2009年12月16日

ゴジラ 西海岸に上陸ス!! 新天地でも火を噴き暴れる事が出来るか?  【メジャーリーグ 松井選手移籍先】  

  メジャーリーグ、ヤンキースに7年間在籍し、11月のワールドシリーズでMVPに輝いた後にフリーエージェント(FA)となっていた松井秀喜外野手がエンゼルスと1年契約で基本合意したと14日、米紙ニューヨーク・タイムズなど複数のメディアが報じた。
  それによると合意した主な内容は、契約期間は1年で、年俸は今季の半分の650万ドル(約5億8千万円)とみられる。早ければ現地時間16日(日本時間17日)にも記者会見が行われるとされている。  
  松井選手は巨人の主軸として10年間活躍し、2003年にヤンキース入団。契約最終年だった今季は指名打者で活躍し、フィリーズとのワールドシリーズでは3本塁打を放った。しかし、若返りと人件費抑制をはかるヤンキースとの残留交渉は、進展していなかった。
       

<コメント>
  ヤンキースとの契約満了に伴い、その去就が注目されていたゴジラこと松井選手の移籍先。越年も有り得ると言われて来たが、年内に決着する事となった。(正式にはメディカルチェックの後であるが…。)
 
膝等の怪我で守備に不安を抱える松井選手を契約満了に伴い今シーズン限りで放出すると言う話はシーズン中、球団幹部の口から発せられ一時は日本の球団が獲得に動く可能性も示唆されていた。
  しかし、ワールドシリーズでの活躍によりファンなどから残留を望む声が上がるなど、ゴジラの行き先がますます世間の注目を集める事になった。そして様々な噂が行き交った末に、これまで活躍の場として来た東海岸に別れを告げ、来シーズンは西海岸に活躍の場を移す事になった。
  また今回の件では、あくまでビジネスを貫き通すアメリカのドライさが垣間見えたような気がする。日本ならポストシーズンでに活躍したら、球団側が「情」を見せるような気もする一方で、そこは文化の違いだから致し方ないと言う気もする。
  ただ今年の契約更改を見ていると、日本の球団も昨今の経済情勢の悪化からか、選手の年俸も今までのように青天井とは行かないようだが…。

  さて松井選手の話に戻るが、寒冷の東海岸から温暖な西海岸に移る事は故障を抱える松井選手にとっては良い事だし、日本人も多く住む土地柄である事から溶け込むのに時間は掛からないだろう。エンゼルスはプレーオフに何度も進出する等、地区でも強豪のチームで、松井選手にとっては打ってつけの球団だと思う。
  ただ半分に抑えられた年俸もさる事ながら、短い期間で結果を残さなければならない事を考えると、手放しで喜べる状況では無いだろう。結果が出なければ来年の今頃、再び新天地を探さなければならない可能性もある。1年契約で仮にシーズン中に怪我などで戦線離脱した場合は契約内容にもよるが、即戦力外通告となる事も有り得る。その厳しさを乗り越える事が出来るか。
  節目節目で名を残す活躍をして来た松井選手の新天地での活躍を期待したい。














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2009年11月05日

海の向こうでは名門が復活V!!こちらの名門はV王手で、舞台は再び「北の大地」へ… 【プロ野球 日本シリーズなど】 

  プロ野球日本シリーズ第5戦が5日、東京ドームで行われ、2−1で迎えた9回裏、巨人が亀井選手のソロホームランで同点に追い付き、一死後、阿部選手のサヨナラホームランが飛び出し3−2で日本ハムを下した。これで対戦成績を3勝2敗とした巨人が日本一に王手を掛けた。
  第6戦は7日、場所を再び札幌ドームに移して行われる。


【第5戦試合結果】
日本ハム 0 1 0  0 0 0  0 0 1  2
 巨 人  0 0 0  0 0 0  0 1 2x  3
【勝】 山口 1勝 0敗 0S
【負】 武田久 0勝 1敗 1S
  日本ハム先発の藤井投手に抑えられていた巨人だったが8回と9回に相手の中継ぎ陣を打ち込んで試合をひっくり返した。
  一方、日本ハムは先発投手の藤井投手が好投、打線も相手のミスに乗じ先制し同点に追い付かれた9回に高橋選手のホームランで勝ち越したが「勝利の方程式」が崩れ痛い星を落とした。

<コメント>
  まず、海の向こうから嬉しい知らせが届いた。メジャーリーグのワールドシリーズで名門ヤンキースが優勝し、松井選手がMVPを獲得した事である。
  「ワールドシリーズで優勝する事。」と言ってメジャーの舞台に飛び込んだ松井選手。ここ数年は怪我に苦しみ、本人にとっても不本意なシーズンが続いた。限界説まで流れたが今シーズンは特に後半になってから本来のバッティングを取り戻し、ポストシーズンに入ってからも見事な活躍を見せ、遂に目標としていたワールドチャンピオンの称号に手が届いた。節目、節目で必ず何かやってくれる。ファンもそれに魅了された。ヤンキースとの契約は今シーズン限り。この後の動向に注目が集まる。



  さて、日本のプロ野球は日本シリーズ真っ最中。舞台を東京ドームに移して行われた第3戦〜5戦はホームの巨人が2勝1敗で勝ち越し、通算成績を3勝2敗として日本一に王手を掛けた。
  空中戦となった第3戦。ミスで試合の決まった第4戦。それらを凝縮したような第5戦の試合内容だった。
  
  巨人は日本ハム先発の藤井投手の緩急をつけたピッチングの前に流れを掴む事が出来ず、逆に自らのミスで相手に先制点を与えると言う、昨日の負けを引きずったかのような嫌な展開となった。だからこそ、終盤の誰もが予想できないようなドラマが引き立つ結果となった。昨シーズン、手が届かなかった日本一の称号が大きく見えてきた原ジャイアンツ。
  原監督にとっては、シーズン開幕前にWBCで世界一となっているだけに、最後は日本一で締めて最高の形でシーズンを終えたい所だろう。果たしてそのようなシナリオが「北の大地」に用意されているだろうか。

  一方、日本ハムは目の前にあった「勝利」の2文字がスルリと逃げていく格好となり、後が無くなった状態でホームに戻る事になった。藤井投手には失礼な事を書くようで申し訳ないが、あそこまで巨人打線を抑えるとは思わなかった。梨田監督や首脳陣も同じような思いだったのかもしれない。先制点となる相手のエラーを引き出したのも藤井投手。この試合のキーマンと言える活躍をしただっただけに、逆に継投のタイミングが難しかったのも事実だろう。その継投でここまで勝ってきただけに、後ろの投手が打たれて負た事がチームに与える影響は少なからずあると思う。中一日でそのショックを払拭できるか。ホームに戻り大声援を味方に戦える事を考えると、まだ何か起きそうな気がする。

  今年の日本シリーズもいよいよ大詰め。この後、どんなドラマが待ち受けているのか。週末の戦いからも目が離せない。











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2009年11月01日

存在感を見せ付けた球界のエース!!がっぷり四つに組んだまま舞台は「雪の街」から「花の都」へ…  【プロ野球 日本シリーズ第2戦】  

  プロ野球の日本シリーズ第2戦が1日、札幌ドームで行われ、日本ハムがエース、ダルビッシュ投手の力投で第1戦の雪辱を果たした。
  日本ハムダルビッシュ投手、巨人内海投手の先発で始まった第2戦は3回裏、日本ハムが稲葉選手のホームランで先制するとその後も内海投手に連打を浴びせ、4点を奪った。
  ダルビッシュ投手は4回表に巨人、亀井選手にホームランを打たれ2点を失うと5回表にも満塁のピンチを迎えたが、続く小笠原選手を三振に仕留めた。ダルビッシュ投手の後を継いだ中継ぎ陣も巨人打線を抑え接戦をモノにした。
  一方の巨人は内海投手が3回に集中打を浴びて降板したのが誤算だった。打線も中盤追い付くチャンスはあったが、日本ハム投手陣に要所を締められた。

  日本シリーズ第3戦は3日、舞台を東京ドームに移して行われる。

【日本シリーズ第2戦試合結果】
(1勝1敗)
 巨  人 0 0 0  2 0 0  0 0 0  2
日本ハム 0 0 4  0 0 0  0 0 x  4
【勝】 ダルビッシュ 1勝 0敗 0S
【負】 内海 0勝 1敗 0S
【S】 武田久 0勝 0敗 1S

<コメント>
  第1戦では打線が繋がらず残塁の山を築いて星を落とした日本ハム。第3戦から第5戦は敵地での試合となる事を考えると落とせない第2戦に臀部の痛み等で戦列を離れていたエース、ダルビッシュ投手を100%の出来ではない事を承知の上でのマウンドに送り込んで来た。勝てば1勝以上の価値が出てくる可能性がある一方で、エースを送り込んで負けるとなると2連敗と言う状況と併せてチームの勢いを取り戻すきっかけを失いかねない。初戦を落とした事もあり、日本ハムの首脳陣は賭けに出た。
  注目された久々の投球。いつものような相手を威圧するような投球フォームではなかったが、それでも要所で140キロ台の直球を繰り出し、変化球とのコンビーネーションで巨人打線を抑えた。コンディションが悪いなりに工夫して投げられるのは、さすがエースを言えるだろうか。繋がりが悪かった打線もエースの力投に応え、3回に集中打で援護した。ダルビッシュ投手の後を繋いだ中継ぎ陣もキッチリ仕事をこなし、1勝1敗で敵地に乗り込む事になった。
  打線の繋がりと言う点で見ると、この試合も12安打で4点と効率良く点を取ったとは言えない。それでも本拠地で1つ勝って結果を残す事が出来たのは大きい。しかも回復途上のエースが投げて勝った事でチームに弾みがつくのではないだろうか。

  一方の巨人は2点を取った4回と満塁のチャンスを作った5回以外は、日本ハム投手陣に抑えられた。上位打線に当たりが出ていないのが気懸かりである。収穫は第1戦、第2戦を通じて長短はあるが、色んな選手を起用して選手の調子等を見極められた事だろうか。特に第2戦の途中からマウンドに上がり、日本ハム打線を抑えた東野投手の好投が光った。このシリーズで巨人投手陣のキーマンになりそうな気がする。

  「雪の街」札幌での序盤戦は1勝1敗の五分。がっぷり四つに組んだまま舞台は東京へ移される。果たしてどちらが寄り切るのか。今シーズンの日本一決定戦は中盤戦を迎えようとしている。








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2009年10月24日

「ひょっとして…、もしかして…」 奇跡の大逆転へ若きエースが仁王立ち!!  【プロ野球  クライマックスシリーズ】

  プロ野球のクライマックスシリーズ第2ステージ第3戦が23日行われ、セ・リーグでは終盤の8回に逆転した巨人が中日を下して日本シリーズ進出に王手をかけた。一方のパ・リーグは、楽天が田中投手の力投で第2ステージ初勝利を収め一矢を報いた。

