2007年06月10日

バスケの撫子に訪れた最大の試練  【バスケットボール 女子アジア選手権】 

  バスケットボールの女子アジア選手権は9日、韓国・仁川で準決勝が行われ、予選2位の日本は同3位の中国に62−74で敗れこの大会での北京五輪出場権獲得はならなかった。準決勝のもう1試合韓国−台湾は80−70で韓国が勝ち、決勝へコマを進めた。この時点で中国以外のチームで最上位となり、4大会連続の五輪出場が決定した。尚、敗れた日本と台湾は来年6月に行われるオリンピック世界最終予選に出場し北京行きのキップを目指す事となった。

<コメント>
 バスケットボール女子日本代表のオリンピック出場に赤信号が灯った。
 アジア大会での五輪出場枠が僅か1つと言う事で厳しい戦いが予想されていたが、予選リーグの初戦で中国に勝ち波に乗るかと思われた。だが、予選最終戦となったライバル韓国に完敗し、準決勝でも予選で勝った中国の厚い壁にはね返された。
 
 これで北京五輪出場の行方は世界最終予選へ持ち越しとなった。出場12チームの内、北京へ行く為のキップは5枚。今度は世界の高さを相手にしなければならない。アジア選手権以上に厳しい戦いが待ち受けていると思われる。世界最終予選でアジア勢が過去好成績を残していない事がそれを物語っている。
 この日の中国戦で露呈した高さに対する弱さ。その対抗策を見い出す事が出来なければ5枚の内の1枚を得る事は出来ないだろう。その対抗策を見出すまでに与えられた期間は1年。長いようであっという間にその日はやって来る。果たしてこの課題をクリアする術を見い出す事が出来るだろうか。バスケットボールの撫子に最大の試練が訪れた。試合後に流した悔し涙が1年後、嬉し涙に変わる事を期待したい。








banner_03.gif
→お読み頂き有難うございます。ポチッと一回押してみて下さい。お願いします。    
posted by スポーツ職人 at 06:19| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(3) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月03日

僅か1つのイスを巡る争い  【バスケットボール  女子アジア選手権】

  来年行われる北京五輪の出場権を争うバスケットボールの女子アジア選手権が3日、韓国で開幕し2大会連続の五輪出場を目指す日本代表は中国と対戦し72−67で破り初戦を白星で飾った。この大会で中国を除く最上位のチームが五輪出場権を獲得する。


<コメント>
 北京五輪の出場権を懸けた戦いが始まり、日本は強敵中国を破り上々のスタートを切った。本来、中国を破れば「金星」と書きたい所だが、オリンピック出場権が既にある中国はどうやら若手主体でこの大会に参加しているようなので「金星」とまでは言えない。が、とにかく初戦をモノにした事で波に乗っていけるだろう。この大会の前に実施されたニュージーランド遠征で好感触を得て乗り込んだ韓国・仁川の地。この勢いを最後まで維持出来るかどうか。本当の戦いはこれから始まる。

 北京五輪行きのキップは僅か1つ。アジアの強敵中国が開催国という事で既に出場権があるものの、毎回接戦を演じている韓国や台湾など、越えるべきヤマは多い。仮にこの大会で出場権を得られなくても最終予選があるが、高さで劣る日本としては是非この大会で出場権を得たい所だ。
  
 
 前にも書いたが、最近の日本バスケ界は予算を巡り裁判沙汰になるなど明るい話題が余り無い。7月に徳島で行われる予定の男子アジア選手権の開催さえ危ぶまれている。ファンの方を向いているとはとても思えない協会のやり方には疑問を感じるが、選手には関係の無い事である。今回戦っている選手が頑張ってオリンピックの出場権を獲得し、日本で待っているファンを喜ばせて欲しいものである。


banner_03.gif
→お読み頂き有難うございます。ポチッと一回押してみて下さい。お願いします。 
posted by スポーツ職人 at 23:21| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(2) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

