2006年06月03日

W杯1次予選を占う 第2回

 今回はグループC、Dの展望について書きたいと思う。

 3.グループC
 ここには、アルゼンチン、オランダ、セルビア・モンテネグロ(以下「セルビア」)、コートジボアールが入る。
 前回紹介したグループA、Bとは一転、どこが勝ち進んでもおかしくない激戦区となっている。
 前回の日韓大会は1次予選で敗退したアルゼンチンであるが、今大会も前評判は非常に高い。クレスポ、リメルケを中心とした攻撃力は、参加国の中でも1、2位を争うであろう。若手の成長株メッシがどれだけ活躍するかにも注目が集まる。守備陣にやや不安要素があるが、実力を発揮できれば1次予選突破は堅いと見る。問題は実力が発揮できなかった時にチームとして対処できるかどうか。前回大会も精神力の脆さが出てしまい、予選で姿を消した苦い経験があるだけに二度同じ轍は踏みたくないだろう。

 オランダは、2大会ぶりの出場となる。かつて選手として活躍したファンバステンを監督に迎え、圧倒的な結果で予選を突破した。シードから外れたのが不思議なくらいである。ファンイステルローイを中心にウィングに位置するカイト、ロッペンが繰り出すサイド攻撃は相手チームにとって脅威だろう。攻撃陣に比べ守備陣がやや見劣りするのが弱点か。相手の攻撃をいかに防げるかがカギとなりそうだ。

  セルビアも2大会ぶりの出場。ここのチームのウリはなんと言っても守備が堅い事。予選1失点は参加国中最も少ない失点である。高さもあり空中戦には絶対の自信を持つ。反面、攻撃力がやや弱いので少ないチャンスをいかにモノに出来るかポイントとなるであろう。

 そしてこのグループ最大の伏兵はコートジボワール。実績はないが、それが逆に不気味である。チェルシーで活躍するFWドログバを中心にアフリカ勢では珍しく組織力もあり、他の3チームにとっては厄介な存在である。(個人の身体能力は言うまでも無い。)近年アフリカ勢の活躍は目覚しい物があるが、今回もそれがあるとしたら、このチームがそれに該当するような予感さえする。

 このグループを予想するのは難しいが、穴が少なく、攻撃力が上位と思われるアルゼンチン、オランダを推したい。

 
4.グループD
 ここはメキシコ、ポルトガル、アンゴラ、イランが入る。
 
 メキシコは派手さは無いものの、安定した攻撃力を武器に予選を勝ち上がってきた。課題は守備陣。先日のオランダとの親善試合でも中盤を支配できず失点に結びついた。
チームの調子は決して良くない。本番にピークを持ってこれるか。

 ポルトガルは、若手とベテランのバランスが取れている。なんと言ってもデコの成長が大きい。彼がトップ下で計算できるようになって、フィーゴら攻撃陣との連携が良くなった。課題はムラのある戦いぶりか。格下の相手に苦戦したかと思えば、
力が同等の相手に大勝すると言ったような戦い方が目立つ。ポルトガルが長年抱える課題である。その辺りを名将フェリペ監督がどのようにチームを率いるか。

 アンゴラ、イランは上の2チームと比べてやや劣るか。このグループを面白くするもしないも、この両チームに懸かっている。メキシコ、ポルトガルに少しでも食らいついて欲しい。

〜続く〜
posted by スポーツ職人 at 04:05| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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