また、スマイルジャックに騎乗した三浦皇成騎手は昨年の函館2歳ステークス以来となる自身2度目の重賞制覇となった。
【第44回関屋記念競走成績】
1着 スマイルジャック 牡4 三浦皇成 1分32秒7
2着 ヒカルオオゾラ 牡5 武 豊
3着 マイネルスケルツィ 牡6 石橋脩
4着 キャプテントゥーレ 牡4 川田将雅
5着 キャプテンベガ 牡6 吉田 豊
<コメント>
このブログを立ち上げたのが確かトリノオリンピックが開催される前の2006年1月。よく続いたと個人的に感心している。競馬もスポーツの1つとして、これまでGTレースを中心に取り上げているが、恐らく夏競馬の行われるこの時期に競馬に関する記事を書くのは初めてのような気がする。いや、馬インフルエンザが流行った時に一度書いたような気もするが、どちらにしても頻度としてはかなり少ない。この時期はどうしても高校野球が中心となってしまう。
さて、来年のクラシック候補生が続々デビューする夏競馬であるが、春のGT戦線で活躍した馬はそろそろ鋭気を養い、美浦或いは栗東の厩舎に戻って秋の競馬に備える準備を始める頃だろうか。
そんな中行われた関屋記念。GVの重賞レースであるが、秋のGT戦線に直結すると言うよりも、秋に行われるGTレースや重賞レースで除外されない為に賞金を加算しておくと言うような意味合いの強いレースである。(勿論、ダイワメジャーのようにこのレースをステップにGT戦線で活躍する馬もいるが…)
そのGT戦線での活躍が期待される馬が今年は2頭参戦してきた。昨年の皐月賞を制した後、怪我で長期休養を余儀なくされたキャプテントゥーレと、期待されながらクラシックには手が届かなかったスマイルジャック。そしてそのスマイルジャックに騎乗したのが昨年、数々の新人記録を塗り替え各メディア等で注目を集めた三浦皇成騎手である。
そしてこのレースを制したのは、三浦騎手騎乗のスマイルジャックだった。キャプテントゥーレも4着に敗れはしたものの次に繋がるレース内容だった。三浦騎手は重賞2勝目。ここまで昨年とほぼ同じペースで勝ち鞍を挙げているが、騒がれた昨年と比べると注目度は低くなっている。(その代わり競馬以外の事で話題となったが…。)この優勝をきっかけに秋のGT戦線で名前を残すような活躍が出来るか。
キャプテントゥーレ、スマイルジャックそして三浦騎手。新潟で得たきっかけを糧に実り多き秋となる事を願うと共にレースぶりにも注目したい。
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