卓球のジャパントップ12大会は9日、東京・代々木第2体育館で行われ、女子は全日本選手権覇者で北京五輪代表に内定している平野早矢香(ミキハウス)が2年連続3度目の優勝を遂げた。男子は吉田海偉(神奈川県協会)が4連覇。決勝で平野は樋浦令子(タイコウハウス)に4−0で快勝、吉田は同五輪代表の韓陽(東京アート)を4−1で破り、ともに賞金100万円を獲得した。
女子では北京五輪代表の福原愛(ANA)が準決勝で樋浦に0−4で完敗。若手のホープ石川佳純(ミキハウスJSC)も準決勝で平野にフルゲームの末惜敗した。
<コメント>
既に北京五輪出場が内定し世界ランクも1けたとなった、かつての「卓球天才少女」福原選手。その天才少女も何故か日本ではタイトルに縁が無い。(ダブルスでは獲得しているが・・・。)
日本のトップ選手が集まって開かれた今回の大会でも、先日の全日本選手権で敗れた選手に再び苦杯を舐める結果となった。今年最大のイベントである北京五輪に照準を合わせているとは思うのだが、最近の成績を見るといささか不安が残る。
それと個人的にそう思うのだが最近闘争心と言うか、そういうものが以前に比べ前面に出て来なくなったような気がする。環境の変化等、色々な要因はあると思うが、下の世代からも有望な選手が出て来ておりかつての天才少女もその地位が脅かされつつある。2月下旬に行われる世界選手権、そして北京五輪に向けて正念場を迎えている。果たしてかつての「天才少女」は輝きを取り戻す事が出来るだろうか。

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