2009年03月30日

南アフリカへの道は険しき道かそれとも容易き道か?  【サッカー  W杯南アフリカ大会各大陸予選】

  サッカーの2010年W杯南アフリカ大会の各大陸予選が世界各地で繰り広げられている。32枚ある南アフリカ行きのチケットを手にする事が出来るのはどの国なのか。
  ここでは、各地区の現在の状況を紹介したいと思う。


【アジア予選 4枠〜5枠】
◎南アフリカへの道
 最終予選に進出した10カ国を2つのグループに分けて、ホーム&アウエー方式のリーグ戦を行う。各グループ上位2カ国は、無条件で本大会出場決定。グループ3位同士がホーム&アウエー方式のプレーオフを行い勝者がオセアニア地区代表(ニュージーランド)とプレーオフを行い勝者が本大会出場。

 大陸予選の中で最も長い移動を強いられるアジア予選。日本も6月に赤道越えの移動が待っている。
 グループAは、日本とオーストラリアが頭1つ抜け出た感がある。焦点は、両国のトップ争いと勝ち点で並ぶ残り3カ国(ウズベキスタン、カタール、バーレーン)の生き残りを懸けた争いに移りつつある。
 一方5カ国全てがW杯出場経験があるグループBが、北朝鮮の躍進が目を引く。ここまで暫定首位を走る同国が久々の本大会出場を果たす事が出来るか。一方W杯常連のサウジアラビア、イランの中東2カ国が3位争いをしているのも意外な展開である。イランの英雄ダエイ監督はサウジアラビア戦の敗戦の責任を負わされ解任された。とは言え北朝鮮、韓国、サウジアラビア、イランが勝ち点差4の中にひしめいているグループBの結末は最後まで読めない。

【南米予選 4枠〜5枠】
◎南アフリカへの道
10カ国によるホーム&アウエーのリーグ戦。上位4チームが本大会進出。5位のチームは北中米カリブ地区4位とのホーム&アウエーのプレーオフへ。勝者が本大会進出。

  各国11試合を消化し折り返し点を過ぎた。現在パラグアイが首位を走るも、マラドーナ率いるアルゼンチンが迫って来ている。29日の試合でチリがペルーに勝ち、ブラジルがエクアドルと引き分けた為、ブラジルが4位転落。ブラジルはこの予選これで引き分けが6試合目となり勝ち切れない試合が続いている。その後をウルグアイが勝ち点差2で追っている。サッカー王国ブラジル。最後は帳尻を合わせて予選は突破すると思われるが、もし5位でプレーオフ進出(ブラジルの場合は「後退」と言う表現の方が正しいか。)という事になれば一大事である。

【北中米・カリブ予選 3枠〜4枠】
◎南アフリカへの道
  最終予選に6カ国(メキシコ、アメリカ、コスタリカ、エルサルバドル、トリニダード・トバゴ、ホンジュラス)が進出。ホーム&アウエー方式のリーグ戦を行い上位3カ国は無条件で本大会進出。4位のチームは、南米予選5位のチームとプレーオフを行い勝者が本大会出場。

  各国2試合ずつを消化した段階。これから本格化する。メキシコをホームで下したアメリカが首位。2位メキシコ、以下コスタリカ、エルサルバドル、トリニダード・トバゴ、ホンジュラスの順。

【アフリカ予選 5枠】
◎南アフリカへの道
  最終予選に進出した20カ国を5つのグループに分けてホーム&アウエー方式のリーグ戦を行う。各組1位が無条件で本大会進出。

  3月28日から最終予選がスタートした。11月中旬まで熱戦が繰り広げられる。

・グループ1
 ガボン、トーゴ、モロッコ、カメルーン
・グループ2
 チュニジア、ナイジェリア、モザンビーク、ケニア
・グループ3
 エジプト、ザンビア、ルワンダ、アルジェリア
・グループ4
 ガーナ、スーダン、マリ、ベナン
・グループ5
 コートジボワール、ブルキナファソ、ギニア、マラウイ

【ヨーロッパ予選 13枠】
◎南アフリカへの道
 予選参加国を9つのグループに分けてホーム&アウエー方式のリーグ戦を行い、各組1位は無条件で本大会進出。各組2位の内、上位8カ国がホーム&アウエー方式でプレーオフを行い勝者となる4カ国が続いて本大会進出となる。

(1)グループ1〜グループ5
  EURO2008チャンピオンのスペイン(グループ5)を始め、グループ4のドイツ、ロシアなど有力視されている各国が上位に位置している。特に連勝街道をひた走る「無敵艦隊」スペインの強さが際立っている。
  その一方で、前回W本大会ベスト4のポルトガル(グループ1)がデンマーク、ハンガリー(共に勝ち点10。ポルトガルは勝ち点6。)の後塵を拝している。地元では早くもW杯出場を絶望視する声が聞かれ始めている。同じグループ1に属しているW杯常連国スウェーデンも苦戦を強いられており、この2カ国がこの後どこまで巻き返すのかに注目が集まる。グループ3の北アイルランドがEURO2008本大会に出場したポーランドを破ってグループトップに立っている。こちらもこの後どこまで勝ち点を伸ばせるか。

(2)グループ6〜グループ9
  因縁の対決、イングランドとクロアチアが同居するグループ6はイングランドが一歩抜け出ている。クロアチアは、前回W杯本大会に出場したウクライナと2位争いを演じている。グループ7ではフランスが2位のリトアニアと勝ち点差2ながら3位に甘んじている。この他のグループは順当な結果となっている。

・グループ1
 デンマーク、ハンガリー、ポルトガル、スウェーデンなど
・グループ2
 ギリシャ、スイス、イスラエルなど
・グループ3
 北アイルランド、スロバキア、チェコ、スロベニア、ポーランドなど
・グループ4
 ドイツ、ロシア、フィンランドなど
・グループ5
 スペイン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、トルコ、ベルギーなど
・グループ6
 イングランド、クロアチア、ウクライナなど
・グループ7
 セルビア、リトアニア、フランスなど
・グループ8
 イタリア、アイルランド、ブルガリアなど
・グループ9
 オランダ、アイスランド、スコットランドなど

 各グループ左から1位、2位・・・4位の順で、グループ2、5を除いて暫定の順位。







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2009年03月29日

【速 報】連覇もメダルも逃す!!  【女子フィギュアスケート 世界選手権】

【速 報】
  フィギュアスケートの世界選手権最終日は28日、ロサンゼルスで女子フリーを行い、日本人初の2連覇を目指した浅田真央(愛知・中京大中京高)は188・09点で4位だった。安藤美姫(トヨタ自動車)が190・38点で3位に入り、キム・ヨナ(韓国)が207・71点で初優勝した。

【世界選手権最終成績】
1位  キム・ヨナ(韓 国)   207.71 
(SP1位、FS1位)  
2位  ロシェット(カナダ)   191.29
(SP2位 FS3位)
3位  安藤 美姫(日 本)   190.38
(SP4位 FS2位) 
4位  浅田 真央(日 本)   188.09
(SP3位 FS4位)

※SP・・・ショートプログラム FS・・・フリー
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南アフリカを視界に捉えたか?長旅は最大の難局へ・・・。【サッカー  W杯アジア最終予選】 

  サッカーの2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選が28日、各地で行われ、グループAの日本はホームにバーレーンを迎え中村俊輔選手のFKで上げた1点を守り切り勝利を収めた。これで勝ち点を11に伸ばした日本が暫定ながらグループAの首位に躍り出た。6月から再開される残り3戦の内、1つ勝てば4大会連続のW杯出場が決まる。
  グループAのもう一試合、ウズベキスタン×カタールは4−0でウズベキスタンが勝ちグループ3位(暫定)に浮上した。

  一方、熾烈な争いを続けているグループBは北朝鮮がUAEに勝ち、グループBのトップ(暫定)に浮上し、サウジアラビアは2−1でイランを下した。

【試合結果】
◎グループA
日 本(11)  1−0  バーレーン(4)
(得点者)
後2分  中 村(俊)

ウズベキスタン(4) 4−0  カタール(4)


◎グループB
北朝鮮(10)  2−0  UAE(1)

サウジアラビア(7)  2−1  イラン(6)

( )の数字は勝ち点。太字はホーム。

<コメント>
  昨年9月から始まったW杯アジア最終予選もいよいよ後半戦に入った。第4戦の相手は岡田ジャパンになってから公式戦2勝2敗と互角の勝負を繰り広げて来たバーレーン。
  5度目の対戦で記憶に新しいのが先日まで行われていた野球のWBCの対韓国戦であるが、その時同様ここでケリをつけて南アフリカを視界に捉えたい所である。でないと、W杯ベスト4どころか中東勢とのW杯出場争いのアリ地獄に巻き込まれてしまう可能性がある。日本にとって最後の3試合はタフな日程になる事を考えると「勝つ事」が至上命題となる試合である。

  さて試合結果は、各マスコミが報じている通り1−0で日本が勝ちW杯出場に王手を掛けた。試合内容はともかく、勝ち点3を獲得し3位以下を大きく引き離した事は大きい。これで6月の3試合は余裕を持って戦える事だろう。何より最終予選ホームで初白星を上げた事に最も胸を撫で下ろしているのは指揮官、岡田監督ではないだろうか。
  
