日本バスケットボール協会は7日、世界選手権アジア地区予選を兼ねた男子アジア選手権(8月、中国・天津)の日本代表候補選手22人を発表した。全員が日本リーグ(JBL)のチーム所属で、リンク栃木から元米プロバスケットボール協会(NBA)選手の田臥勇太ら最多5人が選出。38歳のベテラン折茂武彦(レラカムイ北海道)も選ばれた。代表候補初選出は4人。9日から12日まで東京都内で第1次強化合宿を行う。
【男子バスケットボール日本代表候補はこちらから】
http://www.jabba-net.com/jabba/news
/2009mensnational_20090407.pdf
<コメント>
男子のバスケットボール日本代表が最後にオリンピックに出場したのが1976年のモントリオール五輪である。その後1998年と日本で開催された2006年の世界選手権に出場しているものの中国、韓国と言った近隣国や中東勢の厚い壁に阻まれ世界への扉は長い間、閉ざされたままと言って良い状況となっている。
今年初め、アメリカの大学等での指導歴があるデービッド・ホッブス氏を新監督に迎え、そして2012年のロンドン五輪出場など、閉ざされたままとなっている世界への扉をこじ開けるべく船出した「新生日本代表」。まずは、世界選手権への出場権が懸かるアジア選手権、そのアジア選手権に出場する権利を獲得すべく挑む東アジア地区予選(6月開催)でどんな戦いを見せるのか。
ここ数年、協会の人事問題やJBLとbjリーグとの統合問題など試合以外の所で注目されて来た日本のバスケットボール界だが、それらの問題が収束に向かいつつある今こそ、試合内容や結果で注目されるよう、選ばれた代表選手は頑張って欲しいと思う。

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