2009年11月30日

府中で始まった「女王伝説」  フィナーレの舞台も府中となってしまうのか? 【競馬 第29回ジャパンカップ結果】

   競馬の第29回ジャパンカップ(GT)が29日、東京競馬場で行われ、1番人気に支持されたウオッカ(牝5歳)が、オウケンブルースリ(牡4歳)の猛追をかわして優勝した。これで牝馬としては史上初の7つ目のGTタイトルを獲得した。またジャパンカップで日本馬の牝馬の優勝も史上初。

  レースは、ルメール騎手騎乗のウオッカが好位でレースを進め最後の直線で早めに抜け出すと、強烈な末脚を繰り出し追いすがったオウケンブルースリを僅か2センチ差でかわした。また、3着には秋華賞を制したレッドディザイア(牝3歳)が入り、今年のジャパンカップは牝馬の活躍が目立つ結果となった。

  尚、優勝したウオッカはレース後、鼻出血を発症している事が判明した。規定により1カ月の出走停止となる為、有馬記念を含め年内のレースに出走する事が不可能となった。これがラストランとなるのか。今後の動向から目が離せない。


【第29回ジャパンカップ競走成績】
1着 × ウオッカ        ルメール  2分222秒4
2着 ◎ オウケンブルースリ  内田博幸
3着 △ レッドディザイア    四位洋文
4着 △ コンデュイット     ムーア 
5着   エアシェイディ     後藤浩輝

<コメント>
  春はG1タイトルを2つ獲得し女王の座を確固たるものにしたウオッカ。しかし、秋に入って逃げてはかわされ、追っかけては届かずと惜しいレースが続いた。天皇賞の走りを見る限り、決して衰え始めているとは思えなかったが、もう勝てないのではないか。天皇賞のレース後、陣営から発せられた即引退とも受け取れるコメントを聞いてそう思ったファンもいたに違いない。
  そんな中、今度こそ負けてはいけないと言う重圧が押し寄せる中で迎えたこのレース。だが、1番人気に支持されファンもそして勝利の女神も彼女を見捨てる事はなかった。

 脚質に幅が出て来た事で乗り方が難しくなったウオッカ。新パートナーとして迎えられたフランスの名手は、どんな手綱さばきを見せるのか注目が集まったが、天皇賞とは真逆に近い先行策だった。最後の直線でいち早く抜け出して他馬を突き放しにかかると、後方から猛追してきたオウケンブルースリを振り切り、伝説に新たな1ページを加えた。いや、もしかしたらこれが最後の1ページになるかも知れない。
  一方、ハナ差届かなかったオウケンブルースリは、メンバー最速の上がりタイムを叩き出したが及ばなかった。惜しまれるのはレース後、内田騎手等も語っていたように4コーナーで外に出した時に下がってしまった事だろうか。ただ最後は僅か2センチの差。いずれ近い内に大きなレースでタイトルを獲得すると言う期待を抱かせる走りだった。

  さて、ウオッカの話に戻るとマスコミ等で報道されている通り、年内はレースに出る事が出来ない。まだ第一線で活躍出来るような気がする反面、この後、第2のウオッカを生み出すと言う大事な仕事が残されている事を考えると、もう勝たなければいけない重圧から解放させてあげても良いような気がする。府中で始まった伝説は府中で完結してこそ絵になると思う。果たしてオーナー始め関係者がどんな結論を出すのか。
  どちらにしても現時点で1つ言える事は、このレースが彼女にとって今年のラストランになったと言う事なのである。











banner_03.gif
→ウオッカはもう引退させてあげても良いのでは、と思う方はクリックをお願いします。


blogram投票ボタン
→ついでにこちらもポチっと押して頂けると有難いです。  
posted by スポーツ職人 at 22:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(21) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月28日

府中の森で行われる今年最後のビックレース!!外国馬vs日本馬 勝つのはどっちだ? 【競 馬  第29回ジャパンカップ予想】

   競馬の第29回ジャパンカップ(GT)が29日、東京競馬場2,400mで行われる。
  昨年の続く連覇を目指すスクリーンヒーローや天皇賞の雪辱を果たせるかに注目が集まるウオッカ、そしてBCターフ連覇など輝かしい実績を引っ下げて来日した世界屈指の強豪馬コンデュイットなどが参戦して熱戦が繰り広げられる。秋深まった府中の森で笑うのは果たしてどの馬か。


【本誌予想】
  ジャパンカップ創設時は、外国馬が席巻するイメージがあったが最近は強力な外国馬が来日するケースが少なくなった事もあり、日本の馬が優勢で、暮れに行われる有馬記念よりもメンバーが揃うという印象がある。
  今年のメンバーも中々の役者が揃った。更に外国からも強力な馬が1頭参戦。果たして今年最後の府中の森でのビックレースを制するのは果たして・・・。そこで本誌予想。

◎(本 命)5枠10番  オウケンブルースリ
  前走の天皇賞ではスタートで出遅れ、最後も瞬発力勝負になるなどこの馬には展開が向かなかった感がある。それでも最後に追い込んで4着に食い込み実力の片鱗を見せた。
  この馬にとって距離が2ハロン延びる事はプラス材料で更に先行してレースを引っ張る馬がいる今回は展開も向くと予想し本命に推す。果たして京都大賞典で見せた末脚が炸裂するか。

○(対 抗)8枠18番  スクリーンヒーロー
  前走の天皇賞は休み明けながら2着と好走した。引き続き状態も良さそうで、レース展開に余り左右されないイメージがあるので本命にしたい所だが、コースロスを強いられる大外枠とこのレースでかつてどの馬も達成していない連覇が出来るか、と言う点が引っ掛かり対抗にする。

▲(単 穴)5枠9番 リーチザクラウン
  恐らくこのレースの展開のカギを握るであろう同馬。とにかく当日落ち着くかどうかがポイントとなる。菊花賞では距離が長かったのか最後は足が上がってしまったが、ダービーでも経験しているこの距離なら見せ場は作るだろう。登録したマイルチャンピオンシップではなく、こちらのレースを選んだ所に陣営の勝算ありの姿勢がうかがえる。追い切りの動きも良かったようなので、軽視すると痛い目に遭うような気がする。


×(注 意)3枠5番  ウオッカ
  春はマイル戦のGTタイトルを2つ獲得した同馬もこの秋はまだ先頭でゴール板を駆け抜けていない。この距離でダービーを制した事実はあるが、この馬の近走の実績を見るとやはりマイラーという印象は拭えず、今回は距離が少し長いような気がする。日本のGTレースと相性の良いC・ルメール騎手の一発は怖いが…。


  その他△(連下)としては、長距離輸送の馬にしてはローテーションがきつく、遠征疲れの不安はあるもののやはり怖い存在の8枠16番のコンデュイット、近走目立った成績は残していないが、コース・距離適性そして内枠と条件が揃った感のある1枠1番アサクサキングス、左回りに実績がある4枠7番ジャストアズウェル、底を見せておらず斤量も軽い3枠6番レッドディザイアまで挙げておきたい。

 まとめると

◎ 5枠10番  オウケンブルースリ
○ 8枠18番  スクリーンヒーロー
▲ 5枠 9番  リーチザクラウン
× 3枠 5番  ウオッカ
△ 1枠 1番  アサクサキングス
△ 3枠 6番  レッドディザイア
△ 4枠 7番  ジャストアズウェル
△ 8枠16番  コンデュイット 


  馬券は馬連で◎から○▲×△へ流す。1−10、5−10、6−10、7−10、9−10、10−16、10−18の7点。








banner_03.gif
→ジャパンカップこそ(或いは「も」)当てたい、と言う方はクリックをお願いします。


blogram投票ボタン
→ついでにこちらもポチっと押して頂けると有難いです。
posted by スポーツ職人 at 23:30| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(47) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アフリカ勢の躍進は「アル」のか「ナイ」のか?  【サッカー W杯アフリカ大陸予選&オセアニア予選回顧など】 

  2010年W杯南アフリカ大会の各大陸予選を振り返るシリーズ。最終回となる今回は、アフリカ大陸予選とオセアニア予選について書きたいと思う。


【地元開催で旋風を巻き起こすか?…アフリカ大陸予選】
   前回のドイツ大会は初出場国が軒並み名を連ねたアフリカ勢だったが、ガーナが1次予選を突破する等、なかなかの活躍を見せた。進境著しい地域でしかも地元開催となる本大会で更なる躍進の予感がする。そんな期待を 抱かせる5ヵ国(これらに加えて開催国枠で南アフリカが出場)が予選を突破した。
   信じられないような身体能力を有する事は周知の事実だが、近年ヨーロッパのビッククラブで揉まれ、活躍する選手が増えて来た事も代表チームのレベルアップの一因となっている。コートジボワールのドログバ(チェルシー)やカメルーンのエトー(インテル)など…。

  実力上位の国が順当に勝ち上がった中で、勝負の行方が最後まで分からなかったのがエジプトとアルジェリア。最終予選のグループリーグで決着が付かず、中立地でのプレーオフでアルジェリアに軍配が上がった。
   因縁の対決とあって、14日のカイロでの試合でアルジェリア選手のバスに石が投げ込まれる等、試合前からヒートアップ。試合でもアルジェリアが出場権獲得目前となった後半ロスタイムにエジプトが得点し、プレーオフに持ち込まれた。(投石の件はエジプトの人に言わせると、アルジェリア側が自らを被害者に見立てた自作自演の話だと言う事らしいが・・・。)
  更にプレーオフで敗れたエジプトではデモが発生し、アルジェリア大使が召還される事態となり、まさに「サッカーは国と国との戦いである。」の格言を地で行くような壮絶な戦いだった。
   
   さて本大会が行われる6月。アフリカの代表国のサポーターが喜ぶ結果となるのか。そしてホスト国南アフリカは1次リーグを突破できるのか。2014年ブラジル大会のアジアの出場国枠との絡みもあり目が離せない。

