2009年02月27日

「複合ジャパン」復活の狼煙!!  【ノルディックスキー 世界選手権複合男子団体】

  ノルディックスキーの世界選手権第8日は26日、チェコのリベレツで行われ、複合団体の日本が逆転優勝し、今大会日本勢初のメダルを獲得した。複合団体の金メダルは荻原健司らを擁した1995年大会以来で、表彰台も7大会ぶり。
 エース高橋大斗(土屋ホーム)を外した日本は前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で加藤大平(サッポロノルディックク)が128メートルを飛ぶなど452・4点の5位につけた。後半距離(20キロ)は第1走の湊祐介(東京美装)から首位争いを演じ、加藤、渡部暁斗(早大)とつないで最終の小林範仁(東京美装)がゴール前でドイツ選手に競り勝った。

【複合男子団体結果】
1位:日本 - 48分32秒3
2位:ドイツ - 48分32秒3
3位:ノルウェー - 48分35秒9
4位:フランス - 48分49秒4
5位:オーストリア - 49分37秒3


<コメント>
  1990年代前半、アルベールビル、リレハンメルオリンピックで金メダルを獲得する等、世界を席巻した日本のノルディック複合。その後、クロスカントリーに比重を置くルールに改正された事や各国のジャンプのレベルが飛躍的に向上した影響もあって、1990年代後半から徐々に世界のトップから離され、オリンピックでも日陰の存在になりつつあった。当時の中心選手だった荻原健司氏は今や「先生」と言われる職に就き、河野、阿部氏は現ナショナルチームのコーチとして後進の指導に当たっている。

  今回の優勝を選手以上に喜んでいるのは、スポットライトを浴び注目された現役時代から低迷期までを知る河野、阿部両コーチかも知れない。地道に若手選手を強化した結果が報われた事は良かったと思うし、ようやく長いトンネルから抜け出したと言っても良いのではないだろうか。それにしても、写真判定にもつれ込んだゴール前の争いは競馬に例えると「ハナ差」。まさに壮絶だった。
 
  1990年代前半、世界のトップに君臨していた頃はジャンプで稼いだ貯金を維持するスタイルだった。その時とは違い、これまで長年弱点とされて来たクロスカントリーで強さを発揮し復活した。来年のバンクーバー五輪ではメダルが期待されるスケートなどの影に隠れると思われていたが、これでメダルの期待が高まる事だろう。果たしてオリンピックでも「複合ニッポン」の復活はあるのか。選手の今後の活躍に期待したい。





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2009年02月26日

「サムライ」を斬るべく牙を研ぐ世界の猛者!!サムライが持つ刀はその牙を斬れるか? 【野球 WBC各国代表選手発表】  

〜スポーツナビ より〜  
  野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する16チームが24日、代表選手を発表した。
  連覇を狙う日本は、22日に決まった28人で、レッドソックスの松坂大輔投手や日本ハムのダルビッシュ有投手ら強力な投手陣が特徴。打線にはマリナーズのイチロー外野手ら、大リーグでプレーする野手4人が並ぶ。
  米国は2大会連続出場となるヤンキースのデレク・ジーター内野手、パドレスのジェーク・ピービ投手らが中心。昨季のア・リーグ最優秀選手(MVP)のダスティン・ペドロイア(レッドソックス)、ナ・リーグ首位打者のチッパー・ジョーンズ(ブレーブス)両内野手も名を連ねた。
  ドーピング告白で注目されるヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手はドミニカ共和国から出場する。強打のデービッド・オルティス内野手(レッドソックス)も同国代表。カナダからは2006年ア・リーグMVPのツインズのジャスティン・モーノー内野手らが出場。

   大会は3月5日に東京ドームで行われる日本−中国戦で1次ラウンドが開幕。決勝は3月24日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われる。

【オーストラリアに大勝!!〜強化試合第2戦〜】
  25日に京セラドームで行われたオーストラリアとの強化試合第2戦で、日本は第1戦に続き打線が繋がり相手を圧倒。投げては先発の松坂投手が2点を失ったものの、2番手の杉内投手が完璧なピッチングを見せると続く投手も相手打線をノーヒットに抑え、結局11−2で大勝した。
  
日 本 0 0 2 5 0 2 0 2 0 11
豪 州 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2

<コメント>
  3月から各国で行われる野球のWBC(ワールドベースボールクラシック)の各国代表選手が正式に発表された。
  
  前回大会、ルールや審判団の編成などで主導権を取りながら肝心の本番で不覚を取ったアメリカ。今回も投手陣を中心に辞退者が相次いだが、それでも雪辱を期すべく代表全選手がメジャーリーガーで構成された。選手の集合が大会直前となる等、用意周到な日本と比べ、盛り上がり方も含めて温度差があるように思えるが、果たして「本場」の威信を取り戻す事が出来るか。
  
  この他にもメジャーリーガーを擁するカナダやベネズエラ、ドミニカ共和国など、日本やキューバが属するA、B組に比べ北中米の各国が争うC、D組は激戦区である。

  そして2連覇の期待が懸かる侍ジャパン(日本代表)。既にオーストラリアとの強化試合に帯同した28名がそのまま代表となる事が事実上決まっていた為、正式発表となった25日は特段ニュースで取り上げられる事はなかった。国際大会の経験がある和田投手(ソフトバンク)らが漏れた事など意義を唱える意見もあったようだが、まずは選ばれた28名の選手が活躍する事を信じて応援したいと思う。(選手よりも指導する側が国際大会の経験に乏しいのが少し不安ではあるのだが・・・。)

  各国が日本の連覇を阻止すべく包囲網を敷く中で、侍ジャパンは果たしてその厳しいマークをかいくぐり、決勝の地であるロサンゼルスへ辿り着く事が出来るか。そして桜の咲く季節に日本のファンを喜ばす結果をもたらす事が出来るか。日本の野球の真価が再び問われる大会が間もなく始まろうとしている。
  

