いのではないだろうか。それにしても、写真判定にもつれ込んだゴール前の争いは競馬に例えると「ハナ差」。まさに壮絶だった。
 
  1990年代前半、世界のトップに君臨していた頃はジャンプで稼いだ貯金を維持するスタイルだった。その時とは違い、これまで長年弱点とされて来たクロスカントリーで強さを発揮し復活した。来年のバンクーバー五輪ではメダルが期待されるスケートなどの影に隠れると思われていたが、これでメダルの期待が高まる事だろう。果たしてオリンピックでも「複合ニッポン」の復活はあるのか。選手の今後の活躍に期待したい。





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2009年02月08日

迷える女王 答えを探し求める旅は続くのか? 【フィギュアスケート女子 四大陸選手権】

〜スポーツナビ より〜
 バンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねたフィギュアスケートの四大陸選手権第3日は6日、当地のパシフィック・コロシアムで女子の自由演技などが行われ、浅田真央(愛知・中京大中京高)は、176.52点で3位にとどまり、連覇は果たせなかった。この日の自由では1位となったが、ショートプログラム(SP)6位の出遅れが響いた。
 SP1位の金妍児(韓国)が自由3位ながら、189.07点で逃げ切って初優勝した。SP4位の村主章枝(AK)は6位、鈴木明子(邦和スポーツランド)は8位だった。


【四大陸選手権総合成績】
1位キム・ヨナ (韓 国) 189.07(SP1位 フリー3位) 
2位ロシェット (カナダ) 183.91(SP2位  フリー2位)
3位浅田真央 (日 本) 176.52 (SP6位 フリー1位)

<コメント>
  ジュニア時代から続く金選手と浅田選手のライバル対決。昨年行われたグランプリファイナルでは、金選手の母国韓国の地で浅田選手が逆転し優勝を収めたが、今季2度目となる直接対決は金選手が雪辱を果たした。
  
  今シーズン、グランプリファイナルでは2度のトリプルアクセルに成功したものの、ジャンプの精度を追求する過程の段階なのか全体的にジャンプで精彩を欠いている感のある浅田選手。怪我による調整不足もあって、今大会はSPで信じられないミスを連発し6位と出遅れた。だが、フリーで演技の構成を落とし安全策を取ったものの3位まで順位を上げたのは女王の意地だろうか。今大会は勝ち負けと言うよりも、現在の自分の位置を見極める大会。果たしてジャンプに悩む女王が、バンクーバ五輪の出場枠が懸かる世界選手権で確固たる答えを見つけ出して、五輪シーズンとなる来季に迷い無く繋げる事が出来るだろうか。

   一方、その浅田選手とは対照的に今シーズン好調な金選手。フリーの演技でジャンプに失敗したもののSPの貯金がモノを言って逃げ切った。バンクーバー五輪プレ大会と位置付けられた大会で勝てたのは大きな収穫である。怪我に悩まされたシーズンもあったが、第2のホームとなる練習拠点を置くカナダで行われるオリンピックに向けて、今は迷い無しと言ったところか。

  ライバル対決としてメディアがこぞって取り上げる2人の女王。真の女王を決めるオリンピックに向けて、ますますヒートアップしそうだが、どんなエンディングが用意されているのだろうか。





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2009年01月26日

帰って来たブルードラゴン!! 朝青龍劇場第2幕の始まりか?   【大相撲  初場所】

 大相撲初場所は25日千秋楽を迎え、本割で白鵬が朝青龍を破り14勝1敗で共に並んで横綱同士の優勝決定戦が行われた。その結果、朝青龍が本割の雪辱を果たすと共に復活優勝を成し遂げた。朝青龍の優勝回数は23回となり貴乃花の22回を抜いて歴代単独4位となった。
  大相撲春場所は3月15日から大阪府立体育会館で行われる。


【大相撲大関以上の成績】
朝青龍  14勝1敗
白 鵬  14勝1敗
琴欧州  10勝5敗
千代大海  8勝7敗
日馬冨士  8勝7敗
魅 皇   8勝7敗
琴光喜  2勝10敗3休

