名門復活のきっかけとなるか?
〜スポーツナビ より〜
対抗戦のフィナーレを飾る第84回早明戦は、明大が24-22で制して9季ぶりに早大に雪辱、通算成績を35勝47敗2分けとした。6位で24年ぶりに大学選手権出場を逃した明大は3勝4敗で今季を終えた。2位の早大は帝京大に続いて明大にも敗退。8季ぶり2敗目を喫し、大学選手権2連覇にも黄信号が点滅した。
<コメント>
ラグビーの早明戦と言えば12月のこの時期の風物詩である。関東大学対抗戦を締めくくる試合としてだけでなく、優勝が決まる大事な一戦として過去幾多の名勝負を繰り広げて来た両校。例年、満員となる国立競技場は、楕円のボールが動く度に歓声に包まれた。
ところが、今年の大学ラグビー界では東西でちょっとした異変が起きている。東では新興勢力の帝京大学が全勝で対抗戦を制し、明治が大学選手権出場を逃した。西ではアメフトで有名な関学が同志社などを抑えてトップの座に就いた。
上に書いた通り例年、優勝が決まる一戦(と言っても最近は早稲田の強さが際立っていたが)として行われる事が多かった早明戦も、今年は既に帝京大の優勝が決まっているとあって、消化試合の色が濃くスタンドも空席が目立っていた。しかしそんな雰囲気を吹き払うかのような白熱した試合が展開された。その主役を担ったのは紫のジャージを身にまとったフィフティーンだったと言って間違いないだろう。
この試合がシーズン最後となる明治と、勝っても負けても順位が変動する事はなく大学選手権にも出場できる早稲田とではモチベーションの差が試合前から出ていた。対早稲田との試合で9年ぶりの勝利を掴むべく鬼気迫る表情でプレッシャーを掛けて来る明治に対し、これまで大学との対戦では無類の強さを誇っていた早稲田が圧倒されていた。それでも終盤追いすがったのは、昨年までの王者の意地だろうか。
今シーズンは不本意な成績に終わりながら、最後にベストパフォーマンスを見せた紫のフィフティーン。この勝利をきっかけに来シーズンこそ再び優勝争いに加わるようなチームになって帰ってきて欲しい。
〜「復活」その2〜
不治の病を克服し、ダートの王座奪還!!
〜スポーツナビ より〜
JRAのダート最強馬決定戦・第9回GIジャパンカップダート(1800メートルダート)が7日、阪神競馬場で開催され、クリストフ・ルメール騎乗の4番人気カネヒキリ(牡6=角居厩舎)が直線インから突き抜け、迫る後続勢もシャットアウト。2006年GIフェブラリーS以来2年10カ月ぶりの復活勝利を挙げるとともに、JCダートは2005年以来3年ぶり2度目の勝利となった。統一ダートGIはこれで通算5勝目。騎乗したルメールは同レース初勝利、同馬を管理する角居勝彦調教師は2勝目となる。良馬場の勝ちタイムは1分49秒2。
<コメント>
ラグビーとほぼ同時刻に行われたダート王決定戦は、かつて競馬のダート界を席巻し数々のGTタイトルを手にしてきたカネヒキリが見事復活を遂げた。実に2年4ヶ月ぶりのGT勝利である。GTでの涙の復活劇で思い出すのが有馬記念のトウカイテイオーである。その時の休養期間は1年で、レース前も「1年も休んでいきなり勝つのは無理だ。」、「無事に回ってくれば」、と言われていた。
カネヒキリは、馬にとっては一度発病すると治ってもいつ再発するか分からない屈腱炎を2度患い休養した。その間、ヴァーミリアンがダート王に君臨し3歳のサクセスブロッケンなどが続く構図となった。
2年もの長い間休養すれば、普通なら引退させてもおかしくないと思う。それを考えると復活を信じてきた陣営の努力は並大抵のものではなかっただろう。そして何より2度の手術を乗り越えた馬の精神力の強さにただただ驚かされるばかりである。
患っている病が病なだけに今後は一戦一戦が勝負となるだろうが、復活した「ダート王」の今後に注目したい。
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