【第2回WBC日本代表】
◎投 手
☆ダルビッシュ有(北海道日本ハム)
馬原孝浩(福岡ソフトバンク)
☆田中将大(東北楽天)
☆涌井秀章(埼玉西武)
松坂大輔(レッドソックス)
岩田稔(阪神)
岩隈久志(東北楽天)
藤川球児(阪神)
内海哲也(巨人)
小松聖(オリックス)
渡辺俊介(千葉ロッテ)
山口鉄也(巨人)
杉内俊哉 (福岡ソフトバンク)

◎捕 手      
城島健司(マリナーズ)
☆阿部慎之助(巨人)
石原慶幸(広島)

◎内野手      
☆中島裕之(埼玉西武)
片岡易之(埼玉西武)
岩村明憲 (レイズ)
小笠原道大(巨人)
☆村田修一 (横浜)
川崎宗則 (福岡ソフトバンク)

◎外野手      
福留孝介(カブス)
青木宣親(東京ヤクルト)
内川聖一(横浜)
亀井義行(巨人)
☆稲葉篤紀(北海道日本ハム)
イチロー(マリナーズ)

太字は第1回WBC日本代表経験者
☆は北京五輪日本代表経験者


【2006年世界一への軌跡】
  総当りの1次リーグで中国、台湾に大勝した日本だが、韓国に接戦の末2−3で敗れA組2位で2次リーグへ進出した。
  1次リーグ同様、総当りの2次リーグ。疑惑の判定でアメリカに3−4で敗れた日本は続くメキシコに6−1で勝利を収めた。しかし韓国に1−2で再び敗れ、この時点で準決勝進出は絶望視された。ところが、最終戦でアメリカがメキシコに敗れる波乱が起き、失点率で日本が辛うじてグループ2位を確保し準決勝にコマを進めた。グループ1位は3戦全勝の韓国。
  準決勝。この大会3度目の対戦となった韓国との試合は過去2戦同様投手戦となり0−0で迎えた7回表。日本は不振だった福留選手のホームランなどで均衡を破るとその後も追加点を上げ6−0で宿敵韓国を下した。
  決勝はキューバとの対戦。初回4点を先制した日本は、先発の松坂投手が好投しキューバ打線を抑えた。結局10−6で追いすがるキューバを振り切った日本が初代WBC王者の座を獲得した。


なぜ、イチローはプレッシャーに強いのか・・・
スポーツ心理学・メンタルトレーニングの第一人者 児玉光雄氏が、一..


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2009年02月24日

研いだ刀の切れ味は如何ほどか?切れ味試す豪州戦!!  【野球 WBC強化試合】

  野球のワールドベースボールクラシック(WBC)日本代表は24日、京セラドームでオーストラリアとの強化試合を行い8−2で快勝した。
  日本代表は先発のダルビッシュ投手が制球に苦しみ先制点を許したものの2番手以降のピッチャーが踏ん張り、これに打線が応え8点を奪ってオーストラリアを下した。

  オーストラリアとの強化試合第2戦は25日、京セラドームで18時から行われる。その後、巨人などと強化試合を重ねて3月5日から行われる1次ラウンド(開催地:東京)に挑む。

【強化試合第1戦結果】

オーストラリア 0 1 0  0 0 0  0 1 0  2
 日  本    0 2 1  1 3 0  1 0 x  8

<コメント>
  WBC(ワールドベースボールクラシック)の東京ラウンド(日本の他、韓国、台湾、中国が出場)を目前に控え、最後の仕上げと言う意味合いで行われるオーストラリアとの強化試合。
  先日、この強化試合に帯同する28名の侍戦士が決まり(正式なロースタは25日に発表されるが事実上、この28名で連覇に挑むと言って良いだろう。)いよいよ本番モードに入った。

  ところで話は逸れるが今回の対戦相手であるオーストラリアもWBCに出場する。B組に属している同国が勝ち進むと2次ラウンドが行われるサンディエゴで日本と再び対戦する可能性がある。B組はキューバ、メキシコが強いと言われているが何が起こるかわからないのが短期決戦の特徴でもある。
  競技の環境等が違うので一概に比較は出来ないが、例えばサッカーだったら国際大会(W杯など)を目前に控え、情報戦に神経を尖らせなければならない中でこのようなマッチメークは恐らくしないだろう。かと言って世界の限られた地域でしか行われていない競技である。対戦相手を探すのも大変なのではあるのだが・・・。

  さて、そんな中行われた今日(24日)の強化試合。まずは無難なスタートを切ったと言った所か。点を取る為には打線の繋がりが生命線である日本だが、オーストラリアのレベルやコンディションは別として今日の試合では打線が繋がっていた。上位、下位どこからでも得点出来る打線は、上手く機能すれば相手にとって脅威となるだろう。気になる点と言えばイチローのバッティングだろうか。今日は「らしい」内野安打はあったものの、先日の巨人との練習試合から快音が聞かれないのが、本番に照準を合わせて来る事は分かっているとは言え、少し引っ掛かる点ではある。
 
  一方、投手陣では先発の柱と目されている岩隈投手(楽天)とダルビッシュ投手(日本ハム)で明暗が分かれた。こちらも恐らく本番に向けて修正はして来るだろうが、それでもダルビッシュ投手の制球の乱れは少し心配な点ではある。(北京五輪の事もあるし・・・。)

  3月5日から始まる本番に向けて、研いだ刀の切れ味を試すオーストラリアとの2試合。28名のサムライが大会2連覇に向けて世界に通用する刀を持つ事は出来るのだろうか。


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2009年02月22日

28のイスを巡る争い、そして来るべき本番へ・・・!!【野球 WBC日本代表】

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は21日、合宿を行っている宮崎市のサンマリンスタジアム宮崎で、巨人との練習試合を行い10―0と大勝した。
 日本代表は、この日4番に入った稲葉(日本ハム)が1回に3ランホームランを放つと、4回にもタイムリー2塁打を放って計4打点を挙げる活躍を見せた。

  日本代表は22日にも巨人と練習試合を行う。

【試合結果】
 巨  人 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
日本代表 3 1 2  2 0 0  0 0 2  10


