栃木は作新学院が31年ぶり6回目の出場、千葉の八千代東、長野の長野日大は夏の甲子園初出場を決めた。(八千代東は春夏通じで初出場。)また、山梨の山梨学院大付は9年ぶり4回目の夏の甲子園出場となった。
この他、センバツ4強の利府(宮城)はベスト4にコマを進めたが同じく4強だった報徳学園(兵庫)、昨夏代表の横浜(神奈川)は姿を消した。
27日は青森、新潟、岐阜、三重、京都、徳島、長崎で決勝が予定されている。
【26日現在決まっている代表校】
◎北北海道…旭川大高(6年ぶり7回目)
◎南北海道…札幌第一(7年ぶり2回目)
◎秋 田…明 桜(13年ぶり8回目)
◎岩 手…花巻東(2年ぶり5回目)
◎山 形…酒田南(2年連続9回目)
◎福 島…聖光学院(3年連続6回目)
◎栃 木…作新学院(31年ぶり6回目)
◎千 葉…八千代東(初)
◎山 梨…山梨学院大付(9年ぶり4回目)
◎長 野…長野日大(初)
◎奈 良…天 理(3年ぶり24回目)
◎鹿児島…樟 南(4年ぶり17回目)
◎沖 縄…興 南(2年ぶり8回目)
【準々決勝以降の結果(26日分)】
◎宮 城(準々決勝)
利 府 6−3 一迫商
東 北 4−2 泉松陵
◎茨 城(準々決勝)
水戸葵陵 5−2 下妻二
水戸桜ノ牧 10−3 明秀日立
常総学院 3−1 太田一
土浦日大 7−2 つくば秀英
◎栃 木(決勝)
作新学院 5−0 宇都宮工
◎埼 玉(準々決勝)
埼玉栄 2−1 春日部共栄
川口青陵 4−0 浦和実
◎千 葉(決勝)
八千代東 5−4 拓大紅陵
◎西東京(準々決勝)
日大三 13−1 東亜学園
日大二 7−3 八王子
都日野 15ー5 都狛江
都小平 9−6 国学院久我山
◎神奈川(準々決勝)
横浜隼人 10−9 横 浜
桐光学園 12−2 藤嶺藤沢
横浜創学館 6−4 向 上
桐蔭学園 10−0 横浜商大高
◎山 梨(決勝)
山梨学院大付 3−1 甲府工
◎長 野(決勝)
長野日大 11−1 松本一
◎新 潟(準決勝)
日本文理 10−0 新潟県央工
中 越 5−4 五 泉
◎富 山(準々決勝)
富山一 8−1 不二越工
南砺福野 5−4 桜 井
◎岐 阜(準決勝)
各務原 4−3 岐阜城北
県岐阜商 3−2 中 京
◎三 重(準決勝)
三 重 7−0 皇学館
海 星 6−1 菰 野
◎和歌山(準々決勝)
和歌山商 6−5 田 辺
◎京 都(準決勝)
龍谷大平安 9−2 鳥 羽
福知山成美 6−2 京都外大西
◎香 川(準々決勝)
寒 川 12−1 観音寺中央
尽誠学園 6−2 土 庄
◎徳 島(準決勝)
徳島北 10−6 鳴門工
鳴門一 2−0 小松島西
◎高 知(準々決勝)
明徳義塾 7−0 須 崎
高知西 7−5 清 水
【決勝の見どころ(27日試合予定分)】
◎青 森 青森山田×大 湊
今大会ノーシードの青森山田だったが、ここまで危なげなく勝ち進み6連覇へ王手をかけた。一方の大湊は、光星学院を破った野辺地西をコールドで下し波に乗っている。
実力では青森山田の優位は動かないと思われるが、「下北半島から甲子園」を合言葉にここまで勝ち上がって来た大湊を侮ると足元を掬われるかも知れない。
◎新 潟 日本文理×中 越
甲子園出場経験のある高校同士の対戦となった。ここまで全試合コールで相手を下している春夏連続出場を目指す日本文理は現チームで県内無敗。一方の中越は準々決勝以降、接戦をモノにして決勝までコマを進めた。中越が先制点を取って接戦にもつれ込むようだと面白い試合展開になるかも知れない。
◎岐 阜 各務原×県岐阜商
古豪×新鋭校の戦いとなったが、どちらもノーシードからここまで勝ち上がって来た。チームとして経験豊富な県岐阜商か。それとも接戦で有力校を次々と倒し初の決勝進出を果たした各務原か。
◎三 重 三 重×海 星
選手権出場回数県内1、2位の強豪同士の争いとなった。打力のある海星の打線を三重の投手陣がどう抑えるか。
◎京 都 龍谷大平安×福知山成美
強豪校同士の争いとなった。ここまで決して楽な勝ち上がりではなかった福知山成美はエース長岡投手が準々決勝以外はコールドゲームで決勝にコマを進めて来た龍谷大平安の打線をどう抑えるかがポイントとなりそう。春夏連続出場を目指す福知山成美か。それとも龍谷大平安の伝統の力が勝るか。
◎徳 島 徳島北×鳴門一
鳴門工、徳島商と言う、徳島の高校野球界の2大勢力をそれぞれ破って決勝に進んだ2校。鳴門一の好投手緒方投手を徳島北の打線がどう攻略するのか。
◎長 崎 長崎日大× 創成館
センバツ優勝校清峰を破った長崎日大と春夏通じて初の甲子園を目指す創成館が相対する事になった。地力に勝る長崎日大がやや有利か。
〜各地区予選便り〜
小生の住む東京も東西でベスト4が出揃い大詰めを迎えようとしている。都立校でも上位に進出するのが珍しくなくなった昨今、都立と私立と区別するのはナンセンスだと思っているのだが、人材や練習環境などを考えると都立勢にハンデがあるのは否めない。
さて、昨年の予選ではベスト8に東西合わせて2校しか残らなかった都立勢。今年はどうかと言うと例年以上の活躍を見せている。
東ではシード校の上位に総合工科や小山台と言った学校が名を連ね、共にベスト8まで勝ち残った。また同じくシード校で甲子園出場経験のある雪谷がベスト4に勝ち残った。
一方の西では都日野がシード権を獲得し、やや組合せに恵まれた感はあるもののベスト4まで勝ち残った。また、近年力を付けて来ている都小平も堀越、国学院久我山などの甲子園出場経験のある学校を下し4強に名を連ねた。共に日大勢との争いになるが、西東京からは都国立以来となる都立勢の出場を果たす事が出来るか。
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