【世代交代に成功した球界の盟主 黄金時代の再来はあるのか?】
◎2009年巨人キャンプ地
・全班・・・宮 崎(2月1日〜25日)
昨年、日本一は逃したもののリーグ2連覇を果たし、黄金時代の再来を予感させたジャイアンツ。その要因となったのが生え抜きの若手選手の成長である。これまでチームを支えて来た上原、清水、二岡を他チームに放出したが戦力ダウンは微塵も感じない。原監督がある講演会で、リーグ5連覇を掲げるなど鼻息が荒いのも分かる気がする。
かつて豊富な資金力をバックに各球団の主力選手を獲得し補強して来たが、最近は育成に重きを置く球団の方針から、例年騒がせていたストーブリーグも静かだった。
その中でもポスト松井の呼び声が高い太田選手が注目を集めている。右と左の違いはあるが体格は松井選手のそれと遜色ない。評論家のコメントを見ると、特に守備を中心に技術的にはまだ注文が多く、現時点でルーキー時の松井選手と比較するのは可哀相な気もするが、育て方次第で球界を代表するスラッガーに成り得る素材である事は間違いないだろう。スター不在のプロ野球界だが久々のスター誕生となるか。
リーグ3連覇、そして悲願の日本一を目指すジャイアンツ。戦力の充実ぶりは今更語る事もないだろう。中軸の一発だけでなく、鈴木選手ら機動力も使える攻撃陣。そして3年連続最多勝を目指すグライジンガーなどを擁する先発投手陣と、日本ハムから移籍したマイケル中村を加え厚みを増した中継ぎ陣。他球団も羨むラインナップである。それぞれの選手が昨年並の働きを見せ、歯車が噛み合えばリーグ3連覇も視野に入ってくるだろう。原監督が語った「リーグ5連覇構想」ももしかしたら夢物語ではないのかも知れない。
不安材料は西武同様、WBCに派遣される選手のその後の反動と、勝っても増えない視聴率が原因で減っていく野球中継か。例年、目の色を変えて打倒巨人に躍起になる各球団のマークを若い選手がどうかいくぐるのかも見ものである。それと、例年スタートダッシュに失敗する傾向にあるだけに、ゴールデンウィーク辺りまでにどれだけ勝ち星を重ねる事が出来るかもポイントになるだろう。個人的にはここ数年、不本意な成績が続いている木佐貫投手のピッチングに注目したい。
次回はオリックス・バファローズを紹介する。
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