<コメント>
  侍ジャパン初の対外試合試合となった巨人戦。この日は試合開始前から大勢の観客が球場の周りを取り囲む盛況ぶりだった。タダで日本のトッププレーヤーの姿を見る事が出来るのだから無理も無い。それだけ関心が高く、代表に対する期待が大きいと言う事だろう。

  さて、いよいよその一端を見せた侍ジャパンであるが、4月の開幕を目指すチームと3月の本番にトップギアを持って行くチームとの試合と言う事で勝ち負けよりも、選手の状態や戦術、そして28人の代表を誰にするのかをチェックするのが主な目的なのは言うまでもない。逆にこの試合で打たれたり、打てなかったりすると当落線上にいる選手は脱落と言う事になるのだろうが、スポーツニュースなどを見る限り不調だった選手はいなかったようである。特に合宿前は当落線上であると言われていた田中投手(楽天)やこの日4番に入った稲葉選手(日本ハム)の好調ぶりが際立っていた。何より、試合の出来る状態である事を確認出来た指揮官が胸を撫で下ろしているのではないだろうか。

  3月の本番に向けた合宿も今日が最終日。巨人との練習試合を経て28人の「侍」を固めると指揮官である原監督は明言した。果たしてどんな顔触れになるのか。いよいよ世界と対峙する時がやって来るのである。


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2009年02月20日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.7 【プロ野球 チーム紹介〜千葉ロッテマリーンズ〜】

   プロ野球のキャンプも終盤に差し掛かり、明日はWBC代表候補×巨人の練習試合が行われ、そして来週からオープン戦が始まるなど、いよいよ開幕へ向けて各球団実戦に入ると共に、選手にとっては開幕を1軍で迎えるかどうか振るいにかけられる段階となる。

   さて、2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの7回目。今回はバレンタイン監督の今シーズン限りでの退任が決定している千葉ロッテマリーンズを紹介したいと思う。

【帰って来た「メジャーリーガー」がチームに刺激を与えるか?】
  1980年代のプロ野球史に残る「10・19」から早いもので約20年が経った。対戦相手だった近鉄は時代の流れと共に消滅した。また、個人的にはチームが川崎に移ったばかりで仙台を準フランチャイズにしていた頃にファンクラブに入っていた事や、実家が近所で小、中学校の後輩が選手として、2005年の日本シリーズ優勝当時在籍していた事もあり(現在は湘南シーレックスでコーチをしている、と言えば誰なのか知っているファンもいるかも知れない。)思い入れのある球団である。

  前置きはこれくらいにして、昨シーズンは後半、日本ハムと激しいAクラス争いを演じた千葉ロッテだったがクライマックスシリーズ出場は叶わなかった。シーズン前にバレンタイン監督が今シーズン限りで退任する事が決定済みと言う異例の状況で迎える今シーズン。2005年の日本一からBクラス→Aクラス→Bクラスと交互に繰り返している。今シーズンは果たして・・・。

  投手陣は例年通り清水、渡辺俊、成瀬の3本柱が中心になるのだろうか。特に昨年は勝ち星を伸ばす事が出来なかった成瀬投手が一昨年の輝きを取り戻せるかがカギを握りそうだ。これにベテラン小林が復調し大嶺、唐川と言った若手が加わるようになると、上位進出も現実味を帯びてくる。中継ぎ、抑えを担った川崎、荻野の両投手がシーズンを通して安定したピッチングが出来れば更に心強い。

  攻撃陣は、メジャーから日本に戻って来た井口選手の加入がチームにどんな刺激をもたらすか。そして何と言っても福浦選手の復活をファンは期待しているであろう。ここ2年は不振に喘ぎ、その間チームも優勝から遠ざかっている。千葉の安打製造機が目を覚ますか。この他、WBCの候補から漏れ、期するものがあるであろう西岡選手や今江選手などタレントは揃っているだけに歯車が噛み合えば、他チームにとっても脅威になるだろう。昨シーズンブレークした大松選手の活躍も楽しみだ。

  2005年のクライマックスシリーズ、そして日本シリーズではファンが歓喜の美酒に酔いしれた。指揮官に最後の花道を飾り、そして再び千葉のファンを熱狂の渦に巻き込む事が出来るか。

 次回は広島東洋カープを紹介する。


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2009年02月17日

夢の続きは子供達に・・・!! 【競 馬 ダイワスカーレット引退】

〜スポーツナビ より〜
  左前浅屈腱炎が判明し、動向が注目されていたダイワスカーレット(牝5歳)が16日、現役を引退し繁殖入りすることが大城敬三オーナーら関係者の協議で決定した。牝馬として37年ぶりに有馬記念を制すなど、GT4勝を挙げた名牝。18日付で競走馬登録を抹消し、北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬となる。なお、今年は仏G1馬チチカステナンゴとの交配を予定している。

<コメント>
  昨秋行われた天皇賞でウオッカと激闘を繰り広げ、暮れの有馬記念では牡馬を撫で斬りにして歴史を塗り替えたダイワスカーレットがターフを去る事になった。並み居るダートの強豪を破って世界最高峰のレースで躍動する姿を見るのを楽しみにしていたので残念である。恐らく多くのファンが同じ想いをしているのではないだろうか。
  
  GT4勝もさる事ながら、一度も連対を外さないパーフェクトな逃げ脚はまさに芸術品であり、競馬史に名を刻むに相応しい名馬と言っても過言ではない。。屈腱炎は治療に長い期間を要するだけでなく完治する事が難しい、馬にとっては不治の病である。2度の屈腱炎を克服し復帰後、GTを制したカネヒキリは稀なケースである。特に今回ダイワスカーレットが発症した箇所は極めて稀で、治療にどのくらいの期間が必要なのか判断が難しいらしい。

  現役を続けて欲しいと願うファンもいると思うが、復帰後も今まで通りの走りが出来るとは限らない。繁殖シーズンが近づいている事、超良血と言われる血統背景を考えると、引退を決めた関係者の決断は妥当だと思う。

