【3回戦結果】
前橋育英(群馬) 1−0 香川西(香川)
国学院久我山(東京B) 7−1 那覇西(沖縄)
滝川第二(兵庫) 3−0 近大和歌山(和歌山)
鹿島学園(茨城) 3−1 情報科学(大分)
鹿児島城西(鹿児島) 7−1 宇都宮白楊(栃木)
広島皆実(広島) 1−0 作 陽(岡山)
四日市中央工(三重) 0−0 筑陽学園(福岡)
(P.K4−2)
大 津(熊本) 3−2 藤枝東(静岡)
【準々決勝組合せ】
◎駒 沢
前橋育英×国学院久我山
広島皆実×四日市中央工業
◎三ツ沢
鹿島学園×大 津
滝川第二×鹿児島城西
<コメント>
年末から首都圏各地で行われている全国高校サッカー選手権大会。例年だと夢の舞台である国立競技場のピッチに立てるのは準決勝に勝ち進んだ4チーム(開幕試合を除く)だが、今年はラグビーの全国大学選手権決勝と重なった為、決勝に勝ち進む2チームのみその権利が与えられる。そのチケット獲得まで後2つ。例年より少し遠い夢舞台に立てるのは果たしてどのチームなのか。
昨年のこの大会のチャンピオンで、今夏埼玉で行われたインターハイでも優勝した流経大柏は全国行きのキップを勝ち取る事無く敗れ去り、その流経大柏とインターハイの優勝を分け合った市立船橋は初戦敗退。更に昨年準優勝の藤枝東や帝京と言った古豪もベスト8に残る事は出来なかった。Jリーグに属するチーム或いはそれを目指すチームが各地に存在し、かつてのような地域間格差が無いに等しい現状では珍しい事ではないのだろうが、昔を知るファンにとっては少し寂しさを感じるのではないだろうか。
さてベスト8に残った顔ぶれを見ると、ここまで爆発的な攻撃力で相手を圧倒して来た鹿児島城西と国学院久我山の強さが目立っている。Jリーグ入りが決まっている鹿児島城西の大迫選手(鹿島アントラーズ入りが内定)と国学院久我山の田邉選手(FC東京入りが内定)がこの後どれだけゴールを量産するのか。順当に勝ち進めば両者は準決勝で対戦する。
この他、今夏行われたインターハイでベスト4に入り今大会でも3回戦で藤枝東を破った熊本の大津や、実力校滝川第二、初戦P.K戦で帝京を破った広島皆実などがどのような戦いをするのか。大会はいよいよクライマックスを迎えようとしている。
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