五輪出場どころではない日本の男子バスケ!!  【バスケット 転籍問題】

〜スポーツナビより〜  
 バスケットボール男子のプロリーグ、bjリーグの河内敏光コミッショナーは20日、スーパーリーグのオーエスジーから加入申請書が届いていることを明らかにした。オーエスジーは2008〜2009年シーズンをめどにbjリーグへの転籍を検討しているが、同コミッショナーは「ほかにも10チームほど申請があり、(どこを承認するかは)東西の地域バランスをみて決める」と語った。
 bjリーグは来季の2007〜2008年シーズンは福岡と沖縄を加えた10チームで行い、2008〜2009年は12チームまで拡張して運営する方向となっている。 

<コメント> 
  日本の男子バスケットボールの組織は大きく分けて日本協会とbjリーグと2つに分かれ対立関係にある。今夏徳島で行われるアジア選手権兼北京五輪アジア予選にbjリーグの選手は招集されていない。と言うより今まで日本代表候補に選ばれた事が無いし、今後もその方だろう。
 
  bjリーグはバスケットの普及と選手のプロ化、そしてJリーグのような地域に根ざす事を理念に掲げ2004年に立ち上がった、歴史の浅い組織で、現在8チームが所属しており来季は福岡と沖縄を加え10チームなる予定である。現在、プレーオフ真っ最中である。元々、日本リーグに所属していたアルビレックス新潟やそこでで活躍していた選手も多く所属している。

  一方、日本協会傘下のスーパーリーグは来季から名称を日本リーグに戻して完全プロ化を図る方向であるが機運が高まらず、暗礁に乗り上げているのが実情でその方向性は見出せていない。当初、チームが所属する企業や協会役員がプロ化に反対した事で、前述のアルビレックス新潟は、それに業を煮やして脱退したと言う経緯があり、今回のオーエスジーがそうなれば2例目となる。ちなみにオーエスジーは地域密着を図りたいと言うチームの理念と協会の理念にずれが生じた為と言うのが理由のようである。一応、スーパーリーグ(後に改称される日本リーグ)もホームタウンを掲げてはいるのだが、bjリーグほど強調されていない。

  昨年夏、日本で選手権が行われこれでバスケットへの関心が高まるかと思われたが、日本代表が目立った活躍が出来なかった上にメディアも余り大きく取り上げなかったので、開催前と後で何も変わらなかった。逆にそれが一因で昨年度赤字を計上する事となって、評議員会が一時紛糾しアジア選手権開催も危ぶまれると言うお家騒動まで起きてしまった。

  1976年のモントリオール以来、日本男子はオリンピックに出場していない。五輪出場は関係者の長年の悲願である。ちょうどサッカーがW杯出場を悲願した1980年代後半から90年代前半の状況に似ている。サッカーは企業チームを説得し、プロ化を果たし、W杯にも出場して成果を上げている。一方、バスケ界はリーダーシップを取れる人材がおらず右往左往しているように見える。これでは代表の強化や五輪出場はままならない。特に北京五輪予選はそれまで常に頭の上に重くのしかかっていた中国が開催国枠での出場となるので予選突破のまたとないチャンスなのだが・・・。 
  
  小、中、高校でのバスケット人気が低いとは決して思えない。良い選手が育つ下地はあるのだから、ピラミッドのトップが1つになり方向性をしっかり示さないと、せっかくの下地が台無しになってしまう。対立関係にある2つの組織とも、日本のバスケットボールが世界に出て活躍すると言う願いは同じだと思う。一度こじれてしまった関係を修復するのは時間が掛かるかもしれないが、1つにまとまる或いはもっとお互い交流できるような環境を作って、今バスケットボールをやっている或いはこれからやりたいと思っている若い世代に夢を与えて欲しいものである。







banner_03.gif
→お読み頂き有難うございます。ポチッと一回押してみて下さい。お願いします。
posted by スポーツ職人 at 05:42| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(1) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月08日

留学生に負けるな、日本の高校生!! 【高校バスケット男子  新チームの展望A】 

  高校バスケットボール男子新チームの動向を追うシリーズの2回目。今回は北信越、東海、近畿地区について調べてみた。

【北信越】
  既に北信越大会が終了しており、北陸(福井)が順当に優勝した。昨年のインターハイを制し、ウィンターカップでも準優勝している。今や全国のトップクラスと言っても過言ではないだろう。果たして今年はどんなチームに仕上がるのか、今から楽しみだ。
  また、決勝でその北陸に敗れた新潟商(新潟)と以前その新潟商を全国で戦えるチームを作り上げた監督が率いる高志(新潟)の新潟対決も見ものだ。新人戦の県大会地区予選では高志が、県大会では新潟商が勝ち名乗りを上げている。一冬越してそれぞれどんなチームになってインターハイ予選等で相まみえるのか興味深い。


