16年ぶりに日本で開催されると言う事もあり日本人選手の活躍が期待された今大会だったが、男子400mハードルで期待された為末選手がまさかの1次予選で敗退と言う結果に終わると、負の連鎖反応が続きメダル獲得を期待された選手が次々に予選で姿を消すと言う結果に終わった。まだ大会は終わっていない。女子マラソンなどでメダルを獲得する可能性は残されているが、このままだとせっかくの地元開催でメダル0と言う結果で終わってしまう。今大会日本人選手に襲い掛かっている負の連鎖は果たしてどこまで続くのだろうか。
気になるのはレース終了後、体調不良を訴える選手、調整失敗を訴える選手が多いと言う事。今年の夏は例年に比べて暑く、大会に出場する選手も調整に苦労したと思う。現にこの暑さを嫌ってか、来年の北京五輪に照準を合わせている事も重なり、今大会を欠場している外国選手もいるくらいだ。
日本チームの高野進監督も「バランスの取れた食事と水分補給、そして寒暖の差を激しくしない事。」と極めて基本的なことしか言えないのが現状である。
恐らく来年の北京五輪にピークを持って行きたいという心理が働いている選手が多いと思われ、その過程で今回の世界選手権が始まってしまった或いは地元開催が無用のプレッシャーとなったと言う事であれば話は簡単だが、原因がそれ以上深い所にあるとしたならば、開催まで後1年を切った北京オリンピックが心配である。各選手及び日本陸連が今回の敗因をどう分析するのか。4年に一度の晴れ舞台で同じ轍を踏まないよう、きっちり分析して次のステップに進んで欲しい。
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