2009年08月17日

深い霧の中に消えていった「世界の檜舞台」!!再び目の前に現れる日は訪れるのだろうか?   【バスケット 男子アジア選手権】

  中国・天津で行われているバスケットボールの男子アジア選手権は最終日の16日、決勝などが行われた。
  決勝ではイランが中国を70−52で下し2007年大会に続く大会2連覇を成し遂げた。また、3位決定戦ではヨルダンがレバノンを下しイラン、中国と共に来年トルコで行われる世界選手権の出場権を獲得した。
  一方、ベスト8に残れなかった日本代表は9、10位決定戦でカザフスタンに77−73で敗れ史上最低成績となる10位に終わった。

【男子決勝など結果】
◎決 勝
 イラン  70−52  中 国 

◎3位決定戦
 ヨルダン 80−66  レバノン
イラン、中国、ヨルダンが世界選手権の出場権獲得

◎9、10位決定戦
カザフスタン  77−73  日 本

<コメント>
  世界選手権の出場枠は3つ。大国中国を始め、進境著しい中東勢の中に割って入るのはかなり厳しい事は戦前から予想されていた。それでも何とか…、という淡い期待を抱き吉報が届くのを待っていたが、結果は前回の徳島大会を下回る10位と言う成績に終わった。

  前回の8位の時は後一歩、何かのきっかけがあればと言う惜しい試合が続いての8位。しかし、今回は一度相手に離されると付いていけないと言う試合が続いての10位。大会前に指揮官が交代した事や怪我などでメンバーが揃わなかった事を差し引いても残念な結果である。
   
  何かが足りないのではなく全てが足りないような気がする。高さ、スピード、戦術、強化体制…。2012年のロンドン五輪には間に合わないかも知れないが、根本的な見直しが必要だと思う。

  前回大会辺りから中東勢の躍進が見られるようになってきたが、今大会でそれがはっきり表れた。アジアの勢力図が変わろうとしており、アジアでは無類の強さを誇っていた中国でさえ勝つ事が難しくなって来ている。
 2年前のアジア選手権終了後の記事で「2016年に東京で行われる可能性のあるオリンピックまで待っていたら世界はおろか、アジアからも置いていかれる。」と言うような事を書いた。厳しい言い方だが、結果を見るとこの2年間何も進歩していなかったと言われても仕方ないだろう。
  2012年のオリンピックは、恐らく今回の世界選手権の3枠より少なく、アジアの枠は1枠程度になると思われる。もやは「世界を目指す!!」とは軽々しく口に出来ない状況になりつつある日本のバスケット。以前、ソフトボールがオリンピックで実施されなくなり子供達が今後競技から離れて行く可能性がある、と言うような事を書いたがバスケットボールもこのような状況が続けば、同じような道を辿る最悪の事態となる可能性がある。果たして日本のバスケットボールが今後、子供達が夢を抱き続けられるようなスポーツとなり得るのか。大きな転換点を迎えているような気がしてならない。


◎2年前の徳島大会終了後に書いた記事
http://sports-com.seesaa.net/article/50426770.html









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2009年08月10日

遠く霞む世界への扉!!アジアの8強も遠のくのか?   【バスケットボール 男子アジア選手権】〜追記あり〜

  中国の天津で行われているバスケットボールの男子アジア選手権はベスト8の座を争う2次リーグが始まった。1次リーグ3位で辛くも2次リーグ進出を決めた日本代表は前回のアジア大会を制したイランと対戦し71−101で敗れた。
   1次リーグの一部成績が持ち越される2次リーグ。日本はこれで3敗目となり、ベスト8に進むためには残るクウェート戦と台湾戦の両方に勝たなければならなくなった。

【2次リーグ試合結果(10日 日本関係分)】
イラン(B組1位)  101−71  日 本(A組3位)
  

<コメント>
  1次リーグ3位で何とか2次リーグ進出を決めた日本代表。2次リーグ初戦の相手は徳島で行われた前回大会の覇者イラン。世界ランクでは1次リーグで対戦した韓国を上回るアジアの強国である。ここで勝てば波に乗れないチーム状態も上向くのでは、と思ったのだが、やはりアジアの強豪国イランはそう簡単に倒せる相手ではなかった。
  日本代の公式ブログに試合経過が簡単に記載されていた。それによると、高さのあるイランに対し、最初の内はアウトサイドのシュートが決まって対等に渡り合っていたようだ。しかしアウトサイドのシュートは「水物」。1Qからずっと決め続けると言うのは中々難しい。次第に両チーム間のシュートの精度に差が出始めるとターンオーバーの多さも重なり、一気に突き放されたようである。それと試合を見ていないので分からないが、インサイドはどの程度攻める事が出来たのだろうか。竹内公輔選手の試合後のコメントを見ると、イラン人初のNBA選手となったハメッド・ハッダディ選手(218cm)の高さにかなり手こずったようで、やはりインサイドを崩す事は出来なかったのだろうか。
     
  これでベスト8に進出する為には2次リーグ残り2試合に両方勝たなければ行けなくなった日本代表。クウェート、台湾とも世界ランクは日本より下だが侮れない相手である。バスケットの灯火を消さない為にもチーム一丸となって勝利をもぎ取って欲しいと思う。








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〜追 記〜 ベスト8進出に望みを繋ぐ!!
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2009年08月07日

高くそびえ立つアジアの壁!!世界への入り口は狭き門か?  【バスケットボール 男子アジア選手権】

  バスケットボールの男子アジア選手権が6日、中国の天津で開幕し、1次リーグが行われた。
  A組の日本は韓国と初戦を戦ったが、相手の高さとスピードに翻弄され3Q終了時点で43−78と大きく引き離された。結局、74−95で敗れ白星を飾る事が出来なかった。7日に行われた2戦目となるフィリピン戦にも69−78で敗れて2連敗を喫し、1次予選突破に向けて後がなくなった。日本代表は1次リーグ最終戦となる8日にスリランカと対戦する。

  男子アジア選手権は参加16カ国が4組に分かれて1次リーグを行い上位3カ国が2次予選(ベスト8決定戦)に進み、最終的に上位3カ国が来年トルコで行われる世界選手権への出場権を獲得する。


