【12日各地区予選情報】
○東北地区
青森山田、光星学院、東北、仙台育英と言った甲子園経験校が順当に勝ち進んだ。
○関東地区
昨夏代表の前橋商、センバツ出場の関東一などは勝ち進んだが、センバツ準優勝の聖望学園はサヨナラ負けを喫し、初戦で姿を消した。
○北信越地区
センバツベスト8の長野日大は3回戦突破。石川では金沢桜丘×宝達で60−0と言うスコアで金沢桜丘が勝つという試合もあった。福井では福井商が辛くも初戦を突破した。
○東海地区
愛知の私学強豪(中京大中京、愛工大名電、享栄)が順当に勝ち進んだ。
○近畿地区
センバツ出場の智弁和歌山が3回戦へ。
○中国・四国地区
センバツ出場の小松島は初戦突破。池田は接戦をモノにする。尽誠学園、高知商なども勝ち進んだ。
○九州地区
昨夏ベスト4の長崎日大は勝利を収めたが、「がばい旋風」を巻き起こし深紅の大優勝旗を手にした佐賀北は鳥栖工に敗れ3回戦で姿を消した。昨夏熊本代表の八代東も姿を消した。
【13日決勝戦情報】
○沖 縄・・・沖縄尚学×浦添商
沖縄尚学東浜、浦添商伊波両投手の投げ合いが見もの。
地方予選を展望・状況を紹介するシリーズの4回目。今回は北信越地区を紹介する。
【新 潟】・・・昨夏代表 新潟明訓
新発田農で一時代を築いた松田監督率いる春の新潟王者、村上桜ヶ丘が長く続いた日本文理と新潟明訓の牙城を崩せるか。順調に勝ち進むとベスト16で日本文理×新潟明訓、その勝者がベスト8で村上桜ヶ丘とぶつかる。この他、昨秋の県大会で上位に進出した阿賀野や中越などが続く。
【富 山】・・・昨夏代表 桜 井
本命不在の混戦。春の県大会を制した高岡商や富山商が、伝統の力で代表の座をもぎ取れるか。春は振るわなかったが、センバツの21世紀枠候補に挙げられた富山中部の巻き返しにも期待したい。
【長 野】・・・昨夏代表 松商学園
ベスト16が出揃いここまではほぼ順当な顔ぶれ。今大会はノーシードながらセンバツベスト8の長野日大と、昨夏代表の松商学園が優勝争いの中心。例年、あと一歩の所で代表の座を逃している佐久長聖が続く。東海大三の甲斐投手はプロ注目好投手。この後どんなピッチングを見せるか。
【石 川】・・・昨夏代表 星 稜
私学三強(星陵、遊学館、金沢)の争いは今年も不変の様相。春の県大会でその牙城を切り崩した金沢西が再び割って入れるか。
【福 井】・・・昨夏代表 福井商
福井、福井商、敦賀気比が優勝争いの中心。昨秋、今春と好成績を収めている鯖江がどこまで食い込むか。福井商は接戦の末、初戦を突破し次戦その鯖江と対戦する。
余談だが、今日(13日)西東京大会で初戦を迎える桜美林高校には、前巨人投手桑田真澄氏の長男がベンチ入りしている。出場するかどうかは分からないが注目を浴びる事だろう。

→高校野球を見るのが今から楽しみだ、と言う方はクリックをお願いします。