スピードスケートのW杯前半戦が13日閉幕のソルトレークシティー大会で終了し、日本勢は個人種目で男子の加藤条治と長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)、女子の小平奈緒(相沢病院)、吉井小百合(日本電産サンキョー)の短距離陣に、女子3000メートルの穂積雅子(ダイチ)を加えた計5選手が来年2月のバンクーバー五輪代表に決まった。
日本スケート連盟は、前半戦5大会のいずれかのレースで3位以内に入ることなどを代表内定の条件としており、W杯総合成績8位以内を満たして代表入りした吉井以外の4選手は今季、それぞれ表彰台に立った。
加藤と長島は500メートルで、小平と吉井は500メートル、1000メートル2種目の出場権を得た。
<コメント>
来年2月にカナダのバンクーバーで行われるウインタースポーツの祭典、冬季オリンピックに向けて各種目で代表が決まり始めている。フィギュアスケートやスキーモーグルに続き、メダルの期待が懸かるスピードスケートでもW杯前半戦の成績での代表内定の条件をクリアし、カルガリー行きのチケットを獲得した選手が現れた。この後、年末に長野で行われる代表選考会を経て全ての代表が決まる。
前回のトリノ五輪では期待されながらメダルに手が届かなかったスピードスケート。残った代表枠に誰が滑り込むのか。そしてバンクーバーの地で日の丸を掲げる事が出来るのか。4年の一度の檜舞台を目指す戦いは、佳境を迎えようとしている。
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