  これでダイワスカーレットが主役となる舞台は終わりを告げる事になってしまうが、その続きはダイワスカーレットの子供がきっと演じてくれるだろう。その日が来るのを楽しみに待ちたいと思う。

◎ダイワスカーレットの主な戦績
○競走成績
 12戦8勝、2着4回
○獲得したGT
 桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯(以上2007年)、有馬記念(2008年) 



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2009年02月16日

偉大な父の背中を追って・・・ 【競馬 第49回きさらぎ賞】

  競馬の第49回きさらぎ賞が15日、京都競馬場芝1,800mで行われ1番人気に支持されたリーチザクラウンが逃げ切って優勝し、父スペシャルウィークとの父子制覇を果たし、クラシック候補に名乗りを上げた。また、鞍上の武豊騎手は3週連続重賞制覇となった。


【第49回きさらぎ賞競走結果】
1着 リーチザクラウン   牡3  武 豊  1分48秒9
2着 リクエストソング   牡3  後藤浩輝
3着 エンブリオ      牡3  安部幸夫
4着 ベストメンバー    牡3  四位洋文
5着 キタサンガイセン  牡3  安藤勝己


<コメント>
   春のクラシックレース出走を目指しトライアルレースが本格的に行われる3月。その一方で牡馬の出世レースと位置付けられているのが、8日に東京競馬場で行われた共同通信杯と昨日、京都競馬場で行われたきさらぎ賞である。前者の勝ち馬として有名なのが、ナリタブライアンやエルコンドルパサー、後者はスペシャルウィークやネオユニヴァース等である。
  
  その、「西の出世レース」を今年制したのがリーチザクラウン。デビュー当時から騒がれた素質馬である。前走のラジオNIKKEI杯で敗れ、今回どんなレースをするのか注目されたが、スタートから先頭に立つと最後の直線でも他馬に影すら踏ませず、あっさりと逃げ切って大物の片鱗を見せ付けた。父はこのレースを制した後、ダービーなどGT4勝を上げた名馬スペシャルウィーク。現時点で脚質は違うものの、白と紫の勝負服、そして同じ騎手と父の姿と重ね合わせて見るファンも多いのではないだろうか。
  また、鞍上の武豊騎手はこれで3週連続重賞制覇。昨年は重賞で中々勝てず、落馬で骨折するなど散々な1年だったが、今年はこれまでの所、本来の調子を取り戻しているようである。果たしてこの後も重賞やGTレースを勝ちまくる事が出来るか。

  馬の名前の通り「クラウン(冠)」に手が届く所まで来た名馬の仔。この後はトライアルレースを挟まず皐月賞に直行するようだが、果たして父が成し得なかった皐月賞制覇を成し遂げる事が出来るか。そしてその先は・・・。春のクラシック戦線に向けて馬も騎手も非常に楽しみである。


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2009年02月15日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.6 【プロ野球 チーム紹介〜中日ドラゴンズ〜】

  2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの6回目。今回は2007年に日本一となる等、落合監督が就任してほぼ毎年優勝争いに絡んでいる中日ドラゴンズを紹介したいと思う。


【抜けた投打の軸を誰が埋めるかが上位進出へのカギか?】
◎2009年キャンプ地情報
・1軍・・・沖縄・北谷(2月1日〜3月1日)
・2軍・・・沖縄・読谷(2月1日〜3月1日)


  かつて、リーグ優勝してから次の優勝までに一定の期間を要すると言うのがドラゴンズのパターンだった。だが、落合監督が就任した2004年以降、2度のリーグ優勝に日本一1度とほぼ毎年優勝争いに名を連ねている。昨シーズンはAクラスを確保したものの、ジャイアンツとタイガースには水を開けられた。(クライマックスシリーズでは、タイガースを破っているが・・・。)
  今シーズンは川上投手、ウッズ選手、中村(紀)選手といった投打の軸が抜けた穴を誰が埋めるのかが、覇権奪回への大きなポイントとなるであろう。

  投手陣では、ベテランの山本昌投手が昨シーズン通算200勝を達成しチームトップの11勝を上げるなど元気だった。今シーズンも活躍が期待されるが、ベテランを投手陣の軸に託すようでは心もとない。川上投手に代わる軸として誰がのし上がるのか。朝倉、中田、小笠原と言った投手に期待が懸かるが、逆にこれらの投手が崩れるようだと苦しいシーズンになるだろう。抑えの岩瀬投手までの継投に例年以上に神経を使わなければならないシーズンになりそうだ。

  攻撃陣もウッズ、中村(紀)と言った一発を打てる選手が抜け、その代わりを務める選手が出てくるのか。それとも荒木、井端と言った機動力を使える選手を中心に一発に頼らない攻撃に転換するのか。主力選手がベテランの域に達しているだけに若手の台頭が待たれる。平田、堂上、新井と言った期待の若手がレギュラーに定着出来るかもポイントになりそうだ。

  全体的に大きな転換点を迎えている今シーズンのドラゴンズ。上位チームと違うと言えば、賛否両論はあるにせよWBCの代表候補に上がっている選手がおらず、大会終了後の選手のコンディションに気を使う必要が無い事である。落合監督が、覇権奪回の為に果たしてどんな采配を振るうのだろうか。

  次回は千葉ロッテマリーンズを紹介する。



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2009年02月12日

世界との距離は・・・縮まらないのか?【サッカー 2010年W杯アジア最終予選】

  サッカーの2010年南アフリカW杯アジア最終予選が11日、各地で行われ、グループ1の日本はホームでオーストラリアと対戦し0−0の引き分けに終わった。日本は前半から何度となく相手陣内に攻め込んだが、詰めが甘くオーストラリアの強固なディフェンスを崩す事が出来なかった。
  また、グループ1のもう1試合、ウズベキスタン×バーレーンは1−0でバーレーンが勝利を収めた。グループ1は各国4試合を消化し、勝ち点10でオーストラリアがトップを守り、日本は勝ち点8の2位、以下バーレーン、カタール、ウズベキスタンの順となっている。