  試合の展開は日本がボールを支配し、バーレーンはゴール前の守りを固めてカウンターを狙うと言う、大方の予想通りとなった。日本のディフェンスは中盤でカウンターを狙うバーレーンの攻撃の芽を摘み取りゴール前でも決定的なシーンを作らせる事は殆ど無かった。
 
  しかし、毎試合言われている事だがこの試合でも攻撃面では課題が残った。今回、岡田監督は相手ゴール前で数的優位を作る事をコンセプトに掲げていたが、結局取った1点は中村選手のFK、しかも相手の壁に当たってコースが変わるラッキーなゴールだった。手数をかけてチャンスを多く作る事は良いのだが、フィニッシュの精度が相変わらず悪く追加点を上げる事は出来なかった。決定力不足と昔から言われているが、その決定力を生み出す1つ手前、昨日のように中央が高い相手に対しボールをサイドに散らして揺さぶるとか、そう言った工夫が見られず、闇雲に中央突破を図ろうとするシーンが多かったような気がする。勿論、中央突破を図って相手のファールを誘う事も必要だが、それは外からの攻撃とのバランスがあってこそだと思う。W杯本戦では更に高い壁がそびえる事が予想され、そういう相手をどうやって崩すのか。W杯ベスト4を目指すのであれば、更に精度を上げる必要があるだろう。中村選手が試合後のインタービューで「早くW杯本戦出場を決めて、そこで戦うための準備をしたい。」と語っていたが、攻撃の課題をクリアしないと2006年の二の舞になってしまう、と言う危機感から発せられた言葉のようにも聞こえた。

  何はともあれようやく9月から始まった長旅の最終目的地である南アフリカへの視界が開けて来た。残り3試合が相手のレベルは別にして日程的にも移動する距離もこの予選で最も厳しいものになるが出来れば、最終戦のオーストラリア戦を迎える前に吉報が届く事を願いたい。





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2009年03月28日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.9 【プロ野球チーム紹介 〜東北楽天ゴールデンイーグルス〜】

   ワールドベースボールクラシックも終わり、選抜高校野球は明日ベスト8が出揃い、そして4月3日からはペナントレースが開幕する。日本を世界一に導いた選手達がどんなパフォーマンスを見せるのか注目される。

  さて、久しく掲載していなかった2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの9回目。今回は仙台に根付いて5年目。初のAクラスへの期待が懸かる東北楽天ゴールデンイーグルスを紹介したいと思う。


【WBC戦士に続く投手が出てくるかどうかがチーム浮上のポイントか?】
  プロ野球の球団の危機を救う為かどうかは別にして、楽天が50年ぶりに新規参入してから5年目のシーズンを迎える東北の鷲。これまでは毎年Bクラスに甘んじていたが、昨シーズン前半は一時首位争いを演じるなど、ファンを沸かせる事もあった。今シーズン、初のAクラス入り、そしてクライマックスシリーズ出場を果たす事が出来るか。
 
  投手陣は咋シーズン、チームの勝ち星のおよそ3分の1を1人で稼いだ岩隈と3年目となるマーくんこと田中投手が中心となる。特に岩隈投手の活躍は日本のみならず世界を沸かせた。しかし、両投手ともWBC終了後のコンディションが心配である。特に岩隈投手は帰国後の会見で疲れを口にしている事から首脳陣は気が気でないだろう。彼ら2人に続くピッチャーが現れるかどうか。チームの浮沈を左右する大きなウエイトを占めるような気がする。前半戦で彼ら以外の投手で勝ち星を拾う事が出来れば、後半戦へ向けて展望が開けてくる。新加入のメジャーリーガー出身のラズナー投手、北京五輪アジア予選のメンバーにも名を連ねた長谷部投手、永井投手など頭数は揃っているが果たして軸となる投手が出てくるかどうか。また試合を締める抑え投手に誰を据えるのかもポイントとなるであろう。

  一方、昨シーズンリーグトップの打率を記録した攻撃陣に中日から中村(紀)が加わった事で厚みを増した。セギノール、山崎(武)と一発が期待できる選手がいる反面、機動力に難があるか。野村監督が好むであろう繋ぎの野球が出来れば攻めのバリエーションが増え相手の嫌がる野球が出来ると思うのだが・・・。

 その野村監督、WBC期間中は色々と話題を提供して来たが、シーズンに入っても脚光を浴びるような順位に導く事が出来るか。そろそろ良い結果を出て欲しいとファンは願っている。




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タグ:野球 楽天 仙台
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2009年03月26日

やっぱりムリか?秋春制   【サッカー ナビスコカップ予選】

  サッカーのヤマザキナビスコカップが25日開幕し予選リーグ第1節が行われた。
  A組で浦和と対戦した広島は佐藤寿ゴールで先制しそのまま逃げ切った。Jリーグ公式戦で広島が浦和に勝ったのは10年ぶりの事である。この他大宮が新潟を2−1で下し、磐田と横浜FMはスコアレスドローに終わった。
  またB組では、雪の降りしきる中で行われた山形と京都の1戦は山形が3−1で京都を下した。この他柏が3−1でFC東京を下し、千葉と神戸の試合は1−1の引き分けに終わった。

  ヤマザキナビスコカップは、予選シードとなったACL出場4チームを除く14チームを2組に分けてホーム&アウエー方式のリーグ戦を行い、各組上位2チームとシードされた4チームが決勝トーナメントに進出する。

【第1節試合結果】
◎A組
大 宮 2 - 1 新 潟
磐 田 0 - 0 横浜FM
広 島 1 - 0 浦 和

◎B組
山 形  3−1  京 都
  柏   3−1 FC東京
神 戸 1−1 千 葉


<コメント>
  Jリーグを現行の「春秋制」からヨーロッパと同じ「秋春制」にすべきと言う議論が最近行われている。推進派の日本サッカー協会の犬飼会長と反対の立場を取っているJリーグの鬼武チェアマンの名から「犬鬼戦争」などと書き立てているマスコミもある。

  秋春制にすれば世界の主流であるヨーロッパのクラブへの移籍がスムーズになる。1月の移籍市場が開かれた時に移るのは、向うがシーズン中と言う事もあり選手にとってはリスクが大きい。移籍出来たのは良いが、既に固まっているチームコンセプトに合わずに最悪の場合、ベンチを温めるだけでシーズンが終わってしまう可能性すらある。欧州がシーズンオフの時に移籍するにはJリーグのチームを途中で抜け出さなければならずクラブにとっては損失となる。
  ヨーロッパと足並みを揃えればそのような事は無くなり選手にとってもクラブにとってもスムーズに事が運ぶだろう。また、シーズンオフを迎える野球のファンを取り込む事も出来て、メジャースポーツの共生と言う意味でもメリットがある。

  だが、日本の気候を考えると特に雪の多い地域はインフラの整備や練習施設の確保などハンデを負う事になり、選手のパフォーマンスにも影響を及ぼす可能性がある。昨日(25日)行われたナビスコ予選の山形×京都、Jリーグの山形×名古屋が良い例である。雪の降りしきる中での試合はやる側も見る側も大変である。その他、春が区切りとなる日本の学校制度を考えると新人選手の受け入れをどのように進めるかなど、クリアすべき課題が山積しているのもまた事実である。

  個人的には、ヨーロッパへの移籍が1月になろうと7月になろうと順応出来る選手はきちんと結果を出す事が出来る筈である事、Jリーグのすそ野を広げると言う事を考えると、現段階での秋春制移行にはあまりメリットを感じないのだが・・・。

  先日、ある新聞のWeb版にヨーロッパで数少ない春秋制を採用しているロシアのサッカー関係者のコメントが掲載されていた。とても興味深い言葉である。

(ロシア協会の専務理事)  
「シーズンが変わらないことがレベルに影響を与える訳ではない。」

(スパルタク・モスクワの広報担当者)
「自分たちの生活に合わせたやり方をとるべきだ。」

    
  昨日のナビスコカップ予選の山形×京都の試合のダイジェストを見ていて、上にも書いた通り「今のところ、日本にはやはり春秋制の方が合っているのでは・・・」と思った。
  秋春制に関する議論は、取り敢えず継続して検討される事となっているが果たしてどのような結論が導き出されるのだろうか。


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2009年03月25日

見事な剣さばきで世界を制し、チャンピオンと言う名の港に帰って来たサムライ!!【野球 WBC決勝】

  野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールドベースボールクラシック決勝が24日(日本時間)行われ、日本が延長戦の末、韓国を下し大会2連覇を達成した。

  日本は3回に小笠原選手のタイムリーヒットで先制点を上げたが、5回裏秋信守選手のソロホームランで韓国が追いついた。その後日本が7、8回に追加点を上げて引き離すも韓国が粘りを見せて9回裏に同点に追いつき延長戦に突入した。
  10回表、2、3塁にランナーを置いてイチローが韓国の抑え林昌勇投手から2点タイムリーを放ち勝ち越すとその裏、準決勝から抑えに回ったダルビッシュ投手が締めて追いすがる韓国を振り切った。

  尚、大会MVPは前回大会に続いて松坂大輔投手が獲得した。第3回WBCは4年後の2013年に開催される予定となっている。


【決勝戦試合結果】
日 本 0 0 1  0 0 0  1 1 0  2  5
韓 国 0 0 0  0 1 0  0 1 1  0  3

<コメント>
「世界をつかもう!!」某ファーストフードチェーン店がWBCのキャンペーンで打ち出したキャッチフレーズである。
 2月の宮崎合宿から始まった世界チャンピオンという名の港を目指す航海。幾多の荒波が襲い掛かってきたが、サムライは怯む事なく前に進み、世界チャンピオンの称号を掴み取ってそして港に辿り着いた。いや、連覇したのだから帰港したと言った方が良いのだろうか。

  この大会5回目となったライバル韓国との一戦は世界チャンピオンを懸けた、まさに死闘と呼ぶにふさわしい好ゲームだった。仕事から帰って録画していたVTRを見たが、特に試合の後半は興奮の中にも緊張の糸が張り詰めた雰囲気がひしひしと伝わって来た。試合内容はメディアなどの情報を多くの人が目にし耳にしているだろうから詳しくは書かないが、最後は日本の勢いが僅かに韓国のそれを上回った格好となった。また、野球大国アメリカでアジアの国同士が激闘を繰り広げた事は意義深い事だと思う。日本の優勝が喜ばしい事は当然の事であるが、終盤驚異的な粘りを見せた韓国にも賛辞を送りたい。

  先発の岩隈投手、準決勝から抑えに回ったダルビッシュ投手、相手のチャンスの芽を摘み取った内川選手の好捕、好返球、そして繋ぎの野球を知らしめた打撃陣。どれもみなファンの心を打つプレーばかりだった。その中でドラマのクライマックスシーンの中心にいたのが、この大会打撃不振でいつ火を噴くのかが日本国民の関心事となっていたイチローだった。何だかんだ言ってもイチローなのである。そう言う強運のような物を持っているのだろう。地獄の苦しみから天国へ・・・。これ程完成度の高いノンフィクションにはそうそうお目にかかれないのではないだろうか。

  選手個々の力量は韓国よりも日本、日本よりもアメリカの選手が上を行っているのは事実だしこの図式は当分の間、変わらないと思う。(韓国と日本は入れ替わるかも知れないが・・・。)しかし緻密な繋ぎの野球が出来れば、パワーを全面に押し出す本場の野球とも十分に渡り合える事を日本の選手が示してくれた。
  スモールベースボールが世界の野球に地殻変動を起こすには、それでもやはりアメリカに勝ち続けなければならない。とてつもなく長い、険しい道のりである。が、今回アメリカを破り世界一になった事で野球の本場であるアメリカのファンの心を少しはくすぐったのではないだろうか。日本のスタイルを野球の本場アメリカで見せつけただけでも意義のある大会だったと思う。

  かくして盛況の内に2回目のWBCは幕を閉じたが、その一方で多くの課題が浮き彫りとなった。敗者復活戦方式は同一カードを連発し、開催時期の問題、更にはメジャー球団の選手の起用法に対する必要以上の介入などクリアすべき課題は多い。よくサッカーのW杯と比較されるが、歴史を重ねたそれと違いワールドベースボールクラシックはまだ始まったばかりである。今後参加各国が協力し合い徐々により良い大会になる事を願いたい。

  翻って日本のプロ野球は未だ人気低迷の中にあるが、今回のフィーバーを見ると野球が敬遠されている訳ではない。選手のひたむきなプレー、スリリングな展開が見られればファンは戻って来る。そういう意味で今回出場した選手、関係者がそれぞれ得た経験を各チームに戻ってどのように還元し、そして自身のプレーにどう生かすのか。プロ野球の人気復活の責務を担う事になるであろうサムライ達の今後の活躍に期待したい。





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2009年03月23日

雲の上にいたアメリカを引き摺り下ろしたサムライ!! 「世界一の港」の前に立ちはだかるのはまたしても「あの国」!! 【野球 WBC日本×アメリカ】

  野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールドベースボールクラシックの準決勝、日本×アメリカが23日(日本時間)ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われ、日本が9−4でアメリカを下し決勝にコマを進めた。

  日本は初回、先発の松坂投手がアメリカの先頭打者ロバーツ選手にいきなりホームランを打たれ先制点を許したが、4回相手のエラーなどもあり一挙5点を取って逆転に成功すると、8回にもエラー絡みで3点を取り試合を決めた。一方先制点を取ったアメリカだったが、先発のオズワルト投手が4回に集中打を浴びて降板したのが誤算だった。守備も乱れ、それが得点に絡むなど最後までリズムに乗る事が出来ず大会を去る事になった。

  決勝に進出した日本は24日(日本時間)、ドジャー・スタジアムでベネズエラを大差で破った韓国と対戦する。

【準決勝結果】
 韓 国  5 2 0  1 0 2  0 0 0  10
ベネズエラ 0 0 1  0 0 0  1 0 0  2

米 国 1 0 1  0 0 0  0 2 0  4
日 本 0 1 0  5 0 0  0 3 X  9

<コメント>
  これは歴史的快挙と言って良いのだろうか。日本が勝つ事を願っていたとは言え、メジャーリーガーを揃えたアメリカにはまだ及ばないのではないだろうか。、そう思いながら結果が出るのを待っていた。今日は仕事だった為、テレビを見る事はおろか、月曜朝と言う事もありこっそり文字速報を見る雰囲気ではなかった。

  日本にとって雲の上の存在だったアメリカの野球に勝つ日は、何れやって来るとは思っていたが、こんなに早くこようとは・・・。相手のチーム状態が良くないと言う事、日本に比べて関心が低いと言う事実はあるにせよ、メジャーリーガーで固めたアメリカに勝ったと言う事実は後世消える事はない。
  しかも、文字速報を振り返ってみると気が付いたら勝っていたと言うような展開ではなく、日本が身上とする繋ぎの野球をやり抜いて勝った事に意味がある。2次ラウンドまでは見えなかったベンチワークも積極的な面が見えた。自分達の野球をしてアメリカを雲の上から引き摺り下ろす事に成功しチームの状態は最高潮なのではないだろうか。
  
  昨今、多くの日本のプロ野球選手が海を渡るようになったが、それにしてもその先駆者となった野茂選手が最初に降り立った地、ドジャー・スタジアムでアメリカに勝つとは・・・。これも何かの縁だろうか。

  さて、明日(24日)の決勝戦。相手はこの大会お馴染みとなった韓国とこの大会5度目の対戦である。ここまで2勝2敗の五分の成績だが、韓国が負けた2敗は何れも彼らが途中で試合を捨てた、勝っても負けても痛みを伴わない試合だったと言っても良い。韓国が勝ちに行った試合で日本は勝てていない。その2勝に貢献した奉投手が3たび日本の前に立ちはだかる。
  先日、2次ラウンドの順位決定戦で韓国に勝った時のイチローのコメントを借りれば、同じ投手に3度やられる事は日本野球のプライドに懸けてもあってはならない事だと思う。世界一の称号とアジア盟主の座を懸けた戦い。先制点をどちらが取るか。そして準決勝でも勝者と敗者の決定的な差となったエラーなどのミスをいかに少なくするかが、試合の行方を大きく左右するだろう。果たして2回目となるWBCのクライマックスは、どのようなシナリオになるのだろうか。





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2009年03月22日

眼鏡の奥の目を光らす代表指揮官!!さて、代表選手の出来やいかに?  【サッカー Jリーグ第3節】 

  サッカーのJリーグJ1、J2第3節が21日、22日各地で行われた。
  リーグ3連覇を狙う鹿島アントラーズはサンフレッチェ広島を2−1で退けた。また復権を狙う浦和レッズはジュビロ磐田と1−1で引き分けた。鹿島以外のACL出場組では名古屋グランパスは勝利を収めたが、川崎Fは引き分け、G大阪は京都に1−2で敗れた。
  第3節を終了し、アルビレックス新潟が首位に立ち、以下名古屋、G大阪、鹿島の順となっている。 

  Jリーグ第4節は28日(土)にW杯アジア最終予選のバーレーン戦が行われる為、翌週の4月4日、5日に行われる。

【JリーグJ1第3節結果】
大 宮 1−1 神 戸
FC東京 1−0 山 形
磐 田 1−1 浦 和
横浜FM 3−3  柏
大 分 0−0 新 潟
名古屋 3−1 清 水
京 都 2−1 G大 阪
鹿 島 2−1 広 島
千 葉 1−1 川 崎

<コメント>
  28日に行われるバーレーン戦の代表選手が先日発表されたが、これまで日本のゴールを守ってきた川口選手(磐田)が外れた事で衝撃が
走った。Jリーグでの3試合で11失点では、さすがに代表には選べないという事なのだろう。(勿論GKだけのせいではないのだが・・・。)1998年の三浦選手を代表外しを彷彿とさせる落選劇だった。岡田監督のバーレーン戦に対する並々ならぬ並々ならぬ意気込みが伺える。勝てばW杯本戦出場がかなり近づくし、仮に負ければ自身の進退問題が再び浮上する可能性があるのだから・・・。
  ただ指揮官の意気込みとは裏腹に三浦選手の時ほどマスコミが騒がないのは、サッカーを見る目が肥えて来たからなのか、それとも代表に対する関心が薄れているからなのか。(恐らく、今回の事が本大会の時に起きれば多少騒ぎになるとは思うのだが・・・。)どちらにしても早く調子を取り戻して再び代表に名を連ねて欲しいと思う。

 さてJリーグは第3節まで終了した。順位に一喜一憂する時期はまだ先の話である。果たして今年のJリーグも上位争い、降格争いとも混戦になるのか。それとも抜け出すチームが出てくるのか。今年のリーグ優勝、そして毎年悲喜交々の降格争いの行方やいかに?

