2009年10月31日

ドイツW杯の後…五輪で全敗、U20は参加出来ず、U17も全敗!! A代表は来年どうなる? 【サッカー  U−17W杯】

〜スポーツナビ より〜
  サッカーのU−17(17歳以下)ワールドカップは30日(現地時間)、グループリーグの4試合が行われ、グループBの日本はメキシコに0−2で敗れて3戦全敗、同組最下位での敗退が決定した。

  日本は前半、メキシコの堅い守備に手こずり、思うようなチャンスを作ることができなかった。逆にメキシコの執拗(しつよう)なサイド攻撃からピンチを迎える場面も何度かあったが、何とか無失点で乗り切り、0−0で折り返した。

  後半に入ると、日本はよりゴールへの意識を強め、再三にわたってメキシコゴールに迫った。後半開始早々から投入された宮市亮が左サイドを突破してチャンスを演出すれば、エースの宇佐美貴史が数多くの決定機を迎えた。しかし、いずれも得点に結びつくことはなく、逆に後半20分、メキシコにワンチャンスを決められて先制されると、さらに34分にも追加点を奪われ万事休す。日本はメキシコに0−2で敗れ、3戦全敗でグループリーグ敗退となった。
  グループBのもう1試合は、スイスがブラジルを1−0で下し、3戦全勝の1位通過を果たした。2位には2勝1敗のメキシコが入り、決勝トーナメント進出が決定。ブラジルは3位となり、他グループの結果次第で突破か敗退が決まる。

【試合結果】
メキシコ 2−0 日 本


<コメント>
  ナイジェリアで開催されているU−17ワールドカップに出場している「若き日本代表」。ブラジル、スイスと競った試合をしながら白星を上げる事が出来ず、決勝トーナメント進出の為には是が非でも勝たなければならなかったメキシコ戦にも敗れ、全敗で大会を去る事になった。
  この世代にとってて大事なのは結果よりもむしろ世界を知る、いわば経験を積み重ねる事である。よって、今回の結果で世界との距離がまた離れたと言うのは早計であり、結果を求められるA代表とは切り離して考えるべだと思う。仮にこの世代に結果だけを求めたら予選敗退の瀬戸際に立たされているブラジルは大変な事になるだろう。
  今回の大会で得た貴重な経験を今後の選手生活に生かし、試合に出場した選手の中から多くの選手がJリーグや海外で活躍して欲しい。

  その反面、ドイツW杯以降のA代表を含め各カテゴリーの動向を見ると日本のサッカーが果たして前に進んでいるのか、少し不安な所もある。アジアカップで連覇出来なかった「A代表」。「北京に行けます。」と当時の監督が試合後、サポーターに挨拶しながら、実際には北京の会場まで辿り着けなかった「五輪代表」。そして、世界の舞台を踏めなかった「U−20日本代表」。

  来年開かれるW杯南アフリカ大会、そしてその後も続くであろう世界との戦いで、日本のサッカーは世界にどれだけ近付く事が出来るのだろうか。











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2009年10月28日

UAE行きのチケット奪取ならず!! 日本勢3連覇の野望は露と消え… 【サッカー ACL準決勝第2戦】

  サッカーのアジアクラブNo.1を決めるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝、名古屋グランパス×アルイティハド(サウジアラビア)の第2戦が28日、名古屋市瑞穂陸上競技場で行われた。
   先日、敵地で行われた第1戦で2−6と大敗を喫し、決勝進出の為には大量得点での勝利が要求された名古屋だったが、ホームでの第2戦も1−2と勝利を収める事は出来ず、決勝進出はならなかった。
  これで日本勢は全て姿を消し、一昨年から日本のクラブが守り続けてきたアジアチャンピオンの座を他国のクラブに明け渡す事となった。

  ACLの準決勝のもう1試合は、ウンムサラル(カタール)と浦項(韓国)が対戦し、この勝者とアルイティハドがアジアチャンピオンの座を懸けて11月7日に東京・国立競技場で対戦する。


【ACL準決勝第2戦試合結果】
名古屋  1−2  アルイティハド
(得点者)
前42分 サレー(ア)
後15分 シェルミティ(ア)
後22分 杉本(名)

<コメント>
  一昨年の浦和レッズ、昨年のG大阪と日本が守り続けてきたアジアクラブチャンピオンの座。今回のACLでは日本のクラブが4チーム決勝トーナメントに勝ち残った。運命の悪戯か、準々決勝では川崎F×名古屋と言う日本のクラブ同士の対戦もあったが結局、名古屋グランパスが最後まで勝ち残り命運を託された格好となったが、第1戦で思わぬ大敗を喫し、決勝進出へ向けてかなり厳しい状況に追い込まれた。
  
  そんな中行われた第2戦は前線に3人置くなど攻撃的な布陣で臨んだグランパスだったが、守りを固めた相手に手こずり、なかなか得点を奪う事が出来ず、逆にカウンターから得点を許す悪いパターンで敗れた。一方、勝利を収めたアルイティハドにとっては、自国がW杯南アフリカ大会出場権を逃しただけに何としてもこの大会で優勝し、存在感を示したい所だろう。名古屋は、母国のプライドを懸けて戦った相手に屈したような気がする。

  これで、この大会日本勢3連覇は消滅し、12月にUAEで行われるクラブW杯の出場チームのリストに日本のクラブが名を連ねる事も無くなった。出来れば異国の地で日本のクラブがバルセロナなど、各大陸を代表するクラブと対戦するシーンを見たかったが、残念である。
  ところで、この大会の決勝が行われるのは国立競技場。日本のクラブが出場すれば多くのファンが訪れると思うが、それは無くなった。果たして他国のクラブ同士で争われる決勝は、どんな光景になるのだろうか。











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2009年10月26日

父子制覇に「Blood Sports」の真髄を見た牡馬クラシックレース最終章!!  【競 馬  第70回菊花賞結果】

  3歳牡馬クラシックレースの最後を飾る競馬の第70回菊花賞が25日、京都競馬場芝3,000mで行われ、8番人気のスリーロールスが最後の直線で抜け出すと、内から迫るフォゲッタブルを振り切り、クラシック最後の一冠を獲得した。2着にはフォゲッタブルが入り、ダンスインザダーク産駒のワンツーフィニッシュとなった。手綱を取ったデビュー3年目の浜中騎手は初のGTタイトル獲得。このレースを制したダンスインザダークとの父子制覇は史上9組目。今年のクラシックレースは3レースとも父子制覇と言う事になった。

  一方1番人気に支持されたリーチザクラウンはゴール直前まで逃げ粘ったが5着に敗れ、皐月賞馬アンライバルドも見せ場無く15着。春の実績馬が菊の舞台で主役を演じる事は出来なかった。


【第70回菊花賞競走成績】
1着  スリーロールス   浜中俊   3分03秒5
2着 ▲フォゲッタブル   吉田隼人
3着  セイウンワンダー  福永祐一
4着 △イコピコ      四位洋文
5着 ◎リーチザクラウン  武 豊

<コメント>
  昨年の今頃、後に「伝説の新馬戦」と謳われたレースがあった。そのレースを制したのは皐月賞を制したアンライバルド、2着がリーチザクラウン、3着がブエナビスタ。この3頭は、その後GT戦線で中心的な存在となり、内2頭はGTのタイトルホルダーとなった。そしてこの3頭に続いたのが、菊の舞台で主役となったスリーロールスである。

  親から子へ受け継がれる世代の系譜。競馬は「Blood Sports」と言われ、血統を追う事も醍醐味の1つである。かつて菊花賞などの長距離レースは、その血統の影響が最も色濃く出ていた。長距離に強かったメジロ一族、リアルシャダイ等…。

  しかし、稀代の大種牡馬サンデーサイレンスの登場によりスタミナよりもスピードがもてはやされる時代へと移り変わった。スローペースの上がり勝負と言う展開が増えて来た事もあり、菊花賞でも以前ほど血統が重要なファクターではなくなって来た。

  今回の1、2着馬の父は十数年前にこのレースを制したダンスインザダーク。更に菊の舞台で主役となったスリーローマンは母系からブライアンズタイムの血を受け継いでいる。ブライアンズタイムと言えばナリタブライアンやマヤノトップガンなど長距離レースで活躍した馬を輩出している。まさに「菊花賞仕様」の血統と言えるのではないだろうか。
  また2着に入ったフォゲッタブルの母は、並み居る牡馬を向こうに回し伝統の天皇賞を制したエアグルーヴ。久々に血統のロマンを堪能したレースだった。

  そして晴れてGTジョッキーとなった浜中騎手。勝利ジョッキーインタビューでの受け答えが初々しかった。ゴール前でヨレタ馬をコントロール出来なかったのは少々いただけない気もするが、今後の活躍に期待したい。