【東 海】
 東海大会は17日から浜松市で行われる。 
三重県を除き、県大会が終了しており東海大会に出場するチームが決定している。安城学園を始め県大会で常に上位に顔を出す高校が順当に勝ち進んでいる。注目は久々に岐阜県を制した岐阜農林と、ここ数年静岡の頂点に君臨していた飛龍を決勝で僅差ながら下し、その座を奪った藤枝明誠。前者はかつて全国大会でも上位に名を連ねた事もある古豪、そして後者は中国からの留学生を擁して県大会を制した新興の高校である。


【近 畿】
 近畿大会は17日から和歌山県で行われる。大会に出場する各府県の代表校は既に決まっており、ウィンターカップで優勝した洛南(京都)、ベスト8に進出した光泉(滋賀)等が出場する。ウィンターカップで優勝し、今年は追われる立場となった洛南が代が替わってどんなチームになるのか注目したい。



banner_03.gif
→お読み頂き有難うございます。ポチッと一回押してみて下さい。お願いします
posted by スポーツ職人 at 23:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

留学生に負けるな、日本の高校生!! 【高校バスケット男子  新チームの展望】 

  今日は久々に高校バスケットについて取り上げてみたい。
  ウィンターカップも終わり、各高校は新チームに移行している。地区によっては既に都道府県大会及びブロック大会が終了している所もある。
  昨年も男子高校バスケ界を席巻した留学生パワー。今年もその勢いは止まらないのか。
  今回は各地区、現在の状況を追ってみた。第1回目は北海道、東北、関東・東京。 

【北海道】
  道大会は9日から行われる。組合せを見て驚いたがかつて北海道の高校バスケット界をリードしてきた東海大四がこの大会はノーシードである。札幌地区予選でその東海大四を破った札幌東がシードされていた。本番までにはキッチリ仕上げてくると思うが果たしてどのような戦いを見せるか。
 優勝争いはここの所、東海大四に代わって北海道代表として全国大会に名を連ねている大麻と昨年末に行なわれたウィンターカップに初めて出場した恵庭南が中心になると思われる。

【東 北】
  既に東北大会が終了しており、昨年と同じカードとなった決勝は能代工が明成(宮城)を破り東北一の座を守った。昨年は外国の留学生の高さに泣かされ続け無冠に終わった能代工。全国の舞台で果たして復権なるか。
  一方、昨年1、2年生のみのメンバーながらウィンターカップでベスト8に勝ち進み旋風を巻き起こした明成。3学年全てが揃う今年、トップクラスの高校にどれだけ迫れるか。

【関東・東京】
 関東大会は10日から茨城県で開催される。優勝争いの中心は、有力校が多い地区を勝ち抜いた埼玉、千葉、東京、神奈川のチームか。京北(東京1位)や市立船橋(千葉1位)、それに地元開催で活躍が期待される土浦日大(茨城1位)の戦いぶりに注目したい。

〜観戦記〜
 去る1月14日、駒沢体育館で行なわれた新人戦東京都大会決勝リーグ、八王子×世田谷学園を観戦した。留学生を擁し高さのある八王子に対し、早い攻撃と外のシュートが武器の世田谷学園がどのような試合運びをするか興味を持って見ていたが、新チームになってからの期間が長い世田谷に一日の長があった。とにかくアウトサイドからの3Pシュートが良く入っていたと言うのが率直な感想だ。インサイドの攻撃はまだこれからと言った感があるが(或いは今大会は高さに対し外の攻撃がどこまで通用するかがチームのテーマだったのかも知れないが)、まだ十分に時間はある。高さのあるチームに対し、インサイドで攻める事が出来ればオフェンスの選択肢が広がり先々楽しみなチームである。
 一方、ウィンターカップで活躍した八王子は新チームに移行してから日が浅いと言う事もあってチームで相手を攻略すると言うよりは個々の能力だけで試合をしていたと言う感じがした。チーム作りはこれからなのだろう。また、現段階では留学生の高さも十分に生かされておらず持て余しているという印象を受けた。今後、その高さが封じされた時にどう攻めるかが課題と思われる。ただ留学生の高さが今後うまく機能すれば昨年同様、他チームにとって脅威となる事は間違いなさそうだ。
  