 ところで件の代表指揮官。21日の横浜FMと柏の試合を観戦に訪れたとか。新戦力の発掘が目的なのか。或いは「あの」代表選手の状態に関して目を光らせたのか、それとも単なる気まぐれか。28日のバーレーン戦でどのような戦いぶりを見せるのか楽しみである。


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春の到来告げる球音!!「新生甲子園」初代チャンピオンは果たして?  【野球 選抜高校野球】

  第81回選抜高校野球大会が甲子園球場で開幕した。初日となった21日は開会式の後、1回戦3試合が行われ倉敷工(岡山)、中京大中京(愛知)、今治西(愛媛)が2回戦に進出した。22日に予定されていた1回戦3試合は雨で順延となった。改修工事が行われ新しく生まれ変わった高校球児の聖地、甲子園の「初代チャンピオン」に輝くのは果たしてどのチームか。


【第1日の結果】
◎1回戦
金光大阪 2 1 0  1 2 0  0 0 3  0 0 1  10
 倉敷工 1 0 0  3 0 1  0 1 3  0 0 2x  11
 
 開幕試合からいきなり点の取り合いとなったが終盤粘り強さを発揮した倉敷工に軍配が上がった。金光大阪は春夏3度目の挑戦でまたしても初戦突破はならなかった。


 神村学園 0 0 0  0 0 0  1 0 0  1
中京大中京 0 0 1  0 0 0  2 2 X  5

 終盤集中打を見せた中京大中京が初戦をモノにした。神村学園は中京大中京の堂林投手を打ちあぐね、打線が繋がらずエース小池投手を援護出来なかった。
 

光星学院 0 1 0  0 0 0  0 0 0   1
 今治西 0 0 0  0 1 0  0 0 1x  2
 
 今治西が注目の好投手、光星学院の下沖投手を攻略しサヨナラ勝ちを収めた。一方、光星学院は2回に先制しその後も毎回ランナーを出すものの点に結びつける事が出来ず好投した六埜、下沖投手を援護する事が出来なかった。 

【第2日試合予定】
◎1回戦
高崎商(群馬)−報徳学園(兵庫)(9時)
清峰(長崎)−日本文理(新潟)(11時30分)
福知山成美(京都)−国士舘(東京)(14時)

<コメント>
 「春はセンバツから」とは昔からよく言われているフレーズである。
昨日(21日)東京では桜の開花宣言も発表された。海の向うで熱戦が繰り広げられているWBCでの日本選手の活躍に列島が熱気に包まれている今年だが、「春はセンバツから」と言うフレーズの通り今年も選抜高校野球が開幕した。

  81回目となった選抜高校野球は早稲田実、慶応の当時出場や古豪箕島、習志野、PL学園の出場など多彩な顔触れとなっている。果たして新しくなった甲子園球場で最後まで勝ち続けるのはどの高校なのか。球児の熱いプレーに注目したい。 


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2009年03月19日

サムライが向かうべき港は蜃気楼ではなく本当にあるのか?切れ味戻った刀携え、いざロスへ!!  【野 球   WBC2次ラウンド日本×キューバ他】

  野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールドベースボールクラシックは19日(日本時間)2次ラウンド2試合がサンディエゴ等で行われた。

  1組では、残り1枚となったロサンゼルス行きのチケットを懸けて日本とキューバが対戦し、投手陣が踏ん張った日本が5−0でキューバを下し準決勝進出を果たした。一方、前回大会準優勝のキューバは2次ラウンド敗退が決定した。

  一方既に準決勝進出国が決まっている2組では順位決定戦が行われ、ベネズエラがアメリカを下し2組1位でロサンゼルスに行く事となった。

  ワールドベースボールクラシックは明日20日(日本時間)1組の順位決定戦、日本×韓国が行われ、その後23日に準決勝、24日に決勝が何れもロサンゼルスで行われる。


【2次ラウンド試合結果(19日分)】
◎1 組
  日 本 0 0 0  2 1 0  1 0 1  5
キューバ 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
 日本は韓国と共に準決勝進出が決定し、キューバは2次ラウンド敗退が決まった。

◎2 組
  米   国 0 1 1  1 2 1  0 0 0  6
ベネズエラ 0 6 0  1 0 3  0 0 X  10
  ベネズエラの2組1位、アメリカの同2位が決まった。


【この後の試合日程】
◎1組2次ラウンド順位決定戦
3月20日 10:00  日 本×韓 国  (サンディエゴ)

◎準決勝
3月22日 10:00  ベネズエラ×2次1組2位
3月23日  9:00  2次1組1位×アメリカ 

◎決 勝
3月24日 10:30  準決勝の勝者

日時は日本時間。準決勝以降の試合会場はロサンゼルス。

<コメント>
  ここのところスポーツの話題と言えば、当たり前かも知れないが野球のWBC一色である。明後日から始まる選抜高校野球も、サッカーのACLでスーパールーキー鹿島の大迫選手がゴールを決めた事もどこかに消し飛んでしまった。

  それはさて置き、昨日韓国に敗れ崖っぷちに立たされたサムライジャパン。生き残りを懸けて対戦した相手は前回大会で優勝を争ったキューバ。野球が国技なだけに国の威信を懸けて戦うチームを相手に、昨日以上に難しい試合になると思われた。ところが、ちぐはぐだった昨日とは打って変わって投打の歯車が上手く噛み合い、2次ラウンド初戦同様、キューバを零封し、何とか踏みとどまってロサンゼルス行きを決めた。

  その立役者はやはり先発の岩隈投手だろう。過去の試合から先に点を許せば苦しい状況に追い込まれ、サムライジャパンの日本直行が決まってしまう緊迫した雰囲気の中でよく投げたと思う。インターネットの文字速報しか見ていないので、どんな球筋でバッターを打ち取ったのかは分からないが、6回69球とと言う投球内容から、恐らくキューバの打線は追い込まれるとフォークやスライダーで打ち取られると踏み、早いカウントから手を出していったのだろう。その伏線は先日の試合で緩急をつけた投球でキューバ打線を翻弄した松坂投手が作ったものだとも言える。そう考えると、今日の好投は松坂投手が打った布石によりもたらされたと言えるのかも知れない。

  一方、昨日は繋がらなかった打線も青木選手の4安打の活躍もあり得点を重ねていった。そして何より不振に陥っていたイチローに当たりが戻った事が大きい。復調が本物かどうかは今後の打撃内容次第だが、準決勝、決勝と見慣れているメジャーリーガーと対峙する可能性があるので活躍してくれると信じたい。

  明日(20日)は韓国との4度目の対戦となった。アメリカとベネズエラもここまで3度対戦している。1つの国際大会で何度も同じ相手と対戦する競技は他にないだろう。異例な事であるが、大会のレギュレーションに関する話は機会があれば書く事にして・・・。
  
  共にロサンゼルス行きを決めている事、勝っても負けても準決勝はこれまでよりも数段レベルの高い戦いが要求される事から、ガチンコの勝負にはならないような気がする。(どちらかと言うと負け続けて逆に失うものが無い日本の方が戦いやすいか・・・。そして勝てばマスコミが騒ぎ立てるか・・・。)その先を見据えて色んな選手、戦術を試して欲しいと思う。  今日(19日)のキューバ戦は先制して試合を優位に進める事が出来たから良いが、負けている時にどのようにして局面を打開するのか。負けた1次ラウンド、2次ラウンドの韓国戦でそれを見る事は出来なかった。準決勝、決勝と進む上で、そんなシーンが今まで以上に出てくる可能性がある。その時ベンチはどう動くのか。サムライジャパンが2連覇し得る器なのかどうか試されるのはこれからなのである。





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2009年03月18日

サムライが向かうべき港は蜃気楼なのか?ライバルを前にして刃がこぼれたサムライ刀!!  【野 球   WBC2次ラウンド日本×韓国他】

  野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールドベースボールクラシックは日本時間の18日、2次ラウンド2試合がサンディエゴ等で行われた。

  1組の日本×韓国は韓国が4−1で日本を下して前回大会に続く準決勝進出を決めた。敗れた日本は明日の19日(日本時間)、キューバと準決勝進出を懸けて対戦する事となった。
  韓国は1回裏、制球に苦しむ日本の先発ダルビッシュ投手を捕らえ3点を先制すると、8回裏に押し出し四球でダメを押し勝負を決めた。

  一方、2組ではアメリカが2次ラウンド初戦でコールド負けを喫したプエルトリコ相手に最終回逆転サヨナラ勝ちを収め、ロサンゼルス行きのキップを獲得した。これで2組はベネズエラとアメリカがベスト4に駒を進めた。

【2次ラウンド試合結果(18日分)】
◎1組
日 本 0 0 0  0 1 0  0 0 0  1
韓 国 3 0 0  0 0 0  0 1 X  4

韓国は準決勝進出決定。もう1つのイスを日本とキューバが争う。


◎2組
プエルトリコ 0 1 0  2 0 1  0 0 1  5
 米  国  0 2 1  0 0 0  0 0 3X  6

アメリカがベネズエラと共に準決勝進出。プエルトリコは2次ラウンド敗退決定。

<コメント>
  大会前の記者会見で原監督は、「向かう港はひとつ! チャンピオンです。」と公言した。しかしその港が今、遠く消え去ろうとしている。
  1次ラウンドで韓国にアジア1位の座を奪われ、リベンジを果たすべく海の向こうで再び因縁の相手と対戦した日本だったが、返り討ちに遭った。キューバ戦に勝った時の熱気は一気に吹っ飛び、WBC連覇どころか2次ラウンド突破に赤信号が灯る結果となった。
  さっき某テレビ局が放送していたダイジェスト版で試合の模様を見た。先発のダルビッシュ投手の立ち上がりが良くなかったのは確かだが、それ以上に韓国選手の気迫と大胆な采配が先制点をもたらしたように思う。先頭バッターで出塁した李選手の初球盗塁、そして片岡選手のエラーを誘った一塁ランナーの走塁など。
  
  一方の日本はダルビッシュ投手が2回以降立ち直り、韓国打線を抑えた。だが、肝心の攻撃陣が振るわなかった。韓国の先発奉投手には1次ラウンドで抑えられたが、この試合では何度かノーアウトでランナーを出しチャンスのきっかけは作ったが、ランナーを進める事が出来ず、5回に2塁ランナーが封殺される間に上げた1点にとどまった。
  1次ラウンド終了後に「劣勢に立たされた時のベンチワークが、この後の試合でカギを握る。」と言うような事を書いたが、劣勢に立たされたこの試合でもベンチが選手を動かすシーンは見られなかった。リスクを恐れたのか。それともバッターの技量に期待した結果なのだろうか。コールドで下した韓国戦やキューバ戦のようにヒットが続く内は良いのだが、繋がらなかった時、負けている時に脆さが浮き彫りになるサムライジャパンの打線。そんな状況でどのようにして局面を打開するのかを見る事が出来なかったのが残念でならない。

  前回大会、2次ラウンドで韓国に敗れマウンドに太極旗を立てられたシーンを覚えている人も多いだろう。そして、今回再びその旗がマウンドに立てられた。それよりも東京で、完膚なきまでに打ちのめしたキム・グァンヒョン投手がマウンドに上がった事の方が見ていて屈辱的だった。約2週間前のコールドゲームがまるで遠い昔の話のように思える。
   
  さて、準決勝残り1つのキップを争う相手は前回優勝を争ったキューバである。韓国によって崖っぷちに立たされたと言うシナリオは前回と同じだが、決定的に違うのは自力で這い上がらないとキップは獲得できないと言う点である。一度下した相手とは言え、その後敗者復活戦を勝ち上がり「カリブの巨砲」は目覚めるきっかけを掴んだように思える。彼らも国の威信を懸けて日本に向かってくる事だろう。そんな「カリブの巨砲」を眠らせたままロサンゼルスに行けるのか。それとも巨砲の前に刀折れるのか。サムライジャパンの運命が間もなく決まろうとしている。





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2009年03月16日

サムライ刀は斬鉄剣並みの威力か? カリブの巨砲を力で粉砕!!  【野球 WBC2次ラウンド 日本×キューバ他】

  野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)の2次ラウンドが日本時間の16日行われ、1組の日本はキューバと対戦し先発の松坂を始め投手陣ががキューバ打線を完封。これに打線も応え6−0で快勝し準決勝進出に王手を掛けた。日本は、メキシコを8−2で破った韓国と準決勝進出を懸けて日本時間の18日に対戦する。

  一方、2組は先日プエルトリコに屈辱のコールド負けを喫したアメリカがオランダを下し準決勝進出に望みを繋いだ。


【2次ラウンド試合結果(16日分)】
◎1組
 日 本 0 0 3  1 1 0  0 0 1  6
キューバ 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0

メキシコ 0 2 0  0 0 0  0 0 0  2
 韓 国 0 2 0  1 1 0  4 0 X  8

日本と韓国は準決勝進出決定戦、キューバとメキシコは敗者復活戦に進む。


◎2組
オランダ 0 0 0  0 0 0  1 2 0  3
アメリカ 1 2 0  3 1 1  0 1 X  9

アメリカは、ベネズエラ×プエルトリコの敗者と準決勝進出を争う。オランダは2次ラウンド敗退決定。

<コメント>
  世界一連覇を目指すべく海を渡ったサムライジャパン。2次ラウンド最初の相手は、1次ラウンド本塁打攻勢で相手を圧倒し勝ち上がって来た強豪キューバ。前回大会の決勝のカードが早くも行われた。

  日本の勝利を願うのは勿論だがその一方でキューバの破壊力の餌食になるのではと言う想いもあった。しかし、そんな不安を一掃したのは、今や日本が世界に誇るエース松坂投手だった。序盤こそピンチを招いたが要所を締めて無得点に抑えると、その後はキューバ打線をピシャリと封じ込めた。テレビ中継を途中までしか見ていないが、直球と変化球のコンビネーションが良く、的を絞らせなかったのが印象的だった。
  また、早い段階で味方打線がキューバ先発の豪腕チャプマン投手を攻略し援護射撃したのも大きかった。この試合でイチロー選手のバットからは快音が聞かれなかったがそれ以外の選手、特に下位に控えている「メジャーリーガー」城島、岩村選手の両選手が当たっていたのが目についた。打っては打線が繋がり、投げては強力打線キューバをシャットアウトに抑えた。投打の歯車が上手く噛み合う、まさに完勝だったのではないだろうか。

  一方、キューバはランナーこそ出したものの打線が繋がらず、日本の投手陣を打ち崩す事が出来なかった。先発した話題のチャプマン投手も制球を乱すなど誤算が重なった。

  それにしても世界トップクラスのキューバ相手にこれだけ完璧に勝つと誰が予想しただろう。沈黙したカリブの巨砲は早くも球切れしてしまったのだろうか。

  さて、まずは難敵キューバを退けたサムライジャパン。この勢いを持続させる為には、次の試合が重要になってくる。奇しくも次の相手は、この大会3たび対戦する事になる韓国。アメリカに渡って強化試合で負けが続いていた韓国だが、やはり本番にキッチリ照準を合わせて来た。前回大会では日本を奈落の底に一旦突き落とし、今大会はアジア1位の座を日本から奪った因縁の相手である。ここを拾うと落とすとではまさに天国と地獄ほどの差がある。拾えばロサンゼルス行きが決まり更に勢いを増すだろう。反対に、もし落とせば再びカリブの巨砲が立ちはだかる可能性が高い。今日は鳴りを潜めた巨砲だがそれがかえって不気味である。キューバキラー松坂投手も使えない。韓国もキューバと当たる事なくロサンゼルス行きを決めたい、と言う想いは持っているだろう。今大会3度目となる日韓戦が、この大会の大きなターニングポイントになると共に壮絶な戦いになる予感がする。






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2009年03月13日

カリブの巨砲 VS 精巧な侍の刀  軍配が上がるのはどっちだ?  【野 球  WBC2次ラウンド】

  野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)の1次ラウンド。最後に残ったB組の順位決定戦、キューバ×メキシコが13日(日本時間)、メキシコで行われ、キューバが16−4のコールドゲームでメキシコを下し3連勝でB組1位を決めた。

  これで2次ラウンドに進む8カ国が決定し、2組に分かれて現地時間14日から開始される。2次ラウンドも1次ラウンド同様ダブル・エリミネーション方式で行われ、各組上位2カ国が準決勝にコマを進める。


【2次ラウンド日程など】

◎1組・・・韓国、日本、キューバ、メキシコ
@ 3月16日 5:00  キューバ× 日本
A 3月16日12:00  韓国×メキシコ
B 3月17日12:00  @の敗者×Aの敗者  
→敗者は2次ラウンド敗退決定
C 3月18日12:00  @の勝者×Aの勝者
→勝者は準決勝進出決定 
D 3月19日12:00  Bの勝者×Cの敗者
→勝者は準決勝進出決定
E 3月20日10:00  Cの勝者×Dの勝者
→順位決定戦
日時は日本時間。場所は全てサンディエゴ

【1組展望】
  キューバ、メキシコ、韓国、日本と戦前の予想通りの4カ国が勝ち上がって来た。
  キューバはオーストラリア戦で苦しんだもののその他の試合は順当に勝利を収めた。3試合何れも本塁打攻勢で相手を倒して来たその破壊力は健在で、初戦で対戦する日本の投手陣も手を焼くだろう。2連覇を目指す日本にとっては、この大会最大の難敵と言えるキューバとの対戦。難しい戦いになる事は間違いないと思うが、対戦経験の少ないメキシコよりは組しやすいか。初戦で敗れると連戦となるだけに勝利を手にしたいところであるが・・・。
  先発が予想される松坂は、強化試合登板日の認識違いによる不手際などで登板間隔が開いてしまった事が不安材料。立ち上がりに気をつけたいところ。また継投のタイミングも試合の行方を左右するだろう。
  一方、今ひとつ調子が上がらない打線。打ち合いでは分が悪いだけに序盤から機動力など、小技で相手投手陣に揺さぶりを掛ける事が出来るかがポイントになりそうだ。先発が予想されているキューバのチャプマンは「超」が付くほどの本格派投手と言われているだけに、調子に乗せてしまうと手が付けられなくなる。そうなる前にマウンドから引きずり降ろしたいところである。中島選手の体調不良によって代わりに出場する事が予想されている川崎選手や、いわば「我が庭」に戻ったメジャーの球団に所属する選手の活躍に期待したい。
  1次ラウンドで日本を下した韓国は、アメリカに渡ってから行われた強化試合2試合で勝つ事が出来なかった。しかし侮れない相手である事に変わりはない。キューバがスンナリ2次ラウンドを突破するようだと、ロサンゼルス行きのキップを懸けて再び火花を散らす事になりそうだ。メキシコは投手陣が安定せず大量失点するシーンが目立つ。2次ラウンドでどこまで修正出来るか。メキシコ系住民が多く住むサンディエゴが試合会場なだけに、相手にプレッシャーを掛ける為にも多くの観客の声援を味方に付けられるような展開に持ち込みたい。 