  クライマックスシリーズ第2ステージ第4戦は24日行われ、巨人、日本ハムが勝つか引き分けると共に日本シリーズ進出が決まる。


【CS第2ステージ第3戦試合結果】
◎セ・リーグ
中 日 2 0 0  0 0 0  2 0 0  4
巨 人 0 0 0  0 0 2  0 3 x  5
【勝】 豊田 1勝 0敗 0S
【負】 浅尾 0勝 1敗 0S
【S】 クルーン 0勝 0敗 2S
  巨人は4−2とリードされた8回裏、相手のエラーで1点差に詰め寄ると更に代打の脇谷選手がタイムリー二塁打を放ち逆転に成功した。最後はクルーン投手が締めて日本シリーズ進出に王手を掛けた。
  一方の中日は初回に森野選手の2ランホームランで先制すると、先発の吉見投手が6回を2失点と踏ん張って試合を作ったが、3番手の浅尾投手が巨人打線に捕まり持ちこたえる事が出来なかった。


◎パ・リーグ
 楽  天  0 0 0  3 0 0  0 0 0  3
日本ハム  0 1 0  0 0 0  0 1 0  2
【勝】 田中 1勝 0敗 0S
【負】 八木 0勝 1敗 0S
  先制された楽天は4回、渡辺(直)選手の同点ホームラン等で逆転し逃げ切った。先発の田中投手は日本ハム打線を2点に抑えて第1Sに続き完投した。
  一方の日本ハムは8回に1点を返し更に同点のチャンスを作ったが後1本が出なかった。


<コメント>
  プロ野球のクライマックスシリーズもいよいよ大詰め。レギュラーシーズン優勝の巨人と日本ハムが共に3勝1敗で優勝に王手を掛けた状態となっており、早ければ今日(24日)にも同時に日本シリーズ進出が決まる。
  
  さてその日本ハムにこれまでの勢いを完全に削がれ後が無くなった楽天だが、マー君こと田中投手が日本ハムの前に仁王立ちし踏みとどまった。
  圧巻だったのは、味方が併殺打で攻撃を終えた次の8回裏。「チャンスの後にピンチあり」と言う格言があるが、楽天はこのシリーズ、終盤にチャンスを潰した次の回に相手に得点を与えて敗れている。そんな展開が頭を過ぎった8回の日本ハムの攻撃。稲田選手、金子選手の連続ヒットで相手にプレッシャーを与えた。これまでの2試合のVTRの再現か、と思った。しかし、ここから今シーズン、楽天快進撃の立役者の1人となった若きエースが踏ん張った。森本選手の犠牲フライで1点は与えたが、150キロ台の直球次々と放り込み気迫のこもった投球でその後の追撃を許さなかった。
  
  これで少し面白くなったパ・リーグのクライマックスシリーズ。楽天が田中投手の好投で勝利を収めはしたが、日本ハム有利の状況は変わらない。レギュラーシーズンで相性の悪かった田中投手相手の敗戦は想定の範囲内だろう。8回に1点差に詰め寄っておりダメージは殆どないと言って良い。
  楽天は永井、岩隈、田中と3本柱の後に続く投手がいないのが苦しい。第4戦の先発を新人の藤原投手に託す。野村監督はヤクルトの監督時に当時新人だった石井一久投手を日本シリーズで先発させた事があったが、それを思い出す。ある意味ギャンブルであるが投手の台所事情を考えると仕方ない。第1戦でも中継ぎで投げているが、日本ハム打線を抑える事は出来なかった。その恐怖心をどこまで払拭できるか。それは恐らく継投で出て来るであろう中継ぎ陣にも同じことが言える。4番山崎選手の復活と共に大きなポイントになると思われる。試合後、田中投手が「ここを乗り越えれば勝てる。」と語ったフレーズ。第4戦を乗り越えられれば「ひょっとして…、もしかして…」、と言う事があるかも知れない。
  対する日本ハムの先発は藤井投手。こちらも恐らく継投策になると思われるが、試合を優位に進める為にも先手を取って相手にプレッシャーを掛けたい。
 
  相手をがぶり寄り、土俵の外に追い込もうとしている日本ハムと徳俵に必死に足を掛けている楽天。この勝負、このままあっさり決まってしまうのか。それとも土俵の中央に戻る「大相撲」となるのか。この週末の北の大地から目が離せない。








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2009年10月22日

魔法が解け始めた「東北のワシ」に奇跡は起きるのか?  【野球 クライマックスシリーズ第2S】

  プロ野球のクライマックスシリーズ第2ステージ第2戦が22日行われ、セ・リーグでは第1戦を落とした巨人が中日の津追撃を振り切って勝利を収め、通算成績を2勝1敗とした。一方、パ・リーグの日本ハム×楽天は、同点で迎えた7回に2点を追加し勝ち越した日本ハムがそのまま逃げ切り第1戦に続き連勝。通算成績を3勝とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。
  クライマックスシリーズ第2ステージ第3戦は23日、東京ドームと札幌ドームで行われる。



【CS第2S第2戦試合結果】
中 日 2 0 0  0 0 0  0 2 0  4
巨 人 1 0 1  3 1 0  0 0 x  6
【勝】 オビスポ 1勝 0敗 0S
【負】 チェン 0勝 1敗 0S
  初回に先制を許した巨人だったが、3回裏に同点に追い付くと4回裏、阿部選手のホームランや代打、大道選手の2点タイムリーで勝ち越し中日のチェン投手をマウンドから引き摺り下ろした。先発のオビスポ投手は7四死球と荒れたが、中日打線を初回の2点に抑えその後も継投で逃げ切った。
  一方、中日は先発チェン投手が序盤から巨人打線に捕まりリズムに乗れないまま降板した。打線も相手先発のオビスポ投手の荒れ球に手を焼き1本が出なかった。


 楽 天 0 0 0  1 0 0  0 0 0  1
日本ハム 0 0 0  1 0 0  2 0 x  3
【勝】 糸数 1勝 0敗 0S
【負】 岩隈 0勝 1敗 0S
【S】 武田久 0勝 0敗 1S
  日本ハムが7回、疲れの見え始めた楽天のエース岩隈から高橋選手が2点タイムリーを放ち勝ち越すと、その後のピンチを継投でかわし3連勝。(アドバンテージ1勝含む。)日本シリーズ進出が見えて来た。
  一方、セギノール選手のホームランで先制した楽天だったが、その後再三再四訪れたチャンスに1本が出ず、岩隈投手を援護する事が出来なかった。

<コメント>
  NHKBSハイビジョンが映らない我が家のテレビ。そこで巨人×中日を日本テレビで、日本ハム×楽天をパソコンのYahoo動画配信で見るという「変則二元中継」を試みたが、カミさんから電気のムダとお叱りを受けやむなく撤退。Yahooの動画を見つつ、セ・リーグは文字速報で経過を追う事にした。


  セ・リーグはジャイアンツが一歩リードした。それよりも第3戦先発が予想されている中日の吉見投手に持ち上がったドーピング疑惑の方が気になるのだが・・・。

  さてパ・リーグの方は、第1戦で劇的な逆転劇で勝利を収めた日本ハムの勢いを楽天のエース岩隈投手がどのようにして止めるのかに焦点が集まった第2戦も接戦となった。この試合のハイライトは、敬遠の後の4番の働きも挙げられるが、個人的には8回の日本ハムの継投だと思う。逆転した後のノーアウト満塁のピンチでマウンドに上がったのは、若い金森投手。絶体絶命のピンチにも動じず3人でピシャリと抑えたピッチングは見事だった。既に2勝を上げている有利な状況の中で余裕のある継投策とも言えるが、先発の糸数投手、そして金森投手と若手の好投はチームを更に盛り上げるきっかけになるだろう。 
  
  一方の楽天はエース岩隈投手をマウンドに送り勝たなければならない試合だった。エースが踏ん張り先に点を取ったまでは良かったが、後半何度も訪れた得点のチャンス、特に逆転された後の8回のノーアウト満塁で得点を取る事が出来なかった事が悔やまれる。
  これで3連敗。中継ぎの崩壊、先発投手陣のコマ不足。状況を考えるとこの後4連勝する事はかなり厳しく奇跡に近いと言えるのかも知れない。勝ち続けるには大胆な選手起用が求められると思うが、退任の時期が迫っている指揮官に果たしてそれを実行する気力が残っているだろうか。そして、「勢い」と言う魔法が解け始めた「東北のワシ」に再び奇跡は起きるのだろうか。








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2009年10月21日

アンビリーバブルな始まり、アンビリーバブルな結末!!  【プロ野球  クライマックスシリーズ第2S】

  プロ野球のクライマックシリーズ第2ステージ第1戦が21日、東京ドームと札幌ドームで行われ、セ・リーグでは第1ステージを制した中日が、パ・リーグではレギュラーシーズン覇者の日本ハムがそれぞれ初戦をモノにした。

  クライマックスシリーズ第2ステージは、レギュラーシーズン優勝の巨人と日本ハムに1勝分のアドバンテージが与えられた状態で最大6試合行われる。先に4勝した方が日本シリーズに進出する。


【CS第2ステージ第1戦試合結果】
◎パリーグ(日本ハム2勝)
 楽  天 0 1 0  2 0 0  3 0 2   8
日本ハム 1 0 0  0 0 0  0 3 5x  9
【勝】 林 1勝 0敗 0S
【負】 福盛 0勝 1敗 0S
日本ハムが終盤、楽天の中継陣を打ち込んで点差を詰めると9回裏にスレッジ選手の逆転満塁サヨナラホームランで劇的な形で勝利を収めた。
  一方の楽天は先発の永井投手が好投し、打線も相性の悪かった日本ハムの武田投手を打ち込んで楽勝ムードが漂ったが、8回以降代わった中継ぎ投手がことごとく打ち込まれ勝てる試合を落とした。

◎セ・リーグ(1勝1敗)
中 日  5 0 1 0 0 1 0 0 0 7
巨 人  0 1 0 0 0 0 1 0 0 2
【勝】 小笠原 1勝 0敗 0S
【負】 ゴンザレス 0勝 1敗 0S
  中日が初回に野本選手のホームラン等で大量5得点を上げ、試合を優位に進めると6回以降小刻みな投手リレーで巨人の追撃をかわした。
  一方の巨人は、先発ゴンザレス投手の立ち上がりの乱調が全てだった。打線も中日先発の小笠原投手を攻略出来ず、その後も相手の継投の前に得点を重ねる事は出来なかった。

<コメント>
  NHK衛星で楽天×日本ハムを見ていたが7回を終わった時点で、勝利の女神は勢いに乗って北の大地に乗り込んできた楽天に微笑むのかと思っていた。6回裏にチャンスを逃した日本ハム。7回表にチャンスをモノにしダメ押しの(とその時は思った)追加点を上げた楽天。しかし、野球はゲームセットがコールされるまで勝負の行方は決まっていない。最後は誰もが予想しない劇的な幕切れとなり、アドバンテージを持つ日本ハムが日本シリーズ進出に大きく近付いた。対する楽天は、勝てば1勝以上の価値があった第1戦を落とし、負け方も含めて1敗以上の重みがある敗戦となった。
 
  第1ステージの第1戦。点差が付いても岩隈投手を最後まで引っ張った答えがこの試合で示されたような気がする。エースが踏ん張って作った試合を中継ぎ陣が打ち込まれ試合の流れを相手に与えたくなかったと言う思いが野村監督始め、首脳陣の頭にあったのではないだろうか。そんな風に思えてしまうほど楽天の中継ぎは非力だった。
  強力打線を誇る日本ハムが相手では先発投手の完投は厳しい。第2シリーズのポイントの1つに継投のタイミングが挙げられると思うがこの試合で、第1ステージでは見えなかった中継ぎ陣の経験不足と言う課題がモロに出てしまった格好となった。
 
  一方の日本ハムは9点の内、8点を終盤に叩き出した。ここ一番の集中力はさすがである。エースのダルビッシュ投手を欠き、投手陣に不安は残るものの、これで第2戦以降かなり有利な状況で戦える事になった。

  さて、第2、3戦は先発の柱である岩隈投手と田中投手が投げると思われる楽天。中継ぎ陣の出来を見るとかなり大きなプレッシャーの掛かった状態で投げる事になる。果たしてチームに勢いを取り戻すようなピッチングが出来るか。ここで崩れるようだと一気に決まってしまう可能性が高い。シーズン後半、神がかり的な勢いでクライマックスシリーズに進出してきた「東北のワシ」だが、その勢いが止まろうとしている。








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2009年10月17日

ホントにてっぺん獲っちゃうかも?北海道へ飛び立つ準備は整った「東北のワシ」!! 【プロ野球 クライマックスシリーズ】

  プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージが16日始まり、K・スタ宮城で行われた第1戦で楽天が11−4でソフトバンクを下し第2ステージ進出に王手をかけた。  
    クライマックスシリーズ第1ステージは先に2勝した方が第2ステージでレギュラーシーズン優勝した日本ハムと対戦する。第2戦は17日、K・スタ宮城で行われ、先発投手は楽天が田中投手、ソフトバンクはホールトン投手と発表されている。


【試合結果】
ソフトバンク   0 0 0 4 0 0 0 0 0 4
楽  天   3 0 4 0 0 3 1 0 x 11
  楽天岩隈、ソフトバンク杉内、両エースの先発で始まった第1戦は初回にホームラン攻勢で楽天が先制すると3回にも追加点を加え相手エースをマウンドから引きずり下ろすと、その後も攻撃の手を緩めず大差で大事な第1戦をモノにした。先発の岩隈投手は4回に4点を取られたおのの、その後は立ち直り完投勝利を収めた。
  一方、ソフトバンクはエースの杉内投手が序盤で崩れたのが全てだった。出鼻をくじかれ、3点差に詰め寄った後に肝心なところで守備のミスが出たのも痛かった。思わぬ大差を付けられ、松中や多村と言った主力を欠いた打線に相手エースを打ち崩す力は残っていなかった。


<コメント>
  地元仙台を離れておよそ20年。いつの間にか東京に住んでいる年月の方が長くなってしまったが、今年ほど「仙台」とか「宮城」の事を意識した年は無いような気がする。近くの西武ドームで楽天の試合があれば時間の許す限り足を運んだ。クライマックスシリーズ初戦。家に帰ってテレビの番組欄を見るとNHK衛星で中継があったので、地元に帰った気分になって観戦した。 

  8、9月の快進撃で初のAクラスどころか2位の座を射止め本拠地でクライマックスシリーズを迎える事が出来たイーグルス。レギュラーシーズン終了間際に監督人事問題でゴタゴタが続き、チーム状態が心配されたが、その事で逆にチームが結束した。終盤の勢いはポストシーズンに入っても衰える事は無かった。
  
  楽天にとっては、先に2勝した方が次のステージに進める「超短期決戦」の初戦をモノに出来たのは大きい。ポストシーズンを知らないメンバーが多い中で数少ないポストシーズンを知る男、岩隈投手がチームを勝利に導いた。点を取られた4回以外はほぼ完璧なピッチングだった。
  またシーズン終盤、快進撃の原動力となった打線も4本の本塁打に先発全員安打と爆発し、両チームのエースの投げ合いが予想された第1戦は思わぬ大差が付いた。
  
  第1戦をモノにしたイーグルス。試合終了後のインタビューで岩隈投手が「本気でてっぺん狙ってます。」と高らかに叫んだ。果たしてその言葉にどこまで近づけるか。まだ先の話になるが、セ・リーグの代表が巨人或いはヤクルトになる事を祈りつつ、吉報を東京で待ちたいと思う。








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2009年09月27日

必死に逃げてたら「九州のタカ」の背中が見えて来た!?「東北のワシ」  【プロ野球 CS進出争い】

  クライマックスシリーズ進出争いが激しさを増しているプロ野球は26日、西武×楽天などセ・パ両リーグで合わせて6試合が行われた。
  まずパ・リーグから。激しいCS進出争いを続けている楽天と西武の直接対決第2ラウンドは、点の取り合いとなったが終盤西武を突き放した楽天が10−6で貴重な勝ち星を収めた。また、2位ソフトバンクが敗れた為、ソフトバンクとのゲーム差を0.5に縮めた。
  一方、セ・リーグではヤクルトが息を吹き返し4連勝。この日中日敗れた阪神と入れ替わり3位に浮上した。

  27日も楽天×西武、中日×阪神など6試合が予定されている。


【26日の試合結果】
◎セ・リーグ
阪 神 4 0 0  3 0 0  0 0 0  7
中 日 0 1 1  1 2 4  0 1 x  10
【勝】 パヤノ 2勝 1敗 0S
【負】 江草 4勝 5敗 0S
【S】 浅尾 7勝 9敗 4S
   序盤阪神にリーグを許した中日だったが、中盤ブランコ選手のホームランやタイムリー二塁打等で逆転し連敗を5で止めた。一方、阪神は序盤のリードを守る事が出来ず4位に転落した。


広 島 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0
巨 人 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1x  1
【勝】 金刃 1勝 0敗 0S
【負】 横山 3勝 8敗 0S
  既にレギュラーシーズン優勝を決めている巨人が坂本選手のサヨナラヒットで勝ち9連勝。一方、広島は先発した前田(健)投手の好投も実らず、今シーズン負け越しが決定。3位ヤクルトとのゲーム差も3に広がりクライマックスシリーズ進出は厳しくなった。


横 浜  0 0 0  0 0 1  0 0 3  4
ヤクルト 0 2 0  0 0 0  2 1 x  5
【勝】 村中 1勝 5敗 0S
【負】 吉見 2勝 4敗 0S
【S】 林昌勇 5勝 4敗 26S
  ヤクルトが最終回1点差に詰め寄られたが逃げ切り4連勝で3位に浮上した。先発の村中投手は今シーズン初勝利。

◎パ・リーグ
オリックス 0 0 0  0 2 0  0 0 0  2
 ロッテ  1 0 1  2 0 0  0 2 x  6
【勝】 清水 6勝 7敗 0S
【負】 平野 3勝 12敗 0S
   ロッテが初回に先頭打者本塁打、4回にタイムリー2塁打を放っただ西岡選手の活躍などでオリックスを下し4連勝。一方、オリックスはロッテ先発、清水投手に2点に抑えられて3連敗となった。



楽 天 0 0 0  0 5 1  1 0 3  10
西 武 0 1 1  2 0 0  2 0 0  6
【勝】 川岸 3勝 3敗 2S
【負】 岸 12勝 5敗 0S
  下の「観戦レポート」で詳しく・・・。

 日本ハム  0 0 0  0 1 0  0 1 2  0 0 1  5
ソフトバンク 1 0 0  0 0 2  0 1 0  0 0 0  4
【勝】 武田久 3勝 0敗 32S
【負】 藤岡 5勝 8敗 0S
  終盤同点に追い付いた日本ハムが延長12回、スレッジ選手の値千金の一発でち勝ち越し、その裏を武田久が抑え逃げ切った。日本ハムの優勝へのマジックナンバーは「7」となった。一方、敗れたソフトバンクは3連敗。気が付けば「東北のワシ」の姿が大きく見える。

<コメント(観戦レポート)>
  激しいCS進出争いを続けている楽天×西武を観戦するため西武ドームへ出掛けて来た。
  大一番となった3連戦。西武は3位浮上の為には1つも負けられない戦い。一方楽天も金曜日(25日)に2本柱の一角、田中投手で敗れている為、この試合を落とすと尻に火が付く状況となる。そんな中で迎えた3連戦第2ラウンドは、両チームの置かれた状況を如実に表すような激しい打撃戦となった。
   
  まず前半、試合の流れを作ったのは西武ライオンズ。2回にG.G佐藤選手の一発で先制すると、その後も着々と加点し4−0。先発の岸投手も楽天打線をほぼ完璧に抑える好投を見せた。
  だがそんな西武優位の雰囲気を一変させる事態が5回表に起きた。この回先頭のセギノール選手がソロホームランを放つと、続くリンデン、中谷選手も右に左にスタンドへ放った。3者連続ホームランでたちまち1点差に迫ると、その後も動揺した西武の岸投手を攻めて塁上を賑わせ一気に逆転した。
  その後も追加点を上げた楽天が、終盤7回に1点差まで詰め寄られたものの、この日4安打と活躍したリンデン選手のタイムリーヒットなどで9回に突き放し、大事な一戦をモノにした。西武とのゲーム差を3に広げると共にCS進出へのマジックナンバー「8」が再々点灯した。

  先日、帰省した時にテレビ観戦した楽天も劣勢だった局面を一気に変える勢いで勝ちを収めていたが、この試合も5回にビックイニングを作り形勢を逆転した。この勢い、本物かも知れないと言う印象を受けた。西武との後にソフトバンク4連戦が控えているが、本拠地で行われる事もあり2位浮上もあり得るかも知れない。

  一方、西武は前半好投していた先発の岸投手が5回にホームランで崩れた事。その裏の満塁のチャンスを生かせなかった事。そして7回の中村、石井(義)選手の2者連続ホームランの後の同点のチャンスを逸した事が痛かった。今日(27日)先発のエース涌井投手で相手に大きなプレッシャーを懸けてCS進出を目論んだが、逆に自らにそのプレッシャーを掛ける結果となってしまった。


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2009年09月25日

将来、お巡りさん出身のプロ野球選手が誕生する!!かも?   【野球 警視庁野球部結成】

〜MSNニュース より〜
  警視庁警備部の機動隊に、年内にも硬式野球チームが誕生する。立川市を拠点とする第4機動隊に野球経験者を集め、都市対抗野球への出場を目指す。来年度からは、野球の実績があれば採用試験で優遇措置が受けられるようになる見通し。

 各機動隊内に置かれ、通常業務をこなしながら特定の競技を専門的に練習する「スポーツ小隊」の一つとして、硬式野球が新設される。スポーツ小隊からはこれまでにレスリングやフェンシングなどで五輪代表者を輩出している。