  さて、上に書いた伝説のレースの面々で唯一、タイトルを獲得していないリーチザクラウン。是が非でもこのレースを取ると意気込んだ陣営だったが、レース前から発汗が目立ちイレ込んでいた。それでもマイペースで逃げて最後まで見せ場を作った。最後は息切れで後退したが、能力の片鱗は見せた。この馬にとって今回の距離は長かったような気がする。今後の成長次第だが、何れGTを獲る器だと改めて思った。
 橋口調教師と武豊騎手のコンビと言えばダンスインザダークで獲った菊花賞だが、それにしても目の前でその子供に悲願だった最後の一冠をさらわれるとは、何とも皮肉な出来事である。
  
  今年の3歳牡馬のクラシックレースは全て父子制覇となった。この後も、血統のロマンが感じ取れるようなレースが見られればと思う。








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2009年10月25日

長いトンネルを抜け出せるか?試練が続くプリンセス!!  【フィギュアスケート女子 ロシア杯】

〜スポーツナビ より〜
  フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、ロシア杯最終日は24日、モスクワで行われ、女子で安藤美姫(トヨタ自動車)が3シーズンぶり2度目のGP優勝を果たし、浅田真央(中京大)は5位だった。浅田はGP通算14戦目で初めて表彰台を逃し、12月のファイナル(東京)進出は厳しくなった。
 安藤はフリーの序盤に2回転半とのコンビネーションで跳んだ3回転ジャンプで転倒したが、その後を手堅くまとめ、合計171・93点で前日のショートプログラム(SP)3位から逆転した。SP6位の浅田は2度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が転倒と回転不足に終わり、フリー5位で合計150・28点にとどまった。

【女子GPシリーズロシア杯最終結果】
1安藤美姫(日本)      171.93(SP3位 FS1位)
2アシュレイ・ワグナー(米国)163.97(SP5位 FS2位)
3アリーナ・レオノワ(ロシア)160.06(SP4位 FS3位)
4アリッサ・シズニー(米国) 158.30(SP2位 FS4位)
5浅田真央(日本)      150.28(SP6位 FS5位)

<コメント>
   来年行われるバンクーバー五輪を控える大事な今シーズン。その開幕戦となるGPフランス大会でライバル、キム・ヨナ選手に大差を付けられ、今回のロシア大会での出来が注目された浅田選手だったが、ジャンプの失敗が響き5位に終わりライバルの背中がますます遠のく結果に終わった。
  昨日放送されたSPでの演技を見たが表情が硬く、昨年までのような躍動感がない。もっと平たく言えば元気がないように見えた、と言うのが率直な感想である。これまで彼女の代名詞だったジャンプが、ルール変更などの影響もあって昨シーズン辺りから逆にネックとなっており、今シーズンもそれを引きずっているのだから無理も無いのだが、かなり深刻な状況のような気がする。メンタル的な事が不調の原因のようで、練習では出来ても本番で上手くいかないと言う悪循環。このまま金メダル獲得と言う周囲の期待に押し潰されてしまうのだろうか。
  反対に安藤選手はオリンピックへ向けて好スタートを切ったと言えるだろうか。思えば、前回のオリンピックでは浅田選手のような立場だった安藤選手。悩める後輩をどう見ているのだろうか。

  長いトンネルを抜け出せない浅田選手。ただ、課題がはっきりしている事とグランプリファイナル出場が厳しくなった事でターゲットが1つに絞られ、そこに向けて少ないながらも自分を見つめ直す時間が取れるのは救いだろうか。(その前にバンクーバー行きのチケットを得る必要があるが・・・。)
  オリンピック前哨戦となるであろうグランプリファイナルに出場出来くなれば、大きなマイナスだが今の状態で試合をこなしても急激には良くならないだろう。オリンピックまでに課題を克服し、元気な姿を見せて復活して欲しい。











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2冠達成か?それとも悲願のGTタイトル獲得か?   【競 馬 第70回菊花賞予想】

  競馬の第70回菊花賞が25日、京都競馬場芝3,000mで行われる。
  「3強」と言われた今年の3歳牡馬戦線。3年連続ダービー馬不在となった3分間のドラマの主役は春の実績馬か。それとも夏に力を付けてきた上がり馬なのか。発走は15時40分。


【本誌予想】
  「強い馬が勝つ」と言われる菊花賞。春のクラシックレースである皐月賞を制したアンライバルド、ダービーで2着と好走したリーチザクラウンの、いわゆる「3強」が最後の1冠も制するのか。それとも秋のトライアルレースで出現した新星、或いは伏兵馬がさらって行くのか。騎手の技量、折り合いも重要なポイントとなる長丁場のレースの結末は果たして…。そこで本誌予想。


◎(本 命)5枠9番  リーチザクラウン
  早くから大物と言われ注目され続けた同馬。折り合いを欠き幼さを見せた皐月賞、道悪と言うコンディションの中で本来の走りを見せたダービー。菊花賞ではどちらの姿を見せるのか。前日オッズでは1番人気となっているようだが気性を考えると、とても危険な1番人気馬である事は確かだと思う。
  しかし、前走の神戸新聞杯では休み明け、馬体重減の中2着とまずまずの走りを見せた。中間の調教でも陣営から不安視するようなコメントは出ておらず、減った馬体重も元に戻っている様子。他に逃げ馬もいないのでスタートさえ上手く出来れば自らのペースで最後まで押し切れる能力はあると見る。鞍上は菊花賞に強い武豊騎手。3強の中でGTタイトルを獲得していない同馬がラストチャンスをモノに出来るか。己に勝てればその道は見えて来るだろう。

○(対 抗)3枠5番 アンライバルド
  この馬もリーチザクラウン同様、気性面でアテに出来ない。豪快な末脚を見せた皐月賞、折り合いを欠き実力を発揮できなかったダービー。どちらの姿を見せるのかはレースにならないと分からない。
  前走の神戸新聞杯では後者の姿をさらけ出しながらも最後に追い込んで4着と実力の片鱗は見せた。ひと叩きされ、落ち着きが出て来れば実力を発揮できると思われる。リーチザクラウンが暴走しペースが速くなれば皐月賞の時のような末脚が炸裂するシーンが見られるだろうと言う事で対抗に推す。

×(注 意)8枠16番 ナカヤマフェスタ
  地味な印象の同馬だが、前走のセントライト記念では、それまで3連勝と勢いのあったアドマイヤメジャーを子供扱いにした。道悪のダービーで4着とタフさやしぶとさもあり、距離も問題ないだろう。上の「2強」が気性面で崩れれば、この馬にもチャンスが出てくる。

▲(単 穴)2枠3番 フォゲッタブル
  父は菊花賞馬、母は天皇賞馬とまさに良血を引き継いだ同馬。実績は無いに等しく、最後のクラシックレースに間に合ったと言う印象は拭えないが、人気上位馬が磐石とは言えない今回のレース。敢えてその血に賭けてみたい。

  その他連下(△)としては距離適性に疑問符が付くものの前走の内容から見限れない7枠14番イコピコ、牝馬だが距離適性は申し分ない7枠15番ポルカマズルカ、スローペースの決めて勝負なら出番がありそうな8枠18番ブレイクランアウトまで挙げておく。

 まとめると

◎5枠 9番 リーチザクラウン
○3枠 5番 アンライバルド
×8枠16番 ナカヤマフェスタ
▲2枠 3番 フォゲッタブル
△7枠14番 イコピコ
△7枠15番 ポルカマズルカ
△8枠18番 ブレイクランアウト
 
  
 馬券は◎から○×▲△への流し馬券。3−9、5−9、9−14、9−15、9−16、9−18の6点。秋華賞に続いて的中なるか。








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2009年10月24日

「ひょっとして…、もしかして…」 奇跡の大逆転へ若きエースが仁王立ち!!  【プロ野球  クライマックスシリーズ】

  プロ野球のクライマックスシリーズ第2ステージ第3戦が23日行われ、セ・リーグでは終盤の8回に逆転した巨人が中日を下して日本シリーズ進出に王手をかけた。一方のパ・リーグは、楽天が田中投手の力投で第2ステージ初勝利を収め一矢を報いた。

  クライマックスシリーズ第2ステージ第4戦は24日行われ、巨人、日本ハムが勝つか引き分けると共に日本シリーズ進出が決まる。


【CS第2ステージ第3戦試合結果】
◎セ・リーグ
中 日 2 0 0  0 0 0  2 0 0  4
巨 人 0 0 0  0 0 2  0 3 x  5
【勝】 豊田 1勝 0敗 0S
【負】 浅尾 0勝 1敗 0S
【S】 クルーン 0勝 0敗 2S
  巨人は4−2とリードされた8回裏、相手のエラーで1点差に詰め寄ると更に代打の脇谷選手がタイムリー二塁打を放ち逆転に成功した。最後はクルーン投手が締めて日本シリーズ進出に王手を掛けた。
  一方の中日は初回に森野選手の2ランホームランで先制すると、先発の吉見投手が6回を2失点と踏ん張って試合を作ったが、3番手の浅尾投手が巨人打線に捕まり持ちこたえる事が出来なかった。