◎2組・・・ベネズエラ、アメリカ、プエルトリコ、オランダ
@ 3月15日 2:00  ベネズエラ×オランダ
A 3月15日 9:00  プエルトリコ×アメリカ
B 3月16日 8:30  @の敗者×Aの敗者  
→敗者は2次ラウンド敗退決定
C 3月17日 9:00  @の勝者×Aの勝者
→勝者は準決勝進出決定 
D 3月18日 8:00  Bの勝者×Cの敗者
→勝者は準決勝進出決定
E 3月19日 8:00  Cの勝者×Dの勝者
→順位決定戦
日時は日本時間。場所は全てマイアミ

【2組展望】
  ベネズエラ、アメリカ、プエルトリコは大方の予想通りの顔触れだが、オランダの1次ラウンド突破を予想できた人が果たしてどれだけいただろうか。しかも選手の出場に制約が課せられていたとは言え、あのドミニカを2度破っての2次ラウンド進出は立派である。戦力的には上の3カ国に比べると見劣りするが、勢いでどこまで食い下がる事が出来るか。そして初戦のプエルトリコ×アメリカは2次ラウンド屈指の好カード。前回大会は2次ラウンドで敗退を喫した「野球の本場」アメリカがこのラウンド突破出来るかどうかに注目が集まる。

<コメント>
  野球の世界一決定戦、ワールドベースボールクラシックも中盤戦に差し掛かってきた。2次ラウンドに進出が決まった8カ国が野球の本場、アメリカに集いサンディエゴとマイアミに分かれて準決勝の4つのイスを争う。2連覇を狙う日本代表「侍ジャパン」も、決戦の地に乗り込みジャイアンツ、カブスと強化試合を行うなど調整に余念がない。
  その日本の2次ラウンド初戦の相手がキューバに決まった。再び世界一を成し遂げる為には避けて通れない相手である。果たしてカリブの巨砲にどこまで食い下がる事が出来るか。28人の侍の戦いぶりに注目したい。



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2009年03月11日

アジアNo.1への道は今まで以上に険しき道か?  【サッカー アジアチャンピオンズリーグ】

 サッカーの2009年アジアクラブNo.1を決めるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)が開幕し10日、11日に第1戦が各地で行われた。

  日本から出場している4チーム(鹿島アントラーズ、名古屋グランパス、川崎フロンターレ、ガンバ大阪)もそれぞれ第1戦を迎えた。
   
  ホームでの試合となったガンバ大阪と川崎フロンターレは共に勝利を収め幸先の良いスタートを切った。一方、アウエーで第1戦を迎えた名古屋グランパスは逆転で貴重な勝ち星を挙げたが、昨シーズンのJリーグチャンピオン鹿島アントラーズは大敗し苦しいスタートとなった。

  アジアチャンピオンズリーグは、東西アジア32チームが参加して各組4チームに分かれてホーム&アウエー方式で戦い、各組上位2チーム計16チームが決勝トーナメントに進出する。決勝は東京・国立競技場で行われる。

【第1戦試合結果(日本関係分)】
◎グループE
 名古屋  3−1  蔚山現代

◎グループF
 G大阪  3−0  山東魯能

◎グループG
 水原三星 4−1  鹿 島

◎グループH
 川 崎F  1−0  天津泰達

 太字はホーム


<コメント>
  3月に入り野球のワールドベースボールクラシックの話題一色となっているスポーツ界であるが、Jリーグが7日に始まり、2009年のシーズンが幕を開けた。
  そして2009年のJリーグの動向と共に気になるのが、2007年、2008年と日本のクラブチームが(浦和レッズ、ガンバ大阪)制覇しているアジアチャンピオンズリーグの動向である。今年から、それまで前年優勝したチームに与えられていたシード権(予選免除)が撤廃され、参加できるチームもACLでの実績や各国リーグの規模などが考慮され選出される事になった。

  その為もあってか今回の予選リーグでは各グループ共、骨っぽいチームが同居しており、日本の4クラブにとって例年以上に厳しい戦いが待ち受けているような気がする。そして川崎Fが属するグループHの天津泰達(中国)には、かつてイタリア代表で活躍したトンマージが入団したと聞いている。ピークは過ぎたとは言えアズーリの一員だった選手が中国にやって来るとは・・・。

  10日、11日と各チーム第1戦を終え明暗が分かれる結果となったが、それにしても鹿島アントラーズの4失点での敗退には驚いた。ゼロックススーパー杯、Jリーグ初戦と好調をキープしていただけに、相手がKリーグ王者で敵地での戦いとは言え予想外の敗戦である。Jリーグで2連覇を達成しチームが充実していても、アジアでの戦いは難しいと言う事なのだろう。上にも書いた通り、今シーズンのACLで勝ち抜く事が今まで以上に厳しい、それを象徴するかのような敗戦だったように思う。

  長くて険しいアジアクラブNo.1への道。今年、ファイナルの舞台となる国立競技場のピッチに日本のクラブチームが立つ事は果たしてあるのだろうか。






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2009年03月10日

「韓」の魂に折られた侍の刀!!更なる高い壁を斬り裂く刀は用意できるのか? 【野球 WBC日韓戦ほか】

  野球の世界一決定戦、ワールドベースボールクラシック(WBC)1次ラウンドが9、10日各地で行われた。
  A組では順位決定戦が行われ、韓国が日本を1−0で下しA組1位となった。A組1位の韓国はB組2位と現地時間16日、アメリカのサンディエゴで対戦する。一方、A組2位で2次ラウンドに進む事になった日本はB組1位と現時時間16日に対戦する。

  この他、B組ではキューバがホームラン攻勢で南アフリカを下し2次ラウンド進出に王手をかけた。C、D組ではアメリカとプエルトリコが2次ラウンド進出を決めた。

  WBCの2次ラウンドは日本や韓国が属する1組が16日からサンディエゴで、アメリカなどが属する2組は15日からマイアミで行われる。


【A組順位決定戦結果】
韓 国 0 0 0  1 0 0  0 0 0  1
日 本 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0

【B〜D組の状況】
◎B 組
 2次ラウンド進出決定戦はキューバ×オーストラリアで行われる。一方、初戦でオーストラリアにコールドで敗れたメキシコはその後、敗者復活戦で南アフリカに勝ち、キューバ×オーストラリアの敗者とサンディエゴ行きのキップを懸けて戦う。南アフリカは予選敗退が決定。

◎C 組
 アメリカの2次ラウンド進出が決定済み。残り1枠をベネズエラとイタリアで争う。有力候補のカナダは予選敗退。

◎D 組
 プエルトリコの2次ラウンド進出が決定済み。初戦で対戦したドミニカ共和国とオランダが再び対戦し、残り1枠を争う。

<コメント>
  WBCの東京ラウンドが終わり、日本はいち早く2次ラウンド進出を決めながらグループトップの座を勝ち取る事は出来なかった。
  
  アジアトップの座を懸けて行われたライバル韓国との試合。既に両チームとも2次ラウンド進出を決めており、さして重要な試合ではないと見る向きもあるが、やはり1位で通過し、韓国に対し心理面で優位に立つと共に勢いをつけて海を渡りたいところだった。
  
  投手陣はこの日も好調だった。国際試合は久し振りの登板となった岩隈投手は1点取られはしたものの、ほぼ完璧なピッチングで韓国の打線を抑えた。その後を継いだ杉内投手らも崩れる事はなかった。

  その一方で打線の方はと言うと、ランナーは出すものの韓国投手陣の直球に押され気味で後が続かず打ち崩す事が出来なかった。7日の試合で爆発した攻撃力は影を潜め、結局息を吹き返した韓国に屈する結果となった。やはり相手の投手陣が良いと、そう簡単に打てないと言う事だろう。2次ラウンド以降もそんな展開が続く事が予想される。
  
  それと数少ないであろうチャンスをいかにモノにするかはベンチの采配がモノを言うと思うのだが、昨日の試合では攻撃時のベンチの動きが鈍かったのが引っ掛かる。これまでは相手のミスやホームランなどベンチが動かなくても得点出来るケースが多かったが、2次ラウンド突破のカギを握るのは打線の繋がりと共にベンチワークの良し悪しだと思う。相手も日本の事を分析し、それなりに対策を立てて相対する筈である。2次ラウンド以降は昨日の韓国戦同様、連打が余り望めない事を考えると、例えば7日の試合でイチローが見せたセーフティーバントのような、相手が想定していないような攻撃のアイデアをどれだけベンチが持ち合わせ、それを繰り出す決断が出来るかがポイントになるような気がする。昨日の試合でも打線の交代は小笠原選手1人。8回の送りバントはベンチからの指示だったと思うが(ランナーイチローでバントは勿体ないと思うのだが)、負けている時こそもっと人を動かしても良かったのではないだろうか。例えば、試合も押し迫った7回にヒットで出た福留に代走を出して機動力で相手を揺さぶるとか・・・。

  2次ラウンドの相手はまだ決まっていないが、初戦は恐らくキューバだろう。きっかけ1つで展開がガラッと変わる短期決戦。各組で波乱が起きている事がそれを物語っている。選手の存在感の大きさも大事だが、試合の主導権を握っている時ならともかく、劣勢に立たされた時にベンチが瞬時に判断し選手をうまく操れるかどうか。サンディエゴで沈むのかそれともロサンゼルスに行けるのかは、首脳陣の腕に懸かっているような気がしてならない。(選手の腕に比べると少し頼りないのだが・・・。)



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2009年03月08日

電光石火の早業で宿敵斬り!!侍、海を渡る!! 【野球  WBC日本×韓国ほか】

  野球のワールドベースボールクラシック(WBC)1次ラウンドが7日と8日各地で行われた。
  この内、A組では日本×韓国が7日行われ、日本が序盤から打線が爆発。韓国投手陣を圧倒し14−2でコールド勝ち。2次ラウンド進出を決めた。一方、日本に敗れた韓国は中国と2次ラウンド進出を懸けて8日対戦し14−0で圧勝。台湾を下し勢いに乗る中国を問題にせずこちらも2次ラウンド進出を決めた。両者は1次ラウンドA組トップの座を懸けて9日再び対戦する。

  この他、C組ではアメリカがカナダに辛勝。ベネズエラはイタリアを完封で下した。D組では優勝候補の一角に挙げられていたドミニカ共和国がオランダに敗れる波乱があった。


【WBC試合結果】
◎A組
日 本 3 5 0  1 2 2  1    14
韓 国 2 0 0  0 0 0  0    2

中 国 0 0 0  0 0 0  0    0
韓 国 2 0 0  2 5 5  X    14

◎C組
アメリカ 6−5 カナダ

ベネズエラ 7−0 イタリア

◎D組
オランダ  3−2 ドミニカ
プエルトリコ  7−0  パナマ

<コメント>
  近年、国際大会で日本の野望をことごとく打ち砕いて来た因縁の相手である韓国。長い試合時間、終盤にもつれる展開。そんなライバル対決であるが、昨日の試合は序盤で勝負の行方が決まると言う意外な展開だった。日本が勝って次のラウンドに進む事は勿論喜ばしい事だが、あっけなく終わる展開は予想出来なかった。その口火を切ったのは、ここ数試合の不振がファンの関心事となっていたイチローだった。
  北京五輪で日本を手玉に取ったキム・グァンヒョン投手の変化球をいとも簡単に弾き返し韓国の若武者に恐怖感を与えると、続く中島、青木も続き日本の気迫の前にその若武者は凍りついた。その後、日本を苦しめたスライダーが影を潜め単調なピッチングになった事を考えると、かなりのダメージを与えたのは間違いない。序盤で8点を取り「日本キラー」をマウンドから引きずり降ろすと攻撃の手を緩める事無く攻め続けた。イチローに当たりが戻った事、苦手としていた相手投手を早々に攻略した事は日本にとって今後プラス材料となるだろう。
   先発投手の松坂は、初回こそ制球に苦しみ2ランホームランを浴びたものの、味方が大量点を取った事もあるとは思うが2回以降は立ち直った。次の回に引きずる事無く修正してくるあたりさすがである。

  一方、韓国は初回の特大2ランで逆襲の狼煙を上げたが、直後に奪われた5点で意気消沈したのか、それとも次戦にターゲットを定めたのか、淡泊な攻撃に終始した。

  あっけなく終わったライバル対決。メディアも新聞もまるで世界一を勝ち取ったかのような取り上げ方だが、しかし敢えて厳しい言い方をすれば、決まったのは海を渡る権利を得たと言う事だけである。世界一連覇の戦いはこれからである。明日9日、A組1位の座を懸けて戦うのは再び韓国。今日の中国戦を見ている限り、相手が格下とは言え全く問題にしなかった事から日本に負けたショックはあまり無いと見た。選手、関係者に浮かれる気持ちは無いと思うが、いつまでもアメリカ行き決定の余韻に浸っていると大きな落とし穴が待ち受けているような気がしてならない。7日の勝利が無駄にならないよう明日も勝ってA組1位の座を確保してアメリカに行って欲しい。


【2次ラウンドはこうなる】
  日本が2次ラウンドで対戦するチームが属するB組は9日に開幕する。キューバ、メキシコ、オーストラリア、南アフリカの組合せだが、キューバの2次ラウンド進出は確実だろう。残りの枠をメキシコとオーストラリアが争うと思われるが、先日行われた日本との強化試合を見る限り、オーストラリアには以前のような強さが見られず、地の利もあるメキシコが勝ち上がると予想される。問題はキューバとメキシコどちらが1位、2位になるか。戦力的にはキューバに分があると思うが、この時点で既に結果が出ているA組の動向次第で、状況は変わってくる可能性がある。お互い日本との初戦を望むのか。それとも韓国との初戦を望むのか。2次ラウンドはこれからだが、既に水面下では情報戦が始まっているのかも知れない。




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2009年03月07日

因縁の日韓戦!!その足跡を振り返る 【野球 WBC日韓戦】

   ワールドベースボールクラシック(WBC)1次ラウンドが5日から始まり、A組はサンディエゴ行きのキップを懸けて日本と韓国が対戦する。これまでも数々の激闘を繰り広げて来た両チームだが、2006年WBC1次ラウンドから両チームがどのように相対したのか振り返ってみたい。


【2006年WBC1次ラウンド】 2006年3月5日 東京ドーム

韓 国 0 0 0  0 1 0  0 2 0  3
日 本 1 1 0  0 0 0  0 0 0  2

  日本の先発は渡辺(俊)(千葉ロッテ)。一方、韓国はキム・ソンウ。日本は1回裏西岡(千葉ロッテ)がヒットで出塁すると、盗塁に成功しでチャンスを広げ、4番松中(ソフトバンク)のタイムリーヒットで先制点を上げた。続く2回裏に川崎(ソフトバンク)のホームランで追加点を上げ試合を優位に進めた。
  一方、4回まで渡辺(俊)に抑えられていた韓国は5回表にイ・ビョンギュの犠牲フライで1点を返す。ここで日本は藤田(当時千葉ロッテ)にスイッチ。
  その後一進一退の攻防が続いが8回表に、この回から代わった石井(ヤクルト)からイ・スンヨプが2点本塁打を放ち逆転に成功した韓国が逃げ切った。1位韓国、2位日本で2次ラウンドへ。

【2006年WBC2次ラウンド】 2006年3月15日  アナハイム 

韓 国 0 0 0  0 0 0  0 2 0  2
日 本 0 0 0  0 0 0  0 0 1  1
 
 この試合の先発は日本が渡辺(俊)。韓国がパク チャンホ。
 この試合も2次ラウンド同様、点の入らない胃が痛くなるような試合展開となった。互いに決め手を欠く中で迎えた8回表に韓国が四球とヒットで2、3塁とするとイ・ジョンボムが代わった藤川(阪神)から2点タイムリーを放ち均衡を破った。
 2点を追う日本は9回裏に西岡のソロホームランで1点差に詰め寄るが後続が抑えられ万事休す。韓国が3連勝で準決勝進出を果たし、日本は他チームの結果待ちとなった。

【2006年WBC準決勝】 2006年3月18日 サンディエゴ 

日 本 0 0 0  0 0 0  5 1 0  6
韓 国 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0

  アメリカがメキシコに敗れた事で生き返った日本は韓国とこの大会3度目の対戦。この試合、日本は国際試合に強い上原(当時巨人)が先発投手となった。3度目の対戦となったこの試合も6回までは互いに譲らず0−0。またしても接戦になるかと思われたが、7回表にこの大会不振だった福留(当時中日)が2ランホームランを放ち先制すると、一気呵成に韓国投手陣を打ち崩して一挙5点。8回にも多村(当時横浜)のホームランで追加点を上げ勝負を決めた。
  一方、ここまで無敗で勝ちあがってきた韓国だったが、決勝進出はならなかった。

  その後、決勝でキューバを破った日本がWBC初代王者に輝いた。


【北京五輪アジア予選】 2007年12月2日 台湾・台中

日 本 021 000 010 4
韓 国 100 100 010 3

 北京五輪での金メダル獲得は星野仙一氏に託された。この試合の日本の先発は成瀬(千葉ロッテ)。韓国が直前になってメンバーを入れ替えるなど不穏な空気が漂う中で始まったこの試合。1回に先制された日本はすぐさま逆転に成功すると、川上(当時中日)、岩瀬(中日)、上原(当時巨人)と繋いで追いすがる韓国を振り切り、約4時間に渡る激闘を制した。その後、日本は台湾に勝って北京五輪出場を決め、一方韓国も翌年3月に行われた最終予選を勝ち抜いて本戦出場を決めた。


【北京五輪予選リーグ】 2008年8月16日 

韓 国 0 0 0  0 0 0  2 0 3  5
日 本 0 0 0  0 0 2  0 0 1  3

  日本の先発は和田(ソフトバンク)。一方、韓国の先発はキム・グァンヒョン。
  日本は6回裏に新井(阪神)の2ランホームランで先制するが、7回表に和田がイ・デホに同点2ランを浴びると、9回表に抑えの岩瀬が勝ち越し点を許した。9回裏にチャンスを作ったが1点を上げるのがやっとだった。

