2009年12月01日

ゴルフに相撲にボクシング… 話題の人、渦中の人の活躍ぶりは…?  【週末のスポーツいろいろ】

  ここ最近、記事の内容が競馬とサッカーに偏っているので、今回はこれら以外のスポーツの結果について取り上げたいと思う。という訳で、週末行われたスポーツの内、男子ゴルフ大相撲、そして因縁の対決と騒がれたボクシングの結果を取り上げる。



【史上最年少の賞金王か?それとも奇跡の大逆転か?…男子ゴルフ】
  カシオ・ワールドオープン最終日(29日・高知県Kochi黒潮CC=7300ヤード、パー72)賞金ランキングトップで、首位タイからスタートした石川遼は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算18アンダーの270で2位だった。一方、石川と賞金王の座を争っている池田勇太は10アンダーで19位だった。
  この結果、賞金王争いは最終戦の日本シリーズJTカップに持ち越され、池田選手が逆転で賞金王となる為にはJTカップで優勝する事が条件となる。
<コメント>
  一時は僅かの差でデッドヒートが繰り広げられていた石川、池田選手による賞金王争い。しかし、手首の負傷等、満身創痍の池田選手に対し、シーズン終盤になっても大崩れしない石川選手。その差はみるみる広がり(やく2,400万円差)、石川選手が史上最年少での賞金王に手が届きかけている。池田選手が逆転するには、最終戦となる日本シリーズで優勝するしかない。賞金ランク上位の選手のみ出場が許される最高峰の大会で、果たして女子ゴルフのような奇跡は起きるのだろうか。


【白鵬の一人舞台だった一年納めの九州場所 そしてあの力士の再起は?…大相撲九州場所】
  大相撲九州場所は29日千秋楽を迎え、既に優勝を決めていた横綱白鵬が朝青龍を下し、12度目の優勝を全勝で飾った。
  一方の朝青龍は今年、本割で白鵬に一度も勝つ事が出来なかった。来場所の成績次第で再び進退問題が浮上しそうだ。
<コメント>
  両横綱が全勝で後半戦を迎えたが、朝青龍が息切れし終わってみれば白鵬の強さが際立った一年納めの場所だった。
  それよりもクローズアップされたのが、大関を陥落する事になった千代大海。来場所10番勝てば復帰出来る事から現役を続け大関復帰を目指すと言う事だが、最近の成績を見るとハードルはかなり高いような気がする。まさに相撲人生最大のピンチと言える状況で迎える来場所。果たしてどんな相撲を見せてくれるのだろうか。


【国民のおよそ2人に1人が見た「因縁の対決」…ボクシングWBCフライ級タイトルマッチ】
   世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦が29日、さいたまスーパーアリーナで行われ、挑戦者の亀田興毅(23)=亀田=がチャンピオンの内藤大助(35)=宮田=に判定勝ちし、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級に続く2階級制覇を達成した。2階級制覇は日本のジムの所属選手では史上7人目。
<コメント>
  テレビの視聴率から察するにおよそ2人に1人は見ていた事になる因縁の対決。小生は試合を見なかったので、試合の内容についてはコメント出来ないが、何はともあれ新チャンピオンとなった亀田選手は、これからチャンピオンとしての品格が問われる事になる。一度付いてしまったダーティーなイメージを払拭するのは、並大抵の努力では出来ない。(これまで様々なバッシングを受けて来た本人が一番分かっているとは思うが…。)
  以前のように天狗にならずに謙虚な姿勢を持ち続ける事が、本人が望む「尊敬されるボクサー」となる唯一の方法だろう。言葉だけでなく本当に「尊敬されるボクサー」となれるよう願いたいものである。

  最後にゴルフでのカート事故、ボクシングでの採点結果公表の隠蔽を図った某テレビ局には猛省を促したい。












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posted by スポーツ職人 at 22:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(25) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする