フィギュアスケートの世界女王、浅田真央(18)=愛知・中京大中京高=が29日、東京・国立代々木競技場で行われたグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯の女子で合計191・13点を出して圧勝し、GPシリーズ上位6選手で争うファイナルに4年連続で進出した。GPファイナルには浅田真の他、中野友加里(プリンスホテル)と安藤美姫(トヨタ自動車)が進出を決めた。
NHK杯で浅田は2006年以来の優勝。日本選手で最多のGP通算勝利数を6に伸ばし、12月11日に韓国の高陽で開幕するファイナルで、3連覇を狙うライバルの金妍児(韓国)と今季初めて直接対決する。
<コメント>
GPシリーズ最終戦となったNHK杯は、表彰台を独占した日本人の強さが際立つ結果となった。
その中でも浅田選手の滑りは特筆すべきものがあった。フリーの演技でトリプルアクセルを2回跳ぶと公言し、2回目こそ回転不足と判定されたが、攻める気持ちが出て来た事は今後に繋がるだろう。全力を出し切ったと言う満足感が、演技終了後の笑顔に表れていたような気がする。(最後のお手つきはご愛嬌か。)
この後はGPファイナルで、今季好調のライバルキム・ヨナ選手との直接対決が待ち受けている。フランス大会の時の滑りでは、今シーズン追いつく事は出来ないだろうと思われていたライバルの影が大きく見えてきたのではないだろうか。両者の戦いが今から楽しみである。
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