広島では如水館が追いすがる広陵を2−1で振り切り、3年ぶり6回目の出場を決めた。また静岡では常葉橘が浜名を下し春夏通じて初の甲子園出場を決めた。
大阪では、春夏連続出場を目指すPL学園と関大北陽が決勝にコマを進めた。両校は明日(8月1日)、代表49番目の座を懸けて対戦する事となった。
【31日試合結果】
◎静 岡(決 勝)
常葉橘 10−0 浜 名
◎広 島(決 勝)
如水館 2−1 広 陵
◎大 阪(準決勝)
PL学園 6−4 履正社
関大北陽 3−2 大商大堺
【各都道府県代表校(31日現在)】
◎北北海道…旭川大高(6年ぶり7回目)
◎南北海道…札幌第一(7年ぶり2回目)
◎青 森…青森山田(6年連続10回目)
◎秋 田…明 桜(13年ぶり8回目)
◎岩 手…花巻東(2年ぶり5回目)
◎山 形…酒田南(2年連続9回目)
◎宮 城…東 北(4年ぶり21回目)
◎福 島…聖光学院(3年連続6回目)
◎茨 城…常総学院(4年連続13回目)
◎栃 木…作新学院(31年ぶり6回目)
◎群 馬…東京農大二(15年ぶり5回目)
◎千 葉…八千代東(初)
◎埼 玉…聖望学園(6年ぶり3回目)
◎東東京…帝 京(2年ぶり11回目)
◎西東京…日大三(4年ぶり13回目)
◎神奈川…横浜隼人(初)
◎山 梨…山梨学院大付(9年ぶり4回目)
◎新 潟…日本文理(3年ぶり5回目)
◎長 野…長野日大(初)
◎富 山…南砺福野(初)
◎石 川…日本航空石川(初)
◎福 井…敦賀気比(11年ぶり5回目)
◎静 岡…常葉橘(初)
◎愛 知…中京大中京(5年ぶり25回目)
◎岐 阜…県岐阜商(3年ぶり27回目)
◎三 重…三 重(3年ぶり10回目)
◎滋 賀…滋賀学園(初)
◎奈 良…天 理(3年ぶり24回目)
◎和歌山…智弁和歌山(5年連続17回目)
◎京 都…龍谷大平安(6年ぶり30回目)
◎大 阪…PL学園×関大北陽
◎兵 庫…関西学院(70年ぶり7回目)
◎岡 山…倉敷商(2年連続8回目)
◎広 島…如水館(3年ぶり6回目)
◎鳥 取…鳥取城北(初)
◎島 根…立正大淞南(初)
◎山 口…華 陵(初)
◎香 川…寒 川(初)
◎徳 島…徳島北(初)
◎高 知…高 知(3年連続13回目)
◎愛 媛…西 条(17年ぶり6回目)
◎福 岡…九州国際大付(27年ぶり3回目)
◎佐 賀…伊万里農林(初)
◎長 崎…長崎日大(2年ぶり8回目)
◎熊 本…熊本工(3年ぶり19回目)
◎大 分…明 豊(5年ぶり3回目)
◎宮 崎…都城商(28年ぶり2回目)
◎鹿児島…樟 南(4年ぶり17回目)
◎沖 縄…興 南(2年ぶり8回目)
<コメント>
6月20日に沖縄で始まった地方予選。西日本を中心に雨で日程がずれ込んだ地区や新型インフルエンザの影響で対応に追われた地区があったようだが、晴れの舞台に立つ事が出来る49校の内、48校が決まり明日(8月1日)最後の代表校が決まって役者が勢揃いする。詳しくは大阪代表が決まってから書くことにするが、今年は初出場校や久々に甲子園に戻って来る学校が多いのが特徴の1つとして挙げられる。
初出場校に限って言うと、記念大会で出場校が多かった昨年の大会では5校だったが、今年の夏はその倍以上の学校が初めて夏の甲子園の土を踏む事になった。裏を返せば各地方予選がいかに厳しい戦いだったのかを物語っているとも言える。
既に甲子園出場の夢破れた多くの学校が来春のセンバツ、夏の大会を目指している。各都道府県の頂点に立った勝者とそこに辿り着けなかった多くの敗者を生み出した「筋書きのないドラマ2009夏」は、甲子園を目指す第1幕から全国の頂点を目指す学校が集う第2幕へ移ろうとしている。
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