【試合結果(日本関係分)】
◎A 組
韓 国  95−74  日 本

フィリピン  78−69  日 本

<コメント>
  来年の世界選手権出場、その先の2012年ロンドン五輪出場を目指す戦いが始まったバスケットボール男子日本代表。大会前に指揮官が交代し、代表選手のコンディション不良など万全の状態とは言えない中で迎えたアジア選手権だが、ここまでは厳しい現実を突きつけられる結果が続いている。元NBAプレーヤーのハ・スンジン選手など先日行われた東アジア選手権の時と違いメンバーを揃えて来た韓国相手に歯が立たず、先ほどまで行われていたフィリピン戦でも後半ひっくり返され逆転負けを喫し2連敗となった。

  各グループ上位3カ国が勝ち進む1次予選。最初の関門を突破する為に次のスリランカ戦は、内容はともかく絶対に勝たなくてはならない。ここまでの結果を見る限り、仮に1次予選を突破してもこの先非常に厳しい戦いが続くと思われる。世界選手権のキップを手にするのはかなり困難であると言わざるを得ない。
  
  しかし、2006年に日本で行われた世界選手権でホスト国として満足の行く成績を残すことが出来ず、2年前に徳島で行われた北京五輪予選を兼ねたアジア選手権では、大国中国が開催国枠で出場するためチャンスだったにも関わらず、五輪出場権どころか史上最低の成績(8位)に終わり選手、関係者は勿論の事、オリンピック出場を願っていたファンも悔しい思いをしたはずである。日本から応援しているファンの為にも1次予選の最終戦は今後に期待を抱かせるような試合をし、スッキリ勝って次に進んで欲しいと思う。選手の奮起に期待したい。








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2009年08月04日

日本からアジアへ、そして世界へ… 世界への入り口は広いか?狭いか?   【バスケットボール インターハイ男子決勝&アジア選手権】 

  全国高校総合体育大会(インターハイ)の第7日は3日、奈良県などで行われ、バスケットボール男子は福岡第一(福岡)がインターハイ連覇を狙った延岡学園(宮崎)を下し、5年ぶり2度目のインターハイチャンピオンに輝いた。
  また日本バスケットボール協会は同日、来年の世界選手権出場が懸かるアジア男子選手権(6〜16日・天津=中国)に出場する日本代表12人を発表し、五十嵐圭(トヨタ自動車)や竹内公輔(アイシン)竹内譲次(日立)兄弟らが選ばれた。
  アジア選手権は、16の国・地域が参加し、上位3チームが2010年の世界選手権への出場権を得る。


【インターハイ男子決勝結果】
福岡第一  82−80  延岡学園
(18−12、21−23、24−20、19−25)

【男子アジア選手権メンバー】
 4 岡田 優介  トヨタ自動車アルバルク
 5 山田 大治  レラカムイ北海道
 6 桜井 良太  レラカムイ北海道
 7 五十嵐 圭  トヨタ自動車アルバルク
 8 柏木 真介  アイシンシーホース
 9 折茂 武彦  レラカムイ北海道
10 竹内 公輔  アイシンシーホース
11 網野 友雄  アイシンシーホース
12 竹田  謙   リンク栃木ブレックス
13 正中 岳城  トヨタ自動車アルバルク
14 伊藤 俊亮  リンク栃木ブレックス
15 竹内 譲次  日立サンロッカーズ
HC 倉石 平

<コメント>
  この時期の高校スポーツの話題の中心は高校野球である。昨今の特待生問題で、地元色が薄い学校が代表となっている地区もあるがやはり母校や故郷の代表の結果は気になるものである。
  そして、この時期の高校スポーツと言えばインターハイである。注目度やメディアでの取り上げられ方は高校野球に劣ってしまうのは致し方ないが野球同様、各都道府県の予選を勝ち抜いた代表校がしのぎを削る「高校スポーツの祭典」である。

  今年は奈良県を中心とした近畿圏で行われているインターハイ。バスケットボールは大阪府の各会場で行われ、3日に行われた男子の決勝は福岡第一×延岡学園と言う、九州勢同士且つ、昨年と同じカードとなった。結果は福岡第一が接戦を制してリベンジを果たすと共に延岡学園の連覇を阻止した。
  昨年まではインターハイのベスト4に能代工や洛南など、留学生がいないチームが4強の1角を占めていたが、今大会は全て留学生を擁するチームが4強を独占した事が特徴として挙げられる。私学を中心にインターハイに出場した学校以外にも広がっているこの流れを考えると、選手育成と言う面でプラスになるのかどうか賛否両論あるとは思うが、留学生の問題を頭ごなしに否定する事も出来ないだろう。上に挙げた留学生を採用していない学校が12月のウィンターカップでどこまで巻き返すのか注目したい。と同時に、留学生を抜きにしたら、どこのチームが強いのか見てみたいと言う邪な考えを持つ小生であった。

  そして、今回のインターハイに出場した選手の中から加わる選手が出てくるかも知れない(逆に今の代表選手を脅かすような人材が出て来ないと困るのだが…。)ナショナルチームは、世界への扉を開けられるかどうかの試金石となる大会を迎える。アジア選手権の予選リーグ第1戦となる韓国戦が今後を占う上で重要な試合になると思われる。ここを勝って弾みを付けて欲しいと思う。
  2012年のロンドン五輪出場へ向け、明るい展望が見えるのか。それとも再び迷走してしまうのか。日本バスケット界の命運を託された12名の選手の活躍に期待したい。








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2009年07月01日

大阪の夏を熱くするのはどのチームか?  【インターハイ バスケットボール男子出場校決定】

  高校生のスポーツの祭典、平成21年度全国高等学校総合体育大会「近畿まほろば総体」(インターハイ)が7月28日から行われる。
  今年のインターハイは奈良県を中心に近畿各地で行われるが、バスケットボールは大阪府で行われる。そのインターハイに出場する各都道府県の代表が下記の通り出揃った。
  競技は7月29日から大阪市中央体育館などで行われ、8月3日に決勝戦が行われる。


【平成21年度インターハイ男子バスケットボール出場校】
北海道  大麻、旭川西
青 森  青森工業
秋 田  能代工業
岩 手  盛岡市立
宮 城  明成
山 形  山形中央
福 島  福島
茨 城  常磐大高
栃 木  宇都宮工業
群 馬  桐生第一
埼 玉  西武文理、正智深谷
千 葉  市立船橋、市立柏
東 京  京北、八王子、東海大菅生
神奈川  東海大相模、慶応義塾
山 梨  日本航空
新 潟   新潟商業
富 山  高岡工芸
石 川  津幡
福 井  北陸
静 岡  藤枝明誠、興誠
長 野  東海大三
愛 知  中部大第一、安城学園
岐 阜  中津川工業
三 重  皇學館
奈 良  一条 
和歌山  和歌山北
滋 賀  光泉
京 都  洛南
大 阪  大阪学院、桜宮、大塚
兵 庫  育英、神戸科技
岡 山  倉敷青陵
広 島  広島皆実 
鳥 取  鳥取東
島 根  松江東
山 口  豊浦
香 川  尽誠学園
高 知   明徳義塾
徳 島  城東
愛 媛  新田 
福 岡  福岡第一、福岡大大濠
佐 賀  佐賀北
長 崎  海星
熊 本  第二
大 分  大分舞鶴
宮 崎  延岡学園
鹿児島   鹿児島工業
沖 縄  小禄

<コメント>
  毎年夏に行われるインターハイ、男子バスケットボールの出場校が出揃った。近年、留学生が活躍する傾向にある高校バスケット界だが今年最初のタイトルを獲得するのは果たしてどの高校なのか。

  出場校を見ると昨年のインターハイを制した延岡学園や準優勝した福岡第一の九州勢、ウィンターカップ3連覇を成し遂げた洛南や名門復活に懸ける能代工業などお馴染みの顔触れに加え、特に北海道から関東地区で、初めて及び久し振りに全国の舞台を踏む高校が多く出て来ている。、旭川西、青森工業、山形中央、桐生第一、西武文理、常磐大高など。それらの高校が全国の舞台でどんな試合をするのか。

  さて優勝争いは、留学生を擁する延岡学園、福岡第一の九州勢や洛南を中心に展開されると思われる。新監督を迎えた昨年は無冠に終わった名門、能代工業がこれらのチームにどこまで迫れるか。個人的には、冬の東北高校新人、そして6月に行われた東北高校選手権で何れも明成(宮城)を破った盛岡市立(岩手)に注目したい。   
  この夏、大阪を熱くするであろう選手の中から将来、日本のバスケット界を引っ張っていく人材が出て来て欲しいものである。



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2009年06月15日

夜明けを迎えるための第一歩!!  【バスケットボール 東アジア選手権】

〜 スポーツナビ より〜

 バスケットボール男子の東アジア選手権最終日は14日、愛知県の小牧市スポーツ公園総合体育館で決勝を行い、日本は韓国に58−68で敗れ、準優勝に終わった。3位決定戦は中国が台湾に107−90で勝った。
 日本は竹内譲(日立)を中心に得点を重ね、韓国と激しく競り合ったが、第3クオーター終了で4点のリードを許すと、主導権を奪い返せなかった。
 今大会1、2位の韓国、日本は、来年の世界選手権(トルコ)予選を兼ねた8月のアジア選手権(天津=中国)に出場する。開催国の中国を含め16チームが出場するアジア選手権で3位以内に入れば、世界選手権の切符を手にする。


【東アジア選手権決勝結果】
  
 韓 国    68−58   日 本
(19−19、19−18、15−12、15−9)

 
 韓国、日本がアジア選手権への出場権を獲得。(中国は開催国枠で出場権あり。) 

<コメント>
  ホッブス氏をヘッドコーチに迎えた新生日本代表が、まずはアジアへの挑戦権を獲得した。若手主体の中国に勝ち、怪我人などが多くベストメンバーではなかった韓国を相手に互角の戦いを繰り広げた事ですぐに「世界」を口にする事は出来ないと思うが、少なくとも今後に期待が持てる結果だったと思う。それにしても決勝戦は前半競っていただけに惜しかった。
  アジア選手権で3位に入ると世界選手権への出場権を獲得する事が出来る。アジア選手権ホスト国の中国や韓国に加えて中東諸国を相手にアジアのトップ3に食い込むと言うのは厳しい条件ではあるが、モントリオール五輪以来、閉ざされているオリンピックへの扉を開く為にも、アジアを突破してその足掛りを掴んで欲しいと思う。



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2009年04月07日

閉ざされた世界への扉は開くのか?   【バスケットボール 男子日本代表候補発表】

〜スポーツナビ より〜
  日本バスケットボール協会は7日、世界選手権アジア地区予選を兼ねた男子アジア選手権(8月、中国・天津)の日本代表候補選手22人を発表した。全員が日本リーグ(JBL)のチーム所属で、リンク栃木から元米プロバスケットボール協会(NBA)選手の田臥勇太ら最多5人が選出。38歳のベテラン折茂武彦(レラカムイ北海道)も選ばれた。代表候補初選出は4人。9日から12日まで東京都内で第1次強化合宿を行う。

【男子バスケットボール日本代表候補はこちらから】

http://www.jabba-net.com/jabba/news
/2009mensnational_20090407.pdf


<コメント>
  男子のバスケットボール日本代表が最後にオリンピックに出場したのが1976年のモントリオール五輪である。その後1998年と日本で開催された2006年の世界選手権に出場しているものの中国、韓国と言った近隣国や中東勢の厚い壁に阻まれ世界への扉は長い間、閉ざされたままと言って良い状況となっている。
  
  今年初め、アメリカの大学等での指導歴があるデービッド・ホッブス氏を新監督に迎え、そして2012年のロンドン五輪出場など、閉ざされたままとなっている世界への扉をこじ開けるべく船出した「新生日本代表」。まずは、世界選手権への出場権が懸かるアジア選手権、そのアジア選手権に出場する権利を獲得すべく挑む東アジア地区予選(6月開催)でどんな戦いを見せるのか。
  ここ数年、協会の人事問題やJBLとbjリーグとの統合問題など試合以外の所で注目されて来た日本のバスケットボール界だが、それらの問題が収束に向かいつつある今こそ、試合内容や結果で注目されるよう、選ばれた代表選手は頑張って欲しいと思う。






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2009年01月08日

正月に開幕するもう1つの「天皇杯」  【バスケットボール オールジャパン2009】    

〜バスケットボールにもある「天皇杯」〜
  
  「天皇杯」と聞いてサッカーを連想する人は多いと思うが、現在行われているバスケットボールの全日本総合バスケットボール選手権大会」も「天皇杯」と言う冠が付く。(女子の場合は「皇后杯」)。バスケットボールファンにとっては「オールジャパン」と言う方が馴染みがあるだろうか。

  オールジャパンの名の通り、この大会はJBLの加盟しているチームから地方予選を勝ちあがったチームまで、様々なチームに参加資格がある。地方予選を勝ち上がれば高校のチームが参加する事も可能なのはサッカーと同じ。男子では先月のウィンターカップで優勝した洛南や明成などが参加している。(延岡学園はインターハイ優勝チーム与えられる枠での出場。)サッカーの天皇杯が元旦に決勝を迎えるのに対し、バスケットの方は正月1日或いは2日に開幕するのも特徴のひとつである。(以前は年末に開幕した年もあったような気がする。)
  なお、bjリーグに所属しているチームには今の所参加資格がなく出場する事が出来ない。今後、JBLとbjリーグで統一化の為の協議会が開かれると聞いているので、そこで統一化が図られれば、後々参加する事も可能になるのだろうが・・・。

  さて、84回目となった男子の今大会は既にベスト4が出揃っている。ピラミッドのトップにいるJBL所属のチームが占めている。(女子のほうもWJBL所属のチームがベスト4を占めている。)準決勝は10日、決勝は12日に代々木第一体育館で行われる。果たしてチャンピオンに輝くのはどのチームなのか。


【第84回天皇杯準決勝組合せ】
◎1月10日
日立サンロッカーズ×パナソニックトライアンズ(16時30分)

アイシンシーホース×トヨタ自動車アルバルク(18時30分)

試合会場は何れも国立代々木第一体育館

決勝は1月12日14時から、国立代々木第一体育館


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2008年11月11日

師弟によるサクセスストーリー描けず、か?  【バスケットボール  リンク栃木監督解任】

〜スポーツナビ より〜
 バスケットボール男子の日本リーグに今季加入し、田臥勇太が所属するリンク栃木は10日、加藤三彦監督(46)を9日付で更迭したと発表した。現状のチーム体制では今後の成長が困難と判断したことを理由に挙げた。後任監督について協議中で、加藤監督も別の役職で残る可能性がある。
 今季のリーグはここまで3勝7敗で、8チーム中6番目にいる。
 加藤監督は高校男子の強豪、秋田の能代工高を率いて幾多の全国制覇を果たした。3年契約で今春就任したばかりだった。
 

<コメント>
  かつて能代工業を率いて幾度となく全国優勝を成し遂げ、今年4月に久々に日本リーグのコートに指導者として戻って来た加藤氏。その後、教え子だった田臥選手や日本代表の川村選手なども加わり、その手腕が注目されていた。3年契約でまだ1年にも満たない、しかもリーグ戦が始まって間もないこの時期での解任劇は異例とも言える。
 ここまでの成績は決してチームとしても本人としても満足行くものではないと思うが、これからのチームである。スポーツ紙などの記事を見ると、その成績が原因ではなくチーム体制に問題があったようだ。チーム内で何があったのかは詳しくは分からないが、選手との信頼関係を築き方など、高校とプロとの違いに戸惑いがあったのだろうか。それと、恩師の更迭を田臥選手はどう思っているのだろうか。話題性や期待が大きかっただけに残念である。

   それにしてもこれに関する記事の扱いは各紙決して大きいものではなかった。小生が読んだ某スポーツ紙は隅の方に数行書かれていただけである。プロ野球の日本シリーズがあったので仕方ない面はあるが、やはりバスケットボールは日本ではメジャースポーツではないのだろうか。


加藤氏監督就任時に書いた記事(4月1日付)
http://sports-com.seesaa.net/article/91892376.html


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2008年09月03日

「あの男」が日本のコートに戻ってくる!!  【バスケットボール 】

〜スポーツナビ より〜

  日本バスケットボールリーグ(JBL)のリンク栃木ブレックスと契約した日本人初のNBA選手・田臥勇太(27)が2日、都内などで入団会見を行った。会見の中で田臥は、「こうして日本に戻ってきて、日本のバスケットの貢献につながることができる喜びを感じている。ベストを尽くしたい」と意気込みを語った。
 今回の会見には山谷拓志リンク栃木ブレックス代表と加藤三彦ヘッドコーチが同席。山谷代表からは入団の経緯が説明され、加藤コーチが今年4月に就任し、チーム作りをしていく中で、かつて能代工業高校で高校総体、国体、全国高校選抜という3大タイトルを3年連続で獲得し、9冠を成し遂げた時代の教え子でもある田臥を「チームに是非必要な選手」と思い、最初から名前が出ていたと説明。その後、獲得に動き出し、8月下旬に契約が成立した。
 今回の契約では、今後田臥がNBAや欧州のリーグなど、JBLよりも上のレベルに挑戦する場合、契約を解除して送り出すといった要綱も盛り込まれ、チームとして全面的に協力していく姿勢となっている。



<コメント>
  今を遡る事およそ10年前、観客の目を釘付けにした一人の高校生がいた。中学生の頃、ユーイングと共演した進研ゼミのCMで話題になった彼である。
  
  その後、名門能代工業の門を叩き、チームを3年連続高校3冠(インターハイ、国体、ウィンターカップ)に導いた。アニメ「スラムダンク」の人気と重なった事もあり、体育館は連日満員となった。小生もウィンターカップで何度か彼のプレーを見た事があるが、その度に目を奪われたのを覚えている。観客を魅了するプレーが出来る高校生がかつていただろうか、と・・・。
  
  そして輝かしい栄光を引っ下げ高校卒業後、アメリカに渡り日本人初のNBAプレーヤーにもなった。
  その彼のプレーが久々に日本で見られる。彼を射止めたのは今シーズンから加入する栃木ブルックス。監督は彼の恩師であり、昨年まで名門能代工業を率いた加藤三彦氏である。新参者ではあるが、日本代表の川村を始めタレントが揃い、いきなり優勝争いに加わるのではとひそかに期待している。そこに本場で揉まれた彼が加わるのだから、ますます期待は高まるばかりだ。
  
  その彼の名は田臥勇太。バスケを知らなくても、その名前を耳にした事がある人も多いのではないだろうか。果たして低迷する日本男子バスケ界の救世主となれるか。今からプレーを見るのが楽しみである。


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名門国体出場ならず!! 〜追 記〜
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2008年06月29日

彩夏到来!! 「熱い」夏を制するのはどの高校か?  【バスケット  インターハイ男子バスケットボール】

  7月下旬から行われる高校スポーツの祭典、平成20年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の男子バスケットボール競技に出場する各都道府県代表が以下の通り出揃った。
  今年のインターハイは埼玉県で行われ、バスケットボール競技は深谷市、本庄市が各体育館、高校が会場となっている。
  男子バスケットボールは、7月28日に開会式が行われ29日から8月3日まで熱戦が繰り広げられる。


【インターハイ男子バスケットボール 各都道府県代表校】
北海道  東海大四、大麻
青森   八戸西
秋田   能代工業
山形   山形南
岩手   盛岡市立
宮城   明成
福島   福島東
栃木   宇都宮工
茨城   取手松陽
群馬   前橋育英
埼玉   春日部、昌平、正智深谷
千葉   市立船橋、幕張総合、
東京   八王子、京北、世田谷学園
神奈川  秦野、桐光学園  
山梨   日川
長野   東海大三
新潟   新潟商業
富山   富山商業
石川   七尾
福井   北陸
静岡   藤枝明誠、興誠
愛知   桜丘、中部大第一 
岐阜   岐阜総合学園
三重   四日市工
奈良   東大寺学園
和歌山  初芝橋本
滋賀   光泉
京都   洛南
大阪   桜宮、近大付属
兵庫   関西学院高等部、神戸科技
岡山   岡山学芸館
広島   広島皆実
山口   豊浦
鳥取   鳥取工業
島根   出雲北稜
香川   尽誠学園
徳島   城東
高知   明徳義塾
愛媛   松山南
福岡   福岡第一、福岡大大濠
佐賀   佐賀北
長崎   長崎西
大分   大分舞鶴
宮崎   延岡学園
熊本   熊本工業
鹿児島  鹿児島工業
沖縄   北中城

<コメント>
  8月に埼玉県で行われるインターハイの男子バスケットボール競技に出場する各都道府県の代表校が出揃った。近年、外国から来日する留学生の活躍が目立つ高校男子バスケ界。暑い夏を制するのは果たしてどのチームなのか。
  昨シーズン、高校2冠を達成し4月から監督が変わった名門能代工(秋田)、その能代工を今の代になって各公式戦で破っている創部4年目の明成(宮城)、先頃スラムダンク奨学金対象者となった谷口選手を擁する洛南(京都)、同じく対象者となった早川選手擁する福岡第一(福岡)が優勝争いの中心か。
  この他、ここ数年福岡第一と県NO.1の座を争っている福岡大大濠や北陸、延岡学園などが後を追う。

  長らく低迷が続き世界はおろかアジアからも置いて行かれようとしている日本の男子バスケット界だが、今回出場するチームの中から将来を背負って立つ選手が多く出て来て欲しいものである。


※スラムダンク奨学金制度
  スラムダンクの作者である井上雄彦氏が発案した奨学金制度。アメリカのプレップスクールでの学業とバスケットボールの活動を援助する。

→高校卒業後、より高いレベルのバスケットに触れてみたいと考えている高校生にとっては画期的な制度だと思う。しかし、このような制度は本来、協会が主体的に行う事のような気がする。強化策を見い出せず、お家騒動ばかり起こしている協会がこのような事が出来ない(或いはしようとすらしない)所に、日本のバスケットボール界が飛躍できない現状が表れていると思う。






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2008年06月14日

北京行きのチケットは残り1枚 獲得の条件は「勝つのみ」!! 【女子バスケットボール  北京五輪世界最終予選】 

  スペインのマドリードで行われている女子バスケットボールの北京五輪世界最終予選は13日、代表決定戦が行われアテネ五輪に続く2大会連続出場を目指す日本はチェコと対戦し64−76で敗れた。

  日本は敗者復活戦に回って北京行きの残る1つのキップを目指す事になった。

【代表決定戦試合結果】 

日 本  64−76  チェコ

 チェコは北京五輪出場決定。敗れた日本は敗者復活戦(初戦はキューバ)へ。


【女子バスケットボール 北京五輪への道】
  北京五輪に出場できるのは12カ国。開催国の中国、2006年世界選手権覇者のオーストラリアと各大陸予選を勝ち抜いたアメリカ、ロシア、韓国、マリ、ニュージーランドが既に出場権を獲得している。
  
  残った5つの枠を大陸予選の上位国12カ国が集まって世界最終予選が行われている。
  この予選では、12カ国を4つのグループに分けて各グループ上位2カ国(合計8カ国)が代表決定戦に進み、勝者がまず出場権を獲得する。敗れた4カ国がノックアウト方式の復活戦を行い残る1つの枠を目指す。
 
  
<コメント>
  久々にバスケットボールの話題を取り上げる。先日、久々に男女アベック出場を果たしたバレーボールに続けと、女子バスケットボールの日本代表が遠いスペインの地で奮闘しているオリンピック世界最終予選。男子のバスケットボールはモントリオール五輪以来、中国や韓国などの高い壁に阻まれオリンピック出場を果たせずにいる。

  一方、女子は最近だと1996年のアトランタ五輪、そして前回のアテネ五輪に出場しており2大会連続出場を目指している。
  
  昨年行われたアジア大陸予選で出場権を逃し、相澤選手などのベテランを代表に復帰させて臨んだ今回の世界最終予選。予選リーグを2位で通過し、チェコ戦に勝てば北京五輪出場が決まる所だったが、やはり高さやパワーで勝る欧州勢にはかなわなかった。
  これで残った北京行きのチケットは僅か1枚。その1枚を獲得する為の条件は2連勝しかない。北京五輪出場へ向けて厳しい状況となったが、是非北京行きのチケットを獲得して日本に帰ってきて欲しい。







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2008年04月01日

新天地でも「必勝不敗」を貫けるか?  【バスケットボール 栃木ブレックス】

〜スポーツナビ より〜  

  来季より日本バスケットボールリーグ(JBL)に昇格するリンク栃木ブレックスが1日、記者会見を行い、前日付けで能代工業高校(秋田)の監督を退職した加藤三彦氏のヘッドコーチ就任を正式に発表した。契約期間は3年。加藤氏は、1990年に母校である能代工のバスケットボール部監督に就任。95年から98年にかけては、のちに日本人初のNBAプレーヤーとなる田臥勇太を擁して、3年連続で高校3冠(インターハイ、国体、ウインターカップ)を制するなど名将として知られる。

  栃木ブレックスは、2006−07シーズンで解散した旧日本リーグ(現在のJBL2)の大塚商会から譲渡されたチームで、JBL(2部を含む)の中ではレラカムイ北海道に次いで発足したプロクラブ。JBLでは1部と2部の入れ替え戦はないが、JBL1部のオーエスジーフェニックス東三河が来季よりbjリーグへ転籍するため、JBLの審査を受けた上で昇格が承認された。今季はレギュラーシーズンではJBL2で3位だったものの、プレーオフを勝ち抜いて優勝を果たした。JBL昇格にあたりチーム名称にネーミングライツを導入し、この日からリンク栃木ブレックスと改称した。

<コメント>
  4月は出会いの季節、そして新たな道に一歩踏み出す季節でもある。  
  バスケットの名門、能代工業の指導者だった加藤氏が他のチームの監督に就任するのではと言う話は、昨年暮れに行われたウィンターカップ終了後から噂になっていたが、プロのチームの指揮官として、かつて自身も籍を置いたリーグで挑戦する事になった。高校の指導者がいきなりプロの監督をやると言うのは、バスケットでは勿論の事、他のスポーツでも例がないのではないだろうか。プロと実業団の違いはあるが、バレーボール日立や全日本の監督を務めた山田氏が、確か似たような道を辿ったような気がするが・・・。(ちょっと古過ぎるか?)

  渦中の加藤氏と言えば高校バスケブームの火付け役となった田臥勇太の指導者として有名である。上にも書いてあるが、田臥選手在籍時は高校3冠(インターハイ、国体、ウィンターカッブ)も成し遂げた。ちなみに小生が高校生の時、何度か能代工業に遠征に行った事があるが、その時は前任の加藤廣志先生の片腕としてベンチに座っていた。安定した道を断った経緯は分からないが、それよりもバスケットに情熱を注ぐ事に魅力を感じているのだろう。

  JBLは、オーエスジーがbjリーグに移る事が決まっており、若手有望株の川村選手が移籍リストに載る等、選手の動きが例年以上に活発になる可能性がある。高校バスケットで一時代を築いた指揮官が、新規参入するチームをどのように染めて行くのか。その手腕に注目したい。


栃木ブレックスのサイト
http://www.tochigibrex.com/






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2008年02月05日

今年は「優勝」の称号を手にする事が出来るか?  【高校バスケ(男子)  明成(宮城)】

 第18回東北高校男女新人バスケットボール選抜大会が2日と3日青森県総合運動公園青い森アリーナで行われた。
 この内、男子の決勝は能代工(秋田)と初優勝を狙う明成(宮城)との間で行われ、明成が92−85で能代工業を下し初優勝を飾った。


【試合結果】

 明 成 92−85 能代工

<コメント>
  ウィンターカップから約1ヶ月が経ち、大会に出場した各高校は新チームが始動している。(ウィンターカップに出場出来なかった高校はそれ以前に新チームとなっているが・・・。)
  2月は新人戦を勝ち抜いた各都道府県の上位校が各ブロックの大会で相まみえる時期である。そんな中、新人戦の東北大会が2、3日に行われ、決勝にはインターハイ、ウィンターカップで上位を賑わせた名門能代工業と、創部以来高校バスケ界で話題となっている明成が進出した。結果は過去、能代工業にはかなわなかった明成が初めてその壁を破り初優勝を成し遂げた。実際に試合を見ている訳ではないので新チームがどのような性格を持ったチームなのかは分からないが、今年夏のインターハイや暮れのウィンターカップでも、両チームが優勝争い中心にいると思われる。
 そしてこの他にも昨年暮れのウィンターカップを制した洛南や福岡で凌ぎを削っている福岡第一と福岡大大濠など、毎年上位に名を連ねる高校がどのようなチームになって全国の舞台に戻ってくるのか。協会はゴタゴタが続いている日本のバスケット界であるが、例年通り高校生らしく熱い戦いを見せてバスケット界を盛り上げて欲しい。






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2008年01月08日

右往左往する協会  【バスケットボール 協会内紛問題ほか】

【右往左往する協会 その1】
〜スポーツナビ より〜
 内紛が続く日本バスケットボール協会の遠藤安彦会長代行は8日、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長らと面談し、次期執行部人事を審議する臨時評議員会を19日に招集すると伝えた。JOCは、10日と定めた人事成立の期限を19日まで延ばす方針を決めた。
 JOCの遅塚研一専務理事によると、遠藤会長代行は麻生太郎衆院議員を会長候補とする人事案について「職を賭して認めてもらうつもりだ」と決意を述べた。遅塚専務理事は19日の評議員会も流会した場合は「JOCによる人事の指導は必要だろう」と語った。


【右往左往する協会 その2】
〜スポーツナビより〜
 アジア・ハンドボール連盟(AHF)が、北京五輪アジア予選のやり直しを拒否することを決めたと報道されたことについて、日本協会は6日、AHF事務局と連絡を取ったが、確認はできなかった。5日に常任理事会をクウェートで開いたことは認めたが、決定事項については「はぐらかされた」という。今回、常任理事会招集の案内は、AHFの副会長で常任理事である日本協会の渡辺佳英会長には届いていなかった。
 日本協会は一方で、審判の偏った判定を理由に五輪アジア予選のやり直しを決めた国際連盟(IHF)幹部の財務担当理事に接触。この幹部はAHFの決定が無効との見解を示し、「AHFの決定にかかわらず、IHFはその決定に従って粛々と準備を進めていくことを確認した」(市原則之・日本協会副会長)としている。やり直しの日程、開催地は未定だが、IHFは日本以外にカタールが開催地に立候補していることも認めているという。

<コメント>
 まずは昨年から続いているバスケットボール協会の内紛問題から。今回で6度目の流会となる。一昨年行われた世界選手権で生じた赤字の責任の所在に端を発し、予算案が可決したかと思ったら今度は人事で揉めてまたも流会と、どこまで恥をさらせば良いのか。

 このゴタゴタの中、男子は2008年の北京五輪の出場権を逃し、女子も世界最終予選が残されているものの出場権獲得は厳しい状況となっている。本来ならアジアや世界にどうすれば通用するのか、強化策を練るのが協会の役目だと思うがその方向性さえ発信する事が出来ていない。内輪揉めだけがクローズアップされてしまっている現状を、現役で頑張っている選手や現場の指導者はどのような思いで見ているのだろうか。

  次にハンドボールの予選やり直し問題。こちらは中東×東アジアの構図となっており、中東諸国が実権を握っているアジア連盟がやり直しを拒否している。再投票の可能性も残されているようだが、予断を許さない状況は続いている。先日まで予選に向けた強化合宿が行われていたが、合宿が無駄にならないよう、そしてやり直しとなった場合は今度こそ公正なジャッジがなされるよう願いたい。







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2007年12月29日

3冠は難しい!!  【バスケット ウィンターカップ2007】

 バスケットボールのウィンターカップは28日、男子の準決勝と女子の決勝、3位決定戦が行われた。
 
  この内、男子準決勝では3冠(インターハイ、国体、ウィンターカップ)の期待が懸かった名門、能代工業(秋田)が洛南(京都)と対戦し72−102で敗れた。29日行われる決勝は明成(宮城)に競り勝った福岡第一(福岡)と大会2連覇を目指す洛南(京都)の間で争われる。

  一方、この日が決勝の女子は桜花学園(愛知)が東京成徳大(東京)89−68で快勝し、こちらは3冠を達成した。

【28日の結果】

◎女子決勝
桜花学園(愛知) 89−68  東京成徳大(東京)

◎女子3位決定戦
山形商(山形)  75−59  聖カタリナ女(愛媛)

◎男子準決勝 
洛 南(京都) 102−72  能代工(秋田)

福岡第一(福岡) 86−84   明 成(宮城)

<コメント>
  高校バスケットの主要大会と言えば、インターハイ、国体と現在行われているウィンターカップ。過去何度も3冠を達成している能代工業。記憶に新しい所では、田臥勇太がいた1996年〜98年だろうか。近年、留学生のいるチームの高さに苦しんでいたが、今年はインターハイ、国体を制し残すは最後の1冠ウィンターカップのみだったが、その夢を果たす事は出来なかった。試合を見ていないので、どんな試合展開だったのか分からないが、オフェンスの中心選手が負傷してからリズムが変わったとの事。名門、能代工業と言えどもやはり3冠を達成するのは難しい事である。選手のスキルは勿論の事、コンディションや大会での各試合のゲームプランetc・・・。全てが噛み合わないとこの偉業は達成できないのだと思う。と、同時にそれを過去何度も達成している同チームの凄さを改めて感じる。まさに「必勝不敗」の名門なのである。

  そして29日の決勝は、東北のチームを破った福岡第一×洛南の対戦となった。両チームとも全国大会では常に上位に顔を出している。どんな展開になるのか注目したい。それも去ることながら3位決定戦の能代工業×明成の東北勢同士がどんな戦いになるのか、東北出身の小生としてはこちらの方が楽しみである。 






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2007年11月30日

留学生パワー炸裂か?それとも伝統校が意地を見せるか? 【バスケットボール ウィンターカップ男子組合せ】 

 JOMOウィンターカップ2007(第38回全国高校バスケットボール選抜優勝大会)の組み合わせが29日決まった。
近年、留学生の活躍が目立つ高校男子バスケットボールであるが、今年はインターハイ、国体と伝統校の能代工業が制し3冠の期待が懸かる。高校生最後の大会を制するのはどこの高校か。大会は12月23日〜29日、東京体育館で行われる。

【組合せはこちら】
http://wintercup.jabba-net.com/2007/bracket.html?mw=1

<コメント>
 最近、男子の高校バスケットはセネガルなどから来る留学生がスコアラー(得点を稼ぐ者)となり活躍するチームが上位を占める事が多かったが、今年はその留学生の高さにここ数年苦しめられていた伝統校、能代工業がインターハイ、国体を制覇し強さを見せつけている。ちなみに能代工業に外国からの留学生はいない。この大会も優勝すると今年の主要となる大会を全て制する事になる。能代工業としては、アメリカへ渡った田臥選手を擁して以来の事になるだろうか。
 それを阻止すべく、他の強豪校も牙を研いでいる。その一番手は、インターハイ準優勝のライバル福岡大大濠を破った福岡第一(このチームもインターハイではベスト4である。)だろう。このチームには留学生もいるが、スラムダンク基金を活用しアメリカへ渡る事になったガードの並里選手に注目したい。
 かつて仙台高校を全国優勝に導いた佐藤監督が指揮する宮城の明成は昨年のこの大会、そして今夏のインターハイと一躍注目の的となった。全学年が揃った今年のウィンターカップでどのような戦いを見せるのか。順当に勝ち上がると、準決勝で前述の福岡第一と対戦するが、その前に3回戦で当たる可能性がある北陸(福井)戦が最初のヤマだろう。  
 この他前回大会の優勝校洛南(京都)や留学生を擁する延岡学園(宮崎)などがどこまで上位校に迫るのか。
 
 日本のバスケットボール界は、トップの協会が予算の件でゴタゴタが続き(ようやく正常化しつつあるようだが)、北京五輪出場を逸する(女子はまだ可能性が残っている。)など、最近明るい話題が無いのが実情である。そんな中で行われる高校生活最後の大会。高校生らしい熱い試合が続く事を期待したい。








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2007年08月06日

強化策の妙案ありませんか?by日本バスケットボール協会  【バスケットボール 男子アジア選手権】 

  北京五輪のアジア予選を兼ねた男子バスケットボールのアジア選手権最終日が5日、徳島で行われイランがレバノンを下し、来年行われる北京五輪のアジア代表として出場する事が決まった。また2位のレバノンと3位決定戦でカザフスタンを破った韓国が来年7月に行われる世界最終予選に出場する事になった。
  
  一方、北京五輪出場への望みが消えた日本は7、8決定戦でカタールに敗れ8位に終わり、史上最低の成績となった。

【決 勝】
 イラン 74−69 レバノン

【3位決定戦】
 韓 国 80−76 カザフスタン

【5、6位決定戦】 
 ヨルダン 97−74 台 湾

【7、8位決定戦】
 カタール 86−82 日 本

<コメント>
 史上最強を自認して挑んだ今回のアジア選手権だったが、終わってみれば史上最低の成績に終わった。地元開催で史上最低の成績とは悲しい出来事で、関係者はこの事態を深刻に受け止めなければならないだろう。
 詳しい事は先日の記事で書いたので省略するが、とにかく今回の不本意な成績を現場も協会も反省し(個人的にはゴタゴタ続きの協会の責任はかなり大きいと思うが)、2012年のロンドンに向けて早く始動して欲しい。2016年に東京でオリンピックが開催される可能性があるが、そこで強化すれば良いなどと悠長に考えているといつまでも強くならず、世界はおろかアジアからも置いて行かれるような気がする。


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2007年08月02日

日本のバスケに未来はあるのか? 【バスケットボール 男子アジア選手権】

  来年の北京五輪アジア予選を兼ねたバスケットボールの男子アジア選手権2次リーグ最終戦が2日、徳島で行われ日本はヨルダンに71−68で勝ったが、前に行われたカザフスタン×韓国の試合でカザフスタンが韓国に勝った為、この時点で準決勝進出の望みが絶たれた。この大会2、3位に与えられる世界最終予選へのキップも手にする事が出来ず
1976年モントリオール五輪以来のオリンピック出場はならなかった。


【試合結果】
◎2次リーグ2組
 カザフスタン 75−73  韓 国 
 (ともに2勝1敗)

 日 本    71−68  ヨルダン
 (ともに1勝2敗) 

 この結果カザフスタンと韓国が準決勝へ進出

 2次リーグ1組は、イランとレバノンが準決勝進出

【準決勝組合せ】
 カザフスタン×イラン   韓 国×レバノン 

<コメント>
 長年に渡り日本のバスケ関係者の悲願だったオリンピック出場は今回も厚い壁に阻まれた。
  
 アジアNo.1の中国が開催国枠で既に出場が決まっている為、1枠しかないとは言え、久々のオリンピック出場に向け、またとないチャンスだった今回のアジア選手権。1次リーグで格上のレバノンを破るなど全勝で2次リーグに進んだが、カザフスタン、韓国と相手の高さとスピードに翻弄され1次リーグの勢いは急速に衰えた。1次リーグで破ったレバノンがベスト4に進出しているのだから何とも皮肉な結果である。

 これで恐らく鈴木監督は大会終了後辞任と言う事になるだろう。昨年行われた世界選手権終了後に監督交代があってから1年も経たない内に2人の監督が退くと言う、ある意味異常事態である。評議会が未だに予算の赤字問題で揺れている中で、抜本的な強化策が見出せないまま付け焼刃的な強化ではいつまでも強くならない。頑張っている選手が気の毒である。このままでは日本のバスケットの火が消えてしまうような気がしてならない。

 折りしも佐賀県ではインターハイが行われているが中、高校生の競技人口は決して少なくない。前にも書いたが選手が育つ下地は出来ていると思う。その芽を無くす事だけはして欲しくないと思う。
 五輪出場が消えた中で行われたヨルダン戦に勝った事が、日本のバスケットの未来に、僅かながらまだ光が差していると思いたい。そして協会、現場が一体となってどうすれば日本のバスケットボールがアジアで、世界で通用するのか考えて欲しいと思う。

 オリンピック出場の可能性はなくなったがまだアジア選手権は終わっていない。順位決定戦で最後の意地を見せて欲しいと思う。


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2007年06月24日

ミクロの差で決まった代表校!!  【バスケットボール インターハイ(男子)東京都予選】

  バスケットボールのインターハイ東京都予選男子決勝リーグ(最終日)が24日駒沢体育館で行われ、インターハイに出場する3チームが決定した。

  インターハイの東京都予選は、参加校を4つのブロックに分けて予選トーナメントが行われ約1カ月の間、各高校の体育館等で熱戦が繰り広げられた。先に行われた春季大会のベスト8はシードされ、それぞれのブロックに振り分けられる。今回のシード校は八王子、東海大菅生、世田谷学園、京北、国学院久我山、帝京、日大豊山、早実の8校。
   
  その結果、予選トーナメントを勝ち抜き決勝リーグにコマを進めたのは順当に第1シード〜第4シードの学校(八王子、東海大菅生、世田谷学園、京北)だった。22日、23日に行われた決勝リーグの結果、京北が2勝、八王子と東海大菅生が1勝1敗、世田谷学園が2敗で最終日を迎えた。
 
【24日の結果】
世田谷学園×八王子
 八王子が勝てば、この時点でインターハイ出場権獲得。一方既に2敗している世田谷学園は負ければその時点でインターハイへの道が絶たれる為、勝つ事以外に道が無い。点差をつけて勝ち、当該校同士のゴールアベレージに持ち込んで、インターハイへの道が開けるかどうかと言うところである。

・前半(1Q、2Q) 
 世田谷学園は外角中心のオフェンス、八王子は留学生の#7がインサイドで攻撃の起点となり得点を重ねた。 世田谷は相手の高さを気にしてか、インサイドを攻略する事が出来ず得点が伸び悩むも、ディフェンスで上からプレッシャーを掛けて相手のミスを誘い、次第にリズムを取り戻す。一方、八王子は次第に攻撃のリズムが狂い始め#7の高さも機能しなくなり始める。44−43で八王子リードで前半終了。


・後半(3Q,4Q)
一進一退の攻防が続くも、プレーにムラがある#7を途中でベンチに下げた八王子。 高さで対等になった世田谷が、徐々に引き離し始める。八王子も留学生の#7を戻すものの、一度失ったリズムを取り戻せず68−61世田谷リードで3Q終了。

4Qに入っても流れは変わらず。八王子はオフェンスリバウンドが取れず苦戦を強いられる。留学生に集め必死に追撃するが、#7がファールアウトで攻め手を失う。結局98−92で世田谷学園が勝ち、インターハイの行方は最終戦の京北×東海大菅生の結果次第という事になった。
 世田谷学園のボールに対する執着心が八王子のそれよりも上回った好ゲームだった。
 
Image014.jpg

京北×東海大菅生
 この試合が始めるまでの結果で京北が勝てば八王子が、東海大菅生が勝てば世田谷学園が3つ目のインターハイへの切符を手にする事となった。という事で試合が始まる前に京北と東海大菅生のインターハイ出場が決定した。 
 インターハイ出場が決まった両校は、勝てば本大会優勝と言う大事な一戦となった。
 この試合は前半こそ互角の戦いだったが、京北の#4を中心とした速攻と早いパス回しに東海大菅生が次第に翻弄され始め、結局京北が94−82で勝利を収め、第1代表でインターハイへコマを進める事となった。
Image015.jpg

 この結果、1位京北、2位八王子、3位東海大菅生の3校が8月から佐賀県で行われるインターハイに東京代表として出場する事になった。
  
 2位〜4位は当該校のゴールアベレージで決まり、3位の東海大菅生と4位の世田谷学園の差は点数にして4点と言う僅差だった。勝負事に「タラ」、「レバ」は禁句だが、世田谷学園の選手はあの1プレーが、と悔やむシーンが後になって浮かんでくる事だろう。八王子戦終了後、選手や応援関係者は喜んでいたが、監督が表情を変えていなかったのが印象的だった。勝ったとは言え6点差では届かないと察知したのだろう。この悔しさをウィンターカップの予選で晴らせるかどうか。ひと夏を越えてどんなチームになるのか見守りたい。  
  
 一方、佐賀行きを決めた3チームには東京の代表として是非とも上位に進出して欲しいものである。 


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