<コメント>
  場所前に沸き起こった限界説や引退騒動は一体何だったのだろうか。そう思わせるくらいとにかく強かった今場所の朝青龍。逆境を跳ね返す精神力の強さ、1番に懸ける集中力の高さにただただ驚くばかりである。
  本人も語っていたように初日に苦手としていた稀勢の里戦に勝った事が復活ドラマの引き金となった。それでも今場所の序盤は何とか勝ちを拾い切り抜けた。しかし日を追う毎に勝負勘が蘇って来たのか、徐々に本来の強さを取り戻していった。いや、以前よりも凄みを増した感じさえした。土俵上での振る舞いに苦言を呈する人はいるものの、横綱は少なくとも強くなければならない。品格はさて置き、横綱のプライドは15日間守り通した。
  また強さと言った点では、優勝こそ逃したものの本割で朝青龍の全勝優勝に待ったをかけた白鵬も称賛に値する。久々に横綱ががっぷり四つに組んだ大相撲本来の姿が見られた場所だった。
  しかし、朝青龍以上に喜んでいるのは実は相撲協会の関係者だろう。連日マスコミが書き立て、世間の注目を集めたのだから・・・。

  その一方で残念だったのは、いつもの事とは言え大関陣の不甲斐なさが目立った場所でもあった。後半になると星の潰し合いになるので、全員に好成績を求めるのは酷な話しだが、(大関の数が多いからこうなるような気もするが)カド番を行ったり来たりする姿は、厳しい言い方たが見苦しい。毎場所誰かが尻に火がついた状態である。長く在位するのも立派ではあるが、カド番の回数でふるいにかけるなど大関の数を絞り込んだ方が大関の価値を高める気さえするが、そう言った事は出来ないのだろうか。

  朝青龍の事に話しをに戻して、今回の優勝で貴乃花を追い抜いたが、この後どこまで回数を伸ばす事が出来るか。そして朝青龍が主演の劇場第2幕が開くのか。或いは白鵬始め、他の力士が主役の座を奪うのか。来場所の勝負の行方に注目したい。


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2009年01月18日

再び世界の檜舞台に立つ「ライジング・サン」!!その先に見えるものは果たして・・・? 【テニス 全豪オープン】

〜スポーツナビ より〜  
  テニスの4大大会今季第1戦、全豪オープン(19日開幕)の予選が17日、メルボルン・パークで行われ、女子シングルス3回戦で38歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)は、18歳のマリヤ・ミルコビッチ(オーストラリア)を7−5、6−1で下し、1996年の全米オープン以来、13年ぶりの4大大会本戦出場を決めた。
  19日に組まれた1回戦の相手は、第25シードで昨年の全仏オープンベスト8のカイア・カネピ(エストニア)となった。
  クルム伊達は昨年、12年ぶりに現役復帰。出場8度目となる全豪のシングルスで、94年に4強入りしている。シングルスにはこのほか杉山愛(ワコール)森田あゆみ(キヤノン)、男子の錦織圭(ソニー)が出場する。

<コメント>
  孔子の書いた「論語」の中に「40にして惑わず」と言う一文がある。現実には様々な事で迷う事ばかりの世代であるが、間もなくその世代に差し掛かるこの人は、現役復帰に際して迷いはなかったのだろうか。

  昨年、ツアーに復帰すると発表した時は世間をあっと驚かせた。かつて世界の一線級と渡り合っていたとは言え、約10年もの間プレーから遠ざかっており、一回りも若い選手相手にどこまでやれるのか、その挑戦を訝しがる声もあった。しかし、蓋を開けてみれば出場した各大会で若手の選手を次々と破ると11月には全日本テニス選手権も制して健在ぶりをアピールし、ついに世界への扉へをこじ開けた。

  勝利を期待されプレッシャーと戦い続けた過去と違って勝つ事、そしてテニスを楽しんでいるように見える伊達選手。再び立つ世界の檜舞台でどのような戦いを見せるのか。そして、その先に見えるものとは果たして何か。伊達選手のこれから挑戦に注目すると共に全豪オープンでの活躍に期待したい。





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