警視庁警備部の機動隊に、年内にも硬式野球チームが誕生する。立川市を拠点とする第4機動隊に野球経験者を集め、都市対抗野球への出場を目指す。来年度からは、野球の実績があれば採用試験で優遇措置が受けられるようになる見通し。
各機動隊内に置かれ、通常業務をこなしながら特定の競技を専門的に練習する「スポーツ小隊」の一つとして、硬式野球が新設される。スポーツ小隊からはこれまでにレスリングやフェンシングなどで五輪代表者を輩出している。
硬式野球の監督は、日大三高(町田市)の投手として、甲子園に出場した警部補が務める予定で、メンバーが出身校の野球部を訪れるなどして、選手のスカウトにも力を入れる方針。不況などの影響で、企業の名門チームの休部が相次いでいるだけに、新チームの誕生は注目を集めそうだ。
<コメント>
学生野球とプロ野球の橋渡し的な存在だった社会人野球だが、近年の経済情勢の悪化で年々チーム数が減り続けている。今夏、名門日産自動車の野球部が休部した事は記憶に新しい。あるチームはクラブとして再出発したり、またあるチームはチームそのものがなったりしており、代わりの受け皿として独立リーグが登場した。
そんな冬真っ只中の社会人野球に久々に明るい話題がもたらされた。日本の首都、東京の治安を守る警視庁機動隊が硬式野球部を結成する事を発表した。今後、経験者を積極的に採用して都市対抗を目指すと言うのだ。過去に柔道等、個人競技で警視庁所属のオリンピック選手はいたが、トップレベルで活動する警視庁の団体競技のチームは余りないような気がする。Vリーグの2部に当たるV1リーグに属しているバレーボール男子ぐらいだろうか。
結成される野球部もクラブ的な組織ではなく本格的に活動するようなので今後の動向が楽しみであると共に注目を集めるだろう。将来、お巡りさん出身のプロ野球選手が誕生するかも知れない。活動費は税金が使われる事になる。役人に対する世間の目が厳しい昨今、批判が出る可能性もあるが、目くじら立てずに温かく見守りたいものである。
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