  一方、グループ1以上に熾烈な争いとなっているグループ2は、北朝鮮がサウジアラビアを1−0で下し、韓国とイランは1−1で引き分けた。グループ2も各国4試合を消化し勝ち点8の韓国がトップ、勝ち点7の北朝鮮が2位で、以下イラン、サウジアラビア、UAEの順となっている。

  日本は3月28日、ホームでバーレーンと対戦する。

【試合結果】
◎グループ1
日 本 0−0  オーストラリア

バーレーン     1−0  ウズベキスタン

◎グループ2
北朝鮮   1−0  サウジアラビア


イラン    1−1  韓 国  

太字はホーム


【順位表】
◎グループ1
1オーストラリア  10
2日 本        8
3バーレーン     4
4カタール       4
5ウズベキスタン   1

◎グループ2
1韓 国      8
2北朝鮮      7
3イラン       6
4サウジアラビア 4
5UAE       1

数字は勝ち点。グループ1の3、4位は得失点差による。

<コメント>
  「W杯最終予選の大一番」、「因縁の相手」等と試合前からマスコミが騒ぎ立てたオーストラリア戦。一歩引いて考えると、この試合に仮に負けてもグループの順位に影響する訳ではないし、逆に勝ったとしてもW杯本大会に行ける訳でもない。確かに大事な一戦ではあるのだが、この先まだ険しい道が続く、予選の一試合に過ぎないと言う見方も出来る。(「険しい」と書くと、グループ2の各国サポーターから怒られそうなくらい緩い坂道ではあるのだが・・・。)
  
  今回の相手、オーストラリアはメンバーのほとんどが欧州のクラブチームに所属しており、怪我で主力の一部が欠場した事や調整期間が短かった事を差し引いても、世界との距離を測る物差しとしては絶好の相手である。真剣勝負であるW杯予選でこのようなチームと対戦出来るだけでも有難い事である。特にW杯前に行われるコンフェデレーションズ杯に出場できない事を考えるとなおさらである。

  さて、世界との距離を測るべくオーストラリアに挑んだ岡田ジャパンだが、結果はスコアレスドロー。この予選だけの事を考えると、日豪双方にとって満足行く結果ではないにしろ、不幸な結果とはならなかった。満足度と言う点ではオーストラリアの方が高かったとは思われるが・・・。

  試合を振り返ってみると、日本のディフェンスは概ね合格点を上げても良い内容だったと思う。コンディションが良くなかったせいか、相手があまり攻めて来なかった事もあるが、危ない場面は殆どなかった。ドイツW杯で苦しめられた1トップのケーヒルに仕事をさせず、最近の試合で見せていた自陣ゴール前での連係の不安定さも見られなかった。前線からプレッシャーをかける事も出来ていたと思う。

  しかし、世界と言う視点で見ると攻撃に関してはまだその域に達しているとは言えない。世界と比べてフィジカル面で劣る日本が短いパスを繋いで、サイドを崩すと言うコンセプトは間違っていないと思う。この試合でもパスが繋がりサイドの崩しも出来ていた。しかし、相手の守備陣に脅威を与えたかと言うとそうとも言えなかった。相手は日本の攻撃を見切ったかのように冷静に対応していた。攻め立ててはいたが攻撃が単調だった為、得点を奪えると言う雰囲気を感じ取る事は出来なかった。リスクが伴う事を承知の上で、特に相手の運動量が落ちた後半にゴール付近でもっと仕掛けるとか、相手の嫌がるプレーをしつこくやれば突破口を見い出せたかも知れない。日本がドイツW杯でやられたように・・・。

  ディフェンス面では通用する部分が多かった反面、サイドからのクロスの精度、攻撃する際のスピード&リズムの変化、そしてゴールへの執着心など・・・。攻撃面では、世界と戦う為に課された宿題が多い事を認識させられた試合でもあった。

  世界との距離を測る戦いの次は、敵地で傷付けられたプライドを取り戻す戦いである。大きな意味を持つ一戦になる次のバーレーン戦。勝てばW杯本大会へ大きく前進するし、万が一負けるような事があれば順位は変わらないものの、中東2カ国と共に混戦の泥沼にはまる可能性すらある。6月に「赤道越え」の過酷な遠征を控えている事を考えると、そして最近ホームで勝てていない事を考えると、今度こそ負けは許されない戦いとなる岡田ジャパン。果たして「岡田」の看板は守られるのだろうか。





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2009年02月11日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.5  【プロ野球 チーム紹介〜北海道日本ハムファイターズ〜】

  2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの5回目は、本拠地を北海道に移してからAクラスに定着し、2006年、2007年にはリーグ連覇も果たした北海道日本ハムファイターズを紹介したいと思う。


【中継ぎ陣の整備がペナント奪還へのポイントか?】

◎2009年キャンプ地情報
・1軍・・・沖縄・名護(2月1日〜27日)
・2軍・・・沖縄・国頭村(2月1日〜24日)

  本拠地を北海道に移してから毎年好成績を収めている日本ハム。各選手が咋シーズンのような働きを見せれば、そこそこ良い成績を収めるような気がする一方でこれと言った強調材料もない。リーグ優勝の為には、いわゆるチームのウリとなる材料が欲しいところである。


  投手陣は、チームのみならず球界の顔に成長したダルビッシュ投手が中心。問題は彼に続く投手が出て来るかどうか。スウィーニや多田野、武田などコマは揃っているが、勝ち切れる投手となるとどうか。抑えだったマイケル中村投手が抜けただけに、今まで以上に先発投手陣に負担が掛かる。中継ぎ陣の整備や誰を抑えにするのか。優勝を争う上で急務となる課題は多い。個人的には同郷の江尻投手の活躍に期待したい。