◎パ・リーグ
 楽  天  0 0 0  3 0 0  0 0 0  3
日本ハム  0 1 0  0 0 0  0 1 0  2
【勝】 田中 1勝 0敗 0S
【負】 八木 0勝 1敗 0S
  先制された楽天は4回、渡辺(直)選手の同点ホームラン等で逆転し逃げ切った。先発の田中投手は日本ハム打線を2点に抑えて第1Sに続き完投した。
  一方の日本ハムは8回に1点を返し更に同点のチャンスを作ったが後1本が出なかった。


<コメント>
  プロ野球のクライマックスシリーズもいよいよ大詰め。レギュラーシーズン優勝の巨人と日本ハムが共に3勝1敗で優勝に王手を掛けた状態となっており、早ければ今日(24日)にも同時に日本シリーズ進出が決まる。
  
  さてその日本ハムにこれまでの勢いを完全に削がれ後が無くなった楽天だが、マー君こと田中投手が日本ハムの前に仁王立ちし踏みとどまった。
  圧巻だったのは、味方が併殺打で攻撃を終えた次の8回裏。「チャンスの後にピンチあり」と言う格言があるが、楽天はこのシリーズ、終盤にチャンスを潰した次の回に相手に得点を与えて敗れている。そんな展開が頭を過ぎった8回の日本ハムの攻撃。稲田選手、金子選手の連続ヒットで相手にプレッシャーを与えた。これまでの2試合のVTRの再現か、と思った。しかし、ここから今シーズン、楽天快進撃の立役者の1人となった若きエースが踏ん張った。森本選手の犠牲フライで1点は与えたが、150キロ台の直球次々と放り込み気迫のこもった投球でその後の追撃を許さなかった。
  
  これで少し面白くなったパ・リーグのクライマックスシリーズ。楽天が田中投手の好投で勝利を収めはしたが、日本ハム有利の状況は変わらない。レギュラーシーズンで相性の悪かった田中投手相手の敗戦は想定の範囲内だろう。8回に1点差に詰め寄っておりダメージは殆どないと言って良い。
  楽天は永井、岩隈、田中と3本柱の後に続く投手がいないのが苦しい。第4戦の先発を新人の藤原投手に託す。野村監督はヤクルトの監督時に当時新人だった石井一久投手を日本シリーズで先発させた事があったが、それを思い出す。ある意味ギャンブルであるが投手の台所事情を考えると仕方ない。第1戦でも中継ぎで投げているが、日本ハム打線を抑える事は出来なかった。その恐怖心をどこまで払拭できるか。それは恐らく継投で出て来るであろう中継ぎ陣にも同じことが言える。4番山崎選手の復活と共に大きなポイントになると思われる。試合後、田中投手が「ここを乗り越えれば勝てる。」と語ったフレーズ。第4戦を乗り越えられれば「ひょっとして…、もしかして…」、と言う事があるかも知れない。
  対する日本ハムの先発は藤井投手。こちらも恐らく継投策になると思われるが、試合を優位に進める為にも先手を取って相手にプレッシャーを掛けたい。
 
  相手をがぶり寄り、土俵の外に追い込もうとしている日本ハムと徳俵に必死に足を掛けている楽天。この勝負、このままあっさり決まってしまうのか。それとも土俵の中央に戻る「大相撲」となるのか。この週末の北の大地から目が離せない。








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2009年10月22日

魔法が解け始めた「東北のワシ」に奇跡は起きるのか?  【野球 クライマックスシリーズ第2S】

  プロ野球のクライマックスシリーズ第2ステージ第2戦が22日行われ、セ・リーグでは第1戦を落とした巨人が中日の津追撃を振り切って勝利を収め、通算成績を2勝1敗とした。一方、パ・リーグの日本ハム×楽天は、同点で迎えた7回に2点を追加し勝ち越した日本ハムがそのまま逃げ切り第1戦に続き連勝。通算成績を3勝とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。
  クライマックスシリーズ第2ステージ第3戦は23日、東京ドームと札幌ドームで行われる。



【CS第2S第2戦試合結果】
中 日 2 0 0  0 0 0  0 2 0  4
巨 人 1 0 1  3 1 0  0 0 x  6
【勝】 オビスポ 1勝 0敗 0S
【負】 チェン 0勝 1敗 0S
  初回に先制を許した巨人だったが、3回裏に同点に追い付くと4回裏、阿部選手のホームランや代打、大道選手の2点タイムリーで勝ち越し中日のチェン投手をマウンドから引き摺り下ろした。先発のオビスポ投手は7四死球と荒れたが、中日打線を初回の2点に抑えその後も継投で逃げ切った。
  一方、中日は先発チェン投手が序盤から巨人打線に捕まりリズムに乗れないまま降板した。打線も相手先発のオビスポ投手の荒れ球に手を焼き1本が出なかった。


 楽 天 0 0 0  1 0 0  0 0 0  1
日本ハム 0 0 0  1 0 0  2 0 x  3
【勝】 糸数 1勝 0敗 0S
【負】 岩隈 0勝 1敗 0S
【S】 武田久 0勝 0敗 1S
  日本ハムが7回、疲れの見え始めた楽天のエース岩隈から高橋選手が2点タイムリーを放ち勝ち越すと、その後のピンチを継投でかわし3連勝。(アドバンテージ1勝含む。)日本シリーズ進出が見えて来た。
  一方、セギノール選手のホームランで先制した楽天だったが、その後再三再四訪れたチャンスに1本が出ず、岩隈投手を援護する事が出来なかった。

<コメント>
  NHKBSハイビジョンが映らない我が家のテレビ。そこで巨人×中日を日本テレビで、日本ハム×楽天をパソコンのYahoo動画配信で見るという「変則二元中継」を試みたが、カミさんから電気のムダとお叱りを受けやむなく撤退。Yahooの動画を見つつ、セ・リーグは文字速報で経過を追う事にした。


  セ・リーグはジャイアンツが一歩リードした。それよりも第3戦先発が予想されている中日の吉見投手に持ち上がったドーピング疑惑の方が気になるのだが・・・。

  さてパ・リーグの方は、第1戦で劇的な逆転劇で勝利を収めた日本ハムの勢いを楽天のエース岩隈投手がどのようにして止めるのかに焦点が集まった第2戦も接戦となった。この試合のハイライトは、敬遠の後の4番の働きも挙げられるが、個人的には8回の日本ハムの継投だと思う。逆転した後のノーアウト満塁のピンチでマウンドに上がったのは、若い金森投手。絶体絶命のピンチにも動じず3人でピシャリと抑えたピッチングは見事だった。既に2勝を上げている有利な状況の中で余裕のある継投策とも言えるが、先発の糸数投手、そして金森投手と若手の好投はチームを更に盛り上げるきっかけになるだろう。 
  
  一方の楽天はエース岩隈投手をマウンドに送り勝たなければならない試合だった。エースが踏ん張り先に点を取ったまでは良かったが、後半何度も訪れた得点のチャンス、特に逆転された後の8回のノーアウト満塁で得点を取る事が出来なかった事が悔やまれる。
  これで3連敗。中継ぎの崩壊、先発投手陣のコマ不足。状況を考えるとこの後4連勝する事はかなり厳しく奇跡に近いと言えるのかも知れない。勝ち続けるには大胆な選手起用が求められると思うが、退任の時期が迫っている指揮官に果たしてそれを実行する気力が残っているだろうか。そして、「勢い」と言う魔法が解け始めた「東北のワシ」に再び奇跡は起きるのだろうか。








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2009年10月21日

アンビリーバブルな始まり、アンビリーバブルな結末!!  【プロ野球  クライマックスシリーズ第2S】

  プロ野球のクライマックシリーズ第2ステージ第1戦が21日、東京ドームと札幌ドームで行われ、セ・リーグでは第1ステージを制した中日が、パ・リーグではレギュラーシーズン覇者の日本ハムがそれぞれ初戦をモノにした。

  クライマックスシリーズ第2ステージは、レギュラーシーズン優勝の巨人と日本ハムに1勝分のアドバンテージが与えられた状態で最大6試合行われる。先に4勝した方が日本シリーズに進出する。


【CS第2ステージ第1戦試合結果】
◎パリーグ(日本ハム2勝)
 楽  天 0 1 0  2 0 0  3 0 2   8
日本ハム 1 0 0  0 0 0  0 3 5x  9
【勝】 林 1勝 0敗 0S
【負】 福盛 0勝 1敗 0S
日本ハムが終盤、楽天の中継陣を打ち込んで点差を詰めると9回裏にスレッジ選手の逆転満塁サヨナラホームランで劇的な形で勝利を収めた。
  一方の楽天は先発の永井投手が好投し、打線も相性の悪かった日本ハムの武田投手を打ち込んで楽勝ムードが漂ったが、8回以降代わった中継ぎ投手がことごとく打ち込まれ勝てる試合を落とした。

◎セ・リーグ(1勝1敗)
中 日  5 0 1 0 0 1 0 0 0 7
巨 人  0 1 0 0 0 0 1 0 0 2
【勝】 小笠原 1勝 0敗 0S
【負】 ゴンザレス 0勝 1敗 0S
  中日が初回に野本選手のホームラン等で大量5得点を上げ、試合を優位に進めると6回以降小刻みな投手リレーで巨人の追撃をかわした。
  一方の巨人は、先発ゴンザレス投手の立ち上がりの乱調が全てだった。打線も中日先発の小笠原投手を攻略出来ず、その後も相手の継投の前に得点を重ねる事は出来なかった。

<コメント>
  NHK衛星で楽天×日本ハムを見ていたが7回を終わった時点で、勝利の女神は勢いに乗って北の大地に乗り込んできた楽天に微笑むのかと思っていた。6回裏にチャンスを逃した日本ハム。7回表にチャンスをモノにしダメ押しの(とその時は思った)追加点を上げた楽天。しかし、野球はゲームセットがコールされるまで勝負の行方は決まっていない。最後は誰もが予想しない劇的な幕切れとなり、アドバンテージを持つ日本ハムが日本シリーズ進出に大きく近付いた。対する楽天は、勝てば1勝以上の価値があった第1戦を落とし、負け方も含めて1敗以上の重みがある敗戦となった。
 
  第1ステージの第1戦。点差が付いても岩隈投手を最後まで引っ張った答えがこの試合で示されたような気がする。エースが踏ん張って作った試合を中継ぎ陣が打ち込まれ試合の流れを相手に与えたくなかったと言う思いが野村監督始め、首脳陣の頭にあったのではないだろうか。そんな風に思えてしまうほど楽天の中継ぎは非力だった。
  強力打線を誇る日本ハムが相手では先発投手の完投は厳しい。第2シリーズのポイントの1つに継投のタイミングが挙げられると思うがこの試合で、第1ステージでは見えなかった中継ぎ陣の経験不足と言う課題がモロに出てしまった格好となった。
 
  一方の日本ハムは9点の内、8点を終盤に叩き出した。ここ一番の集中力はさすがである。エースのダルビッシュ投手を欠き、投手陣に不安は残るものの、これで第2戦以降かなり有利な状況で戦える事になった。

  さて、第2、3戦は先発の柱である岩隈投手と田中投手が投げると思われる楽天。中継ぎ陣の出来を見るとかなり大きなプレッシャーの掛かった状態で投げる事になる。果たしてチームに勢いを取り戻すようなピッチングが出来るか。ここで崩れるようだと一気に決まってしまう可能性が高い。シーズン後半、神がかり的な勢いでクライマックスシリーズに進出してきた「東北のワシ」だが、その勢いが止まろうとしている。








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2009年10月19日

トリッキーなコースの罠にはまった「3歳最強牝馬」!!  【競 馬 第14回秋華賞結果】

3度目の正直で悲願のGTタイトル奪取!!

  牝馬3冠最終戦、競馬の第14回秋華賞が18日、京都競馬場芝2,000mで行われ、2番人気に支持されたレッドディザイアが初のGTタイトルを獲得した。2着には3番人気のブロードストリートが入り、3冠の期待が懸かった1番人気のブエナビスタは2番目に入線したものの4コーナーで外側に斜行した事でブロードストリートの進路を妨害したと判断され3着に降着となった。

  勝ったレッドディザイアを管理する松永調教師は、第1回のこのレースの優勝ジョッキー。自身が騎手時代に制したレースで嬉しいGT初制覇を果たした。

【第14回秋華賞競走成績】
1着 ◎レッドディザイア    四位洋文  1分58秒2
2着 ▲ブロードストリート   藤田伸二
3着 ○ブエナビスタ      安藤勝己
4着 △クーデグレイス     川田将雅
5着 △ミクロコスモス     武 豊 

<コメント>
   3冠達成か。それとも3度目の正直で悲願のG1タイトル獲得か。3歳牝馬最後の大舞台、秋華賞は春も凌ぎを削った2頭の叩き合いとなったがゴール板通過後、思わぬシナリオが用意されていた。

   まず悲願のG1タイトルを獲得したレッドディザイアの馬体重を見て驚いた。前走がやや太めだったとは言え、かなり絞ってきたな、と・・・。このレースを是が非でも獲りたいと言う陣営が渾身の仕上げを施した結果か、それとも馬自身の調子が下降線を辿っているのか。しかしレースが始まると後者を心配する必要は無かった。いつも通り中団に位置し、最後の直線でいち早く抜け出して押し切る正攻法の戦法でタイトルを奪取した。
  レッドディザイアを管理する松永調教師と言えば、このレース最初の優勝ジョッキーである。今度は調教師としてこのレースを制した。喜びもひとしおだろう。
  その他、上位に入った馬もそれぞれ持ち味を出した。特に繰り上がりで2着となったブロードストリートはスタートで出遅れ、勝負所で不利を受けながらも怯まなかった。前走レコードタイムを叩き出した脚はダテではなかった。最も強いレースをしたのはこの馬だったような気がする。

  上位入線馬が持ち味を出したのに対し、牝馬3冠の偉業を達成出来なかったブエナビスタは不完全燃焼のまま終わった。
  敵はレッドディザイア1頭と踏んだのか、道中常に後ろに付けピタリとマークした。後方から剛脚を繰り出して他馬を一気にかわす、いつもの戦法とは違っていた。そして明暗を分けた4コーナー。先に行ったライバルを捕らえようにも前も外も開かず、一歩遅れたのが致命傷となり、更に後ろから来たブロードストリートの進路を妨害したと判断され順位を下げた。枠順も内に包まれやすい内枠だった上に最後の直線付近で馬がばらけない、トリッキーなコースの罠にはまって3冠の夢は潰えた。詰まりながらも最後は何とか突き抜け、「らしさ」を見せただけに降着処分は勿体無かった。

  かくして3度目となったライバルの対決は、春のクラシックレースで泣かされ続けたレッドディザイアが雪辱を果たした。次の直接対決ではどんな結果になるのか。今後の2頭の動向に注目したい。





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2009年10月18日

3歳乙女が踏む最後の大舞台!!タイトルは、「牝馬3冠」か?「3度目の正直」か?「波乱再び」か?   【競 馬 第14回秋華賞予想】

  秋のGTシリーズ第2弾、競馬の第14回秋華賞が18日、京都競馬場芝2,000mで行われる。
  注目は何と言っても春のクラシックレースである桜花賞、オークスを制した史上3頭目の牝馬3冠の期待が懸かるブエナビスタ。一方、そのブエナビスタに2度敗れているレッドディザイアは「3度目の正直」なるか。15時40分、3歳乙女最後のドラマが幕を開ける。



【本誌予想】
  桜花賞、オークスと豪快な末脚で他馬を圧倒しファンを魅了したブエナビスタ。当初、凱旋門賞を目指していたが前走の札幌記念で最低条件とされていた勝利を挙げる事が出来ず、ターゲットを「牝馬3冠」に絞ってこのレースに挑む。その影響がどう出るのか。そして2度後塵を拝しているレッドディザイアは悲願のGT制覇なるか。
  傾向としては、人気上位馬が連に絡む傾向にある一方で昨年のように人気薄の馬が上位に食い込み波乱となるケースもあり掴みどころの無いレースと言える。気紛れな3歳乙女の女心。最後に微笑むのは果たして・・・。そこで本誌予想。


◎(本 命)3枠5番 レッドディザイア
  実績ではブエナビスタの方が明らかに上だが、3歳牝馬のこの時期は実績だけでは判断出来ない。このレースに向けたローテーションなど順調度ではこちらが上と見た。前走のローズSでは2着に敗れたものの
レコード決着のクビ差なら悲観する事はないだろう。その後の調教でも意欲的な動きを見せており、実力を発揮できる状態にあると思われる。
  最後の直線で涙を飲んだ春のクラシックレース。今度は彼女が笑う番である。また余談であるが、この馬を所有する東京ホースレーシング の社長はあの菊地桃子の夫である西川哲氏。同氏に初のGTタイトルをもたらす事が出来るか。


○(対 抗)2枠3番 ブエナビスタ
  実績は申し分なく本命の印を打ちたい所。しかし、当初目標にしていた凱旋門賞を取り止めた事による影響やこの馬にとって有利とは言えない直線の短い京都内回りのコースなど不安要素があるのも確かである。今年の3歳最強牝馬である事は認めつつ、この時期の牝馬は「格より調子」の格言を信じ、今回は敢えて評価を落とした。逆にこのレースもあっさり勝つようだと、まさに本物の「女傑」である。


▲(単 穴)6枠12番 ブロードストリート 
  上記2頭以外は横一線。その中でこの2頭に割って入る或いは打ち負かすとしたらこの馬だろう。オークスで4着と健闘し、前走のローズSではレッドディザイアを破っただけでなくレコードタイムのオマケまで付いた。前走の反動が気になる所だが、上位に食い込む力は十分あると思われ、スプリンターズSを制した藤田騎手が何かやってくれるような予感がする。

  この他△(連下)としては、連勝の勢いを買って1枠1番ホクトグレイン、折り合いに注文が付くが展開が嵌れば決め手がある2枠4番ミクロコスモス、前残りの展開なら出番がありそうな5枠10番クーデグレイス、ホクトグレイン同様、連勝でこのレースに挑む8枠16番モルガナイトまで挙げておきたい。

 まとめると

◎3枠 5番 レッドディザイア
○2枠 3番 ブエナビスタ
▲6枠12番 ブロードストリート
△1枠 1番 ホクトグレイン
△2枠 4番 ミクロコスモス
△5枠10番 クーデグレイス
△8枠16番 モルガナイト

  
 馬券は馬連で◎から○▲△への流し馬券。3−5を厚めに1−5、4−5、5−10、5−12、5−16の6点。








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2009年10月17日

ホントにてっぺん獲っちゃうかも?北海道へ飛び立つ準備は整った「東北のワシ」!! 【プロ野球 クライマックスシリーズ】

  プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージが16日始まり、K・スタ宮城で行われた第1戦で楽天が11−4でソフトバンクを下し第2ステージ進出に王手をかけた。  
    クライマックスシリーズ第1ステージは先に2勝した方が第2ステージでレギュラーシーズン優勝した日本ハムと対戦する。第2戦は17日、K・スタ宮城で行われ、先発投手は楽天が田中投手、ソフトバンクはホールトン投手と発表されている。


【試合結果】
ソフトバンク   0 0 0 4 0 0 0 0 0 4
楽  天   3 0 4 0 0 3 1 0 x 11
  楽天岩隈、ソフトバンク杉内、両エースの先発で始まった第1戦は初回にホームラン攻勢で楽天が先制すると3回にも追加点を加え相手エースをマウンドから引きずり下ろすと、その後も攻撃の手を緩めず大差で大事な第1戦をモノにした。先発の岩隈投手は4回に4点を取られたおのの、その後は立ち直り完投勝利を収めた。
  一方、ソフトバンクはエースの杉内投手が序盤で崩れたのが全てだった。出鼻をくじかれ、3点差に詰め寄った後に肝心なところで守備のミスが出たのも痛かった。思わぬ大差を付けられ、松中や多村と言った主力を欠いた打線に相手エースを打ち崩す力は残っていなかった。


<コメント>
  地元仙台を離れておよそ20年。いつの間にか東京に住んでいる年月の方が長くなってしまったが、今年ほど「仙台」とか「宮城」の事を意識した年は無いような気がする。近くの西武ドームで楽天の試合があれば時間の許す限り足を運んだ。クライマックスシリーズ初戦。家に帰ってテレビの番組欄を見るとNHK衛星で中継があったので、地元に帰った気分になって観戦した。 

  8、9月の快進撃で初のAクラスどころか2位の座を射止め本拠地でクライマックスシリーズを迎える事が出来たイーグルス。レギュラーシーズン終了間際に監督人事問題でゴタゴタが続き、チーム状態が心配されたが、その事で逆にチームが結束した。終盤の勢いはポストシーズンに入っても衰える事は無かった。
  
  楽天にとっては、先に2勝した方が次のステージに進める「超短期決戦」の初戦をモノに出来たのは大きい。ポストシーズンを知らないメンバーが多い中で数少ないポストシーズンを知る男、岩隈投手がチームを勝利に導いた。点を取られた4回以外はほぼ完璧なピッチングだった。
  またシーズン終盤、快進撃の原動力となった打線も4本の本塁打に先発全員安打と爆発し、両チームのエースの投げ合いが予想された第1戦は思わぬ大差が付いた。
  
  第1戦をモノにしたイーグルス。試合終了後のインタビューで岩隈投手が「本気でてっぺん狙ってます。」と高らかに叫んだ。果たしてその言葉にどこまで近づけるか。まだ先の話になるが、セ・リーグの代表が巨人或いはヤクルトになる事を祈りつつ、吉報を東京で待ちたいと思う。








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2009年10月16日

大きな波乱は起きなかった欧州大陸予選!!プレーオフも無風か?&戦意喪失の相手に大勝も緊迫感なく・・・ 【サッカー W杯予選など】

  2010年W杯南アフリカ大会の各大陸予選がほぼ終了し、大陸間及び欧州のプレーオフを残すのみとなった。
   そこで今回は各大陸予選の内、欧州、南米予選について振り返ってみたい。まずは欧州予選。それと録画しておいた日本×トーゴの試合を昨晩見たのでそれについての感想も下に付け加えておきたい。



【2010年W杯南アフリカ大会欧州大陸予選】
◎W杯出場国
 デンマーク、スイス、スロバキア、ドイツ、スペイン、イングランド、セルビア、イタリア、オランダ

◎プレーオフ進出国
 フランス、ポルトガル、ロシア、ギリシャ、ウクライナ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニア

  これと言った大きな波乱もなく概ね順当な結果となった欧州大陸予選。中でもEURO2008チャンピオンのスペインは、この予選も10戦10勝とパーフェクトかつ圧倒的な強さで難無く突破した。恐らく本大会でも優勝候補の最右翼として挙げられるだろう。また、EURO2008予選でクロアチアに苦汁を飲まされたイングランドも、その因縁の相手を問題にしなかった。堅実なサッカーを身上とするカペッロ監督が就任して蘇ったサッカーの母国も南アフリカに乗り込む。
  ほぼ無風だった中で敢えて波乱だった要素を探すとしたら、ポルトガルの苦戦、そしてイブラヒモビッチを擁するスウェーデン、かつてランキング上位に名を連ねた事もあるチェコの敗退だろうか。敗退組は世代交代が上手くいかなかった感がある。
  ポルトガルは大黒柱ロナウドの不振が影響したのか、予選通過が危ぶまれたがラスト2試合で底力を見せて本大会出場に望みを繋いだ。

  さて残る枠は4つ。その座を巡ってプレーオフが行われる。組分けはFIFAランク上位4ヵ国×下位4ヵ国となる事が既に決まっている。上位4ヵ国は、ポルトガル、フランス、ギリシャ、ロシア。下位4ヵ国はウクライナ、アイルランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロベニア。ちなみにこの中で日本がどちらに入るか調べたところ下位4ヵ国に入る。
  プレーオフと言えどもレベルの高い熾烈な戦いが展開されるだろう。順当なら上位4ヵ国がそのまま突破すると思うが、ピークを過ぎたとは言え、代表には欠かせない存在のシェフチェンコを擁するウクライナが上位国にとっては怖い存在になるだろうか。もしロシアとウクライナが当たった場合、エネルギー問題等で対立した過去があるだけに不穏な空気が漂いそうだ。

  それと出場国及びプレーオフ進出国を見て気付いた事がもう1つある。ユーゴスラビアから分離独立した国がセルビアを始め合わせて3カ国が名を連ねている。他に、今予選は敗退したがクロアチアもW杯に何度も出場している強豪国である。
  ユーゴスラビアと言えば、かつて「東欧のブラジル」と称されるほど強い時代があった。国が分裂してもその伝統は脈々と受け継がれている事を改めて実感した。




【チーム力強化の為には「出稽古」しか方法はないのか?】
  日 本  5−0 トーゴ

  日本×トーゴの試合があった14日は仕事だった為、録画していた。しかしディスク容量が足りなかったらしく前半終了直前で録画した映像は終わっていた。森本選手の初ゴールが見る事が出来たのが救いだった。
  試合を見た感想としては勝った事は喜ばしいが、相手のレベルやコンディションを考えたら当然の結果のような気もする。
  新しい選手が加わり、個人間の連携を確認するには良かったのかも知れない。しかし、W杯本番を考えると緊迫感のない雰囲気で行われた試合でチームの底上げが出来たかどうかは分からない。今回のようなプレーが、例えば上に書いたヨーロッパのプレーオフのような緊迫感のある試合で出来れば本番でもそこそこやれるとは思うのだが・・・。
  9月のオランダ遠征で課題となったディフェンスの修正も10月の3試合で確認する機会がほとんどなかったのも気懸かりだ。
  W杯本番まで残された時間は少ない。親善試合で来日する相手国がベストメンバーを編成しない傾向にある昨今の状況を考えると、世界に出てどの程度戦えるのかを確かめるには、やはり積極的に「出稽古」に行くしかない。来年は代表チームにとって良いマッチメークがなされる事を期待したい。












