2009年02月15日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.6 【プロ野球 チーム紹介〜中日ドラゴンズ〜】

  2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの6回目。今回は2007年に日本一となる等、落合監督が就任してほぼ毎年優勝争いに絡んでいる中日ドラゴンズを紹介したいと思う。


【抜けた投打の軸を誰が埋めるかが上位進出へのカギか?】
◎2009年キャンプ地情報
・1軍・・・沖縄・北谷(2月1日〜3月1日)
・2軍・・・沖縄・読谷(2月1日〜3月1日)


  かつて、リーグ優勝してから次の優勝までに一定の期間を要すると言うのがドラゴンズのパターンだった。だが、落合監督が就任した2004年以降、2度のリーグ優勝に日本一1度とほぼ毎年優勝争いに名を連ねている。昨シーズンはAクラスを確保したものの、ジャイアンツとタイガースには水を開けられた。(クライマックスシリーズでは、タイガースを破っているが・・・。)
  今シーズンは川上投手、ウッズ選手、中村(紀)選手といった投打の軸が抜けた穴を誰が埋めるのかが、覇権奪回への大きなポイントとなるであろう。

  投手陣では、ベテランの山本昌投手が昨シーズン通算200勝を達成しチームトップの11勝を上げるなど元気だった。今シーズンも活躍が期待されるが、ベテランを投手陣の軸に託すようでは心もとない。川上投手に代わる軸として誰がのし上がるのか。朝倉、中田、小笠原と言った投手に期待が懸かるが、逆にこれらの投手が崩れるようだと苦しいシーズンになるだろう。抑えの岩瀬投手までの継投に例年以上に神経を使わなければならないシーズンになりそうだ。

  攻撃陣もウッズ、中村(紀)と言った一発を打てる選手が抜け、その代わりを務める選手が出てくるのか。それとも荒木、井端と言った機動力を使える選手を中心に一発に頼らない攻撃に転換するのか。主力選手がベテランの域に達しているだけに若手の台頭が待たれる。平田、堂上、新井と言った期待の若手がレギュラーに定着出来るかもポイントになりそうだ。

  全体的に大きな転換点を迎えている今シーズンのドラゴンズ。上位チームと違うと言えば、賛否両論はあるにせよWBCの代表候補に上がっている選手がおらず、大会終了後の選手のコンディションに気を使う必要が無い事である。落合監督が、覇権奪回の為に果たしてどんな采配を振るうのだろうか。

  次回は千葉ロッテマリーンズを紹介する。



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2009年02月11日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.5  【プロ野球 チーム紹介〜北海道日本ハムファイターズ〜】

  2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの5回目は、本拠地を北海道に移してからAクラスに定着し、2006年、2007年にはリーグ連覇も果たした北海道日本ハムファイターズを紹介したいと思う。


【中継ぎ陣の整備がペナント奪還へのポイントか?】

◎2009年キャンプ地情報
・1軍・・・沖縄・名護(2月1日〜27日)
・2軍・・・沖縄・国頭村(2月1日〜24日)

  本拠地を北海道に移してから毎年好成績を収めている日本ハム。各選手が咋シーズンのような働きを見せれば、そこそこ良い成績を収めるような気がする一方でこれと言った強調材料もない。リーグ優勝の為には、いわゆるチームのウリとなる材料が欲しいところである。


  投手陣は、チームのみならず球界の顔に成長したダルビッシュ投手が中心。問題は彼に続く投手が出て来るかどうか。スウィーニや多田野、武田などコマは揃っているが、勝ち切れる投手となるとどうか。抑えだったマイケル中村投手が抜けただけに、今まで以上に先発投手陣に負担が掛かる。中継ぎ陣の整備や誰を抑えにするのか。優勝を争う上で急務となる課題は多い。個人的には同郷の江尻投手の活躍に期待したい。

 攻撃陣も稲葉選手や森本選手、巨人から移籍した二岡選手などアベレージヒッターが揃っている。これまで打線の繋がりで局面を変えて来たが、その反面一発で劇的に局面を変えられるバッターがいないのがこのチームにとって悩ましいところ。手薄になった投手陣への援護が昨年以上に増えてきそうな今シーズン。外国人にその役割を託す手もあるが、将来的な事を考えると日本人に担って欲しいというのがファン始め関係者の願いかも知れない。咋シーズン鳴り物入りで入団したものの、一度も表舞台に立つ事が出来なかった中田翔選手が、プロの水にも慣れたであろう今シーズン、果たしてそれを担えるまでに成長するのか。

  2008年に西武に奪われたリーグチャンピオンの座を奪い返し、熱狂的なファンを喜ばす事が出来るか。シーズンが佳境に差し掛かる夏を短くするのも長くするのも選手の頑張り次第である。

次回は中日ドラゴンズを紹介する。
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2009年02月09日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.4  【プロ野球 チーム紹介〜阪神タイガース〜】

  プロ野球のキャンプも中盤に差し掛かり、シートバッティングに一線級の投手が登板したり、紅白戦が行われたりと各球団実戦的な練習が行われている。

  さて、2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの4回目は、真弓監督に代わって昨シーズンの悔しい思いを晴らす事が出来るか注目される阪神タイガースを紹介したいと思う。


【球場も監督も一新!!待たれる若虎の出現】

◎2009年キャンプ地情報
・1軍・・・沖縄・宜野座(2月1日〜17日)
     高知・安芸(2月19日〜3月3日)
・2軍・・・高知・安芸(2月1日〜22日) 

  星野氏が勝ち癖を植え付け岡田前監督がそれを定着させて、かつてのような弱いイメージは払拭されたタイガース。昨シーズンもリーグ優勝に手が届く所に位置し、ほぼ間違いなく先頭でゴールテープを切るだろうと思われていた。しかし後半、特に北京五輪が始まった辺りから雲行きが怪しくなり、もたついている間に後ろから猛追して来た長年のライバル、ジャイアンツにその座を奪われた。ライバルに奪われたリーグチャンピオンの座を奪い返せるかどうかは、ここ数年チームを支えて来たベテランを押しのける若手がどれだけ出てくるかどうかに懸かっていると思う。

  投手陣では昨年ブレークした岩田投手に期待が懸かる。昨シーズンのチーム勝ち頭である安藤投手(13勝)、下柳投手(11勝)に続く10勝をマークした。今シーズンどこまで勝ち星を上積み出来るか。藤川投手がタイガースの絶対的な抑えである事は誰もが認める所だが、WBCの代表に選ばれれば、シーズン中のピッチングに影響が出ないとも限らない。昨年の北京五輪終了後がそうだった、。今まで以上に先発投手陣の踏ん張り具合がカギを握るシーズンになりそうだ。

  投手陣以上にメンバーが近年固定化しているイメージのある攻撃陣。金本、矢野と言ったベテラン選手に代わり、チームの顔となるような選手が出てくるかどうか。そろそろチームの顔としてて表に出て来ても良いような気がする鳥谷選手や一昨年ブレークした桜井選手などに期待が集まる。また昨年不振だった今岡選手の巻き返しにも注目したい。

  今シーズンから指揮を執る真弓監督。その手腕に熱烈なタイガースファンは注目している事だろう。新装なった甲子園球場で果たしてどんな采配を振るうのだろうか。

 次回は、北海道日本ハムファイターズを紹介する。


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2009年02月06日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.3  【プロ野球 チーム紹介〜オリックス・バファローズ〜】

  プロ野球、2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの3回目。今回は、昨シーズン投手陣の活躍で久々にAクラスに入ったオリックス・バファローズを紹介したいと思う。


【昨年の勢いを持続できるか?そして「あの人」が投手陣の味方に・・・】 

◎2009年キャンプ地情報

・1軍・・・沖縄・宮古島(2月1日〜21日)   
      高知(2月24日〜3月2日)
・2軍・・・沖縄・宮古島(2月1日〜28日) 

