イタリア戦の後、3連勝と好調を維持している日本はアジアNo.1の座を懸けてオーストラリアと対戦し、セットカウント3-0のストレートで下しアジアトップを堅持した。
日本は7日に対戦するアルゼンチンとの試合に勝つか、その前に行われる試合でオーストラリア、韓国が共に敗れれば16年ぶりのオリンピック出場が決まる。
【第5日の結果】
タ イ 0−3 アルゼンチン
イラン 0−3 イタリア
アルジェリア 0−3 韓 国
日 本 3−0 オーストラリア
<コメント>
ニッポン男子バレー悲願のオリンピック出場へ向けて、勝てば天国負ければ地獄の分かれ目となったこの試合。W杯ではまったく歯が立たなかったオーストラリアを相手に、序盤こそ相手のパワーの前に劣勢を強いられたが、ベテラン荻野を投入後はディフェンスが安定し、第1セットを先取すると、接戦となった続く第2、第3セットをモノにし宿敵オーストラリアから貴重な勝ち星を上げた。
この試合はベテラン荻野の働きが大きくモノを言った。ベンチメンバーの中で唯一オリンピックを知るベテランが、序盤リードを許し浮き足立つ日本選手の足を地に付かせた。
前の韓国戦、そしてオーストラリア戦もそうだが、とにかく得点が競ったセットを拾えた事が勝利に結びつき、それがチームに勢いをもたらした。短期決戦で、この勢いと言うのは重要なファクターである。逆にイタリア、韓国戦で勢いを失ったアジア王者のオーストラリア。いかに王者と言えども、勢いに地の利も加わった日本を食い止める事は容易ではなかった。
これまでなら競ったセットを落とし、勝ち星を逃した事で勝負弱さを指摘されていたが、この大会では第2戦以降、そんなひ弱な姿は見られない。国際大会で躍動する男子の日本代表を見るのは久し振りのような気がする。
これでバルセロナ五輪以来、16年間固く閉ざされた重い扉が目の前に現れた。しかし、「勝って兜の緒を締めよ」ではないが、まだアジアの全チームから勝利を上げたに過ぎない。扉の鍵は得たが、その鍵が合うかどうかは残り2試合の結果に懸かっている。7日に対戦するのアルゼンチンもまだオリンピック出場の可能性が残されているだけに相当のモチベーションを持っているだろう。(もしかしたら、エンジンの掛からないイタリアより厄介な相手かもしれない。)指揮官の歓喜の涙が無駄ないならないよう、あと2試合キッチリ結果を残して欲しい。
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