2007年12月19日

あっと驚く逃走劇!!  【競 馬 有馬記念回顧録 Vol.3】

  過去の有馬記念を振り返るシリーズ。3回目は、後続に捕まる事無く逃げ切ってグランプリを制したマヤノトップガンとメジロパーマーを取り上げる。

【第40回有馬記念】
  ナリタブライアンが名手武豊騎手を背に復活なるか、注目されたこの年の有馬記念だったが、勝ったのはナリタブライアンと同じブライアンズタイム産駒のマヤノトップガンだった。菊花賞を制して臨んだこのレース。大舞台に強い田原騎手が思い切った先行策で絶妙なペースを作るとそのままゴールまで逃げ切り、田原騎手は菊花賞の時と同じく十字を切るパフォーマンスを見せた。トウカイテイオーの感動的なラストランで男泣きし、そして十字を切るポーズと善くも悪くもファンを楽しませてくれた同騎手。どうしてあんな事件を起こしてしまったのだろう。

◎第40回有馬記念レース結果
1着 マヤノトップガン    牡4   田原成貴
2着 タイキブリザード    牡5   坂本勝美
3着 サクラチトセオー    牡6   小島太
4着 ナリタブライアン    牡5   武 豊
5着 ヒシアマゾン      牝5   中舘英二

【第40回有馬記念のレース内容はこちら】
http://event.yahoo.co.jp/keiba/
arima2007/legend/1995.html




【第37回 有馬記念】
 「あっと驚くダイユウサク」で波乱だった前年の有馬記念。続く37回目のグランプリレースもあっと驚く大波乱のレースとなった。
 この年の宝塚記念を制したにも関わらず評価が低く、このレースでもブービー人気だったメジロパーマー。無理もない。トウカイテイオーやライスシャワーなどスターホースの中にあっては、夏のグランプリ制覇の称号も霞んでしまうと言う事だろう。それとも、何れ馬群に飲み込まれる運命にある逃げ馬だからか。
 しかし、蓋を開けてみると人気を集めたトウカイテイオー、ヒシマサル、ライスシャワーが後方で牽制しあうのを尻目にスイスイと逃げ、ついにはこれらのスターホースに影すら踏ませる事なく、グランプリ連覇を果たした。レース実況の「ヒシマサルもトウカイテイオーも、そしてライスシャワーも・・・、一体どうしたんだ。」と言うフレーズが未だに耳に残っている。

◎第37回有馬記念レース結果
1着  メジロパーマー      牡6    山田泰誠
2着  レガシーワールド    せん4   小谷内秀
3着  ナイスネイチャ     牡5    松永昌博
4着  レッツゴーターキン   牡6    大崎昭一
5着  オースミロッチ      牡6    松本達也

【第37回有馬記念のレース内容はこちらでどうぞ】







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posted by スポーツ職人 at 23:09| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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