 ここ数年、東京の上位8〜10校はほぼ顔ぶれが変わっていない。東京に限らず他でもそのような傾向にある道府県は決して少なくないが・・・。

 各大会、決勝リーグに進む4校と順位決定戦に回る4校、それに続くベスト16辺りのチーム間でそれぞれに壁があるような気がする。この壁を突破して上位層に風穴を開けるような学校が出てくれば、東京の高校バスケットも更に盛り上がるのではないかと思った。 



banner_03.gif
→お読み頂き有難うございます。ポチッと一回押してみて下さい。お願いします!!

posted by スポーツ職人 at 00:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月23日

笑顔で正月を迎えられるチームはどこか? 【高校バスケット ウィンターカップ】

  年末年始は、サッカー、ラグビー等で高校の全国大会が行われるが、その先陣を切る形で24日から第37回全国高校バスケットボール選抜優勝大会(通称:ウィンターカップ)が東京体育館で行われる。

 この内、男子はインターハイで優勝した北陸(福井)や準優勝だった洛南(京都)を中心に、今シーズン未だ無冠の高校バスケ界の雄、能代工(秋田)や予選でライバル福岡第一を破った福岡大大濠(福岡)、留学生を擁する延岡学園(宮崎)等が虎視眈々と優勝を狙っている。地元、東京代表の京北八王子はどんな戦いをするのか。両チームとも比較的厳しい組合せとなったが、それぞれ持ち味である速攻(京北)や留学生を生かした高さ(八王子)が発揮出来れば、上位進出も可能と思われる。

 また、本紙で何度か取り上げた明成(宮城)がいよいよそのベールを脱ぐ。かつて、仙台高校を優勝に導いた名将佐藤久夫監督が久々の全国大会でどのような采配を振るうのか注目したい。

 今年は男子の世界選手権が日本で開催されたが、ファイナルラウンドに進む事が出来ず、先日行われたアジア大会でも思うような成績を残す事が出来なかった。悲願の北京五輪出場へ、明るい話題が無いに等しい日本の男子バスケ界であるが、是非この大会から救世主となるような選手が現れて欲しいものである。

◎組合せはこちら
http://www.wintercup.jabba-net.com/2006/bracket.html?mw=1  



banner_03.gif
→お読み頂き有難うございます。ポチッと一回押してみて下さい。お願いします!!
posted by スポーツ職人 at 04:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

いよいよベールを脱ぐエリート集団  【高校バスケット】

 以前、本紙で何度か紹介した宮城県の明成高校。
 インターハイ予選で苦杯をなめたエリート集団がウィンターカップ県予選を勝ち抜き、12月下旬に東京で行われる本大会に宮城県代表で出場する事が決まった。

 この予選ではないが先日帰省した際、別な大会でたまたま試合を見る事が出来た。スピード、高さとも申し分なく、個々の能力の高さは噂どおりだった。またコート上の選手が良く動き、40分通して走り続ける事が出来るスタミナにも驚いた。   

 監督は、かつて仙台高校を率い全国優勝を成し遂げた事もある佐藤久夫氏。外国の留学生が席巻する高校バスケットだが、久々の全国大会で果たしてそんな采配を振るうのか楽しみである。


ウィンターカップ宮城県予選を紹介したサイト(日刊スポーツより)
http://tohoku.nikkansports.com/news/p-tn-tp2-20061023-107446.html



banner_03.gif
→お読み頂き有難うございます。ポチッと一回押してみて下さい。お願いします!!
posted by スポーツ職人 at 21:54| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月27日

開催国のいない決勝トーナメント 【バスケット 世界選手権】

  バスケットボールの世界選手権はさいたまスーパーアリーナーで決勝トーナメント1回戦が行われ、アテネ五輪王者のアルゼンチンの他、スペイン、トルコ、リトアニアがベスト8に進出した。一方、大会3連覇を狙ったセルビア・モンテネグロは姿を消した。それにしても、この場に開催国である日本がいないのが少々寂しい。


