2009年12月29日

国立冬の陣!! 「家電メーカー」×「自動車メーカー」勝つのはどっちだ?   【サッカー 天皇杯】

  サッカーの第89回全日本サッカー選手権大会(天皇杯)準決勝2試合が29日、東京・国立競技場などで行われ、連覇を狙うガンバ大阪と名古屋グランパスが1月1日、国立競技場で行われる決勝にコマを進めた。
  ガンバ大阪はルーカスの2ゴールでJ2で唯一勝ち上がったベガルタ仙台に競り勝った。名古屋グランパス×清水エスパルスは延長でも決着が付かずP.Kの末、名古屋が10大会ぶりの決勝進出を決めた。

  サッカーの天皇杯決勝は元旦に国立競技場で行われ、名古屋が勝てばACL(アジアチャンピオンズリーグ)を獲得する。一方、既にACLへの出場権を持っているガンバ大阪が勝てば、JリーグJ14位のサンフレッチェ広島がACL出場権を獲得する。


【天皇杯準決勝試合結果】
名古屋  1−1  清 水 
   (P.K5−3)
(得点者)
前16分 岡 崎(清水)
後11分 玉 田(名古屋)

G大阪  2−1  仙 台
(得点者)
前 3分 ルーカス(大阪)
後13分 中 原(仙台)
後20分 ルーカス(大阪) 

<コメント>
  世の中、年末年始のお休みモードだが小生は明日までビッシリ仕事が入っている為、今日の試合も見る事が出来なかった。我が故郷のベガルタを応援しに国立に足を運ぼうとと思い、29日の休暇取得を画策したがダメだった。
  そのベガルタは残念ながら決勝にコマを進める事が出来なかったがJ1に昇格する来シーズンに向けて期待の出来る結果だったと思う。是非ビッククラブを脅かす存在になって、J1を盛り上げて欲しい。

  さて、今シーズンの日本サッカーの総決算、天皇杯もいよいよ大詰めを迎えた。決勝に進出したのはG大阪と名古屋グランパス。G大阪が勝てば2連覇。
  一方の名古屋が勝てば指揮官のストイコビッチが選手時代に優勝した79回大会以来となる。そして名古屋にはもう1つ大きな目的がある。Jリーグで逃したACL出場権を獲得する事である。前回果たせなかったアジアNo.1の座を奪い取る為の舞台に立つ為にはG大阪を倒さなければならない。
 
  GK楢崎、MF遠藤、FW玉田など日本代表の主力を抱える両チーム。果たしてワールドカップイヤーとなる2010年の幕開け、そしてシーズンの最後を飾るのは果たしてどちらのクラブなのだろうか。











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2009年12月28日

「政権交代」を迫る若駒を黙らせた「閃光の末脚」!!【競馬  第54回有馬記念結果】

  競馬の第54回有馬記念(GT)が27日、中山競馬場芝2,500mで行われ、2番人気に支持されたドリームジャーニーが最後の直線で前を行くブエナビスタをかわし今年最後のビックレースを制すると共に宝塚記念に続くグランプリレース連覇を果たした。同一年のグランプリレース連覇は史上9頭目。
  2着には1番人気のブエナビスタ、3着には8歳馬エアシェイディが入った。


【第54回有馬記念競走成績】
1着 ◎ドリームジャーニー   池添謙一  2分30秒0
2着 ×ブエナビスタ      横山典弘
3着 △エアシェイディ     後藤浩輝
4着 ○フォゲッタブル     ルメール
5着  マイネルキッツ     三浦皇成

<コメント>
  勢いの3歳か。それとも古馬が意地を見せるか。2009年の競馬を締めくくるグランプリレースは、夏(春)のグランプリホースが連覇を果たし、「政権交代」に待ったをかけた。
  
  日本の政権が民主党に代わって我々の生活も変わろうとする等、まさに激動の一年だった日本社会。競馬界でも、今年最後のビックレースに3歳勢が大挙押し寄せ「政権交代」を迫った。また、長年代わらなかった騎手リーディングトップの座も交代した。何か節目の年になるような予感がする中で迎えた有馬記念。しかし今回のメンバーの中では古馬の大将格とも言えるドリームジャーニーが、それはまだ早いとばかりに閃光の如き末脚でそれらの勢いを封じ込め、今年の中央競馬を締めた。
  
  レースは大方の予想通り、リーチザクラウンがレースを引っ張る展開。澱みのない流れになった事もドリームジャーニーや3着に入ったエアシェイディ等、後方でチャンスを窺っていた馬に味方したと言えるだろう。
  逆に味方しなかったのは2着に入ったブエナビスタだろうか。秋に入り、ゴール直前で捕らえ切れないレースが続いた事もあってか、新パートナーの横山騎手は馬の行く気に任せて前の位置でレースを進めたがゴール前で同じ脚質の馬に差されたのは、何と皮肉な事か。しかし差されてなお食い下り、能力の高さを示したブエナビスタ。今回のレースで引き出しが増えた事で来年がますます楽しみである。

  さてドリームジャーニーに話を戻すと、この馬の父はステイゴールド、母の父はメジロマックイーン。共に現役時代、ターフを沸かせた馬である。しかし惜しいながらも有馬記念のタイトルには手が届かなかった。前者はグラスワンダー、そして後者は「あっと驚く」と言う冠まで付いたダイユウサクに屈した。
  今年は父子制覇など「ブラットスポーツ」と言われる競馬の醍醐味味を感じる機会が多かったような気がする。最後も血統の世界を楽しむ事が出来る結果となった。血統的には晩成型の部類に入るであろうドリームジャーニー。来年更にパワーアップした姿を見たいものであると共にこれからの活躍が楽しみである。







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2009年12月26日

伝説再びか?それとも古馬の意地か?誰にも読めないシナリオの結末は果たして…【競馬 第54回有馬記念】

 競馬のグランプリレース、第54回有馬記念が27日、中山競馬場芝2,500mで行われる。
  「伝説の新馬戦」に出走、その後GTタイトルを獲得したブエナビスタ、アンライバルド、スリーロールスや「中山巧者」に逃げ切って波乱を目論む馬など個性的なメンバーが揃った2009年中央競馬の最後を飾るビックレース。果たしてドラマの結末やいかに…。



【本紙予想】
  オグリキャップ、トウカイテイオーの涙の復活&引退劇やグラスワンダー、スペシャルウィークのミクロの激闘、最近だとダイワスカーレットの鮮やかな逃走劇など数々のドラマを生んで来た1年納めのグランプリレース。3歳GTタイトルホルダーが再び伝説を作るのか。それとも古馬が意地を見せるのか。
  逃げ、先行馬の出方次第で結果が異なる事が予想され、例年以上に難解なレースである。1番人気の信頼度は比較的高い反面、荒れる時は大いに荒れる傾向にあるグランプリレース。今年は果たして…。そこで本紙予想。


◎(本 命)5枠9番ドリームジャーニー
  5歳になって成績が安定し春のグランプリを制した同馬。前走の天皇賞は6着と掲示板を逃したが、左回り不得手なこの馬にとっては致し方ないと言える。
  天皇賞後も引き続き好状態をキープしており、安定感のある成績に加えて得意の右回り、逃げ・先行馬が引っ張るであろうレース展開、勝負所で外に出しやすい真ん中の枠と今回は条件が揃った感があり、春に続くグランプリ連覇の可能性は高いと見て、この馬を本命に推したい。勢いのある3歳勢を黙らせる事が出来るか。

○(対 抗)8枠16番フォゲッタブル
  春から使い詰めの上に有利とは言えない大外枠など不安材料が多いのは確かだが、ここは1つ「血の勢い」に懸けてみたい。調教師、オーナーは平成の名馬、ディープインパクトと同じ。更に鞍上は、ハーツクライでそのディープインパクトに唯一土を付け、先月のジャパンカップでウオッカを蘇らせたルメール騎手。混戦と言われる今回。何かやってくれそうな気がする。

▲(単 穴)4枠8番 リーチザクラウン
  「伝説の新馬戦」に出走し上位4頭の中でGTタイトルに近いと言われながら、クラシックのタイトルに手が届かなかった同馬。この馬が恐らくレース展開のカギを握るであろう。落ち着きが出て折り合いが付けば、と言う条件はあるものの、それがクリアされ能力を十分に発揮できる状態になれば、小回りの中山コースで他馬を寄せ付けず押し切る可能性は十分あると思う。
  鞍上の武豊騎手も、今シーズンは目立った成績を残る事が出来ず、長年君臨して来たリーディングの座も明け渡す可能性が高い。最後に名手の意地を見せる事が出来るか。

×(注 意)1枠2番 ブエナビスタ
  実績、能力はこのメンバーでもトップクラスなのは言うまでも無いが、秋になって勝ちきれないレースが続いている事、降着となった秋華賞と同様、内枠に入った事が引っ掛かり評価を下げた。新パートナー横山騎手が、果たしてどんな手綱さばきを見せるのか注目したいが…。

  
  この他△(連下)としては、昨年のこのレース3着、先月のジャパンカップ5着と8歳になっても衰えを見せていない3枠6番エアシェイディ、菊花賞を制した勢いでグランプリレース制覇を目論む5枠10番スリーロールス、2歳時の勢いが目覚めたのかどうか分からないが、前走のようにマイペースで逃げれば見せ場は作るであろう6枠12番テイエムプリキュア、安定した成績を残している昨年の2歳チャンピオン、7枠14番セイウンワンダーまで挙げておきたい。

  まとめると

◎5枠 9番 ドリームジャーニー
○8枠16番 フォゲッタブル
▲4枠 8番 リーチザクラウン
×1枠 2番 ブエナビスタ
△3枠 6番 エアシェイディ
△5枠10番 スリーロールス
△6枠12番 テイエムプリキュア
△7枠14番 セイウンワンダー


 馬券は馬連で◎から○▲×△への流し馬券。2−9、6−9、8−9、9−10、9−12、9−14、9−16の7点。






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2009年12月24日

夢を託す馬は決まりましたか?フィナーレを飾る約2分半のドラマ、間もなく開演!! 【競馬 第54回有馬記念枠順決定】

  2009年の競馬界の総決算、第54回有馬記念(GT)の枠順が24日、JRAから発表された。

  春の牝馬クラシックレースである桜花賞とオークスを制し、有馬記念で49年ぶりの3歳牝馬制覇を狙うブエナビスタは1枠2番、宝塚記念に続くグランプリレース連覇を狙うドリームジャーニーは5枠9番、このレースが引退レースとなる一昨年のグランプリホース、マツリダゴッホは4枠7番にそれぞれ決定した。

  グランプリレース、第54回有馬記念は27日、中山競馬場芝2,500mで行われる。発走は15:25。

【第54回有馬記念枠順】
1(1)アンライバルド   55 M・デムーロ
1(2)ブエナビスタ    53 横山典
2(3)ミヤビランベリ   57 吉田隼
2(4)マイネルキッツ   57 三浦
3(5)コスモバルク    57 五十嵐冬
3(6)エアシェイディ   57 後藤
4(7)マツリダゴッホ   57 蛯名
4(8)リーチザクラウン  55 武 豊
5(9)ドリームジャーニー 57 池添
5(10)スリーロールス   55 浜中
6(11)イコピコ      55 内田博
6(12)テイエムプリキュア 55 熊沢
7(13)シャドウゲイト   57 田中勝
7(14)セイウンワンダー  55 藤田
8(15)ネヴァブション   57 北村宏
8(16)フォゲッタブル   55 C・ルメール

<コメント>
  ブエナビスタの驚愕の末脚から始まった2009年のGT戦線(実際にはその前にフェブラリーSや高松宮記念があるが…)も、もうすぐ終わりを告げようとしている。
  
  2009年の最後を飾るグランプリレース、有馬記念の枠順が24日、JRAより発表された。
  今年3つのG1タイトルを獲得したウオッカやそのウオッカとジャパンCで死闘を演じたオウケンブルースリ等は出走しないものの、昨秋行われ、その後「伝説の新馬戦」と称されたレースの上位4頭が揃って出走、他にもこのレースが現役最後となる中山巧者、マツリダゴッホ等、話題性のあるメンバーが揃った。
  
  過去にオグリキャップやトウカイテイオー等、幾多のドラマが繰り広げられ、時にファンの涙を誘うシーンもあった1年納めのグランプリレース。2009年のレースでは、3歳勢による「新たな伝説」の誕生となるのか。それとも古馬の逆襲はあるのか。クリスマスの余韻残る中、27日15時25分、今年最後のドラマが幕を開ける。
   
本紙予想は26日夜か27日朝掲載の予定。 









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2009年12月22日

メッシのメッシによるメッシの為の大会!! 【サッカー クラブW杯決勝など】

  トヨタ・クラブW杯は19日(日本時間20日未明)、UAEのアブダビで決勝を行い、欧州王者バルセロナ(スペイン)が延長戦の末に南米王者のエストゥディアンテス(アルゼンチン)を2―1で下し、初のクラブ世界一に輝いた。
  前半先制され苦しい展開となったバルセロナは試合終了間際の後半44分、途中出場のペドロが頭で押し込み同点に追い付くと延長後半5分にメッシが胸で押し込んで勝ち越し点を上げて勝負を決めた。
  
  3度目の挑戦で世界クラブNo.1の座に就いたバルセロナは、これでリーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯、チャンピオンズリーグの3冠に加え、スペイン・スーパーカップ、UEFAスーパーカップ、クラブW杯と史上初の年間6冠を達成した。

  またこれに先立ち行われた3位決定戦ではアジア代表浦項スティーラーズ(韓国)が、北中米カリブ海代表のアトランテ(メキシコ)をP.K戦の末下し、浦和、G大阪と続いたアジア勢3位の座を死守した。


【クラブW杯決勝試合結果】
バルセロナ 2−1  エストゥディアンテス
(得点者)
前37分  ボセッリ(エ)
後44分  ペドロ(バ)
延長後5分 メッシ(バ)

【クラブW杯3位決定戦試合結果
浦 項   1−1  アトランテ
    (P.K4−3)
(得点者)
前42分 デニウソン(浦)
後 1分 マルケス(ア)

<コメント>
  世界クラブNo.1を決めるクラブW杯は、劇的な幕切れでバルセロナが今年6つ目のタイトルを獲得した。
  
  前身のトヨタ杯を含め昨年まで日本で行われていたこの大会は、今年と来年はUAEで行われる。今回は日本テレビが中継していたが、時差の関係もあって余り見る事が出来なかった。しかし、決勝だけでもと思い録画しておいて、昨晩(21日夜)見た。
  
  メッシを始め、後ろにも前にもきら星の如く輝く世界でもトップクラスの選手を擁するバルセロナ。しかし、ジャイアントキリングと言う言葉が示す通り、強い者が必ず勝つとは限らないのがサッカーである。(エストゥディアンテスが決して弱い訳ではないが…。)
  華麗なパスサッカーが売りのバルセロナは中盤の要、イニエスタを欠いた事や相手の厳しいチェックにより、前半はそれを封じ込められて精彩を欠き、相手に先制点を許した。後半に入ると選手を入れ替え反転攻勢に出たが、なかなかゴールを割る事が出来ず時間だけが過ぎて行った。まさにジャイアントキリング完成かと思った試合終了直前、後半からピッチに立ったペドロが同点ゴールを決めると、息を吹き返したバルセロナは延長後半にメッシが試合を決めるゴールを胸で押し込み、激闘に終止符を打った。足首の怪我等、体調が万全ではなかったメッシだったが、準決勝は途中出場で即ゴールを決め、決勝でも「美味しい所」を持って行った。まさにスーパースター。今年バロンドール(世界最優秀選手)の座を射止めた男はやはり何かを持っているような気がする。

  W杯の余韻が覚めるであろう来年の今頃、バルセロナが再び砂漠の街に姿を現すのか。そして、Jリーグのクラブはこの地に辿り着けるのだろうか。来年のクラブW杯を巡る戦いは既に始まっているのである。
















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2009年12月21日

一族悲願のGTタイトル獲得!!クラシック3冠へ膨らむ期待!! 【競馬 第61回朝日杯FS結果】

  来年のクラシック戦線を占う上で重要なレースである、競馬の第61回朝日杯FSが20日、中山競馬場芝1,600mで行われ、1番人気に支持されたローズキングダムが最後の直線で抜け出すとエイシンアポロン以下を寄せ付けず3連勝でGTのタイトルを獲得。来年のクラシック有力候補に名乗りを上げた。これで、先週の阪神JFを勝ったアパパネに続き、今年の2歳GTはキングカメハメハ産駒がタイトルを独占した。
  また2着には2番人気のエイシンアポロン、3着にはダイワバーバリアンが入った。
  今年のGT戦線は残す所、後1レース。今度の日曜日(27日)に1年の総決算である有馬記念が行われる。


【第61回朝日杯FS競走成績】
1着  ローズキングダム   小牧太  1分34秒0
2着  エイシンアポロン   池添謙一
3着  ダイワバーバリアン  蛯名正義
4着  ガルボ        吉田隼人
5着  ニシノメイゲツ    北村宏司

<コメント>
  競馬界で「バラ一族」と言えば、ロゼカラーやローズバド等、今まで重賞レースで好成績を収めた実績のある血統である。しかし、何故かG1レースになると惜敗が続き縁がなかった。
  
  現役時に後一歩のところでビックタイトルを逃した母の、そして一族悲願のGTタイトル獲得の期待を一身に背負ったローズキングダム。その期待に応え、無傷のまま見事G1タイトルを獲得し、来年のクラシックレースの有力候補に名乗りを上げた。
  最後の直線でも小牧騎手が殆どステッキを使わないまま突き抜けると他馬を寄せ付けず、最後は余力を残してゴール板を通過した。その姿を見ると来年のクラシック戦線で主役を演じるだけでなく、将来大物になる可能性を秘めているのでは…。そんな事を感じさせるレース振りだった。
  
  ここ数年、話題となるのは牝馬の活躍ぶりばかりで蚊帳も外に置かれている感のある牡馬だが、久々に期待出来る一頭が誕生した。期待しているのはファンだけではなく厩舎スタッフもそうだろう。橋口調教師は今年、クラシックタイトル獲得を目指すべく期待をこめてリーチザクラウンを送り出した。ダービーで2着には入ったが野望は叶わなかった。それだけに、この馬に懸ける思いは人一倍あると思う。

  無傷で2歳チャンピオンとなったローズキングダム。来年のクラシックレースを制し、果てはディープインパクト等、歴代の名馬に肩を並べるような成績を残す事が出来るだろうか。「バラ一族」の孝行息子の挑戦は続くのである。





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2009年12月18日

「来年の」UAE行きのチケットを獲得するのは果たして・・・?【サッカー 欧州CL決勝トーナメント1回戦組合せ】

   2009−2010シーズンの欧州クラブチャンピオンを決めるサッカーの欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の組合せが決まった。
   前回この大会を制し、現在UAEで行われているクラブW杯に参戦しているバルセロナ(スペイン)はシュツットガルト(ドイツ)と、前々回優勝のマンチェスターU(イングランド)はACミラン(イタリア)と対戦する。この他、チェルシー(イングランド)が、かつて指揮を執っていたモウリーニョ監督率いるインテル(イタリア)と対戦する。

  欧州チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦は第2戦が来年の2月中旬、第2戦が3月中旬に行われ、決勝は5月22日にマドリードで開催される。 

【欧州CL決勝トーナメント1回戦組合せ】
シュツットガルト(ドイツ)×バルセロナ(スペイン)
オリンピアコス(ギリシャ)×ボルドー(フランス)
インテル(イタリア)×チェルシー(イングランド)
バイエルン(ドイツ)×フィオレンティーナ(イタリア)
CSKAモスクワ(ロシア)×セビージャ(スペイン)
リヨン(フランス)×レアル・マドリー(スペイン)
FCポルト(ポルトガル)×アーセナル(イングランド)
ACミラン(イタリア)×マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

<コメント>
  現在、UEAではクラブNo.1を決めるクラブW杯が開催されているが、決勝は恒例の「南米王者」×「欧州王者」となった。某新聞によると、欧州代表のバルセロナと南米代表のエストゥディアンテスの試合以外は客足が鈍いとの事である。地元のクラブが初戦で敗れた事やクラブ、選手の知名度等を考えると仕方無いだろうし、この傾向は続くだろう。(地元クラブが勝てば盛り上がると思うが…。)
  さて決勝の行方であるが、バルセロナがまた1つ勲章を加えるのか。それともエストゥディアンテスがそれを阻止するのか。世界中のサッカーファンの目が、砂漠の街に注がれる。

  世界のサッカーファンが注目すると言えば欧州チャンピオンズリーグだが、こちらは来年のUAE行きのチケットを懸けた戦いとなる。先日、グループリーグが終了し、16チームが次のステージに進む事になったが、その組合せが決定した。

  連覇を目指すバルセロナが、先日ゴール裏で「粗相」をした事で話題となったGKレーマンのいるシュツットガルトと、1月から期限付き移籍でミランでプレーする事になったベッカムは、古巣のマンチェスターUと顔を合わせることになった。また、チェルシーはかつての指揮官モウリーニョ率いるインテルとの対戦。そして、日本代表の本田選手の移籍先としてクローズアップされているCSKAモスクワはスペインのセビージャと対戦するなど、見所の多い決勝トーナメント1回戦の組合せとなった。果たして来春、決勝と舞台となるレアル・マドリードのホームスタジアムであるサンチャゴ・ベルナベウの地に立つのはどのクラブなのだろうか。










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2009年12月16日

ゴジラ 西海岸に上陸ス!! 新天地でも火を噴き暴れる事が出来るか?  【メジャーリーグ 松井選手移籍先】  

  メジャーリーグ、ヤンキースに7年間在籍し、11月のワールドシリーズでMVPに輝いた後にフリーエージェント(FA)となっていた松井秀喜外野手がエンゼルスと1年契約で基本合意したと14日、米紙ニューヨーク・タイムズなど複数のメディアが報じた。
  それによると合意した主な内容は、契約期間は1年で、年俸は今季の半分の650万ドル(約5億8千万円)とみられる。早ければ現地時間16日(日本時間17日)にも記者会見が行われるとされている。  
  松井選手は巨人の主軸として10年間活躍し、2003年にヤンキース入団。契約最終年だった今季は指名打者で活躍し、フィリーズとのワールドシリーズでは3本塁打を放った。しかし、若返りと人件費抑制をはかるヤンキースとの残留交渉は、進展していなかった。
       

<コメント>
  ヤンキースとの契約満了に伴い、その去就が注目されていたゴジラこと松井選手の移籍先。越年も有り得ると言われて来たが、年内に決着する事となった。(正式にはメディカルチェックの後であるが…。)
 
膝等の怪我で守備に不安を抱える松井選手を契約満了に伴い今シーズン限りで放出すると言う話はシーズン中、球団幹部の口から発せられ一時は日本の球団が獲得に動く可能性も示唆されていた。
  しかし、ワールドシリーズでの活躍によりファンなどから残留を望む声が上がるなど、ゴジラの行き先がますます世間の注目を集める事になった。そして様々な噂が行き交った末に、これまで活躍の場として来た東海岸に別れを告げ、来シーズンは西海岸に活躍の場を移す事になった。
  また今回の件では、あくまでビジネスを貫き通すアメリカのドライさが垣間見えたような気がする。日本ならポストシーズンでに活躍したら、球団側が「情」を見せるような気もする一方で、そこは文化の違いだから致し方ないと言う気もする。
  ただ今年の契約更改を見ていると、日本の球団も昨今の経済情勢の悪化からか、選手の年俸も今までのように青天井とは行かないようだが…。

  さて松井選手の話に戻るが、寒冷の東海岸から温暖な西海岸に移る事は故障を抱える松井選手にとっては良い事だし、日本人も多く住む土地柄である事から溶け込むのに時間は掛からないだろう。エンゼルスはプレーオフに何度も進出する等、地区でも強豪のチームで、松井選手にとっては打ってつけの球団だと思う。
  ただ半分に抑えられた年俸もさる事ながら、短い期間で結果を残さなければならない事を考えると、手放しで喜べる状況では無いだろう。結果が出なければ来年の今頃、再び新天地を探さなければならない可能性もある。1年契約で仮にシーズン中に怪我などで戦線離脱した場合は契約内容にもよるが、即戦力外通告となる事も有り得る。その厳しさを乗り越える事が出来るか。
  節目節目で名を残す活躍をして来た松井選手の新天地での活躍を期待したい。














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2009年12月14日

4年に一度の檜舞台へ… 本格化する代表権争いの行方は?【スピードスケート 五輪代表争い】

〜スポーツナビ より〜
  スピードスケートのW杯前半戦が13日閉幕のソルトレークシティー大会で終了し、日本勢は個人種目で男子の加藤条治と長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)、女子の小平奈緒(相沢病院)、吉井小百合(日本電産サンキョー)の短距離陣に、女子3000メートルの穂積雅子(ダイチ)を加えた計5選手が来年2月のバンクーバー五輪代表に決まった。
 日本スケート連盟は、前半戦5大会のいずれかのレースで3位以内に入ることなどを代表内定の条件としており、W杯総合成績8位以内を満たして代表入りした吉井以外の4選手は今季、それぞれ表彰台に立った。
 加藤と長島は500メートルで、小平と吉井は500メートル、1000メートル2種目の出場権を得た。 

<コメント>
  来年2月にカナダのバンクーバーで行われるウインタースポーツの祭典、冬季オリンピックに向けて各種目で代表が決まり始めている。フィギュアスケートやスキーモーグルに続き、メダルの期待が懸かるスピードスケートでもW杯前半戦の成績での代表内定の条件をクリアし、カルガリー行きのチケットを獲得した選手が現れた。この後、年末に長野で行われる代表選考会を経て全ての代表が決まる。
  前回のトリノ五輪では期待されながらメダルに手が届かなかったスピードスケート。残った代表枠に誰が滑り込むのか。そしてバンクーバーの地で日の丸を掲げる事が出来るのか。4年の一度の檜舞台を目指す戦いは、佳境を迎えようとしている。











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2009年12月12日

J1クラブを次々と撃破しサッカーの聖地へ…!! J1昇格即ACL出場権獲得の快挙なるか? 【サッカー 天皇杯準々決勝】

  サッカーの第89回全日本サッカー選手権大会(天皇杯)準々決勝の内、3試合が12日行われ、今シーズンJ2を制したベガルタ仙台がJ1準優勝の川崎フロンターレを延長の末下し、クラブ初のベスト4進出を決めた。
  試合終了間際に同点に追い付かれた仙台は延長後半、クロスボールを平瀬が頭で決めて勝ち越し、そのまま逃げ切った。
  
  この他、ガンバ大阪が鹿島アントラーズを2−1で、清水エスパルスがアルビレックス新潟を3−2でそれぞれ下しベスト4にコマを進めた。鹿島アントラーズは今シーズンJリーグに続く2冠獲得はならなかった。

  準々決勝の残る1試合、名古屋グランパス×FC岐阜は13日、瑞穂陸上競技場で行われる。



【第89回天皇杯試合結果】
仙 台  2−1  川崎F

G大阪  2−1  鹿 島

清 水  3−2  新 潟


【準決勝組合せ】 
G大阪 ×  仙 台 (29日 15:00  国 立)

清 水 ×  名古屋と岐阜の勝者
           (29日 13:00  エコパ)      
<コメント>
  J1、J2クラブと各都道府県の代表など合わせて80チーム余りが参加して9月から熱戦が繰り広げられてきた89回目の天皇杯もいよいよ大詰めを迎えた。元旦に国立競技場で行われる晴れの舞台を目指し、またJ1で上位に入ったクラブ(鹿島、川崎F、G大阪)を除くクラブは、次回ACL出場権を目指すべく準々決勝が行われ、次のステージに進む事を許される4チームの内、3チームが決まった。

  今シーズンJ2を制し久々にJ1への昇格を果たしたベガルタ仙台。毎シーズンJ2の上位争いをしながら中々J1の扉をこじ開ける事が出来ず、昨シーズン入れ替え戦に出場したものの、ジュビロ磐田に敗れ、J1の壁に跳ね返された。
  毎年コロコロ指揮官が代わるイメージがあったが(かつて率いていたサンタナ監督は、最近まで南アフリカ代表監督を務めていた。)手倉森監督続投となった2シーズン目の今年、ついに悲願達成となった。

  J2優勝の勢いは天皇杯でも衰える事無く、ナビスコ杯覇者のFC東京、J1で最後まで優勝争いをした川崎FなどJ1チームを次々と撃破し、クラブ初のビックタイトル獲得まで後少しの所まで来た。我が故郷のクラブが、ここまで勝ち上がって来た事を嬉しく思う。
  次の相手は、昨年アジアを制したG大阪。J2に在籍してのACL参戦は過去に東京Vの例があるが、J1昇格即ACL出場権の例はまだ無い。「ベガルタ仙台」の名を全国にアジアに轟かす事が出来るか。
  
  仙台と言えば、今年の秋にプロ野球の楽天が世間の注目を浴び、リーグ制覇まで後一歩の所まで行った。実績では他のチームに劣るが、臆する事無く戦って野球に続いて欲しい。29日の国立の試合は仕事があって応援に行く事が出来ないが、良い試合をする事を期待したい。












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2009年12月10日

戦いの場に加わる者、去る者、居続ける事を決断した者!! それぞれの次へのステップ!! 【プロ野球など 去る者来る者etc】 

  今年も残りあと僅かとなった。WBC連覇や岡田ジャパンのW杯出場など熱戦が繰り広げられた2009年。
  今回は、惜しまれながら戦いの舞台から去る者、新たにその場に加わるもの、そして年齢など関係なく戦いの場に居続ける事を決断した選手について書きたいと思う。


【球界に衝撃が走った電撃的な引退】
   戦う事を許される者の枠が決まっているプロという名の戦場。毎年の光景だが、新たに戦いの場に来る者がいれば、その分弾き出される者も出てくる。今年も華やかな舞台で活躍し続け惜しまれつつ去る者がいる一方で、多くの選手が志半ばでグラウンド等を去って行く事になる。

  その中で昨日発表された阪神、赤星選手の引退は衝撃的な出来事だった。ダイビングキャッチの際に首を痛めて戦列を離れた事はニュース等で知っていたが来シーズン、グラウンドに戻って来ると思っていた。まさか生活に支障を来たすほどの重傷だったとは・・・。記者会見で見せた無念さが印象的だった。
  プロ野球選手としては恵まれた体ではなかったが、足を武器に体の大小は関係ないと言わんばかりに、ガッツ溢れるプレーで存在感を十分見せ付けた。とにかく赤星選手ほど塁上にいるだけで、相手に神経を使わせる選手はここ最近いなかったように思う。
 
  これからの人生が長いと思うので、まずは体調を万全にして第二の人生を歩んで欲しい。(出来れば野球界で・・・。)

 
【40代になって、なお現役にこだわる「あの選手」】
  種目にもよるがプロのスポーツ選手にとって40代になって現役でいられる事は奇跡に近い。普段の生活で余程、節制しないと難しいと思う。
  今秋、去就が注目されたJリーグ、前ジュビロ磐田の中山選手とプロ野球、前横浜の工藤投手は、まだ燃え尽きたと感じていないのか、来シーズンも現役を続ける事を表明した。工藤は古巣の西武に落ち着き先が決まり、中山もJ2の横浜FCなどからオファーがあるようだ。今日行われたトライアウトでも精力的な動きを見せていた。果たして、ゴンとカズのツートップは実現するのか。世界に出ようと苦闘していた10数年前の頃の代表の匂いがする。

【新たに「戦場」に加わる者】
  プロ野球は、ドラフトで指名された選手の仮契約も一通り終了し、各球団の入団発表会が行われている。今年、高校野球界を沸かせ、西武から指名された菊地投手(花巻東高校)も先日入団会見を済ませ、いよいよプロの荒波に出る事になった。まずは早く一軍に上がる事が目標と謙虚な姿勢を見せたが、果たしてどんなパフォーマンスをファンの前で披露するのか。また他の新人選手の中で誰がいち早く表舞台に出て来るのだろうか。









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2009年12月08日

アジアの頂点を目指す「赤」&来シーズン復活を期す「赤」 立場が入れ替わった両チームの行く先はどこか?  【サッカー JリーグJ1】

  サッカーのJリーグJ1は5日、最終節の9試合が行われ、鹿島アントラーズが浦和レッズを1−0で下し、リーグ3連覇を成し遂げた。アントラーズと優勝争いを演じていた川崎Fも最終戦を白星で飾ったが及ばなかった。尚、後日行われたJリーグアワードで小笠原満男選手がMVPに、新人王には13得点を上げ、新人最多得点記録を塗り替えた横浜Fマリノスの渡辺千真選手が選ばれた。
  Jリーグは今シーズンの全日程を終え、J2から仙台、C大阪、湘南が昇格し、柏、千葉、大分がJ2に降格する事になった。


【J1最終順位】
 1 鹿 島  66
 2 川崎F  64
 3 G大阪  60
〜以上、次回ACL出場権獲得〜

 4 広 島  56
 5 FC東京 53
 6 浦 和  52
 7 清 水  51
 8 新 潟  50(得失点差+11)
 9 名古屋  50(得失点差+4)
10 横 浜  46
11 磐 田  41(得失点差−10)
12 京 都  41(得失点差−12)
13 大 宮  39(得失点差−7)
14 神 戸  39(得失点差−8、総得点40)
15 山 形  39(得失点差−8、総得点32)

〜以下、来シーズンJ2降格〜
16 柏    34
17 大 分  30
18 千 葉  27
<コメント>
  サッカーのJリーグJ1は鹿島アントラーズが最終節の浦和戦に勝ち、史上初のリーグ3連覇を成し遂げた。
  
  今シーズンのアントラーズはアジアNo1のタイトルこそ取れなかったものの、Jリーグに加えてACLにも出場する等、タイトな日程を強いられた。そんな中で勝ち取ったリーグ優勝だけに価値がある。途中、連敗しトップの座を川崎Fに譲るなど、万事上手く事が運んだとは言えないのかも知れないが、それでも最後はその座を奪い返した。代表経験もありベテランの域に達した小笠原や本山などの79年組と、内田、興梠と言ったこれからのアントラーズを背負う若手選手との歯車が噛み合ったシーズンだったと言えるのではないだろうか。
   来シーズンはいよいよアジアの天下獲りに挑む。果たして、第2の黄金期を迎える事になるのだろうか。

   一方、数年前にアジアを制し世界を見据えたはずのもう1つの赤の軍団、レッズはチームにとって今シーズンは試行錯誤、サポーターにとっては我慢の1年だった。
  フィンケ監督の育成重視の方針を考えると、結果が出るのはもう少し先になるのだろうか。そう考えると確かに天皇杯でアマチュアチームに敗れる失態を演じる等、不甲斐ない面はあったが、リーグ6位はまずまずの結果だったと言えるような気もする。若い芽も少しずつではあるが伸びて来ている。
  しかし、一度世界の扉の入口を見たレッズサポーターにとっては、そろそろ我慢の限界だろう。三都主が去り闘莉王や高原も今シーズン限りてチームを去ると言われ、来シーズンに向けて若手の有望選手を補強するようだ。結果を求められるであろう来シーズン。ダイヤモンドは輝きを取り戻す事が出来るだろうか。

 2年前、アジアを制しながら最後の最後で逆転されアントラーズの復活を許したレッズ。あれから2年。立場がすっかり入れ替わってしまった「それぞれの赤」が最終節で相対するとは・・・。何か因縁めいたものを感じると共に時代の流れの早さを感じる最終節、両チームの対戦だった。

最後に余談だが、我が地元の仙台が久々にJ1の舞台に登場する。どんな戦いを見せるのか注目したい。











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2009年12月05日

岡田ジャパンベスト4への道 第1関門の壁は高いか?低いか?【サッカー  2010年W杯南アフリカ大会組合せ】

   サッカーの2010年W杯南アフリカ大会の組合せ抽選が4日(現時時間)、南アフリカのケープタウンで行われ、日本は1次リーグでグループEに入りオランダ、カメルーン、デンマークと対戦する事になった。
  
   W杯南アフリカ大会はの1次リーグは、参加32カ国を8グループ4カ国に分けて総当りのリーグ戦を行う。上位2カ国、計16カ国がが決勝トーナメントに進出できる。

   開幕は2010年6月11日。南アフリカ×メキシコ戦で世界が熱狂するサッカーの祭典の幕が開く。


【1次リーグ 組合せ】
グループA 南アフリカ、メキシコ、ウルグアイ、フランス

グループB アルゼンチン、ナイジェリア、韓国、ギリシャ

グループC イングランド、アメリカ、アルジェリア、スロベニア

グループD ドイツ、オーストラリア、セルビア、ガーナ

グループE オランダ、デンマーク、日本、カメルーン

グループF イタリア、パラグアイ、ニュージーランド、スロバキア

グループG ブラジル、北朝鮮、コートジボワール、ポルトガル

グループH スペイン、スイス、ホンジュラス、チリ


【1次リーグ日本の日程】
6月14日 カメルーン  ブルームフォンテーン(16時)
6月19日 オランダ   ダーバン(16時)
6月24日 デンマーク  ルステンブルク(20時半)

試合時間は現地時間。日本時間は+7時間

<コメント>
  来年6月に南アフリカで行われるサッカーのW杯の1次リーグの組合せが決定した。
  シードから外れたフランス、ポルトガルが果たしてどのグループに入るか注目が集まったが、全体的に見るとバランスの取れた組合せになった。各グループの展望は後日書きたいと思うが、敢えて厳しいグループ、いわゆる「死のグループ」を選ぶとするならば、グループDとグループGだろうか。特にグループGのブラジルは各大会スロースターターだがグループリーグでもたつくようだと、決勝トーナメントの初戦でいきなりスペインと対戦する可能性もあるだけに、最初からエンジン全開で大会に臨む事が出来るかが優勝の行方を左右しそうだ。

  さて、ベスト4が目標(個人的には1次リーグを突破すれば万々歳と思っているのだが)の岡田ジャパンはヨーロッパ、アフリカの国と同じグループとなった。フランス、ポルトガルと言ったシード国に選ばれてもおかしくない国との1次リーグでの対戦は避けられた事、一度対戦しているオランダと再び対戦する事はプラス材料だが、オランダ以外の国も決して生易しい相手ではないだろう。勿論、開幕までの半年間、そして試合当日まで何が起こるか分からないので一概には言えないが、日本のサポーターにとって目を覆いたくなるようなシーンを見てしまう事も有り得る。特にマスコミがベスト4と騒いでいるだけに…。

  地元開催の2002年大会を除くと第2戦で、第1ポットの国(シード国)と対戦するのは今回が初めてである。そういう意味では第1戦となるカメルーン戦は絶対に落とすことが出来ず、非常に重要な意味を持つ。前回のドイツ大会初戦のオーストラリア戦では、試合の終盤になって運動量が落ち連続失点を許した。落ち込んだ気持ちを次の試合までに元に戻すには時間が短すぎるし、しかも次が強国オランダとの対戦と言うのはかなりきつい。組合せ抽選会の番組で元日本代表の福西氏もオーストラリア戦の後のメンタルの維持の難しさを語っていた。エトーを始め身体能力の高いカメルーンを相手に、その苦い経験を生かせるのかどうか。
  また、欧州予選でポルトガルを封じ込めた守備力に定評があり、プレミアリーグのアーセナルで活躍するベントナーと言うストライカーを有するデンマークもかなり手強い相手である。

  試合会場も高地→低地→高地と移動するだけにコンディションの維持もカギを握る。マッチメークを含め、時間が限られるであろう今後の強化策が代表の浮沈を決める事になる。

  岡田ジャパンにとって、W杯ベスト4が雲の上の存在なのか。それとも妥当な目標なのか。その答えは半年後、南アフリカの地で出る事になる。









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2009年12月02日

日本を待ち受ける最初の関門は、全て「死のグループ」なのか?  【サッカー 2010年W杯南アフリカ大会ポット分け】

  2010年に行われるW杯南アフリカ大会の組合せ抽選会が現地時間の4日行われるが、それに先立って2日、シード国8カ国(開催国の南アフリカを含む)とポット分けがFIFAから発表された。

  シード国が入るポット1にはブラジルを始め、前回大会優勝のイタリア、EURO2008チャンピオンのスペインなどが入り、欧州予選のプレーオフで物議を醸したフランスや前回大会4強のポルトガルが外れた。
  一方、日本はアジア及びオセアニア代表、北中米・カリブ代表の3カ国と同じポット2に入った。ポット分けは以下の通り。


<ポット1>
南アフリカ、ブラジル、ドイツ、イタリア、スペイン、イングランド、アルゼンチン、オランダ

<ポット2>
日本、韓国、オーストラリア、北朝鮮、メキシコ、米国、ホンジュラス、ニュージーランド

<ポット3>
ガーナ、カメルーン、コートジボワール、ナイジェリア、アルジェリア、チリ、パラグアイ、ウルグアイ

<ポット4>
フランス、ポルトガル、スイス、ギリシャ、セルビア、デンマーク、スロバキア、スロベニア


<コメント>
  2010年のW杯南アフリカ大会の組合せが4日(現地時間)行われるのに先立ち、注目されたポット分けが決まった。
  日本が出場した過去3回は組合せが決まった段階では比較的恵まれている感があった日本だが、(実際の試合を見るとそんな事は無かったのだが)今回南アフリカ行きを決めた国の顔触れを見ると、組合せの段階でどのグループに入っても、今まで以上に厳しい戦いが待ち受けているのではないかと思ってしまう。

  世界を驚かし、ベスト4に入る事が目標の岡田ジャパン。果たしてどこの国と同じグループになるのか。4日(日本では5日未明)の抽選会が、今から楽しみである。  












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2009年12月01日

ゴルフに相撲にボクシング… 話題の人、渦中の人の活躍ぶりは…?  【週末のスポーツいろいろ】

  ここ最近、記事の内容が競馬とサッカーに偏っているので、今回はこれら以外のスポーツの結果について取り上げたいと思う。という訳で、週末行われたスポーツの内、男子ゴルフ大相撲、そして因縁の対決と騒がれたボクシングの結果を取り上げる。



【史上最年少の賞金王か?それとも奇跡の大逆転か?…男子ゴルフ】
  カシオ・ワールドオープン最終日(29日・高知県Kochi黒潮CC=7300ヤード、パー72)賞金ランキングトップで、首位タイからスタートした石川遼は6バーディー、2ボギーの68で回り、通算18アンダーの270で2位だった。一方、石川と賞金王の座を争っている池田勇太は10アンダーで19位だった。
  この結果、賞金王争いは最終戦の日本シリーズJTカップに持ち越され、池田選手が逆転で賞金王となる為にはJTカップで優勝する事が条件となる。
<コメント>
  一時は僅かの差でデッドヒートが繰り広げられていた石川、池田選手による賞金王争い。しかし、手首の負傷等、満身創痍の池田選手に対し、シーズン終盤になっても大崩れしない石川選手。その差はみるみる広がり(やく2,400万円差)、石川選手が史上最年少での賞金王に手が届きかけている。池田選手が逆転するには、最終戦となる日本シリーズで優勝するしかない。賞金ランク上位の選手のみ出場が許される最高峰の大会で、果たして女子ゴルフのような奇跡は起きるのだろうか。


【白鵬の一人舞台だった一年納めの九州場所 そしてあの力士の再起は?…大相撲九州場所】
  大相撲九州場所は29日千秋楽を迎え、既に優勝を決めていた横綱白鵬が朝青龍を下し、12度目の優勝を全勝で飾った。
  一方の朝青龍は今年、本割で白鵬に一度も勝つ事が出来なかった。来場所の成績次第で再び進退問題が浮上しそうだ。
<コメント>
  両横綱が全勝で後半戦を迎えたが、朝青龍が息切れし終わってみれば白鵬の強さが際立った一年納めの場所だった。
  それよりもクローズアップされたのが、大関を陥落する事になった千代大海。来場所10番勝てば復帰出来る事から現役を続け大関復帰を目指すと言う事だが、最近の成績を見るとハードルはかなり高いような気がする。まさに相撲人生最大のピンチと言える状況で迎える来場所。果たしてどんな相撲を見せてくれるのだろうか。


【国民のおよそ2人に1人が見た「因縁の対決」…ボクシングWBCフライ級タイトルマッチ】
   世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦が29日、さいたまスーパーアリーナで行われ、挑戦者の亀田興毅(23)=亀田=がチャンピオンの内藤大助(35)=宮田=に判定勝ちし、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級に続く2階級制覇を達成した。2階級制覇は日本のジムの所属選手では史上7人目。
<コメント>
  テレビの視聴率から察するにおよそ2人に1人は見ていた事になる因縁の対決。小生は試合を見なかったので、試合の内容についてはコメント出来ないが、何はともあれ新チャンピオンとなった亀田選手は、これからチャンピオンとしての品格が問われる事になる。一度付いてしまったダーティーなイメージを払拭するのは、並大抵の努力では出来ない。(これまで様々なバッシングを受けて来た本人が一番分かっているとは思うが…。)
  以前のように天狗にならずに謙虚な姿勢を持ち続ける事が、本人が望む「尊敬されるボクサー」となる唯一の方法だろう。言葉だけでなく本当に「尊敬されるボクサー」となれるよう願いたいものである。

  最後にゴルフでのカート事故、ボクシングでの採点結果公表の隠蔽を図った某テレビ局には猛省を促したい。












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