勝ったマンチェスターUは21日、南米王者のリガ・デ・キトと世界一を懸けて対戦する。一方、敗れたG大阪は同日、3位の座を懸けて北中米カリブ海王者のパチューカ(メキシコ)と対戦する。決勝、3位決定戦とも横浜国際総合競技場で行われる。
【準決勝試合結果(18日)】
マンチェスターU 5−3 G大 阪
(得点者)
前28分 ビディッチ
前45分 C・ロナウド
後28分 山 崎
後30分 ルーニー
後33分 フレッチャー
後34分 ルーニー
後40分 遠 藤(P.K)
後46分 橋 本
<コメント>
試合の行われた18日は会社の忘年会と重なりリアルタイムで見る事が出来ず昨晩、録画したVTRを見た後で記事を書こうと思ったら設備障害とやらで記事を更新する事が出来ず・・・。と言う訳で記事の更新が今日になった。
昨シーズンの欧州チャンピオンズリーグ王者で世界有数のタレントを誇るマンチェスターU。プロ野球で言えば、イチローや松井(秀)、松坂が一緒のチームにいるようなものだが、日本のプロ野球でそれらの選手をまとめて引き受ける事が出来るチームは恐らくないだろう。改めてプレミアリーグの資金力に驚かされるのだが、そのチームにアジア王者のG大阪がどのように挑むのか注目された。
試合は序盤こそG大阪が積極果敢にゴールを狙ったが、マンチェスターUが、まるで横綱が平幕力士の突っ張りを上手くさばくかのように相手の攻撃をかわすと、エンジンが温まったのか徐々に攻撃力を増してG大阪にプレッシャーを掛けた。特に1点を返されてからの怒涛のゴールラッシュは圧巻だった。この試合でベンチスタートとなったてルーニーは、交代してから立て続けに2得点を上げたが、シュートを打ったのはこの2本だけ。改めてこのチームでの存在感を見せ付けた。
G大阪もアグレッシブな攻撃で3得点上げて、終盤で得たP.Kで遠藤×ファンデルサールの対決が見られるなど、ファンを飽きさせないサッカーが出来たと思うが、その反面、マンチェスターUを本気にさせたのは1点返してからのほんの数分だったような気がする。願わくばもう少し早い時間帯に点を取って、長い時間本気にさせて欲しかったような気もするが、個々の差が歴然としている現状では酷な事か。(もしかしたらあれでも本気ではなかったのかも知れないが・・・。)
自分達のサッカーをして敗れたG大阪。しかし、世界基準のチームとの対戦は何かしらの手応えを掴んだのも事実だろう。今大会、3位決定戦は残っているものの、世界基準を追い求めるには、その扉であるACLに出場し王者で居続ける事が必要である。昨年出場した浦和レッズもそれを目指したが叶わず出直しとなった。明日の3位決定戦もそうだが、次回のACL出場権がまだ手元に無いG大阪が、この大会で掴んだ手応えを生かして、クラブW杯後に行われる天皇杯で勝ち抜けるかにも注目したい。
TOPPS プレミア・ゴールド2007 ~FAプレミアリーグオフィシャルサッカートレーディングカード~(BOX) 販売元 : Amazon.co.jp おもちゃ 価格 : ¥ | |
マンチェスター・ユナイテッド オフィシャルDVD マンチェスター・ユナイテッド チャンピオンズ・テクニック 販売元 : Amazon.co.jp DVD 価格 : ¥ | |

→欧州王者×南米王者の戦いが今から楽しみだ、と言う方はクリックをお願いします。