【北京五輪準決勝】 2008年8月22日

日 本 1 0 1  0 0 0  0 0 0  2
韓 国 0 0 0  1 0 0  1 4 x  6

  日本は、初回と3回に1点ずつを上げて前半戦を優位に進めた。だが7回に同点に追いつかれると8回裏にイ・スンヨプの2ランホームランなどで4点を奪われた。韓国の先発キム・グァンヒョンが8回まで踏ん張り、予選リーグに続いて日本の打線を抑えた。

  この後、日本は3位決定戦でも敗れメダルを逃す一方、韓国は決勝でキューバを下して金メダルを獲得した。

  このように2006年のWBC北京五輪で明暗を分け合っている日本と韓国。果たして今夜の試合、そして共に進むであろう2次ラウンドでどんなドラマが待ち受けているのであろうか。今日の試合の先発は日本が松坂。韓国が「日本キラー」キム・グァンヒョンと発表されている。
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2009年03月06日

桜の花の咲く頃に「侍ジャパン」から吉報は届くか?世界一を目指す戦い いよいよ開幕!!  【野 球 WBC1次ラウンド 日本×中国ほか】 

 野球の世界一決定戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が5日開幕し、東京ドームで1次ラウンドのA組1回戦が行われた。

  中国と対戦した日本は、先発のダルビッシュ(日本ハム)を始め投手陣が中国打線をほぼ完璧に抑えた。攻撃では村田(横浜)の2点本塁打などで加点し、結局4−0で中国を下した。

  一方、日本のライバルと目される韓国は6日、台湾と対戦し初回に6点を奪うなど相手を寄せ付けず9−0で圧勝した。

  勝った日本と韓国は7日、2次ラウンド進出を懸けて対戦する。


【A組1回戦 試合結果】
中 国 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
日 本 0 0 3  0 0 1  0 0 X  4


台 湾 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
韓 国 6 0 0  0 1 2  0 0 X  9

<コメント>
  先日、気象庁から発表された桜(ソメイヨシノ)の開花予想によると、東京の開花予想日は25日。その頃WBCはクライマックスを迎え世界一の国が決まっている頃だろう。果たしてそこに「侍ジャパン」の名前は残っているだろうか。大会2連覇を目指す戦いがいよいよ始まった。

  1次ラウンド初戦で中国と対戦した日本は4−0で下し初戦を突破した。相手が格下とは言え投手陣の出来の良さが際立っていた。特に先発したダルビッシュ投手は、先日行われた強化試合で露呈した制球の乱れがこの試合では見られず、先発の役割をキッチリこなした。球数も50球未満に抑える事が出来、7日の韓国戦での登板が可能になった事は大きいと言えるだろう。2番手以降の投手もほぼ完璧に相手打線を抑えチャンスを与えなかった。

 それに対して打線の方は今後に不安を残す結果となった。西武、巨人との強化試合から繋がりに欠けていたが、その悪いリズムを引きずったまま本番を迎えてしまった感がある。前回大会と出ている選手が違う事や中国のレベルが上がっている事、そして監督が日本の野球を知っている事を差し引いても2006年の大会、コールドで下した相手に4点しか取れなかった事に物足りなさを感じた。
 特にこの日もノーヒットだったイチローの状態をどう見れば良いのか心配しているファンも多いのではないだろうか。試合のない6日も特打ちを行っている事から焦りのようなものが見え隠れする。
 前にも書いたが2006年の大会でも1次ラウンドは打てなかった事実は確かにある。しかし、これだけ打てずに苦悩するイチローを見る事が今まであっただろうか。モチベーションが上がるであろう韓国戦で目覚めるきっかけを掴んで欲しい所である。

 一方、ライバル韓国はこれまで接戦を演じる事が多かった台湾相手に初回から容赦なく襲いかかり大勝した。これで、日本は明日のライバル対決を含め1次ラウンドで韓国と2度対戦する可能性が高くなった。果たして明日で2次ラウンド進出を決める事が出来るのか。それとも前回大会同様、韓国が日本の前に立ちはだかるのか。1次ラウンドのヤマが早くも訪れようとしている。






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2009年03月04日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.8 【プロ野球 チーム紹介〜広島東洋カープ〜】

   最近のプロ野球の話題と言えば、5日から始まるWBC(ワールドベースボールクラシック)一色である。前回大会に続く優勝への期待が高まっている事もあるが、近年の日本のプロ野球の人気の低迷を考えると少し異常な盛り上がり方である。国内のプロ野球はオープン戦が始まっているが、注目度はWBCに押され気味なのは仕方のない事か。その世界一連覇を目指す戦い。明日、中国戦の先発はダルビッシュ投手と発表され、いよいよ侍ジャパンが出港する。

   さて、久しく掲載していなかった2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの8回目。今回は新球場元年の今年、好成績で花を添える事が出来るか注目される広島東洋カープを紹介したいと思う。


【久々のAクラス入りのカギを握るのは若手投手陣の活躍か?】
  かつて衣笠祥雄や山本浩二らを擁し一時代を築いた広島も、1990年代以降はほとんど優勝争いに絡む事無く、すっかりBクラスが定着し、かつての栄光は色褪せてしまった。
  しかし昨シーズンは終盤息切れしたものの、中日とAクラス争いを演じ少しずつではあるがAクラスへ浮上する兆しが見え始めた。そして過去の栄光を刻んで来た広島市民球場に代わる新たなホームグラウンドで、新たな歴史を刻むべく今シーズンを迎える。

  ここ数年、目立った成績を残せていなかった投手陣だが、昨シーズンリーグ2位の勝ち星を上げ、黒田投手(現ドジャース)が抜けた穴を埋める活躍を見せたルイス投手が今シーズンも中心となるのか。これに二ケタの勝ち星を目の前にした中堅の大竹投手や前田や篠田と言った伸び盛りの若手投手が続く事が出来るかどうかが、チーム浮沈のカギを握るような気がする。ようやく若手投手の台頭が見られるようになったのはチームとしては明るい話題である。高橋投手が海を渡り、空いた先発枠を巡る競争意識が若手の間で生まれれば投手層に厚みをもたらす事になるだろう。

  一方、攻撃では広くなった新球場に対応すべく繋ぎの野球を目指す事になるのだろうか。広島の主砲に成長した栗原選手の活躍に注目が集まるが、機動力を駆使すると言う意味では横浜から移籍した石井選手の存在がポイントになるかも知れない。現役にこだわり新天地での復活を期すベテランの活躍に注目したい。

  ブラウン監督が就任して4年目。少しずつではあるが戦力が整いつつある「赤ヘル軍団」。新球場に花を添えるような成績を残し、今シーズンセ・リーグの台風の目となるだろうか。

次回は東北楽天ゴールデンイーグルスを紹介する。



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2009年03月02日

どっちが本当の姿なのか?期待と不安が入り混じる中いよいよ本番へ・・・  【野球 WBC強化試合】

   野球のWBC(ワールドベースボールクラシック)に向けて強化試合が28日、1日と行われた。1週間前のオーストラリア戦では打線が爆発したが、28日に行われた西武戦(2−7で敗退)、そして1日対戦した巨人との試合では打線が繋がらず苦戦を強いられた。最後は相手投手の暴投でサヨナラ勝ちを収めたものの5日からの本番に向けて不安を残す結果となった。
  
  WBC1次ラウンドは5日開幕し、日本は中国と対戦する。

【強化試合結果(巨人戦)】
巨人 1 0 0  0 0 0  0 0 0  0  1
日本 0 0 0  0 1 0  0 0 0  1  2

<コメント>
  打線が繋がり大勝したオーストラリア戦とは打って変わり、打線が繋がらず本番に向けて不安を残した西武、巨人との強化試合。互いに手の内を知り尽くしているだけにやり難い面もあったと思う。5日から行われる1次ラウンド、特に韓国戦は今回の強化試合のように胃の痛くなる試合展開が予想されるだけに、事前に同じようなな経験が出来た事が収穫だろうか。
  
  投手陣以上に不安要素として挙げられている攻撃陣。「攻撃は水物」とは良く言ったもので、およそ1週間前にオーストラリアを圧倒したチームとは思えない程、28日、1日の試合ではとにかく打線が沈黙した。特にクローズアップされているイチローの不振。前回大会でもエンジンが掛かったのはアメリカに渡った2次ラウンドからだった事を考えると、マスコミが騒ぐほど心配する事ではなく本番までにキッチリ調整してくるような気がする反面、結果が出ない事に不満を漏らすようなコメントも出ておりそれが少し気になるところである。
  また、イチローの打順が3番が良いのか、それとも1番なのか注目されているが、個人的には1次ラウンドは、調子を取り戻すべく打席の多く回ってくる1番の方が良いような気がする。そしてイチローの魅力は、バッティングもさる事ながらやはり「足」だと思う。相手に足を警戒させるには、塁が埋まる中で迎える3番よりも1番の方が適していると考える。果たして侍の指揮官は本番でどの打順に据えるのか注目したい。

  日本のライバル韓国は今日(2日)の強化試合で西武を下し、好調さをアピールした。特に国際大会で日本を苦しめている金広鉉投手のスライダーをキレの良さに西武の選手からは驚きの声が漏れたと言う。もうすぐ始まる野球世界一決定戦。期待と不安が入り混じる中、「侍ジャパン」が2連覇を目指し船出する。





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posted by スポーツ職人 at 23:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(21) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする