バスケットボール男子の東アジア選手権最終日は14日、愛知県の小牧市スポーツ公園総合体育館で決勝を行い、日本は韓国に58−68で敗れ、準優勝に終わった。3位決定戦は中国が台湾に107−90で勝った。
日本は竹内譲(日立)を中心に得点を重ね、韓国と激しく競り合ったが、第3クオーター終了で4点のリードを許すと、主導権を奪い返せなかった。
今大会1、2位の韓国、日本は、来年の世界選手権(トルコ)予選を兼ねた8月のアジア選手権(天津=中国)に出場する。開催国の中国を含め16チームが出場するアジア選手権で3位以内に入れば、世界選手権の切符を手にする。
【東アジア選手権決勝結果】
韓 国 68−58 日 本
(19−19、19−18、15−12、15−9)
韓国、日本がアジア選手権への出場権を獲得。(中国は開催国枠で出場権あり。)
<コメント>
ホッブス氏をヘッドコーチに迎えた新生日本代表が、まずはアジアへの挑戦権を獲得した。若手主体の中国に勝ち、怪我人などが多くベストメンバーではなかった韓国を相手に互角の戦いを繰り広げた事ですぐに「世界」を口にする事は出来ないと思うが、少なくとも今後に期待が持てる結果だったと思う。それにしても決勝戦は前半競っていただけに惜しかった。
アジア選手権で3位に入ると世界選手権への出場権を獲得する事が出来る。アジア選手権ホスト国の中国や韓国に加えて中東諸国を相手にアジアのトップ3に食い込むと言うのは厳しい条件ではあるが、モントリオール五輪以来、閉ざされているオリンピックへの扉を開く為にも、アジアを突破してその足掛りを掴んで欲しいと思う。

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