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2009年10月13日

いよいよ大詰め!!プレーオフ進出の決定方法がちょっと複雑な欧州大陸予選  【サッカー 2010年W杯予選】

  サッカーの2010年W杯南アフリカ大会の各大陸予選もいよいよ大詰めを迎え、代表国が続々決定している。
  そこで今回は14日にグループリーグ最終節が行われ、自動的に南アフリカ行きのチケットを獲得する9カ国、プレーオフに回ってチケット獲得を目指す8カ国が出揃うヨーロッパ大陸予選の状況を紹介する。



【ほぼ順当な結果で終わろうとしているヨーロッパ大陸予選】
  グループ9のオランダが早々と予選突破を決めたのを皮切りにスペイン、ドイツ、イングランド、イタリアと言った常連国が南アフリカ行きのチケットを獲得している。
  その一方で前回のドイツW杯大会4強の一角、ポルトガルが苦戦を強いられ、最終戦の前でようやく自力でプレーオフ進出を決める事が出来る位置まで辿り着いた。この他、ロシア、フランス、アイルランド、ボスニア・ヘルツェゴビナがプレーオフに回る。


【南アフリカへの道】
  参加53カ国・地域を9つのグループに分けてホーム&アウエー方式でリーグ戦を行う。各グループ1位は自動的に予選通過。各グループ2位の内、上位8カ国がホーム&アウエー方式のプレーオフを行い4つのイスを争う。
  上位8カ国の選出方法は、グループ1〜8については予選終了時点で各グループ最下位の国との対戦成績を除いた成績で決まる。他グループより1カ国少ない5カ国でリーグ戦を行ったグループ9で2位だったノルウェーは、勝ち点10(得失点差+2)がそのまま採用される。  

【各組の状況】
◎グループ1
1 デンマーク  21
2 ポルトガル  16
3 スウェーデン 15
4 ハンガリー  13 

  比較的無風だった今回のヨーロッパ大陸予選の中で最大の関心事であろうポルトガルの動向。予選突破に黄色信号が点る苦しい状況が続いていたが、10日の試合で当面のライバルであるハンガリーを3−0で下した。スウェーデンがデンマークに敗れた為、2位に浮上。14日行われるマルタ戦に勝てばプレーオフ進出と言う所までこぎつけた。
  この試合で負傷退場したチームの大黒柱、ロナウドは最終戦となるマルタ戦の出場が厳しいようだが、エース抜きでも十分勝ちが計算出来る相手である。最終戦に勝ってもW杯出場が決まる訳ではないが、一時の危機からは脱し、視界がだいぶ開けて来たような気がする。
   一方、デンマークに敗れたスウェーデンは次の試合で勝ってもポルトガルが引き分け以下でない限り予選敗退が決まる。バルセロナで活躍するイブラヒモビッチ選手のプレーを南アフリカの地で見る事は出来ない可能性が高くなった。  



◎グループ2
1 スイス    20
2 ギリシャ   17(得失点差+9)
3 イスラエル 15(得失点差+10)
  
  数字上では4位のラトビア(勝ち点14)にもプレーオフ進出のチャンスが無い訳では無いが、得失点差を考えると上の3カ国に絞られたといって良いだろう。
  現在トップのスイスは最終戦で引き分け以上なら1位通過決定となる。3位のイスラエルは最終戦のスイス戦に勝ち、ギリシャが引き分け以下ならプレーオフ進出のチケットが転がり込んでくる。ただ、ギリシャとルクセンブルクの実力差を考えるとギリシャの勝利は固いか。結局、スイスとギリシャのどちらかが1、2位になる可能性が高い。




◎グループ3 
1 スロバキア   19
2 スロベニア   17
3 チェコ      15
4 北アイルランド 14

  悲願のW杯初出場まであと少しの所まで迫ったスロバキアだったが10日の試合でスロベニアに敗れ足踏み。最終戦の対戦カードを考えると、最下位のサンマリノと対戦するスロベニアに1位通過の可能性が出て来た。一方、スロバキアはアウエーで前回のドイツ大会に出場したポーランドと対戦。最後の試練か。チェコと北アイルランドが最終戦で直接対決。プレーオフ進出の為には勝つ事が最低条件。その上で上位チームの結果待ち。

◎グループ4
 ドイツの本大会出場、ロシアのプレーオフ進出が決定済み。


◎グループ5
 スペインの本大会出場、ボスニア・ヘルツェゴビナのプレーオフ進出が決定済み。

◎グループ6
1 イングランド  24
2 ウクライナ   18
3 クロアチア   17

  ウクライナとクロアチアによる2位争い。最終戦は共にアウエーで下位チームと対戦。10日の試合でイングランドから金星を上げたウクライナが有利と思われる。




◎グループ7  
  セルビアの本大会出場、フランスのプレーオフ進出が決定済み。 

◎グループ8
  イタリアの本大会出場、アイルランドのプレーオフ進出が決定済み。


◎グループ9
  オランダの本大会出場が決定済み。グループ2位だったノルウェーは他グループ2位の結果待ちだが状況は厳しい。








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2009年10月11日

新戦力発掘に一定の成果あり!!岡田ジャパンのテストは続く!!  【サッカー  日本代表国際親善試合】 

   サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップの日本×スコットランドが10日、横浜・日産スタジアムで行われ、後半、本田選手などのゴールで2点を奪った日本がスコットランドを下した。

  勝った日本代表は14日、トーゴと対戦する。

【試合結果】
日 本  2−0  スコットランド
(得点者)
後37分 オウンゴール
後44分 本 田

<コメント>
  2011年のアジアカップ出場の為に勝つ事が必要最低限のミッションだった8日の香港戦と違って、10日のスコットランド戦、そして14日のトーゴ戦はチーム力の底上げと、新戦力発掘が主な目的となる。そう言った意味では今回行われたスコットランド戦は試合後、岡田監督が語っていたように一定の成果が得られたのではないだろうか。
  余談だが、テレビ朝日のピッチレポートと言えばこれまでは堀池氏だったが、この試合は名波氏がピッチレポートだった。こちらも「新戦力」発掘か。

  2010年W杯大会がターゲットの日本に対し、W杯欧州予選敗退が既に決定し、次のEURO2012がターゲットとなるであろうスコットランド。出来ればスコットランドにはベストメンバーで来日して欲しかったが、移動距離の長さやチーム事情を考えると仕方ないだろうか。

  この試合、上に書いた事が主な目的の日本代表はJリーグ得点ランキングトップの前田選手(磐田)とそれを追う石川選手(FC東京)等、普段の公式戦とスタートのメンバーをかなり入れ替えて来た。見慣れない選手が配置された布陣を見て新鮮さを感じた。そして後半出場した注目の男、森本選手。ゴールこそ上げられなかったがそれなりに存在感は示したと思う。日本が奪った2点はどちらも彼が絡んで得られた得点である。
  新しく入った選手がそれぞれカラーを出したと思うが、個人的に印象に残ったのがセンターバックの岩政選手。スコットランドの高さに対応していたし、セットプレーなどでも積極的に絡んでいた。以前から手薄と言われ、オランダ遠征ではその事が新たな課題として浮き彫りとなった日本のセンターバック。相手がオランダやガーナのようにスピードも兼ね備えたチームへの対応となると分からないが、これで一定の目処が立ったと言えるだろうか。

  今回出場した「新戦力」が来年6月のW杯まで生き残る事が出来るかどうかはこの後の活躍次第だが、逆に生き残らないと世界と対等に渡り合う為のチーム力は上がらない。是非、ベストメンバーを脅かし、代表選考を悩ませる位の存在になって欲しいと思う。











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2009年10月08日

怒涛のゴールラッシュで大勝!!ところでアジア杯本大会で指揮を執るのは誰だろう?  【サッカー アジア杯予選】

  2011年にカタールで行われるサッカーアジアカップ最終予選グループA、日本×香港が静岡市のアウトソーシングスタジアム日本平で行われ、日本がFW岡崎選手のハットトリックなどで6-0と圧勝。勝ち点を6に伸ばした。
  
  アジアカップ予選は19カ国が5つのグループに分かれてホーム&アウエー方式で対戦し、上位2カ国が本戦に出場する。前回大会上位3カ国(イラク、サウジアラビア、韓国)、開催国のカタールとチャレンジカップ2008優勝のインドは既に本戦の出場権を獲得している。また、2010年に行われるチャレンジカップ優勝国にも出場権が与えられる。

【試合結果】
日 本  6−0  香 港
(得点者)
前18分 岡崎
前29分 長友
後 6分 中沢
後22分 闘莉王
後30分 岡崎
後32分 岡崎

【アジアカップ最終予選グループA順位表(8日現在)】
1 日 本    6(得失点差+6)
2 バーレーン 6(得失点差+3)
3 イエメン   3
4 香 港    0
国名右側の数字は勝ち点。バーレーン、イエメンは2試合消化。日本、香港は3試合消化。

