2009年10月25日

長いトンネルを抜け出せるか?試練が続くプリンセス!!  【フィギュアスケート女子 ロシア杯】

〜スポーツナビ より〜
  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯最終日は24日、モスクワで行われ、女子で安藤美姫(トヨタ自動車)が3シーズンぶり2度目のGP優勝を果たし、浅田真央(中京大)は5位だった。浅田はGP通算14戦目で初めて表彰台を逃し、12月のファイナル(東京)進出は厳しくなった。
 安藤はフリーの序盤に2回転半とのコンビネーションで跳んだ3回転ジャンプで転倒したが、その後を手堅くまとめ、合計171・93点で前日のショートプログラム(SP)3位から逆転した。SP6位の浅田は2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が転倒と回転不足に終わり、フリー5位で合計150・28点にとどまった。

【女子GPシリーズロシア杯最終結果】
1安藤美姫(日本)      171.93(SP3位 FS1位)
2アシュレイ・ワグナー(米国)163.97(SP5位 FS2位)
3アリーナ・レオノワ(ロシア)160.06(SP4位 FS3位)
4アリッサ・シズニー(米国) 158.30(SP2位 FS4位)
5浅田真央(日本)      150.28(SP6位 FS5位)

<コメント>
   来年行われるバンクーバー五輪を控える大事な今シーズン。その開幕戦となるGPフランス大会でライバル、キム・ヨナ選手に大差を付けられ、今回のロシア大会での出来が注目された浅田選手だったが、ジャンプの失敗が響き5位に終わりライバルの背中がますます遠のく結果に終わった。
  昨日放送されたSPでの演技を見たが表情が硬く、昨年までのような躍動感がない。もっと平たく言えば元気がないように見えた、と言うのが率直な感想である。これまで彼女の代名詞だったジャンプが、ルール変更などの影響もあって昨シーズン辺りから逆にネックとなっており、今シーズンもそれを引きずっているのだから無理も無いのだが、かなり深刻な状況のような気がする。メンタル的な事が不調の原因のようで、練習では出来ても本番で上手くいかないと言う悪循環。このまま金メダル獲得と言う周囲の期待に押し潰されてしまうのだろうか。
  反対に安藤選手はオリンピックへ向けて好スタートを切ったと言えるだろうか。思えば、前回のオリンピックでは浅田選手のような立場だった安藤選手。悩める後輩をどう見ているのだろうか。

  長いトンネルを抜け出せない浅田選手。ただ、課題がはっきりしている事とグランプリファイナル出場が厳しくなった事でターゲットが1つに絞られ、そこに向けて少ないながらも自分を見つめ直す時間が取れるのは救いだろうか。(その前にバンクーバー行きのチケットを得る必要があるが・・・。)
  オリンピック前哨戦となるであろうグランプリファイナルに出場出来くなれば、大きなマイナスだが今の状態で試合をこなしても急激には良くならないだろう。オリンピックまでに課題を克服し、元気な姿を見せて復活して欲しい。











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posted by スポーツ職人 at 17:21| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(5) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2冠達成か?それとも悲願のGTタイトル獲得か?   【競 馬 第70回菊花賞予想】

  競馬の第70回菊花賞が25日、京都競馬場芝3,000mで行われる。
  「3強」と言われた今年の3歳牡馬戦線。3年連続ダービー馬不在となった3分間のドラマの主役は春の実績馬か。それとも夏に力を付けてきた上がり馬なのか。発走は15時40分。


【本誌予想】
  「強い馬が勝つ」と言われる菊花賞。春のクラシックレースである皐月賞を制したアンライバルド、ダービーで2着と好走したリーチザクラウンの、いわゆる「3強」が最後の1冠も制するのか。それとも秋のトライアルレースで出現した新星、或いは伏兵馬がさらって行くのか。騎手の技量、折り合いも重要なポイントとなる長丁場のレースの結末は果たして…。そこで本誌予想。


◎(本 命)5枠9番  リーチザクラウン
  早くから大物と言われ注目され続けた同馬。折り合いを欠き幼さを見せた皐月賞、道悪と言うコンディションの中で本来の走りを見せたダービー。菊花賞ではどちらの姿を見せるのか。前日オッズでは1番人気となっているようだが気性を考えると、とても危険な1番人気馬である事は確かだと思う。
  しかし、前走の神戸新聞杯では休み明け、馬体重減の中2着とまずまずの走りを見せた。中間の調教でも陣営から不安視するようなコメントは出ておらず、減った馬体重も元に戻っている様子。他に逃げ馬もいないのでスタートさえ上手く出来れば自らのペースで最後まで押し切れる能力はあると見る。鞍上は菊花賞に強い武豊騎手。3強の中でGTタイトルを獲得していない同馬がラストチャンスをモノに出来るか。己に勝てればその道は見えて来るだろう。

○(対 抗)3枠5番 アンライバルド
  この馬もリーチザクラウン同様、気性面でアテに出来ない。豪快な末脚を見せた皐月賞、折り合いを欠き実力を発揮できなかったダービー。どちらの姿を見せるのかはレースにならないと分からない。
  前走の神戸新聞杯では後者の姿をさらけ出しながらも最後に追い込んで4着と実力の片鱗は見せた。ひと叩きされ、落ち着きが出て来れば実力を発揮できると思われる。リーチザクラウンが暴走しペースが速くなれば皐月賞の時のような末脚が炸裂するシーンが見られるだろうと言う事で対抗に推す。

×(注 意)8枠16番 ナカヤマフェスタ
  地味な印象の同馬だが、前走のセントライト記念では、それまで3連勝と勢いのあったアドマイヤメジャーを子供扱いにした。道悪のダービーで4着とタフさやしぶとさもあり、距離も問題ないだろう。上の「2強」が気性面で崩れれば、この馬にもチャンスが出てくる。

▲(単 穴)2枠3番 フォゲッタブル
  父は菊花賞馬、母は天皇賞馬とまさに良血を引き継いだ同馬。実績は無いに等しく、最後のクラシックレースに間に合ったと言う印象は拭えないが、人気上位馬が磐石とは言えない今回のレース。敢えてその血に賭けてみたい。

  その他連下(△)としては距離適性に疑問符が付くものの前走の内容から見限れない7枠14番イコピコ、牝馬だが距離適性は申し分ない7枠15番ポルカマズルカ、スローペースの決めて勝負なら出番がありそうな8枠18番ブレイクランアウトまで挙げておく。

 まとめると

◎5枠 9番 リーチザクラウン
○3枠 5番 アンライバルド
×8枠16番 ナカヤマフェスタ
▲2枠 3番 フォゲッタブル
△7枠14番 イコピコ
△7枠15番 ポルカマズルカ
△8枠18番 ブレイクランアウト
 
  
 馬券は◎から○×▲△への流し馬券。3−9、5−9、9−14、9−15、9−16、9−18の6点。秋華賞に続いて的中なるか。








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posted by スポーツ職人 at 06:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(35) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする