2009年10月11日

新戦力発掘に一定の成果あり!!岡田ジャパンのテストは続く!!  【サッカー  日本代表国際親善試合】 

   サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップの日本×スコットランドが10日、横浜・日産スタジアムで行われ、後半、本田選手などのゴールで2点を奪った日本がスコットランドを下した。

  勝った日本代表は14日、トーゴと対戦する。

【試合結果】
日 本  2−0  スコットランド
(得点者)
後37分 オウンゴール
後44分 本 田

<コメント>
  2011年のアジアカップ出場の為に勝つ事が必要最低限のミッションだった8日の香港戦と違って、10日のスコットランド戦、そして14日のトーゴ戦はチーム力の底上げと、新戦力発掘が主な目的となる。そう言った意味では今回行われたスコットランド戦は試合後、岡田監督が語っていたように一定の成果が得られたのではないだろうか。
  余談だが、テレビ朝日のピッチレポートと言えばこれまでは堀池氏だったが、この試合は名波氏がピッチレポートだった。こちらも「新戦力」発掘か。

  2010年W杯大会がターゲットの日本に対し、W杯欧州予選敗退が既に決定し、次のEURO2012がターゲットとなるであろうスコットランド。出来ればスコットランドにはベストメンバーで来日して欲しかったが、移動距離の長さやチーム事情を考えると仕方ないだろうか。

  この試合、上に書いた事が主な目的の日本代表はJリーグ得点ランキングトップの前田選手(磐田)とそれを追う石川選手(FC東京)等、普段の公式戦とスタートのメンバーをかなり入れ替えて来た。見慣れない選手が配置された布陣を見て新鮮さを感じた。そして後半出場した注目の男、森本選手。ゴールこそ上げられなかったがそれなりに存在感は示したと思う。日本が奪った2点はどちらも彼が絡んで得られた得点である。
  新しく入った選手がそれぞれカラーを出したと思うが、個人的に印象に残ったのがセンターバックの岩政選手。スコットランドの高さに対応していたし、セットプレーなどでも積極的に絡んでいた。以前から手薄と言われ、オランダ遠征ではその事が新たな課題として浮き彫りとなった日本のセンターバック。相手がオランダやガーナのようにスピードも兼ね備えたチームへの対応となると分からないが、これで一定の目処が立ったと言えるだろうか。

  今回出場した「新戦力」が来年6月のW杯まで生き残る事が出来るかどうかはこの後の活躍次第だが、逆に生き残らないと世界と対等に渡り合う為のチーム力は上がらない。是非、ベストメンバーを脅かし、代表選考を悩ませる位の存在になって欲しいと思う。











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posted by スポーツ職人 at 05:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(27) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする