さて、2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの4回目は、真弓監督に代わって昨シーズンの悔しい思いを晴らす事が出来るか注目される阪神タイガースを紹介したいと思う。
【球場も監督も一新!!待たれる若虎の出現】
◎2009年キャンプ地情報
・1軍・・・沖縄・宜野座(2月1日〜17日)
高知・安芸(2月19日〜3月3日)
・2軍・・・高知・安芸(2月1日〜22日)
星野氏が勝ち癖を植え付け岡田前監督がそれを定着させて、かつてのような弱いイメージは払拭されたタイガース。昨シーズンもリーグ優勝に手が届く所に位置し、ほぼ間違いなく先頭でゴールテープを切るだろうと思われていた。しかし後半、特に北京五輪が始まった辺りから雲行きが怪しくなり、もたついている間に後ろから猛追して来た長年のライバル、ジャイアンツにその座を奪われた。ライバルに奪われたリーグチャンピオンの座を奪い返せるかどうかは、ここ数年チームを支えて来たベテランを押しのける若手がどれだけ出てくるかどうかに懸かっていると思う。
投手陣では昨年ブレークした岩田投手に期待が懸かる。昨シーズンのチーム勝ち頭である安藤投手(13勝)、下柳投手(11勝)に続く10勝をマークした。今シーズンどこまで勝ち星を上積み出来るか。藤川投手がタイガースの絶対的な抑えである事は誰もが認める所だが、WBCの代表に選ばれれば、シーズン中のピッチングに影響が出ないとも限らない。昨年の北京五輪終了後がそうだった、。今まで以上に先発投手陣の踏ん張り具合がカギを握るシーズンになりそうだ。
投手陣以上にメンバーが近年固定化しているイメージのある攻撃陣。金本、矢野と言ったベテラン選手に代わり、チームの顔となるような選手が出てくるかどうか。そろそろチームの顔としてて表に出て来ても良いような気がする鳥谷選手や一昨年ブレークした桜井選手などに期待が集まる。また昨年不振だった今岡選手の巻き返しにも注目したい。
今シーズンから指揮を執る真弓監督。その手腕に熱烈なタイガースファンは注目している事だろう。新装なった甲子園球場で果たしてどんな采配を振るうのだろうか。
次回は、北海道日本ハムファイターズを紹介する。
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