【各地区予選状況】
○北海道地区
13日から南北海道大会が開幕した。春の道大会優勝の東海大四や北照などが初戦を突破しベスト8に進出した。
○東北地区
宮城、山形でベスト16が決定。この内、宮城ではベスト8の内4つが決まった。仙台育英、東北は順当にコマを進めたが、他のシード校が既に敗退しており、この2校への挑戦権を得るチームの行方は混戦が予想される。過去に21世紀枠でセンバツに出場した一迫商などに期待したい。
○関東大会
山梨でベスト8が決まり、東海大甲府や甲府工などは勝ち進んでいるが、昨夏代表の甲府商はベスト8を前に姿を消した。西東京では桜美林に進学した元巨人、桑田真澄投手の長男が代打で出場した。
○北信越地区
長野でベスト8が決まり松商学園などが勝ち進んでいる。センバツベスト8の長野日大は佐久長聖に敗れた。同じくセンバツに出場した丸子修学館も姿を消した。注目は昨年の予選準優勝の長野高。古豪復活なるか。
○近畿地区
奈良でセンバツベスト8だった天理が敗れる波乱が起きた。大阪桐蔭、龍谷大平安(旧平安)、報徳学園は勝ち進んだ。
○中国・四国地区
鳥取でベスト16が出揃った。その他の地区は予選前半戦。有力校では明徳義塾は順当に勝ち進んでいるが、島根の江の川は初戦で姿を消した。衝撃的だったのは古豪松山商の初戦コールド負け。近年目立った成績を残していないが、古豪復活は険しいのだろうか。
○九州地区
福岡を除きベスト16〜ベスト8が決まっている。昨年の選手権でベスト4の長崎日大が敗れた。
【これまでに決まっている代表校】
・浦添商業(沖縄・11年ぶり3回目)
センバツ優勝の沖縄尚学を破っての選手権出場。プロ注目の東浜投手(沖縄尚学)と双璧をなすと言われている伊波投手のピッチングに注目したい。
地方予選を展望・状況を紹介するシリーズの5回目。今回は東海地区を紹介する。
【静 岡】・・・昨夏代表 常葉菊川
春の県大会・東海大会を制した常葉橘が夏も制するか。4季連続を目指す常葉菊川は監督交代後のチームの仕上がり具合がポイント。静岡などの公立伝統校がこれら私学にどこまで迫るか。
【愛 知】・・・昨夏代表 愛工大名電
2校出場出来る愛知県。東は高校野球の解説でお馴染みの佐竹氏を監督に迎えた豊田大谷、センバツに出場した成章などか中心か。西は私学を中心に激戦が予想される。初戦苦戦した愛工大名電は4連覇が懸かっている。
【岐 阜】・・・昨夏代表 大垣日大
昨秋から上位を占めている中京、県岐阜商、市岐阜商、土岐商が優勝争いの中心。これを昨夏代表の大垣日大が追う。注目は廃校問題で揺れる市岐阜商がどんな戦いをみせるか。
【三 重】・・・昨夏代表 宇治山田商
好投手平生を擁する宇治山田商が筆頭。春は振るわなかった三重、日生第二、春の県大会を制した菰野が続く。

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