 攻撃陣も稲葉選手や森本選手、巨人から移籍した二岡選手などアベレージヒッターが揃っている。これまで打線の繋がりで局面を変えて来たが、その反面一発で劇的に局面を変えられるバッターがいないのがこのチームにとって悩ましいところ。手薄になった投手陣への援護が昨年以上に増えてきそうな今シーズン。外国人にその役割を託す手もあるが、将来的な事を考えると日本人に担って欲しいというのがファン始め関係者の願いかも知れない。咋シーズン鳴り物入りで入団したものの、一度も表舞台に立つ事が出来なかった中田翔選手が、プロの水にも慣れたであろう今シーズン、果たしてそれを担えるまでに成長するのか。

  2008年に西武に奪われたリーグチャンピオンの座を奪い返し、熱狂的なファンを喜ばす事が出来るか。シーズンが佳境に差し掛かる夏を短くするのも長くするのも選手の頑張り次第である。

次回は中日ドラゴンズを紹介する。
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2009年02月09日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.4  【プロ野球 チーム紹介〜阪神タイガース〜】

  プロ野球のキャンプも中盤に差し掛かり、シートバッティングに一線級の投手が登板したり、紅白戦が行われたりと各球団実戦的な練習が行われている。

  さて、2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの4回目は、真弓監督に代わって昨シーズンの悔しい思いを晴らす事が出来るか注目される阪神タイガースを紹介したいと思う。


【球場も監督も一新!!待たれる若虎の出現】

◎2009年キャンプ地情報
・1軍・・・沖縄・宜野座(2月1日〜17日)
     高知・安芸(2月19日〜3月3日)
・2軍・・・高知・安芸(2月1日〜22日) 

  星野氏が勝ち癖を植え付け岡田前監督がそれを定着させて、かつてのような弱いイメージは払拭されたタイガース。昨シーズンもリーグ優勝に手が届く所に位置し、ほぼ間違いなく先頭でゴールテープを切るだろうと思われていた。しかし後半、特に北京五輪が始まった辺りから雲行きが怪しくなり、もたついている間に後ろから猛追して来た長年のライバル、ジャイアンツにその座を奪われた。ライバルに奪われたリーグチャンピオンの座を奪い返せるかどうかは、ここ数年チームを支えて来たベテランを押しのける若手がどれだけ出てくるかどうかに懸かっていると思う。

  投手陣では昨年ブレークした岩田投手に期待が懸かる。昨シーズンのチーム勝ち頭である安藤投手(13勝)、下柳投手(11勝)に続く10勝をマークした。今シーズンどこまで勝ち星を上積み出来るか。藤川投手がタイガースの絶対的な抑えである事は誰もが認める所だが、WBCの代表に選ばれれば、シーズン中のピッチングに影響が出ないとも限らない。昨年の北京五輪終了後がそうだった、。今まで以上に先発投手陣の踏ん張り具合がカギを握るシーズンになりそうだ。

  投手陣以上にメンバーが近年固定化しているイメージのある攻撃陣。金本、矢野と言ったベテラン選手に代わり、チームの顔となるような選手が出てくるかどうか。そろそろチームの顔としてて表に出て来ても良いような気がする鳥谷選手や一昨年ブレークした桜井選手などに期待が集まる。また昨年不振だった今岡選手の巻き返しにも注目したい。

  今シーズンから指揮を執る真弓監督。その手腕に熱烈なタイガースファンは注目している事だろう。新装なった甲子園球場で果たしてどんな采配を振るうのだろうか。

 次回は、北海道日本ハムファイターズを紹介する。


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2009年02月08日

迷える女王 答えを探し求める旅は続くのか? 【フィギュアスケート女子 四大陸選手権】

〜スポーツナビ より〜
 バンクーバー冬季五輪テスト大会を兼ねたフィギュアスケートの四大陸選手権第3日は6日、当地のパシフィック・コロシアムで女子の自由演技などが行われ、浅田真央(愛知・中京大中京高)は、176.52点で3位にとどまり、連覇は果たせなかった。この日の自由では1位となったが、ショートプログラム(SP)6位の出遅れが響いた。
 SP1位の金妍児(韓国)が自由3位ながら、189.07点で逃げ切って初優勝した。SP4位の村主章枝(AK)は6位、鈴木明子(邦和スポーツランド)は8位だった。


【四大陸選手権総合成績】
1位キム・ヨナ (韓 国) 189.07(SP1位 フリー3位) 
2位ロシェット (カナダ) 183.91(SP2位  フリー2位)
3位浅田真央 (日 本) 176.52 (SP6位 フリー1位)

<コメント>
  ジュニア時代から続く金選手と浅田選手のライバル対決。昨年行われたグランプリファイナルでは、金選手の母国韓国の地で浅田選手が逆転し優勝を収めたが、今季2度目となる直接対決は金選手が雪辱を果たした。
  
  今シーズン、グランプリファイナルでは2度のトリプルアクセルに成功したものの、ジャンプの精度を追求する過程の段階なのか全体的にジャンプで精彩を欠いている感のある浅田選手。怪我による調整不足もあって、今大会はSPで信じられないミスを連発し6位と出遅れた。だが、フリーで演技の構成を落とし安全策を取ったものの3位まで順位を上げたのは女王の意地だろうか。今大会は勝ち負けと言うよりも、現在の自分の位置を見極める大会。果たしてジャンプに悩む女王が、バンクーバ五輪の出場枠が懸かる世界選手権で確固たる答えを見つけ出して、五輪シーズンとなる来季に迷い無く繋げる事が出来るだろうか。

   一方、その浅田選手とは対照的に今シーズン好調な金選手。フリーの演技でジャンプに失敗したもののSPの貯金がモノを言って逃げ切った。バンクーバー五輪プレ大会と位置付けられた大会で勝てたのは大きな収穫である。怪我に悩まされたシーズンもあったが、第2のホームとなる練習拠点を置くカナダで行われるオリンピックに向けて、今は迷い無しと言ったところか。

  ライバル対決としてメディアがこぞって取り上げる2人の女王。真の女王を決めるオリンピックに向けて、ますますヒートアップしそうだが、どんなエンディングが用意されているのだろうか。





