プロ野球のマツダオールスターゲーム運営委員会は6日、オールスター戦に出場する監督推薦選手を発表し、ファン投票と選手間投票による選出メンバーを合わせたセ、パ両リーグ各28選手の全陣容が決まった。
初選出は、リーグトップに並ぶ8勝を挙げている川井(中日)や2年目の19歳、由規(ヤクルト)をはじめ、岸(西武)田上(ソフトバンク)ら17人。
最多選出回数は小久保(ソフトバンク)の12度(出場辞退2度を含む)で、セの最多は金本(阪神)の11度だった。
球団別ではソフトバンクの8人が最多で、広島と日本ハムからは7人。最少は阪神、横浜、オリックスの2人。
オールスター戦は第1戦が24日に札幌ドーム(午後6時半開始予定)第2戦は25日にマツダスタジアム(午後6時10分開始予定)で行われる。セは原(巨人)、パは渡辺(西武)の両監督が指揮を執る。
【ファン投票で選出された選手】
◎セ・リーグ
大竹(広島)、山口(巨人)、林(ヤクルト)、石原(広島)、栗原(広島)、東出(広島)、小笠原(巨人)、坂本(巨人)、青木(ヤクルト)、赤松(広島)、内川(横浜)
◎パ・リーグ
ダルビッシュ(日本ハム)、摂津(ソフトバンク)、武田(日本ハム)、里崎(ロッテ)、小久保(ソフトバンク)、井口(ロッテ)、中村(西武)、川崎(ソフトバンク)、稲葉(日本ハム)、大村(オリックス)、草野(楽天)、二岡(日本ハム)
太字は選手間投票でも選ばれた選手
【全出場選手はこちらから】
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/
baseball/npb/allstar/index.html
<コメント>
今シーズンのオールスターに出場する選手が発表された。セ・パ両リーグのチームが対戦する交流戦が定着した昨今、年々盛り上がりに欠けるオールスターの存在意義が問われているが、例えば強打者に対しオール直球で勝負する「力」と「力」の対決はチーム、個人の成績が関わる交流戦では見られない。
選ばれるメンバーの数、試合数は議論の余地があると思うが、やはり年に1度の「お祭り」である。何年か前に横浜スタジアムで開催されたオールスターを見に行った事があるが、普通の公式戦とは違う華やかな雰囲気だった事を覚えている。楽しみにしているファンもまだ多くいると思うので、今後も続けて欲しい。
さて、今年の顔触れを見るとやはりホームグラウンドが開催地となっている広島と日本ハムから多く選出されている事、チーム成績が反映されている事が特徴として挙げられる。田中(楽天)、坂本(巨人)の「同級生対決」やダルビッシュ(日本ハム)とセ・リーグの強打者との対決など見所も多い。チームの勝負と言うよりも、掛け値なしの1対1の対決に注目すると楽しめるのではないだろうか。選ばれた選手が果たしてどんなプレーでファンを魅了するのか。
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