 硬式野球の監督は、日大三高(町田市)の投手として、甲子園に出場した警部補が務める予定で、メンバーが出身校の野球部を訪れるなどして、選手のスカウトにも力を入れる方針。不況などの影響で、企業の名門チームの休部が相次いでいるだけに、新チームの誕生は注目を集めそうだ。

<コメント>
  学生野球とプロ野球の橋渡し的な存在だった社会人野球だが、近年の経済情勢の悪化で年々チーム数が減り続けている。今夏、名門日産自動車の野球部が休部した事は記憶に新しい。あるチームはクラブとして再出発したり、またあるチームはチームそのものがなったりしており、代わりの受け皿として独立リーグが登場した。

  そんな冬真っ只中の社会人野球に久々に明るい話題がもたらされた。日本の首都、東京の治安を守る警視庁機動隊が硬式野球部を結成する事を発表した。今後、経験者を積極的に採用して都市対抗を目指すと言うのだ。過去に柔道等、個人競技で警視庁所属のオリンピック選手はいたが、トップレベルで活動する警視庁の団体競技のチームは余りないような気がする。Vリーグの2部に当たるV1リーグに属しているバレーボール男子ぐらいだろうか。

  結成される野球部もクラブ的な組織ではなく本格的に活動するようなので今後の動向が楽しみであると共に注目を集めるだろう。将来、お巡りさん出身のプロ野球選手が誕生するかも知れない。活動費は税金が使われる事になる。役人に対する世間の目が厳しい昨今、批判が出る可能性もあるが、目くじら立てずに温かく見守りたいものである。





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posted by スポーツ職人 at 23:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月23日

居眠りする事無く先頭でゴールテープを切った「ウサギ」&展開が読めないCS進出争い!!  【プロ野球 レギュラーシーズン】

  プロ野球は23日、巨人×中日などセ・パ両リーグ合わせて6試合が行われた。
  この内、レギュラーシーズン優勝へのマジックナンバーを「1」としていた巨人は2位中日と対戦し、ラミレス選手のホームラン等で5−3と中日を下し、3年連続33度目(2リーグ制後)の優勝を成し遂げた。セ・リーグの3連覇は巨人の9連覇以来36年ぶり4度目(いずれも巨人)。
  一方、クライマックスシリーズ進出を目指し熾烈な争いを続けている阪神、ヤクルト、広島は、阪神とヤクルトが勝利を収め3位阪神を4位ヤクルトが0.5ゲーム差で追っている。5位広島はヤクルトとの差が1ゲームとなり一歩後退した。
  また、パ・リーグでは楽天がオリックスに勝ち、ロッテに敗れた2位ソフトバンクとの差が1ゲームに縮まった。また4位西武は首位に日本ハムに3連勝。ソフトバンク戦からの6連戦を5勝1敗で乗り切り、25日から行われる楽天との直接対決でクライマックスシリーズ進出を目指す事になった。

【23日試合結果】
ヤクルト 0 0 0  1 0 0  0 0 3  4
 広 島 0 0 0  0 0 0  0 0 1  1
【勝】 ユウキ 5勝 5敗 0S
【負】 今井 1勝 3敗 0S
  投手戦となったこの試合だが、9回に相川選手のタイムリー二塁打などで突き放したヤクルトが逃げ切り、クライマックスシリーズ進出に望みを繋いだ。一方、広島は好投した今井投手を打線が援護出来ず一歩後退した。
  

中 日 0 0 0  0 3 0  0 0 0  3
巨 人 0 1 0  3 0 0  1 0 x  5
【勝】 オビスポ 5勝 1敗 0S
【負】 山井 0勝 3敗 2S
【S】 クルーン 1勝 3敗 27S
  巨人は、2回に先制すると4回にラミレス選手のホームランなどで突き放し、その後は継投で逃げ切った。オビスポ投手は5勝目。チームは7連勝。一方、谷繁選手の3ランで一時は1点差まで迫った中日だったが追い付く事は出来なかった。


阪 神 4 2 0  0 0 0  0 0 0  6
横 浜 0 0 0  0 1 2  0 0 0  3
【勝】久保 8勝 8敗 0S
【負】 グリン 3勝 15敗 0S
【S】 藤川 5勝 3敗 23S
  序盤に6点取って試合を優位に進めた阪神が継投策で逃げ切り3位を死守した。久保投手は8勝目。一方、横浜は序盤の大量失点が最後まで響いた。


オリックス 0 0 0  0 1 0  0 0 0  1
 楽  天 0 0 1  2 0 1  0 0 x  4
【勝】 藤原 4勝 4敗 0S
【負】 近藤 8勝 11敗 0S
【S】 小山 1勝 3敗 4S
  楽天は3回に先制するとその後も着実に加点しオリックスを突き放した。先発藤原投手は9安打を打たれるも要所を締め、8回1失点で4勝目を上げた。一方、オリックスは10安打放ちながらも1点しか奪えず、今シーズン80敗目を喫した。


  ロッテ   1 0 1  5 0 0  0 0 0  7
ソフトバンク 1 0 1  2 0 0  0 1 0  5
【勝】 根本 1勝 0敗 0S
【負】 大場 1勝 4敗 0S
【S】 シコースキー 8勝 5敗 15S
  2−2で迎えた4回表、ロッテが大松選手の満塁ホームラン等で大量5得点を奪うと、その後ソフトバンクの追撃を振り切った。ソフトバンクは2点差まで迫ったが追い付く事は出来なかった。


 西 武  3 0 2  0 1 0  0 0 0  6
日本ハム 0 0 0  0 0 0  1 0 0  1
【勝】 西口 4勝 3敗 0S
【負】 吉川 0勝 1敗 0S
  西武が初回に中村選手の3ランで先制すると3回にも追加点を上げて6点のリードを奪った。先発西口投手は7回途中まで日本ハム打線を無失点に抑える好投で4ヶ月ぶりの4勝目。チームもこのカード3連勝を含む4連勝となった。一方、打線が沈黙した日本ハムは4連敗。エース、ダルビッシュ投手が登録抹消されるなど不安を抱えたまま25日からの首位攻防戦に挑む事となった。

<コメント>
  敬老の日と今年2回目の大型連休と言う事で銘打たれた「シルバーウィーク」。小生も家族を連れて実家のある仙台に帰省していた。
  仙台ではこの期間、楽天がKスタ宮城にロッテ、オリックスを迎え6連戦を行っていた。ナイターだった月曜日を除き地元のテレビ局(地上波)が中継していたのを見たが、クライマックスシリーズ進出が懸かっている事もあり連日スタンドは満員だった。地上波でのプロ野球中継が少なくなって来ている昨今だが、地元のテレビ局が放送している事で、改めて地域に愛されている球団になった事を実感した。

  さて、プロ野球のレギュラーシーズンもいよいよ大詰め。セ・リーグではジャイアンツが優勝し3連覇を達成した。かつて他の球団の主力選手をかき集めて強さを誇示していた頃と違い、生え抜きの若手選手がチームを引っ張った。4月中旬に首位に立つと夏場に中日に迫られはしたものの、一度もその座を譲る事無くこの日を迎えた。再登板した原監督が一貫して若手選手を積極的に起用し、選手がそれに応え若い芽はやがて大きな花を咲かせる事となった。坂本、亀井、山口選手など原監督が手塩にかけて育てた選手。
  ここまで強くなるとファンの期待は、やはりかつての黄金時代である9連覇よ再び、と言う事になるのだろう。当時と比べて戦力が均衡化している現在のプロ野球でその偉大な記録に届くかどうかは分からない。ましてや今はクライマックシリーズと言う、もう1つのハードルをクリアしないと日本一への挑戦権を獲得する事は出来ない。しかし、上に挙げた若手選手が順調に育てばそれに届くような・・・。そんな予感を漂わせるほど強かった今シーズンだった。
  2位が確定した中日は前も後ろも姿が見えないと言う事で、ここ数試合は難しい選手起用を強いられた。策士、落合監督の事を考えると龍が眠ったままの状態でライマックスシリーズを迎える事はないと思う。

  そして優勝争い以上に面白い生き残りを懸けた争い。ヤクルトが踏ん張り阪神にピッタリ食らいつく展開となっている。両チームは週明けに直接対決を控えているが、そこで決まるのか。それとも一歩後退した広島が両チームの間を抜け出すのか。三つ巴の争いは10月の最終戦までもつれ込みそうな気がする。


  一方のパ・リーグは、楽天が2位をも射程圏内に捉える勢いを見せている。帰省中にテレビで見ていたが、リードされていても、いつか試合をひっくり返すような雰囲気に球場全体が包まれているように見えた。25日からの西武との3連戦。西武もソフトバンク、日本ハム撃破して本拠地に戻ってくるとあってチームの雰囲気は最高潮に達しているだろう。裏ではその日本ハムとソフトバンクとの首位攻防戦が行われるが、この週末がパ・リーグのレギュラーシーズン最大の見せ場となるだろう。果たしてどんな結果になるのか注目したい。











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posted by スポーツ職人 at 22:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(78) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月19日

「トラ」、「ツバメ」、「コイ」 三つ巴の争いを制するのは?そして必死に逃げる「東北のワシ」の運命は?  【プロ野球 レギュラーシーズン】

  プロ野球は18日、ヤクルト×巨人、オリックス×日本ハムなどセ・パ合わせて6試合が行われた。
  レギュラーシーズン優勝へ秒読みの段階に入っている巨人は阿部選手の通算200号本塁打等でヤクルトを圧倒し10−2で快勝、2位の中日が敗れた為、マジックナンバーを2つ減らし「7」とした。

  パ・リーグの首位日本ハムもオリックスに競り勝ち、2位のソフトバンクが敗れた為、巨人と同じくマジックナンバーを2つ減らし「12」とした。


【18日の試合結果】
 巨 人 0 0 0  0 2 2  5 0 1  10
ヤクルト 0 0 0  0 0 0  2 0 0  2
【勝】 内海 8勝 10敗 0S
【負】 村中 0勝 5敗 0S
  4回まではチャンスを作りながら得点出来なかった巨人だったが、中盤打線が奮起し先制点を奪うと、7回には阿部選手のホームラン等で大量5点を奪い試合を決めた。ヤクルトは村中投手が中盤、巨人打線に捕まり試合の主導権を握る事が出来なかった。
  

横 浜 1 0 1  3 0 0  0 0 0  5
中 日 0 1 0  0 0 0  0 1 0  2
【勝】 ランドルフ 4勝 1敗 0S
【負】 ネルソン 1勝 3敗 1S
【S】 山口 5勝 4敗 17S
  横浜先発のランドルフ投手が力で中日打線を抑え4連勝。打線も繋がった横浜が快勝した。一方、中日はネルソン投手が序盤横浜打線に捕まり、打線も相手投手陣に抑えられた。

広 島 0 1 4  0 0 0  0 0 0  5
阪 神 0 2 0  0 0 2  0 0 0  4
【勝】 今井 1勝 2敗 0S
【負】 能見 10勝 9敗 0S
【S】 永川 2勝 6敗 32S
  CS進出へ生き残りを懸けた戦いの第1ラウンドは広島が接戦を制した。先発した今井投手はプロ初勝利。阪神はチームトップの10勝を挙げている能見投手をマウンドに送り必勝を期したが、痛い星を落とした。

ソフトバンク 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
 西  武   0 0 0  5 0 0  1 0 x  6
【勝】 帆足 8勝 5敗 0S
【負】 ジャマーノ 5勝 4敗 0S
  西武の先発、帆足投手がソフトバンク打線相手に完封勝利を挙げ、打線も4回にビックイニングを作るなど投打の歯車が噛み合った。一方、ソフトバンクは、ジャマーノ投手の4回の乱調が誤算だった。打線も4安打に抑えられる等元気がなかった。


 日本ハム 0 2 0  0 0 0  4 0 0  0 1  7
オリックス  0 0 0  2 0 0  3 1 0  0 0  6
【勝】 武田久 2勝 0敗 32S
【負】 金子 11勝 8敗 1S
  日本ハムが苦しみながらも勝利を収めマジックナンバーを減らし、レギュラーシーズン優勝で一歩近づいた。一方、オリックスも食らいついたが最後は日本ハムスレッジ選手に一発を打たれ敗れると共に2年ぶりのBクラスが決まった。


ロッテ 0 0 2  0 0 0  2 1 0  5
楽 天 0 2 3  1 1 2  0 0 x  9
【勝】 田中 14勝 5敗 1S
【負】 清水 5勝 7敗 0S
  楽天が2回に先制点を上げると、それ以降もロッテ投手陣に襲い掛かり合計9得点を奪った。先発の田中投手は3、7回にホームラン等で得点を許したが打線に助けられた。一方ロッテは3回に一旦、追い付いたものの、初のCSシリーズ進出を目指す相手の勢いを止める事が出来なかった。

<コメント>
  9月も折り返し点を過ぎ、プロ野球の優勝争い、クライマックスシリーズ進出争いは大詰めを迎えている。
  
  まず優勝争いはセ・リーグ、パ・リーグとも秒読み段階に入っており余程の事がない限り、セ・リーグは巨人が最初にゴールテープを切る事になるだろう。パ・リーグも一時、首位に迫まりかけたソフトバンクがここの所、失速気味で日本ハムが恐らく逃げ切るだろう。

  優勝争い以上にヒートアップしているのが、クライマックスシリーズ進出争いである。特に3つ巴となっているセ・リーグの3位争いは熾烈を極めている。前回プロ野球に関する記事を書いた9月3日の時点では、夏の大ブレーキとなったヤクルトが何とか3位をキープしていたが
勢いを増した阪神があっという間に追い抜き、3位に浮上した。
  阪神はここに来て中継ぎ、抑え投手がしっかりしてきた。この前の巨人戦をテレビで見たが、藤川投手は昨年までのこの時期よりも登板機会が少ない事が功を奏しているのか、伸びのある直球を放っていた。先発投手陣がある程度踏ん張れば勝ち星の計算が出来るようになった事を考えると相手にとっては今後、脅威となる。
  そして阪神以上に不気味な存在なのが後ろから追っている広島カープ。阪神との直接対決の初戦を制し、この3連戦の結果次第では一気に3位に浮上する可能性すらある。この時期にプロ初勝利の投手が出てきた事もチームに勢いをもたらす意味で大きい。
  阪神、ヤクルト、広島。最後に圏内に滑り込むのは果たしてどのチームなのか。

  一方、パ・リーグは楽天と西武の付かず離れずの争いが続いている。こちらは25日からの3連戦で雌雄が決着しそうな気がするが、追う西武としては、それまで続く上位チームとの対戦で好成績を収めて勢いを付けた状態で本拠地に帰りたい所だろう。

  過熱するAクラス争いの裏で、選手などの去就に関する話がチラホラ出始め、チームによっては秋風が既に吹いている今年のプロ野球。いよいよクライマックスを迎えようとしている。













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2009年09月14日

足で稼いだ区切りのヒット!! 「イチローらしく」偉業達成!!   【米大リーグ  イチロー9年連続200本安打達成】

〜 スポーツナビ より〜
  米大リーグ、マリナーズのイチローは13日(日本時間14日)、敵地でのレンジャーズ戦ダブルヘッダー第2試合の2回にショートへのタイムリー内野安打を放ち、史上初となる9年連続200安打を達成した。

 第1試合に続き、第2試合も「1番・ライト」で先発出場したイチローは第2打席、2死三塁のチャンスでレンジャーズ先発ホランドの2ストライクからの3球目、外角高めのストレートを打つと、打球はゴロでショートへ。ショートは送球できずに、内野安打となった。 

<コメント>
  区切りの200本目は内野安打。まさに「イチロー」ならではのヒットだった。
  イチローが後世に語り継がれるであろう偉大なバッターになった事は誰もが認める所である。今シーズンの序盤、プロ野球の歴代最多安打の記録を塗り替え、大リーグ通算2000本安打も先日達成した。
  海を渡って以来、ずっと年間200本以上ヒットを打ち続ける光景を見ており、今シーズンも例年通りそれを達成した事が特別不思議な光景ではないように思える。しかし、最多安打記録更新時に引き合いに出されたP・ローズでさえ200本安打の連続記録は3年だった事等を考えると9年続けた事はとてつもなく凄い記録だと思う。今後、この記録を破る者がイチロー以外に出て来るのだろうかと考えると、ちょっと想像出来ない。

  試合後のインタビューで「やっと解放された。」と言うようなコメントを発していたが、今シーズンは開幕前に連覇の懸かるプレッシャーの中でWBCを戦い抜き、その後体調不良で出遅れ8月には左ふくらはぎを痛めてシーズン通して10数試合欠場した。いつもとは違う状況の中での新記録への挑戦だっただけに、それを達成してホッとした気持ちもあったのだろう。
  
  「無事これ名馬」ではないが、イチローの凄さはシーズン通してコンスタントに試合に出場できる「体の強さ」にあると思う。上に書いた通り、今シーズンは体調不良等で欠場する試合があったが、これまで大きな怪我も無く選手生活を送ってきた事が、偉業達成の大きな要因なのは間違いないだろう。人には真似の出来ない徹底して行っているであろう自己管理の賜物だと思う。  
   さて、年齢的には既に「引退」の2文字がちらつき始めてもおかしくないと思うが、今の状態を維持出来れば、まだまだやれるだろう。豪快な一発が魅力のメジャーリーグのイメージをすっかり変えた「平成の大打者」は、年間200本安打を後何年続ける事が出来るのか。またファンにどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。イチローの今後の活躍に注目したい。














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2009年09月03日

逃げるツバメとワシ。追うトラと百獣の王。そしてコイも参戦か?  【プロ野球 CS出場権争い】

  プロ野球は3日、セ・パ合わせて5試合が行われた。
  セ・リーグは2試合。奇跡のクライマックスシリーズ出場を目指す阪神タイガースは3位ヤクルトとの直接対決第3ラウンド。昨日、一昨日と連勝しいよいよツバメの姿を視界に捉えたかに見えたタイガースだったが、ヤクルトのエース石川投手の粘りのピッチングの前に打線が抑えられ同一カード3連勝ならず。ゲーム差が再び4に広がった。5位広島が中日に3連勝。阪神とのゲーム差を1に縮めた。
  
  一方、パ・リーグでは3位楽天を追う昨年のチャンピオン西武が楽天のエース田中投手を打ち崩し意地を見せた。楽天のマジック点灯はまたもお預けとなり西武とのゲーム差が2に縮まった。

【3日の試合結果】 
広 島 0 0 0  6 2 0  0 0 0  8
中 日 0 0 0  0 0 0  1 0 0  1
【勝】 大竹 8勝 6敗 0S
【負】 吉見 13勝 6敗 0S
  広島が4回、相手のエラーをきっかけに大量得点奪い試合を決めた。先発の大竹投手は完投で8勝目。中日は吉見投手が中盤崩れ、打線も元気なく同一カード3連敗。前を行くジャイアンツのマジックを1つ減らす結果となり、その影が次第に小さくなって行こうとしている。


ヤクルト 0 0 0  1 1 1  0 1 0  4
 阪 神 0 0 0  1 0 0  0 1 0  2
【勝】 石川 10勝 6敗 0S
【負】 久保 7勝 7敗 0S
3位のヤクルトが直接対決で最後に意地を見せ連敗を止めた。石川投手は阪神打線に11本の安打を許したが要所を締め完投で10勝目。一方3タテを狙った阪神だったが、相手エースの粘りの投球の前にあと1本が出なかった。


西 武 0 0 0  2 0 1  1 0 0  4
楽 天 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
【勝】 帆足 6勝 5敗 0S
【負】 田中 12勝 5敗 1S
  西武が4回G・G・佐藤選手のホームランで先制するとその後も追加点を上げ勝利を収めた。一方、勝てばクライマックスシリーズ出場へのマジックナンバーが点灯する楽天だったが、先発の田中投手が打たれ打線も西武の帆足投手に抑え込まれた。


 オリックス 0 2 1  0 0 0  0 0 0  3
ソフトバンク 0 0 0  3 1 0  0 0 x  4
【勝】 大場 1勝 3敗 0S
【負】 伊原 0勝 2敗 0S
【S】 馬原 3勝 1敗 28S
  ソフトバンクが0―3で迎えた4回、田上選手の20号3ランで追い付き、5回にはオーティズ選手の犠飛で勝ち越した。2番手の大場が4回無失点の好投で今季初勝利。オリックスは打線が16三振を喫し最下位に転落した。


日本ハム 0 0 0  0 1 0  0 0 0  1
ロッテ 3 2 1  0 0 0  0 1 x  7
【勝】 成瀬 8勝 5敗 0S
【負】 多田野 5勝 4敗 0S
  ロッテの成瀬投手が日本ハム打線から13奪三振を奪う好投を見せチームを勝利に導いた。日本ハムは多田野投手が5回6失点と崩れ、打線も大野選手のホームランによる1点にとどまった。

<コメント>
  プロ野球のクライマックスシリーズ出場権を懸けた直接対決第3ラウンド。セ・リーグはヤクルトが最後に意地を見せた。勝利の立役者は粘りのピッチングで完投した石川投手だろう。連敗で沈んでいるチームを鼓舞した。中継陣が怪我等で戦列を離れている中での完投勝利はチームにとっても大きい。
  一方、ヤクルト戦3連勝で一気に射程圏に捉えたかった阪神は相手エースの渾身の投球の前に屈した。ヤクルトとの直接対決は月末の3連戦と10月の最後の2連戦。それまでに昨日までの勢いを維持出来るかどうか。気がつけば中日相手に3連勝を飾った広島が目前に迫って来ている。

  パ・リーグは楽天が田中投手で一気に西武を突き放しマジック点灯と行きたい所だったが、そう上手く事は運ばなかった。明日(4日)から日本ハム、ソフトバンクと言った上位チームとの対戦が控えており、悲願のクライマックスシリーズ出場へここが正念場である。(それは追う西武にも同じ事が言えるのだが…。)








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2009年09月01日

熾烈なAクラス争い!!「百獣の王」を突き放す「東北の鷲」と「ツバメ」にヒタッヒタッと迫る「関西のトラ」!!  【プロ野球 レギュラーシーズン】

  プロ野球は1日、セ・パ両リーグ合わせて6試合が行われた。
  この内、セ・リーグでは首位の巨人が京セラドームで横浜と対戦し小笠原選手のホームラン等で初回に先制すると、その後の横浜の追撃を振り切り5−3で優勝を争う上で大事な9月の初戦を白星で飾った。また2位中日が広島に敗れた為、優勝へのマジックナンバー23が再び点灯した。またクライマックスシリーズ出場へ向けヤクルトを激しく追っている阪神が勝ってゲーム差を4に縮めた。ヤクルトは5連敗。
 
  一方、パ・リーグは首位の日本ハム、2位のソフトバンクが共に敗れた為、日本ハムに点灯しているマジックナンバーが1つ減って26となった。また、3位争いを演じている楽天と西武の直接対決は、楽天がサヨナラ勝ちを収め西武とのゲーム差を4に広げ、初のクライマックスシリーズ出場に一歩近づいた。


【プロ野球 1日の結果】
◎セ・リーグ
横 浜 0 0 0  1 0 0  0 2 0  3
巨 人 3 0 0  0 0 2  0 0 x  5
【勝】 ゴンザレス 12勝 1敗 0S
【負】 寺原 2勝 7敗 0S
【S】 クルーン 1勝 2敗 21S
  巨人が初回に小笠原選手の2ラン等で3点を先制すると継投で横浜の追撃を振り切った。一方の横浜は先発の寺原投手が立ち上がりに失点し試合の主導権を握る事が出来なかった。


広 島 0 0 0  0 2 0  2 2 0  6
中 日 0 0 1  0 0 2  0 0 0  3
【勝】 小松 5勝 3敗 0S
【負】 チェン 7勝 3敗 0S
【S】 永川 2勝 5敗 26S
  6回に逆転された広島7回に広瀬選手のホームラン等で再び逆転すると8回にも追加点を上げて試合を決めた。7回に登板した新人の小松投手が好救援を見せ5勝目。一方の中日は終盤投手陣が踏ん張れなかった。

ヤクルト 0 0 0  0 0 1  0 0 0  1
 阪 神 1 0 0  3 0 2  0 0 x  6
【勝】 安藤 8勝 8敗 0S
【負】 館山 14勝 4敗 0S
  Aクラス争いの直接対決第1ラウンドは阪神が鳥谷、金本両選手のホームラン等でヤクルトを下した。一方、ヤクルトは先発の館山投手が乱れ打線も阪神の投手陣を打ち崩す事は出来ず5連敗を喫した。


◎パ・リーグ
西 武 0 1 0  0 0 0  1 0 0  2
楽 天 0 0 0  1 0 0  0 0 2x  3
【勝】 岩隈 11勝 5敗 0S
【負】 涌井 13勝 5敗 0S
  楽天岩隈、西武涌井、両エースの投げ合いとなったこの試合。1点を追う楽天が最終回、リンデン選手のタイムリーヒットを放ち劇的なサヨナラ勝ちを収めて5連勝。西武とのゲーム差を4に広げた。一方、西武はエース涌井が最後に力尽き痛い星を落とした。

 オリックス 0 2 2  0 0 1  2 0 0  7
ソフトバンク 0 0 0  0 0 0  1 0 1  2
【勝】 山本 9勝 3敗 0S
【負】 藤岡 5勝 7敗 0S
   オリックスが2回にフェルナンデス選手の2ランホームランで先制すると、その後も得点を重ねソフトバンクを突き放した。

日本ハム 0 2 0  0 0 0  0 0 0  2
 ロッテ 1 2 0  2 1 3  0 0 x  9
【勝】 大嶺 4勝 5敗 0S
【負】 糸数 2勝 5敗 0S
  ロッテが初回に西岡選手の先頭打者ホームランで日本ハムの出鼻をくじくと、中盤に得点を重ねて快勝した。先発の大嶺投手は7回2失点の好投で、今季4勝目。一方、日本ハムは先発した糸数投手が序盤にロッテ打線に捕まり首脳陣にアピールする事が出来なかった。また、日本ハムの対ロッテ戦の連勝も9でストップした。

<コメント>
  9月に入り優勝争い、そしてクライマックスシリーズの出場権争いが大詰めを迎えようとしているプロ野球。既に両リーグ首位の巨人、日本ハムはレギュラーシーズン優勝のカウントダウンが始まっている。
  今シーズンは各順位のゲーム差が比較的開く傾向にあり、オールスターが終わる頃にはAクラスの陣容、つまりクライマックスシリーズの出場チームは決まったかに見えた。
  しかし8月に入ると、それまで4位以下に大差を付けて3位をキープしていた西武とヤクルトが失速し、下位に低迷していた楽天、阪神の姿が次第に大きくなってきた。楽天に至っては西武をかわし3位に浮上すると一気に突き放し、2位の座を窺おうとしている。岩隈、田中の両エースが安定しており打線の調子も悪くない。投打の歯車が噛み合っていると言って良いだろう。果たして初のクライマックスシリーズ出場が現実のものとなるかどうか。
  一方、セ・リーグでは今シーズンここまで下位に低迷していた「トラ」がようやく目覚めの時を迎えた。後半開始時に10ゲーム差以上あったヤクルトとの差を一気に縮めてきた。(ヤクルトの大ブレーキのお陰と言えるのかも知れないが。)投打の歯車が噛み合わなかった今シーズンだが、昨年までAクラスに君臨していた底力を見せ付けその座を奪う事が出来るか。それともヤクルトが立て直して逃げ切るか。

  クライマックスシリーズが導入されてから毎年3位争いが熾烈となる印象があるが、どうやら今シーズンもそんな展開になりそうである。果たして今月が終わる頃、どのチームが笑いそして泣くのか。クライマックスシリーズ出場を懸けた争いから目が離せない。








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2009年08月25日

約半世紀の時を経て「伝統校」が復権し、幕を下ろした「筋書きのないドラマ2009夏」!! 【高校野球 第91回全国高校野球選手権大会】 

  第91回全国高校野球選手権大会の決勝が24日、甲子園球場で行われ、中京大中京(愛知)が10−9で日本文理(新潟)を下し43年ぶり7回目の優勝を飾った。7回の優勝は史上最多。一方、新潟県勢初優勝を狙った日本文理は最終回2死から驚異的な粘りで1点差まで詰め寄ったが及ばなかった。

【決勝結果】
 日本文理 0 1 1  0 0 0  1 1 5  9
中京大中京 2 0 0  0 0 6  2 0 x  10
  両軍合わせて31安打の打撃戦の幕開けとなったのは6回裏。この回、中京大中京は打者11人で一挙6点を奪って試合を決めたかに見えたが、日本文理がジワジワ追い上げ迎えた最終回。2死から連打などで5点を奪い1点差まで詰め寄った。しかしエース堂林投手をリリーフした森本投手が最後に何とか凌いだ中京大中京を逆転する事は出来なかった。

<コメント>
  ここ数年、夏の大会の決勝では後に語り継がれるようなドラマチックな展開で優勝校が決まっている。再試合の末、頂点に上り詰めた2006年の早稲田実業。私学の特待生問題が世間を騒がせる中で優勝した公立の佐賀北など。今年の決勝は果たして…。
  共に圧倒的な攻撃力で勝ち上がって来た中京大中京と日本文理との間で争われた今年の決勝は、中盤の大量得点を奪った中京大中京が試合を優位に進め、最終回を迎えた決勝戦。このまますんなり幕が閉じるのか誰もが思った瞬間、この試合最大のハイライトが最後に用意されていた。

「約半世紀の時を経て古豪復権!!」
  最終回、点差を徐々に詰められた中京大中京。そのナインの脳裏を、特に堂林投手の脳裏を「あのシーン」がよぎったのは間違いないのではないだろうか。
  「あのシーン」・・・。勝利に手が届くところまで辿り着きながら、結局手に届く事はなかったセンバツ準々決勝の報徳戦。そしてあの悪夢が再び・・・。
  しかし最後に試練を与えた勝利の女神はあの春以降、苦しい練習に耐えたであろう中京ナインを見放しはしなかった。約半世紀の時を経て深紅の大優勝旗は伝統校の手に渡った。

  
「雪国の悲願まであと一歩!!しかし…」
 「野球はツーアウトから」と言う格言があるが、まさにその通りとなった最終回。日本文理の看板である打線が目を覚まし、一気に点差を縮めた。スタンドの声援を味方に付け同点或いは逆転の雰囲気が漂った。しかしこの大会の序盤、「雨」と言う悪戯で気紛れな心を見せた勝利の女神は、最後の最後に再び気紛れな心を見せ最後の打者の痛烈な当たりを野手の正面に導いた。「夏の大会初めて勝ったチームをそのまま頂に導く訳にいかない。」と言い聞かせているかのようだった。
  それともう1つ。投手の継投が主流となっている高校野球だが、そんな中、この大会1人で投げ抜いた伊藤投手には拍手を送りたい。攻撃力ばかりがクローズアップされて来た日本文理だが、伊藤投手の踏ん張りがなければここまで勝ち上がる事は出来なかったと思う。

  今年の夏の大会は初出場校が多い事から見ても分かる通り、多くの地方予選で混戦となり前評判の高かった学校が次々と敗れ、その傾向は全国大会でも続いた。各地区とも有力選手が分散する傾向にあり、かつて甲子園常連だった学校が出続けるのは難しいのかも知れない。
  しかし、決勝に残った2校は共に春のセンバツにも出場し、そこで見つけた課題を克服し甲子園に戻って来た。
  中京大中京は報徳戦で露呈した1球に対する集中力、一方の日本文理は優勝した清峰の今村投手に抑えられた経験から、どんな投手にも対応できる打撃力に磨きをかけた。経験を生かし、持てる実力を十分発揮して決勝まで進んで来たのがこの2校だったと言う事なのだろう。特に日本文理の準優勝は野球が弱いと言われている県の球児にとって励みになるだろう。
 
  今年も様々なドラマが人々の心をくすぐった夏の高校野球。果たして来年はどんなチーム、選手がファンの心をくすぐるのだろうか。今回出場した選手の次のステージでの活躍と来年こそは、紫紺の或いは深紅の優勝旗が我が故郷の東北地方に届く事を期待しつつ「筋書きのないドラマ2009夏」の項を終わりにしたいと思う。










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2009年08月23日

明暗分かれた「雪国の悲願」!! 「筋書きのないドラマ2009夏」は最終章へ…  【高校野球  第91回全国高校野球選手権大会】

  大会14日目を迎えた第91回全国高校野球選手権大会は準決勝2試合が行われ、日本文理(新潟)と中京大中京(愛知)が勝ち進み明日(24日)行われる決勝にコマを進めた。

  投手戦となった第1試合は中盤得点を重ねた日本文理(新潟)が県岐阜商(岐阜)の追い上げを最終回の1点に抑え逃げ切った。
  続く第2試合は初回に先制点を上げた中京大中京(愛知)が4回以降、毎回得点を重ね初優勝を狙った花巻東を圧倒した。

  明日行われる決勝戦。中京大中京が勝てば旧校名(中京商業)の時代を含めて7回目の優勝、日本文理が勝てば学校としても新潟県勢としても初めての優勝となる。


【準決勝試合結果】
県岐阜商 0 0 0  0 0 0  0 0 1  1
日本文理 0 0 0  0 1 1  0 0 x  2
  日本文理伊藤、県岐阜商山田、両投手が投げ合う投手戦となったが中盤のチャンスをモノにした日本文理が伝統校、岐阜商を下した。伊藤投手は岐阜商打線から11奪三振を奪う好投を見せ4試合連続完投。守備も無失策でエースを盛り立てた。
  一方の県岐阜商は、エース山田投手が10安打を浴びながら2失点に抑える力投を見せたが打線がそれに応える事が出来なかった。



  花巻東  0 0 0  0 0 0  1 0 0  1
中京大中京 1 0 0  5 1 2  1 1 x  11
  中京大中京が花巻東投手陣に4本のホームランなどを浴びせるなど攻守に渡り圧倒して決勝進出を決めた。エースの堂林投手は低めを丁寧に突く投球で花巻東打線に長打を許さなかった。
  一方、花巻東は初回と4回に得点を上げるチャンスを作ったが、それをモノに出来なかったのが痛かった。

【決勝組合せ】
日本文理(新潟)×中工大中京(愛知)(13時試合開始)


<コメント>
  日本文理が属する新潟県と花巻東が属する岩手県は甲子園での通算勝利数が全国的に見て下から数えた方が早い所に位置し、「雪国」と言うイメージもあってか、決して野球が強い県では無かった。
  しかし今年の夏、そのイメージを覆す快進撃を続け4強に勝ち残った。そして準決勝。心情的には、地元の「悲願の初優勝」の期待を背に受けて甲子園にやって来た両校が決勝に勝ち進んで欲しいと思いつつテレビを見ていた。特に東北出身の小生としては、今年こそは東北地方に深紅の大優勝旗が届くのでは、と期待していた。しかし、甲子園の勝利の女神が両方に微笑む事は無かった。
  
  プロが注目する菊池投手を擁してセンバツで準優勝し、夏への期待が一層強まった花巻東。しかし春より注目度が高まる夏の大会で再びファイナリストに名を連ねる事は出来なかった。
  今日の中京大中京戦は、序盤こそどちらに試合の主導権が転ぶか分からない試合展開だった。しかし結果的には大差が付いてしまった。試合が終わって振り返ってみると、ピンチの後のチャンスを確実にモノにし、打たせて取る堂林投手の投球術と堅実な守備、そして何より怪我で投げることすらままならない大黒柱を出さざるを得ない状況を作り出した中京大中京の試合巧者ぶりが一枚も二枚も上手だったような気がする。やはり東邦や愛工大名電など、強豪ひしめく激戦区で揉まれているだけの事はある。
  東北地方に優勝旗が渡らなかった事は東北出身者としては残念な事であるが、そういった意味では今日の試合を見ていて1点を争う試合だったセンバツの決勝の時のようなハラハラドキドキと言った感情は湧いてこなかった。(中盤で点差が開いてしまった事もあると思うが…。)
  しかし春以降、マスコミが注目する中で、そして各校のマークが厳しくなる中で今大会ベスト4に勝ち進んだ事は立派である。試合に挑む時の姿勢やチームワークの良さ等、改めてチームスポーツの素晴らしさを見る者に植え付けたチームだったと思う。

  一方、勝利の女神が微笑んだ新潟の日本文理。これまで夏の甲子園で勝った事が無かった同校が初勝利を上げると勢いに乗って次々と勝ち上がりついに頂点が見える所まで上り詰めた。攻撃力がクローズアップされているが、4試合連続完投の伊藤投手やエラーの少ない守備陣にも目を見張るものがある。それが無ければここまで勝ち進んでは来ないだろう。

  さて今年の頂点を決める決勝戦。総合力で中京大中京が有利と思われる。日本文理が勝機を見出すとしたら、連投となる伊藤投手がどこまで踏ん張り、そしてこの大会当たっている中村選手の前にどれだけチャンスを作れるか、になるだろうか。

  しかし筋書きのないのが高校野球。2009年夏のドラマの最終章の結末を知っているのは、大会序盤に「雨」と言う悪戯を施した甲子園の勝利の女神のみなのである。








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2009年08月22日

「雪国の悲願」か?それとも「伝統校のプライド」か?想いが交錯するセミファイナル!! 【高校野球 第91回全国高校野球選手権大会】 

  大詰めを迎えた第91回全国高校野球選手権大会は大会13日目、準々決勝残り2試合が22日に甲子園球場で行われ、県岐阜商と中京大中京の東海勢2校が勝利を収めベスト4にコマを進めた。

  第1試合の県岐阜商(岐阜)×帝京(東東京)は前半リードし試合優位に進めた県岐阜商が先発全員安打で帝京を圧倒し45年ぶりのベスト4進出となった。続く第2試合の中京大中京(愛知)×都城商(宮崎)は、序盤に先制点を挙げた中京大中京が堂林投手の好投や安定した守りで都城商を寄せ付けなかった。

  大会14日目の準決勝は23日、県岐阜商×日本文理、花巻東×中京大中京が行われ決勝に進出する2校が決まる。

【大会13日目の結果(準々決勝)】
  帝 京 1 0 0  0 2 0  0 0 0  3
県岐阜商 2 0 4  0 0 0  0 0 x  6
  序盤でリードを広げた県岐阜商が、その後の帝京の攻撃を凌いで勝利を収めた。先発した山田投手は帝京打線から12安打を浴びたが要所を締めた。一方、帝京は初回に先制したものの先発した平原投手、2番手の伊藤投手が打たれ、打線もその後2点を返すに留まった。

  都城商  0 0 0  2 0 0  0 0 0  2
中京大中京 3 0 1  0 0 0  2 0 x  6
  中京大中京が初回に磯村選手の3ランで先制するとその後も追加点を上げて快勝。27年ぶりのベスト4進出を決めた。一方、都城商は相手の先発堂林投手に5回以降無安打に抑えれ攻撃の糸口を見出す事が出来なかった。

【準決勝組合せ】
1 県岐阜商(岐阜)×日本文理(新潟)(11時合開始予定)
2 花巻東(岩手)×中京大中京(愛知)(13時半開始予定) 

<コメント>
  連日熱戦が繰り広げられて来た91回目の夏の風物詩。8日の開会式で各都道府県49代表が甲子園球場に集ったが4校を残すのみとなった。既に45校が大会を後にし、来年に向けて新チームをスタートさせた学校もある。2005年の「熱闘甲子園」でテーマソングだった、スガシカオの「夏陰」を聞くと、球児の夏が終わりを告げようとしている事を実感する。天候不順で「梅雨明け宣言」が出なかった地域もあった今年の夏がもうすぐ終わろうとしている。

  ベスト4の顔合わせは、勝利の女神が仕組んだのか。それとも偶然なのか。甲子園で優勝経験のある伝統校に、これまで深紅の大優勝旗を間近で見た事がない地元の期待を背負う「雪国」の代表校が挑戦する、と言う構図になった。
   
  かつて冬場の過酷な練習環境から優勝とは無縁と言われて来た東北、北信越地区。だが、同じ雪国のハンデを克服した駒大苫小牧などの例を見ても分かる通り、もうその言葉は「死語」になりつつある。現に今回新潟代表として甲子園に乗り込んで来た日本文理の攻撃力は相手を震え上がらせ、そしてプロ注目の左腕菊池投手が注目を集めている花巻東だが、初戦と準々決勝で見せたチームとしての粘りの野球も見事で菊池投手のワンマンチームではない事を示している。共にこれまでの雪国のチームのイメージを良い意味で壊しているような気がする。明日(23日)の準決勝でも伝統校に臆する事無く戦う事が出来るだろう。(花巻東の菊池投手の背筋痛は気懸かりであるが…。)
  これに対して県岐阜商、中京大中京の伝統校がどんな試合運びをするのか。2試合とも非常に楽しみな対戦カードである。
  
  果たして決勝でのシナリオのタイトルは「初優勝を懸けて」になるのか。それとも「隣県同士による優勝争い」になるのか。はたまた今回の記事のタイトルの続編になるのか。「筋書きのないドラマ2009夏」は、どんなラストを迎えるのだろうか。 








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2009年08月20日

3つの難所をクリアした者のみが見られる「深紅の大優勝旗」!!果たして筋書きのないドラマの結末は?  【野球 第91回全国高校野球選手権】

  第91回全国高校野球選手権は20日、3回戦の残り4試合が行われた。
  激しい点の取り合いとなった第1試合は終盤追い付き延長12回に勝ち越した明豊(大分)が、常葉橘(静岡)を下し8年ぶりのベスト8進出を決めた。
  この他「東北対決」を制した春のセンバツ準優勝校花巻東や中京大中京、都城商がベスト8にコマを進めた。
  夏の甲子園大会は21日、22日準々決勝2試合ずつが行われ、24日に決勝が行われる予定となっている。


【大会11日目 3回戦の結果】
 
  明  豊 2 0 0  0 1 0  0 2 1  0 0 2  8
常葉学園橘 0 0 4  2 0 0  0 0 0  0 0 0  6
  前半リードを許した明豊だったが、9回に今宮選手のタイムリーヒットで同点に追い付くと延長12回に併殺崩れの間に勝ち越し点を挙げ勝利を収めた。
  常葉橘の先発、庄司投手は粘り強いピッチングを見せていたが、終盤明豊打線に捕まった。打線も5回以降無得点に抑えられベスト8にコマを進める事は出来なかった。

  長野日大 0 0 2  1 2 0  0 0 0  5
中京大中京 5 0 0  0 0 4  4 2 x  15
  初回に5点を挙げで主導権を握った中京大中京が一度は追い付かれたものの後半、打線が爆発し長野日大を突き放した。
  長野日大は相手の好投手、堂林投手を攻め立てたが2番手で登板した森本投手に抑え込まれた。

東 北 0 0 0  0 0 1  0 0 0  1
花巻東 0 0 1  1 1 0  0 1 x  4
 センバツ準優勝校のプライドが、長年東北の高校野球をリードしてきたと言うプライドを上回った。 
  花巻東の先発、菊池投手は試合の要所で150キロ台の速球を連発するなど東北打線を翻弄した。岩手県勢のベスト8は41年ぶり。
  一方の東北は暴投やエラーが失点に結び付くミスが響き、打線も1点取ったものの菊池投手を打ち崩すまでには至らなかった。

  都城商  3 0 0  1 0 0  0 0 0  4
智弁和歌山 1 0 0  0 0 0  0 0 0  1
 都城商の新西投手が智弁和歌山打線を5安打、1失点、10奪三振に抑える好投を見せた。
 一方、智弁和歌山の岡田投手も12奪三振と好投したが初回に失った3点が最後まで響いた。


【準々決勝組合せ】
◎21日
1 明 豊(大 分)×花巻東(岩 手)
2 日本文理(新 潟)×立正大淞南(島 根)

◎22日
1 帝 京(東東京)×県岐阜商業(岐 阜)
2 都城商(宮 崎)×中京大中京(愛 知)

 21日、22日とも第1試合は11時、第2試合は13時半開始の予定。

<コメント>
  全国49の代表校が深紅の大優勝旗を目指し、8日から連日熱戦を繰り広げて来た夏の甲子園大会もベスト8が出揃い、いよいよクライマックスを迎えようとしている。
  新聞等に出ている、勝ち残っている学校を示す日本地図が日を追うごとに塗り潰されて行くのを見ると、夏の終わりを告げる時が刻一刻を近付いているようで、いささか寂しさを感じる。特に最近、朝晩を中心に秋の訪れを感じさせるような天候が続いている事がそのような思いを倍加させる。今年の夏はあっという間に駆け抜けていったような気がする。(西日本では厳しい残暑が続いているようだが)

 さて深紅の大優勝旗を手にするには後、階段を3つ上らなければならない。最後かつ最大の難所に挑む8校。帝京や県岐阜商業と言った甲子園常連校に加え、これまで野球が決して強いと言うイメージがなかった新潟や島根の代表校が勝ち残っている事、地元近畿勢が一つも残らなかった事が印象的であり、地方大会から波乱の多かった今夏を象徴していると言える。また、日大三やPL学園と言った前評判が高かった学校が勝ち残れなかった事が一発勝負のトーナメントを勝ち抜く難しさを物語っている。

  まずは1つ目の難所が明日、明後日と訪れる。通過枠は4つ。明豊にとって春のリベンジマッチとなる花巻東戦。試合をこなす毎に調子を上げて来たプロ注目の左腕、菊池投手にどう対峙するのか。新型インフルエンザの影響がありながらここまで勝ち上がって来た立正大淞南。怪物の片鱗を見せたルーキー伊藤投手がこの後、どんなピッチングを披露するのか注目される帝京。そして、昔から雪国のハンデと言われ、優勝とは縁のなかった新潟や岩手に優勝旗は届くのか。
  「筋書きのないドラマ2009夏」もいよいよ大詰め。勝利の女神は果たしてどんなエピローグを考えているのだろうか。








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2009年08月12日

気紛れな勝利の女神が描いた「筋書き」に耐えたプロ注目の左腕!!  【高校野球  第91回全国高校野球選手権大会】

  第91回全国高校野球選手権は12日、大会3日目を迎え1回戦4試合が行われた。
  大会屈指の好投手菊池を擁する花巻東は、センバツ優勝の清峰を長崎大会で破った長崎日大と対戦し8−5で逆転勝利を収め2回戦に進出した。この他、70年ぶりに夏の甲子園に戻って来た関西学院やセンバツ8強の中京大中京、初出場の横浜隼人が2回戦にコマを進めた。
  大会4日目も1回戦4試合が行われ、昨春センバツ準優勝校の聖望学園(埼玉)や日大三(西東京)、東北(宮城)等が登場する。


【大会3日目の結果】
関西学院 0 0 2  0 0 2  0 2 1  7
 酒田南 0 0 0  2 0 0  1 0 0  3
 70年ぶり出場の関西学院が、地方大会全試合完封で甲子園に乗り込んできた酒田南安井投手から効果的に得点を重ね、投げては2番手で登板した山崎投手が要所を締めて勝利を収めた。酒田南は9安打放つも打線が繋がらなかった。


龍谷大平安 0 0 1  0 0 0  0 0 0  1
中京大中京 0 5 0  0 0 0  0 0 x  5
  古豪同士の対戦となった第2試合はセンバツでベスト8に進んだ中京大中京に軍配が上がった。今大会注目されている投手の1人である堂林投手が龍谷大平安打線を7安打1失点に抑えた。龍谷大平安が序盤の大量失点が最後まで響いた。


 横浜隼人 0 0 0  0 3 3  0 0 0  6
伊万里農林 0 0 0  0 0 2  0 0 0  2
  初出場校同士の対戦は横浜隼人が中盤、相手投手を打ち崩して勝利を収めた。伊万里農林は初回のチャンスをモノに出来なかったのが痛かった。

長崎日大 0 1 0  0 0 2  1 1 0  5
 花巻東 0 0 0  0 0 2  2 4 x  8
  終盤、点の取り合いとなったこの試合は、センバツ準優勝校花巻東が意地を見せ逆転で2回戦に進出した。花巻東のエース菊池投手は3本の本塁打を浴びるなど、本来の調子ではなかったが打線に助けられた。

【大会4日目の試合予定】
1 倉敷商(岡山)×東 北(宮城)
2 日大三(西東京)×徳島北(徳島)
3 聖望学園(埼玉)×都城商(宮崎)
4 熊本工(熊本)×三 重(三重)
 

<コメント>
  雨の影響で日程が遅れている夏の全国高校野球大会は3日目を迎えた。70年ぶりの出場を果たした甲子園のお膝元、西宮に学校がある関西学院、古豪同士、初出場校同士の対戦、そしてプロ注目の左腕が登場するなど興味深い対戦カードが組まれた大会3日目。
  
  その中でもやはりプロのスカウトが注目する花巻東の左腕、菊池投手の投球に注目が集まった。ところが、勝利の女神はセンバツで優勝した清峰を破った長崎日大に再び味方したのか、序盤に先制本塁打を許すとその後も精彩を欠き、計3本の本塁打を許す苦しい投球内容となった。これも雨で日程が延びた事による影響なのか。それともプレッシャー或いは気負いがあったのか。それでも試練に耐えて完投したエース。その姿を見て勝利の女神が心変わりしたのだろうか。終盤センバツ準優勝校の底力を見せた花巻東が長崎日大を逆転した。
  さて、初戦の苦しみを味わった花巻東の菊池投手。恐らく次の試合までには調子を整えて来ると思うが、一方で痛めたわき腹の状態も含めてコンディションがどうなのか気懸かりではある。

  この他、70年ぶりに夏の甲子園で勝利を収めた関西学院は2回戦で中京大中京と対戦する。中京大中京にとっては1回戦に続いて「古豪対決」となる。

  地方予選を含めて勝利の女神の心が揺れ動き続けて、波乱が多いような気がする91回目の夏の風物詩、高校野球。この後も勝利の女神の心は気紛れなのだろうか。気紛れであるが故に誰にも予想出来ないような「筋書きのないドラマ」も生まれるのだが…。











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posted by スポーツ職人 at 23:10| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(11) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月11日

勝利の女神の悪戯で始まった「筋書きのないドラマ2009年夏第2幕」!!  【高校野球 第91回全国高校野球選手権大会】

  8日に開幕した第91回全国高校野球選手権は雨で2日連続で順延となった大会2日目の4試合が行われ、春夏通じて初めて甲子園の土を踏んだ常葉橘などが2回戦にコマを進めた。
  一方、2日続けてノーゲームとなった高知×如水館は、2日とも試合がノーゲームとなるまでリードしていた如水館だったが、三たび仕切り直しとなった今日(11日)の試合は一度もリードを奪う事無く敗れ去り、改めて甲子園で勝つ事の難しさを示す試合となった。

  大会3日目となる12日は4試合行われ、70年ぶり出場の関西学院や今秋ドラフト候補の左腕、菊池投手擁する花巻東などが登場する。


【大会2日目の結果】 

 旭川大高 0 0 0  0 0 0  0 0 0 0
常葉学園橘 1 0 0  0 0 0  1 0 x  2
 
 共に地方大会で好投した常葉橘庄司、旭川大高柿田両投手の投げ合いとなったこの試合。結果は常葉橘に軍配が上がった。旭川大高は相手を上回るヒット数だったが、要所を抑えられ柿田投手を援護出来なかった。

長野日大 1 2 0  0 2 4  1 0 0  10
作新学院 1 0 2  0 3 0  2 0 0  8
 
 第1試合の投手戦から一転、点の取り合いとなったこの試合だったが中盤突き放した長野日大が作新学院の追撃をかわした。作新学院は最終回にチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。


南砺福野 0 0 0  0 1 0  0 0 0  1
 天 理 7 0 2  1 0 2  2 1 x  15

  新型インフルエンザの影響が心配された天理だったが、初回に大量7点を取るなど終始試合を有利に進め圧勝。2回戦にコマを進めた。南砺福野は初回の大量失点で浮き足立ちペースを掴むことが出来なかった。


高 知 1 2 0  0 0 0  5 0 1   9
如水館 0 1 0  0 0 1  0 1 0  3
 
  2日連続ノーゲームとなったこのカード。前の2試合はリードを許していた高知だったが、この日は打線が繋がり、またエース公文投手が14奪三振と力投を見せ如水館を下した。前半相手を追った如水館だったが、終盤投手陣が踏ん張りきれなかった。


【大会3日目の予定】
1 関西学院×酒田南
2 龍谷大平安×中京大中京
3 伊万里農林×横浜隼人
4 花巻東×長崎日大

  
<コメント>
  今夏は、天候不順の影響で特に西日本で順延が相次いだが、本大会に入っても大会2日目でいきなり2日連続の順延となった。こうなると選手も大変だが、それ以上に大変なのが地元から応援に来ている生徒や保護者などである。宿泊などのやり繰りも一苦労だと思う。そんな波乱のスタートとなった「筋書きのないドラマ2009夏」第2幕。大会2日目は、その雨の影響が明暗を分ける結果となった。
  まず第3試合に登場した天理は、奈良大会終了後に新型インフルエンザが野球部内で蔓延し、チームを仕上げる大事な時期に練習出来なかった。後ろの日程を希望していた初戦も大会2日目となり、不安を抱えたまま大会に入る事になったが、しかし雨で日程が延びた事が逆に味方したのだろうか。今日(11日)の試合ではそんな不安を感じさせない猛打を序盤から見せ付け圧勝した。
  
  そして3日続けて同じチームと対戦すると言う異例の事態となった高知×如水館の試合。ノーゲームとなった前の2試合では如水館がリードしていたが、この日行われた3度目の対戦はある意味「命拾い」した高知が追う者の強みなのか、終始試合を優位に進めて勝利を収めた。一方、ノーゲームとなった前の2試合でリードしていた如水館は、勝利が逃げて行ったと言う微妙な心理が影響したのか、この試合は後手に回ってしまい最後まで相手の背中を追い越す事は出来なかった。

  雨が勝利の女神の心理をも狂わせたのか。それとも予め決められたシナリオなのか。この後「筋書きのないドラマ」は果たしてどのように展開されるのだろうか。















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posted by スポーツ職人 at 23:44| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(6) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする