予選のやり直しは、国際ハンドボール連盟(IHF)の管理下で行われ、東京で開催される見通しとなっている。
しかし、これに抗議する中東諸国が大会ボイコットを表明し、また日韓2カ国で行われた場合、韓国が自国での開催を要求するなど事態の収束には暫く時間が掛かりそうだ。
<コメント>
ハンドボールの北京五輪アジア予選は紆余曲折を経て、再び行われる事が決定した。これで、オリンピックへの道が再び開かれ、選手、関係者は今度こそ、と言う思いで大会を迎えるだろう。しかし、日本以上にそう思っているのは、オリンピックで常にアジアの代表として出場していた韓国の関係者かも知れない。
日本はいわゆる「中東の笛」のせいで出場権を獲得出来なかった、と言うような報道のされ方をしているが、その前にハンドボールでは常に韓国が立ちはだかっている、と言う事実を忘れてはいけない。
韓国は過去何度もオリンピックに出場し、女子は前回のアテネ五輪では銀メダルに輝いている強豪国である。男子の方は疑惑のアジア予選でも敗れており、確かここ数年韓国から勝利を上げていないような気がする。北京行きのキップは判定に疑惑があろうとなかろうと僅か1枚である事に変わりはないのである。(最初の予選で勝っている女子の方が突破の可能性があるか。)
今回のやり直し予選で仮に中東勢がボイコットしたとすれば、その韓国との一騎打ちになる可能性もある。(2国のみ出場の予選をアジア予選と言えるのか疑問だが・・・。)再予選実施にまでこぎつけたハンドボール協会の今回の行動は評価しても良いと思う反面、日本同様オリンピック出場を目指す韓国の引き立て役になってしまうのでは、と心配になる気持ちも少しある。今まであまり注目されなかったハンドボールが、思わぬ形で世間の注目を浴びる事になってしまったのだから・・・。
現時点で再予選の参加国がどうなるか分からないが、少なくとも苦戦が予想される韓国戦。とにもかくにもハンドボールをアピールする絶好の機会を得たのだから良い試合をして、是非北京行きのキップを掴んでほしい。

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ちょっとした、ドキドキがほしいな
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