  万年Bクラスだったオリックス。昨シーズン序盤もそんな雰囲気を醸し出す戦いが続いていたが、コリンズ監督が退き大石監督(当時は監督代行)に指揮が委ねられた途端、まるで別のチームに生まれ変わったかのような快進撃を続けた。久々にAクラスの座を獲得して初めてクライマックスシリーズにも出場した。
  昨年のペナントレース展望の記事で、ローズ、カブレラの長距離砲が爆発すれば他チームにとって脅威となる、と言うような事を書きその通りになったが、投手陣の活躍までは予想出来なかった。新人王を獲得した小松投手に引っ張られるように他に3人の投手が2桁の勝ち星を上げ、試合の最後を締める抑え投手の存在(加藤投手)と併せて躍進を遂げたチームの原動力となった。

 今シーズンもチームの浮沈のカギを握るのはやはり投手陣の出来だろうか。一方、攻撃の方はローズ、カブレラの一発頼みでは昨シーズンのようにはいかないような気がする。この2人が打ち出したら止めるのは難儀な事だとは思うが、他のチームのマークは当然厳しくなるだろう。そう言う意味ではソフトバンクで活躍した大村選手が移籍した事で攻撃のバリエーションを増やす事が出来るかもポイントとなりそうだ。

  それとキャンプに入って話題となっているが、投手陣に今シーズンから強力な援軍が加わった。日本の選手が海を渡るきっかけを作った野茂英雄氏がテクニカルアドバイザーに就任した事である。キャンプだけでなく、シーズン中もチームの中に入って指導すると言う事で、若い選手が多い投手陣にとっては心強い存在になると思う。
 
  昨シーズンの躍進が単なる勢いだったのか、それとも本物の強さなのか。真価が問われる大石軍団2年目のシーズンが始まろうとしている。

 次回は阪神タイガースを紹介する。


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2009年02月05日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.2  【プロ野球 チーム紹介〜読売ジャイアンツ〜】

  プロ野球、2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの2回目。今回は、昨年セリーグを制した読売ジャイアンツを紹介したいと思う。 


【世代交代に成功した球界の盟主 黄金時代の再来はあるのか?】

◎2009年巨人キャンプ地
・全班・・・宮 崎(2月1日〜25日)

   昨年、日本一は逃したもののリーグ2連覇を果たし、黄金時代の再来を予感させたジャイアンツ。その要因となったのが生え抜きの若手選手の成長である。これまでチームを支えて来た上原、清水、二岡を他チームに放出したが戦力ダウンは微塵も感じない。原監督がある講演会で、リーグ5連覇を掲げるなど鼻息が荒いのも分かる気がする。

   かつて豊富な資金力をバックに各球団の主力選手を獲得し補強して来たが、最近は育成に重きを置く球団の方針から、例年騒がせていたストーブリーグも静かだった。
  
   その中でもポスト松井の呼び声が高い太田選手が注目を集めている。右と左の違いはあるが体格は松井選手のそれと遜色ない。評論家のコメントを見ると、特に守備を中心に技術的にはまだ注文が多く、現時点でルーキー時の松井選手と比較するのは可哀相な気もするが、育て方次第で球界を代表するスラッガーに成り得る素材である事は間違いないだろう。スター不在のプロ野球界だが久々のスター誕生となるか。

   リーグ3連覇、そして悲願の日本一を目指すジャイアンツ。戦力の充実ぶりは今更語る事もないだろう。中軸の一発だけでなく、鈴木選手ら機動力も使える攻撃陣。そして3年連続最多勝を目指すグライジンガーなどを擁する先発投手陣と、日本ハムから移籍したマイケル中村を加え厚みを増した中継ぎ陣。他球団も羨むラインナップである。それぞれの選手が昨年並の働きを見せ、歯車が噛み合えばリーグ3連覇も視野に入ってくるだろう。原監督が語った「リーグ5連覇構想」ももしかしたら夢物語ではないのかも知れない。

   不安材料は西武同様、WBCに派遣される選手のその後の反動と、勝っても増えない視聴率が原因で減っていく野球中継か。例年、目の色を変えて打倒巨人に躍起になる各球団のマークを若い選手がどうかいくぐるのかも見ものである。それと、例年スタートダッシュに失敗する傾向にあるだけに、ゴールデンウィーク辺りまでにどれだけ勝ち星を重ねる事が出来るかもポイントになるだろう。個人的にはここ数年、不本意な成績が続いている木佐貫投手のピッチングに注目したい。


 次回はオリックス・バファローズを紹介する。


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2009年02月03日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.1  【プロ野球 チーム紹介】

  日本のメジャースポーツがシーズンオフの2月はスポーツに関するネタが少ない。そんな中、球春が間近に迫っている事を予感させる選抜高校野球の出場校が先日発表されたのに続き、今月1日からブロ野球のキャンプも始まり12球団がチャンピオンフラッグを目指して始動した。
  また、今年は3月に世界一を争う戦い、WBCも控えており連覇の期待が懸かる日本の代表候補に挙がっている「SAMURAI」は、いつもより早い仕上がりを見せていると言われている。

  そこで本紙では何回かに分けて2009年のペナントレースを戦う各球団の動向について紹介したいと思う。1回目の今回は、昨シーズン日本、アジアを制した西武ライオンズ。

【成長を続ける若手!!2連覇へ戦力充実】
◎2009年西武キャンプ地
A班・・・ 宮崎・南郷(2月1日〜26日)
B班・・・ 埼玉・所沢(2月1日〜8日)
      高知・春野(2月10日〜24日)

  昨シーズン日本一に輝き、その後行われたアジアシリーズも制するなど充実した1年を過ごしたライオンズ。伸び盛りの若手が多いチームにとって多くの経験を積んだ1年だった。リーグ、そして日本一連覇に向けて、これと言った補強をする事無くほぼ同じ陣容で連覇に挑む。

  投の中心は松坂の背番号18を引き継いだ涌井投手。昨シーズンは辛うじてフタ桁に白星を乗せたが、チームの勝ち頭を2年目の岸投手に譲るなどエースにとっては満足行く内容ではなかった。本人が1番そう思っているだろう。果たして今シーズン、どこまで勝ち星を積み重ねる事が出来るか。その涌井を凌ぐ大車輪の活躍を見せた岸投手。マークが厳しくなるであろう今シーズン。そのマークをかいくぐる事が出来るか。彼等を操る細川捕手のリードにも注目したいところだ。
 
  一方、打の方は咋シーズン活躍した片岡、中島、中村と言った選手が中心となる。一発もあり機動力もある打線は他チームにとって脅威だろう。本塁打の多さの割に打率が低かった中村選手が、打率を上げて常に4番に座るようだと更に手強さが増す。3年連続盗塁王を目指す片岡は盗塁数をどこまで伸ばす事が出来るかも興味を引く点である。

  上に挙げた選手の殆どがWBCの代表候補に名を連ねており、例年よりもハイペースで調整している。その反動でシーズンに入り、特に中盤以降、息切れするのが不安材料ではある。そう言った意味では脇を固める他の選手の活躍も連覇する為には必要不可欠である。近年、目立った成績を残していない西口選手や巨人から移籍した清水選手らベテランがどんなプレーをするのか。そして2年目を迎える渡辺監督が各チームのマークが厳しくなる中でどんな手綱さばきを見せチームを引っ張って行くのか。

次回は読売ジャイアンツを紹介する。


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[著者] 渡辺 久信
[種類] 単行本
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[出版社] 講談社

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2009年01月24日

春待つ球児に届いた「サクラサク」!!今年も始まる「筋書きの無いドラマ」!!   【高校野球 第81回選抜高校野球大会出場校決定】  

  3月21日から阪神・甲子園球場で行われる第81回選抜高校野球大会の選考委員会が23日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社であり、大会に出場する一般枠29校、21世紀枠3校の計32校が以下の通り決まった。組合せ抽選会は3月13日行われる。

