今回は6日に行われる各地の予選の内、アジア予選と欧州予選を紹介したいと思う。
【アジア最終予選】
グループAは、オーストラリアと日本が他の3チームを大きく引き離しており、6日の試合で両チームとも勝てばが南アフリカ行きのキップを獲得する事になる。バーレーン、ウズベキスタン、カタールのどこがプレーオフに進むかに焦点が移っている。
一方、グループBは混戦となっている。特に6日行われる北朝鮮(2位)×イラン(4位)は、今後を占う意味で重要な試合となる。
イランはこの予選の間に監督交代が何度も行われチームが迷走しているように見える。北朝鮮に敗れるようだと、南アフリカが更に遠のくだけに負けられない一戦となる。
対する北朝鮮も一時はグループ首位に立ったものの、前回の試合で韓国に敗れてその座から滑り落ち、3位サウジアラビアと勝ち点で並んでいるだけでなく、試合数の少ないイランも迫っているだけに今までの勢いを維持するには、この試合は落とせない。タフな戦いになるだろう。
韓国は、既に予選敗退が決まっているUAEとの対戦。アウエーとは言えキッチリ勝ち点を伸ばして首位固めと行きたい所だ。
◎6日の対戦カード
○グループA
ウズベキスタン×日 本
カタール×オーストラリア
○グループB
北朝鮮×イラン
UAE×韓国
【欧州予選】
熱戦が続いている各グループの予選の中で快調に飛ばしているのがグループ9のオランダ。6日のアイスランド戦に勝てば早々と南アフリカ行きを決める。ロッペンらRマドリード所属の主力選手がリーグ戦で味わった屈辱を晴らし、欧州で大会一番乗りを果たす事が出来るか。
その一方、グループ1でデンマーク、ハンガリーに大きく水を開けられ苦しい状況が続いている前回ドイツ大会ベスト4のポルトガルが正念場を迎えている。6日に対戦する格下のアルバニア戦で星を落とすようだと、予選敗退が現実味を帯びてくる。
この他、グループ6では前回ドイツ大会に出場したウクライナとクロアチアが対戦する。このグループはイングランドの予選突破が有力視されているだけに両チームにとってはプレーオフに進出する為には負けられない一戦となる。
◎6日の対戦カード
○グループ1
アルバニア×ポルトガル
スウェーデン×デンマーク
○グループ3
スロバキア×サンマリノ
○グループ4
アゼルバイジャン× ウェールズ
フィンランド×リヒテンシュタイン
○グループ6
ベラルーシ×アンドラ
カザフスタン×イングランド
クロアチア×ウクライナ
○グループ7
セルビア×オーストリア
リトアニア×ルーマニア
○グループ8
キプロス×モンテネグロ
ブルガリア×アイルランド
○グループ9
マケドニア×ノルウェー
アイスランド× オランダ
太字はホームチーム

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