【女子ショートプログラム結果】
1 カロリナ・コストナー (イタリア) 64.28
2 浅田真央 64.10
3 中野友加里 61.10
4 キーラ・コルピ(フィンランド) 60.58
5 金妍兒 (韓 国) 59.85
<コメント>
スキー・モーグルの上村選手に代表されるように、今すぐオリンピックがあれば、と思わせるような女性アスリートの活躍ぶりが顕著だった今シーズンのウィンタースポーツ。そのシーズンを締めくくるフィギュアスケートの世界選手権でも大和撫子の活躍が目立っている。
浅田選手は苦手とするショートプログラムを無難にこなし(本人は満足した内容ではなかったようだが)、フリーで逆転可能な2位と好位置に付けた。ライバルの金妍兒選手のコンディションが万全ではないと伝えられており、この大会優勝する絶好のチャンスである。是非そのチャンスをモノにして欲しい。
3位の中野選手も、納得の行く演技で悲願のメダル獲得へ向けて良い位置に付けた。フリーは最終滑走と言う事でプレッシャーが掛かる順番になったが、それをはねのけて表彰台に上がって欲しいと思う。
残念だったのは2連覇を目指す安藤選手。練習の段階で曲目を変更する等、万全の状態ではない中での出場となった。8位と言う順位では2連覇は困難となったが、フリーでどこまで順位を上げる事が出来るか。
ショートプログラムを終えて、上位陣は誰が優勝してもおかしくない接戦となっている。浅田選手が悲願の初優勝を成し遂げるか、ライバル金妍兒選手の巻き返しはあるのか。北欧で繰り広げられている女王の座を巡る戦いは、これからがいよいよ本番である。

→頑張れ日本のアスリート、と思う方はクリックをお願いします。