その他、鹿島を追うアルビレックス新潟はモンテディオ山形と1−1の引き分け、浦和レッズは名古屋グランパスに0−3で敗れた。
また、成績が低迷しているジェフユナイテッド千葉は27日、ミラー監督を解任し江尻コーチを監督に昇格させると発表した。今シーズン、J1チームの監督交代劇はこれで4チーム目。
JリーグJ1第20節は8月1日、2日行われる。
【J1第19節結果】
FC東京 0−0 広 島
鹿 島 1−1 柏
浦 和 0−3 名古屋
千 葉 1−2 清 水
G大阪 1−0 大 分
神 戸 1−2 大 宮
新 潟 1−1 山 形
磐 田 1−1 横浜M
京 都 3−1 川崎F
左側がホームチーム
【J1順位表(第19節終了時点)】
1 鹿 島 44
2 新 潟 34(得失点差+13)
3 浦 和 34(得失点差+3)
4 川崎F 33
5 FC東京 32
(中 略)
15 神 戸 19(得失点差−9)
16 千 葉 19(得失点差−10)
17 柏 16
18 大 分 7
<コメント>
Jリーグは後半戦に突入した。今シーズンは最上位と最下位が少し抜け出た状態になっているが、これから迎える暑い時期を過ぎるといよいよ優勝争い、残留争いが激しくなってくる。
そんな中、27日千葉のミラー監督が解任されたと言うニュースが飛び込んで来た。昨年途中から指揮を執りJ2降格寸前のチームを救った功労者が、シーズン終了を待たずして解任されるとは…。
先日解任された大分のシャムスカ前監督もそうだが、結果が出なければ責任を負うのが監督の宿命である。今の順位を考えると致し方ないのかもしれない。タイトル獲得等、サポーターや関係者を喜ばせるような結果を出せば賞賛され、結果が出なくなった途端クビを切られる。サッカーに限らずプロスポーツ界において、監督ほど切ない商売はないような気がする。
これで降格危機にある下位4チームの監督が全てシーズン途中で変わることになった。その中に柏レイソルで指揮を執ることになったネルシーニョ氏の名前もあった。ネルシーニョ氏と言えばヴェルディ川崎の黄金期を支え、加茂監督の後任として日本代表監督に就任が決定寸前まで行った人物である。結局、協会会長の「ツルの一声」でご破算となり、その騒動で協会を「腐ったミカン」と批判した事を覚えているファンも多いだろう。
ネルシーニョ氏を含め、J1残留を託された後任の指揮官がそれぞれどのようにチームを立て直すのか。その手腕に注目したい。
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