Jリーグは今シーズンの全日程を終え、J2から仙台、C大阪、湘南が昇格し、柏、千葉、大分がJ2に降格する事になった。
【J1最終順位】
1 鹿 島 66
2 川崎F 64
3 G大阪 60
〜以上、次回ACL出場権獲得〜
4 広 島 56
5 FC東京 53
6 浦 和 52
7 清 水 51
8 新 潟 50(得失点差+11)
9 名古屋 50(得失点差+4)
10 横 浜 46
11 磐 田 41(得失点差−10)
12 京 都 41(得失点差−12)
13 大 宮 39(得失点差−7)
14 神 戸 39(得失点差−8、総得点40)
15 山 形 39(得失点差−8、総得点32)
〜以下、来シーズンJ2降格〜
16 柏 34
17 大 分 30
18 千 葉 27
<コメント>
サッカーのJリーグJ1は鹿島アントラーズが最終節の浦和戦に勝ち、史上初のリーグ3連覇を成し遂げた。
今シーズンのアントラーズはアジアNo1のタイトルこそ取れなかったものの、Jリーグに加えてACLにも出場する等、タイトな日程を強いられた。そんな中で勝ち取ったリーグ優勝だけに価値がある。途中、連敗しトップの座を川崎Fに譲るなど、万事上手く事が運んだとは言えないのかも知れないが、それでも最後はその座を奪い返した。代表経験もありベテランの域に達した小笠原や本山などの79年組と、内田、興梠と言ったこれからのアントラーズを背負う若手選手との歯車が噛み合ったシーズンだったと言えるのではないだろうか。
来シーズンはいよいよアジアの天下獲りに挑む。果たして、第2の黄金期を迎える事になるのだろうか。
一方、数年前にアジアを制し世界を見据えたはずのもう1つの赤の軍団、レッズはチームにとって今シーズンは試行錯誤、サポーターにとっては我慢の1年だった。
フィンケ監督の育成重視の方針を考えると、結果が出るのはもう少し先になるのだろうか。そう考えると確かに天皇杯でアマチュアチームに敗れる失態を演じる等、不甲斐ない面はあったが、リーグ6位はまずまずの結果だったと言えるような気もする。若い芽も少しずつではあるが伸びて来ている。
しかし、一度世界の扉の入口を見たレッズサポーターにとっては、そろそろ我慢の限界だろう。三都主が去り闘莉王や高原も今シーズン限りてチームを去ると言われ、来シーズンに向けて若手の有望選手を補強するようだ。結果を求められるであろう来シーズン。ダイヤモンドは輝きを取り戻す事が出来るだろうか。
2年前、アジアを制しながら最後の最後で逆転されアントラーズの復活を許したレッズ。あれから2年。立場がすっかり入れ替わってしまった「それぞれの赤」が最終節で相対するとは・・・。何か因縁めいたものを感じると共に時代の流れの早さを感じる最終節、両チームの対戦だった。
最後に余談だが、我が地元の仙台が久々にJ1の舞台に登場する。どんな戦いを見せるのか注目したい。
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