女子100メートルバタフライは中西悠子(枚方SS)が58秒52の日本新記録をマークして3度目の優勝を遂げ、2位の加藤ゆか(山梨学院大)とともに北京行きを決めた。
男子100メートル背泳ぎは森田智己(セントラルスポーツ)が54秒03で7連覇し、2位の宮下純一(ホリプロ)も五輪代表となった。
<コメント>
北京五輪のキップを懸けた国内の代表選考会いもいよいよ佳境に入ってきた。先日は柔道の代表選考会が行われ、そして今週からは柔道同様、メダルへの期待が高い競泳の代表選考会が始まった。柔道と違うのは、選考基準がハッキリしている事。尚且つ一発勝負である事だ。
今日は、競泳の中でも最もメダルの可能性がある男子平泳ぎの北島康介が登場した。結果は、王者の貫禄を見せつけ問題なく代表キップを手にした。予選からの3レース全て59秒台で泳ぎ、本番での金メダル獲得へ向けて、まずは順調な滑り出しと言ったところか。
この種目には長年のライバル、ブレンダン・ハンセン(米国)がいる。今季のタイムでもハンセンが1位となっている。本番でライバルであるハンセンを抑え、アテネ五輪の時のように「やっぱり北島強かった〜!!」とレース当日実況するアナウンサーに言わせる事が出来るか。北京での活躍が楽しみである。
一方、昨日行われた女子400m自由形に出場したアテネ五輪800mの金メダリスト、柴田亜衣は優勝したものの、派遣標準記録に届かずこの種目での五輪代表権を逃した。選手にとっては分かりやすい選考基準である反面、優勝しても北京行きのキップに手の届かないと言う、複雑な心境にさせる「派遣標準記録」なのである。

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