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2009年02月06日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.3  【プロ野球 チーム紹介〜オリックス・バファローズ〜】

  プロ野球、2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの3回目。今回は、昨シーズン投手陣の活躍で久々にAクラスに入ったオリックス・バファローズを紹介したいと思う。


【昨年の勢いを持続できるか?そして「あの人」が投手陣の味方に・・・】 

◎2009年キャンプ地情報

・1軍・・・沖縄・宮古島(2月1日〜21日)   
      高知(2月24日〜3月2日)
・2軍・・・沖縄・宮古島(2月1日〜28日) 

  万年Bクラスだったオリックス。昨シーズン序盤もそんな雰囲気を醸し出す戦いが続いていたが、コリンズ監督が退き大石監督(当時は監督代行)に指揮が委ねられた途端、まるで別のチームに生まれ変わったかのような快進撃を続けた。久々にAクラスの座を獲得して初めてクライマックスシリーズにも出場した。
  昨年のペナントレース展望の記事で、ローズ、カブレラの長距離砲が爆発すれば他チームにとって脅威となる、と言うような事を書きその通りになったが、投手陣の活躍までは予想出来なかった。新人王を獲得した小松投手に引っ張られるように他に3人の投手が2桁の勝ち星を上げ、試合の最後を締める抑え投手の存在(加藤投手)と併せて躍進を遂げたチームの原動力となった。

 今シーズンもチームの浮沈のカギを握るのはやはり投手陣の出来だろうか。一方、攻撃の方はローズ、カブレラの一発頼みでは昨シーズンのようにはいかないような気がする。この2人が打ち出したら止めるのは難儀な事だとは思うが、他のチームのマークは当然厳しくなるだろう。そう言う意味ではソフトバンクで活躍した大村選手が移籍した事で攻撃のバリエーションを増やす事が出来るかもポイントとなりそうだ。

  それとキャンプに入って話題となっているが、投手陣に今シーズンから強力な援軍が加わった。日本の選手が海を渡るきっかけを作った野茂英雄氏がテクニカルアドバイザーに就任した事である。キャンプだけでなく、シーズン中もチームの中に入って指導すると言う事で、若い選手が多い投手陣にとっては心強い存在になると思う。
 
  昨シーズンの躍進が単なる勢いだったのか、それとも本物の強さなのか。真価が問われる大石軍団2年目のシーズンが始まろうとしている。

 次回は阪神タイガースを紹介する。


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2009年02月05日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.2  【プロ野球 チーム紹介〜読売ジャイアンツ〜】

  プロ野球、2009年ペナントを争う各チームの動向を紹介するシリーズの2回目。今回は、昨年セリーグを制した読売ジャイアンツを紹介したいと思う。 


【世代交代に成功した球界の盟主 黄金時代の再来はあるのか?】

◎2009年巨人キャンプ地
・全班・・・宮 崎(2月1日〜25日)

   昨年、日本一は逃したもののリーグ2連覇を果たし、黄金時代の再来を予感させたジャイアンツ。その要因となったのが生え抜きの若手選手の成長である。これまでチームを支えて来た上原、清水、二岡を他チームに放出したが戦力ダウンは微塵も感じない。原監督がある講演会で、リーグ5連覇を掲げるなど鼻息が荒いのも分かる気がする。

   かつて豊富な資金力をバックに各球団の主力選手を獲得し補強して来たが、最近は育成に重きを置く球団の方針から、例年騒がせていたストーブリーグも静かだった。
  
   その中でもポスト松井の呼び声が高い太田選手が注目を集めている。右と左の違いはあるが体格は松井選手のそれと遜色ない。評論家のコメントを見ると、特に守備を中心に技術的にはまだ注文が多く、現時点でルーキー時の松井選手と比較するのは可哀相な気もするが、育て方次第で球界を代表するスラッガーに成り得る素材である事は間違いないだろう。スター不在のプロ野球界だが久々のスター誕生となるか。

   リーグ3連覇、そして悲願の日本一を目指すジャイアンツ。戦力の充実ぶりは今更語る事もないだろう。中軸の一発だけでなく、鈴木選手ら機動力も使える攻撃陣。そして3年連続最多勝を目指すグライジンガーなどを擁する先発投手陣と、日本ハムから移籍したマイケル中村を加え厚みを増した中継ぎ陣。他球団も羨むラインナップである。それぞれの選手が昨年並の働きを見せ、歯車が噛み合えばリーグ3連覇も視野に入ってくるだろう。原監督が語った「リーグ5連覇構想」ももしかしたら夢物語ではないのかも知れない。

   不安材料は西武同様、WBCに派遣される選手のその後の反動と、勝っても増えない視聴率が原因で減っていく野球中継か。例年、目の色を変えて打倒巨人に躍起になる各球団のマークを若い選手がどうかいくぐるのかも見ものである。それと、例年スタートダッシュに失敗する傾向にあるだけに、ゴールデンウィーク辺りまでにどれだけ勝ち星を重ねる事が出来るかもポイントになるだろう。個人的にはここ数年、不本意な成績が続いている木佐貫投手のピッチングに注目したい。


 次回はオリックス・バファローズを紹介する。


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2009年02月04日

バーレーンで負った傷を癒すには丁度良かったか? 次こそ真価が問われる岡田ジャパン!! 【サッカー 国際親善試合フィンランド戦】

 サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップが4日、東京・国立競技場で行われ、フィンランド代表と対戦した日本代表は岡崎の2得点などでフィンランドを5−1で下し、バーレーン戦の鬱憤を晴らすと共にW杯最終予選のオーストラリア戦に弾みをつけた。
  W杯アジア最終予選A組の日本は、11日に同組で最大のライバルとなるオーストラリアとホーム(横浜・日産スタジアム)で対戦する。


【試合結果】
日 本  5−1  フィンランド
(得点者)
前15分 岡 崎
前32分 岡 崎
前44分 香 川
後 5分 ポロカラ 
後12分 中 沢
後42分 安 田 

