【昨年の勢いを持続できるか?そして「あの人」が投手陣の味方に・・・】
◎2009年キャンプ地情報
・1軍・・・沖縄・宮古島(2月1日〜21日)
高知(2月24日〜3月2日)
・2軍・・・沖縄・宮古島(2月1日〜28日)
万年Bクラスだったオリックス。昨シーズン序盤もそんな雰囲気を醸し出す戦いが続いていたが、コリンズ監督が退き大石監督(当時は監督代行)に指揮が委ねられた途端、まるで別のチームに生まれ変わったかのような快進撃を続けた。久々にAクラスの座を獲得して初めてクライマックスシリーズにも出場した。
昨年のペナントレース展望の記事で、ローズ、カブレラの長距離砲が爆発すれば他チームにとって脅威となる、と言うような事を書きその通りになったが、投手陣の活躍までは予想出来なかった。新人王を獲得した小松投手に引っ張られるように他に3人の投手が2桁の勝ち星を上げ、試合の最後を締める抑え投手の存在(加藤投手)と併せて躍進を遂げたチームの原動力となった。
今シーズンもチームの浮沈のカギを握るのはやはり投手陣の出来だろうか。一方、攻撃の方はローズ、カブレラの一発頼みでは昨シーズンのようにはいかないような気がする。この2人が打ち出したら止めるのは難儀な事だとは思うが、他のチームのマークは当然厳しくなるだろう。そう言う意味ではソフトバンクで活躍した大村選手が移籍した事で攻撃のバリエーションを増やす事が出来るかもポイントとなりそうだ。
それとキャンプに入って話題となっているが、投手陣に今シーズンから強力な援軍が加わった。日本の選手が海を渡るきっかけを作った野茂英雄氏がテクニカルアドバイザーに就任した事である。キャンプだけでなく、シーズン中もチームの中に入って指導すると言う事で、若い選手が多い投手陣にとっては心強い存在になると思う。
昨シーズンの躍進が単なる勢いだったのか、それとも本物の強さなのか。真価が問われる大石軍団2年目のシーズンが始まろうとしている。
次回は阪神タイガースを紹介する。
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