 
◎2010年W杯南アフリカ大会アフリカ代表国
・南アフリカ(2大会ぶり3度目)
・ナイジェリア(2大会ぶり4度目)
・ガーナ(2大会連続2度目)
・コートジボワール(2大会連続2度目)
・カメルーン(2大会ぶり6度目)
・アルジェリア(6大会ぶり3度目) 


【黄色の次は白色が久々に表舞台に…オセアニア予選】
  オーストラリアがAFCに転籍し、ニュージーランドがオセアニア予選を勝ち上がるのはある意味予想通りだった。しかし、この予選を勝ち上がってもワールドカップに行けないのはいつもの事。今回の大陸間プレーオフの相手はアジア勢。初出場を目指す中東最後の砦、バーレーンの野望を打ち砕き、久々に世界の表舞台に登場する。
  「オールホワイツ」が前回のオーストラリア同様、果たしてオセアニア旋風を巻き起こす事が出来るだろうか。

◎2010年W杯南アフリカ大会オセアニア代表国
・ニュージーランド(7大会ぶり2度目)
















banner_03.gif
→日本が1次リーグでどこの国と同じく組になるのか気になる、と言う方はクリックをお願いします。


blogram投票ボタン
→ついでにこちらもポチっと押して頂けると有難いです。
posted by スポーツ職人 at 17:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

明暗を分けた両雄&本大会で台風の目となるか?U.S.A   【サッカー W杯南米&北中米・カリブ予選回顧など】

  2010年W杯南アフリカ大会の各大陸予選を振り返るシリーズ。2回目の今回は、南米大陸予選と北中米・カリブ予選について書きたいと思う。


【順当な顔触れだが… 南米大陸予選】
  欧州大陸予選同様、こちらも顔触れ自体に驚く感じはしない。予選5位のウルグアイも大陸間プレーオフを勝ち抜いて南アフリカ行きのキップを手にした。これで、本大会は歴代の優勝国が全て揃う事となった。
  
  さて、南米の両雄であるブラジルとアルゼンチン。予選の戦いぶりは明暗がはっきり分かれる結果となった。
  まずブラジルだが、総じて安定した戦いぶりだった。サッカー大国ゆえ国民の納得行く結果が得られないと騒動となり、事あるごとにドゥンガ監督解任論が渦巻いた。しかし、コンフェデレーションズ杯を制した辺りからその解任論も徐々に消え、終わってみれば予選トップで本大会に進む事になった。ここ最近のW杯の優勝国、ブラジル、ヨーロッパ諸国、ブラジル、ヨーロッパ諸国となっている。このローテーションだと今度の大会はブラジルの出番となるが果たして・・・。個人的には最近、所属クラブのACミランで調子を上げているロナウジーニョ選手がドゥンガ監督のお眼鏡に適うのかどうかにも注目してみたい。

  一方、ブラジルとは対照的に冷や汗を掻きつつ何とか予選を突破したアルゼンチン。監督交代時期辺りから雲行きが怪しくなり、マラドーナが監督に就任してからは、予選通過ラインをさまよう低空飛行を続けた。一時、プレーオフ或いは予選敗退の危機にさらされたが、最後の最後に踏み止まりクリアした。メッシと言う有能なタレントはいるが、破綻する事が多かったディフェンスを整備しないと本大会でも苦しい戦いを強いられるような気がする。常に優勝候補に挙げられながら、準優勝した1990年以降、余り目立った成績を上げていない「アルビセレステ」(アルゼンチン代表の愛称。)今度の大会ではどんなパフォーマンスを見せるのだろうか。

◎2010年W杯南アフリカ大会南米代表国
・ブラジル(19大会連続19度目)
・チ リ(3大会ぶり8度目)
・アルゼンチン(10大会連続15度目)
・パラグアイ(4大会連続8度目)
・ウルグアイ(2大会ぶり11度目)


【コンフェデ杯準優勝の実力は本物か?…北中米・カリブ予選】 
  ヨーロッパや南米と比べると注目度は決して高くない北中米・カリブ予選。ここ何大会かの出場国はメキシコ、アメリカとどこか、と言う構図だが、今回もそれは変わらなかった。ただ、最終予選前半でメキシコがもたつき、その構図が崩れるのでは、と思わせた時期もあった。エリクソン監督を解任しアギーレ氏が就任してから持ち直し、無事予選を通過した。
  そして今回、「どこか」の座を射止めたのが久々の出場となるホンジュラス。かつてW杯の結果を巡ってエルサルバドルと戦争になった事は有名な話である。今回のチームはインテルに所属(今シーズンはポルトガルのベンフィカにレンタル移籍している)スアレと言うストライカーを擁しているが、果たしてどんなチームなのだろうか。

 さて、本大会で面白い存在になりそうなのが、アメリカ。今年行われたコンフデレーションズカップでスペインを破り準優勝した。チームにとって大きな自信になっただろう。ヨーロッパのクラブに所属している選手もおり、勢いに乗れば台風の目になる可能性を秘めている。ヨーロッパ、南米の強豪相手にどんな戦いを見せるのか注目したい。

◎2010年W杯南アフリカ大会北中米・カリブ代表国
・米 国(6大会連続9度目)
・メキシコ(5大会連続14度目)
・ホンジュラス(7大会ぶり2度目)














banner_03.gif
→岡田ジャパンの活躍を期待したいが、ドイツ大会より厳しい戦いになる、と思う方はクリックをお願いします。


blogram投票ボタン
→ついでにこちらもポチっと押して頂けると有難いです。
posted by スポーツ職人 at 23:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

外交問題にまで発展した21世紀版「神の手」&今後を占う意味で重要な大会となるアジア勢 【サッカー W杯欧州&アジア予選回顧など】

  2010年W杯南アフリカ大会に出場する32ヵ国が出揃った。12月4日には1次リーグの組合せ抽選も行われ、大会が始まるまでの半年間、マスコミやサポーターの間で予選突破の為の皮算用が繰り広げられる。その話をするのが実は最も楽しいのかも知れない。宝くじと同じである。
 そこで何回かに分けて各大陸予選を振り返り、本大会の展望についても簡単に触れてみたいと思う。今回は、欧州大陸予選とアジア予選。


【凪で終わるかと思いきや最後に大波が…欧州大陸予選】
  最後の最後で大波が押し寄せ、物議を醸す結果となった欧州予選だったが、全体的にはこれと言った大きな波乱も無く「凪」で終わり、出るべき国が出て来た、と言う印象である。尚、「神の手」に関するコメントはここでは差し控えたい。
  また、グループリーグの回顧については、過日書いた以下の記事を参照頂ければ幸いである。
  
◎グループリーグの回顧を書いた記事
http://sports-com.seesaa.net/article/130434548.html


  さて本大会での話に移るが、ヨーロッパの中から優勝争いに加わりそうなのが、EURO2008チャンピオンのスペイン、ここ何大会かのW杯では堅実な結果を残しているドイツ等、1次リーグの組合せ抽選で、いわゆる「第1ポット」に入る事が予想される国だろうか。個人的にはカペッロ氏が監督になって息を吹き返したサッカーの母国、イングランドが復権しベスト8の壁を破る事が出来るかに注目したい。
  この他、第1ポットから漏れる有力国がどの国と同居するのか。1次リーグの組合せ次第では、優勝候補に挙げられる国と言えども大会序盤から気の抜けない戦いが続く事になる。くれぐれも岡田ジャパンがそのような組に入らない事を願うばかりである。
 

◎2010年W杯南アフリカ大会ヨーロッパ代表国
・イングランド(4大会連続13度目)
・スペイン(9大会連続13度目)
・イタリア(13大会連続17度目)
・ドイツ(15大会連続17度目)
・デンマーク(2大会ぶり4度目)
・セルビア(初出場)
・スロバキア(初出場)
・スイス(2大会連続9度目)
・オランダ(2大会連続9度目)
・ギリシャ(4大会ぶり2度目)
・スロベニア(2大会ぶり2度目)
・ポルトガル(3大会連続5度目)
・フランス(4大会連続13度目)


【出場枠を維持できるか試金石となる本大会…アジア予選】
   オーストラリアがAFCに転籍して初のW杯予選となったアジア地区。今までの予選と決定的に違うのは、長年アジアのサッカー界をリードして来た中東から代表国が出なかった事である。常連だったイラン、サウジアラビアは最終予選、5位決定戦で姿を消し、最後の砦となったバーレーンもニュージーランドの軍門に下った。代わって北朝鮮が久々に国際舞台に登場する。サッカーに限らず謎の部分が多い国だけに色んな意味で注目が集まる。

   日本を始め、東アジアの3ヵ国は恐らく組合せで第4ポットに組み入れられる事になるだろう。他地区の代表国を見ると、どのグループに入っても格上の相手ばかりである。初出場国が多かったドイツ大会より骨っぽい相手が揃った今大会。ベスト4を目指す日本にとっては厳しい戦いになるだろう。
   地元アフリカ勢が躍進すれば、アジア勢の成績次第で2014年ブラジル大会では出場枠が削られる可能性があるアジア地区。どの国でも良いから予選を突破し、上位に食い込んで欲しいものだが・・・。

◎2010年W杯南アフリカ大会アジア代表国
・日 本(4大会連続4度目)
・北朝鮮(11大会ぶり2度目)
・韓 国(7大会連続8度目)
・オーストラリア(2大会連続3度目)











banner_03.gif
→岡田ジャパンの活躍を期待したいが、ドイツ大会より厳しい戦いになる、と思う方はクリックをお願いします。


blogram投票ボタン
→ついでにこちらもポチっと押して頂けると有難いです。
posted by スポーツ職人 at 22:51| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(9) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月22日

記事更新再開に関するお知らせ

  当ブログにアクセス頂き有難うございます。

  左足の怪我により記事更新を一時休止しておりました。ギプスが外れるには、もう少し時間が掛かりそうですが、順調に回復している為、近日中に記事更新を少しずつ再開して行きたいと思います。
  最初は、来週行われる競馬のジャパンカップの予想か或いは先日、出場国が出揃ったサッカーのワールドカップ予選の雑感を書こうと考えています。
  
  今後とも、当ブログを宜しくお願い致します。
 

posted by スポーツ職人 at 12:12| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

ブログ一時休止のお知らせ

  いつも当ブログにアクセスして頂き有難うございます。

  先週の金曜日に会社に出勤する途中、不慮の事故に遭い、左足を負傷してしまいました。(膝のサラにヒビが入っている状態です。)
  入院するほどではありませんが、体調の回復に努めたい為、当ブログの更新を一時休止したいと思います。

  体調が戻り次第、復帰したいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
posted by スポーツ職人 at 20:53| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

海の向こうでは名門が復活V!!こちらの名門はV王手で、舞台は再び「北の大地」へ… 【プロ野球 日本シリーズなど】 

  プロ野球日本シリーズ第5戦が5日、東京ドームで行われ、2−1で迎えた9回裏、巨人が亀井選手のソロホームランで同点に追い付き、一死後、阿部選手のサヨナラホームランが飛び出し3−2で日本ハムを下した。これで対戦成績を3勝2敗とした巨人が日本一に王手を掛けた。
  第6戦は7日、場所を再び札幌ドームに移して行われる。


【第5戦試合結果】
日本ハム 0 1 0  0 0 0  0 0 1  2
 巨 人  0 0 0  0 0 0  0 1 2x  3
【勝】 山口 1勝 0敗 0S
【負】 武田久 0勝 1敗 1S
  日本ハム先発の藤井投手に抑えられていた巨人だったが8回と9回に相手の中継ぎ陣を打ち込んで試合をひっくり返した。
  一方、日本ハムは先発投手の藤井投手が好投、打線も相手のミスに乗じ先制し同点に追い付かれた9回に高橋選手のホームランで勝ち越したが「勝利の方程式」が崩れ痛い星を落とした。

<コメント>
  まず、海の向こうから嬉しい知らせが届いた。メジャーリーグのワールドシリーズで名門ヤンキースが優勝し、松井選手がMVPを獲得した事である。
  「ワールドシリーズで優勝する事。」と言ってメジャーの舞台に飛び込んだ松井選手。ここ数年は怪我に苦しみ、本人にとっても不本意なシーズンが続いた。限界説まで流れたが今シーズンは特に後半になってから本来のバッティングを取り戻し、ポストシーズンに入ってからも見事な活躍を見せ、遂に目標としていたワールドチャンピオンの称号に手が届いた。節目、節目で必ず何かやってくれる。ファンもそれに魅了された。ヤンキースとの契約は今シーズン限り。この後の動向に注目が集まる。



  さて、日本のプロ野球は日本シリーズ真っ最中。舞台を東京ドームに移して行われた第3戦〜5戦はホームの巨人が2勝1敗で勝ち越し、通算成績を3勝2敗として日本一に王手を掛けた。
  空中戦となった第3戦。ミスで試合の決まった第4戦。それらを凝縮したような第5戦の試合内容だった。
  
  巨人は日本ハム先発の藤井投手の緩急をつけたピッチングの前に流れを掴む事が出来ず、逆に自らのミスで相手に先制点を与えると言う、昨日の負けを引きずったかのような嫌な展開となった。だからこそ、終盤の誰もが予想できないようなドラマが引き立つ結果となった。昨シーズン、手が届かなかった日本一の称号が大きく見えてきた原ジャイアンツ。
  原監督にとっては、シーズン開幕前にWBCで世界一となっているだけに、最後は日本一で締めて最高の形でシーズンを終えたい所だろう。果たしてそのようなシナリオが「北の大地」に用意されているだろうか。

  一方、日本ハムは目の前にあった「勝利」の2文字がスルリと逃げていく格好となり、後が無くなった状態でホームに戻る事になった。藤井投手には失礼な事を書くようで申し訳ないが、あそこまで巨人打線を抑えるとは思わなかった。梨田監督や首脳陣も同じような思いだったのかもしれない。先制点となる相手のエラーを引き出したのも藤井投手。この試合のキーマンと言える活躍をしただっただけに、逆に継投のタイミングが難しかったのも事実だろう。その継投でここまで勝ってきただけに、後ろの投手が打たれて負た事がチームに与える影響は少なからずあると思う。中一日でそのショックを払拭できるか。ホームに戻り大声援を味方に戦える事を考えると、まだ何か起きそうな気がする。

  今年の日本シリーズもいよいよ大詰め。この後、どんなドラマが待ち受けているのか。週末の戦いからも目が離せない。











banner_03.gif
→来シーズンも松井選手のピンストライプのユニフォーム姿が見たいと思う方、或いは日本シリーズの行方が気になる方はクリックをお願いします。


blogram投票ボタン
→ついでにこちらもポチっと押して頂けると有難いです。
posted by スポーツ職人 at 23:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(57) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月04日

世界最高峰の舞台から消え行く「日本ブランド」!!  【F1 トヨタ撤退】

〜スポーツナビ より〜
  トヨタ自動車が、自動車レースの最高峰F1世界選手権から2009年限りで撤退する方向で最終調整を進めていることが4日分かった。同日午後にも発表する。
  トヨタは2002年からF1に参戦。レースを統括する国際自動車連盟(FIA)とは2012年まで出場する協定を結んでいたが、今期で2期連続となる赤字業績の立て直しを優先するため、数百億円の参戦費用がかかるとされるF1からの撤退を決めた。今後、F1チームの譲渡先を探すとみられる。
 F1をめぐっては、ホンダが昨年限りでレースから撤退したほか、今月にはブリヂストンも来年限りでタイヤ供給をやめると発表しており、日本勢が完全に撤退することになる。
 トヨタは今年7月に、子会社が運営する「富士スピードウェイ」(静岡県小山町)でのF1レースを2010年以降は開催しないと表明していた。 

<コメント>
  昨年、F1の舞台からホンダが撤退し、残ったトヨタの動向が注目されていた。当初はF1参戦を継続すると表明していたが、やはり不況と言う時代の波には勝てなかった。

  最近、ハイブリッド車の登場で売上が上向きかけているとは言え、F1マシンに掛かる莫大な開発費や運営費を会社として見過ごす訳には行かないと言う事なのだろう。参戦後は優勝こそ出来なかったものの何度か表彰台にも上がり、将来有望なドライバーも現れているだけに残念である。
  
  更にタイヤ供給で独占契約を結んでいるブリジストンも、来季で契約が切れるのに伴いその後は契約を更新しないと発表している。(新たなタイヤメーカーを探す必要があると言う点でこちらの方がFIAにとっては痛手なのかも知れない。)また、他のカテゴリー(世界ラリー選手権など)でも日本の自動車メーカーが次々と撤退する事を表明しており、モータースポーツの最高峰であるF1からの撤退と併せて、世界のモータースポーツの舞台から「日本ブランド」の灯火が完全に消えようとしている。

  日本の自動車業界は今、コスト削減、環境への配慮にどう取り組むかが問われている。それらの対極にあるF1で今後「日本ブランド」が再び名を連ねる日は訪れるのか。現在の自動車業界を取り巻く環境等を考えると、クリアすべきハードルはかなり高いような気がする。














banner_03.gif
→トヨタの撤退は残念だ、と思う方はクリックをお願いします。


blogram投票ボタン
→ついでにこちらもポチっと押して頂けると有難いです。
posted by スポーツ職人 at 22:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(23) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

オジサンの底力に屈した稀代の女傑!! ちらつき始めた?「あの2文字」!!  【競馬 第140回天皇賞結果】

  競馬の第140回天皇賞(秋)が1日、東京競馬場芝2,000mで行われ、5番人気だったカンパニーが中団から鋭い末脚を見せ、13度目の挑戦で悲願のGTタイトルを獲得した。
  2着には7番人気のスクリーンヒーローが入り、1番人気に支持され連覇の期待が懸かったウオッカは3着に終わった。


【第140回天皇賞(秋)競走成績】
1着 △カンパニー    横山典弘   1分57秒2
2着  スクリーンヒーロー 北村宏司
3着 ◎ウオッカ      武 豊
4着 ×オウケンブルースリ 内田博幸
5着 ▲シンゲン      藤田伸二

<コメント>
  昔の馬柱表記だと天皇賞を制したカンパニーの馬齢は9歳となる。
  この歳で未だ現役である事が信じられないのに、GTのタイトルまで取ってしまうとは・・・。まさにアンビリーバブルである。しかも上がり3Fの32.9秒は馬齢を考えるとまさに人間の想像を越える鬼脚だった。

  「変則2冠馬」キングカメハメハ、ディープインパクトに唯一土を付けた後、海外に飛び出したハーツクライ、幾つものGTタイトルを獲得したダイワメジャー。数々の歴戦を繰り広げてターフを去って行った名馬。全てカンパニーの同期である。馬も騎手も惜しいレースが続き、なかなかG1のタイトルに手が届かなかったが、毎日王冠で女傑ウオッカを破ったレースを見た勝利の女神が、更にご褒美をもたらした。遅まきながら上に書いた同期に肩を並べる時がついにやってきたと言えるだろうか。
  そしてカンパニーの父であるミラクルアドマイヤは、既に廃用となり今はどこで何をしているのか不明だと言う。ロマンたる競馬はその反面、非情なスポーツでもあると言う事実もまた垣間見えたような気がする。

  一方、1番人気に支持されながら期待に応える事が出来なかったウオッカ。本馬場入場で観客の近い所を悠然と歩みを進める姿は女王(王者)の風格と言うに相応しいシーンだった。それを見て誰もが勝利を信じて疑わなかった。
  しかし「絶対」と言う2文字が存在しないのが競馬である。直線に入り、勝負所で待ち受けていた思わぬ壁。安田記念と同じような状況となったが、ようやく抜け出した時にカンパニーは戴冠ヘ向けてゴール板を駆け抜けようとしており、それを追うスクリーンヒーローを抜かす脚も残っていなかった。
   上がり3F32.9秒と言う末脚を繰り出しながら、毎日王冠と同じ相手に勝てなかった事で陣営はかなりショックを受けているようだ。既定路線だったジャパンカップの他、今後のローテーションは白紙となった。今春の安田記念の後、来年も現役を続行すると明言した角居調教師からは引退を示唆するようなコメントも出た。33秒を切る脚を出せるとは言っても、昨年のレースと比べ走破タイムは遅くなっている。まだGT戦線で活躍する力は持っていると思う一方で、これまで並み居る牡馬をなで斬りにした「オーラ」が徐々に消えつつあるような気もする。
  稀代の名牝の走りをターフで見る事はもう出来ないのだろうか。もう一度戻って来て再び輝きを取り戻して欲しいが・・・。








banner_03.gif
→オジサンの頑張りに感動したと共にウオッカの復活を願う、と言う方はクリックをお願いします。


blogram投票ボタン
→ついでにこちらもポチっと押して頂けると有難いです。
posted by スポーツ職人 at 22:45| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(10) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

存在感を見せ付けた球界のエース!!がっぷり四つに組んだまま舞台は「雪の街」から「花の都」へ…  【プロ野球 日本シリーズ第2戦】  

  プロ野球の日本シリーズ第2戦が1日、札幌ドームで行われ、日本ハムがエース、ダルビッシュ投手の力投で第1戦の雪辱を果たした。
  日本ハムダルビッシュ投手、巨人内海投手の先発で始まった第2戦は3回裏、日本ハムが稲葉選手のホームランで先制するとその後も内海投手に連打を浴びせ、4点を奪った。
  ダルビッシュ投手は4回表に巨人、亀井選手にホームランを打たれ2点を失うと5回表にも満塁のピンチを迎えたが、続く小笠原選手を三振に仕留めた。ダルビッシュ投手の後を継いだ中継ぎ陣も巨人打線を抑え接戦をモノにした。
  一方の巨人は内海投手が3回に集中打を浴びて降板したのが誤算だった。打線も中盤追い付くチャンスはあったが、日本ハム投手陣に要所を締められた。

  日本シリーズ第3戦は3日、舞台を東京ドームに移して行われる。

【日本シリーズ第2戦試合結果】
(1勝1敗)
 巨  人 0 0 0  2 0 0  0 0 0  2
日本ハム 0 0 4  0 0 0  0 0 x  4
【勝】 ダルビッシュ 1勝 0敗 0S
【負】 内海 0勝 1敗 0S
【S】 武田久 0勝 0敗 1S

<コメント>
  第1戦では打線が繋がらず残塁の山を築いて星を落とした日本ハム。第3戦から第5戦は敵地での試合となる事を考えると落とせない第2戦に臀部の痛み等で戦列を離れていたエース、ダルビッシュ投手を100%の出来ではない事を承知の上でのマウンドに送り込んで来た。勝てば1勝以上の価値が出てくる可能性がある一方で、エースを送り込んで負けるとなると2連敗と言う状況と併せてチームの勢いを取り戻すきっかけを失いかねない。初戦を落とした事もあり、日本ハムの首脳陣は賭けに出た。
  注目された久々の投球。いつものような相手を威圧するような投球フォームではなかったが、それでも要所で140キロ台の直球を繰り出し、変化球とのコンビーネーションで巨人打線を抑えた。コンディションが悪いなりに工夫して投げられるのは、さすがエースを言えるだろうか。繋がりが悪かった打線もエースの力投に応え、3回に集中打で援護した。ダルビッシュ投手の後を繋いだ中継ぎ陣もキッチリ仕事をこなし、1勝1敗で敵地に乗り込む事になった。
  打線の繋がりと言う点で見ると、この試合も12安打で4点と効率良く点を取ったとは言えない。それでも本拠地で1つ勝って結果を残す事が出来たのは大きい。しかも回復途上のエースが投げて勝った事でチームに弾みがつくのではないだろうか。

  一方の巨人は2点を取った4回と満塁のチャンスを作った5回以外は、日本ハム投手陣に抑えられた。上位打線に当たりが出ていないのが気懸かりである。収穫は第1戦、第2戦を通じて長短はあるが、色んな選手を起用して選手の調子等を見極められた事だろうか。特に第2戦の途中からマウンドに上がり、日本ハム打線を抑えた東野投手の好投が光った。このシリーズで巨人投手陣のキーマンになりそうな気がする。

  「雪の街」札幌での序盤戦は1勝1敗の五分。がっぷり四つに組んだまま舞台は東京へ移される。果たしてどちらが寄り切るのか。今シーズンの日本一決定戦は中盤戦を迎えようとしている。








banner_03.gif
→ダルビッシュ投手あっぱれ、と思った方はクリックをお願いします。


blogram投票ボタン
→ついでにこちらもポチっと押して頂けると有難いです。
posted by スポーツ職人 at 23:04| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(23) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歴史的瞬間、再びか?それとも久々に魔物が顔を出すか?  【競馬 第140回天皇賞予想】

  秋のGTシリーズ第4弾、競馬の第14回天皇賞(秋)が1日、東京競馬場芝2,000mで行われる。
  注目は、昨年、ダイワスカーレットとの激戦を制したウオッカがこのレースで連覇を果たす事が出来るか。それとも、ウオッカを負かす牡馬が現れるかどうか。GT馬9頭(海外GTを制したコスモバルクを含む)と豪華メンバーが揃った伝統のレース。15時40分、その幕が開く。



【本誌予想】
  昨年、ダイワスカーレットとウオッカの歴史的な激戦が記憶に新しいこのレース。あれから1年。ダイワスカーレットはターフを去ってしまったが、ウオッカは秋の府中の舞台に戻って来た。そして牝馬初の天皇賞2連覇、GT最多勝タイ記録となる7勝目と言う偉業を達成しようとしている。
  また、そうはさせじと多くのGT馬がウオッカを負かすべく参戦してきた。魔物が潜むと言われている秋の府中の舞台。その魔物を歴史的名牝の仲間入りを果たしたウオッカが昨年に続きシャットアウトするのか。それとも・・・。そこで、本誌予想。


◎(本 命)4枠7番  ウオッカ  
  実績は今更紹介する事も無いだろう。そして、前走の毎日王冠でマイペースで逃げての2着も昨年と同じパターン。勝ったカンパニーに上手く乗られた感があり、悲観する内容でもないだろう。直前の追い切りでも抜群の動きを見せていた。前走と違い、他にも前でレースを進めると予想される馬も今回は出走する為、無理に逃げる必要も無く、脚を貯められる展開に持ち込む事が出来るのもこの馬にとってはプラス材料だろう。枠順、コース適性等を考えるとやはりこの馬が戴冠に最も近い存在と言えると判断し本命に推したい。敢えて不安要素を挙げるとするならば、天皇賞に強いとは言え近走GTレースで目立った成績を残していない鞍上と前走後、角居調教師が発した「成長していないのかなあ。」の一言か。


○(対 抗)4枠8番  キャプテントゥーレ
  昨年の皐月賞馬。その後怪我で長期休養を余儀なくされたが、復帰後の関屋潟記念4着、そして前走の朝日CCでは2着馬に迫られながら粘り腰を見せ復活を遂げた。東京コース初と言う事もあり未知の要素があるのも確かだが、充実期を迎えた今、得意の先行力を発揮する展開に持ち込めれば他の馬の追随を許さないシーンも見られるような気がする。菊花賞では、若いジョッキーがクラシックのタイトルを獲得した。今回も若手有望株の川田騎手が2つ目のタイトルを獲り「世代交代」を印象付ける事が出来るか、注目したい。


×(注 意)7枠15番 オウケンブルースリ
  前走の京都大賞典で見事な末脚を披露して勝利を収めた同馬。もう少し距離が欲しいのと、時計勝負になるとどうかと言う不安要素はあるものの勢いを考えると軽視は出来ない。ステイヤー色の強い同馬が新境地を見せる事が出来るか。

▲(単 穴)5枠10番 シンゲン
  GTのタイトルを獲得していないだけに実績だけ見ると見劣りはするが、今年に入って左回りのレースで3連勝、前走のオールかマーで3着とその充実ぶりには目を見張るものがある。得意の東京コースでウオッカを始め並み居るGTホースをまとめて負かす可能性もある。


  その他連下(△)としては、前走でウオッカを負かし過去のレースでも好走している2枠3番カンパニー、強調できる材料はないが、スワンSでのレース振りを見ると騎手がどうも気になって仕方がない2枠4番アドマイヤフジ、休み明けでどのような状態分からないものの東京コースは得意な3枠6番アサクサキングス、宝塚記念2着以来となる7枠14番サクラメガワンダーまで挙げておきたい。

まとめると
◎4枠 7番 ウオッカ
○4枠 8番 キャプテントゥーレ
×7枠15番 オウケンブルースリ
▲5枠10番 シンゲン
△2枠 3番 カンパニー 
△2枠 4番 アドマイヤフジ
△3枠 6番 アサクサキングス
△7枠14番 サクラメガワンダー


  馬券は馬連で◎から○×▲△への流し馬券。3−7、4−7、6−7、7−8、7−10、7−14、7−15の7点。








banner_03.gif
→天皇賞こそ(或いは「も」)当てたい、と思う方はクリックをお願いします。


blogram投票ボタン
→ついでにこちらもポチっと押して頂けると有難いです。
posted by スポーツ職人 at 06:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(35) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする