また同じ日、中山競馬場で行われた第54回オールカマーは、断然の1番人気に推された昨年のグランプリホース、マツリダゴッホが他馬を圧倒しこのレース2連覇を果たした。
東でグランプリホース、西でダービー馬が貫録勝ちを収めた秋競馬。いよいよ今度の日曜日からGTレースが始まる。
【第56回神戸新聞杯結果】
1着 ディープスカイ 四位洋文 2分25秒31
2着 ブラックシェル 武 豊
3着 オウケンブルースリ 内田博幸
以上3頭が菊花賞の優先出走権を獲得
【今秋のGTレース日程】
10月 5日 スプリンターズS 中山・1200m芝
10月19日 秋華賞 京都・2000m芝
10月26日 菊花賞 京都・3000m芝
11月 2日 天皇賞・秋 東京・2000m芝
11月16日 エリザベス女王杯 京都・2200m芝
11月23日 マイルチャンピオンシップ 京都・1600m芝
11月30日 ジャパンカップ 東京・2400m芝
12月 7日 JCダート 阪神・1800mダ
12月14日 阪神JF 阪神・1600m芝
12月21日 朝日杯FS 中山・1600m芝
12月28日 有馬記念 中山・2500m芝
<コメント>
新潟、小倉などでのサマーシリーズも既に終了し、中山、阪神に舞台が戻った中央競馬。本紙で競馬の話題を取り上げるのは、春の日本ダービー以来である。
今度の日曜日から秋のG1レースが幕を開ける。昨日(28日)の神戸新聞杯で強い勝ち方をした変則二冠馬ディープスカイの次のターゲットは菊花賞なのか、それとも天皇賞なのか。他の3歳馬の逆襲はあるのか。
また古馬では、昨年ターフを賑わせたダイワスカーレットとウオッカの動向。ウオッカは天皇賞、春は怪我でGTレースに参戦出来なかったダイワスカーレットはエリザベス女王杯を目指すと言われているが、果たして再戦はあるのか。そして昨年、牝馬にダービーの称号の奪われるなどここの所、しっかり陰に隠れてしまった感がある牡馬の巻き返しはあるのか。
一方、凱旋門賞に挑戦するメイショウサムソンが並み居る海外の強豪相手に快挙を成し遂げるべくロンシャンの地に乗り込んでいる。果たしてどんなレースを見せるのか。
更に騎手では話題の新人、三浦皇成騎手が順調に勝ち星を重ねてGTレースでの騎乗が可能になりスブリンターズSで初お目見えとなる。
先日も札幌で8戦連続連対を果たし、武騎手の持つ新人最多勝利記録を破るのも時間の問題となる等、派手な活躍を見せている同騎手。武騎手以来、いやそれ以上とも言われる大型新人の騎乗ぶりにも注目したい。
人馬ともに例年になく話題が多い今秋の中央競馬。果たしてどんなシナリオが用意されているのだろうか。

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