アルゼンチン79−62ニュージーランド
 アテネ五輪王者のアルゼンチンは、NBAで活躍するジノビリらの活躍で前回大会4位のニュージーランドを一蹴した。


トルコ90−84スロベニア
  前回初出場で9位のトルコは、第4Q終盤、3Pが連発し接戦をモノにした。


スペイン87−75セルビア・モンテネグロ  
 優勝候補の一角、スペインがガソルの活躍で、3連覇を狙うセルビア・モンテネグロを圧倒した。今大会、若手主体で臨んだセルビア・モンテネグロは今大会は精彩を欠いた。次回の大会に期待したい。


リトアニア71−68イタリア
  アテネ五輪4位のリトアニアが接戦の末、同五輪2位のイタリアを下した。イタリアは勝負所で、フリースローが入らなかった。
posted by スポーツ職人 at 07:39| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月24日

世界への道険し!!  【バスケットボール  世界選手権】

  バスケットボールの男子世界選手権第5日は23日、各グループ1次リーグが行われた。
 Bグループの日本は、前回4位のニュージーランドと対戦し勝てば決勝トーナメント進出(ベスト16)が決まったが、前半のリードを守り切れず、57−60で逆転負けした。ともに通算成績は1勝3敗で、1次リーグ通過は24日に決定する。日本は24日、Bグループ1位で予選通過が決まったスペインと対戦する。


<コメント> 
 「あそこから負ける方が芸術」 
 試合後、パブリセビッチ監督が出したコメントがこの試合の全てを物語っている。
 1Q、2Qは前の試合のパナマ戦での勢いそのままにスピードに乗った攻撃でニュージーランドを圧倒し18点の差を付けて折り返した。
 ところが後半に入り点差を守ろうとしたのか、ミスが目立ち始め得点も伸びず、ジワジワ点差を詰めてくる相手の攻撃を防ぐ事が出来なかった。前半、相手のまずい攻めにも助けられ予想外に点差が開いてしまい、守りへの意識が見え始めたのだとしたら何とも皮肉な話である。これが世界大会の恐さと言うべきだろうか。
 それにしても、自力で決勝トーナメントへのチケットを獲得できる絶好のチャンスだっただけに、悔やんでも悔やみ切れない敗戦だった。まさにバスケット版「ドーハの悲劇」ならぬ、「広島の悲劇」とでも言うべきか。

 これで、24日にニュージーランドがパナマに負けない限り史上初のファイナルラウンド進出の可能性は閉ざされる事になった。やはり世界への道は予想以上に険しいようだ。
posted by スポーツ職人 at 01:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月20日

世界への挑戦!! 【バスケット 世界選手権】

  日本で初開催の第15回バスケットボール男子世界選手権が開幕し、国内4会場(札幌、仙台、浜松、広島)1次リーグの12試合が行われた。開催国として1998年大会以来、2大会ぶり4度目の出場となったB組の日本は強豪ドイツに70−81(前半37−50)で敗れた。
  ノビツキーらに得点を決められ第1クオーターで20−34とリードを許した日本は、第3クオーターに8点差まで追い上げたが決め手を欠いた。

  この他、復権を期すアメリカやアテネ五輪金メダルのアルゼンチンは初戦を勝利で飾ったが、前回大会この大会を制したセルビア・モンテネグロは黒星スタートとなった。

【予選Aグループ】
 レバノン  82−72  ベネズエラ
ナイジェリア 82−75  セルビア・モンテネグロ 
アルゼンチン 80−70  フランス

【予選Bグループ】
 ドイツ   81−70 日本
 アンゴラ 83−70 パナマ
 スペイン 86−70 ニュージーランド

【予選Cグループ】
 オースオラリア 83−77 ブラジル
 ギリシャ     84−64  カタール
 トルコ      76−74  リトアニア


【予選Dグループ】
 アメリカ  111−100  プエルトリコ
スロベニア  96− 79  セネガル
イタリア   84− 69  中国 


<コメント>
 この大会をきっかけにして2008年の北京五輪出場を目指す、日本バスケの世界への挑戦が始まった。 
 日本は前回大会3位のドイツの高さにスピードで対抗したが、初戦を飾れなかった。第1クオータでついた14点差が大きく響いた。ガード五十嵐がチーム最多の13得点を上げる等ガード陣が活躍した一方、やはりフォワード、センター陣はNBAのスター選手ノビツキを中心としたドイツの高さを最後まで崩す事は出来なかった。しかし、世界での経験が豊富なドイツと、そうではない日本との差、この試合の第1クオーターの差を考えると、結果的には善戦したと言えるだろう。次の試合につなげて欲しい。
 一方、ドイツはノビツキを中心とした高さ、10点差前後でコントロールする試合運び等、日本より1枚も2枚も上だった。やはり世界レベルにあるチームだと感じた。  

  この大会は各グループ4位までが決勝トーナメントへ進出できる。サッカーと違い引き分けが無いので2勝する事が最低条件となる。日本が属するBグループの顔ぶれを見ると地の利があるとは言え、勝てる相手はそうはいないだろう。第2戦となるアンゴラ戦が決勝トーナメント進出の事を考えると大一番となりそうだ。ポイントは、ドイツ戦で殆ど支配されたリバウンドがどれだけ取れるかであると思われる。
 
  
posted by スポーツ職人 at 08:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(3) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月29日

今年も留学生パワー炸裂か? 【高校バスケット インターハイ】

   第59回高等学校バスケットボール選手権大会 (インターハイ)が8月2日から大阪府内の各会場で行われる。近年、アフリカからの留学生が席巻している男子の高校バスケ界だが、今年度最初の全国大会でもやはり留学生パワーが炸裂するのか。組合せを基に予想してみる。

<Aブロック(左上の山)> 
 昨年のインターハイを制した延岡学園、福岡第一、関東大会覇者の市立柏に復権に懸ける王者能代工業が入った。順当にいけば3回戦で対戦するであろう延岡学園×福岡第一の留学生を擁するチーム同士の対戦が1つのヤマと思われる。その他、北海道を圧倒的な強さで制した大麻高にも注目。順当に行けば3回戦で復権に懸ける王者能代工業と対戦する。
 その能代工業は、勝ち進むとベスト8で延岡学園か福岡第一のどちらかと対戦する事が予想される。昨年は同じく留学生を擁する八王子(東京)の高さになす術なかった同校だが、その高さに対してどう対処するのか。


<Bブロック(左下の山)>
  ここは北陸(福井)が他をリードしている。高さのあるセンター陣とスピードあるガード陣のバランスが取れている。組合せにも比較的恵まれ、余程の事が無い限りベスト4に進むと思われる。これに続くのは、東海大会を制した安城学園か。この他U−18日本代表候補選手を擁する善通寺第一等がどのような試合運びを見せるか。京北(東京)は4番の3Pシュートが爆発すれば面白い存在になるかも知れない。


<Cブロック(右上の山)> 
  強豪洛南を始め、福岡県予選で福岡第一を破った福大大濠、留学生を擁する昨年ベスト4の八王子、地元代表の大塚(大阪)がここのブロックに入った。順当であれば福大大濠と八王子が3回戦で対戦する。予選で留学生のいるチームと対戦済の試合巧者大濠が有利か。また、地元第一代表の大塚は地の利を生かしてどこまで勝ち進む事が出来るか。


<Dブロック(右下の山)>
  関東大会覇者の市立柏を県予選で破った市立船橋が一歩リードしている。これを追うチームは横一線。留学生を擁する岡山学芸館、地元桜宮、愛産大工業etc。注目は、話題のチーム明成を予選決勝で破り東北大会でも準優勝だった初出場の宮城広瀬(宮城)。高さは無いものの攻守の素早さが特徴のチームで、本大会でも力を発揮できれば面白い存在になりそうだ。



インターハイ 男子バスケットの組合せはこちら
http://interhigh.jabba-net.com/2006/
 
posted by スポーツ職人 at 00:40| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

エリート集団はベールに包まれたまま・・・。 【高校バスケット】

この時期は高校総体(インターハイ予選)が行われる地域が多い。その話題を取り上げてみようと思う。
 2月の始め頃、今シーズン高校バスケット界の「台風の目」となり得ると本紙で紹介した宮城県の明成高校であるが、インターハイ県予選の決勝で姿を消しインターハイ出場はならなかった。
 昨年4月に部が創設されるやいなや、6月の県予選でベスト8に進出し、今年1、2月に行われた新人戦県大会、東北大会で1年生だけで優勝、準優勝を成し遂げ、全国にその名を轟かせる日も近いと思われたが、やはり最後の大会に懸けるという意味で、3年生がいるチームの精神力に負けた格好となった。決勝戦は、会場で見ていた観客の殆どが優勝した学校を応援すると言う「アウエー状態」で行われたと聞いているが、今後はそのような状況でも勝てる精神力を養う事が必要と思われる。今冬行われるウィンターカップ、来年のインターハイで「全国デビュー」出来るか。真価が問われる1年となる。
posted by スポーツ職人 at 21:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月06日

インターハイを目指す戦い始まる!! 【高校バスケット 東京都】

  インターハイ予選の前哨戦となる、平成18年度東京都高等学校男子バスケットボール大会兼関東大会東京都予選が4月9日から都内各高校で開催される。この大会の上位8校が関東大会に進出し且つ、後に行なわれるインターハイ予選のシード権を獲得する。一冬越して各チームの仕上がり具合が注目される。

◎Aブロック・・・八王子、帝京、国学院久我山、駒大高など
 1月に行なわれた新人戦都大会で優勝した八王子と同8位の帝京がシード。
八王子は最上級生となったニャーンに注目である。また、八王子と反対側のゾーンには、新人戦で不覚を取った国学院久我山が控える。ウィンターカップ出場による新チーム移行の遅れをどれだけ挽回したか。順当に行けば準決勝で帝京と対戦する。この勝者が八王子への挑戦権を得る事になるだろう。
  この他、毎年ブロック予選の上位に名を連ねる都立西等もこのブロック。どんな試合運びを見せるか注目である。


◎Bブロック・・・成立学園、東海大菅生、日大豊山など
  1月に行なわれた新人戦都大会4位の成立学園と同5位の東海大菅生がシード
  新人戦で国学院久我山、帝京を下しベスト4に名を連ねた成立学園がどの程度、チーム力が伸びているか。実践学園、日体荏原など、例年ブロック予選の上位に顔を出すチームが同じゾーンなだけに予断を許さない。
  一方、逆のゾーンの東海大菅生も毎年決勝リーグに進出する実力校。インターハイ予選に向けていい位置を得られるか。この他、注目株の岩下を擁する芝や日大豊山がこのゾーンに控える。


◎Cブロック・・・早実、都駒場、日本学園、都国立など  
  1月に行なわれた新人戦都大会3位の早実と同6位の都駒場がシード
  早実、都駒場とも例年決勝リーグに駒を進めている強豪。この両チームを軸に展開されると予想される。
  早実のゾーンには保善、都国立、桐朋、日本学園が、都駒場のゾーンには明大中野等の有力校が控える。
  個人的に注目しているのは、都国立。昨年の新人戦支部予選で1年生主体で優勝したチームがどの程度成長しているか。初戦で同じ国立に学校がある桐朋と対戦する。勝ち進むと、新人戦都予選で敗れている日本学園と対戦。リベンジを果たせるか。

◎Dブロック・・・京北、世田谷学園など
  1月に行なわれた新人戦都大会2位の京北と同7位の世田谷学園がシード
  かつて全国に名を轟かせた京北も昨年は全国大会に縁が無かった。今年のチームははどうか。世田谷学園も新人戦都大会は振るわなかった。この2チームは、決勝リーグ進出を見据えた戦いになると予想される。同じブロックにいる明星等がどこまで迫れるか。
posted by スポーツ職人 at 15:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

日本航空雪辱!! 1勝1敗のタイに  【バスケWリーグ決勝】

 バスケットボール女子のWリーグプレーオフ決勝第2戦(5回戦制)は11日所沢市民体育館で行われ、前日に続く一進一退の攻防となったが、初優勝を狙う日本航空がシャンソン化粧品を振り切り雪辱を果たした。これで通算成績はともに1勝1敗となった。
 第3戦は12日、代々木第二体育館で行われる。