【北海道・東北】
・鵡 川(北海道)・・・5年ぶり3回目
・光星学院(青森)・・・3年ぶり4回目
・花巻東(岩手)・・・初出場

【関東・東京】
・慶 応(神奈川)・・・2年連続8回目
・習志野(千 葉)・・・33年ぶり3回目
・前橋商(群 馬)・・・12年ぶり3回目
・高崎商(群 馬)・・・3年ぶり3回目
・下妻二(茨 城)・・・初出場
・国士舘(東 京)・・・6年ぶり8回目
・早稲田実(東 京)・・・3年ぶり19回目

【東 海】
・中京大中京(愛 知)・・・2年連続29回目
・掛川西(静 岡)・・・15年ぶり4回目

【近 畿】
・天 理(奈 良)・・・2年連続19回目
・PL学園(大 阪)・・・3年ぶり20回目
・金光大阪(大 阪)・・・7年ぶり2回目
・福知山成美(京 都)・・・初出場
・箕 島(和歌山)・・・18年ぶり9回目
・報徳学園(兵 庫)・・・2年ぶり17回目

【中国・四国】
・倉敷工(岡 山)・・・34年ぶり10回目
・南陽工(山 口)・・・3年ぶり4回目
・開 星(島 根)・・・初出場
・西 条(愛 媛)・・・4年ぶり6回目
・今治西(愛 媛)・・・3年連続11回目

【九 州】
・清 峰(長 崎)・・・3年ぶり2回目
・神村学園(鹿児島)・・・4年ぶり2回目
・明 豊(大 分)・・・2年連続2回目
・興 南(沖 縄)・・・26年ぶり3回目

【21世紀枠】
・利 府(宮 城)・・・初出場
・彦根東(滋 賀)・・・56年ぶり3回目
・大分上野丘(大 分)・・・60年ぶり3回目 

<コメント>
  春まだ遠い昨今ではあるが、2月になるとプロ野球のキャンプが始まりいよいよ球春到来となる。一方、毎年この話題が、春がそこまでやって来ているような気にさせてくれる。
  
  春の到来を告げる選抜高校野球に出場する32校が決定した。特待生制度など課題が残っている高校野球だが、ひたむきに白球を追う姿は、プロ野球とは違った魅力があり、それがファンの心を引きつける。

  さて、真の実力がモノを言う夏の大会と違い、実力の他に様々な要素が加味されて決まる選抜の出場校。今年の顔ぶれを見ると、今まで甲子園を沸かせた学校が選ばれたと言う印象を受ける中、習志野や箕島と言った、オールドファンが聞いたら泣いて喜ぶような古豪が久し振りに甲子園に帰って来る。そして何と言っても、昨秋行われた明治神宮大会で慶応が優勝してから騒がれていた「早慶同時出場」が遂に実現した事が最大の注目点だろう。夏は1度あるらしいが、センバツでは初めての事である。組合せ次第だが、果たして甲子園で早慶戦が実現するか。

  選手で注目されているのが「清原2世」の呼び声高いPL学園の勧野選手などだが、東北出身の小生としては、こちらも注目されるであろう光星学院の下沖、花巻東の菊地の両投手が一冬越してどんなピッチングを見せてくれるのか、そして初めて甲子園に乗り込む利府高校がどんな試合をするのか注目したい。

  春風吹く3月に果たしてどんなドラマが繰り広げられるのか。今年も「筋書きの無いドラマ」が始まろうとしている。

〜出場校こぼれ話〜
  我が故郷から出場する利府高校。学校のホームページを見ると、部活動紹介のページがあって、各部の指導教諭が載っていたのだが、その中に懐かしい名前を見つけた。「バスケットーボール部顧問 三浦祐司」小生と同じ30代後半で高校時代バスケットボールをやっていた人ならこの名前にピンと来る人もいるかも知れない。当時、能代工のスター選手でその後日本代表にも選ばれた選手である。彼が利府高校でバスケットボールを教えていたとは・・・。少々驚きである。


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2008年12月03日

水原勇気の再来か?ナックルボールを操る「高校生プロ野球選手」誕生!!  【野球 関西独立リーグ】

〜スポーツナビ より〜

  来年4月に開幕する野球の関西独立リーグの神戸は2日、神戸市内のホテルで入団発表を行い、神奈川・川崎北高2年の吉田えり投手(16)が契約書にサインし、男子選手に交じってプレーする日本で初の女性プロ野球選手が誕生した。
  大勢の報道陣が詰め掛けた記者会見で吉田投手は「まずチームのみんなについていけるように、活躍できるように頑張りたい」とやや緊張気味に話した。今後は関西の高校に転校し、学業との両立を目指す。中田良弘監督は、起用法について「初めは勝ち試合で使いたい」と、リードした場面で登板させる方針を示した。
  吉田投手は155センチと小柄ながら右下手から投げるナックルボールを武器に入団テストを通り、11月16日の関西独立リーグのドラフト会議で神戸から7位で指名された。

<コメント>
  社会人野球の衰退に伴い、プロ野球を目指す選手の受け皿となっている独立リーグ。パイオニア的存在の四国アイランドリーグ(現在は九州の長崎や福岡も加わり「四国・九州アイランドリーグ」と言う名称に変わっている。)や信越地方のベースボール・チャレンジ・リーグ等が既に運営されておりこの他の地方でも計画している所がある。来年から始まる関西独立リーグもその1つである。

  その関西リーグに所属する神戸に初の女性プロ野球選手が誕生する事になった。最近、少年野球で男子に混じってプレーしている女子を見かける機会が多くなったが、独立リーグとは言え「プロ」の世界でも同様の事が起きるとは・・・。しかも、まだ高校生と言うのだから二重の驚きである。
  初の女性プロ野球選手となる彼女の武器はナックルボールとの事。あの揺れて落ちる、バッターからしてみれば最も打ち辛いといわれる球である。また、ヤンキースの松井選手が苦手としているボールである事を知っているファンも多いだろう。その松井選手を手玉に取ったナックルボーラー、ウェークフィールド投手のVTRを見て習得したと言うのだから大したものである。

  現実の世界ではないが、女性のプロ野球選手として思い出されるのが漫画の「野球狂の詩」に出てくる水原勇気。彼女もまた「ドリームボール」と言うウィニングショットで、屈強な男達を次々に倒して行った。果たして実写版「水原勇気」も漫画同様、プロ野球を目指す男達を手玉に取る事が出来るか。その投球に注目したい。


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2008年11月10日

百獣の王の猛追になす術がなかった若兎  【プロ野球 日本シリーズ】

  今シーズンのプロ野球日本一を決める日本シリーズ第7戦が9日、東京ドームで行われ、西武ライオンズが終盤逆転し、3−2で巨人を下して4年ぶり13度目の日本一に輝いた。シリーズMVPには第4、6戦で勝利投手となった岸孝之投手(23)が輝いた。西武は日本代表として「アジアシリーズ2008」(13日開幕)に出場する。

【試合結果】
西 武 0 0 0  0 1 0  0 2 0  3
巨 人 1 1 0  0 0 0  0 0 0  2
【勝】 星野 1勝 0敗 0S
【負】 越智 1勝 1敗 0S
【S】 グラマン 0勝 0敗 2S

<コメント>
  西武ドームで行われた第3戦〜第5戦のテレビ中継でゲスト解説を務めた横浜ベイスターズの工藤投手が、どこかの新聞のインタビューで「もし第6戦西武が取ったら、石井、涌井が残る西武が第7戦有利になる。」と言うようなコメントを残したらしいが、その予言通りの結果となった。
 
  第7戦までもれ込んだ今年の日本シリーズ。熱戦が続いたこのシリーズを制したのは、崖っぷちに立たされながら、MVPを獲得した岸投手の快投で息を吹き返したライオンズだった。

  シリーズを振り返ると、前述の通りターニングポイントとなったのは第6戦での攻防だと思うが、最終戦となる第7戦のポイントは、継投と経験とシーズンの戦い方とは違う、いわゆる奇策だったと思う。ここからは、勝負事で禁句の「タラ」、「レバ」の話が多くなるが、ご容赦願いたい。

  まず日本一の栄冠に輝いたライオンズ。先発はベテランの西口だったが、これは大方の予想通り。しかし日本シリーズで勝った事がなく、おまけに東京ドームとの相性も良くない。もし2−0のまま試合が終わっていたら、渡辺監督の起用法に疑問を呈する者も出てくるだろう。それを帳消しにしたのが、続いて登板した石井、涌井の両投手の好投である。シーズンでは有り得ない、しかも打順が回ってくるまでの限定登板と言う、なりふり構わぬ継投策が功を奏した。これで序盤、相手に傾いた流れを引き戻した。もし渡辺監督が実戦から離れている西口投手は見せかけの先発で石井、涌井で勝負する、と最初から考えて起用したとしたらなかなかの役者である。これも第6戦で岸投手が途中から1人で投げぬいた事によって成せた業ではある。
  そして逆転した8回の片岡選手の初球盗塁と本塁突入のプレー。ほとんど警戒していなかったように見えた巨人守備陣の虚を突く好走塁だった。あれで巨人の勢いは完全に止まった。それにしても、逆転の場面でシリーズ絶好調の平尾選手に打順が回ってくるとは・・・。このシリーズを象徴するシーンだったように思う。

   一方、第5戦を取って先に王手をかけながら寸前で日本一の称号がスルリと逃げていったジャイアンツ。もし勝っていたら第5戦のラミレスの激走がターニングポイントだと思っていた。(最終回に西武の平尾選手がクルーンから放った一発が逆風への序章だったのかも知れないが)しかし、岸ショックは想像以上に打線にダメージを与えていたのか、最終戦も火を噴く事はなかった。それでも相手からもらった1点とホームランによって得た追加点を何とか必死に守ろうとした。原監督は渡辺監督とは対象的に最終戦もシーズンの継投を踏襲した。明日なき戦いを続けて来た西武とは立場が違う。奇策は必要ないだろう。しかも越智投手はシーズン優勝に貢献した選手の1人である。結果、日本一の称号を得る事は出来なかったが、若い選手が多いチームにとっては貴重な財産となったシリーズなのは確かである。
  しかし敢えて厳しい言い方をすれば、日本一と言う目標に徹するのであれば、大舞台での経験度を考えると8回の最初からそれが豊富な豊田投手にスイッチしていたら、違う結果になっていたかも知れない。あくまで結果論であるが・・・。更に同点になってからの投手起用が後手に回ってしまったのが悔やまれる点である。

  昨年Bクラスに転落し、名門復活を懸けて挑戦者の底力を見せたチームと、昨年そして今年とセリーグを制しこのシリーズでも先に優位に立った事で、心のどこかにスキが生まれたチームとの差が最後の最後に表れた今年の日本シリーズだった。しかし久々に熱くなる試合を見たような気がする。人気低迷が囁かれている昨今ではあるが、まだ日本のプロ野球も捨てたものではないと言う事も実感したシリーズでもあった。

  さてこれから迎えるストーブリーグ。残念ながら今年も海を渡る選手が何人か出るだろう。しかし時代の潮流を現段階で食い止める事は出来ない。それ以外の選手が来シーズンもファンを感動させてくれる試合を多く見せてくれる事を、そして何より来春開かれるWBCで日本の野球の強さを見せてくれる事を期待したい。


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2008年11月09日

まさに獅子奮迅の活躍!!神様、仏様、岸様で西武逆王手!!  【プロ野球 日本シリーズ】

  プロ野球日本シリーズ第6戦が8日、東京ドームで行われ西武ライオンズが4−1で巨人を下し、対戦成績を3勝3敗とした。日本一の行方は最終戦となる9日に持ち越された。

  崖っぷちに立たされた西武ライオンズが初回に3点を先制し試合を優位に進めると、4回から登板した岸投手が第4戦同様、巨人打線をほぼ完璧に抑える好救援を見せた。

【試合結果】
西 武 3 0 0  0 1 0  0 0 0  4
巨 人 0 1 0  0 0 0  0 0 0  1
【勝】 岸 2勝 0敗 0S
【負】 高橋尚 0勝 1敗 0S

<コメント>
  第5戦敵地でライオンズを下して王手を懸け、日本一へ向けて俄然有利となったジャイアンツの前に立ちはだかったのは入団2年目の「若き鉄腕」岸投手だった。

  試合の流れがどちらに向くか分からない4回にマウンドを託された岸投手。第4戦では毎回奪三振に完封とジャイアンツ打線を手玉に取った。しかし150球近くを投げた上に中2日での登板。おまけに相手は長距離砲を多く持つジャイアンツ打線。負ければ終わりと言うプレッシャーの中、そのプレッシャーを楽しんでいるかのような投球で再びジャイアンツ打線を沈黙させた。

  これで名門チーム同士の戦いは最終戦までもつれ込んだ。日本のプロ野球チーム同士が戦う今年最後の試合。お互い総力戦となるだろう。
西武は、懸念されていた中継陣のハンデも最終戦は西口、石井(一)、涌井、そして万が一の時に備えるべく、ジャイアンツ打線が打ちあぐねている岸投手のベンチ入りもあるのだろうか。とにかくコマは揃った。第6戦勝った勢いで逆転での日本一に輝く事が出来るだろうか。

  一方、ジャイアンツは沈黙した打線が奮起できるか。早めに先制し中継陣への継投が出来るかがポイント。なるべく点差を離して、試合を優位に進めた状態で抑えのクルーン投手を注ぎ込みフィナーレを迎えたい所だ。
  
  ポイントとなる選手を挙げるとすれば、ライオンズはこのシリーズラッキーボーイ的存在となっている平尾選手、ジャイアンツはトップバッターの鈴木選手だろうか。

  今年のプロ野球を締めくくる戦いが間もなく始まろうとしている。


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2008年11月06日

試合の流れを変えた主砲の激走!! 【プロ野球 日本シリーズ】

 プロ野球の日本シリーズ第5戦が6日、西武ドームで行われ巨人が7−3で逆伝勝ちを収め日本一に王手をかけた。
  第6戦は8日、場所を東京ドームに移して行われる。


【第5戦試合結果】 
巨 人 0 1 0  0 0 0  4 0 2  7
西 武 1 0 1  0 0 0  0 0 1  3
【勝】 西村健 1勝 0敗 0S
【負】 涌井 1勝 1敗 0S

<コメント>
  どちらが勝っても優勝に王手をかける事になり、重要な意味を持つ第5戦を取ったのは、ジャイアンツだった。
  
  6回まで西武のエース涌井投手に抑えられ、試合の主導権を奪われていた嫌な流れを変えたのは、逆転の口火を切った主砲ラミレスの好走塁だった。テレビで観ていて、放った一打がベースに当たるラッキーな面はあったにしても、間に合わない、暴走だろうと思った。しかし、虚を突かれたのは西武の守備陣も同じだった。1987年の日本シリーズで、それこそ西武の辻選手がシングルヒットで1塁からホームに帰って来たプレーがあったが、それを思い出させるような走塁だった。この後集中打で逆転し、相手エースをマウンドから引きずり下ろした事を考えると、このシリーズのターニングポイントになる可能性のあるプレーだと思う。
  また原監督の継投策も上手く行った。エースの上原の調子が良くないと見るや3回で見切りをつけ、小刻みな投手リレーを見せた。まさに短期決戦の戦い方である。

   一方、西武は投打の歯車が噛み合わず、いよいよ崖っぷちに立たされた。扇の要、細川捕手と攻撃陣の中心中島選手の負傷退場も最後まで響いた。ジャイアンツを上回るヒットを打ちながら点に結びつける事が出来ず涌井投手を援護出来なかった。

  さて1日の休養を挟んで土曜日に第6戦が行われる。敵地での最終戦に勝って、我が庭に戻るジャイアンツが俄然有利な状況となった。先発投手は第2戦と同じく巨人が高橋尚投手、西武が帆足投手だろうか。第5戦、西武は西口投手でも面白いと思っていたが、渡辺監督はエース対決を選択した。この崖っぷちに立たされた状況で、レギュラーシーズンこそ今一つだったが、シリーズを経験しているベテランに懸けてみるというのはどうだろう。

  今年のプロ野球日本一のチームを決める戦いもいよいよ大詰め。このままジャイアンツが押し切ると言うシナリオなのか。それともライオンズが2連勝で逆転優勝と言うシナリオなのか。勝利の神様は最後のシナリオを仕上げようとしている。


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2008年11月04日

今年のキャッチフレーズは「ホームランシリーズ」か?  【プロ野球 日本シリーズ】

  プロ野球の日本シリーズ第3戦が4日、西武ドームで行われ巨人がラミレス、小笠原のホームランなどの一発攻勢で西武を6−4で振り切り、対戦成績を2勝1敗とした。
  日本シリーズ第4戦は5日、西武ドームで行われる。


【第3戦の試合結果】
巨 人 1 3 0  0 0 1  0 1 0  6
西 武 0 0 0  0 0 4  0 0 0  4

【勝】 内 海 1勝 0敗 0S
【負】 石井一 0勝 1敗 0S
【S】 クルーン 0勝 0敗 1S

<コメント>
  今シーズンのプロ野球日本一のチームを決める日本シリーズが1日から始まり、第1戦、第2戦は巨人と西武がそれぞれ接戦をモノにし星を分け合った。
  場所を西武ドームに移して行われた第3戦は、第1戦、第2戦同様ホームランによって試合が決まった。
  
  第2戦で主砲ラミレスが目を覚ましたジャイアンツは、第3戦も攻撃陣の好調さが目についた。クリーンアップの長打攻勢もそうだが、シーズン途中からトップバッターの座についている鈴木選手の活躍が光った。この試合でも先制点の口火を切るツーベースを放つと、2回には3ランホームランで、先発の石井(一)投手のリズムを崩した。この後の試合で鍵を握る選手になるかも知れない。

  一方の西武は、中村選手のホームランで1点差まで迫ったが連敗し第4戦に負けるといよいよ崖っぷちに立たされる、という所まで来た。
光明は、眠っていた主砲中村選手に一発が出た事だろうか。第4戦の先発が予想される岸投手が好調なジャイアンツ打線を抑え、チームに勢いを取り戻すような投球が出来るか。 

  日本シリーズで過去、数々の名勝負を繰り広げて来た巨人と西武。ホームランで試合が決まる今年のシリーズだが、この後どんな名場面が生まれるのだろうか。
  最後に、今日はテレビで観戦していたが、それにしても平日とは言え、日本シリーズと言うプロ野球最大のイベントの割には観客の入りが寂しいのが少々引っ掛かった西武ドームでの第3戦だった。


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2008年10月25日

これぞレギュラーシーズンチャンピオンの特権!!  【プロ野球 クライマックスシリーズ】

  プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージ、巨人×中日の第3戦が24日東京ドームで行われ、5−5の引き分けとなった。変則6戦制の第2ステージは、勝敗数が同じ場合はレギュラージーズンの1位のチームが勝ち進む為、巨人は日本シリーズ進出に王手となった。逆に中日は1つも負けられない崖っぷちに立たされた。

  第2ステージ第5戦は25日東京ドームで行われる。


【試合結果】
中 日 0 0 0  3 0 0  0 1 1  0 0 0  5
巨 人 0 0 1  0 0 4  0 0 0  0 0 0  5

<コメント>
  パ・リーグを制した西武と、日本シリーズ進出を懸けた戦いを演じている巨人と中日以外の球団は、秋季練習や監督、ドラフト人事など既に来季に向け準備を進めている。
  
  そんな中で行われているセ・リーグの日本シリーズ代表決定戦。第3戦は、延長12回までもつれ込んだが引分けに終わった。しかし、このシリーズ負けなければ良いジャイアンツにとっては、勝ちに等しい引分けと言える。抑えの切り札クルーンを交代させると言う、レギュラーシーズンでは見た事が無い作戦も功を奏したと言える。

  逆に中日はエースの川上投手と先発に立て、是が非でも勝たなくてはいけない試合だった。しかし先に先制点を献上し終盤追いついたものの勝ち切る事は出来なかった。レギュラーシーズンでジャイアンツの後塵を拝したドラゴンズにとって負けに等しい引分け。昨年のチャンピオンはいよいよ崖っぷちに立たされた。 
  
  初戦こそ接戦だったこのシリーズ。ここまでの戦いを振り返ってみるとホームランが多く飛び出していると言う印象を受ける。長打攻勢はジャイアンツの専売特許。このままの勢いで日本シリーズ出場権を獲得するのか。それともドラゴンズがこの後3連勝(或いは2勝1分け)で奇跡を巻き起こすのか。セ・リーグの日本シリーズ決定戦は、いよいよクライマックスを迎えようとしている。


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ラベル:プロ野球 巨人
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2008年10月22日

「龍が暴れると政変が起きる」は本当なのか?そして百獣の王は真のチャンピオンの座へ!!  【プロ野球 クライマックスシリーズ】

  プロ野球のクライマックスシリーズが22日行われ、パ・リーグの西武ライオンズが9−0で日本ハムを下し、通算成績を4勝2敗として4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。西武の日本シリーズ進出は前身の西鉄を含めると21回目。
  また昨年と同じカードとなったセ・リーグ第2ステージが東京ドームで開幕し、昨年に続き日本シリーズ出場を目指す中日ドラゴンズが接戦の末、4−3で巨人を下し通算成績を1勝1敗(1勝はアドバンテージによるもの)とした。
  

【試合結果】
日本ハム 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
 西  武 0 1 4  0 0 0  1 3 x  9
【勝】 涌井 2勝 0敗 0S
【負】 グリン 0勝 2敗 0S


中 日 2 0 0  0 1 0  0 0 1  4
巨 人 1 0 0  1 1 0  0 0 0  3
【勝】 小林 1勝 0敗 0S
【負】 クルーン 0勝 1敗 0S
【S】 岩瀬 0勝 0敗 1S

<コメント>
  日本シリーズ出場チームを決めるクライマックスシリーズ。まずはパ・リーグの出場チームが決まった。西武はレギュラーシーズン同様、圧倒的な攻撃力を見せつけて、日本ハムを下した。それより優勝を決めたこの試合で光ったのがエースである涌井投手の好投だろう。7回2死まで1人のランナーも出塁させないパーフェクトピッチングは見事だった。
  一方、3位からの逆襲を目論んだ日本ハム。短期決戦にはめっぽう強い印象があるチームだが、第2ステージを通じてダルビッシュ投手以外の投手は西武打線を抑える事が出来なかった。また、「タラ」、「レバ」になってしまうが相手が出し惜しみする事無くエースを2回使った事に対し、1回しか使わなかった事が悔やまれる。今日勝てば、形勢は逆転すると言う計算も指揮官の頭の中にはあったのだろうが、それが裏目に出る結果となった。

  そしてセ・リーグの第2ステージも幕を開け第1戦は中日が接戦の末、勝利を収めた。
 中日が優勝する年は政治の世界で政変が起きると言われている。昨年の参議院選挙での自民党敗北、更に過去に遡れば、リクルート事件やら田中角栄内閣退陣など、何れも中日が優勝した年に起きている。今年も衆議院で何やら不穏な動きが・・・。と言う事はレギュラーシーズン3位だった中日が日本シリーズ進出を果たすと言う事なのか・・・。
  
  それは置いといて、中日はレギュラーシーズンで優勝争いを演じた巨人、阪神より一足先にクライマックスシリーズ進出を決めた。日本シリーズ進出の為には、どちらも敵地で倒さなけれならない。目標がはっきりして開き直ったのか第1ステージで、まず2位の阪神を下し東上した。その阪神戦、そして今日の試合を見ていると、とにかくバットとグラブとボールさえあれば場所に関係なく野球が出来る、と言うような図太さをこのチームには感じる。果たして第1ステージで加速させた勢いを維持しつつ名古屋に戻る事が出来るだろうか。

  一方の巨人は勝ち頭のグライジンガー、抑えの切り札クルーンの両投手が打たれ初戦をモノにする事が出来なかった。このままズルズルと負け続け昨年の二の舞となってしまうのか。それとも奮起するのか。
  
  パ・リーグで「真のチャンピオン」となった百獣の王と対戦するのは果たしてどちらのチームか。セ・リーグのクライマックスシリーズ。第2戦以降も目の離せない戦いが続きそうだ。


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ラベル:野球 西武 中日
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2008年10月18日

百獣の王、ハムをひと呑み!!  【プロ野球 クライマックスシリーズ】

  プロ野球のパ・リーグ、クライマックスシリーズ第2ステージが開埼玉県営大宮球場で開幕し、レギュラーシーズンを制した西武が中島の2本のホームランなどで日本ハムを寄せ付けず、10−3で勝利を収めた。
  シーズン1位の西武には1勝分のアドバンテージが与えられている為、これで2勝目。今日の第2戦に勝つと王手となる。
  第2戦は18日14時から西武ドームで行われる。


【試合結果】
日本ハム 0 0 0  0 1 0  0 0 2  3
 西 武 1 0 5  4 0 0  0 0 x  10
【勝】 涌井 1勝 0敗 0S
【負】 グリン 0勝 1敗 0S


<コメント>
  プロ野球はレギュラーシーズンが終わり、次期監督やドラフト戦略など、ストーブリーグの話がちらほら聞こえ始めている球団もあるが、日本シリーズ出場を懸けた戦いも、パ・リーグは第2ステージが始まり、セ・リーグの第1ステージ阪神×中日も18日から開幕する。レギュラーシーズンとは違う短期決戦。各球団、どんな戦いを繰り広げるのか興味深い。

  さて、17日に行われたパ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージ第1戦。場所は埼玉県高校野球のメッカ、県営大宮球場。
  傷を負う事無くオリックスを下し、北帰行を続ける日本ハムと、教育リーグで実戦のカンを鈍らせなかった西武ライオンズの試合は、ライオンズの圧勝となった。
  レギュラーシーズンで見せ付けた破壊力はこの試合でもいかんなく発揮された。打っては中島選手の2本のホームランなど計3本のホームラン、投げてはエース涌井投手の好投し、投打の歯車が噛み合った。これもアドバンテージの効果だろうか。
  一方の日本ハムは先発のグリン投手が序盤で崩れ、得意の接戦に持ち込む野球が出来なかった。オリックスを破った勢いで埼玉に乗り込んで来たが、北へ帰る道のりは険しくなった。

  さて第2戦の先発は西武が岸投手、日本ハムがダルビッシュ投手。この2人、学年は違うが共に宮城県の高校出身である。高校時代から注目され続けてきたダルビッシュ(東北高校出身)と、高校時代はあまり注目されなかった岸(名取北高校出身)。2人の投げ合いにも注目したい。


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2008年10月12日

北帰行の態勢整い、百獣の王が待つ埼玉へ、いざ!!   【プロ野球 クライマックスシリーズ】

  日本シリーズ出場権を懸けたプロ野球パリーグのクライマックスシリーズ第1ステージ第2戦が12日、京セラドームで行われレギュラーシーズン3位の日本ハムが同2位のオリックスを7−2で下した。
  この結果、昨日の第1戦に続き2連勝した日本ハムが第2ステージで、レギュラシーズン優勝の西武と対戦する事になった。

  パリーグのクライマックスシリーズ第2ステージは17日、埼玉県営大宮球場で開幕し、18日の第2戦以降は西武ドームで行われ、先に4勝(西武に1勝のアドバンテージが与えられる。)した方が日本シリーズの出場権を獲得する。

【第2戦の結果】
 日本ハム 0 2 0  0 1 0  4 0 0  7
オリックス 0 0 0  1 0 0  0 1 0  2
【勝】 藤井 1勝 0敗 0S
【負】 小松 0勝 1敗 0S
  日本ハムが2回に相手のミスから2点を先制し、その後もソツなく追加点を上げた。先発の藤井は6回までオリックス打線を1失点に抑える好投を見せたのが光った。
  一方、オリックスは守りのミスで相手に得点を与え、打線も沈黙するなど最後までリズムに乗れなかった。

<コメント>
  10月になると、標高の高い山から雪の便りが届き、冬支度が始まる北海道。しかしこのチームにその季節はまだ訪れない。

  レギュラーシーズンでロッテとの激しい出場権争いを演じた日本ハム。その戦いの反動で息切れするのかと思っていたが、過去にクライマックスシリーズや日本シリーズで修羅場を潜り抜けてきた経験がオリックスの勢いを上回ったのだろうか。無傷でライオンズへの挑戦権を獲得した。

  第1戦ではエース、ダルビッシュ投手が14個の三振を奪いチームに勢いをつけると、第2戦はレギュラーシーズンでは良いピッチングが出来なかった、かつてヤクルトのエースだった藤井投手がヤクルト時代を彷彿させるようなピッチングを披露し、レギュラーシーズンで破壊力にモノを言わせて相手を圧倒したオリックス打線を封じ込め、打線では坪井選手が4安打とベテランの活躍がチームを更に勢いづけた。

  一方のオリックスは、大石監督が評した「勢いの近藤投手」を第1戦に持って来たものの星を落とし、いよいよ負けられないと言う気持ちが逆に気負いとなったのか、第2戦では守りのミスが致命傷となり、今シーズン15勝を上げ、チームを支えてきた小松投手の足を引っ張る形となってしまった。また打線も沈黙し、最後まで「らしさ」を見せる事が出来ないまま今シーズンを終えた。
  勢いで掴んだ初めてのクライマックスの舞台はほろ苦いものになってしまった。しかし、若い選手が多いチームにとって貴重な経験になったのもまた事実である。来シーズンまたこの舞台に戻って来る事が出来るか、注目したい。

  さて第2ステージにコマを進め、レギュラーシーズンを圧倒的な強さで優勝したライオンズと対戦する日本ハム。ビハインドを背負ってのスタートとなるだけに、第1戦は是が非でも取りたい所。
  一方の西武ライオンズは優勝決定前後、負けが続きチームの調子が下降したままレギュラーシーズンを終えただけに、どこまで立て直しているのか。また、実戦から遠ざかっている事もポイントになるだろう。
  ライオンズが初戦を取って星勘定で優位に立つか、それとも日本ハムが取って五分に戻した状態にするか。日本シリーズ行きのチケットを懸けた戦いは、これからまさにクライマックスを迎えようとしている。


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2008年10月05日

トラをいじめる都会のツバメ!! 【プロ野球 ペナントレース】 

  クライマックスシリーズが目前に迫っているプロ野球のレギュラーシーズンは4日、セ・パ両リーグ合わせて4試合が行われた。
  この内、セ・リーグの優勝争いを演じている阪神と巨人は共に勝利を手にする事が出来ず、ヤクルトに引き分けた阪神が再び0.5ゲーム差で単独首位に躍り出た。また巨人に勝った中日がクライマックスシリーズ進出を決め、これで次のステージに進む6チームが全て出揃った。


【4日の試合結果】
中 日 0 1 0  0 0 0  0 0 3  4
巨 人 0 0 0  1 0 0  0 0 2  3 
【勝】 高橋 2勝 1敗 1S
【負】 クルーン 1勝 4敗 38S
【S】 岩瀬 3勝 3敗 36S
 1−1で迎えた9回表、中日は中村の3ランホームランで勝ち越しその裏の巨人の攻撃を凌ぎ1点差で勝利を収めた。中日はシーズン終盤で苦しんだが、クライマックスシリーズ進出を決めた。
 一方、巨人は抑えのクルーンが打たれトラの先を行く事が出来ず再び2位に転落した。

広 島 0 0 0  1 0 2  0 2 0  5
横 浜 3 0 1  4 1 4  1 0 x  14
【勝】 小林 5勝 5敗 1S
【負】 ルイス 15勝 8敗 0S
 横浜が首位打者内川の5打点の活躍で連敗を14で止め、ようやく長いトンネルから抜け出した。 


阪 神  1 0 0  1 0 0  0 0 0  0 0 0  2
ヤクルト 2 0 0  0 0 0  0 0 0  0 0 0  2
  互いに決め手を欠き、約4時間に及ぶ長い試合は痛み分けに終わった。阪神は初回先制したものの、先発の下柳がピリッとせずその裏逆転されたが4回に追いついた。先発下柳は、その後も毎回ランナーを背負う苦しいピッチングが続いたが、要所を抑え得点を許さなかった。5回以降は共に中継ぎ陣が踏ん張り、相手に得点を与えなかった。3日に続き勝ちを拾えなかった阪神だが、巨人が敗れたため再び首位の座が転がり込んで来た。


西 武 0 0 1  0 0 1  1 0 0  0  3
楽 天 0 0 0  1 0 2  0 0 0  1x  4
【勝】 川岸 4勝 3敗 3S
【負】 大沼 2勝 4敗 



Image108.jpg




Image109.jpg



<コメント>
  昨日、阪神ファンの友人に誘われ久し振りにプロ野球を観戦しに神宮球場に足を運んだ。神宮球場はご存知ヤクルトスワローズのホームグラウンドであるが、さすがに相手が優勝争いを演じている阪神とあってスタンドは黄色一色に染まり、ここは甲子園球場かと思いたくなるような雰囲気だった。
  試合は互いに譲らず2−2の引き分け。試合後、3塁側で阪神ファンが誰かと言い争っている姿を見たが、(相手が岡田監督だと言う事が今日の新聞で分かった。)3日に自慢の抑え陣が崩壊し、昨日は中盤以降、チャンスを潰して勝てなかったのだからイライラが頂点に達した気持ちも分からないでもない。

 さてレギュラーシーズンの覇権争いをする阪神と巨人であるが共に勝つ事が出来ず、付かず離れずの状況に変わりは無かった。クライマックスシリーズ進出チームが全て決まり、あとはセ・リーグのトップがどちらになるのか、第2ステージの場所が東京なのか甲子園なのかに興味は移ったが、それにしてもここまで優勝争いが縺れるとは予想出来なかった。夏を過ぎた後のトラの急停車は意外だっだが(オリンピック影響か)。一方のジャイアンツも13ゲーム差を詰めたまでは良かったが、そこから押し切る事が出来ずトラを追い続けている状況が続いている。それにしても熾烈を極める首位争いなのにも関わらず、緊張感が伝わってこないのは小生だけであろうか。 
  さてこの両チーム。8日に直接対決を残してはいるが、調子が上がって来ないだけに、トップ争いはこのままだと来週の最終戦まで縺れるような気がする。むしろクライマックシリーズ進出を決め、いち早く態勢を整える事が出来る昨シーズンの日本一、落合ドラゴンズの存在が何とも不気味である。


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2008年10月02日

「記憶に残る男」グラウンドを去りKKコンビのストーリーも幕を下ろす!!果たして第二幕はあるのか?【プロ野球 清原選手引退】

〜スポーツナビ より〜

  プロ野球オリックスの清原和博内野手が1日、京セラドーム大阪で行われたソフトバンク最終戦で、プロ23年の現役生活に終止符を打った。同内野手はクライマックスシリーズには出場しない。
 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手も観戦に訪れた中、4番・指名打者で出場した清原は、6回の第3打席で適時二塁打を放つなど、通算2338試合目は4打数1安打1打点、2三振だった。1打席ごとに、別れを惜しむ3万人を超えるファンから大声援が送られた。
 試合後のセレモニーで阪神の金本知憲外野手から花束を受け取り、涙で顔をくしゃくしゃにした。あいさつでは在籍した西武、巨人ファン、元オリックス監督の故仰木彬氏に感謝を述べ「オリックスのユニホームを着たことを誇りに思い、きょう引退させていただきます」と言って、言葉を詰まらせた。最後にグラウンドを1周し、ファンに別れを告げた。
 清原は新人王こそ獲得したが、打率、本塁打、打点の主要タイトル獲得はなかった。それでも王貞治ソフトバンク監督、落合博満中日監督ら6人しかいない通算で2000安打、500本塁打、1500打点を記録。プロ野球記録の通算12本のサヨナラ本塁打を放つなど、勝負強い打撃でファンを魅了した。
 通算成績は2122安打、525本塁打、1530打点。

 またこの日、巨人や西武などが来季の構想から外れている選手に対し戦力外通告を行った。

<コメント>
  秋風が身に染みる10月に入りプロ野球のペナントレースもクライマックスを迎えようとしている。パ・リーグでは、既に次のステージに進む3チームが決まり、セ・リーグもそれが決まる日が迫って来ている。
  その一方で、来期の構想から外れている選手への非情な通告、いわゆる戦力外通告が行われるのもこの時期である。先日も数球団から発表があった。小生が通勤で乗り降りしている某駅にはある球団の全選手の顔写真付きポスターが掲示されているが、来シーズンはこの選手はいないのかと思うと寂しさを覚える。清原選手のように自ら身を引く事を宣言し引退セレモニーが開かれる幸せな選手もいれば、不本意ながら球団からの通告に涙し、ひっそりと球界を去る選手まで、身の引き方も様々である。プロ野球のシーズン終了が近付くと共に人間模様が垣間見える秋である。

  さて、上でも取り上げたオリックスの清原選手が1日の試合を最後に日23年間のプロ生活に別れを告げた。チームはクライマックスシリーズ進出が決まっているが、本人が出場辞退を申し出ている事から現役選手としてユニフォーム姿を見る事はもうないだろう。

  23年の間、ホームラン王や打点王など主要タイトルを獲得する事は出来なかったが、観衆が注目するシーンで試合を決める一打を多く放つなど、まさに「記憶に残る選手」だった。格好良く、アイドルのようにもてはやされた高校からプロ入りたての時代、「甲子園は清原のためにあるのか」と言うアナウンサーの言葉が今も耳に残っている。そして度重なるデットボールにバットを放り投げるなど怒りをぶちまけた事もあり、現役生活の最後は怪我にもがき苦しんだ。ここまで人間臭さを見せた個性あふれる選手が近年、果たしていただろうか。

  日本のプロ野球で一流と言われるような活躍をする選手が海の向こうを目指しそして渡って行く昨今、このような個性的な選手が華やかなセレモニーで最後を飾るシーンは今後見られないのかも知れない。
  それにしても、巨人入りを熱望して叶わなかった時の当時の巨人の監督が王氏、そして引退試合となったソフトバンクの指揮官もまた王氏だった。これも何かの巡り会わせなのだろう、と花束贈呈のシーンを見て思った。

  王監督、そして桑田、清原のKKコンビ・・・。球界のスーパースター、ヒーローが今シーズン限りでグラウンドから姿を消す。
  元西武監督の森氏が「黄金時代の西武の4番に君臨した事が彼にとってのタイトルである。」と語っていた。同氏の教え子である渡辺氏は古巣を率いてパ・リーグを制し、秋山氏は王監督の後継になると噂されている。
  そして彼らと共に西武の黄金時代を築き上げた清原選手。まずはゆっくり体を休め、そして「西武の4番」と言う勲章を引っ提げ、彼等に続いていつの日か指導者としてグラウンドに戻ってくる事を期待したい。


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2008年09月28日

首位攻防戦なのに・・・ 地上波のテレビ中継がない(関東地区)!!  【プロ野球 レギュラーシーズン】

 プロ野球は27日、セ・パ両リーグで合わせて6試合が行われた。

  パ・リーグは既にレギュラーシーズンの優勝を決めている西武はクライマックスシリーズ進出に向けて負けられない戦いが続く日本ハムに1点差で敗れた。また、先日王監督退任の発表があったソフトバンクも同じくクライマックスシリーズ進出を目指すロッテ相手に敗れ、7連敗となった。

  一方セ・リーグでは、首位攻防戦の阪神×巨人は巨人が勝ち再び首位に並んだ。また、クライマックスシリーズ進出を目指ししのぎを削る中日と広島も勝利を収めた。


【27日の試合結果】
横 浜 4 0 0  0 0 0  0 0 0  4
中 日 2 0 0  2 0 0  0 0 1x  5
【勝】 長峰 2勝 1敗 0S
【負】 山口 0勝 1敗 0S
 初回に先制点を許した中日だがすぐさま2点を返すと中盤追いつき、9回裏和田が押し出し四球を選びサヨナラ勝ちを収め、3位を死守した。


巨 人 0 0 3  3 0 0  0 0 0  6
阪 神 0 1 1  0 0 2  0 0 0  4
【勝】 内海 11勝 8敗 0S
【負】 岩田 9勝 10敗 0S
【S】 クルーン 1勝 3敗 37S
  巨人がイスンヨプの4打点の活躍で追いすがる阪神を振り切った。これで対阪神戦6連勝で再び首位に並んだ。
  一方、阪神は先発した岩田が序盤で崩れ一度離した巨人に再び並ばれた。ただ、主砲新井が復帰しタイムリーヒットを放ったのは光明か。
  

ヤクルト 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
 広 島 0 1 0  3 1 0  0 0 x  5
【勝】 ルイス 15勝 7敗 0S
【負】 ダグラス 2勝 2敗 0S
 中日と激しいつばぜり合いを続けている広島は、ルイスが完封勝利を収め3位の座を死守し、最後のナイター試合となった広島市民球場に駆けつけた多くのファンを喜ばせた。
 一方、今シーズン広島の勝ち頭ルイスに完全にカモにされたヤクルトはまたしても打ち崩す事が出来なかった。
  
 西 武 0 0 2  0 0 0  0 2 0  4
日本ハム 2 0 0  0 0 0  3 0 x  5
【勝】 グリン 7勝 14敗 0S
【負】 許銘傑 1勝 3敗 0S
【S】 MICHEAL 2勝 2敗 28S
  前日、勝利を収めながら目の前で胴上げを見せ付けられた日本ハムが意地の勝利を収め5連勝。3位をキープした。
  一方、西武は優勝に美酒に酔いしれすぎたのか一休み。


ソフトバンク 0 0 0  0 0 0  0 2 0  2
   ロッテ 0 2 0  0 0 0  2 0 x  4
【勝】 清水 13勝 9敗 0S
【負】 和田 8勝 7敗 0S
【S】 荻野 5勝 5敗 28S
  ロッテが逃げ切って日本ハムとの差をキープした。昨年不調だった清水はこれで13勝目。今シーズンは先発に抑えにフル稼働でエースの座を取り戻している。28日からの日本ハムとの直接対決にクライマックスシリーズ進出を懸ける。
  一方、王監督退任発表後も勝てないソフトバンクはこれで7連敗。先発和田の連続2ケタ勝利も絶望的となった。気がつけば東北のワシの姿が次第に遠のいていっている。  
  

オリックス 1 0 2  0 0 0  0 1 0  0 0  4
 楽 天  1 1 0  0 0 0  0 1 1  0 2x  6
【勝】 青山 3勝 7敗 4S
【負】 山口 4勝 3敗 0S
 楽天が終盤粘りを見せてサヨナラ勝ちし、これで4連勝。終盤調子を上げて最下位を脱出し、上位イジメを成し遂げた東北のワシは5位の座を死守すべく28日から福岡のタカと対戦する。
 一方オリックスは安泰と思われていた2位の座が危うくなって来た。3位日本ハムとの差は0.5。果たして2位の座を守り抜けるか。

<コメント>
  もし、クライマックスシリーズが無かったら今年のセ・リーグの優勝争いは相当盛り上がったはずである。しかし高校野球やWBCのように「明日無き戦い」が好まれる昨今、昨日(27日)のような天王山も所詮は百数十試合の一試合に過ぎないと言う事なのだろうか。甲子園での試合とは言え、関東地区でテレビ中継が無かったのは少し残念である。

  さて首位争い(パ・リーグは西武が既に優勝を決めている。)以上に熾烈を極める3位争い。こちらの争いこそがまさに「明日無き戦い」となっている。クライマックスシリーズもそのような戦いが続くと思われ、息切れしそうな気もするのだが・・・。
  セ・リーグは中日と広島。昨シーズン日本一を成し遂げた龍の意地が勝つか、長年親しまれて来たホームグラウンドが最後を迎えようとしている鯉が龍を食うか
  一方パ・リーグは、昨年のクライマックスシリーズで優勝を争った日本ハムとロッテがこの時期に「明日無き戦い」を演じている。28日からの直接対決で決着が付くのか。

  猛暑にゲリラ豪雨と異常気象が続いた夏も終わり、秋風が吹き始め、もうすぐ10月を迎えようとしているが、プロ野球ではまだまだ「熱い」戦いが続いている。果たして来月半ばから始まるクライマックスシリーズに進出するチームはどんな顔ぶれになるのだろうか。


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2008年09月24日

ON時代の終焉!! スーパースターがいなくなるグラウンド  【プロ野球 王監督退任】   

〜スポーツナビ より〜
  今季限りでの退任を発表したプロ野球ソフトバンクの王貞治監督が24日、本拠地の福岡ヤフー・ジャパンドームで最後の試合となるオリックス戦を終え、慣れ親しんだ球場、地元ファンに別れを告げた。
  試合中はいつもと変わらぬ鋭いまなざしでベンチから戦況を見守った。試合後のセレモニーでは「14年間ユニホームを着させていただき、幸せでした。長い間、ありがとうございました」とあいさつ。小久保裕紀内野手、松中信彦内野手ら主力選手から花束を受け取り、チームのメンバー一人一人と握手して回った。グラウンドを一周して別れを惜しむファンの声援に応えた後、選手たちの手によって胴上げされた。
  ソフトバンクは1−4でこの日の試合に敗れ、上位3チームによるクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅。今季最終戦は来月7日にクリネックススタジアム宮城で行われる楽天戦の予定で、この試合が王監督の最後の指揮となる。

<コメント>
  王監督はシーズンが始まる前、「今年が集大成の年である。」と語っていた。もしかしたら来年、ユニフォーム姿の王監督をグラウンドで見る事は出来ないかも、と思っていた。しかし、実際にその報を見聞きすると寂しさのようなものを感じる。小学生の時、テレビで毎日のように見て、魅了された王選手の一本足打法。その頃憧れていたスーパースターのユニフォーム姿をもう見る事は出来ないのか、と・・・。
 
 現役時の実績は言うに及ばず、指導者としての実績も特筆すべきものがあった。万年Bクラスだったホークスの再建を託され、当初はなかなか成績が上がらず心ないファンから卵を投げ付けられる事もあった。それでもじっくり選手を育て上げチームを常勝軍団にのし上げた。
 また第1回のWBCで采配を奮い、チームをまとめて世界一となって日本のプロ野球の存在を世界に知らしめた事は記憶に新しい。

 各球団にスター選手はいれども、世代を越えどのチームのファンからも尊敬され愛された「スーパー」スターはONをおいて他にいないだろう。日本プロ野球が世界に誇れる数少ないスーパースターの姿を来年、いやその後もグラウンドで見る事はもう出来ないのである。
 
 いや、もしかしたら来年3月のWBCでその勇姿を見られるかも・・・。そんな淡い期待を抱いているのは小生だけではないと思う。だがその一方で、試合数が少ないとは言え本人も分かっているであろう日の丸を背負う重圧や体調の事を考えると、グラウンドを離れゆっくり休んで日本のプロ野球の行く末を見守って欲しい、と言う思いの方が今は大きい。約半世紀に渡りスーパースターの存在に甘えきり、選手の海外流出を止められない今のプロ野球界の現状を・・・。

  王監督がグラウンドを去る事でプロ野球の一つの時代が幕を閉じる事になる。そして、その存在の偉大さを思い知らされるのは来シーズン、本当にグラウンドに立つ光景を目にしなくなってからなのかも知れない。





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