<コメント>
  アジア杯最終予選の香港戦。W杯に向けた強化の為、日程が変更になった試合である。心配された台風の影響もなく試合は予定通り行われた。
  今回の試合に向けて、新しい選手を招集した岡田監督だったが、相手のレベルは別にして公式戦と言う事もあってか、スターティングメンバーはほぼ従来通りとなった。個人的には注目の森本選手のプレーを見たかったが、ベンチメンバーからも外れた。この後行われるスコットランド、トーゴとの試合で、その雄姿を是非見たいものである。

  さて試合の方であるが、アジア杯本大会の事を考えれば勝ち点3を積み上げる事が出来たのは良かったと思う。相手から奪った得点が6点、しかも地元の岡崎選手がハットトリックと日本平に駆けつけたサポーターを満足させる結果だったと思う。
  その一方で、多くのシュートを放ちながら決めるべきところで決めれなかった事や、6点の内、3点はディフェンダーが上げた得点だった事は、来年行われるW杯の事を考えると内容的には物足りなかった。相手のレベルを考えるともっと点が入っても不思議ではなかったような気がする。象徴的なシーンが前半あった。中村選手がを放り込んだクロスに、飛び込んだ3、4人の誰も触れる事が出来なかったシーン。世界レベルのチームは、今回のように多くのチャンスを与えてはくれない。あういう場面を決めれないと世界と戦うのは厳しいような気がする。残り少ない時間で、ゴール前での精度を上げると言う課題を果たしてクリア出来るのだろうか。

  ところで、アジアカップ本大会が行われるのは2011年。恐らく代表メンバーも多少入れ替わるだろう。そして何よりその時、誰が日本代表の指揮官となっているのか。NHKの衛星放送を見ながら、ふとそんな事が頭をよぎった一戦だった。











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2009年10月07日

ようやくエンディングを迎えた前代未聞の「16分間のドラマ」!!   【サッカー Jリーグ3週間前の首位攻防戦】

  サッカーのJリーグJ1は豪雨の為、中断していた鹿島アントラーズ×川崎フロンターレの試合が7日、鹿島スタジアムで行われ川崎フロンターレが3−2で勝ち勝ち点を49に伸ばした。一方の鹿島アントラーズは5連敗で勝ち点50のまま。

  9月12日に行われたこの試合。後半29分過ぎに豪雨の為、試合が中断となり、今日の試合はその時点から再開された。開始早々、鹿島は岩政選手がゴールを決め1点差に迫ったが及ばなかった。


【試合結果】
川崎F  3−2  鹿 島
(得点者)
前19分 鄭大世(川崎F)
前30分 マルキーニョス(鹿島)
前32分 鄭大世(川崎F)
後21分 ジュニーニョ(川崎F)
後29分 岩 政(鹿島)


【Jリーグ順位表】
1 清 水  50(得失点差+14)
2 鹿 島  50(得失点差+10)
3 G大阪  49(得失点差+15)
4 川崎F  49(得失点差+14)
5 新 潟  46
(中 略)
15山 形  31
16 柏   27
17千 葉  23
18大 分  16

数字は勝ち点 

<コメント>
  およそ3週間前に試合が行われた時点で両チームは1、2位に位置し首位攻防戦として注目が集まっていたこのカード。しかし「雨の悪戯」により最後の「オチ」を見る事無く試合は打ち切られた。恐らく対戦した両選手、チーム関係者そしてサポーターはモヤモヤした感情を引きずったまま3週間後のこの日を迎えたであろう。楽しみにしていたサスペンスドラマで犯人があと少しで分かると言う状況で、放送事故或いは重大事件があって臨時ニュースに切り替わり放送時間を過ぎてしまい、後日再放送となってしまった時に抱く感情に似ているだろうか。

  あれから3週間。両チームの置かれた状況は変わった。鹿島は負けが続き首位から陥落した。一方の川崎もACL制覇への道が絶たれ、リーグ戦の順位も下がった。サポーター等の関係者が色んな思いを抱え前代未聞の「3週間前の首位攻防戦」の続き、「16分間のドラマ」は再開された。しかもあの時と同じ雨の中で…。

  結果は、敵地でしかも追われる立場で再開した事でやり難かったであろう川崎Fが鹿島の猛攻を1点で凌いで勝利を収めた。鹿島は勝てば首位に返り咲くチャンスだったが及ばなかった。
  
  今回の措置は賛否両論あると思うが、明確なルールが無い中で、双方ある程度納得の行く形で折り合いを付ける方法は、中断した所から再開すると言う方法以外無かったと思う。試合がかなり進んだ状況だったし、せっかくゴールを決めた選手やJリーグデビューを果たした選手の記録が消えてしまうのは選手にとっては納得行かないだろう。
  今後も今回のようなケースは起こる可能性がある。今後、きちんとしたルールを作り、円滑に試合運営が進むようにして欲しいと思う。

   さて、残り試合が少なくなって来た今シーズンのJリーグ。4位までの勝ち点差が1と混戦のまま終盤戦を迎えようとしている。優勝争い、そして残留争いの結末やいかに…。





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2009年10月05日

ターフを去った僚馬に捧ぐV!!  驚異の粘り腰で激戦を制した春のスプリント王!!   【競 馬  第43回スプリンターズS結果】

   秋のGTシリーズ第1弾、競馬の第43回スプリンターズステークスが4日、中山競馬場芝1,200mで行われ、6番人気のローレルゲレイロが逃げ粘り、春の高松宮記念に続いてGTのスプリント戦を制した。2着には2番人気のビービーガルダンが入り、1番人気に支持されたアルティマトゥーレは最後の直線で伸びを欠き5着と言う結果に終わった。
  レースは最後の直線、内で逃げ粘るローレルゲレイロをビービーガルダンが外から強襲しほぼ同時に入線した。10分を超える長い写真判定の結果、ローレルゲレイロの鼻が僅かに残っていた。その差は1センチだった。

  秋のGTシリーズ第2弾、秋華賞は10月18日京都競馬場で行われる。


【第43回スプリンターズステークス競走成績】
1着 △ローレルゲレイロ  藤田伸二  1分07秒5
2着 ○ビービーガルダン  安藤勝己
3着 △カノヤザクラ     小牧太
4着  アイルラヴァゲイン 津村明秀
5着 ◎アルティマトゥーレ 松岡正海

<コメント>
  勝負事はどんな些細な要素でも、対決する者の間に差が生じた場合、白黒付けなければならない。非情ではあるが差を付ける事が勝負事の醍醐味でもある。

  戦前から混戦必至と言われた今秋のスプリント王(女王)決定戦は、10分を超える長い写真判定の末、僅か鼻面1センチの差で春のスプリント王者に軍配が上がった。
  テレビでレースの模様を見ていたが、あっという間に駆け抜けるサラブレッドがもたらす僅か1センチの差。肉眼でどちらが先にゴール板を通過したのか分かる筈もなく、その結果が出るのを固唾を飲んで見ていた。今朝買ったスポーツ紙に写真判定の結果が出ていたが、ローレルゲレイロの方が先に入っているのが辛うじて分かる程度だった。まさにミクロの争いだった。
 

   G1レースでの僅差による決着と言えば、昨秋の天皇賞でのダイワスカーレット×ウオッカを始め、今回と同じスプリンターズSでのフラワーパーク×エイシンワシントン、有馬記念でのスペシャルウイーク×グラスワンダーなどの勝負が思い浮かぶが、今回のレースはそれらに匹敵する名勝負だったのではないだろうか。予想記事で16頭全てに優勝のチャンスがあると書いたが、4着以下も写真判定で順位が決まると言う、まさに「戦国スプリント王決定戦」を象徴するレース内容だった。

   持ち前の粘り腰で後ろから迫って来た他馬を振り切り春秋連覇を果たしたローレルゲレイロ。苦しんだ末にGTタイトルを獲得した父を超えて2つ目のGTタイトルを獲得した。それとローレルゲレイロが所属する昆厩舎と言えば、先日ターフを去ったディープスカイが所属していた厩舎でもある。GT制覇の志半ばでターフを去った僚馬に捧げる優勝であると共にディープスカイに代わって厩舎を背負って立つ存在になったと言えるだろうか。

  この後は年末に行われる香港のレースを目指すとの事。異国の地でどんなレースをするのか、今後が楽しみである。





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posted by スポーツ職人 at 23:49| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(13) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

新・韋駄天娘の誕生か?それとも波乱の幕開けか?2009年秋のGTシリーズ間もなく開演!!   【競馬 第43回スプリンターズS予想】

  競馬の秋のGTシリーズ第1弾、第43回スプリンターズステークスが4日、中山競馬場芝1,200mで行われる。
  昨年このレースを制し、今年も有力馬の1頭と見られていたスリープレスナイトが屈腱炎を発症しターフを去る事になった事で混戦に拍車が掛かった43回目の韋駄天王(女王)決定戦。果たしてどんな結果になるのか。


【本誌予想】
  今年もこの季節がやって来た。いよいよ秋のGTシリーズの開幕である。例年通り暮れの有馬記念まで、GTレースが行われる前日は予想に関する記事を書いていきたいと思う。

  43回目となるスプリント王(女王)決定戦。毎年、このレースは予想が難しい。実績よりも、当日の馬の気配や枠順、展開がレースの行方を左右しそうな気がする。但し、ここ数年1、2着は人気上位馬が入るケースが多い。今年はどうか。
  昨年このレースを制し、今年も中心視されていたスリープレスナイトが引退し混戦は必至の情勢。出走する16頭全てにチャンスがあると思われる。そこで本誌の予想。

◎(本 命)1枠2番 アルティマトゥーレ 
  前走のセントウルSでは最後の直線で突き抜けて、スリープレスナイトに2馬身半差をつけた。相手との斤量差等、恵まれた点はあるが強い勝ち方だったのは事実である。更に強化された相手、中山の最後の坂など克服すべき点があるのは確かだが、勢いを買って本命に推す事にする。フジキセキ×エアトゥーレと言う血統も魅力。

○(対 抗) 5枠9番 ビービーガルダン
  昨年このレース3着馬。春先は調子を落としていたが、前走のキーンランドCで巻き返した。中山のこのコースには実績があり調子が上がって来ている事を考えると、上位に食い込むチャンスは十分あると見た。雨で馬場が渋れば尚良いだろう。


×(注 意) 3枠6番 グランプリエンゼル
  3歳馬でキャリアと言う点では劣るが、短距離でこれまで大崩れしていないのは魅力。今回の一戦が今後に向けての試金石となるが、軽視は出来ない。

▲(単 穴)4枠7番 シーニックブラスト
  外国馬なので環境に適応出来ているかが最大の焦点だが、スプリント戦の実績や持ち時計があり侮れない1頭。展開などが嵌ればアッと言わせるシーンもあるような気がする。

   この他連下(△)として、昨年の2着馬。今回は鞍上に若手のホープ、三浦騎手を迎え人馬とも悲願のGT制覇を目指す2枠4番キンシャサノキセキ、馬場の状態がどうかだがスピードが生かせる展開なら浮上しそうな6枠12番カノヤザクラ、春のスプリント王、その後は不振が続くも人気が落ちた時の鞍上の一発が怖い7枠13番ローレルゲレイロまで挙げておきたい。 


 まとめると

◎1枠 2番 アルティマトゥーレ
○5枠 9番 ビービーガルダン
×3枠 6番 グランプリエンゼル
▲4枠 7番 シーニックブラスト
△2枠 4番 キンシャサノキセキ
△6枠12番 カノヤザクラ
△7枠13番 ローレルゲレイロ


 馬券は馬連で◎から○×▲△へ流す事にする。2−4、2−6、2−7、2−9、2−12、2−13の6点。










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2009年10月03日

2016年夏季五輪 東京は落選!!  開催地はリオデジャネイロに決定!!  〜追記、コメントあり〜

   2016年夏季五輪の開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)第121回総会が2日行われ、開催候補地として立候補していた東京は1回目の投票をクリアしたものの、2回目の投票で最下位となり落選した。
   最終投票に進んだのはマドリード(スペイン)とリオデジャネイロ(ブラジル)。結果は日本時間の3日午前2時ごろに発表される予定。


2016年夏季五輪は初の南米開催!! 〜追 記〜
  2016年夏季五輪開催地を決める国際オリンピック委員会の総会がコペンハーゲン(デンマーク)で行われ、マドリードとリオデジャネイロとの間で行われた最終投票の結果、2016年夏季五輪はリオデジャネイロ(ブラジル)で行われる事が決まった。オリンピックの南米開催は初めて。また、ブラジルは2014年のサッカーW杯に続きビックイベントが開催される事になった。

<コメント>
  2016年の夏季五輪の開催地はブラジルのリオデジャネイロに決定した。
  東京を含め4都市が立候補した2016年夏季五輪招致合戦。当初から横一線と言われていたが、予想通り2都市による決戦投票までもつれ込んだ。最後まで残ったのは、サマランチ前IOC会長のお膝元であるマドリード(スペイン)と、南米初の五輪開催を目指すリオデジャネイロだった。
  治安やインフラの整備、そして2014年に行われるサッカーW杯に続くビックイベントを行う体力が果たしてあるかどうか疑問視されたリオデジャネイロだったが、「南米初」と言う事が最大の武器となってマドリードに大差を付け開催地に決定した。南米初と言う事もそうだが、国のトップである大統領が陣頭指揮を執り、招致活動をしていた事が、一都市のトップが陣頭指揮を執っていた日本とは違い印象的だった。東京が選ばれなかった事は残念だが、南米大陸で初めて開催されるのは意義のある事だと思う。

  一方、今回決戦投票の手前で涙を飲んだ東京。環境に配慮し、既存の施設を再使用するコンセプトはある程度受け入れられたと思うが、なぜ物資の集中する日本の中心東京で2回目の開催をするべきなのか、プラスアルファをIOCの委員に十分にアピール出来なかった事、そして何より国内で余り盛り上がらなかった事が最後まで響いた。実際、小生の周りでもオリンピックの事が話題に上る事はあっても、盛り上がる所までは行かなかったような気がする。IOCの評価だと市民の支持率は60%にも満たなかったらしい。東京の招致委員会の算出した値とは多少開きがあるのかも知れない。皆、「内に秘たる思い」はあったのかも知れないがそれが表に出なかった。それを考えるとIOCの評価は概ね妥当だと言える。
  
  現段階で2020年のオリンピックに東京が手を上げるのかどうかは分からないが、もし再度目指すと言うのであればプラスアルファの部分をどうアピールして行くのか、国民の支持をどうやって取り付けるのか、そして今回、他国に比べて見劣りした感が否めなかった招致活動の「顔」となるべき人物を誰にするのか。名古屋、大阪、そして東京と日本の3大都市圏がことごとく敗れ去ったオリンピックの招致活動。改めてオリンピックを誘致する難しさを思い知らされた今回の出来事だった。








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2009年10月02日

初召集あり、復帰組あり、そしてイタリアから来る「あの男」も… 岡田ジャパン、ただ今テストの真っ最中!!   【サッカー 日本代表発表】

〜スポーツナビ より〜
  日本サッカー協会は1日、アジア・カップ最終予選と国際親善試合の計3試合に臨む日本代表を発表し、岡田監督の下で初招集となるMF石川(FC東京)や9月のオランダ遠征は直前のけがで不参加となったFW森本(カターニア)ら28人を選出した。
 Jリーグで好調の清水からはGK山本海とDF岩下が代表初招集となり、欧州組は森本のほかに中村俊(エスパニョール)ら6人が呼ばれた。FW佐藤寿(広島)DF徳永(FC東京)らが復帰を果たした。
 チームは6日に集合し、アジア・カップ最終予選の香港戦(8日・アウトソーシングスタジアム日本平)に備える。その後、国際親善試合のスコットランド戦(10日・日産スタジアム)とトーゴ戦(14日・宮城スタジアム)を行う。

【日本代表メンバー(今回発表分)】
◎GK 川島永嗣(川崎F)、山本海人(清水)、西川周作(大分)

◎DF 中沢佑二(横浜)、田中マルクス闘莉王、阿部勇樹(以上浦和)、駒野友一(磐田)、岩政大樹、内田篤人(以上鹿島)、今野泰幸、徳永悠平、長友佑都(以上東京)、岩下敬輔(清水)

◎MF 中村俊輔(エスパニョール)、橋本英郎、遠藤保仁(以上G大阪)、稲本潤一(レンヌ)、中村憲剛(川崎F)、松井大輔(グルノーブル)、石川直宏(東京)、長谷部誠(ボルフスブルク)、本田圭佑(VVV)

◎FW 玉田圭司(名古屋)、前田遼一(磐田)、佐藤寿人(広島)、大久保嘉人(神戸)、岡崎慎司(清水)、森本貴幸(カターニャ)

<コメント>
  10月は8日に行われるアジア杯最終予選の香港戦等、日本代表の試合が3試合が行われる。それらの試合に出場する代表メンバーが発表された。
  今まで岡田ジャパンの下で戦ってきたメンバーがメインだが、今回は新たに召集された選手、或いは過去に代表に名を連ねた事がある選手が数名選ばれた。Jリーグで得点王争いを演じているジュビロ磐田の前田選手やFC東京の石川選手などがアピールし、代表に定着出来るかにも注目が集まるが、やはりそれ以上に注目されるのは先月のオランダ遠征でメンバーに選ばれながら怪我で出場できなかったセリエA、カターニャに所属するFWの森本選手だろうか。リーグ戦で既に3ゴールを上げている同選手。中村(俊)選手や本田選手など中盤にタレントが多い日本代表で、その中盤の選手とどのように融合するのか。劇的な化学反応を起こして日本の起爆剤になってもらいたいと思うと共にどんなプレーをするのか、今から楽しみである。










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posted by スポーツ職人 at 22:43| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(6) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする