昨年このレースを制し、今年も有力馬の1頭と見られていたスリープレスナイトが屈腱炎を発症しターフを去る事になった事で混戦に拍車が掛かった43回目の韋駄天王(女王)決定戦。果たしてどんな結果になるのか。
【本誌予想】
今年もこの季節がやって来た。いよいよ秋のGTシリーズの開幕である。例年通り暮れの有馬記念まで、GTレースが行われる前日は予想に関する記事を書いていきたいと思う。
43回目となるスプリント王(女王)決定戦。毎年、このレースは予想が難しい。実績よりも、当日の馬の気配や枠順、展開がレースの行方を左右しそうな気がする。但し、ここ数年1、2着は人気上位馬が入るケースが多い。今年はどうか。
昨年このレースを制し、今年も中心視されていたスリープレスナイトが引退し混戦は必至の情勢。出走する16頭全てにチャンスがあると思われる。そこで本誌の予想。
◎(本 命)1枠2番 アルティマトゥーレ
前走のセントウルSでは最後の直線で突き抜けて、スリープレスナイトに2馬身半差をつけた。相手との斤量差等、恵まれた点はあるが強い勝ち方だったのは事実である。更に強化された相手、中山の最後の坂など克服すべき点があるのは確かだが、勢いを買って本命に推す事にする。フジキセキ×エアトゥーレと言う血統も魅力。
○(対 抗) 5枠9番 ビービーガルダン
昨年このレース3着馬。春先は調子を落としていたが、前走のキーンランドCで巻き返した。中山のこのコースには実績があり調子が上がって来ている事を考えると、上位に食い込むチャンスは十分あると見た。雨で馬場が渋れば尚良いだろう。
×(注 意) 3枠6番 グランプリエンゼル
3歳馬でキャリアと言う点では劣るが、短距離でこれまで大崩れしていないのは魅力。今回の一戦が今後に向けての試金石となるが、軽視は出来ない。
▲(単 穴)4枠7番 シーニックブラスト
外国馬なので環境に適応出来ているかが最大の焦点だが、スプリント戦の実績や持ち時計があり侮れない1頭。展開などが嵌ればアッと言わせるシーンもあるような気がする。
この他連下(△)として、昨年の2着馬。今回は鞍上に若手のホープ、三浦騎手を迎え人馬とも悲願のGT制覇を目指す2枠4番キンシャサノキセキ、馬場の状態がどうかだがスピードが生かせる展開なら浮上しそうな6枠12番カノヤザクラ、春のスプリント王、その後は不振が続くも人気が落ちた時の鞍上の一発が怖い7枠13番ローレルゲレイロまで挙げておきたい。
まとめると
◎1枠 2番 アルティマトゥーレ
○5枠 9番 ビービーガルダン
×3枠 6番 グランプリエンゼル
▲4枠 7番 シーニックブラスト
△2枠 4番 キンシャサノキセキ
△6枠12番 カノヤザクラ
△7枠13番 ローレルゲレイロ
馬券は馬連で◎から○×▲△へ流す事にする。2−4、2−6、2−7、2−9、2−12、2−13の6点。
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