JRAの1年を締めくくるグランプリレース、第53回GI有馬記念(28日、中山競馬場2500メートル芝)の枠順が25日、JRAより発表された。
連覇を狙う昨年の王者マツリダゴッホは6枠10番、昨年2着で今年こその優勝を目指す女傑ダイワスカーレットは8枠13番に決定。武豊を背に引退レースでの有終Vへ全力投球のメイショウサムソンは6枠9番、ジャパンカップの勝ち馬スクリーンヒーローは5枠8番からの発進となる。
■第53回GI有馬記念
12月28日(日)中山競馬場 2500メートル 芝・右
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 発走15:25
1(1)カワカミプリンセス 55 横山典
2(2)ベンチャーナイン 55 柴田善
3(3)コスモバルク 57 松岡
3(4)エアジパング 57 藤田
4(5)フローテーション 55 C.ルメール
4(6)エアシェイディ 57 後藤
5(7)アルナスライン 57 O.ペリエ
5(8)スクリーンヒーロー 57 M.デムーロ
6(9)メイショウサムソン 57 武 豊
6(10)マツリダゴッホ 57 蛯名
7(11)ドリームジャーニー 57 池添
7(12)アサクサキングス 57 四位
8(13)ダイワスカーレット 55 安藤勝
8(14)アドマイヤモナーク 57 川田
<コメント>
1年納めのレースとなる競馬の有馬記念の枠順が確定した。今年で53回目となる年末の風物詩。普段馬券を買わない人でも、この時ばかりは運試しとばかりに馬券売り場に足を運ぶ人も多いだろう。
今回の出走メンバーを見ると、これまで実績を残して来た馬が数多く出ているのは確かだが、良く見ると今年GTのタイトルを獲得したのは、先日のジャパンカップを制したスクリーンヒーローただ1頭だけである。歴史に残る叩き合いを演じたファン投票1位のウオッカを始め、ダービー馬ディープスカイ、菊花賞馬オウケンブルースリなどが軒並み回避し夏のグランプリホース、エイシンデピュティも脚部不安から直前になって出走を取りやめた。今年の最強馬決定戦と言うにはいささか疑問が残るのも事実である。
それはさて置き、JRA競馬のフィナーレを飾るグランプリレース。ドラマの最後のタイトルは、「あの馬」が主演の「感動のラストラン」なのか。それとも「あの馬」が主演の「祭り再び」なのか、はたまた「あの馬」が主演の「馬も女性の時代よ!!」なのか。その答えは日曜日の夕方に出る。
ところで余談ではあるが、JRAのCMと言えばこれまで数々のタレントや俳優が出演して来た。今年は「CLUB KEIBA」と称し佐藤浩一や大泉洋などが出演している。ちなみに小生が今までのJRAのCMで一番好きなシリーズCMを紹介しておく。(下は有馬記念編)今考えると、こんな内容のCMをよくJRAが承諾しキムタクが出演したなあ、と思う。恐らく当時と同じようなCMで、と今オファーをしても首を縦に振ってくれる事は無いような気がするが・・・。
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