<コメント>
  11日に対戦するオーストラリア戦を想定して行われた今回のフィンランド戦。フィンランドと言えばスキー、特にクロスカントリーやジャンプが盛んな国である。逆にサッカーが強いと言うイメージはあまりなく、有名な選手で誰がいるかと聞かれてもピンと来ないが、そのフィンランドを率いているのが、かつてJリーグの神戸等で指揮を執った事があるバクスター氏である。
  今回来日したメンバーを見ると、かつてヨーロッパのビッククラブで活躍したリトマネン選手以外は代表経験の浅い選手ばかりである。先日の練習試合でJ2の湘南相手に精彩を欠き、果たしてオーストラリア戦の予習の教材に適しているのか疑問視する声も聞かれる中で試合は行われた。

  11日のオーストラリア戦は前売りが完売するなどスタンドが満員になる事が予想されているが、この試合はテストマッチである事や平日と言う事もあり、空席が目立った。最近の代表人気の落ち込みを考えると仕方のない事か。

  さて「仮想オーストラリア」と言う事でマッチメークされたフィンランド。確かに高さでは日本を上回っていたが、その高さが脅威に感じる事は余り無かった。厳しいディフェンスをする訳でもなく、日本は割と自由にパスを回す事が出来ていた。5−1と言うスコアも当然と言えば当然と言う感じの試合内容だったように思う。岡崎選手が上げた2得点は、何れも相手の裏を突いて上げた得点だが、パスの出し手と受け手の連係が上手く行ったと言える。しかしW杯最終予選で未だ無失点のオーストラリアのデフィフェンスを考えると今回のようなチャンスはそう何度も訪れる事は無いだろう。   
  フィンランドが「仮想オーストラリア」に値する教材だったかと言われると全体的には物足りなさを感じたが(高さに慣れると言う点では良かったと思う。)、先日バーレーンの地で負った傷を癒すにはちょうど良い相手だったのかも知れない。

  逆に不安を拭い去る事が出来なかったのが、日本のディフェンス。今回も起きた相手セットプレーからの失点や、ゴール前でマークが甘くなる等、ゴール付近での不安定さが時折見られる最近の代表戦だが、この試合もそうだった。代表経験豊富な川口、楢崎両選手がいない今回は、ゴール付近の連係がウィークポイントと思われ、オーストラリアも執拗に狙って来るような気がする。残り短い期間でどこまで修正出来るか。
  
  W杯最終予選の話しをすると、6月に赤道越えの特攻ツアーが組まれている事を考えると11日のオーストラリア戦、3月のバーレーン戦が非常に重要な意味を持つ。どちらもホームで行われる試合であり、ここで良い結果を出してW杯本戦出場の道筋を付けておきたい所である。

  11日に対戦するオーストラリアは怪我をしている主力何人かが来日しないものの強い事に変わりは無い。「ヨーロッパ5人衆」が加わる岡田ジャパンが果たしてどんな戦いをするのか。グループトップの座を懸けた戦いが間もなく始まろうとしている。





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2009年02月03日

球春到来!!2009年プロ野球チーム紹介 Vol.1  【プロ野球 チーム紹介】

  日本のメジャースポーツがシーズンオフの2月はスポーツに関するネタが少ない。そんな中、球春が間近に迫っている事を予感させる選抜高校野球の出場校が先日発表されたのに続き、今月1日からブロ野球のキャンプも始まり12球団がチャンピオンフラッグを目指して始動した。
  また、今年は3月に世界一を争う戦い、WBCも控えており連覇の期待が懸かる日本の代表候補に挙がっている「SAMURAI」は、いつもより早い仕上がりを見せていると言われている。

  そこで本紙では何回かに分けて2009年のペナントレースを戦う各球団の動向について紹介したいと思う。1回目の今回は、昨シーズン日本、アジアを制した西武ライオンズ。

【成長を続ける若手!!2連覇へ戦力充実】
◎2009年西武キャンプ地
A班・・・ 宮崎・南郷(2月1日〜26日)
B班・・・ 埼玉・所沢(2月1日〜8日)
      高知・春野(2月10日〜24日)

  昨シーズン日本一に輝き、その後行われたアジアシリーズも制するなど充実した1年を過ごしたライオンズ。伸び盛りの若手が多いチームにとって多くの経験を積んだ1年だった。リーグ、そして日本一連覇に向けて、これと言った補強をする事無くほぼ同じ陣容で連覇に挑む。

  投の中心は松坂の背番号18を引き継いだ涌井投手。昨シーズンは辛うじてフタ桁に白星を乗せたが、チームの勝ち頭を2年目の岸投手に譲るなどエースにとっては満足行く内容ではなかった。本人が1番そう思っているだろう。果たして今シーズン、どこまで勝ち星を積み重ねる事が出来るか。その涌井を凌ぐ大車輪の活躍を見せた岸投手。マークが厳しくなるであろう今シーズン。そのマークをかいくぐる事が出来るか。彼等を操る細川捕手のリードにも注目したいところだ。
 
  一方、打の方は咋シーズン活躍した片岡、中島、中村と言った選手が中心となる。一発もあり機動力もある打線は他チームにとって脅威だろう。本塁打の多さの割に打率が低かった中村選手が、打率を上げて常に4番に座るようだと更に手強さが増す。3年連続盗塁王を目指す片岡は盗塁数をどこまで伸ばす事が出来るかも興味を引く点である。

  上に挙げた選手の殆どがWBCの代表候補に名を連ねており、例年よりもハイペースで調整している。その反動でシーズンに入り、特に中盤以降、息切れするのが不安材料ではある。そう言った意味では脇を固める他の選手の活躍も連覇する為には必要不可欠である。近年、目立った成績を残していない西口選手や巨人から移籍した清水選手らベテランがどんなプレーをするのか。そして2年目を迎える渡辺監督が各チームのマークが厳しくなる中でどんな手綱さばきを見せチームを引っ張って行くのか。

次回は読売ジャイアンツを紹介する。


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