今年は90回目の記念大会と言う事もあり、地方予選で参加校の多い千葉、埼玉、神奈川などから2校が選出され、例年よりも多い都道府県の代表55校が深紅の大優勝旗を目指す。
既に6月から沖縄を皮切りに地方予選が始まっており、今週末辺りから本格的に各地で熱戦が繰り広げられる。
そこで、本紙でも各地方予選の展望や予選の状況を追ってみる事にする。第1回目は北海道・東北地区
【北北海道】・・・昨夏代表 駒大岩見沢
3季連続出場を目指す「ヒグマ打線」がウリのの駒大岩見沢が優勝争いの1番手。追うのは旭川実など。
【南北海道】・・・昨夏代表 駒大苫小牧
混戦模様も東海大四、北海などの札幌勢が中心か。これまで強さを見せてきた駒大苫小牧は投手陣の踏ん張り次第。怖いのは、不祥事で春の大会出場辞退した北照。
【青 森】・・・昨夏代表 青森山田
総合力と経験で青森山田が一歩リードか。注目は軟式野球の全中で優勝した時のエース(岩手・福岡中)下沖投手擁する光星学院。八戸西などの公立勢が私学の牙城を崩せるか。
【岩 手】・・・昨夏代表 花巻東
例年通り私学の優位は揺るがない。福岡中で全国優勝した時のメンバーが主力の古豪、福岡が風穴を開けられるか。
【秋 田】・・・昨夏代表 金足農
春を制した明桜(旧秋田経法大付)がリードも混戦模様。秋の大会で優勝した大曲工や夏に強い秋田、秋田商の伝統校、昨夏代表の金足農など有力校がひしめく。
【山 形】・・・昨夏代表 日大山形
春を制した酒田南や東海、日大など私学が優勝争いの中心。秋、春と私学に善戦した山形中央がどこまで食い下がるか。
【宮 城】・・・昨夏代表 仙台育英
既に5日から熱戦が繰り広げられている。第1シード、第2シードに分かれた育英と東北の一騎打ちの様相。共に初戦で順当に勝ちを収めた。聖和などの新興私学や夏に強い公立勢が波乱を起こせるか。
【福 島】・・・昨夏代表 聖光学院
センバツに出場し、4季連続を目指す聖光は強いが、春の県大会初戦敗退の後遺症からどこまで立ち直ったかがポイント。その春の大会で聖光を破った磐城などが虎視眈々と頂点を狙う。
<2回目は九州地区を紹介する予定>

→高校野球を見るのが楽しみだ、と言う方はクリックをお願いします。