  
  ◎第2戦
   日本航空 70−64 シャンソン化粧品 
   
  ◎第1戦(10日)
   シャンソン化粧品 74−73 日本航空

<コメント>
 第1戦、第2戦とも1点を争う好ゲームだった。
バスケットの醍醐味は、残り1分の攻防だと考える。この時点で点差が僅差だと見ている方は面白いし、どのように時間を使うのか(24秒ギリギリ回すのか、攻撃回数を増やす作戦を取るのか、ファウルゲームに持ち込んで時間を稼ぎつつ相手のミスを待つのか云々)ベンチワークの腕の見せ所でもある。
  女子バスケット界は長らく、シャンソン化粧品とJOMOの2強時代が続いていたが、近年日本航空や富士通の活躍にも見られるようにその構図は崩れつつあり、この3チームが今後も女子バスケット界を引っ張ってくと思われる。
 日本代表も監督問題で色々ゴタゴタがあったが、先日JOMO監督の内海氏が復帰する事で一件落着し、2008年の北京五輪への足固めは出来た。後は若手選手がどの程度台頭してくるかだと思う。    
posted by スポーツ職人 at 22:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

ベスト4決まる 〜バスケットボールSリーグ等バスケ情報〜

情報その1
 バスケットボールのSリーグは、リーグ戦の全日程を終了し、プレーオフに進出する4チームが決まった。準決勝(3回戦制)の組合せは以下の通り。

  トヨタ自動車(リーグ1位)×日立(リーグ4位)
  OSG(リーグ2位)×東芝(リーグ3位)

<コメント>
 プレーオフ常連のアイシンが5位以下となり、進出はならなかった。佐古、マッカーサー等ベテランを脅かす若手選手が出て来ないと苦しい。一方、最後まで4位の座を争った日立は初のセミファイナル進出である。ガードの五十嵐がOSG相手にどのように試合を組み立てるか注目である。そのOSGには、高卒で初のプロ契約を交わした川村(盛岡南高出)がいる。

情報その2
 アメリカでは、世界選手権の代表候補が決まった。代表に選ばれたのは、コービーブライアント(レイカーズ)らプロ21人と大学生2人。
 候補選手は7月に中国、韓国で合宿を行い本番に備える。

<コメント>
 バスケットの母国アメリカは、ここのところ世界大会で今ひとつ成績が振るわないので、8月に日本で行われる世界選手権は、国の威信を懸けた戦いになるのではないかと思われる。 
 一方、日本はこの大会が2008年に行われる北京五輪への試金石となる。難敵中国がオリンピックは開催国枠での出場の為、久々に五輪に出場出来るチャンスなので、この大会で弾みをつけて欲しいところである。 
posted by スポーツ職人 at 01:28| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月07日

台風の目となるか 宮城、明成高校 〜高校バスケット男子〜

第16回東北高校新人バスケットボール選手権大会

 ◎男子決勝
 
  能代工業 70(14−6、22−10、10−6、24−8)30明 成

<コメント> 
 ちょっとマイナーな大会を取り上げてみました。
能代工業は言わずと知れた「高校バスケ界の雄」ですが、今回取り上げたいのは相手の明成高校(宮城)です。
 
 このチームの創部は去年の4月、つまりまだ1年生しかいません。ちなみに女子は聖和学園
と肩を並べるほどの強豪です。
 それで1年生しかいないにも関わらず、新人戦の県大会で宮城を制し、東北大会でも決勝まで進みました。全員1年生ですがU-15代表候補等、全国から優秀な選手を集めています。監督は、かつて仙台高校を全国優勝に導いた佐藤久夫先生です。
 最近、高校スポーツ界は野球を始めいわゆる「県外留学」が問題となっていますが、近年高校バスケットでも、強豪私立を中心にそのような傾向にあります。賛否両論あると思いますが、この話は別の機会に改めて述べたいと思います。 

 話を元に戻して・・・。東北大会に進出した明成高校は、予選リーグ1位で突破し準決勝も勝って決勝に進みました。さすがに能代工業には歯が立たなかったようですが、一冬越せばさらに成長していると思われるので、今夏のインターハイ、ウィンターカップでは台風の目となる事でしょう。





人気blogランキングへ→ランキング参加しています。是非クリックをお願いします。
 
  
 
posted by スポーツ職人 at 00:03| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする